JP2002174129A - プレートフィン及びそれを用いた燃焼器 - Google Patents

プレートフィン及びそれを用いた燃焼器

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JP2002174129A
JP2002174129A JP2000370019A JP2000370019A JP2002174129A JP 2002174129 A JP2002174129 A JP 2002174129A JP 2000370019 A JP2000370019 A JP 2000370019A JP 2000370019 A JP2000370019 A JP 2000370019A JP 2002174129 A JP2002174129 A JP 2002174129A
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cooling
cooling air
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combustion chamber
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Takeshi Kitamura
剛 北村
Katsunori Tanaka
克則 田中
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧損を抑えつつ冷却性能を向上させ、燃焼用
空気の制限をなくして低公害の燃焼を可能とする。 【解決手段】 冷却空気取入孔35と冷却空気流出孔3
6aとに連通し、冷却空気取入孔35から取り入れた冷
却空気が冷却空気流出孔36aへ向かって流されること
により対流冷却が行われる層状の冷却空間層31aを形
成する。冷却空気層31aに、冷却空気の流れる方向に
沿う板状の熱伝達板部41を有する複数の冷却フィン3
4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービン燃焼
器等の燃焼室を構成するプレートフィン及びそれを用い
た燃焼器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスタービンは、圧縮機、燃焼
器及びタービンを主な構成要素としており、圧縮機とタ
ービンとは互いに主軸で直結されている。圧縮機の吐出
口には燃焼器が接続されており、圧縮機から吐出された
作動流体は、燃焼器によって所定のタービン入口温度ま
で加熱される。タービンに供給された高温高圧の作動流
体は、ケーシング内において静翼及び主軸側に取り付け
られた動翼の間を通過して膨張し、これにより主軸が回
転して出力が得られる。ガスタービンの場合、圧縮機の
消費動力を引いた軸出力が得られるので、主軸の他端に
発電器などを接続することで駆動源として利用すること
ができる。
【0003】ここで、ガスタービン燃焼器の概略構造を
説明する。図5において、符号10は、燃焼器である。
この燃焼器10は、内筒11の軸中心に沿って予混合ノ
ズル12を設置したものである。予混合ノズル12は、
中央部にパイロットバーナ13が配置され、このパイロ
ットバーナ13の周囲を取り囲むようにして、複数のメ
インバーナ1が等ピッチで配設されている。従って、パ
イロットバーナ13の中心軸は、内筒11の中心軸と一
致してる。
【0004】予混合ノズル12のパイロットバーナ13
は、パイロット燃料管14と、パイロットスワーラ15
とを具備して構成されている。パイロット燃料管14
は、一端が図示略の燃料供給源に接続され、他端が内筒
11により形成された燃焼器10の燃焼室10aに開口
するパイロット燃料ノズル14aとなっている。また、
パイロットスワーラ15は、パイロット燃料管14の外
周部に設けられて通過する空気流に旋回を与えるもので
ある。このパイロットバーナ13では、パイロット燃料
ノズル14aから供給されるパイロット燃料が、旋回流
となった空気流を燃焼空気として、燃焼室10a内で燃
焼する。こうして形成されたパイロットバーナ13の火
炎は、後述するメインバーナ1の火種として用いられ
