JP2002175719A - 照明ランプ - Google Patents

照明ランプ

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JP2002175719A
JP2002175719A JP2001285260A JP2001285260A JP2002175719A JP 2002175719 A JP2002175719 A JP 2002175719A JP 2001285260 A JP2001285260 A JP 2001285260A JP 2001285260 A JP2001285260 A JP 2001285260A JP 2002175719 A JP2002175719 A JP 2002175719A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚れた指先を使わずに、左右いずれの手でも
スイッチのオン、オフが容易でスイッチロックできる、
ヘッドランプに好適の照明ランプを提供する。 【解決手段】 ランプケース1と、光源への電源供給を
オン、オフするスイッチブロック20とを別体で構成
し、スイッチブロック20はランプケース1を使用者の
頭部に装着するヘッドベルト12に着脱自在とする。ス
イッチブロック20のスイッチは押圧の繰り返しにより
オン、オフを繰り返すもので、押圧操作部のスイッチゴ
ム24は比較的大きく、かつ外方へ向け突出する方向に
彎曲させ、手の甲などでも操作できる。スイッチブロッ
ク20は、ヘッドベルト12の左右いずれの側にも装着
でき、右利き、左利きに対応し、ロックレバー27で不
慮の電源オン、オフを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池を電源とする
携帯用のランプに関し、特に、登山や釣りなど、暗い場
所で作業する場合における照明用として好適に用いるこ
とのできる照明ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】技術の照明ランプの中で、頭部に装着す
るヘッドランプとして使用することを目的したものは、
冬山登山や洞窟探検あるいは暗い場所において両手を自
由に使って作業する場合などに好適に使用できるもので
あり、有用なものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような両手を使っ
て作業する場合、手先が両手ともに汚れることがある。
とくに釣りなどの場合には魚に触れたりして手が汚れ、
かつ濡れることになるし、登山などでも岩肌や樹木に手
でつかまったりするので手は泥にまみれることがある。
一方、頭部に装着したランプは、必要に応じて電源をオ
ン、オフしなくてはならない。電池を電源としているた
め、不要時には電源を切っておかないと電池の無駄な消
耗を招くものとなる。しかしながら、従来の照明ランプ
の電源を操作するスイッチはランプ本体に直接配置され
ていて、操作のためのスイッチレバーあるいはボタンが
比較的小さく、汚れた手先を使わなくては操作ができな
いので、電源のオン、オフのために照明ランプ自体を汚
すことになり、事後の手入れに手間がかかり、汚れたま
ま放置したりすると機器の寿命を損なうこともあるもの
であった。本発明は、このような従来の照明ランプを、
汚れた手先を使わなくても電源オン又はオフの操作がで
き、しかも右利き、左利きいずれの利用者にも使用可能
な実用性の高いものとすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よれば、前側開口部がレンズ又は透明板で施蓋され、リ
ング状のレンズカバーと、前方に向け拡開する円錐状の
外形の内周面に反射面を設け、中央に光源を臨入する穴
を形成し、前端縁を前記レンズカバーに固定される反射
鏡と、前記レンズカバーを前面の開口部に着脱可能と
し、光源を装着した光源ホルダを開口部の奥に備え、光
源に電源を供給する電池を収容する電池ケースをその長
手方向が光軸と直交する左右方向に向けて固設したラン
プケースと、前記ランプケースに保持手段を介して取り
付けられるヘッドベルトと、前記ヘッドベルトに着脱自
在であり、前記電池ケースと電気的にコードで接続さ
れ、前記コードを介してランプケース内の光源への電源
供給をオン、オフするスイッチブロックとを備え、該ス
イッチブロックに用いるスイッチは押圧の繰り返しによ
ってオンあるいはオフを繰り返すものであって、その押
圧操作部は手の指先より大きな部位で押せるような大面
積であるものとすることによって解決される。
【0005】また、上記の課題は、本発明によれば、前
項において、押圧操作部はゆるく外方へ向け彎曲させ操
作しやすくしたことで解決される。
【0006】また、上記の課題は、本発明によれば、前
項、前々項において、電池ケースは、左右両端に開口端
面を備えるものであって、左右両開口端面には電池蓋又
はコードキャップのいずれかをそれぞれ着脱可能とし、
前記電池蓋及びコードキャップの、電池ケースに対する
取り付け位置を入れ替えることにより、ランプケースを
基準として、スイッチブロックをヘッドベルトの左右い
ずれの側にも装着可能としたことで解決される。
【0007】また、上記の課題は、本発明によれば、前
項までの解決手段において、スイッチブロックにはロッ
クレバーを設け、該ロックレバーをロック側に操作する
ことにより、スイッチの押圧動作が規制されてオフまた
はオン状態が維持されることにより解決される。
【0008】また、上記の課題は、本発明によれば、前
項までの解決手段において、電池蓋には脱落を係止する
細い紐又はベルト状の部材の一端を固着し、該紐又はベ
ルト状部材の電池蓋側とは別側の端部は、ランプケース
あるいはヘッドベルト保持部材に着脱自在とし、該着脱
自在な位置は、ランプケース中心を基準としてランプケ
ースあるいはヘッドベルト保持部材の左右両側にそれぞ
れ設けたことで解決されるものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の照明ランプは、ヘッドラ
ンプとして装着するのに最適なものであり、ランプケー
スとして光源や電源部を備えた本体側とは別に、電源供
給をオン、オフするスイッチを一つのブロックとして備
えるようにし、これをヘッドベルトに装着するようにし
たものである。
【0010】スイッチブロックに用いるスイッチはプッ
シュスイッチとし、カム機構を用いて押圧の繰り返しに
よってオンあるいはオフを交互に繰り返す公知のもので
あって、その押圧操作部は手の指先よりも大きな人体の
部位で押せる程度、例えばこぶしの角、親指の付け根の
腹、などで押せる程度の大きめのものとする。このよう
にすれば、手先が汚れていたりしても照明ランプ本体や
スイッチブロックを汚さずにオン、オフ操作することが
できる。また、この押圧操作部を外方へ向けゆるく彎曲
突出するような形にしておけば、さらに操作しやすいも
のとなる。
【0011】電池ケースは照明ランプ本体を構成するラ
ンプケースに直接固定されるが、その配置を電池ケース
の長手方向が光軸と直交する左右方向に向けたものとす
る。そして左右両端に開口端面を備えるものとし、左右
両開口端面には電池蓋又はコードキャップのいずれかを
それぞれ着脱可能とし、電池蓋及びコードキャップの、
電池ケースに対する取り付け位置を入れ替えることによ
り、ランプケースを基準として、スイッチブロックをヘ
ッドベルトの左右いずれの側にも装着可能とする。スイ
ッチブロックの操作は、使用者が右利きであっても左利
きであっても使用しやすいものとなる。
【0012】電池蓋には脱落を係止する細い紐又はベル
ト状の部材の一端を取り付ける。そして逆の端部は、ラ
ンプケースあるいはランプケースにヘッドベルトを取り
付ける保持部材に着脱自在とする。さらにその着脱自在
な位置は、ランプケース中心を基準としてランプケース
あるいはヘッドベルト保持部材の左右両側にそれぞれ設
ける。前記のスイッチブロックをヘッドベルトの左右い
ずれの側にも装着可能とする構成に電池蓋の配置も対応
できるものとなる。
【0013】また、スイッチブロックにはロックレバー
を設け、ロックレバーをロック側に操作することによ
り、スイッチの押圧動作が規制されてオフまたはオン状
態が維持されるようにした。こうすることで、使用中に
突然消灯して慌てたり、輸送中に電源が入り無用の電池
消耗を生じたりすることがない。
【0014】
