JP2002171235A - 放送文字情報配信システム、放送文字情報配信用サーバおよび放送文字情報配信方法 - Google Patents
放送文字情報配信システム、放送文字情報配信用サーバおよび放送文字情報配信方法Info
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Abstract
い可能とする。 【解決手段】 放送文字情報配信用サーバ100からパ
ーソナルコンピュータ300に文字情報をテレビ放送と
は別の通信系統で配信する。
Description
声を音声認識し、その音声認識結果。たとえば、字を放
送文字情報として配信する音声認識結果配信システム、
音声認識結果配信用サーバおよび音声認識結果配信方法
に関する。
に設置した音声認識装置によって、放送文字情報を生成
し、また、非リアルタイム番組については、事前に字幕
原稿を作成して、上記放送文字情報や字幕原稿を文字多
重放送の形態で送信装置から受信装置に送信している。
受信装置側では、受信した文字多重放送に基き、映像と
字幕を表示している。
実施している音声認識を利用したニュース字幕放送の形
態を示す。図1において、放送音声(アナウンサーの
声)6は音声認識装置1により音声認識される。音声認
識結果が放送文字情報として文字多重放送用の信号に変
換されて、映像信号に文字多重放送エンコーダ7により
多重化される。文字多重放送エンコーダ7の出力が放送
電波8を介して送信される。
デル・発音辞書4を使用して音声認識を行う。音響モデ
ルは音声を分析して得られる音響データと、音声の読み
(発音)とを互いに関連付けて記載した情報ファイルで
ある。このような音声認識装置としては特開平6−14
12240号公報が知られている。
のつながりの割合を単語に関連付けて記載した情報ファ
イルである。発音辞書は読みに対応する漢字(かな混じ
り漢字やひらがなの文字列を含む)を記載した情報ファ
イルである。発音辞書は漢字辞書や単語辞書とも呼ばれ
る。音響モデルは、アナウンサーの音声(信号)を記憶
したデータベース3の登録音声から作成される。言語モ
デルや発音辞書はニュース原稿5に基き作成される。
って、放送電波から文字多重放送の信号を取出して放送
文字情報およテレビ映像信号を再現する。放送文字情報
およびテレビ映像信号が字幕表示装置(たとえば、テレ
ビ受像機)で合成されて、表示される。
字多重放送を利用して実施されているが、放送文字情報
を文字データとして取出すことは容易ではない。また、
字幕表示装置10に表示される放送文字情報の文字の大
きさは、固定であり、ユーザが自由に変更することはで
きない。
に対応した放送文字情報を放送とは別個にユーザに提供
することができる放送文字情報配信システム、音声認識
結果配信用サーバおよび音声認識結果配信方法を提供す
ることにある。
るために、請求項1の発明は、放送で使用される音声の
内容を示す放送文字情報を配信可能な放送文字情報配信
用サーバと、前記放送文字情報配信用サーバが提供する
放送文字情報を、放送とは別の通信系統で受信する情報
処理機器とを具えたことを特徴とする。
文字情報配信システムにおいて、前記放送文字情報配信
用サーバには音声認識装置が接続されており、前記音声
認識装置により前記音声を音声認識して放送文字情報を
作成することを特徴とする。
の内容を示す放送文字情報を配信可能な放送文字情報配
信用サーバにおいて、クライアントからの放送文字情報
の要求を受け付ける手段と、当該要求に応じて前記放送
文字情報を、放送とは別の通信系統で送信する送信手段
とを具えたことを特徴とする。
文字情報配信サーバにおいて、該放送文字情報配信用サ
ーバには音声認識装置が接続されており、前記音声認識
装置により前記音声を音声認識して放送文字情報を作成
することを特徴とする。
の内容を示す放送文字情報を放送文字情報配信サーバか
ら配信し、前記放送文字情報配信用サーバが提供する放
送文字情報を、放送とは別の通信系統で情報処理装置に
より受信することを特徴とする。
文字情報配信方法において、前記放送文字情報配信用サ
ーバには音声認識装置が接続されており、前記音声認識
装置により前記音声を音声認識して放送文字情報を作成
することを特徴とする。
施形態を詳細に説明する。
の送信機に送られるだけでなく、リアルタイム番組の場
合には、音声信号が音声認識装置12に送られる。非リ
アルタイム番組の場合には、事前原稿13がパーソナル
コンピュータの文書処理機能により作成されて文字コー
ド情報の形態(いわゆる文字情報)に文字化される。音
