JP2002171687A - 車両用充電発電機の整流装置 - Google Patents
車両用充電発電機の整流装置Info
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Abstract
トランジスタのON、OFF動作時における発熱が抑制
され、発生ノイズも低減された車両用充電発電機の整流
装置を実現する。 【解決手段】電機子巻線の1相(U相)電流をシャント
抵抗1201により検出し、U相端子に流れる電流の極
性を判断してその極性が反転してから次ぎの極性反転ま
での時間を保持し、その保持時間の2/3の経過時点に
てV相のMOSパワートランジスタの駆動を行う。ま
た、上記保持時間の4/3の経過時点にて、W相のMO
Sパワートランジスタ駆動を行う。このように、順次パ
ワートランジスタの駆動を実施する事で1相のみの電流
検出でU、V、Wの各相電流が最も低い値の時にMOS
パワートランジスタの駆動を行い、ON、OFF動作時
の発熱を最小限に抑えるとともにノイズを低減すること
が可能となる。
Description
整流装置に係り、特にパワーMOSトランジスタを使用
した3相全波整流器を有する車両用充電発電機の整流装
置に関する。
する整流装置としては、特開平8−336238号公報
に記載された充電発電機の整流装置がある。
サージ吸収回路を採用することなく、低速回転領域であ
っても、低整流損を確保しつつ、交流回転電気機械の出
力を効率良く取り出せる車両用電源システムを提供する
ことを目的としている。
おいては、発電電圧の位相を電圧検出し、各パワーMO
SトランジスタのゲートをON、OFF動作させてい
る。
載された整流装置の場合、パワーMOSトランジスタの
ON、OFF動作を各相の発電電圧を検出して制御して
いるため、例えば、U相の低電位側のパワーMOSトラ
ンジスタがONとなっているとき、パワーMOSトラン
ジスタのON抵抗が3mΩとして、U相に流れ込む電流
が10Aでは、0.03V、50Aでは0.15Vのみ
しか変動しない(電流が10Aの場合と30Aの場合と
の差電圧は、0.15V−0.03V=0.12Vの微
少変化のみである)。
てパワーMOSトランジスタのON、OFF動作を制御
する場合、ある程度大きな電流が流れた状態で、パワー
MOSトランジスタをOFFさせることとなるため、大
きなスイッチングサージが発生してしまう。
スタの耐圧を越えたサージ電圧が発生し、パワーMOS
トランジスタを損傷する可能性がある。
らOFFする時間によっては、パワーMOSトランジス
タ素子が異常に発熱したり、発生するスイッチングサー
ジにより、対ラジオノイズ特性が著しく悪化してしま
う。
ながら、パワーMOSトランジスタのON、OFF動作
時における発熱が抑制され、発生ノイズも低減された車
両用充電発電機の整流装置を実現することである。
に、本発明は次のように構成される。 (1)エンジンの回転により回転し回転磁界をつくる界
磁巻線と、この界磁巻線を受けて電流を発生する電機子
巻線と、この電機子巻線に発生した多相交流出力を整流
するために、バッテリと上記電機子巻線の各相端子及び
アース側に接続された各MOSパワートランジスタで構
成された多相全波整流器を介して上記バッテリを充電す
る車両用充電発電機において、上記電機子巻線の少なく
とも1つの相の端子に流れる相電流を検出するための電
流検出手段と、上記電流検出手段により検出された相電
流に基づいて、上記各MOSパワートランジスタの動作
を制御する制御手段とを備える。
上記電流検出手段は、上記1つの相の端子に流れる電流
の極性を判断し、極性が反転してから次ぎの極性反転ま
での時間を保持又は測定する機能を有し、上記保持時間
又は上記測定時間を所定の分割比率で分割し、その分割
比率で分割した時間によって、上記電流検出手段による
電流の検出は実行していない、他の相のMOSパワート
ランジスタを順次駆動する。
いて、上記多相交流出力の相数をnとし、kを、2(n
−1)/nまでの自然数とすると、上記分割比率は、2
k/nである。
いて、上記多相交流出力は3相交流出力であり、上記分
割比率は、2/3、4/3である。
