JP2002172605A - 床 材 - Google Patents

床 材

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JP2002172605A
JP2002172605A JP2000373982A JP2000373982A JP2002172605A JP 2002172605 A JP2002172605 A JP 2002172605A JP 2000373982 A JP2000373982 A JP 2000373982A JP 2000373982 A JP2000373982 A JP 2000373982A JP 2002172605 A JP2002172605 A JP 2002172605A
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Toyonori Kubo
豊範 久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の床材は、コルク材と桐材の特性を活
かしながら、これらの欠点を補うことにより、高温時の
肌触りや保温性、遮音性、圧縮回復性等が優れ良好な歩
行感と居住性が得られ、弾力性を備え高齢者や乳幼児が
転倒した時の衝撃を軽減し、表面を曲面や曲折面として
形成でき接続部から剥離・損傷することのない床材を提
供することを目的としている。 【解決手段】 本発明の床材は、所定の形状に圧縮成形
したコルク1と、該コルク1の表面に被着した柔軟な被
覆体2と、該被覆体2の表面に被着した厚さ0.1〜1
mm程度の極薄の桐製シート3と、を備えていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の木製床材は、基材としての合板
の表面に化粧単板を張合わせたものが一般的であった。
又、床の模様替えが簡単にできるように、表面をコル
クで仕上げ、裏面に木製化粧単板を張りつけたものがあ
った。更に、保温性と弾力性を備えさせるために基材
にコルクを使用したものもあった。
【0003】コルク材は、軽量、弾性、耐水性、耐火
性、耐断熱性、耐磨耗性、多孔性、耐遮音・吸音性、耐
薬品性、防虫・防黴性等、高齢化社会における床材に要
求される機能要件が備わっている。しかしながら、コル
ク材は、汚染され易く、耐衝撃性に劣るという欠点があ
り、保守管理が容易ではない。
【0004】又、桐材にも、軽量、弾性、耐水性、耐火
性、耐断熱性、耐遮音・吸音性、耐薬品性、防虫・防黴
性等、高齢化社会における床材に要求される機能要件が
備わっている上に、肌触りの良さ(温かさ)が備わって
いる。しかしながら、桐材は、耐衝撃性に劣るというコ
ルク材と同様の欠点がある。
【0005】この耐水性、耐火性、肌触りの良さを備え
た桐材も、厚さ0.05mm程度の桐紙にすると、桐の
道管の直径が0.15〜0.35mmであることも手伝
ってこの特性が失われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、の木
製床材は、高温時の肌触りや保温性、遮音性、圧縮回復
性等が劣り良好な歩行感が得られず、弾力性がなく高齢
者が転倒時に受ける衝撃が強く、高齢化社会の要望を満
たせなかった。又、表面に曲面や曲折面を形成した基材
には使えず、2枚の木製床材を突合せて曲面や曲折面に
施すと、接続部から剥離し損傷することになる。の表
面をコルクで仕上げ、裏面に木製化粧単板を張りつけた
木製床材は、保温性、遮音性、圧縮回復性等に優れてい
るが、高温時における肌触りと損傷し易いという難点が
あった。の基材にコルクを使用した木製床材は、と
同様の効果が得られるものの、その効果は表面の仕上げ
材次第即ちコルクの表面を露出させたままとするか、如
何なる化粧板を張りつけるかにより効果が異なる。
【0007】本発明の床材は、コルク材と桐材の特性を
活かしながら、これらの欠点を補うことにより、高温時
の肌触りや保温性、遮音性、圧縮回復性等が優れ良好な
歩行感と居住性が得られ、弾力性を備え高齢者が転倒時
の衝撃を軽減し、表面を曲面や曲折面として形成でき接
続部から剥離・損傷することのない床材を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る床材は、所
定の形状に圧縮成形したコルクと、該コルクの表面に被
着した柔軟な被覆体と、該被覆体の表面に被着した厚さ
0.1mm〜1mm程度の極薄の桐製シートと、を備え
ていることを特徴とする。
【0009】前記コルクの表面が湾曲或は曲折された表
面としたり、前記コルクの外周の任意の位置を、コルク
の延伸方向と交差する傾斜面した端部として形成した
り、前記被覆体及び桐製シート或は桐製シートを、コル
クの端部より延設したり、更に、前記複数の床材が当接
した当接部に被着するため、被覆体の表面に桐製シート
を被着したテープを形成することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を、図面を
用いて説明する。図1は本発明の床材の分解斜視図で、
図2は、この床材を床下地A上に敷設した状態の縦断面
図である。これらの図に示すコルク1は、無数の粒状コ
ルクを圧縮成形し、四角い板形状(所望の形状で良い)
に形成したものである。
【0011】このコルク1の表面に柔軟で丈夫な被覆体
2を被着する。この被覆体2は、紙、不織布、合成樹脂
などで形成されており、刃物で裁断することができる
が、手でひっぱった程度では容易に破れない程度の強靭
さを備え、且つ、柔軟さを備えている。被覆体2は、耐
水性を有し、水が容易に浸透しない素材で形成されてい
ることが望ましい。例えば、合成樹脂、合成樹脂を被着
した紙或は不織布等が良い。被着方法はどのような方法
でもよい。
【0012】被覆体2の表面に被着する極薄の桐製シー
ト3は、厚さが0.1〜1mm程度(特に0.3〜0.
8mm程度が望ましい)である。これを圧縮成形された
コルク1の表面に柔軟な被覆体2を介して極薄の桐製シ
ート3が被着する。被着方法も特に限定されず、被覆体
2に桐製シートが被着されておれば良い。
【0013】前記構成の床材は、略平面状に形成した床
下地A(図2参照)上に敷設する。敷設方法としては、
接着剤或は釘等により床下地A上に床材を固定する。或
は、床下地A上に整列載置するだけでも良い。
【0014】極薄く形成された桐製シート3は、夏場な
どの高温時に汗をかいた手足で桐製シート3に触れても
べたつかず、前記床材上を歩くと良好な歩行感が得られ
る。又、冬場など極低温時に桐製シート3に触れても、
つめたさがなく快適である。前記桐製シート3の裏面に
被覆体2が被着してあるので、打撃による衝撃に強く損
傷し難く、打撃による多少の損傷は、スチームアイロン
等で加湿しながら加熱するだけで略修復できる。本来桐
には撥水性が備わっているが、桐製シート3の裏面に耐
水性を備えた被覆体2が被着してあるときは、床材上に
水を零しても浸透しないから、階上からの漏水事故を防
止できる。
【0015】一般の木製床材は、含水率の変化による収
縮・膨張即ち施工後の乾燥による変形や接合部間の隙間
の発生が多く、種々の不都合が生じていた。しかしなが
ら、本願の木製床材の場合は、コルク1も桐製シート3
も乾燥変形が大変少なく、接合部に隙間が殆ど発生しな
い。
【0016】前記床材の基材がコルク1で形成してある
から、歩行時は勿論生活者にとって足腰の負担が軽減さ
れ、良好な歩行性と居住性が得られる。又、コルク1に
は弾力性があり、コルク1の表面に被着された被覆体2
と桐製シート3は、柔軟或は可撓性があるから、高齢者
や乳幼児が転倒したときの衝撃が吸収され、安全であ
る。従来、根太等の床下地Aの乾燥が不十分の状態で施
工した場合、時間の経過と共にこれらの床下地Aの水分
と色素が床材に浸透し、床材の表面に縞模様ができ見苦
しい状態となっていた。しかしながら、コルク1は耐水
性を備えており、水分が透過せず、コルク1と桐製シー
ト3の間に耐水性を備えた被覆体2が被着してあるとき
は、防水効果が二重に発揮され、床材上に床下地Aの水
分と色素が床材に浸透し、床材の表面に縞模様ができ見
苦しい状態となることがあり得ない。更に、コルク1に
は、遮音・防音効果が備わっているので、殊に階上の音
を遮ってくれるから、集合住宅の床材として使用したと
きに効果を発揮する。
【0017】コルク1は軽量であり、桐自体も他の木材
より軽量であるから、桐製シート3とコルク1を主要構
成部材とする床材は、大変軽量な床材であり、輸送コス
トを軽減できるのみならず、建造物の軽量化による諸々
の効果を引出せる。又、桐製シート3(0.1〜1mm
程度の厚みであるから)とコルク1は刃物で容易に裁断
でき、桐製シート3とコルク1の間に介在する柔軟なシ
ートである被覆体2も刃物で容易に裁断可能な素材で形
成されている。従って、工事現場において床材をカッタ
ーナイフで所望の寸法に容易にカットできるから、施工
性が大変優れており、建造物の建造コスト低減に役立
つ。このような施工性に優れた床材であるから、部分修
復が容易であり、建造物のリフォームが低コスト且つ容
易に行なえる。
【0018】上記圧縮成形したコルク1には、可撓性が
備わっており、被覆体2は柔軟な素材で形成されてお
り、桐製シート3は0.1〜1mm程度の厚みのため可
撓性があり、可撓性或は柔軟性を備えた3素材を積層し
た3層構造の床材は、全体としても可撓性を有する。従
って、図3の敷設状態を示す縦断面図のように、敷居と
廊下のように段差のある場所に断面三角形の添え木4を
設け、スロープを形成すると、スロープと平面の当接部
B上に床材を連続して敷設でき、この当接部B部分から
床材が剥離することがない。その結果、屋内に段差とい
うバリアーのない、バリアーフリー住宅へのリフォーム
が低コストで容易にできる。
