JP2002176343A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
の位相を調整することによりジッターを減少させた、複
数のクロック信号を出力する半導体集積回路装置を提供
すること。 【解決手段】 発振信号aを分周する分周手段12にタ
イミング調整手段T1を設け、少なくとも立ち上がりタ
イミングを異にする複数のクロック信号a,dを出力す
る。
Description
路、分周器などを有し、複数のクロック信号を出力する
半導体集積回路装置に関するものである。
複数のクロック信号が必要とされることが多く、このた
め源発振信号およびこれを分周して、複数のクロック信
号を出力するように構成された半導体集積回路装置(以
下、IC、という)が用いられている。
するIC40の構成を示す図であり、図9は、その波形
を示す図である。
f1の源発振信号aを発生する。D型フリップフロップ
(以下、FF、という)42は、データ入力端子Dに反
転出力Qが接続され、クロック入力端子Cに源発振信号
aが入力され、出力端子Qから源発振信号aを2分周し
た2分周信号b(周波数f2=f1/2)を発生する。
すなわち、D型FF42は2分周回路を構成している。
4分周器43は、FF回路、ゲート回路等から構成さ
れ、源発振信号aを4分周した4分周信号c(周波数f
3=f1/4)を発生する。また、8分周器44は、同
様にFF回路、ゲート回路等から構成され、源発振信号
aを8分周した8分周信号d(周波数f4=f1/8)
を発生する。
b,c,dが、それぞれバッファ45〜48を介して、
IC40の各出力端子から、クロック信号clk1〜c
lk4として、それぞれ各負荷回路に供給される。
dは、源発振信号aを分周したものであり、図9のよう
に、それらの立ち上がり周期、立ち下がり周期は、分周
器などの遅延時間の差を無視すれば、各分周数ごとに一
致することになる。
記号Cで示すように、それぞれ入力容量を伴う負荷回路
が接続されており、また、その配線接続に伴う浮遊容量
・寄生容量も有しているので、負荷となる容量の値が大
きい。このため、源発振信号aおよび各分周信号b〜d
の立ち上がりにはIC40内部の電源電位Vccと共通
の電源線から充電され、またその立ち下がりにはIC4
0内部のグランド電位Gndと共通のグランド線に放電
される電流値は比較的大きな値になる。このように、充
放電電流が大きいと、IC40に給電する電源線および
グランド線の電圧変動も大きくなってしまう。
ち下がり時点t1〜t11ごとに、その瞬間のみIC内
部の電源電位Vcc、グランド電位Gndの変動(揺
れ)が大きくなってしまう。特に、時点t1,t5,t
9のように、その立ち上がりがそろってしまう時点で
は、IC内部の電源電位Vccの変動はさらに大きくな
る。
び立ち下がり時点に、IC内部の電源電位Vcc、グラ
ンド電位Gndの変動が、大きくなることにより、発振
器41,各分周回路42〜44の入力閾値レベルが影響
を受けて、各分周出力などに位相の揺らぎ、すなわちジ
ッターが増加してしまうという問題があった。
から形成する複数のクロック信号の位相を調整すること
によりジッターを減少させた、複数のクロック信号を出
力する半導体集積回路装置を提供しようとするものであ
る。
半導体集積回路装置は、発振信号を分周する1或いは2
以上の分周手段を備え、前記発振信号或いは前記分周手
段により形成された分周信号を含む複数のクロック信号
を出力する半導体集積回路装置において、前記分周手段
のうちの所要の分周手段にタイミング調整手段を設け、
少なくとも立ち上がりタイミングを異にする複数のクロ
ック信号を出力可能としたことを特徴とする。
よれば、発振信号を分周する分周手段にタイミング調整
手段を設けているから、出力される複数のクロック信号
の少なくとも立ち上がりのタイミングが一致することが
防止できる。これにより、IC内部の電源電位、グラン
ド電位の変動(揺れ)が減少され、各クロック信号の低
ジッター特性を得ることができる。