いて、上記各MOSパワートランジスタはトレンチ型で
ある。
抵抗により検出し、U相端子に流れる電流の極性を判断
してその極性が反転してから次ぎの極性反転までの時間
を保持し、その保持時間から分割比率時間の経過時点に
てV相のMOSパワートランジスタの駆動を行う。ま
た、上記保持時間から分割比率時間×2の経過時点に
て、W相のMOSパワートランジスタ駆動を行う。この
ように、順次パワートランジスタの駆動を実施する事で
1相のみの電流検出でU、V、Wの各相電流が最も低い
値の時にMOSパワートランジスタの駆動を行い、O
N、OFF動作時の発熱を最小限に抑えるとともにノイ
ズを低減することが可能となる。
車両用充電発電機の制御装置について、添付図面を参照
して詳細に説明する。図1〜図6は、本発明の一実施形
態である自動車用充電発電機の充電系統を示す制御回路
図である。
示しない回転子に装着され、エンジンの回転と同期して
回転し回転磁界を発生する。
ライホイールダイオード19はスイッチングノイズを吸
収するために接続されている。
固定鉄心(図示せず)に巻装された電機子巻線11は、
界磁巻線13が発生する回転磁界の大きさに応じて交流
波形をもった電圧を出力する。
波整流器12を構成する整流用パワーMOSトランジス
タ121、122、125、126、128、129で
全波整流される。
1、122、125、126、128、129は、高電
位側をPチャネル形、低電位側をNチャネル形のパワー
MOSトランジスタで構成しているが、高電位側もNチ
ャネル形で構成し、ゲートの電圧駆動をチャージポンプ
回路で構成した、昇圧電圧を利用する駆動方式でも良
い。
Pチャネル形のパワーMOSトランジスタ128、12
5、121のプルアップ用抵抗である。
21、122、125、126、128、129は、制
御回路21によって、各ゲート信号が制御される。この
制御回路21は各相の高電位側、低電位側のパワーMO
Sトランジスタ121、122、125、126、12
8、129を制御する為の、ゲート駆動回路211、2
12、213を有する。
駆動回路であり、このゲート駆動回路211は、図2に
示すように、抵抗2112、2114、2115、21
17、2118及びトランジスタ2111、2113、
2119、動作スイッチ2116、ディレー時間発生回
路2110で構成される。
ースに接続され、抵抗2114は、トランジスタ211
3のベースに接続される。また、スイッチ2116は、
抵抗2115を介してトランジスタ2113のコレクタ
に接続される。また、抵抗2118はトランジスタ21
19のコレクタに接続され、抵抗2114及び2112
は共にディレー時間発生回路2110に接続される。こ
のディレー時間制御回路2110は、トランジスタ21
19のコレクタにも接続されている。
図3に示すように、抵抗2122、2124、212
5、2127、2128及びトランジスタ2121、2
123、2129、動作スイッチ2126、ディレー時
間発生回路2120で構成される。
4に示すように、抵抗2132、2134、2135、
2137、2138及びトランジスタ2131、213
3、2139、動作スイッチ2136、ディレー時間発
生回路2130で構成される。
せる為に、整流器12のU相に電流検出用シャント抵抗
1201が設けられ、このシャント抵抗1201に流れ
る電流を検出し、各相に配置された、パワーMOSトラ
ンジスタの各動作タイミングを制御するため、制御回路
21が電流検出回路215を有している。
電流検出部として、抵抗2152、2153、215
4、2156、OPアンプ2151を備えるとともに、
この電流検出部により検出された電流から極性判定し、
各相に時間配分した信号を発生するゲート信号発生回路
2150を備える。
れる電流を制御し、発電機出力電圧を一定電圧に制御す
るための電圧制御用回路214を有する。
であり、この電圧制御回路214は電圧制御を行うパワ
ースイッチ部20をコントロールする。
あるパワーMOSトランジスタ202、抵抗203は界
磁巻線13の制御用であり、パワーMOSトランジスタ
202は、図6に示す電圧制御回路214の抵抗58、
59、57、基準電源60、コンパレータ61で構成さ
れた電圧検出回路で出力電圧を一電圧に制御する。
出力端子”B”を介してバッテリ14に供給され、バッ
テリ14が充電される。また、同時に、三相全波整流器
12の出力はこの出力端子”B”から、負荷スイッチ1
8を介して、ランプ等の電気負荷17に供給される。
発光ダイオード162、ダイオード164を備えてお
り、キースイツチ15に接続され、このキースイッチ1
5を閉じる事により、パワースイッチ部20んpMOS
トランジスタ201が閉じるため充電表示灯16が点灯
する。
5が閉じた時に電源を起動し、各回路に電流を供給する
電源電圧VCCを発生させるための回路であり、また、
キースイッチ15が開いた時に電源の停止をおこなうた
めの回路である。
灯16とMOSトランジスタ201のドレインに接続さ
れているL端子に接続された、図6に示す、抵抗77、
81、ダイオード78、79、80、コンパレータ7
6、基準電圧75、とNOR回路82で構成されてい
る。
電中は、充電表示灯16が断線しても、電源がダウンし
ない様に、電機子巻線11の1相電圧をPV端子により
検出し、図6に示す、抵抗62、63、68、ダイオー
ド64、66、コンデンサー65、トランジス67で構
成された回路にて、1相電圧が発生している間、電源を
保持する。
か以上かで、充電表示灯の点灯、消灯を行う為に、図6
に示すように、トランジスタ69、72抵抗70、71
で回路を構成している。
細について、図7及び図8を参照して説明する。キース
イッチ15が閉じるとL端子電圧はほぼバッテリー14
の電圧と等しくなり、電圧制御回路214のダイオード
78、79、80が導通しNOR回路82の入力が
“1”となるため、 NOR回路82のもう1方の入力
信号とは無関係に NOR回路82の出力は“0”とな
るため、トランジスタ52が導通する。
CCが発生し、VCCから抵抗73(図6)を介してM
OSトランジスタ201にゲート電圧が印加され、パワ
ースイッチ部20のMOSトランジスタ201は導通を
開始する。
時のドレイン電圧は、基準電圧75より高い電圧となる
ように、基準電圧75を設定しているため、コンパレー
タ76の出力は“1”が出力され、NOR回路82の出
力には“0”が出力される。なお、MOSトランジスタ
201の導通により、充電表示灯16は点灯する。
(図6)で分圧した電圧は、基準電圧60より低い電圧
であるため、コンパレータ61の出力は“0”となる結
果、MOSトランジスタ202は、オン状態となり界磁
巻線13に励磁電流が供給される。
が徐々に増加すると、電機子巻線11は、界磁巻線13
が発生する回転磁界の大きさに応じて交流波形をもった
電圧を出力する。
62、63で分圧し、分圧した電圧をダイオード64で
半波整流して、正極成分のみ取り出し、コンデンサ65
で平滑化する。
増幅され、抵抗70を介して、トランジスタ72を動作
させることによりMOSトランジスタ201はオフとな
り、充電警告灯16は消灯する。
は、抵抗68、ダイオード66を介してトランジスタ6
7をオンとして動作させる結果、NOR回路82の出力
端子電圧は“0”となる。
は、キースイッチ15が誤ってオフとされた場合でも、
電源電圧VCCは安定して供給されため、各制御回路は
正常に動作を行い、発電機は発電を続行する。
電機の出力電流がB端子を経由して、バッテリ14に供
給されると、バッテリ14に印加される電圧が上昇す
る。この上昇した電圧をB端子を経由して検出し、抵抗
58、59の分圧電圧と基準電圧60とが、コンパレー
タ61で比較される。
とが比較された結果、分圧電圧が基準電圧60より高い
時、コンパレータ61の出力は“1”となり、その結
果、MOSトランジスタ202はオフし、界磁巻線13
に流れている電流は遮断され、発電機は発電を停止す
る。
で検出し、界磁巻線13に流れている電流をコントロー
ルする結果、調整電圧は一定に制御される。
し、出力電圧を一定に保つための動作である。
エンジンが始動し、発電機の回転数が徐々に増加する
と、電機子巻線11には、界磁巻線13が発生した回転
磁界の大きさに応じて交流波形をもった電圧を出力す
る。
01に交流電流が流れ始め、その発生電流を、OPアン
プ2151、抵抗2152、電流検出回路215の抵抗
2153、2154、2156で構成した増幅回路にて
増幅し、ゲート信号発生回路2150に入力する。
が入力されたゲート信号発生回路2150にて、相電流
の流れる方向及びその切替わりタイミングを検出し、図
7に示すような時間軸t0にて、基本となるVG1出力
信号を発生させる。
ランジスタと低電位側パワーMOSトランジスタとは、
互いに相反する動作を行い、高電位側がONの場合、低
電位側がOFFという動作を行う。
ャネル形パワーMOSトランジスタを、低電位側にNチ
ャネル形パワーMOSトランジスタを使用しているた
め、双方のトランジスタに印加するゲート電圧のON、
OFFタイミング動作は、基本的に同一である。
OSトランジスタと、低電位側のNチャネル形パワーM
OSトランジスタとが同時にON動作した場合、バッテ
リ14からの短絡電流が流れ込むのを防止するために、
同時ON防止として、ディレー時間t1を設けている。
してエンジンが停止した状態では、高電位側、低電位側
双方のパワーMOSトランジスタはOFFしていること
が消費電流の点からも望ましく、本発明の一実施形態に
おいては、図2、図3、図4に示すゲート駆動回路21
1、212、213に、エンジンが停止した状態でオフ
となるスイッチSW1、SW2、SW3を設けている。
ると同時に、SW1信号をONさせる。
基準として、時間TA×2/3時間後に、VG2出力信
号を出力し、時間TA×4/3時間後にVG3出力信号
を出力する。
2及びSW3は、VG2出力信号の出力と同時にONさ
せる。
位相差は120°であるため、U相を基準として、V
相、W相の動作時間を基準時間×2/3、基準時間×4
/3だけ遅らせて動作させる。
2150は、U相に流れる電流の変化を連続的に検出し
て計測し、基準時間TAの次ぎに基準時間TBを計測
し、次ぎに基準時間TCというように、発電機の回転数
変化を順次取り込み、VG1出力信号を発生させると共
に、計測した時間の2/3、4/3時間ずれた信号をV
G2、VG3の出力信号として発生させる。
ト駆動回路213に入力され、ディレー時間発生回路2
130にて、MN1出力信号とMP1出力信号とに遅れ
を持たせた信号が出力され、MN1出力信号で、低電位
側のパワーMOSトランジスタ122を動作させ、MP
1出力信号で、高電位側のパワーMOSトランジスタ1
21を動作させる。
ら1(High)に変化する際にディレー時間t1を有
し、MP1出力信号は、1(High)から0(Low)に
変化する際にディレー時間t2を有する。その結果、高
電位側と低電位側のパワーMOSトランジスタが同時に
ONとなることを防止する。
ゲート駆動回路212に入力され、ディレー時間発生回
路2120にて、MN2出力信号とMP2出力信号とに
遅れを持たせた信号が出力され、低電位側のパワーMO
Sトランジスタ126及び高電位側のパワーMOSトラ
ンジスタ125を動作させる。
ゲート駆動回路211に入力され、ディレー時間発生回
路2110にて、MN3出力信号とMP3出力信号とに
遅れを持たせた信号が出力され、低電位側のパワーMO
Sトランジスタ129及び高電位側のパワーMOSトラ
ンジスタ128を動作させる。
力電流がB端子を経由して各電気負荷に消費された場合
も上記と同様に整流装置が動作する。
各相別に表わした波形、及び基本出力信号VG1、VG
2、VG3の動作タイミングを表した波形を示す。
電圧変化は急峻であるのに比べ、各相の相電流の変化は
緩やかである。このため、一相の電流を検出して、その
電流の切り替えタイミングを基準として、残りの2相を
駆動する方式は、電圧検出のみで切り替えタイミングを
制御する方式に対し、精度良く各パワーMOSトランジ
スタの切り替え動作が可能となる。
低損失領域を有効に使用できると共に、パワーMOSト
ランジスタのON−OFF切り替え時のノイズも低減可
能である。
5がOFFされると、NOR回路82の出力が“1”と
なり、かつ、発電機の回転が停止しているため、トラン
ジスタ67がOFFであり、トランジスタ52がOFF
となることで、VCCを発生させていた電源電圧回路は
VCCの発生を停止する。
で、低電位側のパワーMOSトランジスタはOFFし、
スイッチSW1、SW2、SW3がOFFすることで、
高電位側のパワーMOSトランジスタもOFFし、発電
機の制御部は動作を停止する。
ンジン停止時のバッテリ14の放電を最小限に抑えるこ
とが出来る。
合の例であるが、本発明は、3相のみならず、その他の
多相交流も整流可能であり、上述した例と同様な効果を
うることができる。
が反転してから次の極性が反転するまでの基準時間Tに
対して、相数をn、kを、1からn−1までの自然数と
すれば、他の相のトランジスタは、1相目のトランジス
タのオンオフ動作制御時から、T×2k/n時間遅延し
て、オンオフ動作制御されることとなる。
ているため、次のような効果がある。すなわち、標準的
なパワーMOSトランジスタを整流素子として使用し、
整流装置の1相の電流のみを検出して、1相のパワーM
OSトランジスタのオンオフ動作を制御し、他の相は、
上記1相の電流の検出に従って、所定のタイミングでパ
ワーMOSトランジスタのオンオフ動作を制御するよう
に構成した。
で、他の相には不要であり、構成が簡単で安価でありな
がら、相電流が最も低下した時点でパワーMOSトラン
ジスタのON、OFF制御を行う事ができるため、O
N、OFF動作時の発熱を最小限に抑えるとともに、従
来のP/N接合タイプのダイオードにて発生する、転流
サージの発生が抑えられ、ノイズも低減された車両用充
電発電機の整流装置を実現することができる。
ダイオードの代わりに、パワーMOSトランジスタを使
用する事により、発熱ロスを抑え、高効率な充電発電機
の整流装置を安価に実現することが可能となる。
整流装置の概略構成図である。
る。
る。
る。
る。
る。
イミングチャートである。
流波形を示す図である。
タ 128 Pチャネル形パワーMOSトランジス
タ 122、126 Nチャネル形パワーMOSトランジス
タ 129 Nチャネル形パワーMOSトランジス
タ 202 パワーMOSトランジスタ 211、212 ゲート信号発生回路 213 ゲート信号発生回路 215 電流検出回路 1201 相電流検出用シャント抵抗
Claims (5)
- 【請求項1】エンジンの回転により回転し回転磁界をつ
くる界磁巻線と、この界磁巻線を受けて電流を発生する
電機子巻線と、この電機子巻線に発生した多相交流出力
を整流するために、バッテリと上記電機子巻線の各相端
子及びアース側に接続された各MOSパワートランジス
タで構成された多相全波整流器を介して上記バッテリを
充電する車両用充電発電機において、 上記電機子巻線の少なくとも1つの相の端子に流れる相
電流を検出するための電流検出手段と、 上記電流検出手段により検出された相電流に基づいて、
上記各MOSパワートランジスタの動作を制御する制御
手段と、 を備えることを特徴とする車両用充電発電機の整流装
置。 - 【請求項2】請求項1記載の車両用充電発電機の整流装
置において、上記電流検出手段は、上記1つの相の端子
に流れる電流の極性を判断し、極性が反転してから次ぎ
の極性反転までの時間を保持又は測定する機能を有し、
上記保持時間又は上記測定時間を所定の分割比率で分割
し、その分割比率で分割した時間によって、上記電流検
出手段による電流の検出は実行していない、他の相のM
OSパワートランジスタを順次駆動することを特徴とす
る車両用充電発電機の制御装置。 - 【請求項3】請求項2記載の車両用充電発電機の制御装
置において、上記多相交流出力の相数をnとし、kを、
2(n−1)/nまでの自然数とすると、上記分割比率
は、2k/nであることを特徴とする車両用充電発電機
の制御装置。 - 【請求項4】請求項2記載の車両用充電発電機の制御装
置において、上記多相交流出力は3相交流出力であり、
上記分割比率は、2/3、4/3であることを特徴とす
る車両用充電発電機の制御装置。 - 【請求項5】請求項1記載の車両用充電発電機の制御装
置において、上記各MOSパワートランジスタはトレン
チ型であることを特徴とする車両用充電発電機の制御装
置。
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