【0019】更に、図4の敷設状態を示す縦断面図のよ
うに、床下地Aの表面が湾曲した表面Cの場合でも、前
記と同様の理由により敷設できる床材である。もし、厚
さが3mm程度以上の桐製シートを使用した床材の場合
は、図3、図4(後述の図5、図6の場合も含む)の実
施例に示すように使い方をすると、桐製シートの可撓性
不足により折損或は損傷若しくは剥離し、敷設すること
ができない。
【0020】被覆体2は柔軟な素材で形成されており、
桐製シート3は0.1〜1mm程度の厚みのため可撓性
があり、コルク1は圧縮成形により任意の形状に成形で
きるので、コルク1の表面に図5の縦断面図に示すよう
に曲折面5を形成しても、或は、、図6の縦断面図に示
すように湾曲面6を形成しても、被覆体2と桐製シート
3を確実に被着できる。
【0021】図7の縦断面図に示すように、2つの床材
をつき合わせる部分において、図の上方の床材の被覆体
2と桐製シート3(或は桐製シート3のみ)をコルク1
の端部より突き出し(延設し)、下側の床材の桐製シー
ト3をこの突き出しと同じ長さについて桐製シート3を
無くし、上下の床材を重ね合わせたとき、桐製シート3
が丁度隙間なくつき合わされるようにすることもでき
る。図示の実施例では上側の床材では桐製シート3に被
覆体2を貼付して突き出しているが、被覆体2を無くし
て桐製シート3のみを突き出してもよい。同様に下側の
床材では、被覆体2も無くしてもよい。
【0022】図示の実施例の場合、突き出し部分の被覆
体2が2重に重なることになるが、実際のところ、被覆
体2の厚さは1mm未満であることから、殆ど段差を感
じることなくつき合わせることができる。また、上側の
床材の突き出し部は床材のコルク1の部分を刃物で切断
して剥がすことによっても形成でき、下側の桐製シート
3を無くした部分は、桐製シート3のみを刃物で切断し
て剥がすことによっても形成することができる。
【0023】上記のように、被覆体2及び桐製シート3
(或は桐製シート3のみ)をコルク1の端部より延設し
た床板と他の床板を当接し、延設された被覆体2及び桐
製シート3(或は桐製シート3のみ)を他の床板の桐製
シート3の貼っていない端部に被着すると、連接した複
数の床板が一体化され、例え、時間の経過と共に床下地
Aが乾燥して歪みが生じても、床下地Aの歪みを覆い隠
すことができる。
【0024】又、前記のように、コルク1の端部近辺の
被覆体2及び桐製シート3(或は桐製シート3のみ)を
剥離しておくと、連接した床板間に段差が生じない。圧
縮成形したコルク1は、図5、図6で説明した通り、任
意の形状に形成できるから、図8に示すように、コルク
1の端部に傾斜面7,7を形成することも容易である。
【0025】このような構成の床材としたときは、例
え、時間の経過により床材が歪み或は変形したとして
も、複数の床材の連接部に間隙が生ずることがない。
又、前記実施例と同様に被覆体2及び桐製シート3(或
は桐製シート3のみ)をコルク1の端部より延設し、或
は、コルク1の端部近辺の被覆体2及び桐製シート3
(或は桐製シート3のみ)を剥離しておくと、前記実施
例とこの実施例の効果が累積され、一層効果的である。
【0026】図9、図10の分解縦断面図に示すよう
に、テープ状の被覆体11の表面にテープ状の桐製シー
ト12を被着することもできる。このようにテープ状の
被覆体11とテープ状の桐製シート12を被着してなる
テープ13を、端部近辺から桐製シート3(或は桐製シ
ート3及び被覆体2)を剥離した床材の突き合わせ部に
当接し、その当接部14に本発明のテープを添着する
と、図7で説明した実施例と同様の効果が得られる(図
9参照)。この場合、テープ13の被覆体11と床材の
被覆体2とが重なるが、前述のように、被覆体11,2
は共に1mm以下の薄いものであるから、殆ど段差を感
じることなく貼付することができる。
【0027】図10に示すように、床材の端面まで桐製