置は、請求項1記載の半導体集積回路装置において、前
記複数のクロック信号は、その周波数が1、1/2、1
/4の比率となるクロック信号を含むことを特徴とす
る。
よれば、1/2,1/4,1/8の分周比のクロック信
号が、タイミングを重畳させることなく出力されるか
ら、ディジタル信号処理に好適である。
置は、請求項1、2記載の半導体集積回路装置におい
て、少なくとも1つの選択スイッチ手段を設け、前記複
数のクロック信号のうちの少なくとも1つのクロック信
号は、同一周波数で位相が異なるように、前記スイッチ
手段で選択可能であることを特徴とする。
よれば、クロック信号の出力位相を選択可能としたこと
により、遅延時間が問題となる高周波のクロック信号に
おいても、実際のICに適したクロック信号の組み合わ
せを選択し、出力することができる。
置は、請求項1〜3記載の半導体集積回路装置におい
て、クロック信号用の出力端子間に、コンデンサが接続
された電源端子を設け、その電源端子から前記クロック
信号の発生回路部に電源を供給することを特徴とする。
よれば、複数のクロック信号の負荷容量を2分する出力
端子間位置に電源端子を設け、かつ電源端子にコンデン
サを設けることにより、クロック信号相互間の干渉を低
減することができる。
例と共に説明する。
る、複数のクロック信号を出力するIC10の構成を示
す図であり、図2は、その波形を示す図である。
aに示されるような、周波数f1の源発振信号aを発生
する。この源発振信号aが、バッファ15を介してIC
10の出力端子から、1つのクロック信号clk1とし
て、負荷回路(図示していない)に供給される。
転出力Qが接続され、クロック入力端子Cに源発振信号
aが入力され、出力端子Qから源発振信号aを2分周し
た2分周信号b(周波数f2=f1/2)が、図2のb
に示されるように、発生される。すなわち、D型FF1
2は2分周回路を構成しており、その立ち上がりタイミ
ングは、時点t1,t5・・のように、源発振信号aの
立ち上がりタイミングと同期している。
に、インバータ13とD型FF14とからなるタイミン
グ調整手段T1が設けられている。このタイミング調整
手段T1は、2分周信号bがD型FF14のデータ入力
端子Dに入力され、源発振信号aがインバータ13で反
転された信号cがクロック入力端子Cに入力され、その
結果出力端子Qから、図2のdに示されるような、遅延
された2分周信号dが出力される。
は、時点t2,t6・・のように、源発振信号aの立ち
上がりタイミングとはその半サイクル分だけずれてい
る。この2分周出力dが、バッファ16を介してIC1
0の出力端子から、クロック信号clk2として負荷回
路(図示していない)に出力される。
k1,clk2は、周波数f1の源発振信号aと、2分
周した周波数f2の2分周信号dとなるが、この2つの
クロック信号の立ち上がり位相は互いに源発振信号aの
半サイクル分だけずれているから、クロック信号の立ち
上がり時の電流は時間的に重畳することがない。従っ
て、IC10の電源電位Vccの変動は、単一出力の場
合の変動と同等のものとなるから、複数のクロック信号
を出力するICにおいて、この変動によるクロック信号
のジッターは、従来のものに比べて低減される。
源発振信号aと2分周信号dとの2つのクロック信号c
lk1,clk2の立ち下がり位相は同期することとな
る。従って、両クロック信号clk1,clk2の立ち
下がり時に、負荷回路とか、その配線接続に伴う浮遊容
量・寄生容量からIC10内部のグランド電位Gndに
同時に放電され、グランド電位Gndの変動(揺れ)が
大きくなってしまうことが考えられる。しかし、クロッ
ク信号の位相としては、通常その立ち上がり位相を利用
する場合が多く、この場合にはその立ち下がり位相に多
少のジッターが含まれてもそれほど問題とはならない。
この第1の実施の形態における、複数のクロック信号を
出力するICは、そのような用途に対して、十分に利用
可能である。
上がりは同期しているが、2分周信号bはIC10の内
部信号であり、その静電容量は各出力線の負荷容量に比
