JP2002170236A - 光ディスク装置及び光ディスクの記録方法 - Google Patents

光ディスク装置及び光ディスクの記録方法

Info

Publication number
JP2002170236A
JP2002170236A JP2000362367A JP2000362367A JP2002170236A JP 2002170236 A JP2002170236 A JP 2002170236A JP 2000362367 A JP2000362367 A JP 2000362367A JP 2000362367 A JP2000362367 A JP 2000362367A JP 2002170236 A JP2002170236 A JP 2002170236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating power
optical disk
modulation
pulse train
detection pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000362367A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenya Yokoi
研哉 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000362367A priority Critical patent/JP2002170236A/ja
Priority to US09/987,125 priority patent/US6664526B2/en
Priority to DE60137877T priority patent/DE60137877D1/de
Priority to EP07017459A priority patent/EP1860654B1/en
Priority to EP01309608A priority patent/EP1207525B1/en
Publication of JP2002170236A publication Critical patent/JP2002170236A/ja
Priority to US10/465,639 priority patent/US6781105B2/en
Priority to US10/641,285 priority patent/US7019273B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出用パルスを最適な加熱パワーで出力す
る。 【解決手段】 まず、光ディスクの試し書き領域に加熱
パワーを段階的に変えて複数回試し書きを行う(ステッ
プS1)。これは、マルチパルス列、検出用パルス各々
のために行う。そして、その記録の際の反射信号RFを
サンプリング回路でサンプルホールドする(ステップS
2)。次に、このサンプルホールドした各値を用いて、
第1、第2のパワー演算回路でマルチパルス列、検出用
パルスそれぞれの変調度m1,m2を求め、この変調度m
1,m2によりマルチパルス列、検出用パルスそれぞれの
最適な加熱パワーPw1o,Pw2oを算出する(ステップS
3)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録可能な光デ
ィスクに対するマークの形成をマルチパルス列で行い、
そのマルチパルス列の一部を検出用パルスに置換する光
ディスク装置及び光ディスクの記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−Rの一般的な記録波形として、図
8(c)に示す光ディスクに照射されるレーザの光源で
あるLD(Laser Diode)の発光波形のような単一パル
ス記録が用いられる。この記録方式は、記録パワーレベ
ルを2値化し、あるいは、最短データ長の加熱パルスの
後エッジを補正するなどして、マークエッジ(PWM)
記録を実現している。このようなPWM記録では記録マ
ークの両エッジに情報を持たせている。
【0003】しかし、図8(c)のような単一パルス記
録をDVD−Rなどの大容量記録での記録波形として用
いると、図8(d)のマーク形状のように、蓄熱のため
記録マークが涙状に歪を生じ、あるいは、データ長に応
じたエッジシフトが顕著となるため、単パルス記録はジ
ッタ特性を良好にすることが困難となる。
【0004】このため、通常は、図9(c)に示す光デ
ィスクに照射されるレーザの光源であるLDの発光波形
のようなマルチパルス記録が用いられる。これにより加
熱パルスのデューティ(Duty)を調整して、図9(d)
のマーク形状のように、適正な記録パワーを用いること
ができ、畜熱の影響を簡易に防止できて、記録マークの
両エッジシフトが低減できる。
【0005】このようなデータ記録を行うとき、単パル
ス記録では、図8(e)に示す受光信号波形のように、
記録中の単パルス区間における光ディスクからの反射光
量を検出することで、記録中にマークの形成状態を知る
ことができる。よって、記録パワーが変動しながら記録
されても、反射光量の変化を示す信号を得ることがで
き、この変化の状態により記録中でのLDパワー変動や
チルトやメディア感度分布などによる記録パワーのずれ
を補正するように制御しながら、データ記録を行うこと
ができる。このような制御方式を、一般にR−OPC
(Running-OptimumPower Control)と呼んでいる。
【0006】また、特公昭57-60696号公報には、光ディ
スクにデータの記録を行うとき、記録中の反射率の変化
を検出し、その検出信号に基づいて光源の出力を制御す
る技術が開示されている。具体的には、試し書きにおけ
る反射光量変化を示す検出信号を書き込んだ記録パワー
と対応づけて保持しておき、試し書き後、再生信号の対
称性などから最適パワーを算出すると同時に、それと対
応づけられた反射光量変化を示す検出信号を制御目標値
として逐次LD記録パワーを制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大容量
記録に適したマルチパルス記録では、図9(e)の受光
信号波形のように、記録パワーによる反射光量の変化を
検出する前に、遮断パルスにより反射光量が急減し、再
び加熱パルスで反射光量が急増するような変化を示すよ
うになり、LDの発光状態が短時間に切り替わるため、
マークの形成状態を認識するために必要な一定パワーで
の光量変化を検出することができず、R−OPCにより
適正なパワーに制御しながら記録することが困難であっ
た。
【0008】そこで、図9(f)のLDの発光波形のよ
うに、通常のマルチパルス列を単一パルスからなる検出
用パルスに置換して配置するようにすると、記録中の光
ディスクからの反射光としては図9(h)の受光信号波
形のような反射光量信号(反射信号RF)が得られる。
この検出用パルスは前記したようなCD−Rで用いられ
るR−OPCと同様に、マーク形成に伴う光量変化が現
れる。
【0009】しかし、DVD−Rに用いられるマルチパ
ルス列による記録中に、マルチパルス列の場合と同一の
加熱パワーの単一パルスに置換すると、マーク形成状態
は過剰なパワーとなり、デフォーカスやチルトや加熱パ
ワー変動などのドライブ装置の経時変化に対して感度が
無くなってしまうという不具合がある。
【0010】すなわち、一般的な色素系光ディスクは、
マルチパルス列を用いても単一パルス列を用いてもマー
クの形成は可能であるが、それぞれに適正な記録パワー
は異なっているため、マルチパルス列によるR−OPC
の感度を良好に設定することは困難であった。
【0011】この発明の目的は、検出用パルスを最適な
加熱パワーで出力することができるようにすることであ
る。
【0012】この発明の目的は、検出用パルスの最適な
加熱パワーを簡易に算出できるようにすることである。
【0013】この発明の目的は、光ディスクの面ぶれ等
の影響による変調度の変動を抑制し、検出用パルスの最
適な加熱パワーを正確に求めることができるようにする
ことである。
