JP2002171047A - 電子機器およびフラットケーブル実装方法 - Google Patents
電子機器およびフラットケーブル実装方法Info
- Publication number
- JP2002171047A JP2002171047A JP2000367892A JP2000367892A JP2002171047A JP 2002171047 A JP2002171047 A JP 2002171047A JP 2000367892 A JP2000367892 A JP 2000367892A JP 2000367892 A JP2000367892 A JP 2000367892A JP 2002171047 A JP2002171047 A JP 2002171047A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat
- flat cables
- cable
- cables
- flat cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 余計な部品を用いることなく簡単安価な構成
によりフラットケーブルの配置構成によって放射ノイズ
を減衰させる。 【解決手段】 それぞれ2個のコネクタ106、106
を有する基板104、105をフラットケーブル10
2、103で接続する構成において、フラットケーブル
102、103を重ねて(101)配置する。フラット
ケーブル102、103の重なりあった領域(101)
には、所定間隔の絶縁ギャップ(201)、あるいは導
体部材から成る遮蔽層(301)を配置する。
によりフラットケーブルの配置構成によって放射ノイズ
を減衰させる。 【解決手段】 それぞれ2個のコネクタ106、106
を有する基板104、105をフラットケーブル10
2、103で接続する構成において、フラットケーブル
102、103を重ねて(101)配置する。フラット
ケーブル102、103の重なりあった領域(101)
には、所定間隔の絶縁ギャップ(201)、あるいは導
体部材から成る遮蔽層(301)を配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板間で信号
を伝送する複数のフラットケーブルを有する電子機器、
および電子機器の回路基板間に信号を伝送する複数のフ
ラットケーブルを配置するフラットケーブル実装方法に
関するものである。
を伝送する複数のフラットケーブルを有する電子機器、
および電子機器の回路基板間に信号を伝送する複数のフ
ラットケーブルを配置するフラットケーブル実装方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の電子装置から放
射される電磁波によって他の電子機器が障害を起こすこ
とが問題となっている。このため、電子装置から放射さ
れる放射妨害波のレベルをVCCI(情報処理装置等電
波障害自主協議会)で定める規格値以下に抑えるように
自主規制されている。
射される電磁波によって他の電子機器が障害を起こすこ
とが問題となっている。このため、電子装置から放射さ
れる放射妨害波のレベルをVCCI(情報処理装置等電
波障害自主協議会)で定める規格値以下に抑えるように
自主規制されている。
【0003】これら放射妨害波の要因としては、発生源
である電子機器の電子回路部分と、放射源である電子機
器間の信号を伝送するケーブルや、筐体等の金属部材が
ある。
である電子機器の電子回路部分と、放射源である電子機
器間の信号を伝送するケーブルや、筐体等の金属部材が
ある。
【0004】これらの要因のうち、電子機器の電子回路
部分に関しては、シミュレーション等が進み、放射ノイ
ズ対策は比較的良好に行なえるようになってきたが、ケ
ーブルや筐体では設定要因で変動が大きく、現場での対
策に頼っているのが現状である。
部分に関しては、シミュレーション等が進み、放射ノイ
ズ対策は比較的良好に行なえるようになってきたが、ケ
ーブルや筐体では設定要因で変動が大きく、現場での対
策に頼っているのが現状である。
【0005】ケーブル廻りの具体的なノイズ低減方法と
しては、シールドケーブルを使用するほか、フラットケ
ーブルの場合はフェライトコアを用いたり、ケーブル内
の信号線とグランド線の配置を工夫するものが知られて
いる。
しては、シールドケーブルを使用するほか、フラットケ
ーブルの場合はフェライトコアを用いたり、ケーブル内
の信号線とグランド線の配置を工夫するものが知られて
いる。
【0006】たとえば、特開平10−261276号
は、フラットケーブルにフェライトコアを装着してノイ
ズ低減をはかる場合に、フェライトコアの装着を容易に
行なえるようにした構造を開示する。フラットケーブル
に使用されるフェライトコアは、ケーブルの幅が広いた
めに、大型となってしまい、コスト高となる難点があ
る。
は、フラットケーブルにフェライトコアを装着してノイ
ズ低減をはかる場合に、フェライトコアの装着を容易に
行なえるようにした構造を開示する。フラットケーブル
に使用されるフェライトコアは、ケーブルの幅が広いた
めに、大型となってしまい、コスト高となる難点があ
る。
【0007】特公平11−162265号は差動伝送用
のフラットケーブル内の信号配置を工夫してノイズ低減