べて大幅に小さいので、電源電位Vccの変動に与える
影響は殆どない。
る、複数のクロック信号を出力するIC10の構成を示
す図であり、図4は、その波形を示す図である。この第
2の実施の形態では、複数のクロック信号を出力するI
C20において、各クロック信号の立ち上がり位相とと
もに、立ち下がり位相をも互いにずらせるように構成し
て、立ち上がりおよび立ち下がり位相のジッターをとも
に低減するようにしている。
aに示されるような、周波数f1の源発振信号aを発生
する。この源発振信号aは、この実施の形態では、IC
20のクロック信号としては、出力されていない。
2と同様に構成され、源発振信号a(周波数f1)を2
分周した2分周信号b(周波数f2=f1/2)が、図
2のbに示されるように、発生される。この2分周信号
bの立ち上がりタイミングは、時点t1,t5・・のよ
うに、源発振信号aの立ち上がりタイミングと同期して
いる。
3とD型FF24とからなるタイミング調整手段T1が
設けられている。このタイミング調整手段T1は、2分
周信号bがD型FF24のデータ入力端子Dに入力さ
れ、源発振信号aがインバータ23で反転された信号c
がクロック入力端子Cに入力され、その結果出力端子Q
から、図4のdに示されるような、遅延された2分周信
号dが出力される。
は、時点t2,t6、t10・・のように、源発振信号
aの立ち上がりタイミングとはその半サイクル分だけず
れており、また、その2分周信号dの立ち下がりタイミ
ングは、時点t4,t8、t12・・のように、源発振
信号aの立ち下がりタイミングと同期している。この2
分周出力dが、バッファ30を介してIC20の出力端
子から、クロック信号clk1として負荷回路(図示し
ていない)に出力される。
から構成され、源発振信号aを4分周した4分周信号e
(周波数f3=f1/4)を発生する。この4分周信号
eの立ち上がりタイミングは、時点t1,t9、t17
・・のように、源発振信号aの立ち上がりタイミングと
同期している。
からなるタイミング調整手段T2が設けられている。こ
のタイミング調整手段T2は、4分周信号eがD型FF
26のデータ入力端子Dに入力され、源発振信号aがク
ロック入力端子Cに入力され、その結果出力端子Qか
ら、図4のfに示されるような、4分周信号fが出力さ
れる。
は、時点t3,t11、t19・・のように、2分周信
号dの立ち上がりタイミングt2,t10,t18とは
源発振信号aの半サイクル分だけずれている。また、そ
の4分周信号fの立ち下がりタイミングは、時点t7,
t15、t23・・のように、2分周信号dの立ち下が
りタイミングt8,t16,t24とは源発振信号aの
半サイクル分だけずれている。この4分周出力fが、バ
ッファ31を介してIC20の出力端子から、クロック
信号clk2として負荷回路(図示していない)に出力
される。
ゲート回路等から構成され、源発振信号aを8分周した
8分周信号g(周波数f4=f1/8)を発生する。こ
の8分周信号gの立ち上がりタイミングは、時点t1,
t17・・のように、源発振信号aの立ち上がりタイミ
ングと同期している。
とD型FF29とが直列接続されたタイミング調整手段
T3が設けられている。このタイミング調整手段T3
は、まず8分周信号gがD型FF28のデータ入力端子
Dに入力され、源発振信号aがクロック入力端子Cに入
力され、その出力端子Qから、図4のhに示されるよう
な、8分周信号hが出力される。続いて、8分周信号h
がD型FF29のデータ入力端子Dに入力され、源発振
信号aがクロック入力端子Cに入力され、その出力端子
Qから、図4のiに示されるような、8分周信号iが出
力される。
発振信号aの2周期分遅延されるから、その立ち上がり
タイミングは、時点t5,t21・・のように、2分周
信号dの立ち上がりタイミングt2,t6,t10とは
源発振信号aの半サイクル分だけずれており、また4分
周信号fの立ち上がりタイミングt3,t11,t19
・・とは源発振信号aの1サイクル分だけずれている。
