JP2002170372A - ミラーディスク装置 - Google Patents

ミラーディスク装置

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JP2002170372A
JP2002170372A JP2000363365A JP2000363365A JP2002170372A JP 2002170372 A JP2002170372 A JP 2002170372A JP 2000363365 A JP2000363365 A JP 2000363365A JP 2000363365 A JP2000363365 A JP 2000363365A JP 2002170372 A JP2002170372 A JP 2002170372A
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disk device
seek
mirror
devices
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Shiro Ogura
史郎 小倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッド駆動機構がシーク動作をした場合にミ
ラーディスク装置全体の回転振動を軽減する。 【解決手段】 ディスク装置1aのヘッド駆動機構15
aのシーク動作と、ディスク装置1bのヘッド駆動機構
15bのシーク動作の同期を取ると共に、ヘッド駆動機
構15aのシーク動作の反力により発生するディスク装
置1aの回転振動と、ヘッド駆動機構15bのシーク動
作の反力により発生するディスク装置1bの回転振動を
打ち消すように、ディスク装置1aとディスク装置1b
を筐体に実装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、信頼性を向上さ
せるために、一対のディスク装置に同一のデータを記憶
させるミラーディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のミラーディスク装置の構
成を示す図であり、図において、1a,1bはデータの
書き込み読み出しを行うペアとなる一対のディスク装
置、2はディスク装置1a,1bを実装する筐体、3は
ディスク装置1a,1bの書き込み、読み出しの制御を
行うコントローラである。ペアとなる一対のディスク装
置1a,1bは、筐体2に対して同じ方向に、例えばデ
ィスク装置1a,1bの上面、全面を図示のように向け
て実装されている。
【0003】図12は従来のミラーディスク装置におけ
るディスク装置1a,1bの内部構成を示すブロック図
であり、図において、11a,11bはコントローラ3
(図示せず)との間のディスクインタフェース信号のプ
ロトコルやタイミングの制御を行うと共に、ディスク装
置1a,1bに対するコマンドをデコードするインタフ
ェース制御/コマンド処理部、13a,13bはインタ
フェース制御/コマンド処理部11a,11bからのコ
マンドを受けてヘッド駆動機構15a,15bの制御を
行うヘッド駆動制御部である。
【0004】14a,14bはヘッド駆動制御部13
a,13bに備えられ、インタフェース制御/コマンド
処理部11a,11bによるコマンドのデコードが完了
していること、前コマンドの処理が完了していること、
状態に異常がないこと等のシークスタート条件を確認し
てから、シークスタートの指示を出力するシークスター
ト制御部である。
【0005】15a,15bはヘッド駆動制御部13
a,13bの制御により、ヘッドを移動、位置決めする
ためのモータ及びアクチュエータ等からなるヘッド駆動
機構、16a,16bはヘッド駆動機構15a,15b
に取り付けられ、データの書き込み、読み出しを行うヘ
ッド、17a,17bはインタフェース制御/コマンド
処理部11a,11bからのコマンドを受けて、ヘッド
16a,16bとの間でのデータの書き込み、読み出し
を制御するデータ制御部である。
【0006】21はコントローラ3との間のコマンドや
データを伝送するためのSCSI(Small Com
puter System Interface)やI
DE(Integrated Device Elec
tronics)等のディスクインタフェース・バスで
ある。
【0007】次に動作について説明する。図13は従来
のミラーディスク装置にデータの書き込みを行う場合の
タイミングチャートである。コントローラ3からディス
クインタフェース・バス21を介してディスク装置1
a,1bに、順次、書き込みのコマンド(WRTto1
a,WRTto1b)が伝送されると、ディスク装置1
a,1bのインタフェース制御/コマンド処理部11
a,11bは、伝送されたコマンドをデコードする。
【0008】シークスタート制御部14a,14bは、
インタフェース制御/コマンド処理部11a,11bに
