JP2002172439A - ベンド型 - Google Patents

ベンド型

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JP2002172439A
JP2002172439A JP2000368739A JP2000368739A JP2002172439A JP 2002172439 A JP2002172439 A JP 2002172439A JP 2000368739 A JP2000368739 A JP 2000368739A JP 2000368739 A JP2000368739 A JP 2000368739A JP 2002172439 A JP2002172439 A JP 2002172439A
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賢司 吉川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベンド型の汎用性を高くするとともに、ロボッ
トかしめを容易にする。 【構成】ベンド型4をコンクリート製の成形部5と金属
製の基礎部6で構成し、成形部5の上面周囲に支持面1
1と斜面部12を形成する。斜面部12は約45°の斜
面で外側を低くする。この上にスキンパネル1とフレー
ムパネル2を重ねて置き、斜面部12と軸線を平行にし
たロボットアーム8の先端に設けたローラー9でスキン
パネル1の周囲に形成された立フランジ7を約45°折
り曲げる予備かしめを全周で行い、その後、ロボットア
ーム8の軸を平行にして、上から本かしめをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリートを
用いたベンド型に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のベンド型の一例を示す断面
図(図3の1−1線断面に相当)であり、このベンド型
104は、鋳物製の成形部105と適宜金属製の基礎部
106を備える。成形部105は上面周囲に被加工部材
101及び102の支持面111を設け、さらにその周
囲に斜面部112を設けてある。このベンド型104に
よりロボットかしめを行うには、被加工部材101の周
囲に形成された立フランジ107をローラー109にて
約45°の角度に折り曲げる予備かしめを行う。このと
きローラー109を取付たロボットアーム108の軸線
は斜面部112の傾斜角度と略平行に保たれる。
【0003】なお、プレス成形型では、一部をコンクリ
ート製とし、交換容易な簡易型を得ることが行われてい
る(一例として、特開昭54−115670号、特開平
3−184636号)。このような用途においては、型
表面を樹脂コートして型の強度アップ等を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のベン
ド型は成形部105が鋳造されていたため、型製作に時
間とコストがかかるとともに、機種が変わるたびに成形
部105とこれに対応して製作される基礎部106を作
り直さねばならず、多くの手間とコストがかかってしま
った。しかも、予備かしめは成形部105の上面に対し
てロボットアーム108を約45°に傾け、この軸線を
交差させるので、ロボットアーム108が斜面部112
と接触する恐れがあり、接触すれば高価なロボットアー
ム8が損傷を受ける可能性がある。
【0005】また、予備かしめ時には立フランジ107
を斜め上方からローラー109で押すため、成形部10
5に対して被加工部材101がずれないように確実に位
置決めしなければならない。さらに前記従来のコンクリ
ート製プレス型のように樹脂コートすると、ローラー1
09の押圧力により、樹脂コート部分が必要以上に変形
してしまうため、被加工部材側が正確に塑性変形されな
い場合がある。そこで本願発明はこのような問題点の解
決を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明に係るベンド型は、被加工部材の周囲を折り曲
げて塑性加工する際に使用する型であって、前記被加工
部材を載置する成形部とその下方を支持する基礎部とを
備え、前記成形部に被加工部材の支持面とその周囲に形
成された斜面部とを設けたベンド型において、前記成形
部と基礎部とを別体に製作するとともに、前記成形部を
コンクリート製とし、かつ前記支持面をコンクリートの
露出面としたことを特徴とする。
【0007】
【発明の効果】ベンド型をそれぞれ別体かつ交換可能な
成形部と基礎部で構成し、成形部はコンクリート製にし
たので、安価かつ迅速に制作できる。したがって、機種
が変更された場合は成形部のみ交換し、基礎部は共通に
使用することで汎用性を増すことができる。
【0008】また、例えばロボットかしめにおいて、ロ
ボットアームを軸線が斜面部と平行になるように配置し
て予備かしめするとき、ロボットアームが斜面部へ接触
しても、強度の低い斜面部が容易に変形し、高価なロボ
ットアームの損傷を少なくできる。
【0009】そのうえ、被加工部材の支持面がコンクリ
ートの露出面であるため、被加工部材に対して塑性加工
時に斜め上方から力がかかっても、被加工部材は比較的
面粗度が高いコンクリート製の成形部上に置かれている
ため、被加工部材がずれにくくなり、より確実に位置決
めできる。しかも、従来例のプレス型のように、樹脂コ
ートしないので、塑性変形もより正確になる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて一実施例を
説明する。図2は、本実施例の対象とする塑性加工の概
要を示し、被加工部材である金属製のスキンパネル1と
これを補強するため金属製等のフレームパネル2を重ね
て、スキンパネル1の周囲に形成した立フランジ(後
述)を折り曲げてかしめる加工(塑性加工)により一体
化したコンプパネル3を制作する。
【0011】このかしめ作業に用いるベンド型4は、図
3及びその1−1線断面である図1に示すように、成形
部5と基礎部6を備える。成形部5は中央を空間10と
し、上面は全体としてスキンパネル1を載置するための
凹状をなし、その周囲にはスキンパネル1の周囲を位置
決めして支持するための支持面11を設け、さらにその
周囲に斜面部12を設けてある。斜面部12は図に示す
ように外周側が低くなるようにした約45°の傾斜面と
なっている。成形部5は全体がコンクリート製であり、
支持面11もコンクリートの露出面になっている。
【0012】基礎部6は成形部5を下方から支持するた
めの部材であり、成形部5と別体に鋼板14や角パイプ
15等の適宜部材から構成され、成形部5とは別体かつ
交換可能になっている。
【0013】図4はこのベンド型4を用いてロボットか
しめを行う工程を原理的に示し、まずAではスキンパネ
ル1を成形部5上に置き、周囲を支持面11に合わせか
つ予め周囲に形成された立フランジ7を斜面部12の上
端部に合わせ、さらに立フランジ7の内側へフレームパ
ネル2の周囲を重ねる。Bはこの状態でロボットによる
予備かしめ工程であり、斜面部12と軸線を平行にした
ロボットアーム8の先端に設けられたローラー9を立フ
ランジ7へ押しつけて約45°に全周で折り曲げる。
【0014】CはBに続く本かしめ工程であり、ロボッ
トアーム8の軸線を成形部5の上面と平行にして上から
ローラー9を45°に一次まげされた立フランジ7を水
平に倒してかしめを完成する。Dは本かしめ終了後のコ
ンプパネル端末構造を示す。
【0015】したがって、この型を用いれば、機種換え
時には成形部5のみを製作し直せば足りる。しかも、成
形部5はコンクリート製であり、安価かつ迅速に製作で
きる。そのうえ、場合によってはモデルから直接型を製
作することも可能である。この場合、基礎部6は共通に
使用できるから、基礎部6は汎用性が増し、全体として
型費用を軽減できる。
【0016】また、図5のBに示すように、ロボットア
ーム8の軸線を斜面部12と平行して予備かしめすると
き、ロボットアーム8が斜面部12と接触しても、12
は比較的強度の低いコンクリート製であるから、斜面部
12側が先に変形して高価なロボットアーム8側の損傷
を少なくできる。
【0017】さらに、支持面11がコンクリートの露出
面になっているから、予備かしめ時に立フランジ7を斜
め上方からローラー9により折り曲げることによりスキ
ンパネル1へ横ずれさせるように力が働いても、成形部
5の支持面11は比較的面粗度の高いコンクリート製で
あるからずれにくく、位置決めが確実になる。そのう
え、従来例のコンクリート製プレス型のように樹脂コー
トしていないので、ローラー9の押圧力によって必要以
上に変形することもなく、正確な塑性変形が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る図3の1−1線に沿う断面図
【図2】 本実施例に係るコンプパネルの製造を説明す
る図
【図3】 本実施例のベンド型上面を示す図
【図4】 かしめ工程を示す図
【図5】 従来例におけるベンド型の図1と同様部位を
示す断面図
【符号の説明】
1:スキンパネル、2:フレームパネル、3:コンプパ
ネル、4:ベンド型、5:成形部、6:基礎部、7:立
フランジ、8:ロボットアーム、9:ローラー、11:
支持面、12:斜面部
フロントページの続き (72)発明者 田中 末広 東京都港区南青山2丁目1番1号 本田技 研工業株式会社内 Fターム(参考) 4E050 JA01 JA06 JB01 JB04 JC05 JD07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工部材の周囲を折り曲げて塑性加工
    する際に使用する型であって、前記被加工部材を載置す
    る成形部とその下方を支持する基礎部とを備え、前記成
    形部に被加工部材の支持面とその周囲に形成された斜面
    部とを設けたベンド型において、前記成形部と基礎部と
    を別体に製作するとともに、前記成形部をコンクリート
    製とし、かつ前記支持面をコンクリートの露出面とした
    ことを特徴とするベンド型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019035403A1 (ja) * 2017-08-17 2019-02-21 孝久 三浦 ダイならびにローラーヘミング加工システムおよび金属ワークにローラーヘミング加工を施す方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019035403A1 (ja) * 2017-08-17 2019-02-21 孝久 三浦 ダイならびにローラーヘミング加工システムおよび金属ワークにローラーヘミング加工を施す方法
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