JP2002174481A - 冷蔵庫の内部空間に配置される隔壁 - Google Patents

冷蔵庫の内部空間に配置される隔壁

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JP2002174481A
JP2002174481A JP2000373795A JP2000373795A JP2002174481A JP 2002174481 A JP2002174481 A JP 2002174481A JP 2000373795 A JP2000373795 A JP 2000373795A JP 2000373795 A JP2000373795 A JP 2000373795A JP 2002174481 A JP2002174481 A JP 2002174481A
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container
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JP2000373795A
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Yasuji Hirata
保二 平田
Osamu Mitsuoka
修 光岡
Norio Ono
範夫 小野
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HIRATA KK
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装フィルムや容器を用いることなく、冷
蔵庫に冷蔵された冷蔵物の乾燥を防止する。 【解決手段】冷蔵庫の内部空間に配置される隔壁であっ
て、該内部空間を冷却する冷気が流通する冷気流通空間
と、該冷蔵庫の扉を開けたとき該扉の開口を経て外部と
連通する包囲空間と、に該内部空間を略分割するもので
ある隔壁。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の内部空間
に配置される隔壁に関し、より詳細には、冷蔵庫の内部
空間に冷蔵される冷蔵物の乾燥を防止する隔壁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫(冷凍庫を含む。以下、同じ。)
は、食品や医薬品等の低温下において保存されることが
好ましいもの(以下、「冷蔵物」という。以下、同
じ。)を冷却して低温状態で冷蔵するため広く用いられ
ており、魚介類を取り扱う魚屋、肉類を取り扱う肉屋、
生クリーム等を多用する洋菓子屋及び飲食物を提供する
飲食店等の業務用や一般家庭において用いられる家庭用
のものが知られている。これら冷蔵庫は、通常、開口を
有する箱体である本体と、該開口を自在に開閉する扉
と、該本体内部の熱を外部に放出するための冷却器と、
を有してなり、該本体及び該扉は断熱性を有するように
構成される。そして、該冷却器は、該本体の内部の空気
を冷却しつつ該内部を循環させるようになっており、該
内部の空気を冷却する際に凝縮する該空気に含まれてい
た水分の一部は該本体の外部へ排出されるようになって
いる。このようにして、冷蔵庫の内部の冷蔵物は、その
周囲を流通する低温かつ低湿度の冷気によって冷却され
た状態で冷蔵される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
状態に冷蔵された冷蔵物は、その周囲を流通する低湿度
の冷気に直接暴露されるため、冷蔵物の表面から水分が
蒸散し、その結果、冷蔵物が乾燥するという問題があっ
た。これは、十分に保湿された状態であるべき冷蔵物
(例えば、生菓子類や魚介類等)にとっては大きな問題
であり、その冷蔵物が使用できなくなることすらあっ
た。
【0004】この乾燥の問題を回避するため、冷蔵物に
直接冷気が接触しないように包装フィルム(いわゆる
「ラップ」と呼ばれる薄膜状の柔軟なフィルム)によっ
て冷蔵物を取り囲んだ状態で冷蔵庫内部に冷蔵するよう
にしたり(以下、「ラップ法」という。)、箱体とその
蓋とから構成され略気密が保たれるように形成された容
器(いわゆる「タッパー」等と呼ばれているもの)の内
部に冷蔵物を収容した状態で冷蔵庫内部に冷蔵すること
(以下、「容器法」という。)が行われてきた。しかし
ながら、ラップ法では、(1)包装フィルムが必要にな
ること、(2)包装フィルムを装着したり取り外す必要
があり、手間がかかること、(3)包装フィルムが冷蔵
物に接触することで冷蔵物が変形することがあること
(例えば、冷蔵物が生クリームを用いたデコレーション
ケーキであるような場合)、等の問題があった。また、
容器法では、冷蔵物を容器に出し入れする際に蓋を取り
外したり取りつけたりする必要があり、手間がかかると
いった問題があった。
【0005】そこで、本発明では、上記したラップ法の
包装フィルムや容器法の容器を用いることなく、冷蔵庫
に冷蔵された冷蔵物の乾燥を防止することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷蔵庫の内部
空間に配置される隔壁であって、該内部空間を冷却する