をはかる構成を示したものである。このような構成は単
一のフラットケーブルについては有効であるが、ケーブ
ルが2本になると、それぞれ相手側のケーブルがグラン
ドとして働き、両者を含めた系でループ状に広がった電
流が流れ、放射ノイズが増加することが考えられる。
のフラットケーブル内の信号配置を工夫してノイズ低減
をはかる構成を示したものである。このような構成は単
一のフラットケーブルについては有効であるが、ケーブ
ルが2本になると、それぞれ相手側のケーブルがグラン
ドとして働き、両者を含めた系でループ状に広がった電
流が流れ、放射ノイズが増加することが考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来では、基板間ケー
ブルからの放射ノイズを防止するために、高価なシール
ドケーブルを使用したり、フェライト製のコアを使用し
たり両者を併用したりしている事が多い。しかしなが
ら、ケーブルが長かったり、使用周波数が高くなると、
これらの従来技術を単独で、あるいは組み合わせて用い
るだけでは放射ノイズのレベルを下げることが難しくな
っているのが現状である。
ブルからの放射ノイズを防止するために、高価なシール
ドケーブルを使用したり、フェライト製のコアを使用し
たり両者を併用したりしている事が多い。しかしなが
ら、ケーブルが長かったり、使用周波数が高くなると、
これらの従来技術を単独で、あるいは組み合わせて用い
るだけでは放射ノイズのレベルを下げることが難しくな
っているのが現状である。
【0009】本発明の課題は上記の問題を解決し、余計
な部品を用いることなく簡単安価な構成によりフラット
ケーブルの配置構成によって放射ノイズを減衰させるこ
とにある。
な部品を用いることなく簡単安価な構成によりフラット
ケーブルの配置構成によって放射ノイズを減衰させるこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明においては、電子機器の回路基板間で信号を
伝送する複数のフラットケーブルを配置する場合、前記
フラットケーブルのうち一のフラットケーブルを他のフ
ラットケーブル上に重ねて配置する構成を採用した。
め、本発明においては、電子機器の回路基板間で信号を
伝送する複数のフラットケーブルを配置する場合、前記
フラットケーブルのうち一のフラットケーブルを他のフ
ラットケーブル上に重ねて配置する構成を採用した。
【0011】あるいはさらに、前記の重ねて配置される
複数のフラットケーブルが所定間隔の絶縁ギャップを介
して重ねて配置される構成を採用した。
複数のフラットケーブルが所定間隔の絶縁ギャップを介
して重ねて配置される構成を採用した。
【0012】あるいはさらに、前記の重ねて配置される
複数のフラットケーブルが前記回路基板間のグラウンド
を相互に接続する導体部材から成る遮蔽層を挟んで重ね
て配置される構成を採用した。
複数のフラットケーブルが前記回路基板間のグラウンド
を相互に接続する導体部材から成る遮蔽層を挟んで重ね
て配置される構成を採用した。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明においては、電子機器内の
基板間を伝送する複数のフラットケーブルの構成におい
て、一方のフラットケーブルを長くして、ケーブル部分
を他方のフラットケーブル上に重ねて配置する構造を用
いる。
基板間を伝送する複数のフラットケーブルの構成におい
て、一方のフラットケーブルを長くして、ケーブル部分
を他方のフラットケーブル上に重ねて配置する構造を用
いる。
【0014】図7、図8は、2つの回路基板(以下では
単に基板という)間の2本の横に並べたフラットケーブ
ルによる帰還電流の状態をEMスキャンを使用して近傍
磁界分布を調べる実験の様子を示したものである。
単に基板という)間の2本の横に並べたフラットケーブ
ルによる帰還電流の状態をEMスキャンを使用して近傍
磁界分布を調べる実験の様子を示したものである。
【0015】図7は、基板104と105間にフラット
ケーブル102と103を弛みなく最短の経路で配置し
たものである。フラットケーブル内の信号構成は16芯
で2番ピン(端から2番目)がクロック用、その左右に
グランドを配置したものとなっている(後述の図6参
照)。信号の入力は後述の実施形態と同様に30MHz
で120dBμVの強度で行なった。測定はEMSCA
Nを使用して近傍磁界分布を測定した。
ケーブル102と103を弛みなく最短の経路で配置し
たものである。フラットケーブル内の信号構成は16芯
で2番ピン(端から2番目)がクロック用、その左右に
グランドを配置したものとなっている(後述の図6参
照)。信号の入力は後述の実施形態と同様に30MHz
で120dBμVの強度で行なった。測定はEMSCA
Nを使用して近傍磁界分布を測定した。
【0016】サンプルは80×150mmの2枚のプリ
ント基板間に長さ450mmで16芯のフラットケーブ
ル102、103を2本平行に配置した。そして、それ
ぞれのフラットケーブル102、103の2番ピンのク
ロック信号線にシグナルジェネレータを使用して30M
Hzの信号を入力した。また、2番ピンのクロック信号
線の左右の1と3番目は基板のグランドに接続し、信号
線の受け部は100Ωで終端し、それぞれのグランド端
