JP2002171340A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

Info

Publication number
JP2002171340A
JP2002171340A JP2000366306A JP2000366306A JP2002171340A JP 2002171340 A JP2002171340 A JP 2002171340A JP 2000366306 A JP2000366306 A JP 2000366306A JP 2000366306 A JP2000366306 A JP 2000366306A JP 2002171340 A JP2002171340 A JP 2002171340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
light
optical sensor
turned
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000366306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3877515B2 (ja
Inventor
Hideji Kawasaki
秀次 川崎
Shuji Otsuka
修司 大塚
Takaomi Kashiyuu
啓臣 賀集
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000366306A priority Critical patent/JP3877515B2/ja
Publication of JP2002171340A publication Critical patent/JP2002171340A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3877515B2 publication Critical patent/JP3877515B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲の状況に応じて、バックライト及びキー
照明装置を適切なタイミングで自動的に点灯及び消灯さ
せることが出来る携帯電話機を提供する。 【解決手段】 本発明に係る携帯電話機においては、ケ
ーシングの前面に、受話部、送話部、ディスプレイ15の
表示面、キー入力装置14の操作面、及び第1光センサ3
が配備される一方、ケーシングの背面に、第2光センサ
30が配備されている。該携帯電話機は、バックライト18
a、キー照明装置18b及び制御回路10を内蔵しており、制
御回路10は、第1光センサ3及び第2光センサ30の出力
値に基づいて、バックライト18a及びキー照明装置18bの
点灯/消灯を制御すると共に、ディスプレイ15の表示動
作のオン/オフを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーシングの前面
に送話部及び受話部を配備すると共に情報表示装置の表
示面を配備した携帯電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機は、図7に示す如く、
前面ケース(11)と背面ケース(12)を組み合わせてなる扁
平なケーシング(1)を具え、該ケーシング(1)の頭部に
アンテナ(13)が突設されている。前面ケース(11)の表面
には、複数の操作キーからなるキー入力装置(14)及びデ
ィスプレイ(15)が配備されると共に、該表面の上端部及
び下端部には夫々、スピーカを内蔵した受話部(2)及び
マイクロホンを内蔵した送話部(20)が設けられている。
【0003】又、前面ケース(11)の表面には、受話部
(2)の近傍位置に光センサ(4)が設けられており、該光
センサ(4)によって、装置本体の前面側の周辺の明るさ
が検出される。該光センサ(4)は、周囲の光が入射して
いる状態ではオンとなり、周囲の光が入射していない状
態ではオフとなる。上記携帯電話機は、ディスプレイ(1
5)の表示面を照明するためのバックライト(図示省略)を
内蔵しており、該バックライトは、前記光センサ(4)が
オンであるときに消灯される一方、前記光センサ(4)が
オフであるときに点灯される。従って、周囲が明るい状
態では、光センサ(4)に周囲の光が入射して光センサ
(4)がオンとなり、バックライトが消灯される。これに
対し、周囲が暗い状態では、光センサ(4)には周囲の光
が殆ど入射せず、光センサ(4)がオフとなってバックラ
イトが点灯される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
携帯電話機においては、装置本体の前面側の周辺の明る
さを検出する光センサ(4)のみの出力信号に基づいて、
バックライトの点灯及び消灯が制御されるため、周囲の
状況に応じて、バックライトを適切なタイミングで点灯
及び消灯させることが出来ない問題があった。例えば、
周囲が暗い状態であっても、何らかの光源の光が装置本
体の前面に向けて局所的に照射されている場合、例え
ば、光源の光がユーザの背面からユーザに向けて局所的
に照射されている場合は、光源の光が光センサ(4)に入
射して光センサ(4)がオンとなり、バックライトが消灯
されるが、この様に周囲が暗く、光がユーザの背面から
ユーザに向けて局所的に照射されている状況は、ユーザ
が何らかの動作を行なう上で危険である。又、周囲が明
るい状態であっても通話中においては、周囲の光はユー
ザの耳により遮蔽されて光センサ(4)に入射せず、光セ
ンサ(4)がオフとなってバックライトが点灯されるが、
かかる場合、周囲は明るく、然もユーザが通話中にディ
スプレイ(15)の表示を見ることはないため、ディスプレ
イ(15)の表示面を照明する必要がない。この様に、ディ
スプレイ(15)の表示面を照明する必要がないにも拘わら
ず、バックライトが点灯されており、無駄な電力が消費
されている。そこで本発明の目的は、周囲の状況に応じ
て、照明装置を適切なタイミングで自動的に点灯及び消
灯させることが出来る携帯電話機を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る携帯電話機に
おいては、ケーシングの前面に送話部及び受話部が配備
されると共に、情報表示装置の表示面が配備されてお
り、該携帯電話機は、情報表示装置の表示面を照明する
ための照明装置と、装置本体の前面側の周辺の明るさを
検出することが可能な位置に配備された第1光検出手段
と、装置本体の背面側の周辺の明るさを検出することが
可能な位置に配備された第2光検出手段と、前記第1光
検出手段及び第2光検出手段の出力信号に基づいて、照
明装置の点灯及び消灯を制御する照明制御手段とを具え
ている。
【0006】本発明に係る携帯電話機においては、例え
ば、周囲が暗い状態で何らかの光源の光が装置本体の前
面に向けて局所的に照射されている場合、例えば、周囲
が暗い状態で、光源の光がユーザの背面からユーザに向
けて局所的に照射されている場合、第1光検出手段には
光源の光の大部分が入射するのに対し、第2光検出手段
には光源の光は殆ど入射しない。従って、第1光検出手
段に入射する光の量は第2光検出手段に入射する光の量
に比べて多く、第1光検出手段によって検出される明る
さは、第2光検出手段によって検出される明るさに比べ
て高い。又、周囲が明るい状態で通話が行なわれている
場合は、周囲の光は、第2光検出手段には入射するのに
対し、第1光検出手段には、ユーザの耳により遮蔽され
て入射しない。従って、第1光検出手段に入射する光の
量は、第2光検出手段に比べて少なく、第1光検出手段
によって検出される明るさは、第2検出手段によって検
出される明るさに比べて低い。そこで、第1光検出手段
によって検出された明るさと、第2光検出手段によって
検出された明るさとに基づいて、照明装置の点灯及び消
灯が制御される。この様にして、装置本体の前面側の周
辺の明るさのみならず、装置本体の背面側の周辺の明る
さにも基づいて、照明装置の点灯及び消灯が制御される
ので、照明装置は、周囲の状況に応じて、適切なタイミ
ングで点灯及び消灯されることになる。
【0007】具体的には、前記照明制御手段は、第1光
検出手段によって検出された明るさが第2光検出手段に
よって検出された明るさよりも高い場合に、照明装置を
点灯させる。
【0008】上述の如く周囲が暗い状態で何らかの光源
の光が装置本体の前面に向けて局所的に照射されている
場合においては、第1光検出手段によって検出される明
るさは、第2光検出手段によって検出される明るさに比
べて高い。そこで、第1光検出手段によって検出された
明るさが第2光検出手段によって検出された明るさより
も高い場合に、照明装置を点灯する。この結果、装置本
体の周辺が若干、明るくなり、上述の如く、周囲が暗
く、光がユーザの背面からユーザに向けて局所的に照射
されている状況でユーザが何らかの動作を行なう上での
危険性が緩和される。
【0009】又、具体的には、通話中に、第1光検出手
段によって検出された明るさが第2光検出手段によって
検出された明るさよりも低い場合に、照明装置を消灯さ
せる。
【0010】上述の如く周囲が明るい状態で通話が行な
われている場合は、第1光検出手段によって検出される
明るさは、第2光検出手段によって検出される明るさに
比べて低い。上記場合、周囲は明るく、然もユーザが通
話中に情報表示装置の表示を見ることはないため、情報
表示装置の表示面を照明する必要はない。そこで、通話
中において、第1光検出手段によって検出された明るさ
が第2光検出手段によって検出された明るさよりも低い
場合に、照明装置を消灯する。この様に、情報表示装置
の表示面を照明する必要のない場合には照明装置を消灯
することによって、無駄な電力の消費を抑制し、電力の
有効利用を図ることが出来る。
【0011】更に具体的には、前記第1光検出手段及び
第2光検出手段の出力信号に基づいて、情報表示装置の
表示動作のオン/オフを制御する表示制御手段を具えて
いる。
【0012】上述の如く、周囲が明るい状態で通話が行
なわれている場合、周囲は明るく、然もユーザが通話中
に情報表示装置の表示を見ることはないため、情報表示
装置に情報を表示することは無駄である。ここで、第1
光検出手段によって検出される明るさは、第2光検出手
段によって検出される明るさに比べて低い。そこで、第
1光検出手段によって検出される明るさと第2光検出手
段によって検出される明るさとに基づいて、情報表示装
置の表示動作のオン/オフが制御される。
【0013】更に又、具体的には、前記表示制御手段
は、通話中に、第1光検出手段によって検出された明る
さが第2光検出手段によって検出された明るさよりも低
い場合に、情報表示装置の表示動作をオフとする。
【0014】上述の如く周囲が明るい状態で通話が行な
われている場合は、第1光検出手段によって検出される
明るさは、第2光検出手段によって検出される明るさに
比べて低い。これに対し、周囲が暗い状態で通話が行な
われている場合、及び周囲が暗い状態で通話が行なわれ
ていない場合の何れの場合においても、第1光検出手段
によって検出される明るさと第2光検出手段によって検
出される明るさとは同程度である。従って、仮に第1光
検出手段によって検出される明るさと第2光検出手段に
よって検出される明るさとが同程度である場合にも情報
表示装置の表示動作をオフとする構成を採用した場合、
通話が行なわれていない場合においても、情報表示装置
に情報が表示されない事態が起こることになる。そこ
で、第1光検出手段によって検出される明るさが第2光
検出手段によって検出される明るさに比べて低い場合に
限って、情報表示装置の表示動作をオフとする。上述の
如く、情報表示装置に情報を表示することが無駄な場合
に情報表示装置の表示動作をオフとすることによって、
無駄な電力の消費を抑制し、電力の有効利用を図ること
が出来る。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る携帯電話機によれば、周囲
の状況に応じて、照明装置を適切なタイミングで自動的
に点灯及び消灯させることが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係る携帯
電話機は、図1及び図2に示す如く前面ケース(11)と背
面ケース(12)を組み合わせてなる扁平なケーシング(1)
を具え、該ケーシング(1)の頭部にアンテナ(13)が突設
されている。前面ケース(11)の表面には、複数の操作キ
ーからなるキー入力装置(14)が配備されると共に、ディ
スプレイ(15)が配備され、該ディスプレイ(15)には、キ
ー入力装置(14)によって入力された情報や各種の情報を
表示することが可能である。又、前面ケース(11)の表面
には、上端部に、スピーカを内蔵した受話部(2)が設け
られる一方、下端部に、マイクロホンを内蔵した送話部
(20)が設けられている。
【0017】本発明に係る携帯電話機は、第1光センサ
(3)及び第2光センサ(30)を具えており、第1光センサ
(3)は、図1に示す如く、前面ケース(11)表面の受話部
(2)の近傍位置に配置される一方、第2光センサ(30)
は、図2に示す如く、背面ケース(12)表面のアンテナ(1
3)の基端部近傍位置に配置されている。従って、第1光
センサ(3)によって装置本体の前面側の周辺の明るさが
検出され、第2光センサ(30)によって装置本体の背面側
の周辺の明るさが検出される。
【0018】図3は、上記携帯電話機の電気的な構成を
表わしている。上記携帯電話機においては、図示の如
く、アンテナ(13)に電話回路(16)が接続されており、該
電話回路(16)によって、他の携帯電話機との間や加入者
電話回線に接続された一般電話機との間の通話やデータ
通信のための信号処理が行なわれる。
【0019】電話回路(16)の動作は、マイクロコンピュ
ータからなる制御回路(10)によって制御されており、該
制御回路(10)に、マイクロホン(19)及びスピーカ(17)が
接続され、送話音の入力及び受話音の出力が可能となっ
ている。
【0020】又、制御回路(10)には、上述のディスプレ
イ(15)及びキー入力装置(14)が接続されると共に、ディ
スプレイ(15)の表示面を照明するためのバックライト(1
8a)及びキー入力装置(14)の複数の操作キーを照明する
ためのキー照明装置(18b)が接続されている。又、制御
回路(10)には、上記第1光センサ(3)及び第2光センサ
(30)が接続されており、制御回路(10)は、第1光センサ
(3)及び第2光センサ(30)の出力信号に基づいて、バッ
クライト(18a)及びキー照明装置(18b)の点灯/消灯を制
御すると共に、ディスプレイ(15)の表示動作をオン/オ
フ制御する。
【0021】下記表1は、種々の状況におけるバックラ
イト(18a)及びキー照明装置(18b)の点灯/消灯状態、及
びディスプレイ(15)の表示動作のオン/オフ状態を表わ
している。尚、表中の下線部分は、従来の携帯電話機と
異なる状態であることを表わしている。
【表1】
【0022】着信の待機状態においては、後述の如く、
バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)が点灯/消灯
されると共に、ディスプレイ(15)の表示動作がオン/オ
フされる。ケースNo.1 周囲が明るい状態でキー入力操作が行なわれた場合に
は、第1光センサ(3)及び第2光センサ(30)に周囲の光
が入射しているため、第1及び第2光センサ(3)(30)の
出力値は、周囲が暗い場合に比べて大きくなる。この場
合、キー入力操作により入力された情報をディスプレイ
(15)に表示するためにディスプレイ(15)の表示動作をオ
ンに設定する必要はあるが、周囲が明るいため、ディス
プレイ(15)の表示面及びキー入力装置(14)の複数の操作
キーを照明する必要はない。そこで、第1光センサ(3)
及び第2光センサ(30)の出力値が共に、所定の基準値よ
りも大きいときに、バックライト(18a)及びキー照明装
置(18b)が消灯され、ディスプレイ(15)の表示動作がオ
ンに設定される。
【0023】ケースNo.2 周囲は暗いが何らかの光源の光が装置本体の背面に向け
て局所的に照射されている状態でキー入力操作が行なわ
れた場合、例えば、周囲は暗いが、ユーザの正面からユ
ーザに向けて光が照射されており、装置本体がその前面
をユーザに向けて所持されている状態でキー入力操作が
行なわれた場合には、第2光センサ(30)には光源の光の
大部分が入射しているが、第1光センサ(3)には光源の
光が殆ど入射していないため、第2光センサ(30)の出力
値は第1光センサ(3)の出力値に比べて大きくなる。こ
の場合、キー入力操作により入力された情報をディスプ
レイ(15)に表示するためにディスプレイ(15)の表示動作
をオンに設定する必要がある。又、装置本体の前面側の
周辺が暗いためディスプレイ(15)の表示面及びキー入力
装置(14)の複数の操作キーを照明する必要がある。そこ
で、第1光センサ(3)の出力値は前記基準値よりも小さ
いが、第2光センサ(30)の出力値は前記基準値よりも大
きく、第2光センサ(30)の出力値が第1光センサ(3)の
出力値に比べて十分に大きいときに、バックライト(18
a)及びキー照明装置(18b)がキー入力操作時点から一定
時間、例えば10秒間だけ点灯され、ディスプレイ(15)
の表示動作がオンに設定される。
【0024】ケースNo.3 周囲は暗いが何らかの光源の光が装置本体の前面に向け
て局所的に照射されている状態でキー入力操作が行なわ
れた場合、例えば、周囲は暗いが、ユーザの背面からユ
ーザに向けて光が照射されており、装置本体がその前面
をユーザに向けて所持されている状態でキー入力操作が
行なわれた場合には、第1光センサ(3)には光源の光の
大部分が入射しているが、第2光センサ(30)には光源の
光が殆ど入射していないため、第1光センサ(3)の出力
値は第2光センサ(30)の出力値に比べて大きくなる。
又、周囲が明るい状態で装置本体の前面を上方に向けて
キー入力操作が行なわれた場合においても、第1光セン
サ(3)には周囲の光が入射しているが、第2光センサ(3
0)には周囲の光が殆ど入射していないため、第1光セン
サ(3)の出力値は第2光センサ(30)の出力値に比べて大
きくなる。上記何れの場合においても、キー入力操作に
より入力された情報をディスプレイ(15)に表示するため
にディスプレイ(15)の表示動作をオンに設定する必要が
ある。又、周囲は暗いがユーザの背面からユーザに向け
て光が照射されている状態でキー入力操作が行なわれた
場合、装置本体の前面に光が照射されているため、ディ
スプレイ(15)の表示を見易くすると共にキー入力装置(1
4)を操作し易くするという観点からはディスプレイ(15)
の表示面及びキー入力装置(14)の複数の操作キーを照明
する必要はないが、周囲が暗くユーザの背面からユーザ
に向けて光が照射されている状態はユーザが何らかの動
作を行なう上で危険であるという観点からディスプレイ
(15)の表示面及びキー入力装置(14)の複数の操作キーを
照明する必要がある。そこで、第1光センサ(3)の出力
値は前記基準値よりも大きいが、第2光センサ(30)の出
力値は前記基準値よりも小さく、第1光センサ(3)の出
力値が第2光センサ(30)の出力値よりも十分に大きいと
きには、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)がキ
ー入力操作時点から10秒間だけ点灯され、ディスプレ
イ(15)の表示動作がオンに設定される。
【0025】ケースNo.4 周囲が暗く、装置本体に何ら光源の光が照射されていな
い状態でキー入力操作が行なわれた場合には、第1光セ
ンサ(3)及び第2光センサ(30)には殆ど光が入射してい
ないため、第1及び第2光センサ(3)(30)の出力値は、
周囲が明るい場合に比べて小さくなる。この場合、キー
入力操作により入力された情報をディスプレイ(15)に表
示するためにディスプレイ(15)の表示動作をオンに設定
する必要がある。又、周囲が暗いため、ディスプレイ(1
5)の表示面及びキー入力装置(14)の複数の操作キーを照
明する必要がある。そこで、第1光センサ(3)及び第2
光センサ(30)の出力値が共に基準値よりも小さいとき
に、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)がキー入
力操作時点から10秒間だけ点灯され、ディスプレイ(1
5)の表示動作がオンに設定される。
【0026】ケースNo.5 周囲が明るい状態で着信があった場合には、第1光セン
サ(3)及び第2光センサ(30)に周囲の光が入射している
ため、第1及び第2光センサ(3)(30)の出力値は、周囲
が暗い場合に比べて大きくなる。この場合、発信者の電
話番号等の情報をディスプレイ(15)に表示するためにデ
ィスプレイ(15)の表示動作をオンに設定する必要はある
が、周囲が明るいため、ディスプレイ(15)の表示面及び
キー入力装置(14)の複数の操作キーを照明する必要はな
い。そこで、第1光センサ(3)及び第2光センサ(30)の
出力値が共に、所定の基準値よりも大きいときに、バッ
クライト(18a)及びキー照明装置(18b)が消灯され、ディ
スプレイ(15)の表示動作がオンに設定される。
【0027】ケースNo.6 周囲は暗いが何らかの光源の光が装置本体の背面に向け
て局所的に照射されている状態で着信があった場合、例
えば、周囲は暗いが、ユーザの正面からユーザに向けて
光が照射されており、装置本体がその前面をユーザに向
けて所持されている状態で着信があった場合には、第2
光センサ(30)には光源の光の大部分が入射しているが、
第1光センサ(3)には光源の光が殆ど入射していないた
め、第2光センサ(30)の出力値は第1光センサ(3)の出
力値に比べて大きくなる。又、周囲が明るく、装置本体
がその前面を下方に向けた姿勢で机上に置かれた状態で
着信があった場合においても、第2光センサ(30)には周
囲の光が入射しているが第1光センサ(3)には周囲の光
が殆ど入射していないため、第2光センサ(30)の出力値
は第1光センサ(3)の出力値に比べて大きくなる。上記
何れの場合においても、発信者の電話番号等の情報をデ
ィスプレイ(15)に表示するためにディスプレイ(15)の表
示動作をオンに設定する必要がある。又、周囲は暗いが
ユーザの正面からユーザに向けて光が照射されている状
態で着信があった場合には、装置本体の前面側の周辺が
暗いため、ディスプレイ(15)の表示面及びキー入力装置
(14)の複数の操作キーを照明する必要がある。そこで、
第1光センサ(3)の出力値は前記基準値よりも小さい
が、第2光センサ(30)の出力値は前記基準値よりも大き
く、第2光センサ(30)の出力値が第1光センサ(3)の出
力値よりも十分に大きいときには、バックライト(18a)
及びキー照明装置(18b)が着信時から10秒間だけ点灯
され、ディスプレイ(15)の表示動作がオンに設定され
る。
【0028】ケースNo.7 周囲は暗いが何らかの光源の光が装置本体の前面に向け
て局所的に照射されている状態で着信があった場合、例
えば、周囲は暗いが、ユーザの背面からユーザに向けて
光が照射されており、装置本体がその前面をユーザに向
けて所持されている状態で着信があった場合には、第1
光センサ(3)には光源の光の大部分が入射しているが、
第2光センサ(30)には光源の光が殆ど入射していないた
め、第1光センサ(3)の出力値は第2光センサ(30)の出
力値に比べて大きくなる。又、周囲は明るく、装置本体
がその前面を上方に向けた姿勢で机上に置かれた状態で
着信があった場合においても、第1光センサ(3)には周
囲の光が入射しているが、第2光センサ(30)には周囲の
光が殆ど入射していないため、第1光センサ(3)の出力
値は第2光センサ(30)の出力値に比べて大きくなる。上
記何れの場合においても、発信者の電話番号等の情報を
ディスプレイ(15)に表示するためにディスプレイ(15)の
表示動作をオンに設定する必要がある。又、上記ケース
No.3と同様に、周囲が暗くユーザの背面からユーザに
向けて光が照射されている状態はユーザが何らかの動作
を行なう上で危険であるという観点からディスプレイ(1
5)の表示面及びキー入力装置(14)の複数の操作キーを照
明する必要がある。そこで、第1光センサ(3)の出力値
は前記基準値よりも大きいが、第2光センサ(30)の出力
値は前記基準値よりも小さく、第1光センサ(3)の出力
値が第2光センサ(30)の出力値よりも十分に大きいとき
には、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)が着信
時から10秒間だけ点灯され、ディスプレイ(15)の表示
動作がオンに設定される。
【0029】ケースNo.8 周囲が暗く、装置本体に何ら光源の光が照射されていな
い状態で着信があった場合には、第1光センサ(3)及び
第2光センサ(30)には殆ど光が入射していないため、第
1及び第2光センサ(3)(30)の出力値は、周囲が明るい
場合に比べて小さくなる。この場合、発信者の電話番号
等の情報をディスプレイ(15)に表示するためにディスプ
レイ(15)の表示動作をオンに設定する必要がある。又、
周囲が暗いため、ディスプレイ(15)の表示面及びキー入
力装置(14)の複数の操作キーを照明する必要がある。そ
こで、第1光センサ(3)及び第2光センサ(30)の出力値
が共に基準値よりも小さいときに、バックライト(18a)
及びキー照明装置(18b)が着信時から10秒間だけ点灯
され、ディスプレイ(15)の表示動作がオンに設定され
る。
【0030】又、他の電話機との通信が確立している通
信確立状態においては、後述の如く、バックライト(18
a)及びキー照明装置(18b)が点灯/消灯されると共に、
ディスプレイ(15)の表示動作がオン/オフされる。ケースNo.9 周囲が明るい状態でキー入力操作が行なわれた場合に
は、上記ケースNo.1と同様に、第1光センサ(3)及び
第2光センサ(30)の出力値が共に、所定の基準値よりも
大きいときに、バックライト(18a)及びキー照明装置(18
b)が消灯され、ディスプレイ(15)の表示動作がオンに設
定される。
【0031】ケースNo.10 周囲は暗いが何らかの光源の光が装置本体の背面に向け
て局所的に照射されている状態でキー入力操作が行なわ
れた場合、例えば、周囲は暗いが、ユーザの正面からユ
ーザに向けて光が照射されており、装置本体がその前面
をユーザに向けて所持されている状態でキー入力操作が
行なわれた場合には、上記ケースNo.2と同様に、第1
光センサ(3)の出力値は前記基準値よりも小さいが、第
2光センサ(30)の出力値は前記基準値よりも大きく、第
2光センサ(30)の出力値が第1光センサ(3)の出力値に
比べて十分に大きいときに、バックライト(18a)及びキ
ー照明装置(18b)がキー入力操作時点から10秒間だけ
点灯され、ディスプレイ(15)の表示動作がオンに設定さ
れる。
【0032】ケースNo.11 周囲は暗いが何らかの光源の光が装置本体の前面に向け
て局所的に照射されている状態でキー入力操作が行なわ
れた場合、例えば、周囲は暗いが、ユーザの背面からユ
ーザに向けて光が照射されており、装置本体がその前面
をユーザに向けて所持されている状態でキー入力操作が
行なわれた場合、或いは、周囲が明るい状態で装置本体
の前面を上方に向けてキー入力操作が行なわれた場合に
は、上記ケースNo.3と同様に、第1光センサ(3)の出
力値は前記基準値よりも大きいが、第2光センサ(30)の
出力値は前記基準値よりも小さく、第1光センサ(3)の
出力値が第2光センサ(30)の出力値よりも十分に大きい
ときに、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)がキ
ー入力操作時点から10秒間だけ点灯され、ディスプレ
イ(15)の表示動作がオンに設定される。
