JPH11224501A - 水中ヘッドランプ - Google Patents

水中ヘッドランプ

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JPH11224501A
JPH11224501A JP2833798A JP2833798A JPH11224501A JP H11224501 A JPH11224501 A JP H11224501A JP 2833798 A JP2833798 A JP 2833798A JP 2833798 A JP2833798 A JP 2833798A JP H11224501 A JPH11224501 A JP H11224501A
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battery
opening
switch
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body case
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Masuo Ota
益夫 大田
Kinya Kawanobu
欽哉 川延
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V31/00Gas-tight or water-tight arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水中でも使用できるように防水構造を設けた
水中ヘッドランプを提供する。 【解決手段】 本体ケース1内に電池9を収容する電池
交換用開口部を防水構造を備えた電池キャップ5で閉
じ、豆球4からの光を投光する投光用開口部を防水構造
を備えたレンズキャップ3で閉じる。また、豆球4の点
灯のON/OFFは回動操作ノブ6と本体ケース1内の
スイッチとをスイッチ操作用開口部に防水構造を設けて
貫通させた回動軸を回動操作ノブ6を回動させることに
よりなされる。本体ケース1は一体的に形成され、各開
口部はそれぞれ防水構造により閉じられるので、水中で
使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中でも使用でき
る防水構造を備えて構成され、雨中での使用は勿論のこ
とスキューバダイビング等の水中での使用にも耐える水
中ヘッドランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヘッドランプは両手が自由になり、頭の
向きに照明範囲が移動するので、登山や夜釣り等のレジ
ャー用途、夜間工事等の作業用途に適したランプとして
重宝なものである。このヘッドランプを含む懐中電灯の
類は屋外での使用が多くなるため、雨中で使用しなけれ
ばならない場合や釣りや漁業等での使用では水がかかる
場合も少なくない。そのため、ヘッドランプを含む懐中
電灯の類では内部に水が侵入し難いようにした生活防水
程度の防水構造が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生活防
水程度の防水構造では、水中での使用には耐えられない
ので、スキューバダイビングでヘッドランプを使用した
い要求に応えることはできなかった。水中での使用が可
能な完全防水構造を設けてヘッドランプを構成すれば、
水中ヘッドランプとしての要求に応えることはできる
が、その防水構造のために重量が増加したり、大型化す
るようでは水中ランプとして存在する製品のように特殊
な用途に限定されてしまうことになる。水中での使用が
可能な構造であれば、当然のことながら陸上で使用する
こともできるので、一般的な水中ヘッドランプとして
は、陸上での使用時の便も考慮しなければならない。特
にヘッドランプとしては、その重量やサイズは、陸上で
の使用にも不便のない構造である必要がある。
【0004】本発明が目的とするところは、水中で使用
できる防水構造を備えると共に、陸上でも使用できるよ
うに重量やサイズの増加を抑えた水中ヘッドランプを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、電池を交換するための電池交換用開口部
と、豆球からの光を投光する投光用開口部と、豆球の点
灯を操作するスイッチのスイッチ操作用開口部とを設