シート3(或は桐製シート3及び被覆体2)を被着した
2枚の床材を当接した当接部15にテープ13を貼付し
ても良い。この場合、テープ13の分だけ当接部15が
厚くなるが、テープ状の被覆体11とテープ状の桐製シ
ート12は共に薄いものであるから、殆ど段差は生じな
い。
【0028】尚、2枚の床材の突き合わせ部の裏面に、
接着テープ16を被着することもできる。この接着テー
プ16は、少なくとも床材側の面に接着剤17が塗布さ
れている。床材側と反対側の面にも塗布すれば、床下地
Aとの間の接着に使用することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る床材は、表面に1mm程度
以下の極薄の桐製シートが使われており、この桐製シー
トは、夏場などの高温時に汗をかいた手足で触れてもべ
たつかず、良好な歩行感が得られ、冬場など極低温時
は、冷たさがなく快適である。
【0030】この桐製シートの裏面に被覆体が被着して
あるので、打撃による衝撃に強く損傷し難く、打撃によ
る多少の損傷は、スチームアイロン等で加湿しながら加
熱すると容易に修復できる。
【0031】桐の撥水性に加え、裏面の耐水性被覆体が
被着してあるので、床材上に水を零しても浸透しないか
ら、下の階への漏水事故を防止できる。一般の木製床材
は、含水率の変化による収縮・膨張即ち施工後の乾燥に
よる変形や接合部間の隙間の発生が多く、種々の不都合
が生じていた。しかしながら、本願の木製床材の場合
は、コルク1も桐製シート3も乾燥変形が大変少なく、
接合部に隙間が殆ど発生しない。
【0032】床材の基材が弾力性のあるコルクであるか
ら、歩行時は勿論生活者にとって足腰の負担が軽減さ
れ、良好な歩行性と居住性が得られる。又、コルクには
弾力性があり、コルクの表面に被着された被覆体と桐製
シートは、柔軟或は可撓性であるから、高齢者や乳幼児
が転倒したときの衝撃が吸収され、安全である。コルク
は耐水性を備え、水分が透過せず、床材上に乾燥不足の
床下地の水分と色素が浸透し、床材の表面に縞模様がで
き見苦しくならない。更に、コルクには、遮音・防音効
果が備わっているので、殊に階上の音を遮ってくれるか
ら、集合住宅の床材として最適である。
【0033】桐自体もコルクも軽量であり、コルクを主
体とする床材は、大変軽量な床材で、輸送コストの軽減
と、建造物の軽量化による諸々の効果を引出せる。又、
桐製シートとコルクは刃物で容易に裁断でき、桐とコル
クの間に介在する柔軟なシートも刃物で容易に裁断可能
な素材で形成されているから、工事現場においてカッタ
ーナイフで所望の寸法に容易にカットでき、施工性が大
変優れており、建造物の建造コスト低減に役立つ。この
ような施工性に優れた床材であるから、部分修復が容易
であり、建造物のリフォームが低コスト且つ容易に行な
える。
【0034】上記コルクと桐製シートは、可撓性を備
え、被覆体は柔軟であり、3層構造の床材は、全体とし
ても可撓性を有するから、段差のある場所に断面三角形
の添え木を設けてスロープとし、突状のスロープと平面
上に本発明の床材を連続して敷設できるから、この突状
部分から床材が剥離することがなく、バリアーフリー住
宅へのリフォームが低コストで容易にできる。下地表面
が湾曲している場合であっても、前記と同様の理由によ
り敷設できる。更に、同様の理由で、コルクの表面に曲
折面や湾曲面を形成しても、被覆体と桐製シートを確実
に被着できる。
【0035】被覆体及び被覆体の表面に被着された桐製
シート(或は桐製シート)をコルクの端部より延設した
床材と、コルクの端部近辺の被覆体及び桐製シート(或
は桐製シート)を剥離した床板の端部を当接し、延設さ
れた被覆体及び桐製シート(或は桐製シート)を他の床
板の端部に被着すると、連接した複数の床板が一体化さ
れ、例え、時間の経過と共に床下地が乾燥して歪みが生
じても、床下地の歪みを覆い隠すことができる。