よるコマンドのデコードが完了していること、前コマン
ドの処理が完了していること、状態に異常がないこと等
のシークスタート条件を確認してから、シークスタート
の指示を出し、ヘッド駆動制御部13a,13bがヘッ
ド駆動機構15a,15bを制御することにより、それ
ぞれ図13に示すタイミングでシーク動作が行われる。
【0009】コントローラ3からディスクインタフェー
ス・バス21を介してディスク装置1a,1bに、順
次、書き込みのデータ(データto1a,データto1
b)が伝送されると、ディスク装置1a,1bのインタ
フェース制御/コマンド処理部11a,11bがデコー
ドしたコマンドにより、データ制御部17a,17bは
ヘッド16a,16bにそれぞれデータを出力し、ディ
スクにデータが書き込まれる。
【0010】図14はデータの書き込みを行う場合のデ
ィスク装置1a,1bの回転振動を説明する図であり、
図において、18a,18bはヘッド駆動機構15aに
おけるアクチュエータ、19a,19bはアクチュエー
タ18a,18bが回転する際の支点、20a,20b
はデータが書き込まれるディスクであり、ディスク装置
1a,1bの上面及び全面は、図11に対応するもので
ある。
【0011】図14に示すように、アクチュエータ18
a,18bがディスク20a,20bの内径方向、すな
わちPa,Pb方向にシーク動作をした場合には、その
反力により、ディスク装置1a,1bは、支点19a,
19bから見て同じ時計方向の矢印Qa,Qb方向に回
転振動を起こす。また、アクチュエータ18a,18b
がディスク20a,20bの外径方向、すなわちPa,
Pb方向と反対方向にシーク動作をした場合には、その
反力により、ディスク装置1a,1bは、支点19a,
19bから見て同じ反時計方向の矢印Qa,Qbと反対
方向に回転振動を起こす。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のミラーディスク
装置は以上のように構成されているので、シーク動作時
にその反力でディスク装置1a,1bに回転振動が発生
し、筐体2への実装方法によっては、その回転振動が増
幅され外乱となって、ディスク装置1a,1bのヘッド
16a,16bの位置ずれを発生させ、データの書き込
みエラーや性能低下が発生するという課題があった。
【0013】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、アクチュエータ18a,18bが
ディスク19a,19bの内径方向又は外径方向にシー
ク動作をした場合にも、シーク動作時の反力でミラーデ
ィスク装置全体に回転振動を発生させることなく、デー
タの書き込みエラーや性能低下が少なくし、高性能、高
信頼性を確保できるミラーディスク装置を得ることを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るミラーデ
ィスク装置は、同一のデータを書き込む第1及び第2の
一対のディスク装置を筐体に実装するものにおいて、上
記第1のディスク装置における第1のヘッド駆動機構の
シーク動作と、上記第2のディスク装置における第2の
ヘッド駆動機構のシーク動作の同期を取り、上記第1の
ヘッド駆動機構のシーク動作の反力により発生する上記
第1のディスク装置の回転振動と、上記第2のヘッド駆
動機構のシーク動作の反力により発生する上記第2のデ
ィスク装置の回転振動を打ち消すように、上記第1及び
上記第2のディスク装置を上記筐体に実装するものであ
る。
【0015】この発明に係るミラーディスク装置は、第
1及び第2のディスク装置が、上記第2又は第1のディ
スク装置へのコマンドを互いにデコードし、自身へのコ
マンドと同一のコマンドであることを検出するペアディ
スクコマンド処理部と、自身がシーク動作可能な状態
で、上記ペアディスクコマンド処理部の検出結果を受け
て、シークスタートレディ信号を上記第2又は第1のデ
ィスク装置に互いに出力すると共に、上記第2又は第1
のディスク装置からのシークスタートレディ信号を受け
て、自身のシークスタートレディ信号と相手からのシー
クスタートレディ信号が出揃ったことをもって、シーク
スタートの指示を出力するシークスタート制御部とを備
えたものである。
【0016】この発明に係るミラーディスク装置は、第
1及び第2のディスク装置を、前面同士を同一方向に向
けて、上面同士又は底面同士を貼り合わせて筐体に実装
するものである。
【0017】この発明に係るミラーディスク装置は、第
1及び第2のディスク装置を、前面同士を反対方向に向
けて、上面同士又は底面同士を貼り合わせて筐体に実装
するものである。
【0018】この発明に係るミラーディスク装置は、第
1及び第2のディスク装置を、上面同士を同一方向に向
けて、前面同士又は後面同士を貼り合わせて筐体に実装
するものである。
【0019】この発明に係るミラーディスク装置は、第
1及び第2のディスク装置を、上面同士を同一方向に向
けると共に前面同士を反対方向に向けて、側面同士を貼
り合わせて筐体に実装するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるミ
ラーディスク装置におけるディスク装置1a,1bの内
部構成を示すブロック図であり、図において、12a,
12bはインタフェース制御/コマンド処理部11a,
11bに備えられ、互いにペアとなったディスク装置1
b,1aへのコマンドをデコードし、インタフェース制
御/コマンド処理部11a,11bがデコードした自身
へのコマンドと同一のコマンドを検出したときに、Sa
me CMD Received信号121a,121
bを出力するペアディスクコマンド処理部である。
【0021】また、この実施の形態におけるシークスタ
ート制御部14a,14bは、自身のディスク装置1
a,1bがシーク動作が可能な状態になり、ペアディス
クコマンド処理部12a,12bからSame CMD
Received信号121a,121bを受け取っ
たときに、互いにペアとなるディスク装置1b,1aに
対して、Seek Start Ready信号141
a,141b(シークスタートレディ信号)を出力する
と共に、従来のシークスタート条件に加え、Seek
Start Ready信号141a,141bが出揃
ったことによりシークスタートの指示を出力する。その
他の構成は従来の図12に示す構成と同等である。ここ
で、一対のディスク装置1a,1bは同じ型の装置を用
いるものとする。
【0022】次に動作について説明する。図2はこの発
明の実施の形態1によるミラーディスク装置にデータの
書き込みを行う場合のタイミングチャートである。コン
トローラ3からディスクインタフェース・バス21を介
してディスク装置1a,1bに、順次、書き込み用のコ
マンド(WRTto1a,WRTto1b)が伝送され
ると、インタフェース制御/コマンド処理部11a,1
1bは、それぞれ自身へのコマンド(WRTto1a,
WRTto1b)をデコードする。
【0023】また、ペアディスクコマンド処理部12
a,12bは、ペアとなるディスク装置1b,1aに伝
送されたコマンド(WRTto1b,WRTto1a)
をデコードし、インタフェース制御/コマンド処理部1
1a,11bがデコードした自身へのコマンドと同一の
コマンドを検出したときに、Same CMD Rec
eived信号121a,121bを、それぞれシーク
スタート制御部14a,14bに出力する。
【0024】シークスタート制御部14a,14bは、
自身のディスク装置1a,1bがシーク動作が可能な状
態になり、ペアディスクコマンド処理部12a,12b
からSame CMD Received信号121
a,121bを受け取ったときに、互いにペアとなるデ
ィスク装置1b,1aに、Seek Start Re
ady信号141a,141bを出力すると共に、従来
のシークスタート条件に加え、Seek Start
Ready信号141a,141bが出揃ったことによ
りシークスタートの指示を出力する。
【0025】図2に示すタイミングチャートでは、ディ
スク装置1bからのSeek Start Ready
信号141bが、ディスク装置1aからのSeek S
tart Ready信号141aよりも少し遅れて出
力されているので、SeekStart Ready信
号141bが出力されるタイミングで、シークスタート
制御部14a,14bは、シークスタートの指示を同期
を取って出力することにより、ディスク装置1a,1b
のシーク動作が同時に行われる。以降のデータの書き込
み動作は従来と同様である。
【0026】図3はこの発明の実施の形態1によるミラ
ーディスク装置の構成を示す図である。図に示すよう
に、ペアとなる一対のディスク装置1a,1bは筐体2
(図示せず)に実装されるが、ディスク装置1a,1b
の前面同士を同一方向に向けて、底面同士を貼り合わせ
ている。ここでは、底面同士を貼り合わせているが、上
面同士を貼り合わせても良い。
【0027】図4はミラーディスク装置を図3に示すよ
うに構成したときのデータの書き込みを行う場合のディ
スク装置1a,1bの回転振動を説明する図である。図
4に示すように、ディスク装置1aのアクチュエータ1
8aがディスク20aの内径方向、すなわちPa方向に
シーク動作をした場合には、その反力により、ディスク
装置1aは支点19aから見て時計方向の矢印Qa方向
に回転振動を起こす。一方、ディスク装置1bのアクチ
ュエータ18bがディスク20bの内径方向、すなわち
Pb方向にシーク動作をした場合には、その反力によ
り、ディスク装置1bは、支点19bから見て反時計方
向の矢印Qb方向に回転振動を起こす。
【0028】このように、ディスク装置1a,1bを、
図3に示すように貼り合わせて筐体に実装することで、
ディスク装置1a,1bに発生する回転振動は、図4に
示すように支点19a,19bから見て反対方向とな
り、しかも、図2に示すようにヘッド駆動機構15a,
15bのシーク動作の同期を取ることにより、ディスク
装置1a,1bに発生する回転振動は打ち消される。ま
た、ディスク装置1a,1bのアクチュエータ18a,
18bが、ディスク20a,20bの外径方向にシーク
動作をした場合にも、同様にして、ディスク装置1a,
1bに発生回転振動は打ち消される。
【0029】この実施の形態では、データの書き込み時
におけるミラーディスク装置の回転振動の発生を防いで
いるが、データの読み出し時の回転振動についても、同
様にしてその発生を防ぐことができる。また、データの
読み出し時は、データの書き込み時よりも回転振動の影
響を受けにくいので、必ずしもシーク動作の同期を取ら
なくとも良い。
【0030】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ディスク装置1a,1bのアクチュエータ18a,
18bがディスク19a,19bの内径方向又は外径方
向にシーク動作をした場合にも、シーク動作時の反力で
発生するディスク装置1a,1bの回転振動は打ち消さ
れ、ミラーディスク装置全体に回転振動を発生させない
ので、データの読み書きエラーや性能低下が少なく、高
性能、高信頼性を確保でき、記録密度の高いミラーディ
スク装置を実現することができるという効果が得られ
る。
【0031】また、この実施の形態1によれば、ペアと
なる一対のディスク装置1a,1bを頑丈な筐体2で実
装する必要がなくなるため、低コスト化を図ることがで
きるという効果が得られる。
【0032】実施の形態2.この実施の形態によるミラ
ーディスク装置におけるディスク装置1a,1bの内部
構成を示すブロック図は、実施の形態1の図1と同一で
あり、また、ミラーディスク装置にデータの書き込みを
行う場合のタイミングチャートは図2と同一である。
【0033】図5はこの発明の実施の形態2によるミラ
ーディスク装置の構成を示す図であり、図に示すよう
に、ペアとなる一対のディスク装置1a,1bは筐体2
(図示せず)に実装されるが、ディスク装置1a,1b
の前面同士を反対方向に向けて、底面同士を貼り合わせ
ている。ここでは、底面同士を貼り合わせているが、上
面同士を貼り合わせても良い。
【0034】図6はミラーディスク装置を図5に示すよ
うに構成したときのデータの書き込みを行う場合のディ
スク装置1a,1bの回転振動を説明する図である。図
6に示すように、ディスク装置1aのアクチュエータ1
8aがディスク20aの内径方向にシーク動作をした場
合のディスク装置1aの回転振動の方向Qaと、ディス
ク装置1bのアクチュエータ18bがディスク20bの
内径方向にシーク動作をした場合のディスク装置1bの
回転振動の方向Qbは、支点19a,19bから見て反
対方向となり、しかも、図2に示すようにヘッド駆動機
構15a,15bのシーク動作の同期を取ることによ
り、ディスク装置1a,1bに発生する回転振動は打ち
消される。
【0035】また、ディスク装置1a,1bのアクチュ
エータ18a,18bが、ディスク20a,20bの外
径方向にシーク動作をした場合にも、さらに、データの
読み出し時についても、同様にして回転振動の発生を防
ぐことができる。
【0036】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、実施の形態1と同様に、ディスク装置1a,1bの
回転振動は打ち消され、ミラーディスク装置全体に回転
振動を発生させないので、データの読み書きエラーや性
能低下が少なく、高性能、高信頼性を確保でき、記録密
度の高いミラーディスク装置を実現することができると
いう効果が得られる。
【0037】実施の形態3.この実施の形態によるミラ
ーディスク装置におけるディスク装置1a,1bの内部
構成を示すブロック図は、実施の形態1の図1と同一で
あり、また、ミラーディスク装置にデータの書き込みを
行う場合のタイミングチャートは図2と同一である。
【0038】図7はこの発明の実施の形態3によるミラ
ーディスク装置の構成を示す図であり、図に示すよう
に、ペアとなる一対のディスク装置1a,1bは筐体2
(図示せず)に実装されるが、ディスク装置1a,1b
の上面同士を反対方向に向けて、前面同士を貼り合わせ
ている。ここでは、前面同士を貼り合わせているが、後
面同士を貼り合わせても良い。
【0039】図8はミラーディスク装置を図7に示すよ
うに構成したときのデータの書き込みを行う場合のディ
スク装置1a,1bの回転振動を説明する図である。図
8に示すように、ディスク装置1aのアクチュエータ1
8aがディスク20aの内径方向にシーク動作をした場
合のディスク装置1aの回転振動の方向Qaと、ディス
ク装置1bのアクチュエータ18bがディスク20bの
内径方向にシーク動作をした場合のディスク装置1bの
回転振動の方向Qbは、支点19a,19bから見て反
対方向となり、しかも、図2に示すようにヘッド駆動機
構15a,15bのシーク動作の同期を取ることによ
り、ディスク装置1a,1bに発生する回転振動は打ち
消される。
【0040】また、ディスク装置1a,1bのアクチュ
エータ18a,18bが、ディスク20a,20bの外
径方向にシーク動作をした場合にも、さらに、データの
読み出し時についても、同様にして回転振動の発生を防
ぐことができる。
【0041】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、実施の形態1と同様に、ディスク装置1a,1bの
回転振動は打ち消され、ミラーディスク装置全体に回転
振動を発生させないので、データの読み書きエラーや性
能低下が少なく、高性能、高信頼性を確保でき、記録密
度の高いミラーディスク装置を実現することができると
いう効果が得られる。
【0042】実施の形態4.この実施の形態によるミラ
ーディスク装置におけるディスク装置1a,1bの内部
構成を示すブロック図は、実施の形態1の図1と同一で
あり、また、ミラーディスク装置にデータの書き込みを
行う場合のタイミングチャートは図2と同一である。
【0043】図9はこの発明の実施の形態4によるミラ
ーディスク装置の構成を示す図であり、図に示すよう
に、ペアとなる一対のディスク装置1a,1bは筐体2
(図示せず)に実装されるが、ディスク装置1a,1b
の上面同士を反対方向に向けると共に前面同士を反対方
向に向けて、側面同士を貼り合わせている。
【0044】図10はミラーディスク装置を図9に示す
ように構成したときのデータの書き込みを行う場合のデ
ィスク装置1a,1bの回転振動を説明する図である。
図10に示すように、ディスク装置1aのアクチュエー
タ18aがディスク20aの内径方向にシーク動作をし
た場合のディスク装置1aの回転振動の方向Qaと、デ
ィスク装置1bのアクチュエータ18bがディスク20
bの内径方向にシーク動作をした場合のディスク装置1
bの回転振動の方向Qbは、支点19a,19bから見
て反対方向となり、しかも、図2に示すようにヘッド駆
動機構15a,15bのシーク動作の同期を取ることに
より、ディスク装置1a,1bに発生する回転振動は打
ち消される。
【0045】また、ディスク装置1a,1bのアクチュ
エータ18a,18bが、ディスク20a,20bの外
径方向にシーク動作をした場合にも、さらに、データの
読み出し時についても、同様にして回転振動の発生を防
ぐことができる。
【0046】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、実施の形態1と同様に、ディスク装置1a,1bの
回転振動は打ち消され、ミラーディスク装置全体に回転
振動を発生させないので、データの読み書きエラーや性
能低下が少なく、高性能、高信頼性を確保でき、記録密
度の高いミラーディスク装置を実現することができると
いう効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
のディスク装置における第1のヘッド駆動機構のシーク
動作と、第2のディスク装置における第2のヘッド駆動
機構のシーク動作の同期を取り、第1のヘッド駆動機構
のシーク動作の反力により発生する第1のディスク装置
の回転振動と、第2のヘッド駆動機構のシーク動作の反
力により発生する第2のディスク装置の回転振動を打ち
消すように、第1及び上記第2のディスク装置を筐体に
実装することにより、シーク動作に伴う第1及び第2の
ディスク装置1の回転振動は打ち消されて、ミラーディ
スク装置全体に回転振動を発生させないので、データの
読み書きエラーや性能低下が少なく、高性能、高信頼性
を確保でき、記録密度の高いミラーディスク装置を実現
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるミラーディス
ク装置におけるディスク装置の内部構成を示すブロック
図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるミラーディス
ク装置にデータの書き込みを行う場合のタイミングチャ
ートである。
【図3】 この発明の実施の形態1によるミラーディス
ク装置の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるデータの書き
込みを行う場合のディスク装置の回転振動を説明する図
である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるミラーディス
ク装置の構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるデータの書き
込みを行う場合のディスク装置の回転振動を説明する図
である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるミラーディス
ク装置の構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態3によるデータの書き
込みを行う場合のディスク装置の回転振動を説明する図
である。
【図9】 この発明の実施の形態4によるミラーディス
ク装置の構成を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態4によるデータの書
き込みを行う場合のディスク装置の回転振動を説明する
図である。
【図11】 従来のミラーディスク装置の構成を示す図
である。
【図12】 従来のミラーディスク装置におけるディス
ク装置の内部構成を示すブロック図である。
【図13】 従来のミラーディスク装置にデータの書き
込みを行う場合のタイミングチャートである。
【図14】 従来のデータの書き込みを行う場合のディ
スク装置の回転振動を説明する図である。
【符号の説明】
1a,1b ディスク装置、11a,11b インタフ
ェース制御/コマンド処理部、12a,12b ペアデ
ィスクコマンド処理部、13a,13b ヘッド駆動制
御部、14a,14b シークスタート制御部、15
a,15b ヘッド駆動機構、16a,16b ヘッ
ド、17a,17b データ制御部、18a,18b
アクチュエータ、19a,19b 支点、20a,20
b ディスク、21 ディスクインタフェースバス、1
21a,121b Samed CMD Receiv
ed信号、141a,141b Seek Start
Ready信号。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一のデータを書き込む第1及び第2の
    一対のディスク装置を筐体に実装するミラーディスク装
    置において、 上記第1のディスク装置における第1のヘッド駆動機構
    のシーク動作と、上記第2のディスク装置における第2
    のヘッド駆動機構のシーク動作の同期を取り、 上記第1のヘッド駆動機構のシーク動作の反力により発
    生する上記第1のディスク装置の回転振動と、上記第2
    のヘッド駆動機構のシーク動作の反力により発生する上
    記第2のディスク装置の回転振動を打ち消すように、上
    記第1及び上記第2のディスク装置を上記筐体に実装す
    ることを特徴とするミラーディスク装置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2のディスク装置は、 上記第2又は第1のディスク装置へのコマンドを互いに
    デコードし、自身へのコマンドと同一のコマンドである
    ことを検出するペアディスクコマンド処理部と、 自身がシーク動作可能な状態で、上記ペアディスクコマ
    ンド処理部の検出結果を受けて、シークスタートレディ
    信号を上記第2又は第1のディスク装置に互いに出力す
    ると共に、上記第2又は第1のディスク装置からのシー
    クスタートレディ信号を受けて、自身のシークスタート
    レディ信号と相手からのシークスタートレディ信号が出
    揃ったことをもって、シークスタートの指示を出力する
    シークスタート制御部とを備えたことを特徴とする請求
    項1記載のミラーディスク装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2のディスク装置を、前面同
    士を同一方向に向けて、上面同士又は底面同士を貼り合
    わせて筐体に実装することを特徴とする請求項1記載の
    ミラーディスク装置。
  4. 【請求項4】 第1及び第2のディスク装置を、前面同
    士を反対方向に向けて、上面同士又は底面同士を貼り合
    わせて筐体に実装することを特徴とする請求項1記載の
    ミラーディスク装置。
  5. 【請求項5】 第1及び第2のディスク装置を、上面同
    士を反対方向に向けて、前面同士又は後面同士を貼り合
    わせて筐体に実装することを特徴とする請求項1記載の
    ミラーディスク装置。
  6. 【請求項6】 第1及び第2のディスク装置を、上面同
    士を反対方向に向けると共に前面同士を反対方向に向け
    て、側面同士を貼り合わせて筐体に実装することを特徴
    とする請求項1記載のミラーディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020038744A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 株式会社東芝 磁気ディスク装置、及び磁気ディスク装置のデータ処理方法
JP7039426B2 (ja) 2018-09-05 2022-03-22 株式会社東芝 磁気ディスク装置、及び磁気ディスク装置のデータ処理方法

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