また、その8分周信号iの立ち下がりタイミングは、時
点t13・・のように、2分周信号dの立ち下がりタイ
ミングt12・・とは源発振信号aの半サイクル分だけ
ずれており、また4分周信号fの立ち下がりタイミング
t15・・とは源発振信号aの1サイクル分だけずれて
いる。この8分周出力iが、バッファ32を介してIC
20の出力端子から、クロック信号clk3として負荷
回路(図示していない)に出力される。
ンバータ23とD型FF24とからなるタイミング調整
手段T1を介して、2分周出力dを得、源発振信号aを
4分周し、D型FF26からなるタイミング調整手段T
2を介して、4分周出力fを得、さらに源発振信号aを
8分周し、D型FF28とD型FF28とからなるタイ
ミング調整手段T3を介して、8分周出力iを得て、そ
れぞれクロック信号clk1〜clk3として、負荷回
路(図示していない)に出力している。
ク信号clk1〜clk3は、立ち上がりタイミングお
よび立ち下がりタイミングとも全て、異なったタイミン
グとされているから、クロック信号の立ち上がり時の電
流、および立ち下がり時の電流は、ともに時間的に重畳
することがない。
グランド電位Gndの変動は、単一出力の場合の変動と
同等のものとなるから、複数のクロック信号を出力する
ICにおいて、この変動によるクロック信号のジッター
は、従来のものに比べて低減される。特に、本実施の形
態のICは、クロック信号の立ち上がり位相とともに、
立ち下がり位相をも利用する回路へのクロック信号の供
給用として、有効である。
T3は、いずれも源発振信号aの立ち上がりないし立ち
下がりのタイミングでD型FF24,26,28,29
にラッチされた信号d,f,iが、IC20からのクロ
ック信号clk1〜clk3となるから、その前段の分
周器22,25,27で生じたジッターを完全に吸収す
る機能をも果たしている。この分周器22,25,27
で生じるジッターは、通常それ自体小さいものである
が、これらが吸収されることにより、さらに安定した位
相のクロック信号を得ることができる。
イミング調整手段T2を削除し、かつタイミング調整手
段T3の一方のD型FF(たとえばD型FF29)を削
除することもできる。この場合、IC20から出力され
るクロック信号ck1〜clk3は、図4の、2分周出
力信号d、4分周出力信号eおよび8分周出力信号hが
出力されることになる。
ロック信号ck1〜clk3は、立ち上がりタイミング
および立ち下がりタイミングとも全て、異なったタイミ
ングとなり、クロック信号の立ち上がり時の電流、およ
び立ち下がり時の電流は、ともに時間的に重畳すること
がない。従って、IC10の電源電位Vccおよびグラ
ンド電位Gndの変動は、単一出力の場合の変動と同等
のものとなるから、複数のクロック信号を出力するIC
において、この変動によるクロック信号のジッターは、
従来のものに比べて低減される。
力にインバータ回路を挿入して、それぞれの分周出力
f,hのタイミングを、源発振信号aの半サイクル分ず
らすようにしてもよい。
クを必要とするが、特にDVD用途では、音声信号のサ
ンプリング速度が48kHz、96kHz、192kH
zとされており、それらの処理クロックとして1、1/
2、1/4の周波数比率のクロック信号が同時に必要と
される場合が多い。また、音声信号の出力用D/A変換
器の場合、その前段のディジタル処理部では変換用クロ
ック周波数の2倍、或いは4倍の周波数のクロックを用
いて信号処理を行うことが行われる。したがって、第2
の実施の形態で示したような、1/2,1/4,1/8
の分周比の組み合わせは使用されることが多く、本発明
のように、出力される1/2,1/4,1/8の分周比
のクロック信号clk1〜clk3を、タイミングを重
畳させることなく出力するIC20は、ディジタル信号
処理に好適に適用することができる。
る複数のクロック信号を出力するIC10Aの構成を示
す図である。
をインバータ17により反転し、この反転信号/a(/a
は、aの反転を示す。他の記号も同様。なお、各図中で
