JP2002173249A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2002173249A
JP2002173249A JP2000373874A JP2000373874A JP2002173249A JP 2002173249 A JP2002173249 A JP 2002173249A JP 2000373874 A JP2000373874 A JP 2000373874A JP 2000373874 A JP2000373874 A JP 2000373874A JP 2002173249 A JP2002173249 A JP 2002173249A
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JP
Japan
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roller
driven
driven roller
rollers
driven rollers
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JP2000373874A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Uchida
量之 内田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラ間の搬送力及び面圧に差異を生じず、
用紙にストレスを与えない性能の安定した安価な搬送装
置を提供することを課題とする。 【解決手段】 中央部の従動ローラ2aの直径をDtと
し、両端部の従動ローラ2bの直径をDrとする。ま
た、従動ローラが駆動ローラに当接したときの従動ロー
ラ保持軸3の中央部で生じるたわみ量をδとするとき、
DtとDrの関係が、Dt=Dr+2×δ となるよう
に構成する。これにより、駆動ローラ1に当接する従動
ローラ2a、2bのニップ幅を等しくし、中央部の従動
ローラ2aと両端部の従動ローラ2bの搬送力を均等に
し、単位接触面積当たりの当接圧を一定にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等の画像形成装置内部において用紙を
搬送する搬送装置に関するもので、詳しくは、搬送方向
に対して直角方向に複数個の従動ローラを有する搬送装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置に搭載さ
れた搬送装置においては、用紙の位置と画像の位置を合
わせるためのレジストローラと呼ばれる比較的高い圧接
力をかけた搬送ローラ対が多く用いられている。このレ
ジストローラは、高い圧接力によるローラの塑性変形に
より、搬送中央部の搬送力が両端部に比べ小さくなり、
搬送方向に対して直角方向の圧バランスが崩れ、用紙に
しわが発生したり、画像不良が発生したりしていた。ま
た、搬送幅の小さい用紙では、中央部の搬送力低下によ
り狙いの搬送力が得られず、用紙停止や画像位置ずれな
どの不具合を生じていた。
【0003】そこで、実開平02−022942号公報
に開示されているコロ搬送装置は、駆動コロと一対をな
す複数個の従動ローラの軸方向の長さを、中央部から両
端部に向かって短くし、各ローラ対間の押圧力を概ね同
一になるように構成している。
【0004】また、特開平10―020657号公報に
開示されている現像装置は、非磁性一成分トナーを用い
た接触現像装置において、感光体に対するトナー担持体
の接触圧を最小で、かつ均一にするために提案されてい
るものである。トナー担持体の構成としては、表層を弾
性体とし、かつ外形は回転軸方向中央部が両端部よりも
膨らんだ形状としている。このような構成により、画質
を低下させることなく電子写真感光体に対するトナー担
持体の当接圧を低下させ、現像装置の負荷トルクを低減
させることができる。上記の提案を搬送装置に当てはめ
るならば、搬送ローラの当接圧を最小で、かつ均一にす
るために、搬送ローラの両端部をテーパ形状とすること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
02−022942号公報に開示された方法では、両端
部の従動ローラが短くなることで、単位接触面積当たり
の当接圧(以降、「面圧」と称する。)が高くなり、用
紙にストレスを生じ、紙紛が増加したり、用紙にしわが
発生する場合がある。
【0006】また、特開平10―020657号公報の
提案を基にした方法では、従動ローラの幅を最大サイズ
紙の幅まで長くすることが必要である。従動ローラが金
属ローラの場合は従動ローラ幅を長くすることは可能で
あるが、樹脂ローラを用いる場合は成形上の理由により
困難であるため、有効な手段といえない。
【0007】上記問題点に鑑み、本発明は、ローラ間の
搬送力及び面圧に差異を生じず、用紙にストレスを与え
ない性能の安定した安価な搬送装置を提供することを課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、 請求項1に記載の発明は、駆動を伝達する駆動ロ
ーラと、該駆動ローラに圧接し搬送方向に対して直角方
向に位置する複数個の樹脂性従動ローラと、従動ローラ
を保持する軸と、従動ローラを駆動ローラに圧接する弾
性部材とを有し、用紙を挟持搬送する搬送装置におい
て、搬送方向に対して直角方向中央部の従動ローラの直
径を、両端部の従動ローラの直径よりも大きくしたこと
を特徴とする搬送装置とする。請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載の搬送装置において、従動ローラ保
持軸のたわみ量をδとしたとき、中央部の従動ローラの
直径Dtと、両端部の従動ローラの直径Drの関係が、
Dt=Dr+2×δで表されることを特徴とする搬送装
置とする。請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に
記載の搬送装置において、中央部の従動ローラと両端部
の従動ローラの識別を可能としたことを特徴とする搬送
装置とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。 (第一実施形態)図1は、第一実施形態である搬送装置