声認識装置12の音声認識結果または事前原稿は文字コ
ード列の形態でLAN(広域ネットワーク)15および
インターネットやデータチャンネルを介してユーザのパ
ーソナルコンピュータに送られる。パーソナルコンピュ
ータ18は受信した音声認識結果を内部/または外部の
記憶装置20に記憶することができる。
ータ19のディスプレイ(文字表示装置)19や映像/
音声装置(テレビ等)17により受信した文字情報を表
示する。なお、リアルタイム放送の音声認識結果を表示
させる場合には、パーソナルコンピュータ18で、テレ
ビ等から受信したテレビ映像信号とインターネット等か
ら受信した文字情報を合成して放送文字情報として表示
することができる。テレビ映像信号は放送映像・音声1
1またはデータ放送16から得られる。なお、音声認識
装置は図1で示した音響モデル等を使用する音声認識装
置とすることができる。
図3において、放送文字情報配信用サーバ100および
音声認識装置101は放送局側に設置されている。音声
認識装置は、放送信号の中の音声信号を入力し、従来と
同様の音声認識処理を行い、文字コード形態の音声認識
結果を放送文字情報配信用サーバ100に出力する。
されているサーバ用の汎用コンピュータを使用すること
ができる。放送文字情報配信用サーバ100には、イン
ターネット等の通信ネットワーク201を介して通信を
行うための通信用プログラム、たとえば、WEBサーバ
と呼ばれる通信用プログラムと、ゲートウェイプログラ
ムを有する。
情報配信用サーバ100内のハードディスクに保存され
ているHTML文書の中のユーザのパーソナルコンピュ
ータ300から指示されたHTML文書をパーソナルコ
ンピュータ300に送信する処理、パーソナルコンピュ
ータ300から送信された情報処理命令をゲートウェイ
プログラムに引き渡す処理を有する。通信プログラムも
市販のプログラムを使用することができる。
ソナルコンピュータ300から送られた情報処理命令を
実行する。ゲートウェイプログラムも市販のプログラム
を使用することができるが、このプログラムにより実行
する文字情報の配信処理が新規特徴となる。
は、インターネットを想定しているが、一般公衆電話回
線その他、通信を行うことができる有線、無線等の放送
電波とは異なる通信系統を使用することができる。
あるいは放送局の支局などに配置される。パーソナルコ
ンピュータ300はクライアント(サーバと対となる用
語)として動作する。パーソナルコンピュータ300に
はブラウザと呼ばれ、情報配信用サーバ100上のHT
ML文書を読み出し、表示する通信プログラムと、放送
文字情報とテレビ映像信号を合成して表示する画像処理
用プログラムが搭載されている。
受像機301が接続されており、パーソナルコンピュー
タ301は、テレビ受像機からテレビ映像信号を入力す
る。後述するが、放送文字情報配信用サーバ100から
配信された放送文字情報と、テレビ受像機301から入
力したテレビ映像信号がパーソナルコンピュータ300
で合成されてパーソナルコンピュータ300のディスプ
レイに表示される。
6を参照して説明する。図4は放送文字情報配信サーバ
100の動作手順を示す。図5はパーソナルコンピュー
タ300の動作手順を示す。図6はパーソナルコンピュ
ータ300のディスプレイの放送文字情報選択画面を示
す。
提供する文字情報の配信サービスは会員制を採ってお
り、会員のユーザにはログイン用のユーザIDとパスワ
ードが予め割り当てられているものとする。
搭載されいるブラウザを使用して、放送文字情報配信用
サーバ100にアクセスする。このアクセスに応じて、
放送文字情報配信用サーバ100は、ログイン用のユー
ザIDおよびパスワードを促すHTML文書をパーソナ
ルコンピュータ300に送信する。パーソナルコンピュ
ータ300は送信されたユーザID入力用のHTML文
書をディスプレイに表示してユーザによるユーザIDと
パスワードの入力を受け付ける。受け付けたユーザID
とパスワードがパーソナルコンピュータ300から放送
文字情報配信用サーバ100に送られる。
Bサーバを介してゲートウェイプログラムに受信したユ
ーザIDとパスワードを引き渡す。ゲートウェイプログ
ラムにより内部ハードディスクに登録されているユーザ
IDおよびパスワードと、受信したユーザIDとパスワ
ードによる個人認証が行われる。ユーザIDおよびパス
ワードが一致した場合に、パーソナルコンピュータ30
0の放送文字情報配信用サーバ100に対するログイン
が許可される(図4のステップS10,図5のステップ
