JP2002175551A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP2002175551A
JP2002175551A JP2000370290A JP2000370290A JP2002175551A JP 2002175551 A JP2002175551 A JP 2002175551A JP 2000370290 A JP2000370290 A JP 2000370290A JP 2000370290 A JP2000370290 A JP 2000370290A JP 2002175551 A JP2002175551 A JP 2002175551A
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antenna
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antenna device
contact
center position
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JP2000370290A
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English (en)
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Rikio Shiratori
力男 白鳥
Minoru Nakayama
中山  実
Kenji Yokoyama
研児 横山
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚障害の利用者であってもアンテナの中心
位置が容易に分かるようにする。 【解決手段】 無線通信機能を備えたICカードからな
る非接触券を処理する非接触券処理機に設けられるその
非接触券と交信するためのアンテナ装置であって、電波
を通すカバー内に設けられた前記非接触券と交信するた
めのアンテナと、前記アンテナの中心位置に対応する前
記カバーの表面に設けられた凹状又は凸状の案内手段と
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触式自動改札
機等の非接触券処理機に設けられるアンテナ装置に係
り、特に、視覚障害の利用者に対して案内性に優れたも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、利用者の利便向上を図るために、
定期券を無線通信機能を備えた非接触式ICカードで構
成し、非接触で自動改札のできる非接触式自動改札機が
提案されている。この非接触式自動改札機には、非接触
券を処理するためのアンテナ装置を備えたリーダライタ
が設けられている。すなわち、このリーダライタは、ア
ンテナ装置を介して非接触券に記録されているカードデ
ータを読取るとともに、そのリーダライタを介して必要
に応じて非接触券に新たなデータを書込むように構成さ
れている。
【0003】アンテナ装置の非接触券がかざされる面、
又は、その非接触券が軽くタッチされる面は、偏平に形
成されているとともに、その面には、内部に設けられて
いるアンテナの位置が分かるように目印が印字されてい
たり、あるいは、LED等のランプからなる電照部によ
り表示されている。
【0004】したがって、利用者は、その目印あるいは
電照部を目安に非接触券をかざすことができ、又は、そ
の非接触券をタッチすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアンテナ装置の上面には、アンテナの位置が分るよ
うに目印が印字され、あるいは、電照部が設けられてい
るが、その上面は偏平に構成されているために、視覚障
害の利用者にとってアンテナの位置を認識することがで
きないという欠点があった。このため、非接触券をかざ
す位置やタッチする位置がアンテナから離れすぎてしま
い、データ授受が不調になるおそれがあった。
【0006】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、非接触券をか
ざす位置、あるいは非接触券をタッチする位置を利用者
が容易に認識することのできるアンテナ装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアンテナ装
置は、上記目的を達成するために、無線通信機能を備え
たICカードからなる非接触券を処理する非接触券処理
機に設けられるその非接触券と交信するためのアンテナ
装置であって、電波を通すカバー内に設けられた前記非
接触券と交信するためのアンテナと、前記アンテナの中
心位置に対応する前記カバーの表面に設けられた凹状又
は凸状の案内手段と、を有することを特徴としている。
また、前記案内手段は、前記アンテナの中心位置を中心
とするリングにより構成されていることを特徴としてい
る。そして、前記案内手段は、前記アンテナの中心位置
に向く放射線により構成されていることを特徴としてい
る。さらに、前記非接触券処理機は、非接触式自動改札
機であることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係るアン