は、アッパーラインで示している)と源発振信号aとを
スイッチ19−1で選択して出力するように構成してい
る。同様に、D型FF12の2分周信号bをインバータ
18により反転し、この反転信号/bと遅延された2分
周信号dとをスイッチ19−2で選択して出力するよう
に構成している。スイッチ19−1,19−2は、IC
10Aの切り替え入力端子s1、s2に切り替え信号を
与えることにより、外部から選択的に切り替えられる。
に他の信号波形とともに示している。その他の構成は、
図1と同様であるので、再度の説明は省略する。
用される回路素子などの遅延時間は無視できるものとし
て説明している。多少の遅延時間がある場合でも、源発
振信号やクロック信号周波数が比較的低い場合には、そ
の遅延時間を考慮に入れなくとも所期の動作を果たすこ
とができる。
ば、200MHz)の場合には、クロック信号のタイミ
ング調整に用いている分周器、FF回路、インバータな
どの素子の遅延時間や、IC内の配線による遅延時間が
無視できないものとなる。
k2は、源発振信号aと遅延された2分周信号dとの固
定的な組み合わせだけでは、各信号経路における遅延時
間の差によっては、予定した時間差を保持することがで
きなかったり、最悪の場合には時間差がなくなって、位
相(変化点)が重なってしまうことも発生することにな
る。
ク信号clk1、clk2の出力位相を選択可能とした
ものであり、その出力位相の選択は外部からの指令によ
ってスイッチ19−1,19−2を切り替えることによ
って行う。この図5の例では、源発振信号aと遅延され
た2分周信号dの組み合わせの外に、源発振信号aと反
転信号/bの組み合わせ、反転信号/aと2分周信号dの
組み合わせ、及び反転信号/aと反転信号/bの組み合わ
せのいずれかを選択することが可能である。
として、実際のICに適した信号の組み合わせを選択
し、出力することができる。
る複数のクロック信号を出力するIC20Aの構成を示
す図である。
bをインバータ33により反転し、この反転信号/bと
遅延された2分周信号dをスイッチ34で選択して、ク
ロック信号clk1として出力するように構成してい
る。スイッチ34は、IC20Aの切り替え入力端子s
3に切り替え信号を与えることにより、外部から選択的
に切り替えられる。
とともに示している。その他の構成は、図1と同様であ
り、また、素子遅延による問題点などは図5の第3の実
施に形態で説明したのと同様である。
ク信号clk1の出力位相を選択可能としたものであ
り、その出力位相の選択は外部からの指令によってスイ
ッチ34を切り替えることによって行う。このクロック
信号clk1として選択して出力される反転信号/bと
2分周信号dは、その元の信号である2分周信号bに対
して、それぞれ50%(1/2周期)の位相ずれ及び2
5%(1/4周期)の位相ずれを持っている。
についてのみ出力位相を選択可能としているが、他のク
ロック信号clk2、clk3についても同様に選択ス
イッチを設けて、同様に出力位相を選択するように構成
しても良い。例えば、クロック信号clk2では、4分
周信号eと遅延された4分周信号fとを切り替えるよう
にしてもよいし、クロック信号clk3では、8分周信
号gと遅延された8分周信号iとを切り替えるようにし
てもよい。また、各分周信号をインバータ回路で反転さ
せてから利用してもよい。このようにすることにより、
クロック信号ckl1〜clk3の信号位相の組み合わ
せを幅広く選択することができる。
る複数のクロック信号を出力するIC20Bの構成を示
す図である。
は、ピン数制限により電源数が制限されるが、この実施
の形態はその制限下でも複数クロックによる干渉を低減
するようにしたものである。
線42を、各クロック信号出力用バッファ30、31,
32に対して共通に配置し、その電源配線41とグラン
ド配線42に外部端子から電源電位Vccとグランド電
位Gndを供給する電源端子を設ける。電源配線41と
グランド配線42から、バッファ30、31,32を含
むクロック信号の発生回路部に電源を供給する。この電