子はプリント基板上に接地した。
ント基板間に長さ450mmで16芯のフラットケーブ
ル102、103を2本平行に配置した。そして、それ
ぞれのフラットケーブル102、103の2番ピンのク
ロック信号線にシグナルジェネレータを使用して30M
Hzの信号を入力した。また、2番ピンのクロック信号
線の左右の1と3番目は基板のグランドに接続し、信号
線の受け部は100Ωで終端し、それぞれのグランド端
子はプリント基板上に接地した。
【0017】上記のような結線において、30MHzの
信号を入力し、EMSCANで90MHzの近傍磁界分
布を測定すると、図8のような磁界強度の分布が得られ
た。図8において、符号102a、103bはそれぞれ
フラットケーブル102、103に相当する空間であ
り、図8右の凡例のごとくこのフラットケーブル10
2、103に相当する領域において強磁界が分布してい
ることが判る。
信号を入力し、EMSCANで90MHzの近傍磁界分
布を測定すると、図8のような磁界強度の分布が得られ
た。図8において、符号102a、103bはそれぞれ
フラットケーブル102、103に相当する空間であ
り、図8右の凡例のごとくこのフラットケーブル10
2、103に相当する領域において強磁界が分布してい
ることが判る。
【0018】次に、平行に配置した一方の信号線の入力
を切断して同様に、他方にのみ30MHzの信号を入力
し、EMSCANで90MHzの近傍磁界分布を測定し
たグラフを見ると、中央部の2本のフラットケーブル部
分とその中間部分に高いレベルが広がっていて、両方に
信号を流したときと、ほぼ同様な結果を示しあまり差は
見られなかった。
を切断して同様に、他方にのみ30MHzの信号を入力
し、EMSCANで90MHzの近傍磁界分布を測定し
たグラフを見ると、中央部の2本のフラットケーブル部
分とその中間部分に高いレベルが広がっていて、両方に
信号を流したときと、ほぼ同様な結果を示しあまり差は
見られなかった。
【0019】すなわち、この現象は、一方の信号電流の
帰還電流が他方のフラットケーブルにも流れていること
を示しており、これにより、帰還電流の経路は隣接する
ケーブルの導体に及ぶことが判る。
帰還電流が他方のフラットケーブルにも流れていること
を示しており、これにより、帰還電流の経路は隣接する
ケーブルの導体に及ぶことが判る。
【0020】ここでは、磁界強度を測定しているが、磁
界の強度分布と放射ノイズの関係は、最大強度が大き
く、分布の広がりが広い程放射ノイズが大きくなるのは
いうまでもない。すなわち、ループ面積という用語で説
明される通り、磁界の作用する面積が大きいほど放射ノ
イズは増加する。
界の強度分布と放射ノイズの関係は、最大強度が大き
く、分布の広がりが広い程放射ノイズが大きくなるのは
いうまでもない。すなわち、ループ面積という用語で説
明される通り、磁界の作用する面積が大きいほど放射ノ
イズは増加する。
【0021】なお、日本や欧州が採用している放射ノイ
ズの国際規格では、230〜1000MHzにおいて3
0〜230MHに対し7デシベルの緩和措置が取られて
いる。したがって、たとえばケーブルを短くするなどし
て、共振周波数を高い方にシフトさせることができれば
規格取得という目標を達成するのは容易となる。しか
し、この方法は、消極的な対策にすぎず、共振周波数が
230MHz付近の時にのみ有効で、ケーブルを迂回さ
せ長くすると共振周波数が230MHz以下になる時に
有効であるが、要件としてはきわめて限定的であり一般
的な対策とは言えない。
ズの国際規格では、230〜1000MHzにおいて3
0〜230MHに対し7デシベルの緩和措置が取られて
いる。したがって、たとえばケーブルを短くするなどし
て、共振周波数を高い方にシフトさせることができれば
規格取得という目標を達成するのは容易となる。しか
し、この方法は、消極的な対策にすぎず、共振周波数が
230MHz付近の時にのみ有効で、ケーブルを迂回さ
せ長くすると共振周波数が230MHz以下になる時に
有効であるが、要件としてはきわめて限定的であり一般
的な対策とは言えない。
【0022】次に、図1あるいは図2のように、フラッ
トケーブル内の信号/グランドの構成を同一にして、一
方のケーブル103を長くして、他方のケーブル102
上に密着する様に重ねて配置したものに、30MHzで
120dBVm強度の信号を入力した(後述の第1実施
形態参照)。
トケーブル内の信号/グランドの構成を同一にして、一
方のケーブル103を長くして、他方のケーブル102
上に密着する様に重ねて配置したものに、30MHzで
120dBVm強度の信号を入力した(後述の第1実施
形態参照)。
【0023】測定は、EMSCANを使用して近傍磁界
分布を測定した。検出周波数はスペクトルアナライザー
を使用し、入力波の3逓倍が最大強度であることを確認
し、図7のように2本のフラットケーブルが平行である
時と同じ90MHZを使用した。
分布を測定した。検出周波数はスペクトルアナライザー
を使用し、入力波の3逓倍が最大強度であることを確認
し、図7のように2本のフラットケーブルが平行である
時と同じ90MHZを使用した。
【0024】結果を見ると強度の高い部分は使用した1
6芯のフラットケーブル1本分のみの幅であり、最大強
度もほぼ同程度であった。つまり、一方のケーブルを長
くして、他方のケーブル上に密着する様に重ねて配置す
ることによりループ面積が減少するので、放射ノイズ減
少を期待できる。
6芯のフラットケーブル1本分のみの幅であり、最大強
度もほぼ同程度であった。つまり、一方のケーブルを長
くして、他方のケーブル上に密着する様に重ねて配置す
ることによりループ面積が減少するので、放射ノイズ減
少を期待できる。
【0025】しかしながら、フラットケーブルを重ねる
と一方の信号が他方の信号やグランドに影響を及ぼし、
伝送波形が歪んだりして、信号が認識できないときがあ
る。これについては、図3、図4に示すように図1、図
2と同様のケーブル内の構成を有するフラットケーブル
間に10mmのスポンジ状絶縁材を配置し重ねた構造に
ついても検証した。
と一方の信号が他方の信号やグランドに影響を及ぼし、
伝送波形が歪んだりして、信号が認識できないときがあ
る。これについては、図3、図4に示すように図1、図
2と同様のケーブル内の構成を有するフラットケーブル
間に10mmのスポンジ状絶縁材を配置し重ねた構造に
ついても検証した。
【0026】図3、図4の構造において、信号線部分に
30MHzで120dBVの強度で信号を入力し、EM
SCANで90MHzの近傍磁界分布を測定した。結果
は、図1、図2の構成とあまり差がないが、フラットケ
ーブルを平行に配置した図7の構成に比べると、ケーブ
ルを重ねることにより実効的にはケーブル幅が半分にな
りループ面積は半減する。すなわち、ケーブルを重ねて
配置する、という簡単安価な構成により放射ノイズを低
減し、製造コスト削減が期待できる。
30MHzで120dBVの強度で信号を入力し、EM
SCANで90MHzの近傍磁界分布を測定した。結果
は、図1、図2の構成とあまり差がないが、フラットケ
ーブルを平行に配置した図7の構成に比べると、ケーブ
ルを重ねることにより実効的にはケーブル幅が半分にな
りループ面積は半減する。すなわち、ケーブルを重ねて
配置する、という簡単安価な構成により放射ノイズを低
減し、製造コスト削減が期待できる。
【0027】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて
より詳細に説明する。
より詳細に説明する。
【0028】[第1の実施形態]図1、図2は、本発明
に係わるフラットケーブルの配置構成の1実施形態を示
す構成図である。図1は、本発明の実施形態のうち、フ
ラットケーブル102と103を、重ねて配置した構造
である。符号101はフラットケーブル102と103
の重なりあった部分を示している。
に係わるフラットケーブルの配置構成の1実施形態を示
す構成図である。図1は、本発明の実施形態のうち、フ
ラットケーブル102と103を、重ねて配置した構造
である。符号101はフラットケーブル102と103
の重なりあった部分を示している。
【0029】図1、図2の基板104と105は大きさ
が80×200mmで、それぞれにフラットケーブルコ
ネクタ106が2個ずつ実装されている。接続されるフ
ラットケーブル102と103は、16芯で2番ピンが
クロック用で、その左右にグランドを配置した一般的な
低ノイズ構成である。
が80×200mmで、それぞれにフラットケーブルコ
ネクタ106が2個ずつ実装されている。接続されるフ
ラットケーブル102と103は、16芯で2番ピンが
クロック用で、その左右にグランドを配置した一般的な
低ノイズ構成である。
【0030】一方のフラットケーブル104は、長さ4
50mmを使用し、他方のフラットケーブル103は6
0mm長くして、コネクタ部のケーブル部分は側部の被
覆樹脂による接続を切断し、ケーブルの線をバラバラに
してクランク状に曲げ、他方のケーブル上に重ねて配置
した。信号はシグナルジェネレータを使用してコネクタ
の足の基板接続部に供給し、ケーブルは100Ωで終端
した。出力は30MHzで120dBμVの強度で同軸
ケーブルを使用して伝送した。
50mmを使用し、他方のフラットケーブル103は6
0mm長くして、コネクタ部のケーブル部分は側部の被
覆樹脂による接続を切断し、ケーブルの線をバラバラに
してクランク状に曲げ、他方のケーブル上に重ねて配置
した。信号はシグナルジェネレータを使用してコネクタ
の足の基板接続部に供給し、ケーブルは100Ωで終端
した。出力は30MHzで120dBμVの強度で同軸
ケーブルを使用して伝送した。
【0031】図1と図2の違いは、図1ではコネクタ1
06の配置が図7と同様に平行であるのに対して、図2
では基板104側の2個のコネクタ106ケーブルが重
なるように基板の奥行き方向に配置した点である。
06の配置が図7と同様に平行であるのに対して、図2
では基板104側の2個のコネクタ106ケーブルが重
なるように基板の奥行き方向に配置した点である。
【0032】図1および図2の構成に対して、EMSC
ANを使用して、ケーブル面側から近傍磁界を測定した
ところ、ケーブル幅分だけが高い強度を示し、従来例に
比較して高い面積部分が半分ほどに減少し、最大強度も
46dBμVとほとんど同レベルであった。
ANを使用して、ケーブル面側から近傍磁界を測定した
ところ、ケーブル幅分だけが高い強度を示し、従来例に
比較して高い面積部分が半分ほどに減少し、最大強度も
46dBμVとほとんど同レベルであった。
【0033】本実施形態におけるように、ケーブルを重
ねて配置することによりループ面積が半減し、放射ノイ
ズを低減することができる。本実施形態は、フェライト
コアなどの部品を必要とせず、フラットケーブルを長め
にとり、その配置を変更するだけで極めて簡単安価に実
施することができる。
ねて配置することによりループ面積が半減し、放射ノイ
ズを低減することができる。本実施形態は、フェライト
コアなどの部品を必要とせず、フラットケーブルを長め
にとり、その配置を変更するだけで極めて簡単安価に実
施することができる。
【0034】なお、2本のフラットケーブルを重ねる位
置は、2本のフラットケーブルを共に少し長くして、両
者のコネクタの中央部で重ねてもほぼ同様な効果が得ら
れる。
置は、2本のフラットケーブルを共に少し長くして、両
者のコネクタの中央部で重ねてもほぼ同様な効果が得ら
れる。
【0035】[第2の実施形態]図3、図4は本発明の
ケーブル配置構成の異なる実施形態を示している。図
3、図4において、フラットケーブル202と203は
図1、図2のものと同様の内部構成であるものとする。
ケーブル配置構成の異なる実施形態を示している。図
3、図4において、フラットケーブル202と203は
図1、図2のものと同様の内部構成であるものとする。
【0036】図3、図4の構成は、フラットケーブル2
02と203間に絶縁性のスペーサ201(ギャップ)
を配置して、ケーブル間の間隔を長さ450mm程にわ
たって10mmに保った構成である。
02と203間に絶縁性のスペーサ201(ギャップ)
を配置して、ケーブル間の間隔を長さ450mm程にわ
たって10mmに保った構成である。
【0037】この構成において、実施形態1と同様に、
30MHzで120dBμVの強度で信号を入力し、E
MSCANを使用して90MHzの近傍磁界分布を測定
すると、ケーブル幅だけが高い強度を示す実施形態1と
同様な効果が得られた。
30MHzで120dBμVの強度で信号を入力し、E
MSCANを使用して90MHzの近傍磁界分布を測定
すると、ケーブル幅だけが高い強度を示す実施形態1と
同様な効果が得られた。
【0038】そこで、実際の複写機に組み込んで放射ノ
イズを評価した。評価したハードウェア構成では、2枚
の基板間が水平ではなく、片方が垂直に固定されてお
り、ケーブルがその途中で直角に折り曲げられた構造と
なる。
イズを評価した。評価したハードウェア構成では、2枚
の基板間が水平ではなく、片方が垂直に固定されてお
り、ケーブルがその途中で直角に折り曲げられた構造と
なる。
【0039】基板204は、複写機上部のスキャナー部
分に配置し水平に固定し、サイズは200mm角で一辺
に沿って、長さ500mmで100芯のフラットケーブ
ル203と長さ550mmで80芯のフラットケーブル
202を取り付けた。
分に配置し水平に固定し、サイズは200mm角で一辺
に沿って、長さ500mmで100芯のフラットケーブ
ル203と長さ550mmで80芯のフラットケーブル
202を取り付けた。
【0040】一方、複写機筐体の側壁内側に垂直に配置
する基板205は、図2のようにコネクタをケーブルが
重なるように基板の奥行き方向に配置し固定し、それぞ
れのコネクタにケーブルを接続した。フラットケーブル
202、203内の信号構成は16芯で2番ピン(端か
ら2番目)がクロック用、その左右にグランドを配置し
たものとする(後述の図6参照)。ノイズ源のクロック
信号は15.10MHzを出力した。
する基板205は、図2のようにコネクタをケーブルが
重なるように基板の奥行き方向に配置し固定し、それぞ
れのコネクタにケーブルを接続した。フラットケーブル
202、203内の信号構成は16芯で2番ピン(端か
ら2番目)がクロック用、その左右にグランドを配置し
たものとする(後述の図6参照)。ノイズ源のクロック
信号は15.10MHzを出力した。
【0041】測定は、10m法、オープンサイトで行な
ったが、その結果、ケーブルからの放射ノイズの強度
は、実施形態1で垂直偏波のQP値が27.5dBμV
であったが、実施形態2では18.5dBμVと大きく
低下し、より良好な放射ノイズ低減効果が得られた。
ったが、その結果、ケーブルからの放射ノイズの強度
は、実施形態1で垂直偏波のQP値が27.5dBμV
であったが、実施形態2では18.5dBμVと大きく
低下し、より良好な放射ノイズ低減効果が得られた。
【0042】すなわち、複数のフラットケーブルを重ね
て配置する場合、所定間隔の絶縁ギャップを介して重ね
て配置することによって、ループ面積がさらに小さくな
り、より高い放射ノイズ低減効果を得ることができる。
て配置する場合、所定間隔の絶縁ギャップを介して重ね
て配置することによって、ループ面積がさらに小さくな
り、より高い放射ノイズ低減効果を得ることができる。
【0043】[第3の実施形態]図5は本発明のさらに
異なる実施形態を示している。
異なる実施形態を示している。
【0044】図5はフラットケーブル202、203を
重ねて配置する場合、フラットケーブル間に導電性のグ
ランド層301を狭んで配置する構造である。
重ねて配置する場合、フラットケーブル間に導電性のグ
ランド層301を狭んで配置する構造である。
【0045】このグランド層301はそれぞれの基板2
02、203のグランドに接続する。ケーブルの構成は
実施形態1と同じであり(16芯)、30MHzの信号
を入力した。
02、203のグランドに接続する。ケーブルの構成は
実施形態1と同じであり(16芯)、30MHzの信号
を入力した。
【0046】測定はスペクトロアナライザーを使用し、
最大周波数は90MHzではなく120MHzにシフト
して行なったが、EMSCANにより近傍磁界分布を測
定すると、ケーブルの導体のグランドの幅分の広がりで
強度の高い領域が出現した。この領域の磁界強度は最大
値45dBμV±1〜2dBμVで、全体に余り変化が
なく、ほぼ良好な結果が得られた。
最大周波数は90MHzではなく120MHzにシフト
して行なったが、EMSCANにより近傍磁界分布を測
定すると、ケーブルの導体のグランドの幅分の広がりで
強度の高い領域が出現した。この領域の磁界強度は最大
値45dBμV±1〜2dBμVで、全体に余り変化が
なく、ほぼ良好な結果が得られた。
【0047】なお、図6に示すように、フラットケーブ
ルを重ねて配置する場合、2本のフラットケーブル(1
6芯)のクロック(402、403)およびグラウンド
の信号線(404、405)を中央に配置すると、片側
のケーブルが安定し、相互影響が更に少なくすることが
できる。図6では、導電性のグランド層(あるいは第2
実施形態のような絶縁ギャップ)401を設けた構造を
示しているが、グランド層(あるいは第2実施形態のよ
うな絶縁ギャップ)401を設けない構造においても同
様の信号線配置を行なうことが考えられる。
ルを重ねて配置する場合、2本のフラットケーブル(1
6芯)のクロック(402、403)およびグラウンド
の信号線(404、405)を中央に配置すると、片側
のケーブルが安定し、相互影響が更に少なくすることが
できる。図6では、導電性のグランド層(あるいは第2
実施形態のような絶縁ギャップ)401を設けた構造を
示しているが、グランド層(あるいは第2実施形態のよ
うな絶縁ギャップ)401を設けない構造においても同
様の信号線配置を行なうことが考えられる。
【0048】以上では、2本のフラットケーブルを配置
する場合の構成を示したが、より多数本のフラットケー
ブルを配置する場合においても、それら複数のフラット
ケーブルを重ねて配置すれば、上記同様に放射ノイズ低
減効果を期待できる。
する場合の構成を示したが、より多数本のフラットケー
ブルを配置する場合においても、それら複数のフラット
ケーブルを重ねて配置すれば、上記同様に放射ノイズ低
減効果を期待できる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、電子機器の回路基板間で信号を伝送する複数
のフラットケーブルを配置する場合、前記フラットケー
ブルのうち一のフラットケーブルを他のフラットケーブ
ル上に重ねて配置する構成を採用したので、ケーブルを
重ねて配置する、という極めて簡単安価な構成により、
ノイズ放射に関してはケーブル幅が半分になったのと同
等の効果を得ることができ、ループ面積を半減し、放射
ノイズを低減し、製造コスト削減を期待できる、という
優れた効果がある。
によれば、電子機器の回路基板間で信号を伝送する複数
のフラットケーブルを配置する場合、前記フラットケー
ブルのうち一のフラットケーブルを他のフラットケーブ
ル上に重ねて配置する構成を採用したので、ケーブルを
重ねて配置する、という極めて簡単安価な構成により、
ノイズ放射に関してはケーブル幅が半分になったのと同
等の効果を得ることができ、ループ面積を半減し、放射
ノイズを低減し、製造コスト削減を期待できる、という
優れた効果がある。
【図1】本発明の第1実施形態において、フラットケー
ブルを重ねて配置したフラットケーブルの配置構成を示
した説明図である。
ブルを重ねて配置したフラットケーブルの配置構成を示
した説明図である。
【図2】本発明の第1実施形態において、フラットケー
ブルを重ねて配置したフラットケーブルの配置構成を示
した説明図である。
ブルを重ねて配置したフラットケーブルの配置構成を示
した説明図である。
【図3】本発明の第2実施形態において、フラットケー
ブル間に一定のギャップを設けて重ねて配置したフラッ
トケーブルの配置構成を示した斜視図である。
ブル間に一定のギャップを設けて重ねて配置したフラッ
トケーブルの配置構成を示した斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態において、フラットケー
ブル間に一定のギャップを設けて重ねて配置したフラッ
トケーブルの配置構成を示した側面図である。
ブル間に一定のギャップを設けて重ねて配置したフラッ
トケーブルの配置構成を示した側面図である。
【図5】本発明の第3実施形態において、フラットケー
ブル間にグランド層を介して積層配置したフラットケー
ブルの配置構成を示した側面図である。
ブル間にグランド層を介して積層配置したフラットケー
ブルの配置構成を示した側面図である。
【図6】本発明において用いられる16芯フラットケー
ブル内の信号構成を示した横断面図である。
ブル内の信号構成を示した横断面図である。
【図7】従来のフラットケーブルが平行に配置された構
成を示した説明図である。
成を示した説明図である。
【図8】図7の構成におけるEMSCANによる磁界強
度分布を測定した結果を示す説明図である。
度分布を測定した結果を示す説明図である。
102、103 フラットケーブル 104、105 基板 201 スペーサ 202、203 フラットケーブル 204、205 基板 301 グランド層 302、303 フラットケーブル 304、305 基板
Claims (6)
- 【請求項1】 回路基板間で信号を伝送する複数のフラ
ットケーブルを有する電子機器において、 前記フラットケーブルのうち一のフラットケーブルを他
のフラットケーブル上に重ねて配置したことを特徴とす
る電子機器。 - 【請求項2】 前記の重ねて配置される複数のフラット
ケーブルが所定間隔の絶縁ギャップを介して重ねて配置
されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 【請求項3】 前記の重ねて配置される複数のフラット
ケーブルが前記回路基板間のグラウンドを相互に接続す
る導体部材から成る遮蔽層を挟んで重ねて配置されるこ
とを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 【請求項4】 電子機器の回路基板間に信号を伝送する
複数のフラットケーブルを配置するフラットケーブル実
装方法において、 前記フラットケーブルのうち一のフラットケーブルを他
のフラットケーブル上に重ねて配置したことを特徴とす
るフラットケーブル実装方法。 - 【請求項5】 前記の重ねて配置される複数のフラット
ケーブルが所定間隔の絶縁ギャップを介して重ねて配置
されることを特徴とする請求項4に記載のフラットケー
ブル実装方法。 - 【請求項6】 前記の重ねて配置される複数のフラット
ケーブルが前記回路基板間のグラウンドを相互に接続す
る導体部材から成る遮蔽層を挟んで重ねて配置されるこ
とを特徴とする請求項4に記載のフラットケーブル実装
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000367892A JP2002171047A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 電子機器およびフラットケーブル実装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000367892A JP2002171047A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 電子機器およびフラットケーブル実装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002171047A true JP2002171047A (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=18838237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000367892A Withdrawn JP2002171047A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 電子機器およびフラットケーブル実装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002171047A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7589975B2 (en) | 2004-09-03 | 2009-09-15 | Nec Corporation | Mobile instrument with flexible printed wiring board |
US7619166B2 (en) | 2004-09-07 | 2009-11-17 | Kuo-Ching Huang | Bus structure |
JP2010124105A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Canon Inc | 画像読取装置 |
JP2011211595A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Brother Industries Ltd | 画像読取装置 |
JP2012055143A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-15 | Ricoh Co Ltd | フラットケーブル案内部材及び画像形成装置 |
JP2018157358A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | ケーブル支持機構及びそれを備えた原稿搬送装置並びに画像形成装置 |
-
2000
- 2000-12-04 JP JP2000367892A patent/JP2002171047A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7589975B2 (en) | 2004-09-03 | 2009-09-15 | Nec Corporation | Mobile instrument with flexible printed wiring board |