テナ装置を非接触式自動改札機Gに組込んだときのその
非接触式自動改札機Gの斜視図であって、その非接触式
自動改札機Gの入口側の筐体Hの上面には、無線通信機
能を備えたICカードからなる非接触券と交信するため
のアンテナ装置Aが設けられている。このアンテナ装置
Aについては、後に詳述する。
【0009】非接触式自動改札機Gの筐体Hの改札通路
Pの入口側には、非接触式自動改札機Gの使用状態、つ
まり改札通路Pを通過できるか否かを利用者に表示する
ための表示部1が設けられている。また、図中、S,S
…は、改札通路Pへの利用者の進入又はその改札通路P
からの退出、あるいは通過を検知するための光電式の人
間検知器であって、筐体Hの側面に所定の間隔を保って
設けられている。さらに、この人間検知器は、筐体Hの
上面の改札通路Pと反対側でその改札通路Pの通過方向
に沿って設けられたセンサ取付ボックス2内に設けられ
ている反射型センサによっても構成されている。この反
射型センサは、改札通路P内の大人の利用者を検知でき
るように構成されている。
【0010】筐体Hの側面には、利用者に対して音声に
より所定の案内をアナウンスするためのスピーカ3が取
付けられている。また、筐体Hの上面の出口側には、利
用者に対して文字により所定の案内を行うための表示画
面4が取付けられている。
【0011】図中、5は、非接触式自動改札機Gの動作
を司どる制御器であり、マイクロコンピュータを中心に
構成されている。そして、この制御器5には、非接触券
Cとの間でデータの授受を行うためのリーダライタRが
接続されている。
【0012】リーダライタRは、周知の非接触式自動改
札機と同じく、アンテナ装置Aを介して非接触券から定
期券データや金額データ等の所定のカードデータを受信
するとともに、非接触式自動改札機Gからその非接触券
Cに残額や入出場情報等の所定のデータを送信できる機
能を有している。
【0013】図2(a)は、アンテナ装置A部分の平面
図、同図(b)は、同図(a)のイ−イ線断面図であ
る。このアンテナ装置Aには、電波を通すことのでき
る、筐体Hの上面から改札通路Pの進行方向にしたがっ
て徐々に高くなる傾斜した合成樹脂製のカバーA1 が設
けられている。そして、このカバーA1 の上面の内側に
は、非接触券Cと交信するためのアンテナaが設けられ
ている。
【0014】図中、10は、カバーA1 の上面に同心円
状に設けられた大小2つからなるリングであって、アン
テナa1 の中心位置に対応した位置を中心位置とするよ
うに設けられ、本発明の案内手段に相当している。この
リング10は、カバーA1 の上面から突出した突条によ
り形成され、アンテナaの位置を表示している。したが
って、利用者は、そのリング10を目安に非接触券をか
ざすことができ、又は、そのリング10の内側の部分に
軽くタッチさせることができ、データ授受を良好に行な
わせることができる。
【0015】なお、上述の例では、リング10をカバー
A1 の上面から突出した突条の凸状で形成したが、この
リング10をカバーA1 の上面から窪んだ凹条溝からな
る凹状で形成することもできる。また、リングは二重と
したが、一重でも、あるいは三重以上とすることができ
る。リングの数は、多重のほど案内性を良くすることが
できる。さらに、リング10は偏平なカバーA1 の上面
に設けるようにしたが、リング10を多重としたとき
は、内側のリングが外側より高く、または内側のリング
が外側より低くなるように段差を付けるようにしてもよ
い。また、リング10は、連続した突条、あるいは凹条
溝で形成したが、小突起、又は小さい窪みを連続的に配
置して形成することもできる。
【0016】図3は、本発明の他の実施の形態に係るア
ンテナ装置A′を示すもので、上述のリング10の代わ
りにアンテナaの中心位置に向く放射状の凸状11を設
けている。この凸状11は、カバーA1 の上面から突出
した棒状の突条で形成されているが、小突起を棒状に配
置して形成することができる。図3中、11′は、放射
状の中心位置に設けられた小突起である。この放射状の
凸条11の中心は、アンテナaの中心位置を表している
ので、利用者は、その放射状の凸状11の中心を目安に
非接触券をかざすことができ、又は、その電照部の部分
に軽くタッチすることができ、データ授受を良好に行な
わせることができる。なお、この放射状の凸条11を凹
条の溝で構成してもよい。この場合、凹条の溝の代りに
小さい窪みを連続して配置して形成することもできる。
【0017】図4(a)は、本発明のさらに他の実施の
形態に係る他の実施の形態に係るアンテナ装置A″を示
す平面図、同図(b)は、同図(a)のロ−ロ線断面図
である。
【0018】ここに示される案内手段は、アンテナaの
中心位置に対応するカバーA1 に円状の突起(凸状)1
2を設けて構成されている。したがって、利用者は、そ
の突起12を目安に非接触券Cをかざすことができ、又
は、その突起12に軽くタッチさせることができ、デー
タ授受を良好に行なわせることができる。なお、上述の
突起12を逆の形、すなわち、円状の凹部としてもよ
い。さらに、突起12の形状は四角形等の多角形に形成
してもよい。
【0019】図5は、本発明の他の実施の形態に係るア
ンテナ装置A10を示す平面図である。ここに示される案