源端子は、複数のクロック信号の負荷容量を2分する出
力端子間位置に設けることがよい。この例では、クロッ
ク信号clk1の出力端子とクロック信号clk2の出
力端子との間に設けられている。また、電源配線41と
グランド配線42間にコンデンサ43を配置する。な
お、その他の構成は、他に実施の形態(例えば、図3,
図6など)と同様である。
号の負荷容量を2分する出力端子間位置に設けることに
より、コンデンサ43を設けたことと相俟って、クロッ
ク信号相互間の干渉を低減することができる。
余裕があれば、図7に破線で示すように、他の電源電位
Vccとグランド電位Gndを供給する電源端子を設
け、コンデンサ44を設けることができる。このように
複数の電源を設ける場合には、各電源端子の配置を、複
数のクロック信号の負荷容量をできるだけ均等に負担で
きるような出力端子間位置にすることがよい。
のクロック信号を出力するICに、発振器11,21を
内蔵させることとしているが、これに代えて、発振器は
IC外部に設けて、その発振信号を源発信信号aとし
て、ICに入力するように構成することもできる。
る場合のみを示しているが、IC20B内のコンデンサ
の容量値はあまり大きくできないので、コンデンサ4
3,44と並列に、外部でコンデンサを接続するように
すれば更によい。
れば、発振信号を分周する分周手段にタイミング調整手
段を設けることにより、出力される複数のクロック信号
の少なくとも立ち上がりのタイミングが一致することが
防止できる。これにより、IC内部の電源電位、グラン
ド電位の変動(揺れ)が減少され、各クロック信号の低
ジッター特性を得ることができる。
ば、1/2,1/4,1/8の分周比のクロック信号
が、タイミングを重畳させることなく出力されるから、
ディジタル信号処理に好適である。
ば、クロック信号の出力位相を選択可能としたことによ
り、遅延時間が問題となる高周波のクロック信号におい
ても、実際のICに適したクロック信号の組み合わせを
選択し、出力することができる。
ば、複数のクロック信号の負荷容量を2分する出力端子
間位置に電源端子を設け、かつ電源端子にコンデンサを
設けることにより、クロック信号相互間の干渉を低減す
ることができる。
ロック信号を出力するICの構成を示す図。
ロック信号を出力するICの構成を示す図。
ロック信号を出力するICの構成を示す図。
ロック信号を出力するICの構成を示す図。
ック信号を出力するICの構成を示す図。
成を示す図。
Claims (4)
- 【請求項1】 発振信号を分周する1或いは2以上の分
周手段を備え、前記発振信号或いは前記分周手段により
形成された分周信号を含む複数のクロック信号を出力す
る半導体集積回路装置において、 前記分周手段のうちの所要の分周手段にタイミング調整
手段を設け、 少なくとも立ち上がりタイミングを異にする複数のクロ
ック信号を出力可能としたことを特徴とする半導体集積
回路装置。 - 【請求項2】 前記複数のクロック信号は、その周波数
が1、1/2、1/4の比率となるクロック信号を含む
ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 少なくとも1つの選択スイッチ手段を設
け、前記複数のクロック信号のうちの少なくとも1つの
クロック信号は、同一周波数で位相が異なるように、前
記スイッチ手段で選択可能であることを特徴とする請求
項1、2記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項4】 クロック信号用の出力端子間に、コンデ
ンサが接続された電源端子を設け、その電源端子から前
記クロック信号の発生回路部に電源を供給することを特
徴とする請求項1〜3記載の半導体集積回路装置。
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Cited By (3)
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