JP2002176262A - 多層プリント配線板及びその製造方法 - Google Patents

多層プリント配線板及びその製造方法

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JP2002176262A
JP2002176262A JP2000371114A JP2000371114A JP2002176262A JP 2002176262 A JP2002176262 A JP 2002176262A JP 2000371114 A JP2000371114 A JP 2000371114A JP 2000371114 A JP2000371114 A JP 2000371114A JP 2002176262 A JP2002176262 A JP 2002176262A
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hole
land
plating
wiring board
base core
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Yoshimasa Tashiro
義昌 田代
Masashi Miyazaki
政志 宮崎
Hiroshi Yukiyanagi
博司 幸柳
Ryuji Yamada
竜司 山田
Kazuhiro Takano
千啓 高野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】微細な導体パターンを容易に形成可能な直上ビ
ア・ビルドアップ構造の多層プリント配線板及びその製
造方法を提供することにある。 【解決手段】複数の導体層を有するベースコア部3に貫
通孔を設けた後、この積層板表面及び上記貫通孔内にめ
っき1を施す。貫通孔の周囲以外のめっき1を除去し
て、貫通孔部に仮ランド4を形成する。ベースコア部3
の表面に、フルアディティブ工法により、本ランド9B
を形成すると共に、配線9Aを形成する。このベースコ
ア部3の表面にビルトアップ層10を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層プリント配線
板及びその製造方法に係り、特に、ビルドアップ配線基
板に用いるに好適な多層プリント配線板及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルドアップ配線基板は、従来の多層配
線基板と比較し、微細配線及びビアホールが形成できる
ことから、配線容量の大幅な向上が可能となり、ベアチ
ップ実装及びCSP(Chip Size Package)等を搭載する
多層プリント配線基板として普及してきている。ビルド
アップ配線基板は、ベースコアと呼ばれる従来の多層配
線基板の製造方法により製造した多層配線基板と、ビル
ドアップ層と呼ばれる高密度導体層及び絶縁層により構
成される。
【0003】ベースコアの外層導体層の形成方法として
は、エッチング法により形成するのが一般的である。ま
た、ベースコア部の導体層間の電気的接続には、ドリル
等により貫通孔を設けた後、この貫通孔内にめっきを施
す方法が一般的である。ビルドアップ層導体層間及びビ
ルドアップ層導体層とベースコア外層導体層間の電気的
接続には、レーザ光により非貫通孔を設けた後、この非
貫通孔内にめっきを施すレーザビア法が一般的である。
また、ビルドアップ層絶縁材に感光性材料を用いて、写
真法により非貫通孔を設けた後、この非貫通孔内にめっ
きを施すフォトビア法も実用化されている。
【0004】貫通孔と非貫通孔の組み合わせにより、ビ
ルドアップ配線基板の任意の導体層間を電気的に接続す
ることが可能となる。貫通孔と非貫通孔の設置位置関係
としては、貫通孔と平面座標において同位置となる,い
わゆる直上ビア構造とした場合、各導体層の配線収容性
に優れたものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来の直上ビ
ア構造ビルドアップ配線板は、ベースコア部の穴埋めス
ルーホールの表面に導電性を付与するために、ベースコ
ア表面のパネルめっきの上に2次パネル銅めっきを施し
た後、エッチング法により、穴埋めスルーホールランド