【0033】ケースNo.12 周囲が暗く、装置本体に何ら光源の光が照射されていな
い状態でキー入力操作が行なわれた場合には、上記ケー
スNo.4と同様に、第1光センサ(3)及び第2光センサ
(30)の出力値が共に基準値よりも小さいときに、バック
ライト(18a)及びキー照明装置(18b)がキー入力操作時点
から10秒間だけ点灯され、ディスプレイ(15)の表示動
作がオンに設定される。
【0034】ケースNo.13 周囲が明るい状態で、キー入力操作が無く、通話も行な
われていない場合、例えば、周囲が明るい状態で装置本
体がユーザの手元で所持されている場合には、第1光セ
ンサ(3)及び第2光センサ(30)に周囲の光が入射してい
るため、第1及び第2光センサ(3)(30)の出力値は、周
囲が暗い場合に比べて大きくなる。この場合、他の電話
機と通信が確立されている状態である旨等の情報をディ
スプレイ(15)に表示するためにディスプレイ(15)の表示
動作をオンに設定する必要はあるが、周囲が明るいた
め、ディスプレイ(15)の表示面及びキー入力装置(14)の
複数の操作キーを照明する必要はない。そこで、第1光
センサ(3)及び第2光センサ(30)の出力値が共に、所定
の基準値よりも大きいときに、バックライト(18a)及び
キー照明装置(18b)が消灯され、ディスプレイ(15)の表
示動作がオンに設定される。
【0035】ケースNo.14 周囲が明るい状態で、装置本体がユーザの耳元で所持さ
れて通話が行なわれている場合には、周囲の光は、第2
光センサ(30)に入射しているのに対し、第1光センサ
(3)には、ユーザの耳により遮蔽されて入射していない
ため、第2光センサ(30)の出力値は第1光センサ(3)の
出力値に比べて大きくなる。又、周囲は明るく、装置本
体がその前面を下方に向けた姿勢で机上に置かれた状態
で、通話が行なわれている場合においても、第2光セン
サ(30)には周囲の光が入射しているが、第1光センサ
(3)には周囲の光が殆ど入射していないため、第2光セ
ンサ(30)の出力値は第1光センサ(3)の出力値に比べて
大きくなる。上述の如く通話が行なわれている場合、ユ
ーザがディスプレイ(15)の表示を見ることはないため、
ディスプレイ(15)に情報を表示することは無駄であり、
ディスプレイ(15)の表示動作をオンに設定する必要はな
い。又、周囲が明るいため、ディスプレイ(15)の表示面
及びキー入力装置(14)の複数の操作キーを照明する必要
はない。そこで、第1光センサ(3)の出力値は前記基準
値よりも小さいが、第2光センサ(30)の出力値は前記基
準値よりも大きく、第2光センサ(30)の出力値が第1光
センサ(3)の出力値に比べて十分に大きいときに、バッ
クライト(18a)及びキー照明装置(18b)が消灯され、ディ
スプレイ(15)の表示動作がオフに設定される。
【0036】ケースNo.15 周囲は暗いが何らかの光源の光が装置本体の前面に向け
て局所的に照射されている状態でキー入力操作が無く、
通話も行なわれていない場合、例えば、周囲は暗いが、
ユーザの背面からユーザに向けて光が照射されており、
装置本体がその前面をユーザに向けて所持されている状
態でキー入力操作が無く、通話も行なわれていない場合
には、第1光センサ(3)には光源の光の大部分が入射し
ているが、第2光センサ(30)には光源の光が殆ど入射し
ていないため、第1光センサ(3)の出力値は第2光セン
サ(30)の出力値に比べて大きくなる。又、周囲は明る
く、装置本体がその前面を上方に向けた姿勢で机上に置
かれた状態で、キー入力操作が無く、通話も行なわれて
いない場合においても、第1光センサ(3)には周囲の光
が入射しているが、第2光センサ(30)には周囲の光が殆
ど入射していないため、第1光センサ(3)の出力値は第
2光センサ(30)の出力値に比べて大きくなる。上記何れ
の場合においても、他の電話機と通信が確立されている
状態である旨等の情報をディスプレイ(15)に表示するた
めにディスプレイ(15)の表示動作をオンに設定する必要
がある。又、上記ケースNo.3と同様に、周囲が暗くユ
ーザの背面からユーザに向けて光が照射されている状態
はユーザが何らかの動作を行なう上で危険であるという
観点からディスプレイ(15)の表示面及びキー入力装置(1
4)の複数の操作キーを照明する必要がある。そこで、第
1光センサ(3)の出力値は前記基準値よりも大きいが、
第2光センサ(30)の出力値は前記基準値よりも小さく、
第1光センサ(3)の出力値が第2光センサ(30)の出力値
よりも十分に大きいときに、第2光センサ(30)の出力値
が前記基準値よりも小さくなった時点からバックライト
(18a)及びキー照明装置(18b)が10秒間だけ点灯され、
ディスプレイ(15)の表示動作がオンに設定される。
【0037】ケースNo.16 周囲が暗い状態で、装置本体がユーザの耳元で所持され
て通話が行なわれている場合には、第1光センサ(3)及
び第2光センサ(30)に殆ど光が入射していないため、第
1及び第2光センサ(3)(30)の出力値は、周囲が明るい
場合に比べて小さくなる。又、周囲が暗い状態で、キー
入力操作が無く、通話も行なわれていない場合において
も、第1光センサ(3)及び第2光センサ(30)に殆ど光が
入射していないため、第1及び第2光センサ(3)(30)の
出力値は、周囲が明るい場合に比べて小さくなる。この
様に、通話が行なわれている場合及び通話が行なわれて
いない場合の何れの場合においても、第1光センサ(3)
及び第2光センサ(30)の出力値は共に、基準値よりも小
さくなる。従って、第1及び第2光センサ(3)(30)の出
力値が共に基準値よりも小さい場合であっても、ユーザ
はディスプレイ(15)の表示を見ることがあり、他の電話
機と通信が確立されている状態である旨等の情報をディ
スプレイ(15)に表示するためにディスプレイ(15)の表示
動作をオンに設定する必要がある。又、周囲が暗いた
め、ディスプレイ(15)の表示面及びキー入力装置(14)の
複数の操作キーを照明する必要がある。そこで、第1光
センサ(3)及び第2光センサ(30)の出力値が共に基準値
よりも小さいときに、第2光センサ(30)の出力値が前記
基準値よりも小さくなった時点からバックライト(18a)
及びキー照明装置(18b)が10秒間だけ点灯され、ディ
スプレイ(15)の表示動作がオンに設定される。
【0038】図4乃至図6は、上記制御回路(10)による
バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)の点灯/消
灯、及びディスプレイ(15)の表示動作オン/オフの制御
手続きを表わしている。先ずステップS1では、電源が
オンに設定されたか否かを判断し、ノー(No)の場合
は、ステップS1にて同じ判断を繰り返し、イエス(Y
es)の場合は、ステップS2に移行して、各ポートの
設定等、必要な初期設定を行なう。この結果、装置本体
は、着信の待機状態となる。
【0039】次にステップS3では、第1光センサ(3)