【0014】この発明の目的は、マルチパルス列につい
ても最適な加熱パワーで出力することができるようにす
ることである。
【0015】この発明の目的は、マルチパルス列の最適
な記録パワーに対応する検出用パルスの加熱パワーの最
適値を求めることができるようにすることである。
【0016】この発明の目的は、マルチパルス列の最適
な記録パワーに対応する検出用パルスの加熱パワーの最
適値を高精度に求めることができるようにすることであ
る。
【0017】この発明の目的は、マルチパルス列、検出
用パルスの各加熱パワーを光ディスクへの記録中であっ
ても常に最適な値にすることを可能とすることである。
【0018】この発明の目的は、マルチパルス列、検出
用パルスの各加熱パワーを一定比に維持して、光ディス
クへの記録中であっても常に最適な値にすることを可能
とすることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、記録可能な光ディスクに光を照射する光源と、前記
照射光をマルチパルス列にして前記光ディスクにマーク
を形成するマルチパルス列生成手段と、前記マルチパル
ス列の一部を検出用パルスに置換して当該検出用パルス
で前記マークを形成する検出用パルス生成手段とを備え
ている光ディスク装置において、前記光ディスクの試し
書き領域に予め加熱パワーを段階的に複数回変えて試し
書きをする試書手段と、この試し書きの際の反射光を受
光する受光素子と、この受光素子の出力信号に基づいて
前記検出用パルスに関する変調度を求める第1の変調度
算出手段と、この求めた変調度に基づいて前記検出用パ
ルスの加熱パワーの最適値を求める第1の加熱パワー決
定手段と、前記検出用パルスの加熱パワーを前記第1の
加熱パワー決定手段で求めた加熱パワーに基づいて制御
する第1の制御手段と、を備えていることを特徴とする
光ディスク装置である。
【0020】したがって、試し書きを行うことにより、
検出用パルスを最適な加熱パワーで出力することができ
る。
【0021】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の光ディスク装置において、前記第1の加熱パワー決定
手段は、前記試し書きを行ったときの複数段階の加熱パ
ワーの中から前記第1の変調度算出手段で求めた変調度
が0.5〜0.8となるものを前記最適値とするもので
あることを特徴とする。
【0022】したがって、変調度が0.5〜0.8の範
囲内となるものを検出用パルスの最適な加熱パワーとす
ることで、検出用パルスの最適な加熱パワーを簡易に算
出することができる。
【0023】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の光ディスク装置において、前記第1の加熱パワー決定
手段は、前記第1の変調度算出手段で求めた変調度の加
熱パワーに対する変化を求め、この変化から前記検出用
パルスの加熱パワーの最適値を求めるものであることを
特徴とする。
【0024】したがって、光ディスクの面ぶれ等の影響
による変調度の変動を抑制し、検出用パルスの最適な加
熱パワーを正確に求めることができる。
【0025】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の光ディスク装置において、前記第1の加熱パワー決定
手段は、前記変化が1.0〜2.0となるものを前記最
適値とするものであることを特徴とする。
【0026】したがって、変調度の加熱パワーに対する
変化が1.0〜2.0の範囲内となるものを検出用パル
スの最適な加熱パワーとすることで、検出用パルスの最
適な加熱パワーを簡易に算出することができる。
【0027】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の光ディスク装置において、前記受光素子の出力信号に
基づいて前記マルチパルス列に関する変調度を求める第
2の変調度算出手段と、この求めた変調度に基づいて前
記マルチパルス列の加熱パワーの最適値を求める第2の
加熱パワー決定手段と、前記マルチパルス列の加熱パワ
ーを前記第2の加熱パワー算出手段で求めた加熱パワー
に基づいて制御する第2の制御手段と、を備えているこ
とを特徴とする。
【0028】したがって、試し書きを行うことにより、
マルチパルス列についても最適な加熱パワーで出力する
ことができる。
【0029】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の光ディスク装置において、前記第1の加熱パワー決定
手段は、前記第1の変調度算出手段で求めた前記検出用
パルスに関する変調度が前記第2の変調度算出手段で求
めた前記マルチパルス列に関する変調度と略等しい値と
なるときの前記検出用パルスの加熱パワーをその最適値
とするものであることを特徴とする。
【0030】したがって、マルチパルス列の最適な記録
パワーに対応する検出用パルスの加熱パワーの最適値を
求めることができる。
【0031】請求項7に記載の発明は、請求項5に記載
の光ディスク装置において、前記第2の加熱パワー決定
手段は、前記第2の変調度算出手段で求めた変調度の加
熱パワーに対する変化を求め、この変化から前記マルチ
パルス列の加熱パワーの最適値を求めるものであり、前
記第1の加熱パワー決定手段は、前記第1の変調度算出
手段で求めた変調度の加熱パワーに対する変化を求め、
この変化が前記第2の加熱パワー決定手段で求めた前記
マルチパルス列の加熱パワーに対する変化と略等しい値
となるときの前記検出用パルスの加熱パワーをその最適
値とするものであることを特徴とする。
【0032】したがって、マルチパルス列の最適な記録
パワーに対応する検出用パルスの加熱パワーの最適値を
高精度に求めることができる。
【0033】請求項8に記載の発明は、請求項5〜7の
いずれかの一に記載の光ディスク装置において、前記第
2の制御手段は、前記第1の制御手段で制御される前記
検出用パルスの加熱パワーとの比が予め設定されている
一定値となるように前記マルチパルス列の加熱パワーを
制御するものであることを特徴とする。
【0034】したがって、マルチパルス列、検出用パル
スの各加熱パワーを光ディスクへの記録中であっても常
に最適な値にすることが可能となる。
【0035】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の光ディスク装置において、前記第2の制御手段は、前
記第1の加熱パワー決定手段で求めた前記検出用パルス
の加熱パワーの最適値と前記第2の加熱パワー決定手段
で求めた前記マルチパルス列の加熱パワーの最適値との
比を前記一定値としているものであることを特徴とす
る。
【0036】したがって、マルチパルス列、検出用パル
スの各加熱パワーを一定比に維持して、光ディスクへの
記録中であっても常に最適な値にすることが可能とな
る。
【0037】請求項10に記載の発明は、記録可能な光
ディスクに照射する照射光をマルチパルス列にして前記
光ディスクにマークを形成し、この際に前記マルチパル
ス列の一部については検出用パルスに置換して当該検出
用パルスで前記マークを形成する光ディスクの記録方法
において、前記光ディスクの試し書き領域に予め加熱パ
ワーを段階的に複数回変えて試し書きをする試書工程
と、この試し書きの際の反射光を受光素子で受光する受
光工程と、この受光素子の出力信号に基づいて前記検出
用パルスに関する変調度を求める第1の変調度算出工程
と、この求めた変調度に基づいて前記検出用パルスの加
熱パワーの最適値を求める第1の加熱パワー決定工程
と、前記検出用パルスの加熱パワーを前記第1の加熱パ
ワー算出手段で求めた加熱パワーに基づいて制御する第
1の制御工程と、を含んでなることを特徴とする光ディ
スクの記録方法である。
【0038】したがって、試し書きを行うことにより、
検出用パルスを最適な加熱パワーで出力することができ
る。
【0039】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の光ディスクの記録方法において、前記第1の加熱
パワー決定工程は、前記試し書きを行ったときの複数段
