JP2002171117A - 平面アンテナ - Google Patents
平面アンテナInfo
- Publication number
- JP2002171117A JP2002171117A JP2000366710A JP2000366710A JP2002171117A JP 2002171117 A JP2002171117 A JP 2002171117A JP 2000366710 A JP2000366710 A JP 2000366710A JP 2000366710 A JP2000366710 A JP 2000366710A JP 2002171117 A JP2002171117 A JP 2002171117A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiating element
- substrate
- power supply
- pattern forming
- planar antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
互干渉しにくくする。 【解決手段】 基板18の一方の面全域がアース面26とさ
れ、他方の面がパターン形成面24とし、アース面26から
浮いた状態でアース面26側に放射素子28が取り付けら
れ、パターン形成面24に給電ライン38が形成され、基板
18を給電具38が貫通し、放射素子28と給電ライン38とを
接続する。
Description
平面アンテナに関する。
のがあった。この平面アンテナでは、一方の面がアース
面とされ、他方の面が例えばエッチング等によってパタ
ーン形成可能なパターン形成面とされた基板2が準備さ
れ、図4に示すように、パターン形成面に、複数の放射
素子4と、これら放射素子2を接続する給電ライン46
が形成されている。これら放射素子4及び給電ライン6
は、アース面と組み合さって、マイクロストリップアン
テナ及びマイクロストリップラインとして動作する。
ナでは、放射素子4及び給電ライン6が、同一のパター
ン形成面上に存在している。そのため、放射素子4と給
電ライン6とが相互干渉を発生しやすかった。また、給
電ライン6からの不要放射が、アンテナ特性に影響を与
えることもあった。
干渉しにくくい平面アンテナを提供することを目的とす
る。また、本発明は、更に、給電ラインからの不要放射
を抑えることもできる平面アンテナを提供することも目
的とする。
ナは、基板を有している。この基板は、一方の面全域が
アース面とされ、他方の面がパターン形成面とされてい
る。基板は、平板状のものであれば、多角形、円形等の
種々の形状とすることができる。アース面から浮いた状
態で、アース面側に放射素子が取り付けられている。放
射素子は、導電性であり、所定の周波数の電波を送受信
可能に形状が選択されている。放射素子は、複数設ける
こともできるし、1つだけ設けることもできる。基板の
パターン形成面、即ち、放射素子が設けられているアー
ス面と反対側の面に給電ラインが形成されている。この
給電ラインは、例えば送信機または受信機を、この平面
アンテナに接続するためのものである。基板を貫通し
て、放射素子と前記給電ラインとを給電具が接続してい
る。
ーン形成面に、放射素子がアース面に、それぞれ形成さ
れている。パターン形成面とアース面とは基板の反対側
の面である。従って、給電ラインと放射素子とは互いに
反対側の面にあり、給電ラインからの放射が、放射素子
に影響することは殆どなく、また放射素子からの放射が
給電ラインに影響することも殆どない。
電性容器を設けることができる。この容器の開口をパタ
ーン形成面で被っている。
は、導電性容器とアース面とによって形成されたシール
ドケース内に収容された状態となる。従って、給電ライ
ンからの放射が、放射素子に影響することを確実に阻止
することができるし、逆に放射素子からの放射が、シー
ルドケース内の給電ラインに影響することも確実に阻止
することができる。
施形態は、図2に示すように概略八角形状のケース10
を有している。このケース10は、例えば合成樹脂製
で、八角形状の開口を有している。
電性の短円筒12が配置されている。この短円筒12
は、ケース10の内周面に接して配置されている。この
短円筒12は、例えば金属製で、図1に示すように、ケ
ース10の内面に配置されたボス14、14にネジ16
によって底壁が固定されている。この短円筒12も円形
の開口を有し、この開口は、ケース10の開口とほぼ同
一面に位置している。
板18が開口上に取り付けられている。基板18は、短
円筒12の開口とほぼ一致する円板状に形成されてい
る。この基板18は、短円筒12の開口に所定角度ごと
に形成されたタブ20と、このタブ20に挿通されるネ
ジ22によって、固定されている。
し、その一方の面は、パターン形成面24であり、他方
の面がアース面26である。パターン形成面24は、例
えばエッチングによって所定のパターンを形成すること
ができるように金属箔が被着されているものである。ア
ース面26は、アースとして使用する金属箔がその全域
に亘って被着されている。パターン形成面24が、短円
筒12の内面側を向くように配置されている。
数、例えば5つの放射素子28が、所定の間隔をおいて
2列に設けられている。一列は、互いに予め定めた距離
だけ隔てて配置された2つの放射素子28からなり、2
列は、互いに予め定めた距離だけ隔てて配置された3つ
の放射素子28からなる。各放射素子28は、いずれも
同一形状、例えば矩形状に形成されている。これら各放
射素子28の各辺の長さは、送受信しようとする電波の
波長に応じて選択されている。
浮いた状態で取り付けられている。即ち、図1に示すよ
うに各放射素子28の中央に挿通されたネジ30が、放
射素子28の下面とアース面26とに接触するように配
置されたスペーサ32内を通り、基板18のパターン形
成面24側に突出して、ナット34によって固定されて
いる。
給電点とされ、これらにそれぞれ給電具、例えば給電ピ
ン36の一端が半田付けされている。これら給電ピン3
6の他端は、基板18を貫通してパターン形成面24に
突出している。
