JP2002175299A - 情報提供方法、情報提供装置及び情報提供プログラムを格納する記憶媒体 - Google Patents

情報提供方法、情報提供装置及び情報提供プログラムを格納する記憶媒体

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JP2002175299A
JP2002175299A JP2000360442A JP2000360442A JP2002175299A JP 2002175299 A JP2002175299 A JP 2002175299A JP 2000360442 A JP2000360442 A JP 2000360442A JP 2000360442 A JP2000360442 A JP 2000360442A JP 2002175299 A JP2002175299 A JP 2002175299A
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Toshihiro Suzuki
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秀明 山形
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慶久 大黒
Toshio Miyazawa
利夫 宮澤
Koichi Inoue
浩一 井上
Junichi Hara
潤一 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報検索の容易化を図ること。望ましい広告
方法を提供すること。 【解決手段】 文字情報を含む1次コンテンツを解析
し、公開コンテンツのロケーション(例えばURL)を
キーワードに対応付けて登録するデータベース108を
参照して1次コンテンツからデータベース108に登録
されたキーワードを抽出する。抽出したキーワードをキ
ーとしてデータベース108を検索し、抽出したキーワ
ードに対応付けられた公開コンテンツのロケーションを
獲得する。そして、1次コンテンツ中のキーワードに対
して、獲得したロケーションにアクセスするためのアン
カーを付与して2次コンテンツを作成する。これによ
り、情報検索の容易化が図られる。また、コンテンツに
対して外見変化及びデータサイズの増大をもたらすこと
なく公開コンテンツのロケーションをキーワードに付与
することができるので、2次コンテンツの閲覧者の便宜
を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上か
らアクセス可能な公開コンテンツに関する情報を提供
し、その公開コンテンツに対するアクセスを提供する情
報提供方法、情報提供装置及び情報提供プログラムを格
納する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットは、その爆発的な普及に
伴い、情報流通のための手段として重要度を増してきて
いる。
【0003】インターネットが情報流通のための手段と
して有効に機能するためには、情報検索機能の充実が不
可欠である。このような情報検索機能については、検索
エンジンと呼ばれる技術が開発され、広く普及してい
る。このような情報検索エンジンは、一般的には、ある
特定のキーワードを入力すると、そのキーワードを含む
公開コンテンツ(ホームページ)の検索を実行するよう
になっている。
【0004】一方、インターネットの普及によって生じ
た情報流通革命に着目し、インターネットを利用した各
種の広告が急速な普及を遂げている。このような広告
は、多くの場合、公開コンテンツの中に広告領域を設
け、この広告領域に広告を添付するのが一般的である。
つまり、インターネット上で公開されている公開コンテ
ンツは、それが特定の会員等の特定人にだけ提供される
ものであるか広く一般の不特定人に提供されるものであ
るかを問わず、一般的には、HTML言語で記述されて
いるハイパーテキストであり、ここに広告を添付するの
は容易である。そして、こうして広告が添付された公開
コンテンツは、WWW(World Wide Web)技術によって
配信され、ユーザーはブラウザを用いて公開コンテンツ
を閲覧することが可能である。そして、このような広告
にはアンカーが付され、ユーザーが広告領域に添付され
たテキストや画像である広告をマウスディバイス等によ
ってその広告をクリックすることで、広告されているサ
ービスが存在するインターネット上のロケーションをア
クセスすることができるような仕組みになっている。こ
のような仕組みは、一般的に、リンクが張られていると
呼ばれている。つまり、その広告とその広告主のウエブ
サイトとがリンク付けられているわけである。
【0005】また、インターネット上での広告に関して
は、ホームページと呼ばれている公開コンテンツばかり
でなく、電子メールのコンテンツにも添付されるような
仕組みが普及しつつある。一例として、ユーザーがある
プロバイダとの間でインターネット接続に関する契約を
交わした場合、そのプロバイダ経由で送信される電子メ
ールに広告が添付されるという仕組みが実用化されてい
る。このような契約では、たとえばインターネットの接
続料金等について、ユーザーは利益を享受し得るように
なっている。
【0006】図23は、何らかのコンテンツに添付され
た広告の一例を模式的に示している。つまり、このコン
テンツは、紀行文である読み物1001を本来的な内容
としているが、その周囲に広告領域1002が設けら
れ、ここに2つの広告1003、1004が添付されて
いる。これらの広告1003、1004には、それぞ
れ、広告主のウエブサイト1003a、1004aに対
するアンカーが付されている。そこで、このコンテンツ
を閲覧した者がその広告1003又は1004をマウス
ディバイス等によってクリックすると、クリックした広
告にリンクするウエブサイト1003a又は1004a
の閲覧画面となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】〔情報検索機能〕イン
ターネットにおける情報検索機能として普及している情
報検索エンジンは、ある特定のキーワードを入力する
と、そのキーワードを含む公開コンテンツ(ホームペー
ジ)の検索を実行するようになっている。これは、ユー
ザーから見ると、キーワードの入力が不可欠であり、最
適なキーワードが思いつかない場合には、望んでいる公
開コンテンツに辿り着けないことになる。
【0008】この点、特開平11−175628号公報
には、情報検索についての新しい可能性が示されてい
る。つまり、インターネット上の仮想空間であるサイバ
ースペース上でのチャット内容からキーワードを抽出
し、このキーワードに対応付けられた画像(メタファと
称されている)を画面上に表示し、この画像をクリック
することで詳細内容を画面上に表示するというものであ
る。この場合、詳細内容は、別のウエブサイト(ホーム
ページ)にリンクさせて画面上に表示しても良いことが
示されている。
【0009】もっとも、特開平11−175628号公
報では、キーワードに対応付けられた画像は広告であ
り、この公報に記載された発明は、新しい検索技術を提
供するというものではない。
【0010】また、特開平11−175628号公報に
記載された発明では、キーワードに対応付けられた画像
が画面上に表示されるため、本来のコンテンツ内容が見
ずらくなってしまうという問題がある。
【0011】〔広告〕広告主にとっては、自らが提供す
るサービスにできるだけ多くのユーザーを呼び込むこと
ができるような広告が望ましい。そのためには、 ・コンテンツを閲覧したユーザーに好感を持ってもらう ・できるだけ多くのコンテンツに広告を出す ・自らのサービスに興味を持ちそうなユーザー層に広告
を見てもらう という面を向上させたい。ところが、特開平11−17
5628号公報に示されている例も含む従来のインター
ネット上での広告方法では、次に示すような問題があ
る。
【0012】(1)コンテンツに添付された広告のため
に、本来の内容が妨げられ、広告がかえって逆効果とな
ってしまう。
【0013】以下、図24に基づいて、この問題を考え
る。図24は、電子メールに広告が添付された画面表示
例を示す模式図である。
【0014】図24(a)に示すように、このコンテン
ツでは、メール本文2001が本来的な内容を構成す
る。そして、その周囲に広告領域2002が設けられ、
この広告領域2002に画像データによる複数個の広告
2003〜2007が添付されている。このようなコン
テンツは、インターネット上で一般的に見ることができ
るコンテンツである。
【0015】ところが、一見しても分かるように、画面
中を示す広告の割合が極めて大きい。このため、本来の
コンテンツに集中しにくくなり、場合によっては、その
コンテンツの本来的な内容をなすメール本文2001が
どこにあるのかが分からない場合も生ずる。このため、
広告主の印象が悪くなってしまうことが予想される。
【0016】これは、数値的にも、図24(b)に示す
ように、コンテンツ全体の面積は800×600=48
0000画素であるのに対して、コンテンツの本来的な
内容をなすメール本文2001は400×200=80
000画素しかなく、よって、広告領域2002の面積
は、480000−8000=400000画素もある
ことになる。これは、広告面積比として見ると、400
000/480000=0.83ということになり、コ
ンテンツ全体の83パーセントもの領域を広告2003
〜2007が占めていることになる。
【0017】さらに問題なのは、その場合のデータ内容
やデータサイズである。つまり、図24(c)に示すよ
うに、テキストデータであるメール本文2001のデー
タサイズは200バイトであるのに対し、広告2003
〜2007のデータサイズは一つが4000バイトとし
ても、4000×5=20000バイトものデータサイ
ズとなってしまう。これは、広告2003〜2007に
は画像データが用いられるのが普通だからである。そこ
で、データサイズ比として見ると、20000/200
=100、つまり、広告2003〜2007がメール本
文2001の100倍ものデータサイズとなっている。
このため、ユーザーが使用するコンピュータにおいてコ
ンテンツの読み込みに時間がかかり、肝心のメール本文
2001をなかなか見ることができないという煩わしさ
が生ずる。これは、通信回線の品質が低くデータ転送速
度が遅い環境では深刻な問題である。このため、ユーザ
ーはコンテンツが開くまで待たなければならず、これに
よって、広告主に対する印象が悪くなる可能性がある。
【0018】(2)コンテンツの作成者が広告の添付や
更新を行なわなければならないため、コンテンツ作成者