階の加熱パワーの中から前記第1の変調度算出手段で求
めた変調度が0.5〜0.8となるものを前記最適値と
するものであることを特徴とする。
【0040】したがって、変調度が0.5〜0.8の範
囲内となるものを検出用パルスの最適な加熱パワーとす
ることで、検出用パルスの最適な加熱パワーを簡易に算
出することができる。
【0041】請求項12に記載の発明は、請求項10に
記載の光ディスクの記録方法において、前記第1の加熱
パワー決定工程は、前記第1の変調度算出手段で求めた
変調度の加熱パワーに対する変化を求め、この変化から
前記検出用パルスの加熱パワーの最適値を求めるもので
あることを特徴とする。
【0042】したがって、光ディスクの面ぶれ等の影響
による変調度の変動を抑制し、検出用パルスの最適な加
熱パワーを正確に求めることができる。
【0043】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載の光ディスクの記録方法において、前記第1の加熱
パワー決定工程は、前記変化が1.0〜2.0となるも
のを前記最適値とするものであることを特徴とする。
【0044】したがって、変調度の加熱パワーに対する
変化が1.0〜2.0の範囲内となるものを検出用パル
スの最適な加熱パワーとすることで、検出用パルスの最
適な加熱パワーを簡易に算出することができる。
【0045】請求項14に記載の発明は、請求項10に
記載の光ディスクの記録方法において、前記受光素子の
出力信号に基づいて前記マルチパルス列に関する変調度
を求める第2の変調度算出工程と、この求めた変調度に
基づいて前記マルチパルス列の加熱パワーの最適値を求
める第2の加熱パワー決定工程と、前記マルチパルス列
の加熱パワーを前記第2の加熱パワー算出工程で求めた
加熱パワーに基づいて制御する第2の制御工程と、を含
んでなることを特徴とする。
【0046】したがって、試し書きを行うことにより、
マルチパルス列についても最適な加熱パワーで出力する
ことができる。
【0047】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載の光ディスクの記録方法において、前記第1の加熱
パワー決定工程は、前記第1の変調度算出工程で求めた
前記検出用パルスに関する変調度が前記第2の変調度算
出工程で求めた前記マルチパルス列に関する変調度と略
等しい値となるときの前記検出用パルスの加熱パワーを
その最適値とするものであることを特徴とする。
【0048】したがって、マルチパルス列の最適な記録
パワーに対応する検出用パルスの加熱パワーの最適値を
求めることができる。
【0049】請求項16に記載の発明は、請求項14に
記載の光ディスクの記録方法において、前記第2の加熱
パワー決定工程は、前記第2の変調度算出工程で求めた
変調度の加熱パワーに対する変化を求め、この変化から
前記マルチパルス列の加熱パワーの最適値を求めるもの
であり、前記第1の加熱パワー決定工程は、前記第1の
変調度算出工程で求めた変調度の加熱パワーに対する変
化を求め、この変化が前記第2の加熱パワー決定手段で
求めた前記マルチパルス列の加熱パワーに対する変化と
略等しい値となるときの前記検出用パルスの加熱パワー
をその最適値とするものであることを特徴とする。
【0050】したがって、マルチパルス列の最適な記録
パワーに対応する検出用パルスの加熱パワーの最適値を
高精度に求めることができる。
【0051】請求項17に記載の発明は、請求項14〜
16のいずれかの一に記載の光ディスクの記録方法にお
いて、前記第2の制御工程は、前記第1の制御工程で制
御される前記検出用パルスの加熱パワーとの比が予め設
定されている一定値となるように前記マルチパルス列の
加熱パワーを制御するものであることを特徴とする。
【0052】したがって、マルチパルス列、検出用パル
スの各加熱パワーを光ディスクへの記録中であっても常
に最適な値にすることが可能となる。
【0053】請求項18に記載の発明は、請求項17に
記載の光ディスクの記録方法において、前記第2の制御
工程は、前記第1の加熱パワー決定工程で求めた前記検
出用パルスの加熱パワーの最適値と前記第2の加熱パワ
ー決定工程で求めた前記マルチパルス列の加熱パワーの
最適値との比を前記一定値としているものであることを
特徴とする。
【0054】したがって、マルチパルス列、検出用パル
スの各加熱パワーを一定比に維持して、光ディスクへの
記録中であっても常に最適な値にすることが可能とな
る。
【0055】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態について
説明する。
【0056】まず、発明の一実施の形態である光ディス
ク装置で行う情報記録方式について説明する。
【0057】この情報記録方式では、例えばDVD−R
OMフォーマットのコードデータを、記録層に色素材料
を用いたDVD−Rに対して記録する。データ変調方式
として、図1(b)の記録データのようなEFM Plus
(Eight to Fourteen Modulation Plus)変調コードを
用いて、マークエッジ(PWM:Pulse Width Modulati
on)記録を行っており、形成されるマークとスペースの
データ長は3〜14Tとなる。この実施の形態ではこの
ようなメディアと記録データを用いて、光源である半導
体レーザ(LD:Laser Diode)をマルチパルス発光さ
せて記録マークを形成することによりDVD−Rに情報
の記録を行う。
【0058】色素系の光メディアに記録を行う場合の基
本的な記録動作は、従来の技術で前記したとおりであ
る。このときのマルチパルス列の最適な加熱パワーは、
CD−Rで用いられる単一パルス列による記録波形の最
適な加熱パワーよりも約20〜30%高いパワーが必要
となる(図1(f)参照)。また、図1(a)に示すよ
うに、記録チャネルクロック周期Tは約38nsec、記録
線速度は3.5m/sである。
【0059】より具体的には、代表的なDVD−Rにマ
ルチパルス列を用いて、その最適加熱パワーで記録する
と、加熱パワーPw1(マルチパルス列の加熱パワー)の
最適値は12mW程度であり、このパワーでの14T変
調度は65%程度となっており、最も良好なジッタ特性
が得られる。このような記録を行うときに所望の間隔で
マルチパルス列の一部を単一の検出用パルスに置換して
記録をすると、前記のように良好な記録状態の検出およ
び加熱パワーの補正が可能となる。
【0060】次に、R−OPC動作で用いる光ディスク
の記録状態の情報は、前記の検出パルスの期間における
先端から3T後以降の領域で反射信号RFの受光量が安
定しているので、このレベルをサンプルホールド回路で
サンプリングし、A/DコンバータによりRFsmp値
(反射信号RFのサンプル値)を取得するようにする。
この値は光ディスクからの反射光であるため、図2に示
すように、出射光量である加熱パワーPw2(検出用パル
スの加熱パワー)で正規化して、光ディスクの記録状態
を示す記録状態情報“RFopc=RFsmp/Pw2”を求め
ている。この記録状態情報RFopcは、検出用パルスで
の最適な加熱パワーPw2o(optimum)の近傍で大きな負
の傾きを示しており、各種のドライブ変動に対して高感
度な変化を示すようになる。
【0061】すなわち、図1(h)の受光信号波形や図
2に示すように、記録パワーが適正から過大となるよう
に変動すると、検出用加熱パルス部分のように反射光量
の検出信号がより大きな勾配で変化をするため、マーク
の形成が進みすぎていると判断できる。逆に、記録パワ
ーが適正から過小となるように変動すると、検出信号の
変化は小さくなり、マークの形成が不十分であると判断
できる。そこで、マルチパルス列による通常の記録での
加熱パワーPw1と、単一パルスによる検出パルスによる
加熱パワーPw2の最適値を用いることで、光ディスク全
面に渡って良好な記録を行うことを可能となる。
【0062】詳細には、通常の記録を開始する直前、す
なわちR−OPC動作の前に、記録開始の準備として試
し書き(OPC)を行う。図3(a)に示すように、光
ディスクには略最内周部にPCA(Power Calibration
Area)領域が設けられており、多くの回数の試し書きを
実施することができる。図3(b)に示すように、例え
ば、記録データの単位である1ECC=16セクタに、
1回分の試し書きを割り当てるようにする。したがっ
て、1ステップを最小単位の領域として1セクタ領域に
割り当てると、加熱パワーを段階的に変化させて最大で
16ステップの試し書きを行うことが可能である。
【0063】そこで、加熱パワーPw1を例えば8段階に
変化させながら各セクタに小サイズの記録を行う(この
試し書きを行った領域を試し書き領域という)。そし
て、試し書き領域の再生動作によって、図3(c)に示
すように、試し書き領域の再生信号から、最大値Ipk
と、最小値Ibtmと、平均値Idcを検出し、図4(e)に
示すように、最大振幅Imaxの変調度“m1=(Ipk−Ibt
m)/Ipk”を算出して保持し、かつ、図3(d)のよう
に、最大振幅Imaxと平均値Idcの非対称性(Asymmetr
y)“β=[(Ipk−Idc)−(Idc−Ibtm)]/(Ipk−Ibt
m)”を算出して保持しておく。さらに、図3(d)に
示すように、これらのプロット点から近似式を算出し、
β=0となるマルチパルス列の最適な加熱パワーPw1o
(optimum)を求める。さらに、この時の変調度m1も求
めておく。
【0064】また、R−OPC動作で用いる検出用パル
スの加熱パワーPw2についても、同様に、例えば8ステ
ップで変化させながら小サイズの記録を行い、図4
(e)に示すように、記録後の各加熱パワーPw2による
試し書きの部分の再生信号から、最大振幅Imaxの変調
度m2を算出して保持しておく。
【0065】次に、前記のようにして求めた変調度m
1,m2から、最適な検出用パルスの加熱パワーPw2o(o
ptimum)を求める手段について説明する。
【0066】まず、加熱パワーPw2oを求める第1の手
段として、DVD−Rのような規格で定めた光ディスク
については、変調度が0.6〜0.85の範囲になるよ
うにマルチパルス列の加熱パワーPw1の最適値Pw1oを
設定する。このような光ディスクは信号の諸特性をバラ
ンスよく設計するため、通常の変調度m1は0.65程
度に分布している。これに対し、前述の検出用パルスの
記録から得られる変調度m2は、マルチパルス列から得
られる変調度m1より0.1程度大きい値か同等値とす
ることで、高感度で誤差の小さい記録状態の検出レベル
を得ることができる。したがって、検出用パルスでの複
数の変調度m2のうち、0.5〜0.8の範囲から所望
の変調度となる加熱パワーPw2を最適値Pw2oとするこ
とで、高感度で検出誤差の少ないR−OPCが実現でき
る。この所望の変調度は光ディスクの種類ごとや、光デ
ィスク装置ごとに、予め定められた最適値を用いること
も可能である。
【0067】第2の手段として、前記の試し書きによっ
て得られる再生信号の、最大値Ipk、最小値Ibtm、平均
値(DC値)Idcから変調度m1および非対称性(Asymme
try)βを算出して保持しておき、β=0となるマルチ
パルス列の最適な加熱パワーPw1oを算出するととも
に、その最適な加熱パワーでの変調度m1も算出してお
く。また、検出用パルスについても同様の試し書きによ
って再生信号の変調度m2を算出して保持しておく。こ
れらについては前記のとおりである。そして、前記のマ
ルチパルス列の最適な加熱パワーPw1oにおける変調度
m1とほぼ一致する変調度m2における、検出用パルスの
最適な加熱パワーPw2oを算出する。この手段によれ
ば、あらゆる色素系光ディスクに対して、通常のマルチ
パルス列の記録とR−OPCの検出用パルスの記録に対
して、それぞれ最適な加熱パワーを得ることが可能であ
る。
【0068】第3の手段として、図4(f)に示すよう
に、光ディスクの面ぶれ等の影響による変調度m1,m2
の変動を抑制するため、変調度そのものではなく、試し
書きによって得られた変調度と加熱パワーの特性から導
かれる、変調度の加熱パワーに対する変化“γ=(dm
/dPw)×(Pw/m)”を用いることで、精度が向上
する。すなわち、検出用パルスの試し書きから得られる
変調度の変化γ2が適正範囲であれば検出感度がよく、
目安としてはγ2<1.0では検出感度が小さくなり、
逆にγ2>2.0では低い加熱パワーのためマークの形
成が安定せず検出誤差が大きくなる。したがって、変調
度の加熱パワーに対する変化γ2は1.0〜2.0の範
囲から所望の値となる加熱パワーPw2を最適な加熱パワ
ーPw2oとすることができる。この所望のγ2の値は光デ
ィスクの種類ごとや、光ディスク装置ごとに、予め定め
られた最適値を用いることも可能である。
【0069】第4の手段について説明する。最初に通常
のマルチパルス列で記録を行うための、前記の試し書き
によって得られる変調度m1及び非対称性βから、β=
0となるマルチパルス列の最適加熱パワーPw1oを算出
し、さらに、それぞれの加熱パワーでの変調度m1か
ら、変調度と加熱パワーの近似式を導き、変調度の加熱
パワーに対する変化γ1の、最適な加熱パワーPw1oにお
ける変化γ1o(optimum)を算出しておく。また、検出
用パルスについても同様の試し書きによって再生信号の
変調度m2を算出して保持しておき、変調度と加熱パワ
ーの近似式から求まる変調度の加熱パワーに対する変化
γ2が、前記のマルチパルス列での変調度の加熱パワー
に対する変化γ1oとほぼ一致する変調度の変化γ2とし
て検出用パルスの最適な加熱パワーPw2oを算出する。
この手段によれば、あらゆる色素系光ディスクに対し
て、記録時変動による検出誤差の小さい通常のマルチパ
ルス列の記録とR−OPCの検出用パルスのそれぞれ最
適な加熱パワーを得ることが可能である。
【0070】次に、第3と第4の手段における、具体的
な変調度m(m1,m2)の変化γ(γ1,γ2)及び目的
の加熱パワーPw(Pw1,Pw2)の算出の手段を説明す
る。まず、試し書きによって得られた変調度と加熱パワ
ーの複数の特性データから、 m=a×Pw^2+b×Pw+c (a,b,cは定数) なる2次近似式を算出する。近似方法は多項式近似など
の一般的な近似手法を用いており、2次以上の近似式が
測定値と良く一致する。
【0071】そして、前記の“γ=dm/dPw×m/P
w”より、“dm/dPw=2×a×Pw+b”であるか
ら、 Pw={−b×(γ−1)±SQRT[b^2×(γ−1)^2−
4×a×(γ−2)×c×γ]}/[2×a×(γ−2)] が得られる。
【0072】これらの演算を行い、正の解Pw(+)を
算出することで、目的のPwを求めることができる。
【0073】なお、近似式については、それぞれのγ値
を算出してγとPwの2次近似式を算出してもよいが、
測定値とずれが生じ易いため、変調度mを近似すること
が望ましい。
【0074】次に、通常の記録を行うためのマルチパル
ス列及び検出用パルスのそれぞれにおける加熱パワーの
設定の手段について説明する。前記のように、試し書き
によって得られたそれぞれの最適な加熱パワーPw1oと
Pw2oは、試し書きの時点での最適値である。ところ
が、通常の記録でR−OPC動作を行うと、記録状態の
変化を検出用パルスで検出して検出用パルスの加熱パワ
ーPw2を補正しながら、情報の記録のためのマルチパル
ス列の加熱パワーPw1を補正しなければならない。した
がって、試し書き時点での両方の最適値から、加熱パワ
ー比“α=Pw2o/Pw1o”を算出して設定しておくこと
で、それぞれの加熱パワーPw1,Pw2を記録中であって
も常に最適な値にすることが可能となる。
【0075】また、通常の記録中においては、検出用パ
ルスによって記録状態の過不足を検出し、その結果から
検出用パルスの加熱パワーをPw2'に補正すると共に、
マルチパルス列の加熱パワーをPw1'に補正している。
この修正手段として前記のように“Pw1'=Pw2'/α”
によって検出用パルスの加熱パワーPw2を補正する度に
加熱パワーPw1を算出し直すようにする。これらの加熱
パワーPw1,Pw2を常に補正しながら光ディスクに記録
することで、記録中に各種変動があった場合でも常に最