及びベースコア外層配線を形成している。したがって、
エッチング対象となる導体層は、パネルめっきと2次パ
ネルめっき13を加えた厚さとなるため、導体厚さが厚
くなり、微細な導体パターンを形成するのが困難となる
という問題があった。
【0006】本発明の目的は、微細な導体パターンを容
易に形成可能な直上ビア・ビルドアップ構造の多層プリ
ント配線板及びその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、複数の導体層を有する積層板に貫
通孔を設けた後、この積層板表面及び上記貫通孔内にめ
っきを施し、上記貫通孔の周囲以外の上記めっきを除去
して、上記貫通孔部に仮ランドを形成し、上記積層板の
表面に、フルアディティブ工法により、上記仮ランドに
本ランドを形成すると共に、上記積層板の表面に配線を
形成し、この積層板の表面にビルトアップ層を形成する
ようにしたものである。かかる方法により、微細な導体
パターンを容易に形成し得るものとなる。
【0008】(2)また、上記目的を達成するために、
本発明は、複数の導体層を有し、穴埋めスルーホールを
有する積層板と、この積層板の表面に形成されためっき
レジストと配線とランドと、これらのめっきレジストと
配線とランドの表面に形成されたビルトアップ層とを備
えるようにしたものである。かかる構成により、微細な
導体パターンを容易に形成し得るものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1を用いて、本発明の一
実施形態による多層プリント配線板及びその製造方法に
ついて説明する。図1は、本発明の一実施形態による多
層プリント配線板の製造方法を示す工程図である。
【0010】最初に、図1(a)に示すように、ビルド
アップ配線基板のベースコア部3となる積層板は、例え
ば、FR−4、FR−5等の内層パターンを有するコア
基板をプリプレグを介して積層することにより製造す
る。次に、ドリル加工などにより貫通孔を設けた後、無
電解銅めっき等により積層板表面及び貫通孔内にパネル
銅めっき1を付与することにより、任意の層間を電気的
に接続する。次に、絶縁樹脂を印刷法により孔内に充填
させ、穴埋めスルーホール2を形成し、積層板表面を平
滑にする。なお、図示した積層板は、4層の例である
が、層数は4層に限定されることはない。
【0011】次に、図1(b)に示すように、ベースコ
ア部3の表面に形成されているパネル銅めっき1の内、
穴埋めスルーホール2の周囲の部分を残して、それ以外
の部分をエッチング法により除去し、仮ランド4を形成
する。仮ランド4の大きさとしては、製造上の誤差によ
り貫通孔にエッチングボイドが発生しない大きさとす
る。例えば、貫通孔径Dがφ0.3mmで、ランド形成
上の直径誤差Δdが0.02mm、貫通孔とランドの位
置合せ誤差Δaが0.05mm、ランド外周と貫通孔縁
の距離である残りランドの最小値sが0.01mmの場
合、仮ランド径(L)≧(D)+(Δd)+2×(Δa)+(s)
の計算式より求めることができ、(L)≧0.3+0.0
2+2×0.05+0.01から、仮ランド径は0.4
3mm以上が適当である。
【0012】次に、図1(c)に示すように、ベースコ
ア部3の表面にパラジウム等の触媒5を付与する。触媒
の付与は、ベースコア部3を薬液に浸漬することにより
行われる。次に、ベースコア部3の表面に、耐めっき性
の材料であるめっきレジスト6により、パターンを形成
する。貫通孔部に設けるめっきレジスト開口部の面積
は、製造上の誤差によりランド切れが発生しない大きさ
とする。例えば、仮ランド径Lがφ0.43mmで、ラ
ンド形成上の直径誤差Δddが0.01mm、仮ランド
4と穴埋めスルーホールランド8との位置合せ誤差Δa
aが0.03mmの場合、穴埋めスルーホールランド径
(TL)≧(L)+(Δdd)+2×(Δaa)の計算式より求
めることができ、穴埋めスルーホールランド径(TL)≧
0.43+0.01+2×0.03から穴埋めスルーホ
ールランド径(TL)は0.50mm以上が適当である。
なお、触媒付与及びめっきレジスト形成に先立ち、絶縁
樹脂の表面に微小な凹凸を形成することを目的に、過マ
ンガン酸溶液等を用いた粗化処理を実施してもよいもの
である。
【0013】次に、図1(d)に示すように、めっきレ
ジスト1の開口部の触媒5の表面に無電解銅めっきによ
るパターン銅めっき7を施す。フルアディティブ工法に
よって、ベースコア部3の表面スルーホール部に本ラン
ド9Bを形成し、同時に、ベースコア外層配線層9Aを
形成する。以上のように、パネル銅めっき1を除去した
上で、フルアディティブ工法によりベースコア外層配線
層9Aを形成することができるため、微細な導体パター
ンを容易に形成することができる。ここで、パターン銅
めっき7の厚さd2は、エッチング法で設けた仮ランド
4の導体厚さd1とパターン銅めっきの厚さd2の和
が、めっきレジスト6の厚さd3以下となる厚さが適当
である。例えば、仮ランド4の導体厚さd1が18μm
で、めっきレジスト6の厚さd3が33μmの場合、パ
ターン銅めっき7の厚さd2を15μm以下とする。ま
た、パターン銅めっき7の厚さd2は、(d3−d1)
以下の範囲で、インピーダンス整合性を考慮して、適当
な厚さとすることにより、インピーダンスコントロール
を容易に行うことができる。また、パターン銅めっき7
の厚さd2を、めっきレジスト6の厚さd3と仮ランド
4の導体厚さd1の差以下とすることにより、表面の凹
凸を小さくして、表面研磨等の平坦化処理を不要とする
ことができる。チップ製品等を載置する場合、所定の平
坦度が要求されるが、このような場合でも、平坦化処理
を不要とできるので、作業性を向上することができる。
なお、銅めっきの方法としては、無電解銅めっきのみで
行う場合の他に、無電解銅めっきあるいは無電解ニッケ
ルめっき等の無電解フラッシュめっきを施した後に、電
気銅めっきにより厚付けを行ってもよいものである。
【0014】次に、図1(e)に示すように、めっきレ
ジスト6を残したまま、ビルドアップ絶縁層10を形成
する。ビルドアップ絶縁層10は、例えば、スクリーン
印刷等によって形成される。次に、穴埋めスルーホール
ランド8の直上部にレーザビア法などにより非貫通孔で
あるビアホール11を設け、無電解銅めっき等により孔
内にめっきを施す。次に、エッチング法などにより、ビ
ルドアップ外層配線12を形成する。これによって、い
わゆる頂上ビア構造のビルドアップ配線基板を製造す
る。なお、ビルドアップ外層配線12の形成を、フルア
ディティブ工法によって行ってもよいものである。以上
説明したように、本実施形態によれば、パネル銅めっき
を除去して、仮ランドを形成し、フルアディティブ工法
によりベースコア外層配線及び本ランドを形成するよう
にしているので、微細な導体パターンを容易に形成する
ことができる。また、フルアディティブ工法により施す
めっき厚さd2を、めっきレジスト6の厚さd3と仮ラ
ンド4の導体厚さd1の差以下とすることにより、表面
の凹凸を小さくして、表面研磨等の平坦化処理を不要と
することができる。さらに、フルアディティブ工法で形
成されたベースコア部表面は平滑性に優れることから、
ビルドアップ絶縁層表面を平滑に形成することが容易と
なる。これにより、絶縁層厚さ不均一による導体層間絶
縁信頼性の低下を防止することが容易となる。
【0015】また、さらに、ビルドアップ層絶縁層を形
成した後、ランド直上部に非貫通孔を設け、非貫通孔内
にめっきを施すことにより、各導体層の配線収容性に優
れるいわゆる直上ビア構造の多層プリント配線板を得る
ことができる。次に、図2を用いて、本発明の他の実施
形態による多層プリント配線板及びその製造方法につい
て説明する。図2は、本発明の他の実施形態による多層
プリント配線板の製造方法を示す工程図である。なお、
図1と同一符号は、同一部分を示している。
【0016】最初に、図2(a)に示すように、ビルド
アップ配線基板のベースコア部3となる積層板は、例え
ば、FR−4、FR−5等の内層パターンを有するコア
基板をプリプレグを介して積層することにより製造す
る。次に、ドリル加工などにより貫通孔を設けた後、無
電解銅めっき等により積層板表面及び貫通孔内にパネル
銅めっき1を付与することにより、任意の層間を電気的
に接続するスルーホール2Aを形成する。なお、図示し
た積層板は、4層の例であるが、層数は4層に限定され
ることはない。
【0017】次に、図2(b)に示すように、ベースコ
ア部3の表面に形成されているパネル銅めっき1の内、