け、前記電池交換用開口部から挿入される電池を収容す
る電池収容部と、前記投光用開口部に面して配設される
豆球及び反射鏡を収容する投光部とを一体的に形成した
本体ケースに、前記電池交換用開口部にこれを防水嵌合
構造で開閉する蓋体と、前記投光用開口部にこれを防水
嵌合構造で開閉するカバーレンズと、前記スイッチ操作
用開口部に防水構造を設けて配置された操作部材により
電池と豆球との間の電気的接続をON/OFFするスイ
ッチとを設けて前記本体ケース内を防水密閉構造に形成
し、この本体ケースを結束ベルトが取り付けられた保持
部材に連結したことを特徴とする水中ヘッドランプとし
て構成されている。
【0006】この構成によれば、本体ケースは電池交換
用開口部、投光用開口部、スイッチ操作用開口部が開口
する以外に開口部のない一体構造のケースとして構成さ
れ、各開口部はそれぞれ防水構造を備えた蓋体、カバー
レンズ、操作部材で閉じられるので、本体ケース内は防
水構造となり、ランプとしての電気的構成物を防水構造
にして収容することができる。この本体ケースの投光部
内に豆球及び反射鏡を収容し、電池収容部に電池を収容
することにより水中で使用できるランプが構成され、更
に、この本体ケースを頭部への結束ベルトが取り付けら
れた保持部材に連結することにより、水中で使用できる
ヘッドランプとすることができる。
【0007】上記構成におけるスイッチ構造は、本体ケ
ースの外側に設けられた回動操作ノブと、本体ケースの
内側に設けられたスイッチの可動接点との間を、スイッ
チ操作用開口部に防水構造を設けて貫通させた回動軸に
より連結して構成することができ、スイッチ操作用開口
部に防水構造を設けた回動軸を貫通させて防水構造とし
た本体ケースの内側と外側とをつなぎ、この回動軸の本
体ケース外側に回動操作ノブ、本体ケース内側にスイッ
チの可動接点を連結することにより、防水構造のスイッ
チを構成することができる。
【0008】また、スイッチの可動接点に接触する固定
接点と、豆球に接続された接触片に摺動接触する接続板
と、所要数の電池を電気的に接続して所定位置に保持す
る電池保持部とを備えた電池ホルダを電池交換用開口部
から電池収容部内に挿入することにより、電池と豆球及
びスイッチとの電気的接続がなされ、この電池ホルダを
電池交換用開閉部から出し入れして電池交換するように
構成することができる。この構成によれば、電池は電池
ホルダに装填して本体ケース内に収容することができる
ので、複数本の電池を使用する場合に電池の装填が容易
になるばかりでなく、電池の逆装填等の間違いが生じ難
くなる。また、電池ホルダにスイッチの固定接点が設け
られ、豆球と接続する接続板も設けられているので、本
体ケース内に配設する電気的接続のための構成物を少な
くすることができる。更に、電池交換用開口部の開口径
を小さくすると同時に、これを閉じる蓋体に電気的接続
のための構造物を設ける必要がないので、防水構造の構
築を容易に行うことができる。
【0009】また、保持部材と本体ケースとの間の連結
は、保持角度が段階的に変化できるようにした保持角度
調節機構を用いて構成することができる。ヘッドランプ
における頭部へのランプの固定は完全固定の状態にはな
らないので、上下方向の投光角度を最適角度に設定する
場合に、連続的に保持角度を調節できるように構成する
と、角度操作しているときと、操作の手を離したときと
で角度にずれが生じやすく角度設定に時間を要するが、
段階的に保持角度が変化できるようにすると、変化した
保持角度で保持されるので、最適角度への設定を迅速に
行うことができ、特に操作の自由度が低下する水中での
使用の便を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0011】図1は、本発明の実施形態に係る水中ヘッ
ドランプの外観構成を示すもので、筒状に形成された電
池収容部1aと豆球4を収容した投光部1bとを一体的
に形成した本体ケース1は、前記電池収容部1aの一端
側に回動により豆球4の点灯をON/OFF操作する回
動操作ノブ6、他端側に電池交換用の開口部を閉じる電
池キャップ(蓋体)5が設けられ、前記投光部1bの正
面開口は反射鏡及びレンズを備えたレンズキャップ3で
閉じられている。また、この本体ケース1は、頭部に装
着するための結束ベルト7が取り付けられた装着ホルダ
(保持部材)2に保持角度調節自在に連結されている。
