JP2002176009A - レーザアニール結晶化in−situ解析装置 - Google Patents

レーザアニール結晶化in−situ解析装置

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JP2002176009A
JP2002176009A JP2000376562A JP2000376562A JP2002176009A JP 2002176009 A JP2002176009 A JP 2002176009A JP 2000376562 A JP2000376562 A JP 2000376562A JP 2000376562 A JP2000376562 A JP 2000376562A JP 2002176009 A JP2002176009 A JP 2002176009A
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raman
laser annealing
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Hirokatsu Yamaguchi
裕功 山口
Kiyoshi Ogata
潔 尾形
Takuo Tamura
太久夫 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】非晶質膜のレーザアニール結晶化過程において
膜微小部の観察像やラマンスペクトルをin−situ
に測定可能にする。 【解決手段】対物レンズに穴を穿ち、穴を通してエキシ
マレーザ光を膜に照射すると同時に、この対物レンズに
より反射光またはラマン光を分光器、検出器に導き、試
料状態を観測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】近年各種半導体素子におけ
る、結晶シリコン等の薄膜の形成プロセスとして、非晶
質薄膜にエキシマレーザ等を照射してアニールする方法
が多く用いられている。本プロセスにおいて作成された
膜の導電率等の特性は、結晶の粒径や方位などに依存す
る。そのため特性を向上させるには、アニール条件と結
晶の状態との相関を知ることが重要である。またエキシ
マレーザのパルス幅はnsのオーダであるため、アニー
ルによる結晶の生成過程をレーザの照射と同期してin
−situに追跡することが重要である。
【0002】結晶粒径は試料表面の顕微鏡像を観察する
ことで、結晶方位は種々の偏光方向について測定したラ
マン強度から求めることができる。また、アニール中に
表面が固体であるか液体であるかは反射率から、温度は
ストークスラマン光と反ストークスラマン光との強度比
から求めることができる。
【0003】本発明はレーザアニールにともなうこれら
の状態の変化をin−situに追跡する手段を提供す
るものであり、ひいては膜特性の向上に寄与するもので
ある。
【0004】
【従来の技術】エキシマレーザによる半導体薄膜の結晶
化過程をモニタする手法として、A. Compaan "Time Res
olved Raman Studies of Laser-excited Semiconductor
s" (NATO ASI Series, E, Applied Sciences, '83: No.
6)に記載のものがある。
【0005】これはアニール用のYAGレーザ光とラマ
ン光励起用の色素レーザ光とを互いに異なる角度で試料
に入射し、さらに別の角度でラマン光を取り出して測定
するものである。このラマン光のうちのストークス光と
反ストークス光との強度比から、アニール時の試料の温
度を求めるものである。
【0006】また、他の手法として、「シグマ光機総合
カタログ6−A」のA−31ページに記載のエキシマレ
ーザ用光学系がある。これはエキシマレーザを結像レン
ズを用いて試料上に照射するとともに、同じ結像レンズ
を用いて試料をCCDカメラで観察するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の公知例で
は、アニール用レーザ光の照射光学系、ラマン光測定用
レーザ光の照射光学系、及びラマン光の検出光学系は互
いに試料に対して異なる角度で配置されている。この光
学配置では各光学系の対物レンズの開口数を大きくでき
ない。このため、光学系の回折限界が大きくなり、高い
位置分解能を得ることができない。例えばマイクロメー
タサイズの結晶粒の状態を観測しようとすると、分解能
が足りない。
【0008】もちろん、アニール後に試料を顕微鏡下に
移動して、表面の状態を観察したり、ラマンスペクトル
を得ることは可能であるが、これではnsオーダのパル
ス幅で照射されるエキシマレーザによるアニール過程の
試料状態をin−situに観測することはできない。
【0009】また、上記第2の公知例のように、エキシ
マレーザ照射光学系と試料観察光学系とでレンズを共用
する方式では、光学部品の配置や結像性能の関係で、実
際の生産工程の中に本光学系を組み込むことが難しい。
【0010】本発明の目的は、試料をレーザアニールす
る過程を光学的にin−situ観測する手段を与え、
かつ実際の生産工程に本光学系を組込み可能にすること
にある。例えば、アニール過程における試料表面の反射
率、ラマンスペクトル、蛍光スペクトル、赤外吸収スペ
クトルや放射等の測定を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、対物レンズに貫通穴を穿った。アニー
ル用のレーザ光はこの穴を通して試料に照射される。ま
た、反射光、ラマン光、蛍光、放射はこの対物レンズに
より分光器、検出器に導かれる。
【0012】本発明の作用を図1により説明する。2は
非晶質薄膜、3は対物レンズ、4は貫通穴、6は集光レ
ンズ、10はエキシマレーザ光、20は反射光またはラ
マン光、2Dは瞳径、2θは瞳のなす角、2dは貫通穴
径、WDは作動距離である。対物レンズの回折限界Lは
一般に知られているように、次式(数1)により与えら
れる。
【0013】
【数1】 L=0.61λ/NA (数1) λは波長、NAはレンズの開口数を表す。NAは次式
(数2)で与えられる。
【0014】
【数2】 NA=nsinθ (数2) nは対物レンズから試料までの空間を満たす媒質(通常
は空気)の屈折率、2θは試料から見た対物レンズ瞳の
なす角である。
【0015】λを可視光の最も長波長側である700n
mとしたとき、NAの種々の値に対するLの値は次のよ
うになる。
【0016】 NA=0.3 のとき L=1.4μm NA=0.4 のとき L=1.1μm NA=0.5 のとき L=0.9μm NA=0.6 のとき L=0.7μm NA=0.7 のとき L=0.6μm NA=0.8 のとき L=0.5μm NA=0.9 のとき L=0.5μm これから、1μmの分解能を得るためにはNAが0.4
5以上、0.5μmの分解能を得るためには0.8以上
の対物レンズを用いれば良いことがわかる。一般に市販
されている対物レンズで、倍率が50倍、NAが0.8
の対物レンズは、作動距離WDが3mm程度である。ま
た、瞳のなす角2θは106°である。したがって、対
物レンズ3をよけて非晶質薄膜2にエキシマレーザ光を
照射しようとすると、入射角が大きくなり、実際の生産
工程とは異なる照射条件となってしまう。
【0017】本発明では、対物レンズ3に貫通穴4を穿
っている。上記の対物レンズ3において、瞳径2Dは
【0018】
【数3】 2D=WD/NA×2=3mm/0.8×2=7.5mm (数3) である。これに、径2dが1〜2mmの貫通穴4を穿っ
ても、これは瞳の径2Dと比べて小さく、結像性能には
それほど大きな影響を与えない。また、アニール用のエ
キシマレーザ光10は通常広い照射面積を均一に照射す
ることが重要である。このため、レーザスポット径を小
さく絞る必要はなく、エキシマレーザ用の集光レンズ6
のNAは小さくてもかまわない。したがって、この集光
レンズ6と非晶質薄膜2との間隔は大きくても良く、上
記貫通穴4を通してエキシマレーザ光10を照射するよ
うな光学系にしても問題はない。
【0019】なお、図1の対物レンズでは貫通穴4の径
は1〜2mmであるが、エキシマレーザ光10の径をさ
らに大きくしたい場合は、瞳径2Dと作動距離WDとの
比率を変えずに、全体のサイズを大きくすれば、結像性
能は同じに保つことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下本発明の実施の
形態を図2により説明する。本実施例はエキシマレーザ
光で試料をアニールする過程の試料表面の可視光による
像をin−situ観察するものである。1は基板、2
は非晶質薄膜、3は対物レンズ、4は貫通穴、5は穴明
き鏡、6は集光レンズ、7はビームホモジナイザ、8は
ビームエクスパンダ、9はエキシマレーザ、10はエキ
シマレーザ光、11は結像レンズ、12は半透明鏡、1
3は空間フィルタ、14は照明光源、15はイメージイ
ンテンシファイヤ付CCDカメラ、16はゲートパルス
発生器である。
【0021】エキシマレーザ9から出た光は、ビームエ
クスパンダ8及びビームホモジナイザ7により均一な強
度分布をもつビームとなる。集光レンズ6によりこれは
集束ビームとなり、穴明き鏡5の穴と対物レンズ3の貫
通穴4を通過して、非晶質薄膜2に集光照射される。こ
れにより試料の結晶化を行う。
【0022】一方、照明光14は空間フィルタ13によ
り、中心部が遮蔽されたのち、半透明鏡12により結像
レンズ11に入射し、平行光となる。これは、穴明き鏡
5で反射された後、対物レンズ3により、非晶質薄膜2
に照射される。試料からの反射光は上記光路を逆行し、
半透明鏡12を透過して、イメージインテンシファイヤ
付CCDカメラ15に入射する。対物レンズ3は作用で
述べたものと同じNAが0.8のものであり、0.5μ
mの空間分解能を有する。
【0023】ゲートパルス発生器16はエキシマレーザ
9とイメージインテンシファイヤ付CCDカメラ15と
にゲートパルスを送る。エキシマレーザ9のゲート時刻
からイメージインテンシファイヤ付CCDカメラ15の
ゲート時刻までの遅延時間を種々に設定することによ
り、レーザアニール結晶化過程の種々の段階における試
料の表面状態を観察することが可能である。
【0024】また、イメージインテンシファイヤ付CC
Dカメラ15の代りにストリークカメラを用いることも
可能である。ストリークカメラのゲート信号はゲートパ
ルス発生器16から送る。これにより、得られる反射率
の例を図3に示す。横軸tは時刻で、エキシマレーザ9
の照射時刻を0としている。縦軸Iは強度である。I
1、I2、I3は試料上の3つの位置における反射光強
度をあらわす。反射光強度の弱いところは液化した状態
を、強いところは固化した状態を表す。これから、試料
上の各点における液相から固相への遷移状況を知ること
ができる。
【0025】このように本発明によれば、アニール用の
レーザ光学系に制限を受けることなく、nsオーダのレ
ーザアニール過程における試料上の0.5μm程度の領
域の反射率を、in−situに測定することが可能で
ある。
【0026】(実施例2)以下図4を用いて、実施例2
に付いて説明する。本実施例は、レーザアニール過程に
おけるラマンスペクトルをin−situ観察するもの
である。1は基板、2は非晶質薄膜、3は対物レンズ、
4は貫通穴、5は穴明き鏡、6は集光レンズ、7はビー
ムホモジナイザ、8はビームエクスパンダ、9はエキシ
マレーザ、10はエキシマレーザ光、11は結像レン
ズ、12は半透明鏡、13は空間フィルタ、24はYA
Gレーザ、25は分光器、15はイメージインテンシフ
ァイヤ付CCDカメラ、16はゲートパルス発生器であ
る。
【0027】本実施例における、エキシマレーザアニー
ルの光学系は実施例1と同じである。
【0028】ラマン光の励起にはパルス発振するYAG
レーザ24を用い、ラマンスペクトルを得るために分光
器25を用いる。ラマン光の励起用にパルスレーザを用
いることは、強度の弱いラマン光をアニール時間内に集
中的に測定するのに有効な方法である。エキシマレーザ
9、YAGレーザ24、イメージインテンシファイヤ付
CCDカメラ15の動作タイミングはともにゲートパル
ス発生器16により制御される。パルス発振するYAG
レーザ24と、イメージインテンシファイヤ付CCDカ
メラとを、エキシマレーザ9の発光から同一の遅延時間
後動作させることにより、エキシマレーザアニールの種
々の段階における試料のラマンスペクトルを取得するこ
とができる。
【0029】ところで、YAGレーザ24のパルス幅は
通常は可変でないが、イメージインテンシファイヤ付C
CDカメラ15のゲート幅は可変である。従って、この
ゲート幅の設定次第で測定の時間分解能を自由に設定で
きる。
【0030】本実施例中の、分光器25としてイメージ
ングスペクトログラフを用いれば、イメージインテンシ
ファイヤ付CCDカメラ15上で試料上の複数箇所のラ
マンスペクトルを同時に取得することも可能である。
【0031】また、実施例1で述べたように、イメージ
インテンシファイヤ付CCDカメラ15の代りにストリ
ークカメラを用いれば、エキシマレーザ光照射を基準と
する時刻とラマン光強度との関係を一度の測定で取得す
ることが可能である。
【0032】また図1のレンズ系6を半導体装置の生産
設備で用いられている光学系に置き換えることも可能で
ある。すなわち、半導体装置生産設備のエキシマレーザ
照射光学系の中に穴明き鏡5と対物レンズ3とを挿入
し、レーザアニール中の膜の状態をラマン分光により把
握することもできる。これにより、アニール工程の管理
を行うことが可能である。
【0033】ここで、アモルファスシリコン、結晶シリ
コンのラマン光の波数はそれぞれ480及び520cm
−1である。したがって、分光器25としてこの両者を
分離して測定可能な分解能をもつものを用いれば、アニ
ールによる結晶化の程度を観測することが可能である。
また、さらに高分解能で、0.1〜0.2cm−1の分
解能を有する分光器を用いれば、試料の応力を測定する
ことも可能である。
【0034】本実施例と同じ構成で、分光器25の分解
能や波長を変えることにより、試料の蛍光スペクトルや
赤外吸収スペクトル、放射スペクトル等を測定すること
も可能である。これらのデータからアニール中の試料の
温度を求めることも可能である。
【0035】このように本発明によれば、アニール用の
レーザ光学系に制限を受けることなく、nsオーダのレ
ーザアニール過程における試料上のマイクロメータ領域
のラマンスペクトル、蛍光スペクトル、赤外吸収スペク
トル、放射等を、in−situに測定することが可能
である。
【0036】(実施例3)以下、図5を用いて実施例3
を説明する。本実施例は実施例1を試料上の1点測定に
特化したもので、実施例1のイメージインテンシファイ
ヤ付CCDカメラ15をフォトマルチプライヤ35に入
れ替えたものである。これからの光強度信号をオシロス
コープ36に入力する。また、オシロスコープの時間軸
のスタート信号はゲートパルス発生器16から供給す
る。これにより、エキシマレーザ照射時刻を基準とする
試料の反射率の変化を追跡することが可能である。
【0037】このように本発明によれば、アニール用の
レーザ光学系に制限を受けることなく、nsオーダのレ
ーザアニール過程における試料上のマイクロメータ領域
の反射率を、in−situに測定することが可能であ
る。
【0038】(実施例4)以下、図6を用いて実施例4
を説明する。本実施例は実施例1の照明光源14を対物
レンズ3の貫通穴4から試料に照明するようにしたもの
である。これは暗視野照明による像をイメージインテン
シファイヤ付CCDカメラ15で取り込むことをねらっ
たものである。また、照明光源14をパルス発振するY
AGレーザ光源に置き換えることで、ラマンスペクトル
の測定にも対応できる。
【0039】本実施例でも、アニール用のレーザ光学系
に制限を受けることなく、nsオーダのレーザアニール
過程における試料上のマイクロメータ領域の反射率を、
in−situに測定できることは、上記各実施例同様
である。
【0040】(実施例5)以下、図7を用いて実施例5
を説明する。本実施例は照明光源を用いず、エキシマレ
ーザ光9の反射光をイメージインテンシファイヤ付CC
Dカメラ15で取り込むようにしたものである。
【0041】本実施例でも、アニール用のレーザ光学系
に制限を受けることなく、nsオーダのレーザアニール
過程における試料上のマイクロメータ領域の反射率を、
in−situに測定できることは、上記各実施例同様
である。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、レーザ
アニール中の膜の状態をラマンスペクトルを用いて観測
するにあたり、高い検出効率でラマン光を測定でき、短
時間で測定が可能である。またレーザ光の1回1回の照
射毎の状態を分離して捉えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】作用の説明図。
【図2】実施例1の装置構成図。
【図3】実施例1の測定データ例を示す図。
【図4】実施例2の装置構成図。
【図5】実施例3の装置構成図。
【図6】実施例4の装置構成図。
【図7】実施例5の装置構成図。
【符号の説明】
1…基板、2…非晶質薄膜、3…対物レンズ、4…貫通
穴、5…穴明き鏡、6…集光レンズ、7…ビームホモジ
ナイザ、8…ビームエクスパンダ、9…エキシマレー
ザ、10…エキシマレーザ光、11…結像レンズ、12
…半透明鏡、13…空間フィルタ、14…照明光源、1
5…イメージインテンシファイヤ付きCCD検出器、1
6…ゲートパルス発生器、24…YAGレーザ、25…
分光器、35…フォトマルチプライヤ、36…TDC。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/20 H01L 21/20 21/66 21/66 N (72)発明者 田村 太久夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 Fターム(参考) 2G040 AB02 BA26 CA02 CA12 CA23 DA05 EB02 2G043 AA03 BA07 CA07 DA01 EA01 EA03 EA14 GA08 GB21 HA01 HA02 HA09 KA08 KA09 LA03 NA01 2G066 AA01 AC20 BA22 CA11 4M106 AA01 AA10 BA05 CA21 CB17 CB30 DH01 DH12 DH32 DH38 DH39 DH60 5F052 AA02 BB03 BB07 CA10 DA02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料基板上の非晶質薄膜にパルスレーザ
    光を照射して結晶化を行う照射手段と、該パルスレーザ
    光の照射からある定めた時間間隔をおいて該試料の表面
    状態を光プローブにより観測する手段とを備えた成膜装
    置において、該試料から該光プローブに光を入射させる
    手段である対物レンズは貫通穴を設けたものとして成
    り、上記パルスレーザ光は該貫通穴を通して該試料に照
    射される構成として成ることを特徴とするレーザアニー
    ル結晶化in−situ解析装置。
  2. 【請求項2】 上記パルスレーザ光は、エキシマレーザ
    光であることを特徴とするレーザアニール結晶化in−
    situ解析装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光プローブは、反射率
    計、ラマン分光光度計または蛍光分光光度計であること
    を特徴とするレーザアニール結晶化in−situ解析
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の反射率計、ラマン分光光
    度計または蛍光分光光度計は、励起光源として請求項1
    記載のパルスレーザ光を用いることを特徴とするレーザ
    アニール結晶化in−situ解析装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の反射率計、ラマン分光光
    度計または蛍光分光光度計は、励起光源として請求項1
    記載のパルスレーザ光とは別の光を上記穴から試料に照
    射したものを用いることを特徴とするレーザアニール結
    晶化in−situ解析装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の反射率計、ラマン分光光
    度計または蛍光分光光度計は、励起光源として請求項1
    記載のパルスレーザ光とは別の光を上記対物レンズによ
    り試料に集光照射したものを用いることを特徴とするレ
    ーザアニール結晶化in−situ解析装置。
  7. 【請求項7】 請求項5及び6記載の別の光は、パルス
    レーザ光であり、請求項1記載のパルスレーザ光の照射
    から所定の遅延時間の後に照射することを特徴とするレ
    ーザアニール結晶化in−situ解析装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の光プローブは、放射温度
    計であることを特徴とするレーザアニール結晶化in−
    situ解析装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の光プローブは、赤外分光
    光度計であることを特徴とするレーザアニール結晶化i
    n−situ解析装置。
  10. 【請求項10】 上記各請求項記載の光プローブからの
    光信号を、上記パルスレーザ光の照射時刻を基準とする
    時間軸に対応して記録することを特徴とするレーザアニ
    ール結晶化in−situ解析装置。
  11. 【請求項11】 上記各請求項記載の光プローブは、1
    次元または2次元アレイセンサを備え、上記試料の像ま
    たはラマン、蛍光、赤外吸収スペクトルが該アレイセン
    サに転送されるような構成として成り、上記パルスレー
    ザ光の照射から所定の遅延時間の後、所定の時間幅だけ
    の光信号を取り込むようゲートをかけることを特徴とす
    るレーザアニール結晶化in−situ解析装置。
  12. 【請求項12】 上記各請求項記載の光プローブは、ス
    トリークカメラを備え、上記試料の像またはラマン、蛍
    光、赤外吸収スペクトルがストリークカメラに転送され
    るような構成として成り、該ストリークカメラからの時
    間軸の基準を上記パルスレーザ光の照射時刻とすること
    を特徴とするレーザアニール結晶化in−situ解析
    装置。
  13. 【請求項13】 上記対物レンズは、開口数が0.45
    以上であることを特徴とするレーザアニール結晶化in
    −situ解析装置。
  14. 【請求項14】 請求項4記載のラマン分光光度計は、
    アモルファスシリコン、単結晶シリコン及び多結晶シリ
    コンのラマン信号を識別して検出する構成として成るこ
    とを特徴とするレーザアニール結晶化in−situ解
    析装置。
  15. 【請求項15】 請求項4記載のラマン分光光度計は、
    シリコンの応力を測定する構成として成ることを特徴と
    するレーザアニール結晶化in−situ解析装置。
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