スルーホール2Aの周囲の部分を残して、それ以外の部
分をエッチング法により除去し、仮ランド4を形成す
る。仮ランド4の大きさとしては、製造上の誤差により
貫通孔にエッチングボイドが発生しない大きさとし、図
1の例と同様に、仮ランド径(L)≧(D)+(Δd)+2×
(Δa)+(s)の計算式より求めることができる。
【0018】次に、図2(c)に示すように、積層板3
の表面にめっきレジスト等の絶縁体13を、ラミネータ
及びプレス等によりラミネートすると同時に、スルーホ
ール2A内にも絶縁体を埋め込むことにより、埋め込み
スルーホール2も同時に形成する。ここで、絶縁体13
の厚さd4は、仮ランドの導体厚さd1以上の厚さにす
ることが望ましいものである。このように、ベースコア
に形成した貫通孔を、絶縁体のラミネートと共に埋め込
むことにより、フラット構造のベースコアを得ることが
できる。
【0019】次に、図2(d)に示すように、積層板3
の表面の絶縁体13を、仮ランド4の表面の位置まで、
機械研磨等により平滑に削り込む。このとき、仮ランド
4が研磨の停止層となるので、研磨を容易に行うことが
できる。
【0020】次に、図2(e)に示すように、ベースコ
ア部3の表面にパラジウム等の触媒5を付与する。触媒
の付与は、ベースコア部3を薬液に浸漬することにより
行われる。次に、ベースコア部3の表面に、耐めっき性
の材料であるめっきレジスト6により、パターンを形成
する。貫通孔部に設けるめっきレジスト開口部の面積
は、製造上の誤差によりランド切れが発生しない大きさ
とする。例えば、仮ランド径Lがφ0.43mmで、ラ
ンド形成上の直径誤差Δddが0.01mm、仮ランド
4と穴埋めスルーホールランド8との位置合せ誤差Δa
aが0.03mmの場合、穴埋めスルーホールランド径
(TL)≧(L)+(Δdd)+2×(Δaa)の計算式より求
めることができ、穴埋めスルーホールランド径(TL)≧
0.43+0.01+2×0.03から穴埋めスルーホ
ールランド径(TL)は0.50mm以上が適当である。
なお、触媒付与及びめっきレジスト形成に先立ち、絶縁
樹脂の表面に微小な凹凸を形成することを目的に、過マ
ンガン酸溶液等を用いた粗化処理を実施してもよいもの
である。
【0021】次に、図2(f)に示すように、めっきレ
ジスト1の開口部の触媒5の表面に無電解銅めっきによ
るパターン銅めっき7を施す。フルアディティブ工法に
よって、ベースコア部3の表面スルーホール部に本ラン
ド9Bを形成し、同時に、ベースコア外層配線層9Aを
形成する。以上のように、パネル銅めっき1を除去した
上で、フルアディティブ工法によりベースコア外層配線
層9Aを形成することができるため、微細な導体パター
ンを容易に形成することができる。ここで、パターン銅
めっき7の厚さd2は、エッチング法で設けた仮ランド
4の導体厚さd1とパターン銅めっきの厚さd2の和
が、めっきレジスト6の厚さd3以下となる厚さが適当
である。例えば、仮ランド4の導体厚さd1が18μm
で、めっきレジスト6の厚さd3が33μmの場合、パ
ターン銅めっき7の厚さd2を15μm以下とする。ま
た、パターン銅めっき7の厚さd2は、(d3−d1)
以下の範囲で、インピーダンス整合性を考慮して、適当
な厚さとすることにより、インピーダンスコントロール
を容易に行うことができる。また、パターン銅めっき7
の厚さd2を、めっきレジスト6の厚さd3と仮ランド
4の導体厚さd1の差以下とすることにより、表面の凹
凸を小さくして、表面研磨等の平坦化処理を不要とする
ことができる。チップ製品等を載置する場合、所定の平
坦度が要求されるが、このような場合でも、平坦化処理
を不要とできるので、作業性を向上することができる。
なお、銅めっきの方法としては、無電解銅めっきのみで
行う場合の他に、無電解銅めっきあるいは無電解ニッケ
ルめっき等の無電解フラッシュめっきを施した後に、電
気銅めっきにより厚付けを行ってもよいものである。
【0022】次に、図2(g)に示すように、めっきレ
ジスト6を残したまま、ビルドアップ絶縁層10を形成
する。ビルドアップ絶縁層10は、例えば、スクリーン
印刷等によって形成される。次に、穴埋めスルーホール
ランド8の直上部にレーザビア法などにより非貫通孔で
あるビアホール11を設け、無電解銅めっき等により孔