冷気が流通する冷気流通空間と、該冷蔵庫の扉を開けた
とき該扉の開口を経て外部と連通する包囲空間と、に該
内部空間を略分割するものである隔壁である。こうする
ことで、本発明の隔壁(以下、「本隔壁」という。)
が、冷蔵庫の内部空間を冷却するための冷気が流通する
冷蔵庫の内部空間を、冷気流通空間と包囲空間とに略分
割する。ここで冷蔵庫の内部空間を冷却するための冷気
の大部分は、該冷気流通空間を流通し該包囲空間へは進
入しない。そして冷蔵物を該包囲空間に収容すること
で、冷蔵物に該冷気が直接接触しないことから、冷蔵物
の乾燥を防止することができる。なお、該包囲空間に収
容された冷蔵物は、該冷気流通空間を流通する該冷気に
より本隔壁を介して(本隔壁の熱伝導によって)冷却さ
れる。また、包囲空間は、冷蔵庫の扉を開けたとき該扉
の開口を経て外部と連通するので、冷蔵庫の扉を開けた
状態では冷蔵物を該扉の開口を経て包囲空間に自由に出
し入れすることができる。このため前述の容器法におけ
る問題である冷蔵物を容器に出し入れする際に蓋を取り
外したり取りつけたりする必要があり、手間がかかる、
といった問題もない。なお、本隔壁が、冷蔵庫の内部空
間を冷気流通空間と包囲空間とに「略分割」するとは、
該包囲空間に収容された冷蔵物の乾燥が所望程度防止さ
れるように冷気流通空間と包囲空間との間の空気の流通
を妨げれば足り、必ずしも、冷気流通空間と包囲空間と
の間の空気流通を完全に遮断する必要はない。
【0007】前記隔壁が、閉められた前記扉に略当接又
は係合する縁部と、該縁部から連なるように前記冷気流
通空間と前記包囲空間とを仕切る隔壁本体と、を有して
なるものであってもよい。なお、ここにいう閉められた
前記扉に縁部が「略当接」するとは、閉められた前記扉
に縁部が当接する場合のみならず、包囲空間に収容され
た冷蔵物の乾燥が所望程度防止されるように冷気流通空
間と包囲空間との間の空気の流通が妨げられれば閉めら
れた前記扉と縁部との間に隙間が存する場合をも含む。
包囲空間に収容された冷蔵物の乾燥が所望程度防止され
るように冷気流通空間と包囲空間との間の空気の流通が
妨げられる程度の閉められた前記扉と縁部との間の隙間
は、該冷蔵物の乾燥を防止する程度や前記内部空間を流
通する冷気の流量等によって適宜決定されればよく、特
に限定されるものではないが、通常、15mm以下であ
り、好ましくは10mm以下であり、さらに好ましくは
7mm以下であり、最も好ましくは5mm以下である。
【0008】縁部が、閉められた前記扉に略当接又は係
合する場合、隔壁本体が、冷蔵庫の内部空間の奥方向に
のびるように形成でき、隔壁本体と冷蔵庫内部の内壁と
の間に冷気が流通する隙間(即ち、冷気流通空間)を形
成することができる。そうすれば冷気流通空間と包囲空
間との間の伝熱面となる隔壁本体の伝熱面積を増加さ
せ、包囲空間に収容された冷蔵物を効果的に冷蔵するこ
とができる。また、通常、冷蔵庫は、その内部空間の上
部から下部に向けて冷気を流通させるものが多いことか
ら、隔壁本体が冷蔵庫の内部空間の奥方向にのびるよう
に形成されることで、隔壁本体を冷気が包み込むように
流通し、包囲空間に収容された冷蔵物を一層効果的に冷
蔵することができる。
【0009】前記隔壁が、前記内部空間を規定する内面
に略当接又は係合する縁部と、該縁部から連なるように
前記冷気流通空間と前記包囲空間とを仕切る隔壁本体
と、を有してなるものであってもよい。なお、ここにい
う前記内部空間を規定する内面に縁部が「略当接」する
とは、前記内部空間を規定する内面に縁部が当接する場
合のみならず、包囲空間に収容された冷蔵物の乾燥が所
望程度防止されるように冷気流通空間と包囲空間との間
の空気の流通が妨げられれば前記内部空間を規定する内
面と縁部との間に隙間が存する場合をも含む。包囲空間
に収容された冷蔵物の乾燥が所望程度防止されるように
冷気流通空間と包囲空間との間の空気の流通が妨げられ
る程度の前記内部空間を規定する内面と縁部との間の隙
間は、該冷蔵物の乾燥を防止する程度や前記内部空間を
流通する冷気の流量等によって適宜決定されればよく、
特に限定されるものではないが、通常、15mm以下で
あり、好ましくは10mm以下であり、さらに好ましく
は7mm以下であり、最も好ましくは5mm以下であ
る。
【0010】縁部が、前記内部空間を規定する内面に略
当接又は係合する場合、前記扉の開閉に際しても移動等
しない該内面に略当接又は係合するので、縁部の該内面
への略当接又は係合を確実にすることができ、冷気流通
空間から包囲空間への冷気の流入を小さくし、包囲空間
に収容された冷蔵物の乾燥を効果的に防止することがで
きる。なお、縁部が、閉められた前記扉と前記内部空間
を規定する内面との両方に略当接又は係合してもよく、
そうすれば縁部が、閉められた前記扉に略当接又は係合
する場合に説明したように包囲空間に収容された冷蔵物
を一層効果的に冷蔵することができることに加え、冷気
流通空間から包囲空間への冷気の流入を一層小さくし、
包囲空間に収容された冷蔵物の乾燥を一層効果的に防止
することができる。
【0011】前記包囲空間の内部に着脱自在のトレーが
配設されたものであってもよい。こうすることで、包囲
空間に冷蔵物を収容する際、効率よく収容することがで
きると共に、トレーが着脱自在であることから冷蔵物の
大きさ等にあわせてトレーの配置を変更したり、トレー
を取り外して洗浄等を行うことができる。包囲空間の内
部にトレーを着脱自在に配設するには、様々な方法が用
いられてよく、特に限定されるものではないが、例え
ば、包囲空間の内壁にトレーの縁部と係合又は嵌合する
トレー支持具を取りつけるようにしてもよく、さらに、
該内壁への該トレー支持具の取付位置が変更できるよう
にしてもよい。
【0012】前記包囲空間の内部に着脱自在のトレーが
配設された場合、前記隔壁及び前記トレーが金属製であ
り、かつ前記トレーが前記隔壁の内壁に取り付けられた
金属製の支持具によって支持されるものであってもよ
い。なお、「隔壁の内壁」とは、隔壁が形成する両面の
うち包囲空間に面する方の面をいう。そして、該支持具
は、隔壁と一体に形成されたものであってもよい。こう
することで冷気流通空間を流通する冷気と包囲空間との
間で効果的に伝熱させることができ、包囲空間に収容さ
れた冷蔵物を効果的に冷蔵することができる。即ち、隔
壁とトレーとは金属によって形成されると共に、金属製
の支持具によって連絡されているので、隔壁とトレーと
の間には良好な熱伝達を達成することができ、トレー自
身が伝熱フィンの役割を果たすことから、包囲空間に収
容された冷蔵物を効果的に冷蔵することができる。
【0013】前記包囲空間の内部に着脱自在のトレーが
配設された場合、前記トレーの縁と前記隔壁の内壁との
間に隙間が形成されるものであってもよい。包囲空間に
存する空気に含まれる水分は、冷気流通空間を流通する
冷気によって本隔壁の内壁が冷却されると、該内壁に液
体の水として凝縮する。そして、この凝縮した水は、互
いに集まり、水滴となって該内壁をつたって降下する。
従って、前記トレーの縁と前記隔壁の内壁とが接してい
ると、該内壁をつたって降下する水滴がトレーの縁から
トレー内部へ進入し、トレーに収容されている冷蔵物に
付着し、冷蔵物を汚染するおそれがある。これを防止す
るためには、該内壁をつたって降下する水滴がトレーの
縁からトレー内部へ進入しないよう、トレーの縁と前記
隔壁の内壁との間に隙間を形成するようにすればよい。
【0014】前記隔壁(本隔壁)が前記内部空間に脱着
自在なものであってもよい。こうすることで、本隔壁を
冷蔵庫の内部空間に自由に取りつけたり、本隔壁が不要
になったり掃除が必要になった際には該内部空間から自
由に取り出すことができる。また、冷蔵庫の内部空間に
対して複数種類の本隔壁を準備しておき、冷蔵物の種
類、大きさ及び量に応じて本隔壁を適宜選択して使い分
けるようにしてもよい。なお、このように本隔壁が冷蔵
庫の内部空間に脱着自在にすることで、既に所有してい
る一般的な冷蔵庫にも本隔壁を自由に取りつけることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。しかしながら、これらによって本
発明は何ら制限されるものではない。
【0016】図1は、本発明の隔壁(本隔壁)たる容器
11を冷蔵庫の内部空間に配置するところを示す斜視図
である。図1を参照して、本隔壁たる容器11を冷蔵庫
101の内部空間103に配置するところを説明する
(なお、ここでは図示及び理解を容易にするために、後
述するスペーサー21bやアングル部材23bについて
は省略している。)。冷蔵庫101は、洋菓子を販売す
る菓子店に設置されたものであり、開口109を有する
箱体である本体105と、開口109を自在に開閉する
扉107a、107b、107c、107dと(なお、
開口109は、開かれた扉107cによって閉じられる
部分しか図示されていないが、それ以外の扉107a、
107b、107dにも開口が形成されている。)、本
体105の内部空間103の熱を外部に放出するための
冷却器やその制御機器を収容する制御部111と、を有
してなり、本体105及び扉107a、107b、10
7c、107dは断熱性を有するように構成されてい
る。なお、冷蔵庫101は、その内部空間103に冷気
を流通循環させるようになっており、内部空間103の
空気を冷却し冷気となす際に凝縮する水分は本体105
の外部へ排出する。なお、ここでは、本隔壁たる容器1
1を配置する冷蔵庫として4枚の扉107a、107
b、107c、107dを有する業務用冷蔵庫を示した
が、扉の枚数はいくらでもよく、また家庭用冷蔵庫であ
ってもよいことは言うまでもない。
【0017】そして、冷蔵庫101の開かれた扉107
cの前方には、本隔壁たる容器11が配置されている。
容器11は、一面に開口13が形成された略直方体形状
をしており、その内部には着脱自在のトレー15a、1
5b、15c、15d、15e、15f、15gが互い
に略平行に配設されている。また、容器11は、扉10
7cが開閉する開口109を経由して内部空間103に
ちょうどうまく挿入されたり取り出されることができる
形状及び大きさを有している。なお、容器11の形状や
大きさは、上記したように容器11が開口109を経由
して内部空間103にうまく挿脱可能であることに加
え、容器11(後述の包囲空間43)に所望する冷蔵物
が所望量収容できると共に、冷蔵庫101の内部空間1
03(後述の冷気流通空間41)を冷気がうまく流通す