結束ベルト7は長さ調節具13により頭部への結束口径
を調節できるように構成されている。
【0012】前記電池キャップ5及びレンズキャップ3
は、本体ケース1に螺合構造により装着されて本体ケー
ス1の開口部を閉じることができるように構成され、図
2に示すように、電池キャップ5を本体ケース1から螺
脱させると、本体ケース1内に収容された電池ホルダ8
を取り出すことができ、電池9を交換することができ
る。また、レンズキャップ3を本体ケース1から螺脱さ
せると、投光部1b内に装着された豆球4を取り出すこ
とができ、断線した場合にこれを交換することができ
る。投光部1b内には交換用豆球4aの保持部が設けら
れており、ここに交換用豆球4aを常備しておくことに
より速やかに豆球4の交換を行うことができる。
【0013】次に、各構成要素の詳細構造について説明
する。図3は、水中ヘッドランプの結束ベルト7を取り
外した状態で示す平面図(a)と正面図(b)である。
同図に示すA−A線矢視断面、B−B線矢視断面及びC
−C線矢視断面により、本体ケース1の構造及び本体ケ
ース1内に収容された各構成要素の配設構成について説
明する。尚、これらの図は、図1、図2に示す状態の投
光角度から本体ケース1を略90度回動させて投光角度
を変えた状態で示しており、投光角度はこの範囲内に段
階的に調整することができる。
【0014】図4は、本体ケース1の構成を示すもの
で、図3(b)に示すC−C線矢視断面として示してい
る。本体ケース1は、電池収容部1aの一端側にはスイ
ッチ操作用開口部21、他端側には電池交換用開口部2
3を設け、電池収容部1aの中央部にこれと一体的に形
成された投光部1bには投光用開口部22を設けて樹脂
成型により形成されている。また、前記電池交換用開口
部23が設けられた位置の外周部には、電池交換用開口
部23を螺合構造による閉じる電池キャップ5が螺合す
る雄ネジ部23aが形成され、その中央部寄りには防水
構造を構成するためのOリング10を装着するOリング
装着溝20が円周方向に形成され、前記投光用開口部2
2が設けられた内周部には、投光用開口部22を螺合構
造により閉じるレンズキャップ3が螺合する雌ネジ部2
2aが形成されている。更に、円筒形に形成された電池
収容部1aの両側には装着ホルダ2に回動自在に連結す
るための連結溝35、36が円周方向に形成されてい
る。更に、投光部1bの奥位置には、投光部1b内に配
設される豆球4、接続片等を保持する部材を取り付ける
ためのセルフタッピング孔を設けたボス25、25が形
成されている。
【0015】図5は、上記構成になる本体ケース1の電
池収容部1aと各構成要素との結合関係を示すもので、
図3(a)に示すA−A線矢視断面として示している。
電池交換用開口部23から電池9を装填した電池ホルダ
8を挿入し、外周位置に形成された雄ネジ部23aに電
池キャップ5の雌ネジ部を螺合させることにより電池交
換用開口部23は閉じられる。このとき、電池収容部1
aの前記Oリング装着溝20には電池キャップ用Oリン
グ10が装着されているので、電池キャップ5を螺合し
たときに電池キャップ5と電池収容部1aとの間は前記
電池キャップ用Oリング10により密閉される防水構造
が構成される。また、電池収容部1a内に収容された電
池ホルダ8は、電池交換用開口部23が電池キャップ5
によって閉じられることによって押圧され、電池ホルダ
8の一端側に設けられた固定接点11が電池収容部1a
の一端側に設けられたスイッチの可動接点12に当接す
る。
【0016】前記スイッチは、電池収容部1aの一端側
を外側から摺動回動自在に包含する回動操作ノブ6と、
電池収容部1aの一端側の内側に配設されたスイッチ板
16とを、スイッチ操作用開口部21(図4参照)を通
して連結することにより、防水構造を備えたスイッチと
して構成されている。前記回動操作ノブ6の中心位置に
は突出部6aが形成されており、この外周部にスイッチ
用Oリング15を装着してスイッチ操作用開口部21に
嵌入し、前記スイッチ板16を連結ネジ14により前記
突出部6aに連結することにより、回動操作ノブ6とス
イッチ板16とが一体的に連結され、回動操作ノブ6を
回動させることによりスイッチ板16を回動させること
ができる。スイッチ板16には前記電池ホルダ8に設け
られた固定接点11に接触する可動接点12が取り付け
られており、回動操作ノブ6の回動操作によりスイッチ