の基本構造を示す図である。搬送ローラ対は駆動ローラ
1と従動ローラ2a、2bで構成されている。従動ロー
ラ2a、2bの中心には従動ローラ保持軸3が嵌通して
おり、加圧スプリング4a、4bによって従動ローラ保
持軸3を介して従動ローラ2a、2bを駆動ローラ1に
当接している。
【0010】ここで、中央部の従動ローラ2aの直径
は、両端部の従動ローラ2bの直径よりも大きい構成と
している。これは、中央部の従動ローラ2aと駆動ロー
ラ1とのニップ幅が、両端部の従動ローラ2bと駆動ロ
ーラ1とのニップ幅に比べ、直径が大きい分大きくな
り、中央部の搬送力の向上を可能とするためである。
【0011】(第二実施形態)図2は、第二実施形態で
ある搬送装置の特徴を説明する図である。駆動ローラ及
び従動ローラの断面図で示す。中央部の従動ローラ2a
の直径をDtとし、両端部の従動ローラ2bの直径をD
rとする。また、従動ローラが駆動ローラに当接したと
きの従動ローラ保持軸3の中央部で生じるたわみ量をδ
とするとき、DtとDrの関係が、Dt=Dr+2×δ
となるように構成する。Dt>Dr+2×δ である
と、駆動ローラ1と従動ローラ2aとのニップ幅が、駆
動ローラ1と従動ローラ2bのそれよりも大きくなり、
Dt<Dr+2×δ であると、逆に小さくなる。そこ
で、Dt=Dr+2×δ の関係になるように構成する
ことにより、駆動ローラ1と従動ローラ2a、2bとの
ニップ幅を等しくし、中央部の従動ローラ2aと両端部
の従動ローラ2bの搬送力を均等にし、面圧を一定にす
る。
【0012】(第三実施形態)図3は、第三実施形態の
特徴を示す、従動ローラの斜視図である。中央部の従動
ローラ2aは、外径部21、軸嵌通部22、リブ部23
で構成されている。中央部の従動ローラ2aには、不滅
インク等によるマーキング24がされており、両端部の
従動ローラ2bと識別可能となっている。他にも従動ロ
ーラ2a自体の色を変えたり、リブ部23の本数を変え
ることでも容易に識別できる。よって、組付け時に作業
者が、中央部の従動ローラ2aと両端部の従動ローラ2
bの違いを識別しやすくなるため、組付けミスを防ぐこ
とができる。
【0013】尚、ここでは中央部の従動ローラ2aの構
成について説明したが、両端部の従動ローラ2bを上記
構成としても同様な効果が得られるのは明白である。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によ
り、中央部の従動ローラの搬送力を向上させることがで
き、また面圧も一定となるので、用紙にストレスを与え
にくく、かつ搬送幅の小さい用紙において、用紙停止や
画像位置ずれなどの不具合を生じることのない性能の安
定した安価な搬送装置を提供することができる。また、
中央部の従動ローラと両端部の従動ローラの識別を可能
としているので、中央部と両端部の混同による組付けミ
スを防止でき、性能の安定した搬送装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態である搬送装置の基本構造を示す
斜視図である。
【図2】第二実施形態の特徴を説明する図である。
【図3】第三実施形態の特徴を示す、従動ローラの斜視
図である。
【符号の説明】
1 駆動ローラ 2a、2b 従動ローラ 3 従動ローラ保持軸 4a、4b 加圧スプリング 21 外径部 22 軸嵌通部 23 リブ部 24 マーキング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動を伝達する駆動ローラと、該駆動ロ
    ーラに圧接し搬送方向に対して直角方向に位置する複数
    個の樹脂性従動ローラと、従動ローラを保持する軸と、
    従動ローラを駆動ローラに圧接する弾性部材とを有し、
    用紙を挟持搬送する搬送装置において、搬送方向に対し
    て直角方向中央部の従動ローラの直径を、両端部の従動
    ローラの直径よりも大きくしたことを特徴とする搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の搬送装置において、従
    動ローラ保持軸のたわみ量をδとしたとき、中央部の従
    動ローラの直径Dtと、両端部の従動ローラの直径Dr
    の関係が、Dt=Dr+2×δで表されることを特徴と
    する搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の搬送装置におい
    て、中央部の従動ローラと両端部の従動ローラの識別を
    可能としたことを特徴とする搬送装置。
JP2000373874A 2000-12-08 2000-12-08 搬送装置 Pending JP2002173249A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7706738B2 (en) 2004-05-25 2010-04-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Paper discharge device and image forming apparatus having the same
JP2019218208A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 コニカミノルタ株式会社 用紙搬送装置および画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7706738B2 (en) 2004-05-25 2010-04-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Paper discharge device and image forming apparatus having the same
JP2019218208A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 コニカミノルタ株式会社 用紙搬送装置および画像形成装置
JP7070142B2 (ja) 2018-06-22 2022-05-18 コニカミノルタ株式会社 用紙搬送装置および画像形成装置

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