内手段は、上記図3に示される案内手段と同様に放射状
の凸状で形成されるが、ここにおける凸状は、放射状の
中心位置が最も大きな突起13で外側に行くに従って小
さい突起13となるように配設して形成されている。し
たがって、利用者は、突起13を目安に非接触券をかざ
すことができ、又は、その突起13に軽くタッチさせる
ことができ、データ授受を良好に行わせることができ
る。なお、この突起13を逆の形、すなわち、窪みとす
ることもできる。
【0020】上述の例では、非接触券処理機を非接触式
自動改札機としたが、これを非接触式自動販売機等の他
の処理機とすることもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るアンテナ装置は、電波を通
すカバー内に設けられた非接触券と交信するためのアン
テナと、そのアンテナの中心位置に対応する前記カバー
の表面に設けられた凹状又は凸状の案内手段とを有する
ので、特に視覚障害の利用者はアンテナの中心に向けて
非接触券をかざすことができ、又は軽くタッチすること
ができ、データ授受を良好に行なわせることができる。
また、案内手段を、アンテナの中心位置を中心とするリ
ングにより構成したときは、案内手段を容易に実現する
ことができる。さらに、前記案内手段を、アンテナの中
心位置に向く放射線により構成したときは、案内手段を
容易に実現することができる。さらに、非接触券処理機
を非接触式自動改札機としたときは、非接触式自動改札
機におけるデータ授受を良好に行なわせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るアンテナ装置を非
接触式自動改札機に適用したときの斜視図である。
【図2】(a)はアンテナ装置の平面図、(b)は
(a)のイ−イ線断面図である。
【図3】他の実施の形態に係るアンテナ装置の断面図で
ある。
【図4】(a)はさらに他の実施の形態に係るアンテナ
装置の断面図、(b)は(a)のロ−ロ線断面図であ
る。
【図5】本発明の他の実施の形態に係るアンテナ装置の
平面図である。
【符号の説明】
G 非接触式自動改札機(非接触券処理機) H 筐体 A,A′,A″,A10 アンテナ装置 A1 カバー a アンテナ 10 リング(案内手段) 11 放射状の凸条(案内手段) 12 突起(案内手段) 13 突起(案内手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 研児 栃木県宇都宮市平出工業団地11番地2 日 本信号株式会社宇都宮事業所内 Fターム(参考) 3E027 CA06 CA07 CB09 5B058 CA17 KA02 KA06 KA24 YA20 5J046 AA02 AA04 AB11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信機能を備えたICカードからな
    る非接触券を処理する非接触券処理機に設けられるその
    非接触券と交信するためのアンテナ装置であって、 電波を通すカバー内に設けられた前記非接触券と交信す
    るためのアンテナと、 前記アンテナの中心位置に対応する前記カバーの表面に
    設けられた凹状又は凸状の案内手段と、 を有することを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記案内手段は、前記アンテナの中心位
    置を中心とするリングにより構成されていることを特徴
    とする請求項1のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記案内手段は、前記アンテナの中心位
    置に向く放射線により構成されていることを特徴とする
    請求項1のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記非接触券処理機は、非接触式自動改
    札機であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    に記載のアンテナ装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004124457A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Uchida Yoko Co Ltd デスクの錠装置
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JP2006065567A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 非接触icカードリーダライタ
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US7458511B2 (en) 2004-10-08 2008-12-02 Fujitsu Limited Access device for data-holding body and electronic equipment incorporating the access device

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