は、各給電ピン36の他端を互いに繋ぎ、一本に纏める
ように給電ライン38が形成されている。給電ライン3
8は、その直線状部38aにおいて、各放射素子28で
受信された信号が同相となるように、途中の幅寸法及び
長さ寸法が選択されている。即ち、各放射素子28は、
平面アレイアンテナに構成されている。図1及び図2に
示すように、給電ライン38の直線状部38aの末端に
対応させて、コネクタ40が取り付けられている。
ように、概略八角形状のカバー42が、ケース10の開
口に取り付けられている。
る場合、各放射素子に電波が到来し、各放射素子28
は、アース面26と組み合さってマイクロストリップア
ンテナとして動作し、受信した電波を電気信号に変換す
る。これら電気信号は、給電ピン36を介して給電ライ
ン38に供給され、給電ライン38はアース面26と組
み合さって、マイクロストリップラインとして動作し、
電気信号は、この給電ライン38を伝送される間に、同
相とされ、給電ライン38の直線状部38aからコネク
タ40を介して出力される。
放射素子28が設けられ、アース面26とは反対側の面
であるパターン形成面24に給電ライン38が設けられ
ている。従って、放射素子28からの放射は、給電ライ
ン38を伝送されている信号に対して影響を与えにく
い。逆に、給電ライン38を伝送されている信号からの
放射も、放射素子28で受信されている信号に対して影
響を与えにくい。しかも、給電ライン38は、短円筒1
2と基板18のアース面26とによって形成されたシー
ルドケース内に収容されている。従って、給電ライン3
8からの放射は、放射素子28での受信にいっそう影響
を与えにくく、放射素子28からの放射も、給電ライン
38での伝送にいっそう影響を与えにくい。よって、こ
の平面アンテナのアンテナ特性は良好となる。
8を用いたが、その個数は任意に変更することができ、
最低限度1つだけ放射素子28を設けてもよい。但し、
放射素子の個数を変更した場合、個数の変更に応じて、
伝送ライン28のパターンも変更する必要がある。ま
た、放射素子28として矩形のものを使用したが、アー
ス面26から浮いた状態で使用することができるもので
あれば、公知の種々のものを使用することもできる。給
電具として給電ピン36を用いたが、これに限ったもの
ではなく、例えば放射素子28と一体に形成した金属板
を給電具として使用してもよい。基板18には円板状の
ものを使用したが、これに限ったものではなく、例えば
矩形、三角形等種々の形状とすることができる。但し、
基板18の形状の変更に伴い、導電性容器としては、短
円筒12に代えて、変更された基板の形状に対応する開
口を有するものとする必要がある。また給電ライン38
及び放射素子28から他方への放射の影響を、これらを
互いに反対側の面に設けたことのみによって軽減できる
場合には、短円筒12は不要である。なお、アース面側
にコネクタ40を設けたが、パターン形成面24におけ
る給電ライン38の直線状部38aの先端に設けてもよ
い。
インと放射素子の相互干渉を軽減することができるの
で、アンテナ特性を良好にすることができる。
図である。
態の部分破断正面図である。
背面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一方の面全域がアース面とされ、他方の
面がパターン形成面とされた基板と、 前記アース面から浮いた状態で前記アース面側に取り付
けられた放射素子と、 前記パターン形成面に形成された給電ラインと、 前記基板を貫通して、前記放射素子と前記給電ラインと
を接続する給電具とを、具備する平面アンテナ。 - 【請求項2】 請求項1記載の平面アンテナにおいて、
前記基板に対応する形状の開口を有する導電性容器を設
け、この容器の前記開口を前記パターン形成面で被った
平面アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000366710A JP4623534B2 (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 平面アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000366710A JP4623534B2 (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 平面アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002171117A true JP2002171117A (ja) | 2002-06-14 |
JP4623534B2 JP4623534B2 (ja) | 2011-02-02 |
Family
ID=18837284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000366710A Expired - Fee Related JP4623534B2 (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 平面アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4623534B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004208151A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Dx Antenna Co Ltd | 2周波数共用アンテナ |
KR100963398B1 (ko) | 2002-12-12 | 2010-06-14 | 마스프로 뎅꼬 가부시끼가이샤 | 평면 안테나 소자 및 송신 안테나 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0438114U (ja) * | 1990-07-27 | 1992-03-31 | ||
JPH05145327A (ja) * | 1991-11-18 | 1993-06-11 | Nec Corp | マイクロストリツプアンテナ |