板16が回動し、可動接点12と固定接点11との接触
がON/OFF操作できる。前記のようにスイッチ用O
リング15を備えた可動部分の連結により、スイッチ操
作用開口部21は防水構造により閉じられる。
【0017】防水構造を備えたスイッチ構造は、スイッ
チ操作用開口部21をゴム系材質による弾性材で閉じ、
この弾性材を隔てて本体ケース1内に配設した押しボタ
ン式のスイッチを外部から操作することも可能である
が、間接的な操作になるためON/OFF切り替えの操
作感が明確でない。本構成のように回動操作ノブ6の回
動操作ではON/OFF切り替えの操作感が明確になる
ため、身体の自由度が低下する水中での操作やグローブ
を嵌めた手で操作するような場合でも切り替え操作を容
易に行うことができる。
【0018】図6は、本体ケース1の投光部1bと各構
成要素との結合関係を示すもので、図3(a)に示すB
−B線矢視断面として示している。投光部1b内には、
豆球4及びこれを電池ホルダ8に接続する接触片27、
27を保持する保持部材29が配設され、この保持部材
29は本体ケース1内に形成されたボス25(図4参
照)に固定される。前記接触片27、27は、一方端が
電池収容部1a内に露出して、電池ホルダ8に設けられ
た接続板28、28にそれぞれ弾性的に接触して電気的
接続をなすと共に、他方側の一方はスプリング構造によ
り豆球4のセンター端子に弾性的に接触し、他方はバネ
付勢により豆球4の口金部に弾性的に接触して、電池9
と豆球4とを電気的に接続する。
【0019】また、投光部1bの投光用開口部22は、
反射鏡17、レンズ18、前ベース19を一体的の組み
立てたレンズキャップ3により閉じられる。投光用開口
部22の内周部に形成された雌ネジ部22aには、前記
レンズ18が螺合するように構成されており、その外周
部に雄ネジ部18aとOリング装着溝30とが形成され
ている。レンズ18は透明樹脂を用いて円形容器状に樹
脂成型され、その内側に金属メッキによる反射面が形成
された反射鏡17が接合され、外側に軟質樹脂により成
型された前ベース19が接合されている。反射鏡17は
言うまでもなく豆球4の光を集光するものであり、前ベ
ース19は大きな開口面積の投光用開口部22の防水構
造を強化すると共に軟質樹脂による弾性によりレンズキ
ャップ3を衝撃から防御するものである。
【0020】上記構成になるレンズキャップ3を投光用
開口部22に螺合させると、レンズ18のOリング装着
用溝30に装着されたレンズキャップ用Oリング26に
より投光用開口部22を閉じる防水構造が構成されると
共に、軟質樹脂で形成された前ベース19の内周面が投
光用開口部22の外周面に密着するので防水構造が強化
される。このレンズキャップ3は常時は投光用開口部2
2を閉じた状態とし、豆球4を交換するときに投光部1
bから螺脱させる。
【0021】次に、上記のように防水構造に形成された
本体ケース1内に収容される発光のための構成要素の電
気的接続の構成について説明する。
【0022】図7は、電池ホルダ8の電池9の装填側
(a)と、その反対面側(c)と、側面(b)と、
(a)図に示すD方向から見た側面(d)とを示すもの
である。図7(a)に示すように、電池ホルダ8には単
三型の電池9を4本装填できるように電池保持部31が
4か所に形成され、長手方向に装填される各2本づつの
電池9、9は中間位置に配設された直列接続用端子32
によりそれぞれ直列接続される。電池ホルダ8のスイッ
チ接続側8aには、陽極端子33aと陰極端子34aと
が取り付けられてそれぞれ装填された電池9、9の陽
極、陰極に接触し、この陽極端子33aと陰極端子34
aとは、図7(b)に示すように延長形成され、図7
(d)に示すように、その延長端側はそれぞれスイッチ
の固定接点11、11としてスイッチ接続側8aの側面
に露出させている。また、電池ホルダ8の豆球接続側8
bには、陰極端子35aと陽極端子36aとが取り付け
られてそれぞれ装填された電池9、9の陰極、陽極に接
触し、この陰極端子35aと陽極端子36aとは、図7
(b)に示すように延長形成され、図7(c)に示すよ
うに、その延長端側はそれぞれ電池ホルダ8の反対面側
に固定された接続板28、28として、電池ホルダ8が
本体ケース1内に挿入されたとき、図6に示したように
豆球4に接続された接触片27、27が接触して電池9
を豆球4に電気的接続する。
【0023】図8は、前記電池ホルダ8と、豆球4及び
スイッチの可動接点12との電気的接続関係を配線図と
して示すものである。電池9を装填した電池ホルダ8を
電池交換用開口部23から本体ケース1内に挿入し、電
池キャップ5を閉じることにより、接続板28、28と
接触片27、27とがそれぞれ接触接続されて豆球4に
電池9が接続される。しかし、4本の電池9が直列接続
される中間接続点は固定接点11、11で離隔している
ので、回動操作ノブ6がOFF位置にあるときは直列接
続回路が固定接点11、11間で遮断されているため豆
球4は点灯しない。回動操作ノブ6を回動させてON位
置にすると、回動操作ノブ6に連結されたスイッチ板1
6上の可動接点12により固定接点11、11間が接続
され、直列接続回路が閉じられるので豆球4は点灯す
る。
【0024】次に、本体ケース1と装着ホルダ2との連
結構造について、図9〜図11を参照して説明する。
【0025】装着ホルダ2は、図9(a)に示すよう
に、ベルト通し孔39、39に接続される結束ベルト7
により頭部に結束されることにより前頭部に当接するベ
ース37と、図9(b)(c)に示すように、本体ケー
ス1に形成された左右の連結溝35、36にそれぞれ摺
動自在に嵌合して本体ケース1を前記ベース37に連結
するU字環33、34とを備えて構成されている。ベー
ス37にはU字環33に形成された固定用突起40、4
1が嵌入される凹部45、46、U字環34に形成され
た固定用突起42、43が嵌入される凹部47、48が
設けられている。
【0026】尚、凹部48だけは他の凹部45、46、
47と異なり、係止用バネ突起38を収容する凹部48
aが並設されている。また、ベース37のU字環33側
の凹部45、46の両者間に、回動位置規制用突起44
が形成されている。
【0027】図10は、前記構成になる装着ホルダ2に
より本体ケース1を連結する組み立て図を示しており、
本体ケース1は背面図として示している。本体ケース1
の左右の円周方向に形成された連結溝35、36の背面
側には、図示するように連結溝35には装着ベース37
に形成された前記回動規制用突起44が嵌まり合う回動
規制用凹部49、連結溝36には前記係止用バネ突起3
8が当接する鋸歯形状部50が形成されている。図示す
るように、本体ケース1の各連結溝35、36にそれぞ
れU字環33、34を嵌め合わせ、各U字環33、34
の各固定用突起40〜43をそれぞれ装着ベース37の
凹部45〜48に嵌め込み、各凹部45〜48の底に設
けられたネジ孔51からタッピングネジ52を通して各
U字環33、34を装着ベース37に固定する。このよ
うにU字環33、34が装着ベース37に固定されるこ
とにより、U字環33、34に保持された本体ケース1
は装着ベース37に連結される。
【0028】本体ケース1は装着ベース37上で回動自
在に連結されるが、連結溝35内に形成された前記回動
規制用凹部49に装着ベース37の回動規制用突起44
が嵌まり合っているので、本体ケース1の回動は回動規
制用凹部49が形成された範囲の角度が可能となる。即
ち、図11に示すように、頭部55に固定されている装
着ベース37に対し、本体ケース1は正面方向に投光す
る角度から下方方向に投光する角度に略90度回動でき
るように構成されている。この投光角度範囲の回動は、
連結溝36側に形成されている鋸歯形状部50に、装着
ベース37に装着された係止用バネ突起38が係合する
ことによって、鋸歯形状の形成ピッチにより段階的に変
化させることができる。ヘッドランプにおける頭部への
ランプの固定は完全固定の状態にはならないので、投光
角度を所望角度に設定する場合に、連続的に保持角度を
調節できるように構成すると、角度操作しているとき
と、操作の手を離したときとで角度にずれが生じやすく
角度設定に時間を要するが、変化角度毎に鋸歯形状部5
0の凹部に嵌まり込む係止用バネ突起38の回動係止に
より、段階的に保持角度が変化できるようになり、本体
ケース1は変化した保持角度で保持されるので、最適角
度への設定を迅速に行うことができ、特に操作の自由度
が低下する水中での使用の便を図ることができる。
【0029】尚、頭部に当接する装着ベース37には、
図5、図10に示すように、頭部との当接部位にクッシ
ョン材53を貼り付けて接触時の緩衝と位置ずれとを防
止している。