ることができるようにされる。
【0018】図2は本隔壁たる容器11の斜視図であ
り、図3は、トレー15a、15b、15c、15d、
15e、15f、15gを抜き取った容器11の正面図
(図2中、矢印A方向から見たところ)であり、図4は
図3のB−B断面図であり、図5は図3のC−C断面図
であり、図6は図4の円D中の拡大図である。図2乃至
図6を参照して、容器11について説明する。本隔壁た
る容器11は、後述するように、冷蔵庫101の内部空
間103を規定する内面に略当接する縁部17と、縁部
17から連なるように冷気流通空間(ここでは容器11
が内部空間103に配設された際、内部空間103のう
ち容器11の外部になる空間)と包囲空間(ここでは容
器11が内部空間103に配設された際、扉107cと
容器11によって包囲された容器11の内部になる空
間)とを仕切る隔壁本体19と、を有してなり、全体が
ステンレス鋼によって形成されている。隔壁本体19
は、略直方体形状をした中空の箱体形状をしており、該
略直方体の6面のうち一面に開口13が形成されてお
り、開口13の周囲に縁部17が形成されている。な
お、縁部17は、隔壁本体19が形成する該略直方体の
6面のうち開口13が形成された面を含む平面に略接す
るように略水平方向にのびるように形成された水平縁部
17a、17bと、該平面に略接し略鉛直方向にのびる
ように形成された鉛直縁部17c、17dと、を有して
いる。鉛直縁部17c、17dは、いずれも該平面に略
接する面を有する鉛直方向に細長い(鉛直方向に最も長
い辺を向けている。)略直方体形状を有している。
【0019】そして、容器11を水平面に載置した状態
において、隔壁本体19が形成する略直方体の6面のう
ち、開口13が形成された面に隣接し互いに略平行な側
面19a、19b(即ち、略鉛直な面)の内壁には、長
手方向を略鉛直方向に向けた該長手方向に対して垂直な
断面形状が略正方形のスペーサー21a、21bが一対
ずつ取りつけ(溶接)られている(従って、側面19a
には一対のスペーサー21aが、側面19bには一対の
スペーサー21bが取りつけられており、合計4本のス
ペーサー21a、21bが取りつけられている。特に、
図4、図5及び図6を参照されたい。)。
【0020】さらに、側面19aに取りつけられた一対
のスペーサー21aに跨るように7本のアングル部材2
3aが取りつけられている。7本のアングル部材23a
は、いずれもその長手方向を略水平方向に向け、かつ互
いに略平行になるように、一対のスペーサー21aに溶
接によって取りつけられている。また、側面19bに取
りつけられた一対のスペーサー21bに跨るように7本
のアングル部材23bが取りつけられている。7本のア
ングル部材23bは、いずれもその長手方向を略水平方
向に向け、かつ互いに略平行になるように、一対のスペ
ーサー21aに溶接によって取りつけられている。そし
て、7本のアングル部材23aと7本のアングル部材2
3bとは、互いに対応するもの同士(上からの順番が同
じもの同士をいう。例えば、7本のアングル部材23a
のうち一番上のものと7本のアングル部材23bのうち
一番上のものや、7本のアングル部材23aのうち上か
ら3番目のものと7本のアングル部材23bのうち上か
ら3番目のもの等)は同一の水平面に略属するように
(即ち、同じ高さになるように)取りつけられている。
なお、ここでは7本のアングル部材23aは略等間隔で
取りつけられ、7本のアングル部材23bも該略等間隔
で取りつけられている。そして、アングル部材23aと
アングル部材23bとはあわせて14本が取りつけられ
ているが、全てステンレス鋼によって形成された同一形
状の山形鋼(L形鋼アングル)によって形成されてい
る。アングル部材23aとアングル部材23bとを形成
する山形鋼は、その長手方向に対する垂直な断面におい
て「L」形をしているが、その「L」形の角(略90
度)を挟んだ両面のうち片面がスペーサー21a、21
bに取りつけられている。なお、該両面のうちの該片面
が立ち上がるように取りつけられている(該「L」形の
角が該両面のうちの該片面の下辺になる。)。
【0021】このようにアングル部材23aは一対のス
ペーサー21aを介して側面19aに取りつけられてい
るので、アングル部材23aと容器11の内壁(側面1
9aの内壁)との間に隙間25が保持され(特に、図6
参照)、後述するように、トレー15a、15b、15
c、15d、15e、15f、15gの縁と、本隔壁た
る容器11の内壁(側面19aの内壁)との間にも隙間
が形成される(トレー15a、15b、15c、15
d、15e、15f、15gの縁は、アングル部材23
aの立ち上がり部分23aaを乗り越えることができな
い。図6参照)同様に、アングル部材23bは一対のス
ペーサー21bを介して側面19bに取りつけられてい
るので、アングル部材23bと容器11の内壁(側面1
9bの内壁)との間に隙間が保持され(図6と同様)、
後述するように、トレー15a、15b、15c、15
d、15e、15f、15gの縁と、本隔壁たる容器1
1の内壁(側面19bの内壁)との間にも隙間が形成さ
れる(トレー15a、15b、15c、15d、15
e、15f、15gの縁は、アングル部材23bの立ち
上がり部分を乗り越えることができない。図6と同
様)。
【0022】そして、アングル部材23aの最も奥(隔
壁本体19が形成する略直方体の6面のうち開口13が
形成された面と略平行な面19cに近い方向をいう。)
の部分には、長手方向を略鉛直方向に向けた該長手方向
に対して垂直な断面形状が略正方形の角棒状のストッパ
ー27aが取りつけ(溶接)られている(なお、ストッ
パー27aは、その長手方向に沿って7本のアングル部
材23aに順次取りつけられている。)。また、同様
に、アングル部材23bの最も奥(隔壁本体19が形成
する略直方体の6面のうち開口13が形成された面と略
平行な面19cに近い方向をいう。)の部分には、長手
方向を略鉛直方向に向けた該長手方向に対して垂直な断
面形状が略正方形の角棒状のストッパー27bが取りつ
け(溶接)られている(なお、ストッパー27bは、そ
の長手方向に沿って7本のアングル部材23bに順次取
りつけられている。)。このストッパー27a、27b
は、いずれも隔壁本体19が形成する略直方体の6面の
うち開口13が形成された面と略平行な面19cとの間
に距離を有していると共に、トレー15a、15b、1
5c、15d、15e、15f、15gの縁は、ストッ
パー27a、27bに当接するとそれ以上奥へ移動する
ことができないので、本隔壁たる容器11の内壁(奥側
の側面19cの内壁)との間に隙間が保持される。
【0023】以上のように、スペーサー21a、21b
を介して側面19a、19bに取りつけられたアングル
部材23a、23bは、互いに対応するもの同士(前述
のように上からの順番が同じもの同士をいう。)が同一
の水平面に略属し、高さの短い略直方体形状をしたトレ
ー15a、15b、15c、15d、15e、15f、
15gの両縁部(該高さの短い略直方体の下面を形成す
る略長方形の4辺のうち互いに略平行な一対の辺に沿っ
た部分)をそれに沿って下方から支持する。なお、トレ
ー15a、15b、15c、15d、15e、15f、
15gは、アングル部材23a、23bによって両縁部
が担持されて支持されるので、容器11から自由に抜き
取ったり、挿入することができる(図2は、トレー15
bを略半分抜き出したところを示しているが、トレー1
5a、15c、15d、15e、15f、15gもこれ
と同様に抜き差し自由になっている。)。
【0024】図7は、図1乃至図6に示した本隔壁たる
容器11を、冷蔵庫101の内部空間103に挿入し配
置し、さらに扉107cを閉めた状態を示す部分正面図
である。そして、図8は図7のF−F断面図であり、図
9は図7のG−G断面図である。さらに、図10は、図
8に示した容器11からトレー15a、15b、15
c、15d、15e、15f、15gを取り去った状態
を示す断面図であり(断面の位置は図8に同じ。)、図
11は、図9に示した容器11からトレー15a、15
b、15c、15d、15e、15f、15gを取り去
った状態を示す断面図である(断面の位置は図9に同
じ。)。図7乃至図11を参照して、本隔壁たる容器1
1を冷蔵庫101の内部空間103に配設した状態につ
いて説明する。
【0025】冷蔵庫101の内部空間103に配置され
た容器11(本隔壁)は、冷蔵庫101の内部空間10
3を規定する内面に略当接する縁部17と、縁部17か
ら連なるように冷気流通空間41と包囲空間43とを仕
切る隔壁本体19と、を有している。ここに冷気流通空
間41は冷蔵庫101の内部空間103を冷却する冷気
が流通する(後述の図12を参照されたい。)。そして
包囲空間43は、冷蔵庫101の扉107cを開けたと
き扉107cの開口(図1中、開口103)を経て外部
と連通する。
【0026】図13は図8の円L中を拡大した拡大断面
図であり(図10にも拡大部分を円Lとして示す。)、
図14は図8の円M中を拡大した拡大断面図であり(図
10にも拡大部分を円Mとして示す。)、図15は図9
の円N中を拡大した拡大断面図であり(図11にも拡大
部分を円Nとして示す。)、図16は図9の円P中を拡
大した拡大断面図である(図11にも拡大部分を円Pと
して示す。)。図13乃至図16を参照して、縁部17
(水平縁部17a、17bと鉛直縁部17c、17d)
が、冷蔵庫101の内部空間103を規定する内面に略
当接する様子について説明する。なお、図13におい
て、本体105と扉107cとの間の気密性を高めるた
め、パッキン201aが扉107cに取り付けられてい
る(パッキン201aは本体105に当接してい
る。)。図14において、本体105と扉107cとの
間の気密性を高めるため、パッキン201bが扉107
cに取り付けられている(パッキン201bは本体10
5に当接している。)。図15において、本体105と
扉107cとの間の気密性を高めるため、パッキン20
1cが扉107cに取り付けられている(パッキン20
1cは本体105に当接している。)。図16におい
て、本体105と扉107cとの間の気密性を高めるた
め、パッキン201dが扉107cに取り付けられてい
る(パッキン201dは本体105に当接してい
る。)。
【0027】鉛直縁部17cと、冷蔵庫101の内部空
間103を規定する内面(本体105の内面)と、の間
の距離を距離f1とする(図13参照)。ここで実際に
は、距離f1は、0(即ち、鉛直縁部17cと、冷蔵庫
101の内部空間103を規定する内面とが完全に当接
している状態)から5mm程度(鉛直縁部17cと、冷
蔵庫101の内部空間103を規定する内面とが略当接
している状態)になるようにされており、鉛直縁部17
cと、冷蔵庫101の内部空間103を規定する内面
と、の間の空気の流通は、包囲空間に収容された冷蔵物
の乾燥が所望程度以上防止されるように妨げられる。ま
た、ここでは鉛直縁部17cと、閉められた扉107c
と、の間の距離f2(図13参照)は、略17mm〜2
3mm程度とされているが、これをより小さくして(例
えば、0〜5mm程度)、鉛直縁部17cが、閉められ
た扉107cに略当接するようにしてもよい。もっと
も、距離f1と距離f2とのいずれも小さくして、鉛直
縁部17cが、冷蔵庫101の内部空間103を規定す
る内面と閉められた扉107cとの両方に略当接するよ
うにしてもよい。
【0028】鉛直縁部17dと、冷蔵庫101の内部空
間103を規定する内面(本体105の内面)と、の間
の距離を距離g1とする(図14参照)。ここで実際に
は、距離g1は、0(即ち、鉛直縁部17dと、冷蔵庫
101の内部空間103を規定する内面とが完全に当接
している状態)から5mm程度(鉛直縁部17dと、冷
蔵庫101の内部空間103を規定する内面とが略当接
している状態)になるようにされており、鉛直縁部17
dと、冷蔵庫101の内部空間103を規定する内面
と、の間の空気の流通は、包囲空間に収容された冷蔵物
の乾燥が所望程度以上防止されるように妨げられる。ま
た、ここでは鉛直縁部17dと、閉められた扉107c
と、の間の距離g2(図14参照)は、略17mm〜2
3mm程度とされているが、これをより小さくして(例
えば、0〜5mm程度)、鉛直縁部17dが、閉められ
た扉107cに略当接するようにしてもよい。もっと
も、距離g1と距離g2とのいずれも小さくして、鉛直
縁部17dが、冷蔵庫101の内部空間103を規定す
る内面と閉められた扉107cとの両方に略当接するよ
うにしてもよい。
【0029】水平縁部17aと、冷蔵庫101の内部空
間103を規定する内面(本体105の内面)と、の間
の距離を距離j1とする(図15参照)。ここで実際に
は、距離j1は、0(即ち、水平縁部17aと、冷蔵庫
101の内部空間103を規定する内面とが完全に当接
している状態)から5mm程度(水平縁部17aと、冷
蔵庫101の内部空間103を規定する内面とが略当接
している状態)になるようにされており、水平縁部17
aと、冷蔵庫101の内部空間103を規定する内面
と、の間の空気の流通は、包囲空間に収容された冷蔵物
の乾燥が所望程度以上防止されるように妨げられる。ま
た、ここでは水平縁部17aと、閉められた扉107c
と、の間の距離j2(図15参照)は、略17mm〜2
3mm程度とされているが、これをより小さくして(例
えば、0〜5mm程度)、水平縁部17aが、閉められ
た扉107cに略当接するようにしてもよい。もっと
も、距離j1と距離j2とのいずれも小さくして、水平
縁部17aが、冷蔵庫101の内部空間103を規定す
る内面と閉められた扉107cとの両方に略当接するよ
うにしてもよい。
【0030】水平縁部17bと、冷蔵庫101の内部空
間103を規定する内面(本体105の内面)と、の間
の距離を距離k1とする(図16参照)。ここで実際に
は、距離k1は、0(即ち、水平縁部17bと、冷蔵庫
101の内部空間103を規定する内面とが完全に当接
している状態)から5mm程度(水平縁部17bと、冷
蔵庫101の内部空間103を規定する内面とが略当接
している状態)になるようにされており、水平縁部17
bと、冷蔵庫101の内部空間103を規定する内面
と、の間の空気の流通は、包囲空間に収容された冷蔵物
の乾燥が所望程度以上防止されるように妨げられる。ま
た、ここでは水平縁部17bと、閉められた扉107c
と、の間の距離k2(図16参照)は、略17mm〜2
3mm程度とされているが、これをより小さくして(例
えば、0〜5mm程度)、水平縁部17bが、閉められ
た扉107cに略当接するようにしてもよい。もっと
も、距離k1と距離k2とのいずれも小さくして、水平
縁部17bが、冷蔵庫101の内部空間103を規定す
る内面と閉められた扉107cとの両方に略当接するよ
うにしてもよい。
【0031】このようにしてここでは縁部17(水平縁
部17a、17bと鉛直縁部17c、17d)が、冷蔵
庫101の内部空間103を規定する内面に略当接する
ことによって、容器11(本隔壁)は、このような冷気
流通空間41と包囲空間43とに冷蔵庫101の内部空
間103を略分割している。なお、前述したように、縁
部17(水平縁部17a、17bと鉛直縁部17c、1
7d)が、閉められた扉107cと略当接することで、
容器11(本隔壁)が冷気流通空間41と包囲空間43
とに内部空間103を略分割するようにしても、さらに
縁部17(水平縁部17a、17bと鉛直縁部17c、
17d)が、冷蔵庫101の内部空間103を規定する
内面と閉められた扉107cとの両方に略当接すること
で、容器11(本隔壁)が冷気流通空間41と包囲空間
43とに内部空間103を略分割するようにしてもよ
い。なお、図9及び図11に示したように、冷蔵庫10
1の内部空間103の下面の所定位置に当接ストッパー
121が形成されている。当接ストッパー121は、容
器11(本隔壁)の奥方向への移動を、奥側の側面19
cに当接することで制限するようになっている。このた
め容器11(本隔壁)がある程度以上奥方向に移動する
ことが防止され、これによって縁部17(水平縁部17
a、17bと鉛直縁部17c、17d)が、内部空間1
03を規定する内面と所定の位置関係に保たれ、縁部1
7(水平縁部17a、17bと鉛直縁部17c、17
d)が、冷蔵庫101の内部空間103を規定する内面
に略当接する状態が確実に保持される。
【0032】また、包囲空間43の内部には、トレー1
5a、15b、15c、15d、15e、15f、15
gが配設されており(図8及び図9を参照された
い。)、さらにトレー15a、15b、15c、15
d、15e、15f、15gは、前述のように、アング
ル部材23a、23bによって両縁部が担持されること
で支持されているので、容器11から自由に抜き取った
り挿入することができる(着脱自在)。そして、ここで
は前述した通り、容器11(本隔壁)及びトレー15
a、15b、15c、15d、15e、15f、15g
がいずれも金属製(ステンレス鋼製)であり、かつトレ
ー15a、15b、15c、15d、15e、15f、
15gが、容器11(本隔壁)の内壁に取り付けられた
金属製のスペーサー21a、21b(ステンレス鋼製)
及びアングル部材23a、23b(ステンレス鋼製)に
よって支持されている。なお、ここではスペーサー21
a、21bとアングル部材23a、23bとによって、
本発明にいう支持具が構成されている。
【0033】加えて、アングル部材23a、23bによ
って両縁部が担持されたトレー15a、15b、15
c、15d、15e、15f、15gは、その縁がスト
ッパー27a、27bに当接するとそれ以上奥へ移動す
ることができないので、トレー15a、15b、15
c、15d、15e、15f、15gの縁と容器11
(本隔壁)の内壁(奥側の側面19cの内壁)との間に
隙間が保持される(無論、ストッパー27a、27b
は、容器11(本隔壁)の奥側の側面19cよりも前側
(奥側の反対)に配置されている。)。さらに、アング
ル部材23aは一対のスペーサー21aを介して側面1
9aに取りつけられていると共に、トレー15a、15
b、15c、15d、15e、15f、15gの縁はア
ングル部材23aの立ち上がり部分23aaを乗り越え
ることができないので、トレー15a、15b、15
c、15d、15e、15f、15gの縁と、容器11
(本隔壁)の内壁(側面19aの内壁)との間にも隙間
が保持される。同様に、アングル部材23bは一対のス
ペーサー21bを介して側面19bに取りつけられてい
ると共に、トレー15a、15b、15c、15d、1
5e、15f、15gの縁はアングル部材23bの立ち
上がり部分23baを乗り越えることができないので、
トレー15a、15b、15c、15d、15e、15
f、15gの縁と、容器11(本隔壁)の内壁(側面1
9bの内壁)との間にも隙間が保持される。従って、ト
レー15a、15b、15c、15d、15e、15
f、15gの縁と、容器11(本隔壁)の内壁たる側面
19a、19b、19cと、の間に隙間が形成され保持
される。
【0034】なお、前述のように、容器11(本隔壁)
は冷蔵庫101の内部空間103に挿入し配置すること
と、冷蔵庫101の内部空間103に配置された容器1
1(本隔壁)を冷蔵庫101の外部に取り出すこと、と
を自由に行うことができる(図1参照)。
【0035】最後に、冷蔵庫101の内部空間103に
配置された容器11(本隔壁)の周囲を流通する冷気に
ついて簡単に説明しておく。図12は、冷蔵庫101の
内部空間103に配置された容器11(本隔壁)を示す
一部省略斜視図である。図12を参照して、内部空間1
03に配置された容器11(本隔壁)の周囲の冷気の流
通について説明する。なお、図12中の太い矢印が、冷
気の流通方向を大略示している。容器11(本隔壁)の
上方から降下してきた冷気(図12中、矢印J)は、容
器11(本隔壁)の上面19uに衝突し、大きく分けて
3方向に分岐する。即ち、側面19aの外面近傍を流れ
る流れ(図12中、矢印K)と、側面19bの外面近傍
を流れる流れ(図12中、矢印L)と、側面19cの外
面近傍を流れる流れ(図12中、矢印M)と、の3つの
流れに上方から降下してきた冷気(図12中、矢印J)
は分岐する。そして冷蔵庫101の内部空間103の底
面108に、該3つの流れが到達すると、底面108
の、容器11(本隔壁)の下側に位置する部分に形成さ
れた冷気排出口(図示せず)に向かって該3つの流れが
向かい(側面19aの外面近傍を流れる流れ(図12
中、矢印K)が該冷気排出口に向かう流れを図12中、
矢印Nによって示した。)、該冷気排出口において該3
つの流れが合流し、該冷気排出口から排出される。
【0036】なお、前述したように、縁部17(水平縁
部17a、17bと鉛直縁部17c、17d)が、冷蔵
庫101の内部空間103を規定する内面に略当接する
ようにされるので、冷気流通空間41と包囲空間43と
の間の空気の流通は十分妨げられ包囲空間43に収容さ
れた冷蔵物(図示せず。実際にはトレー15a、15
b、15c、15d、15e、15f、15g上に載置
される。)の乾燥が十分防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の隔壁(本隔壁)たる容器を冷蔵庫の内
部空間に配置するところを示す斜視図である。
【図2】本隔壁たる容器の斜視図である。
【図3】トレーを抜き取った容器の正面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】図3のC−C断面図である。
【図6】図4の円D中の拡大図である。
【図7】本隔壁たる容器を冷蔵庫の内部空間に挿入し配
置し、さらに扉を閉めた状態を示す部分正面図である。
【図8】図7のF−F断面図である。
【図9】図7のG−G断面図である。
【図10】図8に示した容器からトレーを取り去った状
態を示す断面図である。
【図11】図9に示した容器からトレーを取り去った状
態を示す断面図である。
【図12】冷蔵庫の内部空間に配置された容器(本隔
壁)の周囲の冷気の流通の様子を示す一部省略斜視図で
ある。
【図13】図8の円L中を拡大した拡大断面図である。
【図14】図8の円M中を拡大した拡大断面図である。
【図15】図9の円N中を拡大した拡大断面図である。
【図16】図9の円P中を拡大した拡大断面図である。
【符号の説明】
11 容器(本隔壁) 13 開口 15a、15b、15c、15d、15e、15f、1
5g トレー 17 縁部 17a、17b 水平縁部 17c、17d 鉛直縁部 19 隔壁本体 19a、19b、19c 側面 19u 上面 21a、21b スペーサー 23a、23b アングル部材 23aa、23ba 立ち上がり部分 25 隙間 27a、27b ストッパー 41 冷気流通空間 43 包囲空間 101 冷蔵庫 103 (冷蔵庫の)内部空間 105 本体 107a、107b、107c、107d 扉 108 底面 109 開口 111 制御部 121 当接ストッパー 201a、201b、201c、201d パッキン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵庫の内部空間に配置される隔壁であっ
    て、 該内部空間を冷却する冷気が流通する冷気流通空間と、
    該冷蔵庫の扉を開けたとき該扉の開口を経て外部と連通
    する包囲空間と、に該内部空間を略分割するものである
    隔壁。
  2. 【請求項2】前記隔壁が、閉められた前記扉に略当接又
    は係合する縁部と、該縁部から連なるように前記冷気流
    通空間と前記包囲空間とを仕切る隔壁本体と、を有して
    なるものである、請求項1に記載の隔壁。
  3. 【請求項3】前記隔壁が、前記内部空間を規定する内面
    に略当接又は係合する縁部と、該縁部から連なるように
    前記冷気流通空間と前記包囲空間とを仕切る隔壁本体
    と、を有してなるものである、請求項1又は2に記載の
    隔壁。
  4. 【請求項4】前記包囲空間の内部に着脱自在のトレーが
    配設されたものである、請求項1乃至3のいずれかに記
    載の隔壁。
  5. 【請求項5】前記隔壁及び前記トレーが金属製であり、
    かつ前記トレーが前記隔壁の内壁に取り付けられた金属
    製の支持具によって支持されるものである、請求項4に
    記載の隔壁。
  6. 【請求項6】前記トレーの縁と前記隔壁の内壁との間に
    隙間が形成されるものである、請求項4又は5に記載の
    隔壁。
  7. 【請求項7】前記隔壁が前記内部空間に脱着自在なもの
    である、請求項1乃至6のいずれかに記載の隔壁。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1607701A3 (en) * 2004-06-14 2007-03-07 Lg Electronics Inc. Refrigerator
CN101988785A (zh) * 2010-11-16 2011-03-23 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 一种冰箱及一种组合搁物架

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1607701A3 (en) * 2004-06-14 2007-03-07 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US7766437B2 (en) 2004-06-14 2010-08-03 Lg Electronics Inc. Refrigerator
CN101988785A (zh) * 2010-11-16 2011-03-23 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 一种冰箱及一种组合搁物架

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