JPH06152237A (ja) * | 1992-10-29 | 1994-05-31 | Nippon Avionics Co Ltd | パッチアンテナ装置 |
JPH09223912A (ja) * | 1996-02-15 | 1997-08-26 | Matsushita Electric Works Ltd | アンテナユニット |
JPH10209739A (ja) * | 1997-01-21 | 1998-08-07 | Nec Corp | 逆f形アンテナ |
JPH114118A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-06 | Fujitsu Ltd | アンテナ素子を内蔵する半導体モジュール |
-
2000
- 2000-12-01 JP JP2000366710A patent/JP4623534B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0438114U (ja) * | 1990-07-27 | 1992-03-31 | ||
JPH05145327A (ja) * | 1991-11-18 | 1993-06-11 | Nec Corp | マイクロストリツプアンテナ |
JPH06152237A (ja) * | 1992-10-29 | 1994-05-31 | Nippon Avionics Co Ltd | パッチアンテナ装置 |
JPH09223912A (ja) * | 1996-02-15 | 1997-08-26 | Matsushita Electric Works Ltd | アンテナユニット |
JPH10209739A (ja) * | 1997-01-21 | 1998-08-07 | Nec Corp | 逆f形アンテナ |
JPH114118A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-06 | Fujitsu Ltd | アンテナ素子を内蔵する半導体モジュール |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100963398B1 (ko) | 2002-12-12 | 2010-06-14 | 마스프로 뎅꼬 가부시끼가이샤 | 평면 안테나 소자 및 송신 안테나 |
JP2004208151A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Dx Antenna Co Ltd | 2周波数共用アンテナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4623534B2 (ja) | 2011-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10749263B2 (en) | Printed circuit board mounted antenna and waveguide interface | |
CN108417995B (zh) | 用于5g移动通信的天线单元及阵列天线 | |
JP5712964B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP2005512347A5 (ja) | ||
JP2001339226A (ja) | アンテナ装置 | |
KR20040077052A (ko) | 광대역 슬롯 안테나 및 그를 이용한 슬롯 배열 안테나 | |
US20010015703A1 (en) | Antenna device and an antenna assembly | |
US6492950B2 (en) | Patch antenna with dielectric separated from patch plane to increase gain | |
US6486847B1 (en) | Monopole antenna | |
US20120146876A1 (en) | Surface mount device antenna module | |
JPH06334421A (ja) | 基板実装アンテナを有する無線通信製品 | |
JPH0955621A (ja) | アレーアンテナ | |
KR20060035942A (ko) | 금속 패치를 이용한 원형편파 패치 안테나 및 이를 이용한송/수신 배열 안테나 | |
CN111200191B (zh) | 天线结构及具有该天线结构的无线通信装置 | |
JP2765556B2 (ja) | マイクロストリップアンテナ | |
JP4623534B2 (ja) | 平面アンテナ | |
JPH027703A (ja) | 平面アンテナ | |
JP3764289B2 (ja) | マイクロストリップアンテナ | |
KR20050075966A (ko) | 전방향 방사 안테나 | |
CN112889183B (zh) | 波束控制天线结构和包括所述结构的电子设备 | |
JP2521193B2 (ja) | 円−直線偏波変換器 | |
JP2004056276A (ja) | パッチアンテナ | |
JP2751304B2 (ja) | アンテナの給電装置 | |
JPH0537229A (ja) | マイクロストリツプアンテナ | |
WO2021098793A1 (zh) | 天线装置、芯片和终端 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071102 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100413 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101027 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101028 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |