JP2002173217A - 円筒物の回転搬送装置 - Google Patents

円筒物の回転搬送装置

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JP2002173217A
JP2002173217A JP2000373202A JP2000373202A JP2002173217A JP 2002173217 A JP2002173217 A JP 2002173217A JP 2000373202 A JP2000373202 A JP 2000373202A JP 2000373202 A JP2000373202 A JP 2000373202A JP 2002173217 A JP2002173217 A JP 2002173217A
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rollers
cylindrical object
pair
collar
delivery plate
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JP2000373202A
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English (en)
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Chiaki Ogawa
千秋 小川
Masaya Hazama
昌也 硲
Tatsu Kajikawa
龍 梶川
Takeshi Kitagawa
武 北川
Shinya Kadomoto
伸也 門本
Takeshi Naito
剛 内藤
Hiroyuki Nokubo
裕行 野久保
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Kurimoto Ltd
Kurimoto Kasei Kogyo KK
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Kurimoto Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーなどの円筒物Cを定位置で自転させる
とともに、次の定位置に間欠的に搬送する。 【解決手段】 対のローラ10a、10bを所要の工程
数並列し、その対のローラ10a、10b間に円筒物C
を載せ、ローラ10a、10bを回転することにより、
その円筒物Cを回転する。各前後の対のローラの間に亘
って設けた送り出し板12がローラ上面より突出するこ
とにより、円筒物Cをローラから持ち上げて切り離し、
没することにより、送り出し板12と円筒物の縁が切
れ、円筒物とローラを関係させて回転させる。送り出し
板12の上面は、下向き傾斜し、対のローラ間の中央よ
り手前から後側対のローラ間の中央後側に至り、対のロ
ーラ間に載置された円筒物の重心はそのローラ間の中央
にあるため、この条件及び前記傾斜により、送り出し板
の上昇に伴う円筒体の持ち上げにつれ、その円筒体が前
方に転がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、円筒物(円柱物
も含む)を定位置で自転させるとともに、次の定位置に
間欠的に搬送し得る円筒物の回転搬送装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、ケーブル管路や流体輸送管路等
に使用される強化繊維プラスチック管の管継手構造は、
図5に示すように、管継手(カラー)Cの両端内面にゴ
ム輪Q 1 、Q2 を接着固定し、そのカラーCの一端に一
方の管P1 の一端を嵌入して受口を形成し、他方の管P
2 の一端をその受口(カラーC)に実線から鎖線のごと
く挿入した構成である。
【0003】従来、そのゴム輪Q1 、Q2 の管継手Cへ
の取付は、人手により、管継手Cのゴム輪接着面に接着
剤を塗布した後、ゴム輪Q1 、Q2 を管継手Cへ挿入
し、さらに、人手により、ゴム輪Q1 、Q2 を圧着固定
することにより行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのゴム輪Q(Q1
2 )をカラーCに自動取付けするには、例えば、この
発明の一実施例を示す図1で示すように、カラーCの搬
送ライン(矢印方向)に沿って、「清掃」、「洗浄液塗
布」、「乾燥」、「糊付け」、「ゴム輪挿入」及び「ゴ
ム輪整形」の各工程を順々に配置し、その各工程に対応
したライン位置では、カラーCを自転(軸心周りに回
転)させる必要がある場合がある。例えば、清掃工程で
は、圧縮空気をカラーC内面に吹き付けて行うが、その
際、カラーCを回転すれば、その清掃効果は向上する。
一方、搬送ラインである以上、各工程の作業が終了すれ
ば、次工程にカラーCを搬送する必要がある。
【0005】この発明は、カラーなどの円筒物を定位置
で自転させるとともに、次の定位置に間欠的に搬送し得
るようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明は、まず、前後に対のローラを例えば所要
の工程数並列し、その対のローラ間に円筒物を載せて、
ローラを回転することにより、その円筒物を回転するよ
うにしたのである。このとき、工程によっては、回転不