US7619166B2 (en) | 2004-09-07 | 2009-11-17 | Kuo-Ching Huang | Bus structure |
US7786625B2 (en) | 2004-09-07 | 2010-08-31 | Kuo-Ching Huang | Bus structure |
JP2010124105A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Canon Inc | 画像読取装置 |
JP2011211595A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Brother Industries Ltd | 画像読取装置 |
US8537437B2 (en) | 2010-03-30 | 2013-09-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus |
US8724191B2 (en) | 2010-03-30 | 2014-05-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus |
JP2012055143A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-15 | Ricoh Co Ltd | フラットケーブル案内部材及び画像形成装置 |
JP2018157358A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | ケーブル支持機構及びそれを備えた原稿搬送装置並びに画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7518462B2 (en) | Transmission line pair having a plurality of rotational-direction reversal structures | |
CA2146139C (en) | Electromagnetic radiation reduction technique using grounded conductive traces circumscribing internal planes of printed circuit boards | |
US6396264B1 (en) | Triplate striplines used in a high-frequency circuit and a shielded-loop magnetic field detector | |
US10178762B2 (en) | Device and method for transmitting differential data signals | |
JP3564053B2 (ja) | フレキシブルケーブル | |
JP2001044716A (ja) | ストリップライン給電装置 | |
CN109884562B (zh) | 差分磁场检测模块及磁场探头 | |
KR101256927B1 (ko) | 커넥터 및 케이블 어셈블리 | |
KR20080031823A (ko) | 플렉시블 배선 기판 | |
JP2000286587A (ja) | 外部ケーブル接続用コネクタ部の電磁シールド構造 | |
KR20170073323A (ko) | 고속신호 커넥터를 구비한 인쇄회로기판 | |
CN109560358B (zh) | 波导系统、高频线路和雷达传感器 | |
JP2002171047A (ja) | 電子機器およびフラットケーブル実装方法 | |
WO2012039120A2 (en) | Printed circuit board | |
JP6887483B2 (ja) | 電子機器 | |
WO2021192073A1 (ja) | 回路基板及び電子機器 | |
JP2004146354A (ja) | シールドケーブル | |
US7301097B2 (en) | Printed-circuit board and electronic device | |
JP2005150161A (ja) | プリント配線板接続構造 | |
JP2000059063A (ja) | 開口付きシールドケース | |
JP2001251082A (ja) | シールドケースおよび電子機器 | |
CN110784995A (zh) | 电路板结构 | |
JPH11298182A (ja) | 電子機器 | |
JP2002134980A (ja) | 電子機器およびケーブル実装方法 | |
JP2002185091A (ja) | 回路基板、回路基板のemi低減方法およびその回路基板を用いた電子装置のemi低減方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20070209 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080205 |