の負担が大きい。こうした作業を厭わない意欲的なコン
テンツ作成者はインターネット利用者の中でそれほど多
くなく、その結果、広告を出すことができるコンテンツ
の飛躍的な増加は期待できない。
【0019】(3)自らのサービスに興味を持ちそうな
ユーザー層やそのようなユーザー層が閲覧する可能性が
高いコンテンツを特定するのは困難である。
【0020】この問題については、前述した特開平11
−175628号公報に示された技術が解決策を提供す
る。しかしながら、この公報に記載された発明では、広
告主のサービスへのリンクを持つメタファを本来のコン
テンツである会話文と別に表示するため、依然として上
記(1)の問題は解消されない。しかも、メタファを本
来のコンテンツに混在させることは、例えば視覚障害者
等の利用を考慮した場合、アクセシビィリティーへの配
慮が不足するといわざるを得ない。しかも、サイバース
ペースに参加するユーザーに限定された広告では、上記
(2)の問題を克服することもできない。
【0021】本発明の目的は、情報検索の容易化を図る
ことである。
【0022】本発明の別の目的は、望ましい広告方法を
提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の情報提供
方法の発明は、文字情報を含む1次コンテンツを解析
し、公開コンテンツのロケーションをキーワードに対応
付けて登録するデータベースを参照して前記1次コンテ
ンツから前記データベースに登録されたキーワードを抽
出するステップと、抽出したキーワードをキーとして前
記データベースを検索し、抽出したキーワードに対応付
けられた公開コンテンツのロケーションを獲得するステ
ップと、前記1次コンテンツ中のキーワードに対して、
獲得したロケーションにアクセスするためのアンカーを
付与し、これによって2次コンテンツを作成するステッ
プと、を具備する。
【0024】したがって、1次コンテンツ中のキーワー
ドに対して、このキーワードと関係する公開コンテンツ
のロケーションにアクセスするためのアンカーが付与さ
れた2次コンテンツが作成される。この2次コンテンツ
では、リンク情報の添付等が生じず、1次コンテンツに
対して、外見上、大きな変化が生じない。したがって、
表示内容が見易いものとなる。また、2次コンテンツ
は、1次コンテンツに対して、公開コンテンツのロケー
ションにアクセスするためのアンカーが付加されるに過
ぎないため、それによってデータサイズが激増すること
もない。さらに、2次コンテンツの作成に際し、コンテ
ンツ作成者の手を煩わせることもない。加えて、1次コ
ンテンツのキーワードに基づいてデータベースからその
キーワードに関連する公開コンテンツのロケーションが
検索されるため、2次コンテンツの閲覧者が興味を持ち
そうな公開コンテンツとキーワードとが関連付けられる
ことになる。
【0025】請求項2記載の発明は、請求項1記載の情
報提供方法において、前記1次コンテンツから公開コン
テンツの範囲を絞り込むための地域情報を獲得するステ
ップを具備し、公開コンテンツのロケーションを獲得す
るステップでは、公開コンテンツのロケーションをキー
ワードに対応付けて地域情報と共に登録するデータベー
スを検索し、前記2次コンテンツを作成するステップで
は、獲得した地域情報に合致する地域情報に対応する公
開コンテンツのロケーションにアクセスするためのアン
カーを前記1次コンテンツ中のキーワードに対して付与
するようにした。
【0026】したがって、1次コンテンツが指定する地
域情報による情報の絞りがかけられ、2次コンテンツの
閲覧者がより興味を持ちそうな公開コンテンツとキーワ
ードとが関連付けられることになる。
【0027】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の情報提供方法において、前記1次コンテンツをネッ
トワーク経由で受信するステップと、前記2次コンテン
ツを前記1次コンテンツの送信元にネットワーク経由で
返信するステップと、を具備する。
【0028】したがって、2次コンテンツが1次コンテ
ンツの送信元に返信される。このような構成上、本請求
項に係る発明は、情報検索のために用いるのに適してい
る。
【0029】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の情報提供方法において、前記1次コンテンツをネッ
トワーク経由で受信するステップと、前記2次コンテン
ツを前記1次コンテンツの送信元が指定する配信先にネ
ットワーク経由で配信するステップと、を具備する。
【0030】したがって、2次コンテンツが1次コンテ
ンツの送信元が指定する配信先に配信される。このよう
な構成上、本請求項に係る発明は、情報検索のために用
いるのにも、広告目的で用いるのにも適している。
【0031】請求項5記載の発明は、請求項1又は2記
載の情報提供方法において、前記2次コンテンツを公開
コンテンツとしてネットワーク上で公開するステップを
具備する。
【0032】したがって、2次コンテンツが公開コンテ
ンツとしてネットワーク上で公開され、閲覧可能とな
る。このような構成上、本請求項に係る発明は、情報検
索のために用いるのにも、広告目的で用いるのにも適し
ている。
【0033】請求項6記載の発明は、請求項3、4又は
5記載の情報提供方法において、前記2次コンテンツの
提供は有償である。
【0034】したがって、代表的には1次コンテンツの
送信者が情報料を支払うことになる。このような構成
上、本請求項に係る発明は、情報検索のために用いるの
に適している。
【0035】請求項7記載の発明は、請求項1、2、
3、4又は5記載の情報提供方法において、公開コンテ
ンツのロケーションの前記データベースへの登録は有償
である。
【0036】したがって、代表的には公開コンテンツの
提供者が広告料を支払うことになる。このような構成
上、本請求項に係る発明は、広告目的で用いるのにも適
している。
【0037】請求項8記載の発明は、請求項7記載の情
報提供方法において、前記1次コンテンツは電子メール
であり、電子メールの送信者には特典を付与する。
【0038】これにより、例えば、情報提供者が公開コ
ンテンツの提供者から対価を受け、その分を電子メール
の送信者に分配するというビジネス方法に適用可能であ
る。これにより、電子メールの送信者が増加し、結果的
に情報提供者の広告収入が増加することが予想される。
【0039】請求項9記載の発明は、請求項7記載の情
報提供方法において、公開コンテンツに対してアンカー
が付与される頻度を求めるステップを具備し、アンカー
が付与される頻度に応じて課金額を設定するようにし
た。
【0040】したがって、広告効果に応じて広告料が設
定されることになり、公平なシステムが構築される。
【0041】請求項10記載の発明は、請求項7記載の
情報提供方法において、公開コンテンツのロケーション
に対応付けられるキーワードの指値をネットワーク経由
で受信するステップと、受信したキーワードの指値のう
ち最高額を売値として確定するステップと、を具備す
る。
【0042】したがって、キーワードのオークション
(せり)が実行され、出現頻度が高く広告効果が高いと
思われるキーワードには高い売値が付けられ、公平なシ
ステムが構築される。また、より関係が深いキーワード
と公開コンテンツとが対応付けられる可能性が高くな
り、2次コンテンツの閲覧者が興味を持ちそうな公開コ
ンテンツとキーワードとが関連付けられることになる。
【0043】請求項11記載の情報提供装置の発明は、
文字情報を含む1次コンテンツを解析し、公開コンテン
ツのロケーションをキーワードに対応付けて登録するデ
ータベースを参照して前記1次コンテンツから前記デー
タベースに登録されたキーワードを抽出するキーワード
抽出手段と、抽出したキーワードをキーとして前記デー
タベースを検索し、抽出したキーワードに対応付けられ
た公開コンテンツのロケーションを獲得するロケーショ
ン獲得手段と、前記1次コンテンツ中のキーワードに対
して、獲得したロケーションにアクセスするためのアン
カーを付与し、これによって2次コンテンツを作成する
2次コンテンツ作成手段と、を具備する。
【0044】したがって、1次コンテンツ中のキーワー
ドに対して、このキーワードと関係する公開コンテンツ
のロケーションにアクセスするためのアンカーが付与さ
れた2次コンテンツが作成される。この2次コンテンツ
では、リンク情報の添付等が生じず、1次コンテンツに
対して、外見上、大きな変化が生じない。したがって、
表示内容が見易いものとなる。また、2次コンテンツ
は、1次コンテンツに対して、公開コンテンツのロケー
ションにアクセスするためのアンカーが付加されるに過
ぎないため、それによってデータサイズが激増すること
もない。さらに、2次コンテンツの作成に際し、コンテ
ンツ作成者の手を煩わせることもない。加えて、1次コ
ンテンツのキーワードに基づいてデータベースからその
キーワードに関連する公開コンテンツのロケーションが
検索されるため、2次コンテンツの閲覧者に興味を持た
れそうな公開コンテンツとキーワードとが関連付けられ
ることになる。
【0045】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の情報提供装置において、前記1次コンテンツから公開
コンテンツの範囲を絞り込むための地域情報を獲得する
地域情報獲得手段を具備し、前記ロケーション獲得手段
の実行に際して、公開コンテンツのロケーションをキー
ワードに対応付けて地域情報と共に登録するデータベー
スを検索し、前記2次コンテンツ作成手段の実行に際し
て、獲得した地域情報に合致する地域報に対応する公開
コンテンツのロケーションにアクセスするためのアンカ
ーを前記1次コンテンツ中のキーワードに対して付与す
るようにした。
【0046】したがって、1次コンテンツが指定する地
域情報による情報の絞りがかけられ、2次コンテンツの
閲覧者がより興味を持ちそうな公開コンテンツとキーワ
ードとが関連付けられることになる。
【0047】請求項13記載の発明は、請求項11又は
12記載の情報提供装置において、前記1次コンテンツ
をネットワーク経由で受信する受信手段と、前記2次コ
ンテンツを前記1次コンテンツの送信元にネットワーク
経由で返信する返送手段と、を具備する。
【0048】したがって、2次コンテンツが1次コンテ
ンツの送信元に返信される。このような構成上、本請求
項に係る発明は、情報検索のために用いるのに適してい
る。
【0049】請求項14記載の発明は、請求項11又は
12記載の情報提供装置において、前記1次コンテンツ
をネットワーク経由で受信する受信手段と、前記2次コ
ンテンツを前記1次コンテンツの送信元が指定する配信
先にネットワーク経由で配信する配信手段と、を具備す
る。
【0050】したがって、2次コンテンツが1次コンテ
ンツの送信元が指定する配信先に配信される。このよう
な構成上、本請求項に係る発明は、情報検索のためだけ
でなく、広告目的で用いるのにも適している。
【0051】請求項15記載の発明は、請求項11又は
12記載の情報提供装置において、前記2次コンテンツ
を公開コンテンツとしてネットワーク上で公開する公開
手段を具備する。
【0052】したがって、2次コンテンツが公開コンテ
ンツとしてネットワーク上で公開され、閲覧可能とな
る。このような構成上、本請求項に係る発明は、情報検
索のために用いるのにも、広告目的で用いるのにも適し
ている。
【0053】請求項16記載の発明は、請求項13、1
4又は15記載の情報提供装置において、前記2次コン
テンツの提供に対して課金する第1の課金手段を具備す
る。
【0054】したがって、代表的には1次コンテンツの
送信者が情報料を支払うことになる。このような構成
上、本請求項に係る発明は、情報検索のために用いるの
に適している。
【0055】請求項17記載の発明は、請求項11、1
2、13、14又は15記載の情報提供装置において、
公開コンテンツのロケーションの前記データベースへの
登録に対して課金する第2の課金手段を具備する。
【0056】したがって、代表的には公開コンテンツの
提供者が広告料を支払うことになる。このような構成
上、本請求項に係る発明は、広告目的で用いるのにも適
している。
【0057】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の情報提供装置において、前記1次コンテンツは電子メ
ールであり、電子メールの送信者に特典を付与する特典
付与手段を具備する。
【0058】これにより、例えば、情報提供者が公開コ
ンテンツの提供者から対価を受け、その分を電子メール
の送信者に分配するというビジネス方法に適用可能であ
る。これにより、電子メールの送信者が増加し、結果的
に情報提供者の広告収入が増加することが予想される。
【0059】請求項19記載の発明は、請求項17記載
の情報提供装置において、アンカーが付与される頻度に
応じて課金額を設定するために、公開コンテンツに対し
てアンカーが付与される頻度を求める頻度検出手段を具
備する。
【0060】したがって、広告効果に応じて広告料が設
定されることになり、公平なシステムが構築される。
【0061】請求項20記載の発明は、請求項17記載
の情報提供装置において、公開コンテンツのロケーショ
ンに対応付けられるキーワードの指値をネットワーク経
由で受信する金額受信手段と、受信したキーワードの指
値のうち最高額を売値として確定する金額確定手段と、
を具備する。
【0062】したがって、キーワードのオークション
(せり)が実行され、出現頻度が高く広告効果が高いと
思われるキーワードには高い売値が付けられ、公平なシ
ステムが構築される。また、より関係が深いキーワード
と公開コンテンツとが対応付けられる可能性が高くな
り、2次コンテンツの閲覧者が興味を持ちそうな公開コ
ンテンツとキーワードとが関連付けられることになる。
【0063】請求項21記載の発明は、コンピュータに
インストールされ、このコンピュータに、文字情報を含
む1次コンテンツを解析し、公開コンテンツのロケーシ
ョンをキーワードに対応付けて登録するデータベースを
参照して前記1次コンテンツから前記データベースに登
録されたキーワードを抽出するキーワード抽出機能と、
抽出したキーワードをキーとして前記データベースを検
索し、抽出したキーワードに対応付けられた公開コンテ
ンツのロケーションを獲得するロケーション獲得機能
と、前記1次コンテンツ中のキーワードに対して、獲得
したロケーションにアクセスするためのアンカーを付与
し、これによって2次コンテンツを作成する2次コンテ
ンツ作成機能と、を実行させる機械読取可能なプログラ
ムを格納する記憶媒体である。
【0064】したがって、1次コンテンツ中のキーワー
ドに対して、このキーワードと関係する公開コンテンツ
のロケーションにアクセスするためのアンカーが付与さ
れた2次コンテンツが作成される。この2次コンテンツ
では、リンク情報の添付等が生じず、1次コンテンツに
対して、外見上、大きな変化が生じない。したがって、
表示内容が見易いものとなる。また、2次コンテンツ
は、1次コンテンツに対して、公開コンテンツのロケー
ションにアクセスするためのアンカーが付加されるに過
ぎないため、それによってデータサイズが激増すること
もない。さらに、2次コンテンツの作成に際し、コンテ
ンツ作成者の手を煩わせることもない。加えて、1次コ
ンテンツのキーワードに基づいてデータベースからその
キーワードに関連する公開コンテンツのロケーションが
検索されるため、2次コンテンツの閲覧者に興味を持た
れそうな公開コンテンツとキーワードとが関連付けられ
ることになる。
【0065】請求項22記載の発明は、請求項21記載
の記憶媒体において、前記プログラムは、コンピュータ
に、前記1次コンテンツから公開コンテンツの範囲を絞
り込むための地域情報を獲得する地域情報獲得機能を実
行させ、前記ロケーション獲得機能の実行に際して、公
開コンテンツのロケーションをキーワードに対応付けて
地域情報と共に登録するデータベースを検索し、前記2
次コンテンツ作成機能の実行に際して、獲得した地域情
報に合致する地域報に対応する公開コンテンツのロケー
ションにアクセスするためのアンカーを前記1次コンテ
ンツ中のキーワードに対して付与するようにした。
【0066】したがって、1次コンテンツが指定する地
域情報による情報の絞りがかけられ、2次コンテンツの
閲覧者がより興味を持ちそうな公開コンテンツとキーワ
ードとが関連付けられることになる。
【0067】請求項23記載の発明は、請求項21又は
22記載の記憶媒体において、前記プログラムは、コン
ピュータに、前記1次コンテンツをネットワーク経由で
受信する受信機能と、前記2次コンテンツを前記1次コ
ンテンツの送信元にネットワーク経由で返信する返送機
能と、を実行させる。
【0068】したがって、2次コンテンツが1次コンテ
ンツの送信元に返信される。このような構成上、本請求
項に係る発明は、情報検索のために用いるのに適してい
る。
【0069】請求項24記載の発明は、請求項21又は
22記載の記憶媒体において、前記プログラムは、コン
ピュータに、前記1次コンテンツをネットワーク経由で
受信する受信機能と、前記2次コンテンツを前記1次コ
ンテンツの送信元が指定する配信先にネットワーク経由
で配信する配信機能と、を実行させる。
【0070】したがって、2次コンテンツが1次コンテ
ンツの送信元が指定する配信先に配信される。このよう
な構成上、本請求項に係る発明は、情報検索のためだけ
でなく、広告目的で用いるのにも適している。
【0071】請求項25記載の発明は、請求項21又は
22記載の記憶媒体において、前記プログラムは、コン
ピュータに、前記2次コンテンツを公開コンテンツとし
てネットワーク上で公開する公開機能を実行させる。
【0072】したがって、2次コンテンツが公開コンテ
ンツとしてネットワーク上で公開され、閲覧可能とな
る。このような構成上、本請求項に係る発明は、情報検
索のために用いるのにも、広告目的で用いるのにも適し
ている。
【0073】請求項26記載の発明は、請求項23、2
4又は25記載の記憶媒体において、前記プログラム
は、コンピュータに、前記2次コンテンツの提供に対し
て課金する第1の課金機能を実行させる。
【0074】したがって、代表的には1次コンテンツの
送信者が情報料を支払うことになる。このような構成
上、本請求項に係る発明は、情報検索のために用いるの
に適している。
【0075】請求項27記載の発明は、請求項21、2
2、23、24又は25記載の記憶媒体において、前記
プログラムは、コンピュータに、公開コンテンツのロケ
ーションの前記データベースへの登録に対して課金する
第2の課金機能を実行させる。
【0076】したがって、代表的には公開コンテンツの
提供者が広告料を支払うことになる。このような構成
上、本請求項に係る発明は、広告目的で用いるのにも適
している。
【0077】請求項28記載の発明は、請求項27記載
の記憶媒体において、前記プログラムは、コンピュータ
に、前記1次コンテンツである電子メールの送信者に特
典を付与する特典付与機能を実行させる。
【0078】これにより、例えば、情報提供者が公開コ
ンテンツの提供者から対価を受け、その分を電子メール
の送信者に分配するというビジネス方法に適用可能であ
る。これにより、電子メールの送信者が増加し、結果的
に情報提供者の広告収入が増加することが予想される。
【0079】請求項29記載の発明は、請求項27記載
の記憶媒体において、前記プログラムは、コンピュータ
に、アンカーが付与される頻度に応じて課金額を設定す
るために、公開コンテンツに対してアンカーが付与され
る頻度を求める頻度検出機能を実行させる。
【0080】したがって、広告効果に応じて広告料が設
定されることになり、公平なシステムが構築される。
【0081】請求項30記載の発明は、請求項27記載
の記憶媒体において、前記プログラムは、コンピュータ
に、公開コンテンツのロケーションに対応付けられるキ
ーワードの指値をネットワーク経由で受信する金額受信
機能と、受信したキーワードの指値のうち最高額を売値
として確定する金額確定機能と、を実行させる。
【0082】したがって、キーワードのオークション
(せり)が実行され、出現頻度が高く広告効果が高いと
思われるキーワードには高い売値が付けられ、公平なシ
ステムが構築される。また、より関係が深いキーワード
と公開コンテンツとが対応付けられる可能性が高くな
り、2次コンテンツの閲覧者が興味を持ちそうな公開コ
ンテンツとキーワードとが関連付けられることになる。
【0083】
【発明の実施の形態】〔全体の概略構成〕本発明の実施
の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は、イ
ンターネットを利用した構成例である。
【0084】図1は、全体のシステム構成例を示す模式
図である。図1中、電子データの通信網であるネットワ
ークとして機能するインターネット101が仮想的に示
されており、インターネット101を経由して、コンテ
ンツ送信クライアント102、2次コンテンツ受信クラ
イアント103、情報仲介サーバー104、情報提供サ
イト105及びサービス提供サイト106が接続可能と
なっている。
【0085】ここで、コンテンツ送信クライアント10
2は、コンテンツの作成者が利用するクライアント端末
である。情報仲介サーバー104は、情報仲介者が運営
する情報仲介用のサーバーであり、コンテンツ送信クラ
イアント102からインターネット101を経由して送
信された電子メール等の1次コンテンツ201を加工し
て2次コンテンツ202を作成するのに用いる(図6〜
図8参照)。2次コンテンツ受信クライアント103
は、情報仲介サーバー104で作成されたコンテンツが
配信されるクライアント端末であり、システム構成によ
っては、コンテンツ送信クライアント102と2次コン
テンツ受信クライアント103とが同一のクライアント
端末であることがあり得る。情報提供サイト105及び
サービス提供サイト106は、公開コンテンツ203
(図8参照)を提供するインターネット101上で公開
されている情報提供者及びサービス提供者が運営するウ
エブサイトである。公開コンテンツ203は、会員向に
クローズされたものであっても、広く一般に公開された
ものであっても、インターネット101上で閲覧可能な
ものであれば、その種類を問わない。
【0086】ここで、情報仲介サーバー104は、コン
テンツ送信クライアント102からインターネット10
1を経由して送信された電子メール等のコンテンツを加
工して2次コンテンツを作成する。このような処理を実
行するために、情報仲介サーバー104は、データベー
スとしてのキーワードデータベース108に接続されて
おり、このキーワードデータベース108から必要なデ
ータを得る。情報仲介サーバー104における2次コン
テンツ202の作成処理については後述するが、図1に
は、その処理を実行するための機能ブロック図が示され
ている。つまり、情報仲介サーバー104は、キーワー
ド抽出部109及び2次コンテンツ作成部110を有
し、キーワードデータベース108はキーワード検索部
111、データ保存部112及びデータ登録部113を
有する。
【0087】図2は、各部で用いられるコンピュータの
基本構成を示すブロック図である。前述したコンテンツ
送信クライアント102、2次コンテンツ受信クライア
ント103、情報仲介サーバー104、キーワードデー
タベース108、情報提供サイト105及びサービス提
供サイト106は、すべてコンピュータである。その概
略構造としては、図2に示すように、各種演算処理を実
行して各部を集中制御するCPU114及びメモリ11
5を基本構成とするマイクロコンピュータを主体とし
て、このマイクロコンピュータに、通信装置116、ハ
ードディスク117、表示装置118、入力装置11
9、及びCD−ROMドライブ120がバス接続された
構成となっている。そして、ハードディスク117に
は、CPU114及びメモリ115を基本構成とするマ
イクロコンピュータに所定の処理を実行させるためのデ
ータコードを記述するプログラム121がインストール
されている。このプログラム121は、一般的にはCD
−ROM等に格納された形態でパッケージングされてお
り、CD−ROMドライブ120でのリード動作によっ
てハードディスク117にインストールされる。もっと
も、CD−ROMというのは一例であり、プログラムを
格納する記憶媒体としては、フロッピー(登録商標)デ
ィスク等の磁気的な記録媒体でも、CD−RやDVD−
ROM、DVD−RAM等の光学的な記憶媒体でも、ど
のようなものであっても良い。更には、プログラム12
1は、インターネット101等のネットワークを経由し
て通信装置116を介して取り込まれ、ハードディスク
117にインストールされたものであっても良い。プロ
グラム121を記憶するものは、如何なるものであって
もプログラムを格納する記憶媒体になり得る。
【0088】図3は、データベースの一例を示す模式図
である。このデータベース122は、キーワードデータ
ベース108中のデータ保存部112に保存されてお
り、キーワード122aに対応させて公開コンテンツ2
03のロケーションとしてのURL122bが格納され
ている。ここで、キーワード122aとURL122b
との対応関係は、本システムの使用用途に応じて適宜規
定し得る。例えば、検索用の情報提供システムとして構
築する場合には、キーワード122aのメタファとなり
得る情報を含む公開コンテンツ203のURL122b
が格納される。一例として、「タンチョウ」というキー
ワード122aに対しては、「WEB動物図鑑」のUR
L122bが格納されるという具合である(図3及び図
8参照)。これに対して、広告用の情報提供システムと
して構築する場合には、キーワード122aに対して広
告に関する公開コンテンツ203のURL122bが格
納される。この場合、キーワード122aと公開コンテ
ンツ203との関係は、公開コンテンツ203がキーワ
ード122aのメタファをなすような関係であっても、
広告主が所望のキーワード122aを購入したというよ
うな動機付けで関連付けられるような関係であっても、
どのような関係であっても良い。例えば、「ツアー」と
いうキーワード122aに対しては「ABC観光
(株)」の公開コンテンツ203、「スキー」というキ
ーワード122aに対しては「新潟スキー場」の公開コ
ンテンツ203、「夜行バス」というキーワード122
aに対しては「XYZ交通」の公開コンテンツ203が
それぞれメタファを構成する(図12参照)。
【0089】図9は、データベース122の別の一例を
示す模式図である。このデータベース122では、キー
ワード122aにURL122b及び地域情報122c
が対応付けられて格納されている。例えば、「野鳥」と
いうキーワード122aに対して、「鎌倉/湘南」とい
う地域情報122cが格納されている場合には、公開コ
ンテンツ203として、「鎌倉野鳥愛好会」の公開コン
テンツ203のURL122bが格納されている。
【0090】ここで、図1中に、情報仲介サーバー10
4において2次コンテンツ202の作成処理を実行する
ための機能ブロック図を示したが、この機能ブロック図
に示されている機能は、実際には、図2に示すハードウ
エア構成によって実現される。具体的には、キーワード
抽出部109は、コンテンツ送信クライアント102か
ら送信された1次コンテンツ201であるメール本文か
らキーワードを抽出する(キーワード抽出手段、キーワ
ード抽出機能)。この際、情報仲介サーバー104のハ
ードディスク117にインストールされたプログラム1
21に従い情報処理を行なうCPU114及びメモリ1
15は、メール本文に対して形態素解析を施し、キーワ
ードを抽出する。そして、キーワードデータベース10
8も、そのハードディスク117にインストールされた
プログラム121に従い情報処理を行なうCPU114
及びメモリ115が所定の処理を実行する。つまり、キ
ーワードデータベース108は、そのデータ保存部11
2に、データ登録部113を経て登録された図3又は図
9に示すようなデータベース122を保存している。そ
こで、キーワードデータベース108は、キーワードを
抽出した情報仲介サーバー104からの指示によって、
キーワード検索部111がデータ保存部112に格納さ
れたデータベース122から情報仲介サーバー104に
おいて抽出されたキーワード122aを検索し、そのキ
ーワード122aに対応付けられたURL122bを獲
得する(ロケーション獲得手段、ロケーション獲得機
能)。そして、キーワードデータベース108は、獲得
したURL122bを情報仲介サーバー104に送信す
る。情報仲介サーバー104は、その2次コンテンツ作
成部110において、コンテンツ送信クライアント10
2から送信された1次コンテンツ201であるメール本
文に対して、受信したURL122bを付与する。ここ
での処理は、メール本文をHTMLテキストに変換し、
その中にアンカーとしてURL122bを付与するとい
う処理を実行する(図7参照)。こうして、2次コンテ
ンツ202が作成される(2次コンテンツ作成手段、2
次コンテンツ作成機能)。
【0091】情報仲介サーバー104は、作成した2次
コンテンツ202をインターネット101上で公開する
こともできるし(公開手段、公開機能)、インターネッ
ト101を介してコンテンツ送信クライアント102に
返送することも(返送手段、返送機能)、インターネッ
ト101を介して2次コンテンツ受信クライアント10
3に配信することもできる(配信手段、配信機能)。こ
れらの公開、返送及び配信の各機能は、周知技術によっ
て実現されるため、その説明は省略する。
【0092】〔第1の実施の形態〕本発明の第1の実施
の形態を図1ないし図8に基づいて説明する。
【0093】図4は、データ及び貨幣の交換を伴うビジ
ネス方法を示す模式図である。本実施の形態は、コンテ
ンツ送信クライアント102を用いて1次コンテンツを
作成するコンテンツ作成者に対して、情報仲介サーバー
104が検索情報を提供する情報提供システムとして構
築されている。つまり、本実施の形態では、コンテンツ
作成者は2次コンテンツの受信者であり、この者は、情
報仲介サーバー104を用いたビジネスを行なう情報仲
介者に会費を支払う。ここでの会費の支払いは、情報処
理を利用した銀行からの振込み処理、情報処理を利用し
たデポジット金額の引き落とし処理等、データ処理によ
って実現することもできる(第1の課金手段、第1の課
金機能)。情報仲介者は、情報提供サイト105を用い
たビジネスを行なう情報提供者に対して、報償金を支払
い、情報提供者によるその者のウエブサイトの維持と質
の向上を支援する。そして、情報仲介者は、コンテンツ
作成者から送信された1次コンテンツに基づいて2次コ
ンテンツを作成し、これをコンテンツ作成者でもあるコ
ンテンツ受信者に返信する。
【0094】これにより、コンテンツ作成者兼コンテン
ツ受信者は、自分が作成した1次コンテンツ201であ
るメール本文に対して、そのメール本文からキーワード
として抽出された名詞にURLにアクセスすることがで
きるアンカーが付与された2次コンテンツ202を受け
取ることができ、この2次コンテンツ202のキーワー
ドを、入力装置119である例えばマウスディバイスに
よってクリックすることで、そのキーワードに付与され
たアンカーが指定するURLにアクセス可能となる。
【0095】このようなシステム構成上、情報仲介サー
バー104と組で使用されるキーワードデータベース1
08のデータ保存部112には、情報提供サイト105
のURL122bがキーワード122aと対応付けられ
たデータベース122が格納される(図3参照)。この
場合、情報提供を目的としているため、キーワード12
2aとURL122bによってロケーション指定される
公開コンテンツ203とは、公開コンテンツ203がキ
ーワード122aに対してメタファの関係を構成するよ
うに選択される。例えば、「北海道」というキーワード
122aに対しては「北海道振興協会のページ」のUR
L122bが対応付けられ、「釧路湿原」というキーワ
ード122aに対しては「道東観光情報」のURL12
2bが対応付けられ、「タンチョウ」というキーワード
122aに対しては「WEB動物図鑑」のURL122
bが対応付けられている。
【0096】図5は2次コンテンツの作成処理の流れを
示すフローチャート、図6はキーワード抽出処理の流れ
を示す模式図、図7は2次コンテンツの作成時における
HTML文書作成手順を示す模式図、図8は完成した2
次コンテンツの一例を示す模式図である。
【0097】ここで、図5を参照しながら情報仲介サー
バー104がそのハードディスク117にインストール
されたプログラム121に従い実行する処理の流れを説
明する。まず、情報仲介サーバー104は、インターネ
ット101を経由してコンテンツ送信クライアント10
2から送信された原文、つまり、1次コンテンツ201
(図6(a)参照)を受信し、これをメモリ115に保
存する(ステップS101)。この原文は、例えば、
「今度の休みは北海道を旅行したい。特に釧路湿原を回
って、タンチョウを見たい。」というようなテキスト文
である。そして、その原文に対して公知の形態素解析を
施し(ステップS102)、テキストデータを分割して
品詞情報を持つ小さな語句とする。つまり、上記のテキ
スト文であれば、「今度/の/休み/は/北海道/を/
旅行/し/たい/。/特に/釧路湿原/を/回っ/て
/、/タンチョウ/を/見/たい/。」という語句が得
られる(図6(b)参照)。そこで、これらの語句から
キーワード候補を抽出するために(図6(c)参照)、
分割された語句から最初の語句を取り出し(ステップS
103)、その語句が名詞であるかどうかを判定する
(ステップS104)。その語句が名詞であるとの判定
は、その後句がキーワード候補であることの判定を意味
する。そこで、その語句がキーワード候補であると判定
されたら(ステップS104のY)、次に、それがキー
ワード122aであるかどうかの判定処理を行なう(ス
テップS105)。ここでのキーワード122aかどう
かの判定は、そのキーワード候補である語句が図3に示
すデータベース122に登録されているかどうかを判定
することを意味する。そこで、このステップS105で
の処理は、キーワードデータベース108のキーワード
検索部111に対して検索指示をかけることによる。情
報仲介サーバー104は、キーワードデータベース10
8からの返答によってその語句がキーワード122aで
あるかどうかを認識する。キーワードデータベース10
8からの返答には、そのキーワード122aに対応付け
られたURL122bが含まれている。そこで、キーワ
ード122aであった場合には(ステップS105の
Y)、その語句をHTMLのアンカータグで挟み、その
アンカータグにキーワード122aと共にキーワードデ
ータベース108から送信されたURL122bを挿入
し、これをメモリ115中のバッファ領域に出力する
(ステップS107)。これに対して、ステップS10
4でキーワード候補が名詞では無いと判定された場合
(ステップS104のN)、又は、ステップS105で
キーワード候補がキーワード122aではないと判定さ
れた場合(ステップS105のN)には、その後句をそ
のままメモリ115中のバッファ領域に出力する(ステ
ップS106)。その後、キーワード候補中における次
の語句の有無が判定され(ステップS108)、次の語
句がある場合には次の語句を取り出して(ステップS1
09)、ステップS104の判定処理にリターンする。
【0098】ここで、ステップS106及びステップS
107の実行によってメモリ115中のバッファ領域に
出力された語句及びアンカータグで挟まれたキーワード
122aは、図7に示すように、HTML文書を構成す
る。そこで、図5に示す処理が終了した場合には、メモ
リ115中のバッファ領域に図7に例示するようなHT
ML文書が完成し、これによって、1次コンテンツ20
1に基づいて2次コンテンツ202が作成される。
【0099】情報仲介サーバー104は、こうして作成
した2次コンテンツ202をインターネット101経由
で2次コンテンツ受信クライアント103に配信する。
本実施の形態では、2次コンテンツ受信クライアント1
03は、コンテンツ送信クライアント102である。も
っとも、2次コンテンツ受信クライアント103とコン
テンツ送信クライアント102とは別のコンピュータで
あっても良い。これは、コンテンツ送信クライアント1
02から情報仲介サーバー104への1次コンテンツ2
01の送信に際し、2次コンテンツ202の配信先を指
示する配信先指示情報を送信情報に含ませておけば容易
に実現される。
【0100】2次コンテンツ受信クライアント103で
は、配信された2次コンテンツ202をブラウザで表示
した場合、2次コンテンツ202中のアンカータグで挟
まれたキーワード122aがアンダーラインや別色表示
等の手法で強調表示される(図8参照)。そして、これ
らのキーワード122aをマウスディバイス等でクリッ
クすると、アンカータグで挟まれたURL122bがイ
ンターネット101を経由してインターネットプロバイ
ダに送信され、そのURL122bを持つ公開コンテン
ツ203にアクセスすることができ、その公開コンテン
ツ203の内容を2次コンテンツ受信クライアント10
3においてブラウズすることが可能となる。こうして、
コンテンツ作成者兼2次コンテンツ受信者に情報の提供
がなされる。
【0101】ここで、図8より明らかなように、2次コ
ンテンツ202は、図6(a)に示す1次コンテンツ2
01に対して外見上大きく変化しない。このため、コン
テンツの表示内容が見易いものとなる。また、2次コン
テンツ202は、1次コンテンツ201に対してURL
122bを指定するアンカーが付加されているに過ぎな
いため、1次コンテンツ201と比較してデータサイズ
が激増するようなことがない。したがって、見易さ及び
データサイズの両面から、2次コンテンツ202の閲覧
者であるコンテンツ作成者兼2次コンテンツ受信者に、
不愉快な思いをさせることを防止することができる。
【0102】また、情報検索という側面からは、単純な
キーワード検索と異なり、自然言語中のキーワードにU
RLが付加されるという検索手法が採用されるため、情
報検索希望者により希望に沿う情報を提供することが可
能となる。
【0103】〔第2の実施の形態〕本発明の第2の実施
の形態を図9及び図10に基づいて説明する。図9はデ
ータベース122の一例を示す模式図、図10は1次コ
ンテンツ201と完成した2次コンテンツ202との一
例を示す模式図である。なお、第1の実施の形態と同一
部分は同一符号で示し説明も省略する。
【0104】本実施の形態では、前述した地域情報12
2cを含むデータベース122が用いられる。そこで、
キーワード122aに基づくURL122bの検索に当
たり、地域情報122cが考慮される。
【0105】つまり、コンテンツ送信クライアント10
2から情報仲介サーバー104に送信する1次コンテン
ツ201としての送信テキストには、「local:」
に続けて地域の名称を書き込む。すると、情報仲介サー
バー104においては、キーワード122aにURL1
22b及び地域情報122cを対応付けられて格納する
図9に例示するデータベース122を検索し、キーワー
ド122aと地域情報122cとの両面からキーワード
122aを検索する(地域情報獲得手段、地域情報獲得
機能)。例えば、図9中、「野鳥」というキーワード1
22aには、「新横浜/港北」という地域情報122c
と「鎌倉/湘南」という地域情報122cとが含まれて
いる。そこで、1次コンテンツ201中に「loca
l:新横浜」という地域指定名称が含まれているとする
と、情報仲介サーバー104は、「新横浜/港北」とい
う地域情報122cを含んでいる「野鳥」というキーワ
ード122aのみを検索する。これにより、情報仲介サ
ーバー104は、1次コンテンツ201中の「野鳥」と
いうキーワード122aに、「新横浜/港北」という地
域情報122cを含んでいる「野鳥」というキーワード
122aに対応付けられたURL122bのみのアンカ
ーを付与して2次コンテンツ202を作成する(図10
参照)。その結果、本実施の形態では、2次コンテンツ
202の閲覧者がより興味を持ちそうな公開コンテンツ
203のアンカーをキーワードに付加することができ、
したがって、公開コンテンツ203の利用価値をより一
層高めることができる。
【0106】〔第3の実施の形態〕本発明の第3の実施
の形態を図11及び図12に基づいて説明する。図11
はデータ及び貨幣の交換を伴うビジネス方法を示す模式
図、図12は1次コンテンツと完成した2次コンテンツ
との一例を示す模式図である。なお、第1〜第2の実施
の形態と同一部分は同一符号で示し説明も省略する。
【0107】図11に示すように、本実施の形態では、
情報仲介者は、例えばインターネットプロバイダであ
る。コンテンツ作成者は、インターネットプロバイダで
ある情報仲介者とインターネット接続契約を結ぶ。この
契約としては、インターネット接続料を無料にする等の
特典をコンテンツ作成者に付与する代わりに、その者の
電子メールに広告を付するという契約である。この場
合、情報仲介サーバー104がデータ処理による課金シ
ステムを備えているとすると、ここでは、情報仲介サー
バー104は、コンテンツ作成者の接続料を無料とする
ようなデータ処理を実行することになる(特典付与手
段、特典付与機能)。広告は、情報仲介者に広告料を支
払っているサービス提供者の広告である。つまり、情報
仲介者はサービス提供者から広告料を受け取り、その代
わりにコンテンツ作成者と無料のインターネット接続契
約を結び、このコンテンツ作成者の電子メールを必ず情
報仲介者経由で2次コンテンツ受信者に配信されるよう
にする、というシステム構成である。ここでの広告料の
支払いは、情報処理を利用した銀行からの振込み処理、
情報処理を利用したデポジット金額の引き落とし処理
等、データ処理によって実現することもできる(第2の
課金手段、第2の課金機能)。したがって、情報仲介者
は、コンテンツ作成者から送信された電子メールという
1次コンテンツにサービス提供者の広告を付与し、2次
コンテンツ受信者に配信するという処理が行なわれる。
この場合、コンテンツ作成者と2次コンテンツ受信者と
は、基本的には異なる人である。
【0108】より具体的な例としては、図12に示すよ
うに、コンテンツ作成者が、「スキーへいく件ですが、
良いツアーは見つかりましたか?夜行バスを利用すれ
ば、安くあがりそうですね。」というメール本文を作成
し、これを1次コンテンツとしてコンテンツ送信クライ
アント102から情報仲介サーバー104に送信した場
合を想定する。この場合、図5に示すステップS105
において、「スキー」、「ツアー」及び「夜行バス」が
キーワード122aとして検索された場合、情報仲介サ
ーバー104では、それぞれのキーワード122aに対
応付けられた「新潟スキー場」、「ABC観光(株)」
及び「XYZ交通」という公開コンテンツ203にアク
セスするためのURL122bがそれらのキーワード1
22aにそれぞれアンカーとして付与された2次コンテ
ンツ202が作成され、これが2次コンテンツ受信者の
2次コンテンツ受信クライアント103にインターネッ
ト101経由で送信される。この場合、コンテンツ送信
クライアント102と2次コンテンツ受信クライアント
103とは、基本的に異なる所有者に所有されたコンピ
ュータである。
【0109】そこで、そのような2次コンテンツ202
を受信した2次コンテンツ受信クライアント103の表
示装置118では、図12に広告付きメールとして示す
ような表示をブラウズすることが可能となる。そして、
2次コンテンツ受信クライアント103では、「スキ
ー」、「ツアー」及び「夜行バス」のそれぞれのキーワ
ードをクリックすることで、それぞれにアンカーとして
付与されたURL122bによって指定される公開コン
テンツ203をブラウズできる。
【0110】以上の処理がハードウエア上でどのように
実行されるかについては、前述した第1の実施の形態及
び第2の実施の形態で説明した通りなので、その説明は
省略する。
【0111】〔第4の実施の形態〕本発明の第4の実施
の形態を図13及び図14に基づいて説明する。図13
はデータ及び貨幣の交換を伴うビジネス方法を示す模式
図、図14は報償金ファイルの一例を示す模式図であ
る。なお、第1〜第3の実施の形態と同一部分は同一符
号で示し説明も省略する。
【0112】本実施の形態は、基本的には第3の実施の
形態と同様である。第3の実施の形態との相違点は、コ
ンテンツ作成者に情報仲介者から与える特典の内容だけ
である。つまり、第3の実施の形態では、インターネッ
ト接続料を無料にする等の特典をコンテンツ作成者に付
与する代わりに、その者の電子メールに広告を付すると
いう契約内容である。これに対して、本実施の形態で
は、インターネット接続料の無料サービスに代え、ある
いは、インターネット接続料を無料にするという特典に
加えて、コンテンツ作成者が電子メールを送信する度
に、情報仲介者からコンテンツ作成者に報償金を与える
ようなシステム構成となっている。情報仲介者では、そ
の報償金を、サービス提供者から得る広告料で充当する
ことになる。
【0113】報償金の与え方としては、各種の手法が考
えられる。例えば、コンテンツ送信クライアント102
から電子メールが情報仲介サーバー104経由で1通送
信される毎に規定額の報償金を与えるという手法や、コ
ンテンツ送信クライアント102から電子メールが情報
仲介サーバー104経由で1通送信される毎にnポイン
トの報償ポイントを加算するという手法が実現可能であ
る。この場合、情報仲介サーバー104において、その
ような報奨金や報償ポイントのデータは、図示しないフ
ァイルでファイル管理することが必要である。そして、
コンテンツ作成者に報償ポイントとして特典を付与する
場合には、例えば、図14に示すような報償ファイルを
情報仲介サーバー104に設けておき、ポイント数に応
じて商品をコンテンツ作成者に与えるというような運用
が実施可能である。
【0114】〔第5の実施の形態〕本発明の第5の実施
の形態を図15ないし図18に基づいて説明する。図1
5は情報仲介サーバー104の機能ブロック図、図16
は頻度テーブルの一例を示す模式図、図17はキーワー
ドの頻度を求める処理の流れを示すフローチャート、図
18はキーワードの頻度を求める処理の流れを示す模式
図である。なお、第1〜第4の実施の形態と同一部分は
同一符号で示し説明も省略する。
【0115】本実施の形態では、サービス提供サイト1
06を管理するサービス提供者の公開コンテンツ203
に対してアンカーが付与される頻度を求め、アンカーが
付与される頻度に応じて広告料についての課金額を設定
するようにしている。これにより、広告効果に応じて広
告料が設定されることになる。
【0116】具体的には、情報仲介サーバー104で
は、そのハードディスク117にインストールされたプ
ログラム121によってキーワード頻度の算出処理が実
行され、この処理によって算出されたキーワード頻度が
ハードディスク117中のキーワード頻度情報記憶部1
23(図15及び図18参照)に格納されるようになっ
ている。そして、情報仲介サーバー104では、キーワ
ード頻度情報記憶部123の他、頻度に応じて広告料を
決定するための頻度テーブル124が設けられ、この頻
度テーブル124を参照してキーワード頻度情報記憶部
123に格納されたキーワード頻度に基づく広告料を算
出するという処理が実行される(頻度検出手段、頻度検
出機能)。こうして、キーワード毎に広告料が算出され
る。
【0117】以上述べたような処理を図17のフローチ
ャートに基づいてより詳細に説明する。この図17に示
すルーチンは、図5に示す2次コンテンツ202の作成
処理に際して並列処理される。まず、図5中のステップ
S105においてキーワード122aが抽出されると、
この処理によって得られたキーワード122aが図17
のルーチンにおいて利用される。この処理は、図17に
示すルーチンにおいて、最初のキーワードを取り出すと
いう処理として実行される(ステップS201)。次い
で、キーワード頻度情報記憶部123からそのキーワー
ド122aに関する頻度(N)をメモリ115上にロー
ドし(ステップS202)、N=N+1というインクリ
メント処理を実行する(ステップS203)。そして、
インクリメント処理により更新されたNの値をハードデ
ィスク117上のキーワード頻度情報記憶部123に保
存する(ステップS204)。その後、次のキーワード
122aがあれば(ステップS205のY)、次のキー
ワード122aを取り出し(ステップS206)、ステ
ップS202の処理にリターンし、同一の処理を繰り返
す。このような処理は、次のキーワード122aがなく
なるまで(ステップS205のN)繰り返される。
【0118】以上説明したような図17のルーチンによ
って、キーワード122aの頻度、つまり、サービス提
供サイト106を管理するサービス提供者の公開コンテ
ンツ203に対してアンカーが付与される頻度が求めら
れる。例えば、図18に示すように、「おすすめの美容
院はどこ?」というテキスト文が情報仲介サーバー10
4において形態素解析され、「おすすめ/の/美容院/
は/どこ/?」という語句に分解されたと想定する(図
5のフローチャート中のステップS102〜104参
照)。そして、これらの語句中、「おすすめ」「美容
院」がキーワードとして抽出されたとすると(図5のフ
ローチャート中のステップS105参照)、図17のル
ーチンが実行されることによって、キーワード頻度情報
記憶部123中、「おすすめ」というキーワードの頻度
が13304から13305に更新され、「美容院」と
いうキーワードの頻度が2250から2251に更新さ
れる。
【0119】そこで、情報仲介サーバー104は、キー
ワード頻度情報記憶部123の更新処理を例えば1ヶ月
単位で締め、頻度テーブル124を参照して各キーワー
ド122aの頻度から各キーワード122aについての
広告料を算出する。こうして算出された広告料が、情報
仲介者からサービス提供者に請求されることになる。
【0120】〔第6の実施の形態〕本発明の第6の実施
の形態を図19ないし図21に基づいて説明する。図1
9はオークションにおける指値入力画面の一例を示す模
式図、図20はオークション処理の流れを示す模式図、
図21はオークション処理の流れを示すフローチャート
である。なお、第1〜第5の実施の形態と同一部分は同
一符号で示し説明も省略する。
【0121】本実施の形態では、キーワード122aの
価格をオークション(せり)によって決定するというも
のである。まず、情報仲介サーバー104では、キーワ
ード122aに関するオークションの公開コンテンツ2
03をインターネット101上に公開する。そこで、サ
ービス提供サイト106を提供するコンピュータにおい
て、あるキーワード122aについてオークションの参
加を宣言すると、図19に示すような画面がブラウズさ
れる。この画面は、オークションにおける指値入力画面
であり、連絡先125と候補額126とに必要事項を記
入して送信ボタン127をクリックすると、連絡先12
5と候補額126とに入力された情報がインターネット
101を経由して情報仲介サーバー104にフォーム送
信される。そこで、図20に示すように、連絡先125
と候補額126とを受信した情報仲介サーバー104で
は、そのハードディスク117にインストールされたプ
ログラムの一部であるせり処理プログラムが起動し、受
信情報に基づくオークション処理を実行する(金額受信
手段、金額受信機能)。図20に示す例では、あるキー
ワード122aについて、メーカーA〜Dより5500
円、6200円、6000円、5800円という指値が
送信されている例を示す。せり処理プログラムは、それ
らの指値から、最高額であるメーカーBの6200円を
取得する(金額確定手段、金額確定機能)。
【0122】図21は、せり処理プログラムでの処理の
流れを示すフローチャートである。まず、情報仲介サー
バー104は、インターネット101経由でフォーム送
信された指値としての候補額(P)を受信し、これをメ
モリ115上に保持する(ステップS301)。そし
て、ハードディスク117から現時点までの最高候補額
(M)を呼び出し、メモリ115上にロードする(ステ
ップS302)。そして、フォーム送信された指値とし
ての候補額(P)と現在までの最高候補額(M)とを比
較し(ステップS303)、候補額(P)が最高候補額
(M)を上回れば(ステップS303のY)、候補額
(P)を最高候補額(M)に書き替え(ステップS30
4)、更新された最高候補額(M)の値をハードディス
ク117上に保存する(ステップS305)。このよう
な処理を例えば1週間、1ヶ月というような期間のタイ
ムアップまで続行する(ステップS306)。
【0123】図22に示すように、情報仲介サーバー1
04を管理する情報仲介者は、最高候補額である620
0円をつけたメーカーBにそのキーワード122aに関
する権利を付与する。つまり、データベース122中、
そのキーワード122aである「デジタルカメラ」につ
いて、メーカーBの公開コンテンツ203へのアクセス
を許容するURL122bを設定する。そして、情報仲
介者は、サービス提供者であるメーカーBに、1ヶ月当
たり6200円の広告料を請求する。
【0124】このように、本実施の形態では、キーワー
ド122aをオークション(せり)にかけることができ
る。この場合、出現頻度が高く広告効果が高いと思われ
るキーワード122aには、自然と高い金額が付けられ
るであろうことから、公平なシステムを構築することが
できる。また、より関係が深いキーワード122aと公
開コンテンツ203とが対応付けられる可能性が高くな
ることから、2次コンテンツ202の閲覧者がより興味
を持ちそうな公開コンテンツ203のアンカーをキーワ
ード122aに付加することができ、したがって、公開
コンテンツ203の利用価値をより一層高めることがで
きる。このため、キーワード122aと関連付けられる
公開コンテンツ203が広告である場合には、広告主側
からすると広告効果をより一層向上させることができ、
2次コンテンツの閲覧者側からするとより有益な情報を
得ることができる。
【0125】
【発明の効果】請求項1、11、21記載の発明は、1
次コンテンツ中のキーワードに対して、このキーワード
に関連する公開コンテンツのロケーションにアクセスす
るためのアンカーを付与し、これによって2次コンテン
ツを作成するようにしたので、1次コンテンツ中のキー
ワードに対して、このキーワードと関係する公開コンテ
ンツのロケーションにアクセスするためのアンカーを付
与した2次コンテンツを作成することができる。この2
次コンテンツは、1次コンテンツに対して外見上大きく
変化しないことから、コンテンツの表示内容を見易いも
のとすることがき、また、2次コンテンツは、1次コン
テンツに対してアンカーが付加されるに過ぎないため、
データサイズの激増を防止することができ、したがっ
て、見易さ及びデータサイズの両面から、2次コンテン
ツの閲覧者に不愉快な思いをさせることを防止すること
ができる。このため、キーワードと関連付けられる公開
コンテンツが広告である場合には、2次コンテンツの閲
覧者に対する広告主であるサービス提供者の好感度の向
上を図ることができる。
【0126】また、2次コンテンツの作成に際し、コン
テンツ作成者の手を煩わせることがないため、コンテン
ツ作成者の負担を軽減することができる。特に、キーワ
ードと関連付けられる公開コンテンツが広告である場合
には、2次コンテンツ作成の機会をより多くすることが
でき、したがって、広告露出度を高めることができる。
【0127】さらに、1次コンテンツのキーワードに基
づいてデータベースからそのキーワードに関連する公開
コンテンツのロケーションが検索されるため、2次コン
テンツの閲覧者が興味を持ちそうな公開コンテンツとキ
ーワードとを関連付けることができ、したがって、公開
コンテンツの利用価値を高めることができる。このた
め、キーワードと関連付けられる公開コンテンツが広告
である場合には、広告主側からすると広告効果を向上さ
せることができ、2次コンテンツの閲覧者側からすると
有益な情報を得ることができる。
【0128】請求項2、12、22記載の発明は、地域
情報によって公開コンテンツの範囲を絞り込むことがで
きるようにしたので、2次コンテンツの閲覧者がより興
味を持ちそうな公開コンテンツのアンカーをキーワード
に付加することができ、したがって、公開コンテンツの
利用価値をより一層高めることができる。このため、キ
ーワードと関連付けられる公開コンテンツが広告である
場合には、広告主側からすると広告効果をより一層向上
させることができ、2次コンテンツの閲覧者側からする
とより有益な情報を得ることができる。
【0129】請求項3、13、23記載の発明は、1次
コンテンツをネットワーク経由で受信し、2次コンテン
ツを1次コンテンツの送信元にネットワーク経由で返信
するようにしたので、情報検索に適した構成とすること
ができる。
【0130】請求項4、14、24記載の発明は、1次
コンテンツをネットワーク経由で受信し、2次コンテン
ツを1次コンテンツの送信元が指定する配信先にネット
ワーク経由で配信するようにしたので、情報検索及び広
告目的のいずれにも適した構成とすることができる。
【0131】請求項5、15、25記載の発明は、2次
コンテンツを公開コンテンツとしてネットワーク上で公
開するようにしたので、情報検索及び広告目的のいずれ
にも適した構成とすることができる。
【0132】請求項6、16、26記載の発明は、2次
コンテンツの提供を有償としたので、代表的には1次コ
ンテンツの送信者が情報料を支払うことになり、したが
って、情報検索に適した構成とすることができる。
【0133】請求項7、17、27記載の発明は、公開
コンテンツのロケーションのデータベースへの登録を有
償にしたので、代表的には公開コンテンツの提供者が広
告料を支払うことになり、したがって、広告目的で用い
るのに適した構成とすることができる。
【0134】請求項8、18、28記載の発明は、1次
コンテンツである電子メールの送信者に特典を付与する
ようにしたので、例えば、情報提供者が公開コンテンツ
の提供者から対価を受け、その分を電子メールの送信者
に分配するというビジネス方法に適用することができ、
したがって、電子メールの送信者を増加させて結果的に
情報提供者の広告収入の増加を見込むことができる。
【0135】請求項9、19、29記載の発明は、公開
コンテンツに対してアンカーが付与される頻度に応じて
課金額を設定するようにしたので、広告効果に応じて広
告料を設定することができ、したがって、公平なシステ
ムを構築することができる。
【0136】請求項10、20、30記載の発明は、公
開コンテンツのロケーションに対応付けられるキーワー
ドの指値をネットワーク経由で受信し、受信したキーワ
ードの指値のうち最高額を売値として確定するようにし
たので、キーワードをオークション(せり)にかけるこ
とができ、出現頻度が高く広告効果が高いと思われるキ
ーワードには自然と高い売値が付けられることから、公
平なシステムを構築することができる。また、より関係
が深いキーワードと公開コンテンツとが対応付けられる
可能性が高くなることから、2次コンテンツの閲覧者が
より興味を持ちそうな公開コンテンツのアンカーをキー
ワードに付加することができ、したがって、公開コンテ
ンツの利用価値をより一層高めることができる。このた
め、キーワードと関連付けられる公開コンテンツが広告
である場合には、広告主側からすると広告効果をより一
層向上させることができ、2次コンテンツの閲覧者側か
らするとより有益な情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体のシステム構成例を示す模式図である。
【図2】各部で用いられるコンピュータの基本構成を示
すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態として、データベー
スの一例を示す模式図である。
【図4】データ及び貨幣の交換を伴うビジネス方法を示
す模式図である。
【図5】2次コンテンツの作成処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図6】キーワード抽出処理の流れを示す模式図であ
る。
【図7】2次コンテンツの作成時におけるHTML文書
作成手順を示す模式図である。
【図8】完成した2次コンテンツの一例を示す模式図で
ある。
【図9】本発明の第2の実施の形態として、データベー
スの一例を示す模式図である。
【図10】1次コンテンツと完成した2次コンテンツと
の一例を示す模式図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態として、データ及
び貨幣の交換を伴うビジネス方法を示す模式図である。
【図12】1次コンテンツと完成した2次コンテンツと
の一例を示す模式図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態として、データ及
び貨幣の交換を伴うビジネス方法を示す模式図である。
【図14】報償ファイルの一例を示す模式図である。
【図15】本発明の第5の実施の形態を示す情報仲介サ
ーバーの機能ブロック図である。
【図16】頻度テーブルの一例を示す模式図である。
【図17】キーワードの頻度を求める処理の流れを示す
フローチャートである。
【図18】キーワードの頻度を求める処理の流れを示す
模式図である。
【図19】本発明の第6の実施の形態を示すオークショ
ンにおける指値入力画面の一例を示す模式図である。
【図20】オークション処理の流れを示す模式図であ
る。
【図21】オークション処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図22】広告が添付されたコンテンツの一例を示す模
式図である。
【図23】従来の一例として、広告が添付されたコンテ
ンツ例を示す模式図である。
【図24】従来の一例として、電子メールに広告が添付
された画面表示例を示す模式図である。
【符号の説明】
121 プログラム 122 データベース 122a キーワード 122b ロケーション(URL) 122c 地域情報 201 1次コンテンツ 203 公開コンテンツ 202 2次コンテンツ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 326 G06F 17/60 326 504 504 (72)発明者 山形 秀明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 大黒 慶久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宮澤 利夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 井上 浩一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 原 潤一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B009 QA04 QA12 5B049 AA01 CC01 DD01 DD05 EE05 FF03 GG02 GG04 GG07 5B075 ND03 ND23 NK02 PP10 PP14 PP28 PQ42 UU14 UU16

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字情報を含む1次コンテンツを解析
    し、公開コンテンツのロケーションをキーワードに対応
    付けて登録するデータベースを参照して前記1次コンテ
    ンツから前記データベースに登録されたキーワードを抽
    出するステップと、 抽出したキーワードをキーとして前記データベースを検
    索し、抽出したキーワードに対応付けられた公開コンテ
    ンツのロケーションを獲得するステップと、 前記1次コンテンツ中のキーワードに対して、獲得した
    ロケーションにアクセスするためのアンカーを付与し、
    これによって2次コンテンツを作成するステップと、を
    具備する情報提供方法。
  2. 【請求項2】 前記1次コンテンツから公開コンテンツ
    の範囲を絞り込むための地域情報を獲得するステップを
    具備し、 公開コンテンツのロケーションを獲得するステップで
    は、公開コンテンツのロケーションをキーワードに対応
    付けて地域情報と共に登録するデータベースを検索し、 前記2次コンテンツを作成するステップでは、獲得した
    地域情報に合致する地域情報に対応する公開コンテンツ
    のロケーションにアクセスするためのアンカーを前記1
    次コンテンツ中のキーワードに対して付与するようにし
    た、請求項1記載の情報提供方法。
  3. 【請求項3】 前記1次コンテンツをネットワーク経由
    で受信するステップと、 前記2次コンテンツを前記1次コンテンツの送信元にネ
    ットワーク経由で返信するステップと、を具備する請求
    項1又は2記載の情報提供方法。
  4. 【請求項4】 前記1次コンテンツをネットワーク経由
    で受信するステップと、 前記2次コンテンツを前記1次コンテンツの送信元が指
    定する配信先にネットワーク経由で配信するステップ
    と、を具備する請求項1又は2記載の情報提供方法。
  5. 【請求項5】 前記2次コンテンツを公開コンテンツと
    してネットワーク上で公開するステップを具備する請求
    項1又は2記載の情報提供方法。
  6. 【請求項6】 前記2次コンテンツの提供は有償である
    請求項3、4又は5記載の情報提供方法。
  7. 【請求項7】 公開コンテンツのロケーションの前記デ
    ータベースへの登録は有償である請求項1、2、3、4
    又は5記載の情報提供方法。
  8. 【請求項8】 前記1次コンテンツは電子メールであ
    り、電子メールの送信者には特典を付与する請求項7記
    載の情報提供方法。
  9. 【請求項9】 公開コンテンツに対してアンカーが付与
    される頻度を求めるステップを具備し、 アンカーが付与される頻度に応じて課金額を設定するよ
    うにした、請求項7記載の情報提供方法。
  10. 【請求項10】 公開コンテンツのロケーションに対応
    付けられるキーワードの指値をネットワーク経由で受信
    するステップと、 受信したキーワードの指値のうち最高額を売値として確
    定するステップと、を具備する請求項7記載の情報提供
    方法。
  11. 【請求項11】 文字情報を含む1次コンテンツを解析
    し、公開コンテンツのロケーションをキーワードに対応
    付けて登録するデータベースを参照して前記1次コンテ
    ンツから前記データベースに登録されたキーワードを抽
    出するキーワード抽出手段と、 抽出したキーワードをキーとして前記データベースを検
    索し、抽出したキーワードに対応付けられた公開コンテ
    ンツのロケーションを獲得するロケーション獲得手段
    と、 前記1次コンテンツ中のキーワードに対して、獲得した
    ロケーションにアクセスするためのアンカーを付与し、
    これによって2次コンテンツを作成する2次コンテンツ
    作成手段と、を具備する情報提供装置。
  12. 【請求項12】 前記1次コンテンツから公開コンテン
    ツの範囲を絞り込むための地域情報を獲得する地域情報
    獲得手段を具備し、 前記ロケーション獲得手段の実行に際して、公開コンテ
    ンツのロケーションをキーワードに対応付けて地域情報
    と共に登録するデータベースを検索し、 前記2次コンテンツ作成手段の実行に際して、獲得した
    地域情報に合致する地域報に対応する公開コンテンツの
    ロケーションにアクセスするためのアンカーを前記1次
    コンテンツ中のキーワードに対して付与するようにし
    た、請求項11記載の情報提供装置。
  13. 【請求項13】 前記1次コンテンツをネットワーク経
    由で受信する受信手段と、 前記2次コンテンツを前記1次コンテンツの送信元にネ
    ットワーク経由で返信する返送手段と、を具備する請求
    項11又は12記載の情報提供装置。
  14. 【請求項14】 前記1次コンテンツをネットワーク経
    由で受信する受信手段と、 前記2次コンテンツを前記1次コンテンツの送信元が指
    定する配信先にネットワーク経由で配信する配信手段
    と、を具備する請求項11又は12記載の情報提供装
    置。
  15. 【請求項15】 前記2次コンテンツを公開コンテンツ
    としてネットワーク上で公開する公開手段を具備する請
    求項11又は12記載の情報提供装置。
  16. 【請求項16】 前記2次コンテンツの提供に対して課
    金する第1の課金手段を具備する請求項13、14又は
    15記載の情報提供装置。
  17. 【請求項17】 公開コンテンツのロケーションの前記
    データベースへの登録に対して課金する第2の課金手段
    を具備する請求項11、12、13、14又は15記載
    の情報提供装置。
  18. 【請求項18】 前記1次コンテンツは電子メールであ
    り、 電子メールの送信者に特典を付与する特典付与手段を具
    備する請求項17記載の情報提供装置。
  19. 【請求項19】 アンカーが付与される頻度に応じて課
    金額を設定するために、公開コンテンツに対してアンカ
    ーが付与される頻度を求める頻度検出手段を具備する請
    求項17記載の情報提供装置。
  20. 【請求項20】 公開コンテンツのロケーションに対応
    付けられるキーワードの指値をネットワーク経由で受信
    する金額受信手段と、 受信したキーワードの指値のうち最高額を売値として確
    定する金額確定手段と、を具備する請求項17記載の情
    報提供装置。
  21. 【請求項21】 コンピュータにインストールされ、こ
    のコンピュータに、 文字情報を含む1次コンテンツを解析し、公開コンテン
    ツのロケーションをキーワードに対応付けて登録するデ
    ータベースを参照して前記1次コンテンツから前記デー
    タベースに登録されたキーワードを抽出するキーワード
    抽出機能と、 抽出したキーワードをキーとして前記データベースを検
    索し、抽出したキーワードに対応付けられた公開コンテ
    ンツのロケーションを獲得するロケーション獲得機能
    と、 前記1次コンテンツ中のキーワードに対して、獲得した
    ロケーションにアクセスするためのアンカーを付与し、
    これによって2次コンテンツを作成する2次コンテンツ
    作成機能と、を実行させる機械読取可能なプログラムを
    格納する記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記プログラムは、 コンピュータに、前記1次コンテンツから公開コンテン
    ツの範囲を絞り込むための地域情報を獲得する地域情報
    獲得機能を実行させ、 前記ロケーション獲得機能の実行に際して、公開コンテ
    ンツのロケーションをキーワードに対応付けて地域情報
    と共に登録するデータベースを検索し、 前記2次コンテンツ作成機能の実行に際して、獲得した
    地域情報に合致する地域報に対応する公開コンテンツの
    ロケーションにアクセスするためのアンカーを前記1次
    コンテンツ中のキーワードに対して付与するようにし
    た、請求項21記載の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記プログラムは、コンピュータに、 前記1次コンテンツをネットワーク経由で受信する受信
    機能と、 前記2次コンテンツを前記1次コンテンツの送信元にネ
    ットワーク経由で返信する返送機能と、を実行させる請
    求項21又は22記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記プログラムは、コンピュータに、 前記1次コンテンツをネットワーク経由で受信する受信
    機能と、 前記2次コンテンツを前記1次コンテンツの送信元が指
    定する配信先にネットワーク経由で配信する配信機能
    と、を実行させる請求項21又は22記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記プログラムは、コンピュータに、 前記2次コンテンツを公開コンテンツとしてネットワー
    ク上で公開する公開機能を実行させる請求項21又は2
    2記載の記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記プログラムは、コンピュータに、 前記2次コンテンツの提供に対して課金する第1の課金
    機能を実行させる請求項23、24又は25記載の記憶
    媒体。
  27. 【請求項27】 前記プログラムは、コンピュータに、 公開コンテンツのロケーションの前記データベースへの
    登録に対して課金する第2の課金機能を実行させる請求
    項21、22、23、24又は25記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記プログラムは、コンピュータに、 前記1次コンテンツである電子メールの送信者に特典を
    付与する特典付与機能を実行させる請求項27記載の記
    憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記プログラムは、コンピュータに、 アンカーが付与される頻度に応じて課金額を設定するた
    めに、公開コンテンツに対してアンカーが付与される頻
    度を求める頻度検出機能を実行させる請求項27記載の
    記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記プログラムは、コンピュータに、 公開コンテンツのロケーションに対応付けられるキーワ
    ードの指値をネットワーク経由で受信する金額受信機能
    と、 受信したキーワードの指値のうち最高額を売値として確
    定する金額確定機能と、を実行させる請求項27記載の
    記憶媒体。
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