S100)。
送文字情報配信用サーバ100から、パーソナルコンピ
ュータ300に送られる。パーソナルコンピュータ30
0は、受信したHTML文書をブラウザにより図6に示
すようにディスプレイに表示する。
類を示す案内情報であり、たとえば、リアルタイムで放
送文字情報を提供する場合、テレビチャンネルを示す文
字列、非リアルタイムで放送文字情報を提供する場合に
は、テレビ番組名を示す文字列が案内情報として使用さ
れる。
ボタンスイッチであり、ユーザがマウスを操作して、こ
のスイッチを操作すると、操作されたボタンスイッチに
対応する放送文字情報の送信指示命令がパーソナルコン
ピュータ300から放送文字情報配信用サーバ100に
送られる。
サーバがこの送信指示命令を受け取ると、ゲートウェイ
プログラムに送信指示命令を引き渡す。ゲートウェイプ
ログラムは、引き渡された送信指示命令の示す種類の放
送文字情報(パーソナルコンピュータ300側で選択さ
れた放送文字情報)を、取り出して、WEBサーバを介
してパーソナルコンピュータに送信する(図4のステッ
プS20→S30)。
リアルタイムでの放送文字情報、たとえば、現在放送さ
れているニュース番組の字幕情報の場合は、ニュース番
組放送の音声用の音声認識装置101からアナウンサー
の音声の音声認識結果を入力し、パーソナルコンピュー
タ300に送信する。
信が指示された場合には、ゲートウェイプログラムは、
放送文字情報配信用サーバ100内のハードディスクに
保存されている指示された放送文字情報、たとえば、ニ
ュース番組のアナウンサーの放送用原稿をユーザのパー
ソナルコンピュータ300に送信する(図4のステップ
S40)。
ップS120で受け取ったパーソナルコンピュータ30
0は、テレビ受像機301から所望のテレビ映像信号を
入力し、画像処理用プログラムにより、受信した放送文
字情報とテレビ映像信号を合成する。より具体的には、
文字コード形態の放送文字情報を、文字コードに対応す
る文字のイメージに変換した後、文字のイメージをテレ
ビ映像信号中に合成する。この合成処理はパーソナルコ
ンピュータ上のビデオメモリ上で行われる。
ーソナルコンピュータ300のディスプレイに表示され
る(図5のステップS130→S140)。
ライアント300が受信した場合には、テレビ映像に変
わり、予めパーソナルコンピュータ300内に用意して
いる静止画イメージ、あるいは放送文字情報配信用サー
バ100から受信した静止画イメージと、受信した放送
文字情報を合成して、合成イメージをディスプレイに表
示させる(図5のステップS130→S140)。
ーザが終了を指示するまで、放送文字情報配信用サーバ
100は図4のステップ30〜S40の処理を繰り返し
て放送文字情報を送信する。クライアント300は図5
のステップ120〜S150の処理を繰り返す。
るテレビ放送とその放送文字情報や過去に放送されたテ
レビ放送の放送文字情報をディスプレイで目視で見るこ
とができる。
ことができる。
文字情報を字幕情報として合成する例であったが、放送
文字情報を文書としてパーソナルコンピュータ300で
受信することができる。この場合は、図6の表示画面の
中に、単に文書としての放送文字情報を案内する。ボタ
ンスイッチ201により文書としての放送文字情報がユ
ーザにより選択された場合、放送文字情報配信用サーバ
100から送られる放送文字情報をパーソナルコンピュ
ータ300により内部のハードディスクに保存する。
しておくことにより、ユーザは、字幕情報付テレビ映像
を見ることができるだけでなく、ハードディスクに記憶
された文字情報を、ワープロソフトなどにより文字の大
きさを変換して、ディスプレイに表示させることができ
る。
置101を番組/または放送チャンネルごとに用意して
いるが、音声認識装置をパーソナルコンピュータに搭載
された音声認識プログラムにより実現してもよい。
受信する情報処理機器としてパーソナルコンピュータを
説明したが、通信機能を有する他の情報処理機器、たと
えば、携帯電話、携帯用情報端末、テレビ受像機、サー
バ等各種の情報処理機器を使用することができる。
ば、たとえば、テレビ放送電波とは別のインタネットな
どの通信系統により字幕などの放送文字情報を提供でき
るので、放送文字情報を受信する情報処理機器では、放
送文字情報をテレビ映像と合成したり、放送文字情報を
単独で表示し、また、放送文字情報の事態をワープロソ
フトにより変更することも可能となる。また、情報処理
機器として携帯電話を使用すると、任意の場所で、リア
ルタイムで放送されているニュースを文字の形態の文字
情報で知ることができる。
る。
ブロック図である。
ブロック図である。
ローチャートである。
タの動作手順を示すフローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 放送で使用される音声の内容を示す放送
文字情報を配信可能な放送文字情報配信用サーバと、 前記放送文字情報配信用サーバが提供する放送文字情報
を、放送とは別の通信系統で受信する情報処理機器とを
具えたことを特徴とする放送文字情報配信システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の放送文字情報配信シス
テムにおいて、前記放送文字情報配信用サーバには音声
認識装置が接続されており、前記音声認識装置により前
記音声を音声認識して放送文字情報を作成することを特
徴とする放送文字情報配信システム。 - 【請求項3】 放送で使用される音声の内容を示す放送
文字情報を配信可能な放送文字情報配信用サーバにおい
て、 クライアントからの放送文字情報の要求を受け付ける手
段と、 当該要求に応じて前記放送文字情報を、放送とは別の通
信系統で送信する送信手段とを具えたことを特徴とする
放送文字情報配信サーバ。 - 【請求項4】 請求項3に記載の放送文字情報配信サー
バにおいて、該放送文字情報配信用サーバには音声認識
装置が接続されており、前記音声認識装置により前記音
声を音声認識して放送文字情報を作成することを特徴と
する放送文字情報配信サーバ。 - 【請求項5】 放送で使用される音声の内容を示す放送
文字情報を放送文字情報配信サーバから配信し、 前記放送文字情報配信用サーバが提供する放送文字情報
を、放送とは別の通信系統で情報処理装置により受信す
ることを特徴とする放送文字情報配信方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載の放送文字情報配信方法
において、前記放送文字情報配信用サーバには音声認識
装置が接続されており、前記音声認識装置により前記音
声を音声認識して放送文字情報を作成することを特徴と
する放送文字情報配信方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000365815A JP4326686B2 (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 放送番組文字情報配信システム、放送番組文字情報配信用サーバおよび放送番組文字情報配信方法 |
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Publications (2)
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JP2002171235A true JP2002171235A (ja) | 2002-06-14 |
JP4326686B2 JP4326686B2 (ja) | 2009-09-09 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007202065A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Daikin Ind Ltd | 放送画像生成方法、放送画像生成プログラム及び放送画像生成装置 |
JP2016111530A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | 関西テレビ放送株式会社 | 字幕送出装置及びその制御プログラム、並びに字幕配信システム |
-
2000
- 2000-11-30 JP JP2000365815A patent/JP4326686B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4544166B2 (ja) * | 2006-01-30 | 2010-09-15 | ダイキン工業株式会社 | 放送画像生成方法、放送画像生成プログラム及び放送画像生成装置 |
JP2016111530A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | 関西テレビ放送株式会社 | 字幕送出装置及びその制御プログラム、並びに字幕配信システム |
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