【0036】又、コルクの端部に傾斜面を形成した床材
を当接したときも、時間の経過により床材が歪み或は変
形しても、複数の床材の連接部に間隙が生ずることがな
い。テープ状の被覆体とテープ状の桐製シートを被着し
てなるテープを、端部近辺から桐製シート(或は桐製シ
ート及び被覆体)を剥離した複数の床材を当接し、その
当接部に本発明のテープを添着した場合も、同様の効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る床材を示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係る床材の敷設状態を示す縦断面図で
ある。
【図3】本発明に係る床材を段差部分に敷設した状態を
示す縦断面図である。
【図4】本発明に係る床材を湾曲部分に敷設した状態を
示す縦断面図である。
【図5】本発明に係るコルクの表面が曲折面である床材
の要部縦断面図である。
【図6】本発明に係るコルクの表面が湾曲面である床材
の要部縦断面図である。
【図7】本発明に係る端部近辺の桐製シートを剥離した
床材と、被覆体と桐製シートをコルクの端部より延設し
た床材を床の下地上に敷設する状態を示す分解縦断面図
である。
【図8】本発明に係る端部が傾斜面として形成された床
材を床の下地上に敷設する状態を示す分解縦断面図であ
る。
【図9】本発明に係る端部近辺の桐製シートを剥離した
床材を床の下地上に敷設した当接部に、被覆体上に桐製
シートを被着したテープを被着する状態を示す要部縦断
面図である。
【図10】本発明に係る床材を当接し、当設部の裏面に
接着テープを、表面に本発明のテープを被着し、床の下
地上に敷設する状態を示す要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 コルク 2 被覆体 3 極薄の桐製シート 5 コルクの表面の曲折面 6 コルクの表面の湾曲面 7 コルクの端部に傾斜面 11 テープ状の被覆体 12 テープ状の桐製シート 13 テープ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の形状に圧縮成形したコルクと、 該コルクの表面に被着した柔軟な被覆体と、 該被覆体の表面に被着した厚さ0.1mm程度乃至1m
    m程度の極薄の桐製シートと、 を備えていることを特徴とする床材。
  2. 【請求項2】 前記コルクの表面が湾曲或は曲折された
    表面であることを特徴とする請求項1記載の床材。
  3. 【請求項3】 前記コルクの外周の任意の位置が、コル
    クの延伸方向と交差する傾斜面として形成された端部で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の床材。
  4. 【請求項4】前記被覆体及び桐製シート或は桐製シート
    が、コルクの端部より延設されていることを特徴とする
    請求項1乃至3のうち1項記載の床材。
  5. 【請求項5】 前記複数の床材が当接した当接部に被着
    するため、被覆体の表面に桐製シートを被着したテープ
    を有することを特徴とする請求項1乃至4のうち1項記
    載の床材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010077609A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Toto Ltd 浴室用洗い場床

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010077609A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Toto Ltd 浴室用洗い場床

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