要又は回転不可の場合があり、その場合にはローラの回
転は止める。すなわち、各ローラは適宜に回転させる。
【0007】つぎに、この発明は、前後に対のローラ間
の円筒物を搬送するために、各前後の対のローラの前側
ローラと後側ローラの間に亘って送り出し板を設け、こ
の送り出し板の昇降により、円筒物を持ち上げるととも
に前方に転がすようにしたのである。この送り出し板の
昇降は、例えば各工程の作業が終了後に行う。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態としては、前
後に対のローラを所要数並列して、その各ローラを適宜
に回転させ、各前後の対のローラの前側ローラと後側ロ
ーラの間に亘って送り出し板をローラの上面に対し出没
するように昇降可能に設け、その送り出し板の上面は前
方に下向き傾斜して前側対のローラ間の中央より手前側
から後側対のローラ間の中央より後側に至っており、各
送り出し板には昇降手段を設けた構成を採用し得る。
【0009】上記送り出し板をローラの上面に出没する
ようにしたのは、突出することにより、円筒物をローラ
から持ち上げて切り離すためであり、没するようにした
のは、逆に、送り出し板と円筒物の縁を切り(両者を離
し)、円筒物とローラを関係させて回転させるためであ
る。送り出し板の上面を前方に下向き傾斜させたのは、
円筒物が送り出し板に載れば、自重によって前方に転が
らせるためである。また、送り出し板の上面を、前側対
のローラ間の中央より手前から後側対のローラ間の中央
後側に至るものとしたのは、対のローラ間に載置された
円筒物の重心はそのローラ間の中央にあり、この条件及
び前記傾斜により、送り出し板の上昇に伴う円筒体の持
ち上げにつれ、その円筒体を前方に転がらせるためであ
る。
【0010】上記各送り出し板は全て一緒に昇降させて
もよいが、各個別に昇降するようにすれば、前方の送り
出し板から後方の送り出し板を順々に昇降させて、前方
の円筒物から後方の円筒物を順々に前に搬送できるなど
の利点がある。
【0011】
【実施例】この実施例は、上記カラーCの搬送ライン
に、清掃工程、洗浄液塗布工程、乾燥工程、糊付け工
程、ゴム輪挿入工程、ゴム輪整形工程を順々に設けて、
カラーCの両端にゴム輪Q1 、Q2 を取付ける設備に採
用したものである。
【0012】清掃工程は、回転ブラシ及び圧縮空気吹き
出しノズルから成り、そのブラシ及びノズルをカラーC
内に挿入することにより、その内部を清掃する。洗浄液
塗布工程は洗浄液ガンから成り、このガンをカラーC内
に挿入してその内面全域に洗浄液を噴霧し、カラーC内
面を洗浄する。乾燥工程は、乾燥ブロアノズルから成
り、このノズルをカラーC内に挿入して、温風により洗
浄液を乾燥させる。糊付け工程は糊付けガンから成り、
このガンをカラーCの両端に挿入して、糊噴出によりカ
ラーの両端内面全周に糊面(接着層)を形成する。ゴム
輪挿入工程は、ゴム輪QをカラーCに挿入して、そのカ
ラーCの両端内面に当てがう。ゴム輪整形工程は、整形
ローラをカラーC内に挿入してゴム輪に圧接し、カラー
Cと整形ローラを相対的に回転させてローラをゴム輪上
に転動させてゴム輪をカラーCに圧接して接着固定す
る。
【0013】カラー搬送ラインは、フレームFが前後に
区画されて送り込みスペースS1 と間欠送りスペースS
2 から成り、送り込みスペースS1 には、人手又はロボ
ットによりカラーCが順々に並列に載置される。その送
り込みスペースS1 の前端にはストッパ片1が設けられ
ており、このストッパ片1をシリンダ2により出没させ
ることにより、カラーCを一個づつ間欠送りスペースS
2 に送り込む。
【0014】間欠送りスペースS2 のフレームFには前
後対のローラ10a、10bが6組ラインに沿って設け
られており、その対のローラ10a、10bの間に上記
各工程が位置されている。各ローラ10a、10bはゴ
ム輪挿入工程に対応するものを除いて、スプロケット1
1によりチェーン11aを介して連動するようになって
おり、右端のスプロケット軸はモータMによって回転さ
れる。このため、モータMによって、各ローラ10a、
10bは同一方向に同一速度で回転される。回転方向は
任意である。対のローラ10a、10bの組数は工程数
に応じて適宜に決定する。
【0015】左右のローラ間には送り出し板12が計6
組設けられている。この板12の数もローラ10a、1
0bの組数に対応させる。送り出し板12は図3に示す
形状をしており、その上面(上縁)12aは前方(図
1、2左方)に下向き傾斜し、その前端はさらに切欠き
12bされている。また、送り出し板12の前後には上
縁から下方に向う切欠き12cが形成されており、この
切欠き12cに送り出し板12の昇降に関係なくローラ
10の軸が常時嵌まり(離脱することなく)、この嵌合
により送り出し板12の回り止めがなされる。さらに、
その送り出し板12の前後の長さは、各対のローラ10
a、10b間において、前側対のローラ10a、10b
間の中央より手前側(図2右側)から後側対のローラ1
0a、10b間の対より後側(図2右側)に至ってい
る。
【0016】送り出し板12はエアシリンダ13のロッ
ド13aに支持され、ガタツクことなく上下方向にのみ
昇降する。すなわち、ロッド13aが収縮している状態
では、図2に示すようにその送り出し板12の上縁(上
面)12aがローラ10a、10bのレベル以下に没
し、ロッド13aが伸長すると、図4(c)に示すよう
にローラ10a、10bの上面から突出する。なお、前
後の送り出し板12、12間において、その後端に対し
前端が切欠12bされているため、図4(c)のごと
く、その後端にカラーCが確実に当たってそれ以上の転
動が確実に阻止される。最前端(図2左端)の送り出し
板12は除去し得るが、最前端のカラーCを円滑に送り
出すには、その送り出し板12によって行うのがよい。
【0017】この実施例は以上のように構成されてお
り、いま、送り出し板12が下降状態で送り込みスペー
スS1 からカラーCが送り込まれると、そのカラーCは
最初の対のローラ10a、10b間に転がって載置され
る。このとき、ローラ10a、10bが回転しているた
め、カラーCは自転状態で清掃が行われる。所定時間が
経過すれば、送り出し板12が上昇し、その後端でもっ
てカラーCを持ち上げて前方に転動させる。カラーCは
転動して次の送り出し板12の後端で止まり、つづい
て、送り出し板12が下降すると、そのカラーCはつぎ
の対のローラ10a、10b間に載置される。この動作
と同時、又は少し遅れて送り込みスペースS 1 から次の
カラーCが送り込まれる。
【0018】以上の作用が順々に行われ、各対のローラ
10a、10b間にカラーCが順々に送られるととも
に、その各ローラ10a、10b間に対応する工程の作
用が行われて、カラーCにゴム輪Qが取付けられてシュ
ートDに払い出される。送り出し板12の降下状態から
上昇途中及び上昇後の状態を図4(a)→(b)→
(c)に示し、この後、同図(a)に戻る。
【0019】
【発明の効果】この発明は、以上のようにしたので、カ
ラーなどの円筒物を定位置で自転させるとともに、次の
定位置に間欠的に搬送し得て、各種のラインに適応し得
るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の概略平面図
【図2】同実施例の概略正面図
【図3】同実施例の送り出し板部分の斜視図
【図4】同実施例の作用図
【図5】管継手構造の概略断面図
【符号の説明】
C 管継手(カラー) Q ゴム輪 10a、10b 対のローラ 11 スプロケット 11a チェーン 12 送り出し板 13 送り出し板昇降シリンダ 13a 送り出し板昇降シリンダロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 硲 昌也 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 栗本化 成工業株式会社内 (72)発明者 梶川 龍 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 栗本化 成工業株式会社内 (72)発明者 北川 武 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 栗本化 成工業株式会社内 (72)発明者 門本 伸也 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 栗本化 成工業株式会社内 (72)発明者 内藤 剛 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 栗本化 成工業株式会社内 (72)発明者 野久保 裕行 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 Fターム(参考) 3F033 BB02 BC03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後に対のローラ10a、10bを所要
    数並列して、その各ローラ10a、10bを適宜に回転
    させ、各前後の対のローラ10a、10bの前側ローラ
    10aと後側ローラ10bの間に亘って送り出し板12
    をローラ10a、10bの上面に対し出没するように昇
    降可能に設け、その送り出し板12の上面は前方に下向
    き傾斜して前側対のローラ10a、10b間の中央より
    手前側から後側対のローラ10a、10b間の中央より
    後側に至っており、各送り出し板12には昇降手段13
    を設けた円筒物の回転搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記各送り出し板12の昇降手段13を
    それぞれ別個に駆動可能としたことを特徴とする請求項
    1に記載の円筒物の回転搬送装置。
JP2000373202A 2000-12-07 2000-12-07 円筒物の回転搬送装置 Pending JP2002173217A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104400772A (zh) * 2014-11-13 2015-03-11 宁夏中远天宇科技有限公司 一种铁路货车厂修轮对悬挂式车轴加工流水线的车轴存放台
JP2019506345A (ja) * 2016-04-28 2019-03-07 杭州 ▲喬▼戈里科技有限公司 搬送装置と転動体の検出システム及び検出方法
CN116424761A (zh) * 2023-03-09 2023-07-14 江山市超强彩印软包装有限公司 一种印刷机用卷材转运装置及其使用方法

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