適な記録パワーPw1,Pw2に保つことができ、光ディス
ク全面に渡って均一で低ジッタな記録が可能となる。
【0076】以上のような情報記録方式を実現する光デ
ィスク装置について説明する。
【0077】図5,図6は、この発明の一実施の形態で
ある光ディスク装置の回路構成を示すブロック図であ
る。この光ディスク装置1は、光ディスク2への記録用
の光源であるLD(図示せず)を備えたピックアップ3
と、記録データを生成するEFM plusエンコーダ4
と、記録データに基づきLDの出射光を変調するための
記録パルス列制御部5と、その記録パルス列制御部5が
出力する記録パルス列制御信号に基づいてLDを所望の
発光波形に発光させるLD制御回路6とを備えている。
【0078】記録パルス列制御部5はEFM plusエン
コーダ4が出力する記録データからLDを駆動するため
のLD制御信号を生成する。この記録パルス列制御部5
は記録パルス列生成部7を備えており、記録パルス列生
成部7はマルチパルス列を生成する。記録パルス列制御
部5には、R−OPC動作のための単一パルスからなる
検出用パルスを生成する検出用パルス生成部8も設けら
れ、記録パルス列に含める検出用パルスを生成する。こ
のようにして検出用パルスを含んだマルチパルス列とし
てLD制御信号が生成され、そのLD制御信号はLD制
御回路6に入力される。
【0079】次に、LD制御回路6は、LDを駆動する
電流源となるLD駆動電流源9,10,11を備えてい
る。LD駆動電流源9はマルチパルス列のパルスがON
のときの加熱パワーを出力し、LD駆動電流源10はR
−OPC動作のための検出用パルスの加熱パワーを出力
し、LD駆動電流源11はパルスがOFFのときのボト
ムパワーを設定するボトムパワーを出力する。LD制御
回路6はLD制御信号に基づいてLD駆動電流源9又は
10とLD駆動電流源11との出力をスイッチングする
か又は加算してLDに出力し、検出用パルスを含むマル
チパルス列のLD発光波形(図1(f))にしている。
記録パルス列生成部7及びLD駆動電流源9によりマル
チパルス列生成手段を、検出用パルス生成部8及びLD
駆動電流源10により検出用パルス生成手段を実現して
いる。
【0080】試し書きの動作は次のように行う。すなわ
ち、光ディスク2のプリフォーマット情報として予め設
定され、あるいは、マイコンなどで構成され光ディスク
装置1の全体を制御するシステムコントローラ12のR
OMなどに予め記憶された試し書きのための加熱パワー
値等の必要なデータを読み出し、記録パルス列生成部
7、検出用パルス生成部8でLD制御信号を生成する。
このLD制御信号によりLDから出射されたビームは光
ディスク2に照射されて前記のように試し書きが行われ
る。この試し書きの際の光ディスク2での反射光はピッ
クアップ3の受光素子(図示せず)で受光されて反射信
号RFに変換され、サンプリング回路13に出力され
る。サンプリング回路13により第1、第2の制御手段
を実現している。
【0081】マルチパルス列又は検出用パルスによって
記録された試し書き領域での反射信号RFは再生信号と
して、サンプリング回路13のピークホールド回路14
によって最大レベルIpkがホールドされ、ボトムホール
ド回路15によって最小レベルIbtmがホールドされ、ロ
ーパスフィルタ16によって高域をカットした平均レベ
ルIdcが検出される。これらの信号は、第1のサンプル
ホールド回路17においてサンプリング信号の検出位置
にてそれぞれの信号をサンプルホールドし、得られたサ
ンプルレベルを図示しないA/DコンバータでA/D変
換する。
【0082】加熱パワー演算・補正回路19の第1のパ
ワー演算回路20、第2のパワー演算回路21は、前記
したような算出手段を用いて、それぞれマルチパルス
列、検出用パルスの最適な加熱パワーPw1o,Pw2oを算
出する。
【0083】この検出信号レベルはその時点でのLDの
出射光量によって異なるため、このときの信号RFsmp
は、記録状態情報演算回路23の除算回路25で、LD
の出射光量レベルPw2で除算して正規化することによ
り、マークの形成状態が反映された記録状態情報値RF
opcが算出される。この試し書きの際に得られた記録状
態情報値RFopcは目標値RFopcoとして、例えばシス
テムコントローラ12のRAMなどに記憶される。
【0084】記録状態情報演算回路23の比較器24
は、この目標値RFopcoと所望の間隔で得られる記録状
態情報値RFopcとの大小を比較する。第2のパワー演
算回路21は、この比較の結果に応じて検出用パルスの
最適な加熱パワーPw2oを算出する。記録状態情報演算
回路23により第1の制御手段を実現している。
【0085】加熱パワー演算・補正回路19の加熱パワ
ー補正回路22は、第1のパワー演算回路20、第2の
パワー演算回路21で求めた最適な加熱パワーPw1o,
Pw2oをLD駆動電流源9,10に出力して、LD駆動
電流源9,10が最適な加熱パワーPw1o,Pw2oとなる
ように制御する。加熱パワー演算・補正回路19により
第1、第2の制御手段を実現している。
【0086】ドライブコントローラ26は、回転/サー
ボ機構27を駆動して、スピンドルモータ28及びピッ
クアップ3を制御する。
【0087】なお、サンプリング回路13、記録状態情
報演算回路23及び加熱パワー演算・補正回路19の全
部又は一部の機能をシステムコントローラ12などのマ
イコンが行う処理で実施してもよい。
【0088】次に、図7のフローチャートを参照して、
試し書き及びその後の通常の記録動作について整理して
説明する。図7に示すように、まず、光ディスク2の試
し書き領域に前記のとおり試し書きを行う(ステップS
1)。この試し書きは、いずれもパワーを8段階に変え
て、加熱パワーPw1に対応して8セクタ分、加熱パワー
Pw2に対応して8セクタ分、それぞれ行う。ステップS
1により試書手段、試書工程を実現している。
【0089】そして、その記録の際の反射信号RFをサ
ンプリング回路13で前記のようにサンプルホールドす
る(ステップS2)。次に、このサンプルホールドした
各値を用いて、第1、第2のパワー演算回路20,21
で最適な加熱パワーPw1o,Pw2oを算出する(ステップ
S3)。そして、前記のように、この記録の際の記録状
態情報値RFopcを目標値RFopcoとして設定し(ステ
ップS4)、一連の試し書きを終了する。ステップS2
〜S4により第1、第2の変調度算出手段、第1、第2
の変調度算出工程並びに第1、第2の加熱パワー決定手
段、第1、第2の加熱パワー決定工程を実現している。
【0090】試し書き終了後に、光ディスク2に対する
通常の記録を開始した直後からR−OPC動作をスター
トさせ、所望の間隔で前記と同様に記録状態情報値RF
opcを算出する(ステップS5)。そして、比較器24
で、目標値RFopcoと現在の録状態情報値RFopcとを
比較する(ステップS6)。
【0091】ステップS6の判断で、現在の記録状態情
報値RFopcが目標値RFopcoより大きい場合は(RFo
pc>RFopco)、記録マークが理想的な大きさより小さ
くなっているため、検出用パルスの加熱パワーを拡大す
るように補正する(ステップS7)。逆に、現在の記録
状態情報値RFopcが目標値RFopcoより小さい場合は
(RFopc<RFopco)、記録マークが理想的な大きさ
より大きくなっているため、検出用パルスの加熱パワー
を小さくなるように補正する(ステップS8)。現在の
記録状態情報値RFopcが目標値RFopcoと等しい場合
は(RFopc=RFopco)、検出用パルスの加熱パワー
を現在のものに維持する(ステップS9)。
【0092】これだけでは、検出用パルスだけがマーク
形成の状態に応じて適正に制御されてしまうので、第1
のパワー演算回路20では、補正された検出用パルスの
加熱パワーPw2'を予め設定された加熱パワー比αで除
する演算を行うことで、通常のマルチパルス列の加熱パ
ワーを補正する。すなわち、通常の記録中においては、
検出用パルスによって記録状態の過不足を検出し、その
結果から検出用パルスの加熱パワーをPw2'に補正する
と共に、マルチパルス列の加熱パワーをPw1'に補正し
ている(ステップS10)。この修正手段として前記の
ように“Pw1'=Pw2'/α”によって検出用パルスの加
熱パワーを補正する度に、マルチパルス列の加熱パワー
を算出し直すようにしている。ステップS4〜S10に
より第1、第2の制御手段並びに第1、第2の制御工程
を実現している。
【0093】以上のステップS6以下の処理は、記録デ
ータの終了アドレスに達するまで行う(ステップS1
1)。
【0094】このように、R−OPC動作によって、マ
ルチパルス列と検出パルスのそれぞれの加熱パワーを常
に補正しながら光ディスク2に記録することで、記録中
に各種変動があった場合でも常に最適な記録パワーに保
つことができ、光ディスク2の全面に渡って均一で低ジ
ッタな記録が可能となる。
【0095】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、試し書きを行
うことにより、検出用パルスを最適な加熱パワーで出力
することができる。
【0096】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の光ディスク装置において、変調度が0.5〜0.8の
範囲内となるものを検出用パルスの最適な加熱パワーと
することで、検出用パルスの最適な加熱パワーを簡易に
算出することができる。
【0097】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の光ディスク装置において、光ディスクの面ぶれ等の影
響による変調度の変動を抑制し、検出用パルスの最適な
加熱パワーを正確に求めることができる。
【0098】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の光ディスク装置において、変調度の加熱パワーに対す
る変化が1.0〜2.0の範囲内となるものを検出用パ
ルスの最適な加熱パワーとすることで、検出用パルスの
最適な加熱パワーを簡易に算出することができる。
【0099】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の光ディスク装置において、試し書きを行うことによ
り、マルチパルス列についても最適な加熱パワーで出力
することができる。
【0100】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の光ディスク装置において、マルチパルス列の最適な記
録パワーに対応する検出用パルスの加熱パワーの最適値
を求めることができる。
【0101】請求項7に記載の発明は、請求項5に記載
の光ディスク装置において、マルチパルス列の最適な記
録パワーに対応する検出用パルスの加熱パワーの最適値
を高精度に求めることができる。
【0102】請求項8に記載の発明は、請求項5〜7の
いずれかの一に記載の光ディスク装置において、マルチ
パルス列、検出用パルスの各加熱パワーを光ディスクへ
の記録中であっても常に最適な値にすることが可能とな
る。
【0103】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の光ディスク装置において、マルチパルス列、検出用パ
ルスの各加熱パワーを一定比に維持して、光ディスクへ
の記録中であっても常に最適な値にすることが可能とな
る。
【0104】請求項10に記載の発明は、試し書きを行
うことにより、検出用パルスを最適な加熱パワーで出力
することができる。
【0105】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の光ディスクの記録方法において、変調度が0.5
〜0.8の範囲内となるものを検出用パルスの最適な加
熱パワーとすることで、検出用パルスの最適な加熱パワ
ーを簡易に算出することができる。
【0106】請求項12に記載の発明は、請求項10に
記載の光ディスクの記録方法において、光ディスクの面
ぶれ等の影響による変調度の変動を抑制し、検出用パル
スの最適な加熱パワーを正確に求めることができる。
【0107】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載の光ディスクの記録方法において、変調度の加熱パ
ワーに対する変化が1.0〜2.0の範囲内となるもの
を検出用パルスの最適な加熱パワーとすることで、検出
用パルスの最適な加熱パワーを簡易に算出することがで
きる。
【0108】請求項14に記載の発明は、請求項10に
記載の光ディスクの記録方法において、試し書きを行う
ことにより、マルチパルス列についても最適な加熱パワ
ーで出力することができる。
【0109】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載の光ディスクの記録方法において、マルチパルス列
の最適な記録パワーに対応する検出用パルスの加熱パワ
ーの最適値を求めることができる。
【0110】請求項16に記載の発明は、請求項14に
記載の光ディスクの記録方法において、マルチパルス列
の最適な記録パワーに対応する検出用パルスの加熱パワ
ーの最適値を高精度に求めることができる。
【0111】請求項17に記載の発明は、請求項14〜
16のいずれかの一に記載の光ディスクの記録方法にお
いて、マルチパルス列、検出用パルスの各加熱パワーを
光ディスクへの記録中であっても常に最適な値にするこ
とが可能となる。
【0112】請求項18に記載の発明は、請求項17に
記載の光ディスクの記録方法において、マルチパルス
列、検出用パルスの各加熱パワーを一定比に維持して、
光ディスクへの記録中であっても常に最適な値にするこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態である光ディスク装置
に関する各信号などのタイミングチャートである。
【図2】記録状態情報値と加熱パワーとの関係などを説
明するグラフである。
【図3】光ディスクのPCA領域について説明する説明
図である。
【図4】同説明図である。
【図5】前記光ディスク装置の回路構成を説明するブロ
ック図である。
【図6】同ブロック図である。
【図7】前記光ディスク装置の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図8】従来の単一パルス列による記録マークの形成を
説明するタイミングチャートである。
【図9】従来のマルチパルス列と検出用パルスとを併用
した記録マークの形成を説明するタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 光ディスク装置 2 光ディスク 7 マルチパルス列生成手段 8 検出用パルス生成手段 9 マルチパルス列生成手段 10 検出用パルス生成手段 13 第1、第2の制御手段 19 第1、第2の制御手段 23 第1の制御手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録可能な光ディスクに光を照射する光
    源と、 前記照射光をマルチパルス列にして前記光ディスクにマ
    ークを形成するマルチパルス列生成手段と、 前記マルチパルス列の一部を検出用パルスに置換して当
    該検出用パルスで前記マークを形成する検出用パルス生
    成手段とを備えている光ディスク装置において、 前記光ディスクの試し書き領域に予め加熱パワーを段階
    的に複数回変えて試し書きをする試書手段と、 この試し書きの際の反射光を受光する受光素子と、 この受光素子の出力信号に基づいて前記検出用パルスに
    関する変調度を求める第1の変調度算出手段と、 この求めた変調度に基づいて前記検出用パルスの加熱パ
    ワーの最適値を求める第1の加熱パワー決定手段と、 前記検出用パルスの加熱パワーを前記第1の加熱パワー
    決定手段で求めた加熱パワーに基づいて制御する第1の
    制御手段と、を備えていることを特徴とする光ディスク
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の加熱パワー決定手段は、前記
    試し書きを行ったときの複数段階の加熱パワーの中から
    前記第1の変調度算出手段で求めた変調度が0.5〜
    0.8となるものを前記最適値とするものであることを
    特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の加熱パワー決定手段は、前記
    第1の変調度算出手段で求めた変調度の加熱パワーに対
    する変化を求め、この変化から前記検出用パルスの加熱
    パワーの最適値を求めるものであることを特徴とする請
    求項1に記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の加熱パワー決定手段は、前記
    変化が1.0〜2.0となるものを前記最適値とするも
    のであることを特徴とする請求項3に記載の光ディスク
    装置。
  5. 【請求項5】 前記受光素子の出力信号に基づいて前記
    マルチパルス列に関する変調度を求める第2の変調度算
    出手段と、 この求めた変調度に基づいて前記マルチパルス列の加熱
    パワーの最適値を求める第2の加熱パワー決定手段と、 前記マルチパルス列の加熱パワーを前記第2の加熱パワ
    ー算出手段で求めた加熱パワーに基づいて制御する第2
    の制御手段と、を備えていることを特徴とする請求項1
    に記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の加熱パワー決定手段は、前記
    第1の変調度算出手段で求めた前記検出用パルスに関す
    る変調度が前記第2の変調度算出手段で求めた前記マル
    チパルス列に関する変調度と略等しい値となるときの前
    記検出用パルスの加熱パワーをその最適値とするもので
    あることを特徴とする請求項5に記載の光ディスク装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第2の加熱パワー決定手段は、前記
    第2の変調度算出手段で求めた変調度の加熱パワーに対
    する変化を求め、この変化から前記マルチパルス列の加
    熱パワーの最適値を求めるものであり、 前記第1の加熱パワー決定手段は、前記第1の変調度算
    出手段で求めた変調度の加熱パワーに対する変化を求
    め、この変化が前記第2の加熱パワー決定手段で求めた
    前記マルチパルス列の加熱パワーに対する変化と略等し
    い値となるときの前記検出用パルスの加熱パワーをその
    最適値とするものであることを特徴とする請求項5に記
    載の光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の制御手段は、前記第1の制御
    手段で制御される前記検出用パルスの加熱パワーとの比
    が予め設定されている一定値となるように前記マルチパ
    ルス列の加熱パワーを制御するものであることを特徴と
    する請求項5〜7のいずれかの一に記載の光ディスク装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第2の制御手段は、前記第1の加熱
    パワー決定手段で求めた前記検出用パルスの加熱パワー
    の最適値と前記第2の加熱パワー決定手段で求めた前記
    マルチパルス列の加熱パワーの最適値との比を前記一定
    値としているものであることを特徴とする請求項8に記
    載の光ディスク装置。
  10. 【請求項10】 記録可能な光ディスクに照射する照射
    光をマルチパルス列にして前記光ディスクにマークを形
    成し、この際に前記マルチパルス列の一部については検
    出用パルスに置換して当該検出用パルスで前記マークを
    形成する光ディスクの記録方法において、 前記光ディスクの試し書き領域に予め加熱パワーを段階
    的に複数回変えて試し書きをする試書工程と、 この試し書きの際の反射光を受光素子で受光する受光工
    程と、 この受光素子の出力信号に基づいて前記検出用パルスに
    関する変調度を求める第1の変調度算出工程と、 この求めた変調度に基づいて前記検出用パルスの加熱パ
    ワーの最適値を求める第1の加熱パワー決定工程と、 前記検出用パルスの加熱パワーを前記第1の加熱パワー
    算出手段で求めた加熱パワーに基づいて制御する第1の
    制御工程と、を含んでなることを特徴とする光ディスク
    の記録方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の加熱パワー決定工程は、前
    記試し書きを行ったときの複数段階の加熱パワーの中か
    ら前記第1の変調度算出手段で求めた変調度が0.5〜
    0.8となるものを前記最適値とするものであることを
    特徴とする請求項10に記載の光ディスクの記録方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の加熱パワー決定工程は、前
    記第1の変調度算出手段で求めた変調度の加熱パワーに
    対する変化を求め、この変化から前記検出用パルスの加
    熱パワーの最適値を求めるものであることを特徴とする
    請求項10に記載の光ディスクの記録方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の加熱パワー決定工程は、前
    記変化が1.0〜2.0となるものを前記最適値とする
    ものであることを特徴とする請求項12に記載の光ディ
    スクの記録方法。
  14. 【請求項14】 前記受光素子の出力信号に基づいて前
    記マルチパルス列に関する変調度を求める第2の変調度
    算出工程と、 この求めた変調度に基づいて前記マルチパルス列の加熱
    パワーの最適値を求める第2の加熱パワー決定工程と、 前記マルチパルス列の加熱パワーを前記第2の加熱パワ
    ー算出工程で求めた加熱パワーに基づいて制御する第2
    の制御工程と、を含んでなることを特徴とする請求項1
    0に記載の光ディスクの記録方法。
  15. 【請求項15】 前記第1の加熱パワー決定工程は、前
    記第1の変調度算出工程で求めた前記検出用パルスに関
    する変調度が前記第2の変調度算出工程で求めた前記マ
    ルチパルス列に関する変調度と略等しい値となるときの
    前記検出用パルスの加熱パワーをその最適値とするもの
    であることを特徴とする請求項14に記載の光ディスク
    の記録方法。
  16. 【請求項16】 前記第2の加熱パワー決定工程は、前
    記第2の変調度算出工程で求めた変調度の加熱パワーに
    対する変化を求め、この変化から前記マルチパルス列の
    加熱パワーの最適値を求めるものであり、 前記第1の加熱パワー決定工程は、前記第1の変調度算
    出工程で求めた変調度の加熱パワーに対する変化を求
    め、この変化が前記第2の加熱パワー決定手段で求めた
    前記マルチパルス列の加熱パワーに対する変化と略等し
    い値となるときの前記検出用パルスの加熱パワーをその
    最適値とするものであることを特徴とする請求項14に
    記載の光ディスクの記録方法。
  17. 【請求項17】 前記第2の制御工程は、前記第1の制
    御工程で制御される前記検出用パルスの加熱パワーとの
    比が予め設定されている一定値となるように前記マルチ
    パルス列の加熱パワーを制御するものであることを特徴
    とする請求項14〜16のいずれかの一に記載の光ディ
    スクの記録方法。
  18. 【請求項18】 前記第2の制御工程は、前記第1の加
    熱パワー決定工程で求めた前記検出用パルスの加熱パワ
    ーの最適値と前記第2の加熱パワー決定工程で求めた前
    記マルチパルス列の加熱パワーの最適値との比を前記一
    定値としているものであることを特徴とする請求項17
    に記載の光ディスクの記録方法。