る。
【0005】このような予混合ノズル12のメインバー
ナ1は、図示略の燃料供給源に接続されたメイン燃料供
給管2と、該メイン燃料供給管2の外周部を通過する空
気流に旋回を与えるメインスワーラ5とを具備して構成
される。このメインバーナ1は、メイン燃料供給管2を
通って導入された燃料を燃料噴出口から空気流中に噴出
させ、燃料と空気流とを予混合して予混合気を形成す
る。この予混合気は、各メインバーナ1から旋回流とな
ってパイロットバーナ13の周囲に流出し、前述したパ
イロットバーナ13の火炎を火種として燃焼する。
【0006】上記の燃焼器10の燃焼室10aを形成す
る内筒11としては、図6及び図7に示すように、フィ
ルム冷却を行うためのプレートフィン21が用いられて
いる。このプレートフィン21は、燃焼室10aの内面
を構成するフィンリング22と、燃焼室10aの外面を
構成する外面板23とが僅かに隙間をあけて積層された
構造とされている。
【0007】フィンリング22には、外面板23との対
向面側に、軸方向へ沿う複数の溝部24が並列に形成さ
れており、予混合ノズル12が設けられた上流側と反す
る下流側端部が開口されている。また、外面板23に
は、フィンリング22の溝部24の閉鎖された上流側の
端部とそれぞれ連通する冷却空気取入孔25が形成され
ており、燃焼室10aの外周側の空気が、冷却空気取入
孔25から溝部24内に冷却空気として流れ込むように
なっている。
【0008】そして、上記プレートフィン21によって
燃焼室10aが構成された燃焼器10によれば、燃焼時
に、冷却空気が外面板23の冷却空気取入孔25からフ
ィンリング22の溝部24内に流れ込み、この溝部24
内を流れた後、この溝部24の端部からなる冷却空気流
出孔26から燃焼室10a内へ流出し、下流側のプレー
トフィン21の内面に沿う空気フィルムを形成する。つ
まり、溝部24内を流れる際に、内筒11を対流冷却
し、その後、プレートフィン21の内面に沿う空気フィ
ルムが形成されてフィルム冷却され、燃焼室10aを構
成する内筒11の焼損が防止されるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、燃焼室1
0aを構成する内筒11として、上記プレートフィン2
1を用いることにより、対流冷却及びフィルム冷却によ
って内筒11の焼損が防止されるようになっているが、
近年では、燃焼性能向上に伴い燃焼温度も高くなりつつ
あり、冷却のために多くの空気が必要となり、燃焼用空
気が制限されて、低NOx化に限界が生じていた。この
ため、圧損を大きくすることなくさらに冷却性能が向上
されたプレートフィンが要求されているのが現状であっ
た。
【0010】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、圧損を抑えつつ、冷却性能に優れ、燃焼用空気の
制限をなくして低公害の燃焼が可能なプレートフィン及
びそれを用いた燃焼器を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のプレートフィンは、燃焼器の燃焼室
を形成し、冷却空気取入孔から外周側の冷却空気を取り
入れて冷却空気流出孔から燃焼室の内面に沿って送り込
むことによりフィルム冷却を行うプレートフィンであっ
て、前記冷却空気取入孔と前記冷却空気流出孔とに連通
し、前記冷却空気取入孔から取り入れた冷却空気が前記
冷却空気流出孔へ向かって流されることにより対流冷却
が行われる層状の冷却空間層を有し、該冷却空間層に
は、冷却空気の流れる方向に沿う板状の熱伝達板部を有
する複数の冷却フィンが配設されていることを特徴とし
ている。
【0012】このように、冷却空間層内に、冷却空気の
流れる方向に沿う板状の熱伝達板部を有する複数の冷却
フィンが設けられているので、冷却空気が熱伝達板部と
良好に熱伝達を行い、この冷却空間層において圧損が極
めて少なく良好な対流冷却を行うことができる。そし
て、この冷却空間層にて対流冷却した冷却空気は、冷却
空気流出孔から燃焼室の内面に沿って流されて空気フィ
ルムを形成して燃焼室の内面における良好なフィルム冷
却を行うことができる。つまり、このプレートフィンに
よれば、冷却空気の使用量を増加させることなく、良好
なフィルム冷却とともに良好な対流冷却を行うことがで
き、近年の燃焼性能の向上に伴う燃焼温度の上昇に対応
することができ、これにより、燃焼用空気の制限をなく
し、良好な低NOx化を実現させることができる。
【0013】請求項2記載のプレートフィンは、請求項
1記載のプレートフィンにおいて、前記冷却フィンが、
前記熱伝達板部の冷却空気の流れる方向の寸法が、初期
の境界層が形成される所定寸法とされていることを特徴
としている。
【0014】すなわち、熱伝達板部の冷却空気の流れる
方向の寸法が初期の境界層が形成される所定寸法とされ
ているので、この熱伝達板部において境界層更新効果に
よる良好な熱伝達が可能となり、極めて良好な対流冷却
効果を得ることができる。
【0015】請求項3記載のプレートフィンは、請求項
1または請求項2記載のプレートフィンにおいて、前記
冷却フィン同士の冷却空気の流れる方向の間隔が、上流
側の冷却フィンによって引き起こされる後流がなくなる
所定寸法とされていることを特徴としている。
【0016】つまり、冷却フィン同士の冷却空気の流れ
る方向に沿う間隔が、上流側の冷却フィンの後流がなく
なる所定寸法とされているので、上流側の冷却フィンの
後流の下流側の冷却フィンへの影響をなくし、下流側の
冷却フィンによる良好な熱伝達が可能となり、極めて良
好な対流冷却効果を得ることができる。
【0017】請求項4記載のプレートフィンを用いた燃
焼器は、中心に配置されたパイロットバーナの周囲に複
数のメインバーナが配置されたバーナと、このバーナか
らの燃焼ガスが送り込まれる筒状の燃焼室とを有する燃
焼器であって、前記燃焼室が、請求項1〜3のいずれか
1項記載のプレートフィンを筒状に形成してなることを
特徴としている。
【0018】このように、優れた対流冷却及びフィルム
冷却が可能なプレートフィンによって燃焼室が形成され
ているので、この燃焼室において、良好な冷却効果が得
られた燃焼器とすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例のプレ
ートフィン及びそれを用いた燃焼器を図面を参照して説
明する。図1及び図2において、符号31は、本実施形
態例の燃焼器10の内筒11に用いられるプレートフィ
ンである。このプレートフィン31は、内筒11によっ
て形成された燃焼室10aの内面を構成するフィンリン
グ32と、燃焼室10aの外面を構成する外面板33と
が隙間をあけて積層された構造とされており、この隙間
が冷却空間層31aとされている。
【0020】フィンリング32には、外面板33との対
向面側に、複数の冷却フィン34が設けられている。ま
た、外面板33には、上流側に、複数の冷却空気取入孔
35が形成されており、外周側の空気が、冷却空気とし
て冷却空気取入孔35からフィンリング32と外面板3
3との間の冷却空間層31aへ流れ込むようになってい
る。
【0021】また、フィンリング32と外面板33との
間には、予混合ノズル12が設けられた上流側と反する
下流側端部近傍に、仕切板36が並設されており、これ
ら仕切板36から冷却空間層31a内を流れた冷却空気
が流出され、燃焼室10a内へその内面に沿って送り込
まれるようになっている。つまり、この仕切板36が設
けられた部分が冷却空気流出孔36aとされている。
【0022】そして、上記プレートフィン31によって
燃焼室10aが形成された燃焼器10によれば、燃焼時
に、冷却空気が外面板33の冷却空気取入孔35からフ
ィンリング32と外面板33との冷却空間層31aへ流
れ込み、この冷却空間層31aを流れた後、冷却空気流
出孔36aを形成する仕切板36間を通過して燃焼室1
0a内へ流出し、下流側のプレートフィン31の内周面
に沿う空気フィルムを形成する。
【0023】つまり、プレートフィン31と外面板32
との間の冷却空間層31aを冷却空気が流れる際に、内
筒11が対流冷却され、その後、プレートフィン31の
内面に沿う空気フィルムが形成されてフィルム冷却さ
れ、燃焼室10aを構成する内筒11の焼損が防止され
る。
【0024】ここで、プレートフィン31と外面板32
との間の冷却空間層31aに設けられた冷却フィン34
は、冷却空気の流れる方向に沿って平行にされた複数の
熱伝達板部41を有している。具体的には、中央の熱伝
達板部41の両端部から一方へ屈曲された連結板部42
が形成され、さらに、この連結板部42の端部から側方
へ左右の熱伝達板部41が延在された形状とされてい
る。
【0025】この冷却フィン34を構成する熱伝達板部
41は、冷却空気の流れの方向に沿う長さ寸法Lが、冷
却空気が流れる際に、図3に示すように、初期の境界層
が形成される程度の所定寸法とされており、したがっ
て、この熱伝達板部41では、初期の境界層が形成され
て冷却空気と良好な熱伝達率にて熱伝達が行われる境界
層更新効果が得られるようになっている。
【0026】また、上流側の冷却フィン34の下流側端
部と下流側の冷却フィン34の上流側端部との間の寸
法、つまり、冷却フィン34の冷却空気の流れる方向の
間隔Pとしては、上流側の冷却フィン34によって引き
起こされる後流がなくなる程度とされている。すなわ
ち、十分な後流回復効果が得られる所定寸法とされてい
る。
【0027】このように、上記のプレートフィン31に
よれば、冷却空間層31a内に、冷却空気の流れる方向
に沿う板状の熱伝達板部41を有する複数の冷却フィン
34が設けられているので、冷却空気が熱伝達板部41
と良好に熱伝達を行い、この冷却空間層31aにおいて
圧損なく良好な対流冷却を行うことができる。そして、
この冷却空間層31aにて対流冷却した冷却空気は、冷
却空気流出孔36aから燃焼室10aの内面に沿って流
されて空気フィルムを形成して燃焼室10aの内面にお
ける良好なフィルム冷却を行うことができる。
【0028】つまり、このプレートフィン31によれ
ば、冷却空気の使用量を増加させることなく、良好なフ
ィルム冷却とともに良好な対流冷却を行うことができ、
近年の燃焼性能の向上に伴う燃焼温度の上昇に対応する
ことができ、これにより、燃焼用空気の制限をなくし、
良好な低NOx化を実現させることができる。
【0029】また、熱伝達板部41の冷却空気の流れる
方向の寸法Lが初期の境界層が形成される所定寸法とさ
れているので、この熱伝達板部41において境界層更新
効果による良好な熱伝達が可能となり、極めて良好な対
流冷却効果を得ることができる。
【0030】さらに、冷却フィン34同士の冷却空気の
流れる方向に沿う間隔Pが、上流側の冷却フィン34の
後流がなくなる所定寸法とされているので、上流側の冷
却フィン34の後流の下流側の冷却フィン34への影響
をなくし、下流側の冷却フィン34による良好な熱伝達
が可能となり、極めて良好な対流冷却効果を得ることが
できる。
【0031】そして、上記のプレートフィン31を用い
た燃焼器10によれば、優れた対流冷却及びフィルム冷
却が可能なプレートフィン31によって燃焼室10aが
形成されているので、この燃焼室10aにおいて、良好
な冷却効果が得られた燃焼器とすることができる。
【0032】なお、上記の例では、冷却フィン34の熱
伝達板部41同士を連結する連結板部42が熱伝達板部
41に対して直交に配置するように形成したが、図4に
示すように、熱伝達板部41に対して連結板部42を傾
斜させて配置するように形成しても良い。
【0033】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のプレー
トフィン及びそれを用いた燃焼器によれば、下記の効果
を得ることができる。請求項1記載のプレートフィンに
よれば、冷却空間層内に、冷却空気の流れる方向に沿う
板状の熱伝達板部を有する複数の冷却フィンが設けられ
ているので、冷却空気が熱伝達板部と良好に熱伝達を行
い、この冷却空間層において圧損が極めて少なく良好な
対流冷却を行うことができる。そして、この冷却空間層
にて対流冷却した冷却空気は、冷却空気流出孔から燃焼
室の内面に沿って流されて空気フィルムを形成して燃焼
室の内面における良好なフィルム冷却を行うことができ
る。つまり、このプレートフィンによれば、冷却空気の
使用量を増加させることなく、良好なフィルム冷却とと
もに良好な対流冷却を行うことができ、近年の燃焼性能
の向上に伴う燃焼温度の上昇に対応することができ、こ