【0030】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば、一体
形成された本体ケースに設けられた電池交換用開口部、
投光用開口部、スイッチ操作用開口部はそれぞれ防水構
造を備えた電池キャップ、レンズキャップ、スイッチ構
造により密閉構造に閉じられるので、水中でも使用する
ことができる水中ヘッドランプを構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る水中ヘッドランプの外
観構成を示す斜視図。
【図2】実施形態に係るヘッドランプの構成を分解して
示す斜視図。
【図3】ヘッドランプの(a)は平面図、(b)は正面
図。
【図4】本体ケースの構成を図3のC−C線矢視断面で
示す断面図。
【図5】電池収容部内の構成を図3のA−A線矢視断面
で示す断面図。
【図6】発光部内の構成を図3のB−B線矢視断面で示
す断面図。
【図7】電池ホルダの構成を示す(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は背面図、(d)はD方向から
の側面図。
【図8】電気的接続関係を示す配線図。
【図9】装着ベースの構成を示す(a)は平面図、
(b)は左側面図、(c)は右側面図。
【図10】装着ベースと本体ケースとを連結する組み立
て図。
【図11】投光角度の変化を説明する側面図。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 装着ホルダ(保持部材) 3 レンズキャップ 4 豆球 5 電池キャップ(蓋体) 6 回動操作ノブ 7 結束ベルト 8 電池ホルダ 9 電池 10 電池キャップ用Oリング 11 固定接点 12 可動接点 14 連結ネジ 15 スイッチ用Oリング 17 反射鏡 18 レンズ 21 スイッチ操作用開口部 22 投光用開口部 23 電池交換用開口部 26 レンズキャップ用Oリング 27 接触片 28 接続板 31 電池保持部 33、34 U字環 35、36 連結溝 38 係止用バネ突起 44 回動規制用突起 49 回動規制用凹部 50 鋸歯形状部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を交換するための電池交換用開口部
    と、豆球からの光を投光する投光用開口部と、豆球の点
    灯を操作するスイッチのスイッチ操作用開口部とを設
    け、前記電池交換用開口部から挿入される電池を収容す
    る電池収容部と、前記投光用開口部に面して配設される
    豆球及び反射鏡を収容する投光部とを一体的に形成した
    本体ケースに、前記電池交換用開口部にこれを防水嵌合
    構造で開閉する蓋体と、前記投光用開口部にこれを防水
    嵌合構造で開閉するレンズキャップと、前記スイッチ操
    作用開口部に防水構造を設けて配置された操作部材によ
    り電池と豆球との間の電気的接続をON/OFFするス
    イッチとを設けて前記本体ケース内を防水密閉構造に形
    成し、この本体ケースを結束ベルトが取り付けられた保
    持部材に連結したことを特徴とする水中ヘッドランプ。
  2. 【請求項2】 スイッチ構造が、本体ケースの外側に設
    けられた回動操作ノブと、本体ケースの内側に設けられ
    たスイッチの可動接点との間を、スイッチ操作用開口部
    に防水構造を設けて貫通させた回動軸により連結して構
    成されてなる請求項1記載の水中ヘッドランプ。
  3. 【請求項3】 スイッチの可動接点に接触する固定接点
    と、豆球に接続された接触片に摺動接触する接続板と、
    所要数の電池を電気的に接続して所定位置に保持する電
    池保持部とを備えた電池ホルダを電池交換用開口部から
    電池収容部内に挿入することにより、電池と豆球及びス
    イッチとの電気的接続がなされ、この電池ホルダを電池
    交換用開閉部から出し入れして電池交換するように構成
    されてなる請求項1又は2記載の水中ヘッドランプ。
  4. 【請求項4】 保持部材と本体ケースとの間の連結が、
    保持角度が段階的に変化できるようにした保持角度調節
    機構を備えて構成されてなる請求項1記載の水中ヘッド
    ランプ。
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