内にめっきを施す。次に、エッチング法などにより、ビ
ルドアップ外層配線12を形成する。これによって、い
わゆる頂上ビア構造のビルドアップ配線基板を製造す
る。なお、ビルドアップ外層配線12の形成を、フルア
ディティブ工法によって行ってもよいものである。以上
説明したように、本実施形態によれば、パネル銅めっき
を除去して、仮ランドを形成し、フルアディティブ工法
によりベースコア外層配線及び本ランドを形成するよう
にしているので、微細な導体パターンを容易に形成する
ことができる。また、フルアディティブ工法により施す
めっき厚さd2を、めっきレジスト6の厚さd3と仮ラ
ンド4の導体厚さd1の差以下とすることにより、表面
の凹凸を小さくして、表面研磨等の平坦化処理を不要と
することができる。さらに、フルアディティブ工法で形
成されたベースコア部表面は平滑性に優れることから、
ビルドアップ絶縁層表面を平滑に形成することが容易と
なる。これにより、絶縁層厚さ不均一による導体層間絶
縁信頼性の低下を防止することが容易となる。
【0023】また、さらに、ビルドアップ層絶縁層を形
成した後、ランド直上部に非貫通孔を設け、非貫通孔内
にめっきを施すことにより、各導体層の配線収容性に優
れるいわゆる直上ビア構造の多層プリント配線板を得る
ことができる。
【0024】また、ベースコアに形成した貫通孔を、絶
縁体のラミネートと共に埋め込むことにより、フラット
構造のベースコアを得ることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、直上ビア・ビルドアッ
プ構造の多層プリント配線板において、微細な導体パタ
ーンを容易に形成可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による多層プリント配線板
の製造方法を示す工程図である。
【図2】本発明の他の実施形態による多層プリント配線
板の製造方法を示す工程図である。
【符号の説明】
1…パネル銅めっき 2…穴埋めスルーホール 3…ベースコア部 4…仮ランド 5…触媒 6…めっきレジスト 7…パターン銅めっき 8…穴埋めスルーホールランド 9…ベースコア外層配線 10…ビルドアップ絶縁層 11…ビアホール 12…ビルドアップ外層配線パターン 13…絶縁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 幸柳 博司 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 (72)発明者 山田 竜司 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 (72)発明者 高野 千啓 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 Fターム(参考) 5E317 AA04 AA21 AA24 CC25 CC31 CC51 CD25 CD27 GG17 5E346 CC32 DD32 DD33 DD47 FF07 FF10 FF13 HH32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の導体層を有する積層板に貫通孔を設
    けた後、この積層板表面及び上記貫通孔内にめっきを施
    し、 上記貫通孔の周囲以外の上記めっきを除去して、上記貫
    通孔部に仮ランドを形成し、 上記積層板の表面に、フルアディティブ工法により、上
    記仮ランドに本ランドを形成すると共に、上記積層板の
    表面に配線を形成し、 この積層板の表面にビルトアップ層を形成することを特
    徴とする多層プリント配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】複数の導体層を有し、穴埋めスルーホール
    を有する積層板と、 この積層板の表面に形成されためっきレジストと配線と
    ランドと、 これらのめっきレジストと配線とランドの表面に形成さ
    れたビルトアップ層とを備えたことを特徴とする多層プ
    リント配線板。
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