JP2000362367A 2000-11-15 2000-11-29 光ディスク装置及び光ディスクの記録方法 Pending JP2002170236A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000362367A JP2002170236A (ja) 2000-11-29 2000-11-29 光ディスク装置及び光ディスクの記録方法
US09/987,125 US6664526B2 (en) 2000-11-15 2001-11-13 Optical information recording employing improved recording power control scheme
DE60137877T DE60137877D1 (de) 2000-11-15 2001-11-14 Optisches Informationsaufzeichnungsverfahren mit einem verbesserten Schema zur Aufzeichnungsleistungssteuerung
EP07017459A EP1860654B1 (en) 2000-11-15 2001-11-14 Optical information recording employing improved recording power control scheme
EP01309608A EP1207525B1 (en) 2000-11-15 2001-11-14 Optical information recording employing improved recording power control scheme
US10/465,639 US6781105B2 (en) 2000-11-15 2003-06-20 Optical information recording employing improved recording power control scheme
US10/641,285 US7019273B2 (en) 2000-11-15 2003-08-15 Optical information recording employing improved recording power control scheme

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000362367A JP2002170236A (ja) 2000-11-29 2000-11-29 光ディスク装置及び光ディスクの記録方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002170236A true JP2002170236A (ja) 2002-06-14

Family

ID=18833659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000362367A Pending JP2002170236A (ja) 2000-11-15 2000-11-29 光ディスク装置及び光ディスクの記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002170236A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1437718A2 (en) * 2003-01-10 2004-07-14 Pioneer Corporation Optical recording apparatus, method of controlling emission of light beam, and recording medium containing control program

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1437718A2 (en) * 2003-01-10 2004-07-14 Pioneer Corporation Optical recording apparatus, method of controlling emission of light beam, and recording medium containing control program
EP1437718A3 (en) * 2003-01-10 2006-03-15 Pioneer Corporation Optical recording apparatus, method of controlling emission of light beam, and recording medium containing control program
US7512049B2 (en) 2003-01-10 2009-03-31 Pioneer Corporation Optical pickup apparatus including emission device, light beam emission control method, and computer-readable recorded medium in which light beam emission control program is recorded

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7154825B2 (en) Optical recording/reproducing apparatus with APC and ACC processes
US6621780B2 (en) Optical recording/reproducing method and apparatus
JP2005004906A (ja) 情報記録方法及び情報記録装置
US7158460B2 (en) Method and apparatus for adjusting conditions for recording and reproducing informations
JP3851886B2 (ja) 情報記録装置および情報記録方法
JP4012875B2 (ja) 情報記録方法及び情報記録装置
JP3907639B2 (ja) 光記録方法及び光記録装置
US7522509B2 (en) Semiconductor laser driving device and optical disc device
JP2002170269A (ja) 光量制御装置と情報記録装置
JP2004110915A (ja) ライトパワー制御方法およびその装置
US7164637B2 (en) Information recording method and information recording apparatus
JP2002170236A (ja) 光ディスク装置及び光ディスクの記録方法
JP4046468B2 (ja) 光ディスク装置及び光ディスク
JP4564960B2 (ja) 情報記録装置、情報記録方法及び情報記録プログラム
JP4514940B2 (ja) 光ディスク装置
JP4149346B2 (ja) 光変調記録再生装置
JP3876676B2 (ja) 光ディスク装置
JP2008282510A (ja) 情報記録方法
JP2003303416A (ja) 光ディスク装置
JP2005203007A (ja) 情報記録装置及び最適記録パワー検出方法
JP2001034987A (ja) 光情報記録装置
JP2006172532A (ja) 光ディスク装置および記録パワーの設定方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040929

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051021

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071031

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100209