【実施例】図はすべて本発明の実施例を説明するもので
あり、図1は照明ランプ全体の正面図、図2は同側面
図、図3はスイッチブロックの裏面図、図4は同断面
図、図5はスイッチブロックの分解斜視図、図6は照明
ランプの背面側の斜視図で、同図においては一部を省略
して図示してある。
【0015】各図において、1はランプケースで、主要
な機能を内蔵させる基体ケーシングとなるものであり、
前面側を照光のために開口するとともに開口部内周面に
は後述のレンズ等を組み付けるバヨネット構造(図示せ
ず)が形成されている。背面側はドーム状に丸く閉鎖さ
れ、下方には光源の電源となる電池を収容する電池ケー
ス13が、ランプケース1から一体に、左右方向に長手
の、円筒状の電池収容用の電池室(図示せず)を備えて
延設される。2は電池ケース13の一方の開口端面を閉
鎖するとともに後述のスイッチブロックと電気的に接続
するコードを引き出す着脱自在なコードキャップ、3は
電池ケース13の他方の開口端面に開閉かつ着脱自在に
設けた電池蓋である。コードキャップ2及び電池蓋3は
電池ケース13に対してネジ込みによって取り付けら
れ、防滴、防水機能を有する。
【0016】また、6はランプケース1の前面の開口を
覆い、照光時に光束を収束したり拡大したりするための
レンズ、7は前方に向け拡開する円錐状の外形の内周面
に反射面を設けた反射鏡、10はレンズ6と反射鏡7の
前端外周を囲繞するリング状のレンズカバーである。こ
のレンズカバー10の後部端縁の外周は前記ランプケー
ス1の開口部内周面と着脱可能なバヨネット機構構造と
なっていて、レンズカバー10の外周を把持して所定方
向へ回転させると、前記のレンズ6と反射鏡7とがこの
レンズカバーとともに取り外せる構造となっている。
【0017】8は円筒状の電池ケース13の軸心と同心
に回動可に設けたヘッドベルト保持部材であって、ヘッ
ドベルト保持部材8には図6に見られるようにループ状
のベルト取り付け部8aが左右2箇所及び上方1箇所に
形成されていて、この部分に、図1に部分的に記載され
ている、照明ランプを使用者の頭に取り付けるための布
製等のヘッドベルト12が嵌挿される。ベルト取り付け
部8aにはヘッドベルト12を挿入するための切り込み
Sが形成されている。また、使用者の頭への取り付け角
度調整のためにヘッドベルト保持部材8はアーム部8d
を左右に一対、前方に向け突出させていて、この部分が
電池ケース13の両端部を軸として回動可となってお
り、回動運動はクリックを伴う複数の停止位置を備える
公知の構造である。
【0018】11は光源であり、本実施例ではミニチュ
ア球を用いている。ランプケース1内の、図2に点線で
示した光源ホルダ11hによって保持され、前記の反射
鏡7の中心に位置するように配置される。なお、反射鏡
7の中心には光源11が突出する穴が形成されているこ
とは言うまでもない。
【0019】20はヘッドベルト12に着脱可能に取り
付けられるスイッチブロックで、詳細は図5の分解斜視
図に説明されている。スイッチブロック20は、基台と
なる浅い箱状のスイッチ台21、スイッチ台21の上に
載置される枠状のスイッチカバー22、スイッチカバー
22の枠内に配置され、押しボタンとして機能する可動
的な補助板23、そして補助板23の表面側を覆い、操
作時の押圧面となるスイッチゴム24とによって外回り
が構成されている。
【0020】浅い箱状のスイッチ台21の箱内底面には
スイッチ本体25が配置され、該スイッチ本体25は、
アクチェータ25aを中央上面に突出させて備え、これ
が前記の補助板23の裏面に突出させた突起23aの先
端により押圧されることでオン、オフを交互に繰り返す
構造の小型のプッシュスイッチである。スイッチ本体2
5自体の構造はカムを用いた公知の構造であるので省略
する。
【0021】スイッチ台21内にはまた、ロックカム2
6が設けられる。ロックカム26はスイッチ台21の内
底面に立設した軸26aを軸とし回動可能で、回動に伴
い半径方向へ延設したロックアーム26bを内底面に沿
うようにして変位させる。また、該回動はスイッチ台2
1の裏面外側の凹部に設けた、外部から操作可能な操作
部27bを備えるロックレバー27に連動する構造であ
り、換言すれば、ロックレバー27を外部から操作する
ことによって内部のロックカム26が回動する構造であ
る。ロックレバー27の操作は、図3にスイッチブロッ
ク20の底面図として示したように、矢印A方向に回動
操作によってロック状態となり、矢印A方向とは反対方
向への操作によってこれを解除するようになっている。
【0022】補助板23の内面には突起23bが立設さ
れている。該突起23bの先端は、ロックレバー27が
外部からロック側に操作され内部のロックカム26が回
動し、ロックアーム26bが変位した場合、ロックアー
ム26bの上面に位置するように設定されている。
【0023】スイッチブロック20には前記した電池ケ
ース13からのコード15がスイッチ台21及びスイッ
チカバー22の一方の端部にそれぞれ設けた切込みを経
て導入されていて、導入部にはゴムブッシュ15aを配
設して、防滴構造又は防水構造としている。
【0024】また、スイッチ台21には、コード15が
導入される側とは逆の端部にベルト取り付け部21aが
一体に延設されており、これは前記したベルトホルダ8
のベルト取り付け部8a同様の形状であり、スリットS
も備え、これらを用いてヘッドベルト12にスイッチブ
ロック20を取り付けることができる。
【0025】以上が本発明の主たる構成要素であるが、
組み付け状態及び使用状態についてさらに詳細に説明す
る。ランプケース1の前面からレンズカバー10の外周
を把持して回動させてこれをレンズ6、反射鏡7ごと取
り外し、前面開口部から露出した光源ホルダ11hの所
定位置に光源11を装着し、再びレンズカバー10を取
り付ける。レンズカバー10の着脱は前記したようにバ
ヨネット構造であるので簡単容易である。
【0026】スイッチブロック20については、図5の
分解図から理解されるように、スイッチ25、ロックカ
ム26、ロックレバー27、コード15、ゴムブッシュ
15aなどを組み付けたスイッチ台21に、補助板23
とスイッチゴム24を組み付けたスイッチカバー22を
矢印B方向に被せ、裏面から、図示しないネジで固定す
る。
【0027】電池ケース13の左右両端の端面開口部
に、コードキャップ2と電池蓋3とを取り付ける。使用
者が右利きであれば、図1のように、向かって左側、本
人の右側にコードキャップ2を、向かって右側、本人の
左側に電池蓋3を取り付ける。また、使用者が左利きで
あれば、図1の状態とは逆に、向かって左側、本人の右
側に電池蓋3を、向かって右側、本人の左側にコードキ
ャップ2を取り付ける。前記したように、電池ケース1
3の両端開口部は、どちらにも対応するように構成して
ある。
【0028】スイッチブロック20をコードキャップ2
の配置された方の側のヘッドベルト12に取り付ける。
スイッチブロック20のスイッチ台21に設けられてい
るベルト取り付け部21aを用いて、スリットSからヘ
ッドベルト12を嵌め込み、右利きの場合、図1のよう
に取り付ける。コードキャップ2から導出されているコ
ード15はスイッチブロック20に至る中間をコードホ
ルダ16でホールドするようにして安定させる。
【0029】電池ケース13の、コードキャップ2を取
り付けた側とは逆の開口部に、使用する電池を装填後、
電池蓋3を取り付ける。右利き対象の場合は図1のよう
になる。このような状態の照明ランプを使用者は頭部に
ヘッドベルト12を用いて装着する。ヘッドベルト12
の長さは図1に見られる調整具17によって調整するこ
とができる。
【0030】スイッチブロック20のスイッチゴム24
の表面を押圧することによって、通電されて光源11が
点灯し、再度押圧することで、電源を絶たれて光源11
が消灯する。スイッチゴム24は前記のように、かなり
大面積であるので、使用者は必ずしも指先を用いる必要
がない。手のひらの一部を利用したり、ゲンコツで叩い
たり、特に手先が汚れている場合など、使いやすいもの
となっている。
【0031】点灯状態を継続したい場合、あるいは照明
ランプを携帯し運搬する場合など、光源のオフ状態ある
いはオン状態を維持したいときにはスイッチブロック2
0のロックレバー27を操作する。図3の矢印A方向に
操作することによって、図5のロックカム26が回動
し、補助板23の下面の突起23b先端がロックアーム