及び第2光センサ(30)の出力値を取り込んだ後、ステッ
プS4では、キー入力操作が行なわれたか否かを判断
し、イエスの場合は、ステップS7に移行する。一方、
ステップS4にてノーと判断された場合は、ステップS
5に移行して、着信があったか否かを判断し、ノーの場
合はステップS3に戻り、イエスの場合はステップS6
にて着信処理を行なった後、ステップS7に移行する。
【0040】ステップS7では、第1光センサ(3)の出
力値が基準値よりも大きいか否かを判断し、イエスの場
合はステップS8に移行して、第2光センサ(30)の出力
値が基準値よりも大きいか否かを判断し、イエスの場合
は、ステップS9に移行する。又、ステップS8にてノ
ーと判断された場合は、ステップS10に移行して、第
1光センサ(3)の出力値と第2光センサ(30)の出力値と
の差が所定値より大きいか否かを判断し、ノーの場合
は、ステップS9に移行する。ステップS9では、バッ
クライト(18a)及びキー照明装置(18b)を消灯すると共
に、ディスプレイ(15)の表示動作をオンに設定した後、
図5のステップS16に移行する。該ステップS9によ
って、上記表1のケースNo.1及び5において、バック
ライト(18a)及びキー照明装置(18b)が消灯されると共
に、ディスプレイ(15)の表示動作がオンに設定されるこ
とになる。
【0041】これに対し、ステップS10にてイエスと
判断された場合は、ステップS11にて、バックライト
(18a)及びキー照明装置(18b)を10秒間だけ点灯すると
共に、ディスプレイ(15)の表示動作をオンに設定した
後、図5のステップS16に移行する。該ステップS1
1によって、上記表1のケースNo.3及び7において、
バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)がキー入力操
作時点、或いは着信時点から10秒間だけ点灯されると
共に、ディスプレイ(15)の表示動作がオンに設定される
ことになる。
【0042】上記ステップS7にてノーと判断された場
合は、ステップS12に移行して、第2光センサ(30)の
出力値が基準値より大きいか否かを判断し、ノーの場合
は、ステップS15に移行する。又、ステップS12に
てイエスと判断された場合は、ステップS13に移行し
て、第2光センサ(30)の出力値と第1光センサ(3)の出
力値との差が所定値より大きいか否かを判断し、ノーの
場合は、ステップS15に移行する。ステップS15で
は、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)を10秒
間だけ点灯すると共に、ディスプレイ(15)の表示動作を
オンに設定した後、図5のステップS16に移行する。
該ステップS15によって、上記表1のケースNo.4及
び8において、バックライト(18a)及びキー照明装置(18
b)がキー入力操作時点、或いは着信時点から10秒間だ
け点灯されると共に、ディスプレイ(15)の表示動作がオ
ンに設定されることになる。
【0043】これに対し、ステップS13にてイエスと
判断された場合は、ステップS14にて、バックライト
(18a)及びキー照明装置(18b)を10秒間だけ点灯すると
共に、ディスプレイ(15)の表示動作をオンに設定した
後、図5のステップS16に移行する。該ステップS1
4によって上記表1のケースNo.2及び6において、バ
ックライト(18a)及びキー照明装置(18b)がキー入力操作
時点、或いは着信時点から10秒間だけ点灯されると共
に、ディスプレイ(15)の表示動作がオンに設定されるこ
とになる。
【0044】図5のステップS16では、オフフックキ
ーに対する操作があったか否かを判断し、ノーの場合は
ステップS17に移行して、ユーザ操作に応じたキー入
力処理を行なった後、図4のステップS5に戻る一方、
イエスの場合はステップS18に移行して、他の電話機
との通信を確立するための通信確立処理を行なう。この
結果、装置本体は、他の電話機との通信が確立した通信
確立状態となる。
【0045】続いてステップS19では、第1光センサ
(3)及び第2光センサ(30)の出力値を取り込んだ後、ス
テップS20では、キー入力操作が行なわれたか否かを
判断し、ノーの場合は、ステップS21に移行する。
【0046】ステップS21では、第1光センサ(3)の
出力値が基準値よりも大きいか否かを判断し、イエスの
場合はステップS22に移行して、第2光センサ(30)の
出力値が基準値よりも大きいか否かを判断し、イエスの
場合は、ステップS23に移行する。又、ステップS2
2にてノーと判断された場合は、ステップS24に移行
して、第1光センサ(3)の出力値と第2光センサ(30)の
出力値との差が所定値より大きいか否かを判断し、ノー
の場合は、ステップS23に移行する。ステップS23
では、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)を消灯
すると共に、ディスプレイ(15)の表示動作をオンに設定
した後、ステップS19に戻る。該ステップS23によ
って、上記表1のケースNo.13において、バックライ
ト(18a)及びキー照明装置(18b)が消灯されると共に、デ
ィスプレイ(15)の表示動作がオンに設定されることにな
る。
【0047】これに対し、ステップS24にてイエスと
判断された場合は、ステップS25に移行して、前回、
第2光センサ(30)から取り込んだ出力値は基準値よりも
大きかったか否かを判断し、ノーの場合はステップS1
9に戻る一方、イエスの場合は、ステップS26に移行
して、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)を10
秒間だけ点灯すると共に、ディスプレイ(15)の表示動作
をオンに設定した後、ステップS19に戻る。該ステッ
プS26によって、ユーザ周辺の状況が上記表1のケー
スNo.13或いは14からケースNo.15に変化したとき
に、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)がその時
点から10秒間だけ点灯されると共に、ディスプレイ(1
5)の表示動作がオンに設定されることになる。
【0048】上記ステップS21にてノーと判断された
場合は、ステップS27に移行して、第2光センサ(30)
の出力値が基準値より大きいか否かを判断し、イエスの
場合は、ステップS28にて、第2光センサ(30)の出力
値と第1光センサ(3)の出力値との差が所定値より大き
いか否かを判断し、イエスの場合はステップS29に移
行する。ステップS29では、バックライト(18a)及び
キー照明装置(18b)を消灯すると共に、ディスプレイ(1
5)の表示動作をオフに設定した後、ステップS19に戻
る。該ステップS29によって、上記表1のケースNo.
14において、バックライト(18a)及びキー照明装置(18
b)が消灯されると共に、ディスプレイ(15)の表示動作が
オフに設定されることになる。
【0049】上記ステップS27或いはステップS28
にてノーと判断された場合は、ステップS30にて、前
回、第2光センサ(30)から取り込んだ出力値は基準値よ
りも大きかったか否かを判断し、ノーの場合はステップ
S19に戻る一方、イエスの場合は、ステップS31に
移行して、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)を
10秒間だけ点灯すると共に、ディスプレイ(15)の表示
動作をオンに設定した後、ステップS19に戻る。該ス
テップS31によって、ユーザ周辺の状況が上記表1の
ケースNo.13或いは14からケースNo.16に変化した
ときに、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)がそ
の時点から10秒間だけ点灯されると共に、ディスプレ
イ(15)の表示動作がオンに設定されることになる。
【0050】上記ステップS20にてイエスと判断され
た場合は、図6のステップS32に移行して、第1光セ
ンサ(3)の出力値が基準値よりも大きいか否かを判断
し、イエスの場合はステップS33に移行して、第2光
センサ(30)の出力値が基準値よりも大きいか否かを判断
し、イエスの場合は、ステップS34に移行する。又、
ステップS33にてノーと判断された場合は、ステップ
S35に移行して、第1光センサ(3)の出力値と第2光
センサ(30)の出力値との差が所定値より大きいか否かを
判断し、ノーの場合は、ステップS34に移行する。ス
テップS34では、バックライト(18a)及びキー照明装
置(18b)を消灯すると共に、ディスプレイ(15)の表示動
作をオンに設定した後、ステップS41に移行する。該
ステップS34によって、上記表1のケースNo.9にお
いて、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)が消灯
されると共に、ディスプレイ(15)の表示動作がオンに設
定されることになる。
【0051】これに対し、ステップS35にてイエスと
判断された場合は、ステップS36にて、バックライト
(18a)及びキー照明装置(18b)を10秒間だけ点灯すると
共に、ディスプレイ(15)の表示動作をオンに設定した
後、ステップS41に移行する。該ステップS36によ
って、上記表1のケースNo.11において、バックライ
ト(18a)及びキー照明装置(18b)がキー入力操作時点から
10秒間だけ点灯されると共に、ディスプレイ(15)の表
示動作がオンに設定されることになる。
【0052】上記ステップS32にてノーと判断された
場合は、ステップS37に移行して、第2光センサ(30)
の出力値が基準値より大きいか否かを判断し、ノーの場
合は、ステップS40に移行する。又、ステップS37
にてイエスと判断された場合は、ステップS38に移行
して、第2光センサ(30)の出力値と第1光センサ(3)の
出力値との差が所定値より大きいか否かを判断し、ノー
の場合は、ステップS40に移行する。ステップS40
では、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)を10
秒間だけ点灯すると共に、ディスプレイ(15)の表示動作
をオンに設定した後、ステップS41に移行する。該ス
テップS40によって、上記表1のケースNo.12にお
いて、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)がキー
入力操作時点から10秒間だけ点灯されると共に、ディ
スプレイ(15)の表示動作がオンに設定されることにな
る。
【0053】これに対し、ステップS38にてイエスと
判断された場合は、ステップS39にて、バックライト
(18a)及びキー照明装置(18b)を10秒間だけ点灯すると
共に、ディスプレイ(15)の表示動作をオンに設定した
後、ステップS41に移行する。該ステップS39によ
って上記表1のケースNo.10において、バックライト
(18a)及びキー照明装置(18b)がキー入力操作時点から1
0秒間だけ点灯されると共に、ディスプレイ(15)の表示
動作がオンに設定されることになる。
【0054】ステップS41では、前記キー入力操作が
オンフックキーに対する操作であったか否かを判断し、
ノーの場合は、図5のステップS19に戻る。一方、ス
テップS41にてイエスと判断された場合は、ステップ
S42にて、他の電話機との通信を切断するための通信
切断処理を行なった後、図4のステップS3に戻る。こ
の結果、装置本体は、通信確立状態から着信の待機状態
となる。
【0055】上記携帯電話機によれば、周囲が暗く、何
らかの光源の光がユーザの背面からユーザに向けて局所
的に照射されている状況(上記表1のケースNo.3、7、
11及び15)において、バックライト(18a)及びキー照
明装置(18b)が点灯されるので、装置本体の周辺が若
干、明るくなり、かかる状況でユーザが何らかの動作を
行なう上での危険性が緩和される。又、ディスプレイ(1
5)に情報を表示することが無駄な状況、即ち周囲が明る
い状態で、装置本体がユーザの耳元で所持されて通話が
行なわれている状況(上記表1のケースNo.14)におい
て、バックライト(18a)及びキー照明装置(18b)が消灯さ
れると共にディスプレイ(15)の表示動作がオフに設定さ
れるので、無駄な電力の消費が抑制され、電力の有効利
用が図られることになる。この様に、本発明に係る携帯
電話機によれば、周囲の状況に応じて、バックライト(1
8a)及びキー照明装置(18b)を適切なタイミングで自動的
に点灯及び消灯させると共に、ディスプレイ(15)の表示
動作を適切なタイミングで自動的にオン/オフさせるこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話機を前面側から見た斜視
図である。
【図2】上記携帯電話機を背面側から見た斜視図であ
る。
【図3】上記携帯電話機の電気的な構成を表わすブロッ
ク図である。
【図4】上記携帯電話機における制御手続きを表わすフ
ローチャートである。
【図5】図4の第1の分図を表わすフローチャートであ
る。
【図6】図4の第2の分図を表わすフローチャートであ
る。
【図7】従来の携帯電話機を前面側から見た斜視図であ
る。
【符号の説明】
(1) ケーシング (13) アンテナ (14) キー入力装置 (15) ディスプレイ (17) スピーカ (18a) バックライト (18b) キー照明装置 (19) マイクロホン (3) 第1光センサ (30) 第2光センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 賀集 啓臣 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5K023 AA07 BB11 DD06 EE02 GG04 HH05 HH07 LL06 5K027 AA11 BB01 BB17 CC08 FF01 HH00 MM00 MM15 MM17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの前面に送話部及び受話部を
    配備すると共に情報表示装置の表示面を配備した携帯電
    話機において、 情報表示装置の表示面を照明するための照明装置と、 装置本体の前面側の周辺の明るさを検出することが可能
    な位置に配備された第1光検出手段と、 装置本体の背面側の周辺の明るさを検出することが可能
    な位置に配備された第2光検出手段と、 前記第1光検出手段及び第2光検出手段の出力信号に基
    づいて、照明装置の点灯及び消灯を制御する照明制御手
    段とを具えていることを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記照明制御手段は、第1光検出手段に
    よって検出された明るさが第2光検出手段によって検出
    された明るさよりも高い場合に、照明装置を点灯させる
    請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 通話中に、第1光検出手段によって検出
    された明るさが第2光検出手段によって検出された明る
    さよりも低い場合に、照明装置を消灯させる請求項1又
    は請求項2の何れかに記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 更に、前記第1光検出手段及び第2光検
    出手段の出力信号に基づいて、情報表示装置の表示動作
    のオン/オフを制御する表示制御手段を具えている請求
    項1乃至請求項3の何れかに記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、通話中に、第1光
    検出手段によって検出された明るさが第2光検出手段に
    よって検出された明るさよりも低い場合に、情報表示装
    置の表示動作をオフとする請求項4に記載の携帯電話
    機。
JP2000366306A 2000-11-30 2000-11-30 携帯電話機 Expired - Fee Related JP3877515B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000366306A JP3877515B2 (ja) 2000-11-30 2000-11-30 携帯電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000366306A JP3877515B2 (ja) 2000-11-30 2000-11-30 携帯電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002171340A true JP2002171340A (ja) 2002-06-14
JP3877515B2 JP3877515B2 (ja) 2007-02-07

Family

ID=18836954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000366306A Expired - Fee Related JP3877515B2 (ja) 2000-11-30 2000-11-30 携帯電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3877515B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012033997A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Kyocera Corp 携帯端末装置
KR101727486B1 (ko) * 2010-10-25 2017-04-17 삼성전자 주식회사 휴대 단말기의 자세 판단 방법 및 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012033997A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Kyocera Corp 携帯端末装置
KR101727486B1 (ko) * 2010-10-25 2017-04-17 삼성전자 주식회사 휴대 단말기의 자세 판단 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3877515B2 (ja) 2007-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1303113B1 (en) Portable terminal
JP3157796B2 (ja) 携帯電話機
US20040082367A1 (en) Electronic apparatus
KR20000056837A (ko) 조명램프를 가지는 휴대용 무선전화기
JP2001086393A (ja) 移動体通信装置
JPH10271199A (ja) 携帯電話機
JP2891935B2 (ja) 携帯電話装置
JPH0962198A (ja) 表示装置及び携帯端末
JP3877515B2 (ja) 携帯電話機
US6507729B1 (en) Luminescent external dialer for mobile phone
JPH10234079A (ja) 表示機能付き携帯型電話機
JPH09121236A (ja) 携帯電話機
JP3609698B2 (ja) 折り畳み式通信端末機
JP2004104245A (ja) 携帯端末装置
JP2002141993A (ja) 折り畳み型携帯電話機及びその着信時の背面液晶表示方法
JP4140146B2 (ja) 携帯電話
JPH04241549A (ja) 携帯電話機
JP3564349B2 (ja) 携帯電話機のlcd及びled点灯時間可変システム及び方法
JP3896121B2 (ja) 携帯端末装置およびそのバックライト制御方法
JP4336361B2 (ja) 携帯端末
JPH1175240A (ja) 携帯型無線電話機
JPH11205863A (ja) 通話状態報知機能付き移動無線装置
JP3374790B2 (ja) 携帯型電話装置
KR200214781Y1 (ko) 조명램프를 가지는 휴대용 무선전화기
JP2002135368A (ja) 移動電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061010

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061031

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131110

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees