JP2002174501A - 変位センサ - Google Patents
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
した検出結果を得ることを可能とする。 【解決手段】 励磁用コイル13c,13dと、検出用
コイル12とを区別して配置するとともに、一対の励磁
用コイル13c,13dどうしの間のバランスに基づい
て検出を行うことによって、直流抵抗分等によるインピ
ーダンスを相殺させて取り除いた残りの変化量を、小型
のコア体11を用いつつ良好な直線性をもって高感度で
得るとともに、従来のような定電流回路を使用すること
なく安価な回路によって、環境の温度変動にかかわらず
安定的な検出動作を可能としたもの。
Description
相対位置を検出するように構成された変位センサに関す
る。
動券売機、ATM等の硬貨を取り扱う装置でコインの凹
凸や材質の識別装置、モータの回転駆動制御装置など
の、多種多様な装置において広く用いられている。従来
の変位センサは、通常、渦電流型と呼ばれるものであっ
て、例えば図10に示されているように、棒状をなすコ
ア体1に巻回されたコイル2に電流を流して、検出用の
磁束φrを発生させておき、その検出用磁束φrにより
形成される磁界中において、金属製の被検出物3と上記
コア体1とを相対的に近接・離間させ、そのときの両者
間の距離変動に対応して上記被検出物3に生成される渦
電流の大きさが変化して磁気抵抗が変化することから、
その変化量をインダクタンスの変化量として捕らえるこ
とによって、図11に示されているような検出出力を得
るようにしている。
うな従来型の変位センサでは、上述したコア体1と被検
出物3との間の空気を介在した磁気抵抗変化に、直流抵
抗分が含まれていることから、最終的な検出分は、イン
ピーダンス変化に対応したものとなっている。その結
果、この従来型の変位センサでは、検出出力の感度が未
だ十分とはいえず、しかも、直流抵抗分やコア体の透磁
率の温度変動などの影響によって、良好な温度特性が得
られないという問題もある。
間の空気中における磁気抵抗変化は、距離の二乗に比例
していることから、検出出力の直線性が良好でなく、し
かも図8に示されているように、三次元的な磁束φrの
変化を利用して変化量を大きくすることが行われること
から、装置全体が大型化する傾向がある。また、センサ
ーアンプ間のケーブルの長さを変えことによってインピ
ーダンスが変動してしまうことから、それに対応して、
アンプの調整を行わねばならないという問題もある。
な検出感度を得つつ安定した検出結果を得ることができ
るようにした変位センサを提供することを目的とする。
に請求項1記載の変位センサでは、被検出物に対する相
対位置の変化に対応して出力が変化するように構成さ
れ、その出力変化に基づいて上記被検出物との接近位置
を検出する変位センサにおいて、コア体の同一軸心上
に、励磁用コイル及び検出用コイルがそれぞれ巻回によ
り装着されたものであって、上記励磁用コイル及び検出
用コイルの一方側が、前記コア体の軸心方向における略
中央に配置された中央コア部に装着されているととも
に、前記励磁用コイル及び検出用コイルの他方側が、上
記コア体の軸心方向における両端部分に配置された一対
の軸端コア部にそれぞれ装着され、上記コア体の軸心方
向が、前記被検出物に対する相対位置の変化方向とほぼ
同じ方向となるように配置されることによって、前記一
対の軸端コア部のうちの一方側と、前記被検出物とが、
互いに対面しつつ近接・離間する配置関係になされてい
る。すなわち、このような構成を有する変位センサで
は、励磁用コイルと検出用コイルとが区別されて配置さ
れていて、しかも一対の励磁用コイル又は一対の検出コ
イルの間のバランスに基づいて検出が行われることか
ら、直流抵抗分等を含むインピーダンスに関係なく磁束
の変化量を直接測定することにより、小型のコア体を用
いつつ高感度で得られ、しかも、従来のような定電流回
路を使用することなく安価な回路によって、環境の温度
変動にかかわらず安定的な検出動作が可能となってい
る。
記請求項1記載のコア体が、一枚の板形状部材からなる
ことから、コア体が薄型化されることとなって、より一
層小型化が図られる。
前記請求項1記載の軸端コア部における軸心方向と直交
する方向の幅寸法が、前記中央コア部の幅寸法よりも小
さく形成されているとともに、請求項4記載の変位セン
サでは、前記請求項3記載の軸端コア部の幅寸法が、中
央コア部の幅寸法の半分以下に設定されている。このよ
うに、被検出物に近接される軸端コア部を小幅として、
当該軸端コア部における電流効率を向上させ、より多く
の磁束を発生させることで、検出感度が一層高められ
る。
は、前記請求項3記載の中央コア部と、前記一対の軸端
コア部との各境界部分には、幅方向に向かって突出する
係止鍔部がそれぞれ設けられ、該係止鍔部によって、前
記励磁用コイル及び検出用コイルの巻回位置が、予定の
位置に位置決め規制されている。このように、中央コア
部と軸端コア部との境界部分に係止鍔部を設けることに
よって、各コイルの巻回位置を精度良く位置決め可能と
しておけば、位相ズレ又は出力ズレが低減されるととも
に、大きな変化率が得られる。
記請求項3記載の一対の軸端コア部のうち、前記被検出
物側に対面している側とは反対側の軸端コア部には、該
軸端コア部と対向するようにして、比較金属体が配置さ
れている。このように、被検出物からの検出出力と、比
較金属体からの検出出力との差分を変化量として検出を
行えば、比較金属体と軸端コア部との距離や、比較金属
体の材質などを変更することによって、被検出物に対し
て必要とされる検出区間における始点位置を「0」出力
に設定して用いることが可能となり、それによって、大
きな出力変化を得て検出精度、及び分解能が高められる
とともに、良好な直線性が得られるようになっている。
前記請求項1記載の励磁用コイルは、一対のコイル巻回
部を有し、それら一対のコイル巻回部は、前記同一の軸
心上に対向磁界が形成するように配置されていて、この
ような手段によれば、一対の励磁用コイルによって差動
状態となった一つの出力が得られることから、より一層
高感度で正確な検出が可能となる。
基づいて詳細に説明する。図1及び図2に示されている
実施形態にかかる変位センサ10においては、一枚の薄
板形状部材からなるコア体11の中央コア部11aに対
して、検出用コイル12が巻回されているとともに、上
記中央コア部11aの図示上下方向両側に、係止鍔部1
1bをそれぞれ介して一体的に連接された一対の軸端コ
ア部11c,11dの各々に対して、励磁用コイル13
c,13dがそれぞれ巻回されている。
1dのうちの図示上側に配置された一方側の軸端コア部
11cが、金属部材又は磁性体からなる被検出物14と
対向するように配置されている。このとき、前記中央コ
ア部11aを通して他方側の軸端コア部11dに至る軸
心CXの方向(図示上下方向)は、ほぼ前記被検出物1
4の軸心CYを通る位置関係に設定されている。そし
て、上記一方側の軸端コア部11cに対して、被検出物
14が、上記軸心CXの方向に沿って往復移動されるこ
とによって、これら一方側の軸端コア部11cと被検出
物14とが互いに対向しつつ近接・離間されるときに、
被検出物14の位置を検出する構成になされている。な
お、上記被検出物14が固定された状態で、変位センサ
10側が動く構成であってもよい。
は、前記軸心CXの延在方向(図示上下方向)において
変位センサ10の略中央部分に配置されていて、上記軸
心CXの方向と直交する方向(図示左右方向)における
幅寸法W1 が、比較的幅広に形成されている。これに
対して、上記両軸端コア部11c,11dの各幅寸法W
2 は、上記中央コア部11aの幅寸法W1 より小さ
く設定されており(W2<W1 )、本実施形態では、
半分以下の寸法(W2 ≦W1 /2)となるように形成
されている。このとき、上記中央コア部11aにおける
検出用コイル12が巻回されている部位は、やや細幅の
寸法W3 となるように切り欠かれた形状になされてい
る。
巻回された一対の励磁用コイル13c,13dは、一体
的に連結された一連のコイル部材から構成されていて、
それらの各コイル部材のうちの、上記両軸端コア部11
c,11dにおける付け根部分に巻回された内端部分ど
うしが、渡り線13eによって一体的に接続されて、直
列の状態になされている。一方、上記両軸端コア部11
c,11dの各先端側から引き出された各リード部13
f,13gは、交流電源15の両端子部にそれぞれ接続
されていて、その交流電源15から発生される正弦波又
は矩形波が、上記両軸端コア部11c,11dの各コイ
ル巻回部に印加されることによって、上述した同一の軸
心CX上において、逆方向の対向磁界φ1,φ2が形成
されるように構成されている。
の軸端コア部11c,11dとの各境界部分に設けられ
た各係止鍔部11b,11bは、上記軸心CXの方向と
略直交する幅方向に向かって突出する張出形状になされ
ており、それらの各係止鍔部11bに対する軸心方向の
前後の位置に、前記励磁用コイル13c及び検出用コイ
ル13dがそれぞれ巻回されている。すなわち、それら
の各コイル13c,13dの巻回位置は、上記両係止鍔
部11b,11bによって位置決めされるようになって
いる。
る変位センサ10において、上記検出用コイル12から
得られる検出出力は、一対の励磁用コイル13c,13
dにより発生される逆方向の対向磁界φ1,φ2の和に
相当する磁界に基づくものとなっており、従って、上述
した被検出物14が存在していないか、または被検出物
14が変位センサ10から十分な遠方(無限遠)にある
場合には、上記逆方向の対向磁界φ1,φ2の絶対値は
等しくなって(|φ1|=|φ2|)、上記検出用コイ
ル12からの出力は「0」となる。一方、変位センサ1
0と被検出物14とが相対的に近接してくると、これら
両者間の距離の変化に対応して、上記被検出物14に発
生する渦電流が変化し、それにより、上述した逆方向の
対向磁界φ1,φ2のバランスが崩れて、例えば、φ1
が大きくなるとφ2が小さくなる。そして、そのときの
対向磁界φ1,φ2の絶対値の差(|φ1|−|φ2
|)に相当する磁界に基づいて、上記検出用コイル12
から差動出力が得られる。
得られるが、その出力は、例えば以下の式によって表さ
れるものとなっている。
サ10では、励磁用コイル13c,13dと、検出用コ
イル12とが区別されて配置されていて、しかも、一対
の励磁用コイル13c,13dどうしの間のバランスに
基づいて検出が行われることから、直流抵抗分等による
インピーダンスに関係なく磁束の変化量が、薄型で小型
のコア体11を用いつつ良好な直線性をもって高感度で
得られる。しかも、従来のような定電流回路を使用する
ことなく安価な回路によって、環境の温度変動にかかわ
らず安定的な検出動作が可能となる。
接される軸端コア部11c,11dを小幅なものとし
て、当該軸端コア部11c,11dにおける電流効率を
向上させており、それによって、より多くの磁束を発生
させていることから、検出の変化量、つまり感度が一層
高められるようになっている。
サ10では、中央コア部11aと、軸端コア部11c,
11dとの境界部分に、係止鍔部11bを設けることに
よって、各コイル12,13c,13dの巻回位置を精
度良く位置決め可能としていることから、位相ズレ又は
出力ズレが低減されるとともに、大きな変化率が得られ
る。
では、一対の励磁用コイル13c,13dどうしの間の
出力バランスを差動状態としていることから、より一層
高感度で正確な検出が可能となっている。また、差動に
なっているので、温度特性も良い。
て巻数20Tのものを採用する一方、検出用コイル12
として巻数40Tのものを採用し、励磁周波数を1MH
z、励磁電流を20mApp(0.65V)に設定し
て、上述した本発明にかかる変位センサ10を従来品と
を比較してみたところ、図3に示されているような結果
が得られた。すなわち、被検出物14がない又は十分な
遠距離(無限遠)にある場合の上記検出用コイル12か
らの出力を「1」としたときの、上記被検出物14と変
位センサ10との間の距離(図3の横軸;mm)に対す
る出力変化率(図3の縦軸;%)は、従来の変位センサ
で(同図中A線)約10〜20%の変化量しか得られな
かったのに対して、本願発明にかかる変位センサ10で
は(同図中B線)、900〜950%の大きな変化量が
得られた。
ように、実際に、本発明にかかる変位センサ10を、5
00円硬貨果などのコインCにおける表面形状を測定す
るコインセンサとして用いてみたところ、上記コインC
の表面と、コインセンサ10との間の距離(ギャップ)
Gにかかわらず、図5に示されているように、良好な形
状測定結果が得られた。なお、図5の結果は、電流・ア
ンプゲインを固定状態として測定したものである。
対して同一の符号を付した図6に示された実施形態で
は、一対の軸端コア部11c,11dのうちの図示上側
に配置された一方側の軸端コア部11cが、金属部材又
は磁性体からなる被検出物14と対向するように配置さ
れているとともに、図示下側に配置された他方側の軸端
コア部11dが、上記被検出物14と同一材質、又は同
程度の導電率(被検出物14が非磁性体のときは非磁性
体)、或いは同程度の透磁率(被検出物14が磁性体の
ときは磁性体)を有する比較金属体20と対向するよう
に配置されている。例えば、上記被検出物14が、アル
ミ材、銅、フェライト、パーマロイなどの場合には、比
較金属体20としても、それと同一材質のアルミ材、
銅、フェライト、パーマロイ、又はそれらのうちの磁性
材どうし、或いは非磁性部材どうしが組み合わせて用い
られる。
モータ軸である場合において、その軸としての被検出物
14が、変位センサ10に対して図示上下の方向に移動
すると、上記一方側の軸端コア部11cが、上記被検出
物14に対して近接・離間されて、それら両部材どうし
の間の間隔L1が変化することになる。そのとき、他方
側の軸端コア部11dは、比較金属体20に対して間隔
L2を変えることなく所定の位置に維持される構成にな
されている。
が「0」となる位置は、上記比較金属体20と他方側の
軸端コア部11dとの間の間隔L2が、一方側の軸端コ
ア部11cと被検出物14との間隔L1と等しくなる位
置であることから、上述した一方側の軸端コア部11c
と、被検出物14との間隔L1を、比較金属体20と他
方側の軸端コア部11dとの間の間隔L2よりも同じか
小さい範囲(0≦L1≦L2)で変化するように設定し
ておけば、検出出力の変化を大きく取り出すことが可能
となるとともに、良好な直線性が得られる。
サによれば、被検出物14からの検出出力と、比較金属
体20からの検出出力との差分が変化量になされること
から、比較金属体20と軸端コア部11cとの距離L2
や、比較金属体20の材質などを変更することによっ
て、図7中の符号0〜L2で示された上記被検出物14
に対する必要な検出区間において、「0」となる位置L
2を任意に変更して用いることが可能となり、その結
果、大きな出力変化量を得ることによって検出精度及び
分解能が高められるとともに、直線性の改善が図られ
る。
施形態を具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変形可能であることはいうまでもない。
イル12を中央部分に挟んで両側に励磁用コイル13
c,13dを配置しているが、励磁用コイルを中央部分
に挟んで両側に検出用コイルを配置するように構成する
ことも可能である。
11cの幅寸法を、中央コア部11aの幅寸法よりも小
さくしているが(W2 <W1 )、両者を等しくした
り、逆の大小関係に設定することも可能である。また、
上述した実施形態におけるコア体11の中央コア部11
aには、検出用コイル12を巻回する部位に凹状の切欠
き部が設けられているが、そのような切欠き部を設ける
ことなく単純な矩形状をなすように形成することも可能
である。
して、一枚の薄板形状部材を用いているが、図8
(a),(b)に示されているような立体形状のコア体
11’,11”であっても同様に採用することができ
る。なお、この場合においても、軸方向の中央部分に設
けられた切欠状の凹部11’a,11”aを形成するこ
となく単純形状に構成することが可能である。
体、例えばモータの回転軸でも良く、その場合には、モ
ータの固定側に変位センサ10を取り付けることとな
る。また、モータが固定軸の場合には、固定軸に対して
変位センサ10を取り付け、ロータ側が被検出物14と
なる。さらにまた、原点位置検出に用いるにあたって
は、固定側に変位センサ10を設け、スライダー側に被
検出物14取り付ければ良い。
励磁用コイル13c,13dが一連・一体に直列状態に
て接続されているが、例えば、図9に示されているよう
に、それらの各励磁用コイル13c,13dを、交流電
源15に対して並列状態となるように接続して対向磁界
を形成することも可能である。
項1記載の変位センサは、励磁用コイルと検出用コイル
とを区別して配置し、一対の励磁用コイルどうしの間の
バランスに基づいて検出を行うことにより、直流抵抗分
等によるインピーダンスを相殺させて取り除いた残りの
変化量を、小型のコア体を用いつつ良好な直線性をもっ
て高感度で得るとともに、従来のような定電流回路を使
用することなく安価な回路によって、環境の温度変動に
かかわらず安定的な検出動作を可能としたものであるか
ら、簡易な構成よって、良好な検出感度を得つつ安定し
た検出結果を得ることができ、変位センサの性能及び信
頼性を向上させることができる。
体を一枚の板形状部材から形成してコア体を薄型化した
ものであるから、上述した効果に加えて、より一層の小
型化を図ることができる。
センサは、被検出物に近接される軸端コア部を小幅とし
て、当該軸端コア部における電流効率を向上させ、より
多くの磁束を集めるようにして検出感度を一層高めるよ
うにしたものであるから、上述した効果を更に高めるこ
とができる。
は、中央コア部と軸端コア部との境界部分に係止鍔部を
設けることによって、各コイルの巻回位置を精度良く位
置決め可能として、位相ズレを低減させるとともに、大
きな変化率を得るように構成したものであるから、上述
した効果を更に高めることができる。
出物からの検出出力と、比較金属体からの検出出力との
差分を変化量として検出を行い、比較金属体と軸端コア
部との距離や、比較金属体の材質などを変更することに
よって、被検出物に対して必要とされる検出区間におけ
る始点位置を「0」出力に設定して用いることを可能と
し、それによって、大きな出力変化を得て検出精度及び
分解能を高めるとともに良好な直線性が得られるように
構成したものであるから、上述した効果を一層高めるこ
とができる。
対の励磁用コイルにより対向磁界を形成することによっ
て出力を理想的な差動状態とし、より一層高感度で正確
な検出が可能としたものであるから、上述した効果を一
層高めることができる。
構造を表した側面説明図である。
外観斜視説明図である。
センサと比較した線図である。
して用いた場合における概略の配置例を表したものであ
って、(a)は側面説明図、(b)は平面説明図であ
る。
表した線図である。
略構造を表した側面説明図である。
整状態を表した線図である。
て、(a)は円筒形状のコア体、(b)は角柱形状のコ
ア体の外観斜視説明図である。
明図である。
明図である。
出出力の線図である。
視説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 被検出物に対する相対位置の変化に対応
して出力が変化するように構成され、その出力変化に基
づいて上記被検出物との接近位置を検出する変位センサ
において、 コア体の同一軸心上に、励磁用コイル及び検出用コイル
がそれぞれ巻回により装着されたものであって、 上記励磁用コイル及び検出用コイルの一方側が、前記コ
ア体の軸心方向における略中央に配置された中央コア部
に装着されているとともに、前記励磁用コイル及び検出
用コイルの他方側が、上記コア体の軸心方向における両
端部分に配置された一対の軸端コア部にそれぞれ装着さ
れ、 上記コア体の軸心方向が、前記被検出物に対する相対位
置の変化方向とほぼ同じ方向となるように配置されるこ
とによって、前記一対の軸端コア部のうちの一方側と、
前記被検出物とが、互いに対面しつつ近接・離間する配
置関係になされていることを特徴とする変位センサ。 - 【請求項2】 前記コア体が、一枚の板形状部材からな
ることを特徴とする請求項1記載の変位センサ。 - 【請求項3】 前記軸端コア部における軸心方向と直交
する方向の幅寸法が、前記中央コア部の幅寸法よりも小
さく形成されていることを特徴とする請求項1記載の変
位センサ。 - 【請求項4】 前記軸端コア部の幅寸法が、中央コア部
の幅寸法の半分以下に設定されていることを特徴とする
請求項3記載の変位センサ。 - 【請求項5】 前記中央コア部と、前記一対の軸端コア
部との各境界部分には、幅方向に向かって突出する係止
鍔部がそれぞれ設けられ、 該係止鍔部によって、前記励磁用コイル及び検出用コイ
ルの巻回位置が、予定の位置に位置決め規制されている
ことを特徴とする請求項3記載の変位センサ。 - 【請求項6】 前記一対の軸端コア部のうち、前記被検
出物側に対面している側とは反対側の軸端コア部には、
該軸端コア部と対向するようにして、比較金属体が配置
されていることを特徴とする請求項3記載の変位セン
サ。 - 【請求項7】 前記励磁用コイルは、一対のコイル巻回
部を有し、 それら一対のコイル巻回部は、前記同一の軸心上に対向
磁界が形成するように配置されていることを特徴とする
請求項1記載のことを特徴とする変位センサ。
Priority Applications (4)
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