26bに当接して押圧操作が規制され不能となる。従っ
て、ロックレバー27の操作前の状態、オフ、あるいは
オン状態が維持されることとなり、使用中になにかにぶ
つかって突然消灯したり、運搬中に点灯して無駄な電池
の消耗を招くようなことがない。
【0032】使用者が左利きである場合には、図1とは
逆の状態になるように、コードキャップ2、電池蓋3、
スイッチブロック20などを付け替える。このようにす
れば、スイッチのオン、オフを利き腕の手先で行うこと
ができ、すこぶる使い勝手がよい。
【0033】電池蓋3は脱落防止手段を備えている。図
6の背面斜視図に見られるように、電池蓋3の突端には
蓋止め3aによって細い紐状あるいは細いベルト状の電
池蓋ホルダ30が一端を係止されており、その他端は突
起30aを備え、簡単な凹凸関係の嵌合によってベルト
ホルダ8に設けた係止孔8Lに嵌合係止されている。そ
して、この係止孔8Lに対応して右側にも係止孔8Rが
形成されており、前記したようなスイッチブロック20
を左利き対応位置とする場合にも対応できるようになっ
ていて、電池蓋3の取り付け位置を右利き、左利きに対
応して付け替えることができる。なお、係止孔8L,8
Rは、ベルトホルダ8に設けたが、ランプケース1自体
に設けるようにしてもよい。
【0034】このようにすることによって、電池交換の
際に左右いずれの側に電池蓋3を取り付けた場合にも、
電池蓋3が電池ケース13から脱落することがなく、夜
釣り等の暗闇でも電池交換が円滑に行える。なお、電池
ケース13の開口端縁には電池蓋3との間隙を防滴構造
又は防水構造とする弾性体からなるパッキングが装着さ
れる。
【0035】本発明の照明ランプは用途からみて防滴、
防水対応である必要があり、電池ケース13と着脱可能
となっているコードキャップ2及び電池蓋3との間には
図示しないパッキンを配置するが、その他にも、スイッ
チブロック20のロックレバー27の軸には防水用にO
リング(図示せず)が装着され、ランプケース1の外周
とレンズ6の内周面との間にOリング(図示せず)が装
着され、雨天や海岸、あるいは河川付近での使用に耐え
るように防滴、防水構造としてある。
【0036】電池ケース13はランプケース1と一体に
形成することが防滴、防水上望ましいが、別体に形成し
て密着して固定するようにしてもよい。
【0037】レンズカバー10前面のレンズ6は、本実
施例では光源11の光束を収束あるいは拡散するために
レンズとしたが、事情によっては単なる透明板であって
もよい。
【0038】また、電池ケース13に装填する電池は乾
電池、充電池、あるいはリチュウム電池などを利用する
ことができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ランプケ
ースに保持手段を介して取り付けられるヘッドベルト
と、ヘッドベルトに着脱自在であり、電池ケースと電気
的にコードで接続され、コードを介してランプケース内
の光源への電源供給をオン、オフするスイッチブロック
とを備え、スイッチブロックに用いるスイッチは押圧の
繰り返しによってオンあるいはオフを繰り返すものであ
って、その押圧操作部は人体の手で形成したこぶしで押
せる程度に大面積であるようにし、押圧操作部はゆるく
外方へ向け彎曲させ操作しやすくしたので、手のひら、
手の甲、手の側面、指の先、あるいは腕の一部分など、
人体の多くの個所をスイッチの押圧に利用することがで
き、手先が汚れていたり塞がっていたりする際に大きく
役立つものとなる。
【0040】また、電池ケースは、左右両端に開口端面
を備えるものであって、左右両開口端面には電池蓋又は
コードキャップのいずれかをそれぞれ着脱可能とし、電
池蓋及びコードキャップの、電池ケースに対する取り付
け位置を入れ替えることにより、ランプケースを基準と
して、スイッチブロックをヘッドベルトの左右いずれの
側にも装着可能としたので、左右いずれが利き腕の人で
も利用しやすいものとなる。
【0041】また、スイッチブロックにはロックレバー
を設け、該ロックレバーをロック側に操作することによ
り、スイッチの押圧動作が規制されてオフまたはオン状
態が維持されるようにしたので、携帯時に電源が入って
電池を無用に消耗させたり、点灯して作業中にスイッチ