れにより、燃焼用空気の制限をなくし、良好な低NOx
化を実現させることができる。
【0034】請求項2記載のプレートフィンによれば、
熱伝達板部の冷却空気の流れる方向の寸法が初期の境界
層が形成される所定寸法とされているので、この熱伝達
板部において境界層更新効果による良好な熱伝達が可能
となり、極めて良好な対流冷却効果を得ることができ
る。
【0035】請求項3記載のプレートフィンによれば、
冷却フィン同士の冷却空気の流れる方向に沿う間隔が、
上流側の冷却フィンの後流がなくなる所定寸法とされて
いるので、上流側の冷却フィンの後流の下流側の冷却フ
ィンへの影響をなくし、下流側の冷却フィンによる良好
な熱伝達が可能となり、極めて良好な対流冷却効果を得
ることができる。
【0036】請求項4記載のプレートフィンを用いた燃
焼器によれば、優れた対流冷却及びフィルム冷却が可能
なプレートフィンによって燃焼室が形成されているの
で、この燃焼室において、良好な冷却効果が得られた燃
焼器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態例のプレートフィンの構
成及び構造を説明するプレートフィンの一部を破断視し
た斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態のプレートフィンの構成
及び構造を説明するプレートフィンの概略平断面図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態のプレートフィンを構成
する冷却フィンの形状を説明する冷却フィンの平面図で
ある。
【図4】 本発明の実施の形態のプレートフィンを構成
する冷却フィンの他の形状を説明する冷却フィンの平面
図である。
【図5】 燃焼器の構成及び構造を説明する燃焼器の一
部の概略側断面図及び横断面図である。
【図6】 従来のプレートフィンの構成及び構造を説明
するプレートフィンの一部を破断視した斜視図である。
【図7】 従来のプレートフィンの構成及び構造を説明
するプレートフィンの断面図である。
【符号の説明】
1 メインバーナ 10 燃焼器 10a 燃焼室 13 パイロットバーナ 31 プレートフィン 31a 冷却空間層 34 冷却フィン 35 冷却空気取入孔 36a 冷却空気流出孔 41 熱伝達板部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼器の燃焼室を形成し、冷却空気取入
    孔から外周側の冷却空気を取り入れて冷却空気流出孔か
    ら燃焼室の内面に沿って送り込むことによりフィルム冷
    却を行うプレートフィンであって、 前記冷却空気取入孔と前記冷却空気流出孔とに連通し、
    前記冷却空気取入孔から取り入れた冷却空気が前記冷却
    空気流出孔へ向かって流されることにより対流冷却が行
    われる層状の冷却空間層を有し、該冷却空間層には、冷
    却空気の流れる方向に沿う板状の熱伝達板部を有する複
    数の冷却フィンが配設されていることを特徴とするプレ
    ートフィン。
  2. 【請求項2】 前記冷却フィンは、前記熱伝達板部の冷
    却空気の流れる方向の寸法が、初期の境界層が形成され
    る所定寸法とされていることを特徴とする請求項1記載
    のプレートフィン。
  3. 【請求項3】 前記冷却フィン同士は、冷却空気の流れ
    る方向の間隔が、上流側の冷却フィンによって引き起こ
    される後流がなくなる所定寸法とされていることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のプレートフィン。
  4. 【請求項4】 中心に配置されたパイロットバーナの周
    囲に複数のメインバーナが配置されたバーナと、このバ
    ーナからの燃焼ガスが送り込まれる筒状の燃焼室とを有
    する燃焼器であって、 前記燃焼室が、請求項1〜3のいずれか1項記載のプレ
    ートフィンを筒状に形成してなることを特徴とするプレ
    ートフィンを用いた燃焼器。
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