ブロックをどこかにぶつけて突然消灯してしまうような
ことがなく、安定した状態が得られるものとなった。
【0042】さらに、電池蓋には脱落を係止する細い紐
又はベルト状の部材の一端を固着し、該紐又はベルト状
部材の電池蓋側とは別側の端部は、ランプケースあるい
はヘッドベルト保持部材に着脱自在とし、該着脱自在な
位置は、ランプケース中心を基準としてランプケースあ
るいはヘッドベルト保持部材の左右両側にそれぞれ設け
たので、前述の、左右いずれが利き腕の人にでも対応す
るスイッチブロックの取り付け位置切り換え構造が、電
池蓋の脱落紛失防止についても対応するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明ランプの正面図
【図2】本発明の照明ランプの側面図
【図3】本発明の照明ランプのスイッチブロックの裏面
【図4】本発明の照明ランプのスイッチブロックの断面
【図5】本発明の照明ランプのスイッチブロックの分解
斜視図
【図6】本発明の照明ランプの裏面側の斜視図
【符号の説明】 1 ランプケース 2 コードキャップ 3 電池蓋 6 レンズ 7 反射鏡 8 ヘッドベルト保持部材 10 レンズカバー 11 光源 12 ヘッドベルト 13 電池ケース 20 スイッチブロック 22 スイッチカバー 24 スイッチゴム 27 ロックレバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前側開口部がレンズ又は透明板で施蓋さ
    れ、リング状のレンズカバーと、 前方に向け拡開する円錐状の外形の内周面に反射面を設
    け、中央に光源を臨入する穴を形成し、前端縁を前記レ
    ンズカバーに固定される反射鏡と、 前記レンズカバーを前面の開口部に着脱可能とし、光源
    を装着した光源ホルダを開口部の奥に備え、光源に電源
    を供給する電池を収容する電池ケースをその長手方向が
    光軸と直交する左右方向に向けて固設したランプケース
    と、 前記ランプケースに保持手段を介して取り付けられるヘ
    ッドベルトと、 前記ヘッドベルトに着脱自在であり、前記電池ケースと
    電気的にコードで接続され、前記コードを介してランプ
    ケース内の光源への電源供給をオン、オフするスイッチ
    ブロックと、を備え、 該スイッチブロックに用いるスイッチは押圧の繰り返し
    によってオンあるいはオフを繰り返すものであって、そ
    の押圧操作部は手の指先より大きな部位で押せるような
    大面積であることを特徴とする照明ランプ。
  2. 【請求項2】 押圧操作部はゆるく外方へ向け彎曲させ
    操作しやすくしたことを特徴とする請求項1に記載の照
    明ランプ。
  3. 【請求項3】 電池ケースは、左右両端に開口端面を備
    えるものであって、左右両開口端面には電池蓋又はコー
    ドキャップのいずれかをそれぞれ着脱可能とし、 前記電池蓋及びコードキャップの、電池ケースに対する
    取り付け位置を入れ替えることにより、ランプケースを
    基準として、スイッチブロックをヘッドベルトの左右い
    ずれの側にも装着可能としたことを特徴とする請求項1
    に記載の照明ランプ。
  4. 【請求項4】 スイッチブロックにはロックレバーを設
    け、該ロックレバーをロック側に操作することにより、
    スイッチの押圧動作が規制されてオフまたはオン状態が
    維持されることを特徴とする請求項1に記載の照明ラン
    プ。
  5. 【請求項5】 電池蓋には脱落を係止する細い紐又はベ
    ルト状の部材の一端を固着し、該紐又はベルト状部材の
    電池蓋側とは別側の端部は、ランプケースあるいはヘッ
    ドベルト保持部材に着脱自在とし、該着脱自在な位置
    は、ランプケース中心を基準としてランプケースあるい
    はヘッドベルト保持部材の左右両側にそれぞれ設けたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の照明ランプ。
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