JP4149346B2 - 光変調記録再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスク等の光記録媒体の特定領域に記憶された記録条件を決定するための設定情報を読み出し、あるいは上記設定情報を装置内から出力することで、記録パルス幅を設定し、記録条件を求める特定領域にて記録再生することにより記録条件を補正する光変調記録再生装置に関するものである。
大容量のデータを記録する光ディスク装置として、DVDRAM、DVD−RW、DVD−Rといった記録型DVDが開発され、一般に販売されている。これらの光ディスク装置においては、記録情報に応じて変化するパルス列を、情報の最小単位より細かいパルス列に変換し、該細かいパルス列によってレーザビームを強度変調し、前記強度変調されたレーザビームを媒体上に集光させて加熱することにより媒体の物理特性を変化させて記録している。ここで、記録に必要なパルス幅や、各レーザビームのパワーなどの記録補償を行う記録条件設定情報はあらかじめ光ディスクに記憶されている。
しかしながら、光ディスクに記憶されている記録条件設定情報は、ROM情報として基板に形成され、しかる後にディスク(記録媒体)を形成するため、光ディスク等の光記録媒体の形成状態により、記録条件の特性にはばらつきが生じる。
すなわち、同じパワー、同じパルス幅で情報を記録した場合であっても、記録媒体の構造、記録膜の組成、周囲温度等によって記録されたマーク/スペースの大きさは変化する。
特に、マーク/スペースのエッジに情報を持たせるマークエッジ記録が多く行われる高密度の光記録においては、記録されたマーク/スペースのトラック方向の長さの変化は、再生信号のジッタとなって再生されたデータの誤り率の悪化を招く。
このため、通常、光ディスク装置においては、光ディスクへの試し書き(テストライト)を行い、その再生信号から得た記録状態を判定し、必要に応じて記録条件の補正を行ってきた。
この記録条件の補正については、記録パワーパラメータや記録パルス幅パラメータを最適化する従来技術として、下記公報がある。
記録パワーパラメータを最適条件に決定するための方法としては、例えば、特許文献1や特許文献2がある。本公報によれば、各種記録パワーを変化させて記録を行い、その再生信号より得られる変調度mとその記録パワーPを用いて、γ=(Δm/m)/(ΔP/P)なる関数を求め、より最適な記録パワーパラメータを決定している。
ここで、変調度mとは、再生データ振幅(再生データのピークレベルPkと再生データのボトムレベルBtの差)を再生データのピークレベルPkで規格化したものであり、(Pk−Bt)/Pkで表される。
また、記録パルス幅パラメータを最適条件に補正するための方法として、例えば、特許文献3がある。本公報によれば、光ディスクに記載された標準記録条件に対して、記録パルス幅パラメータを記録マーク長によらず一律に変化させて記録を行い、そのデータの再生信号のジッタを用いて、より最適な記録条件を決定している。
さらに、特許文献4においては、各種パターンを用いて各記録マークに対応する記録パルスを調整するためのデータ表を作成するものであり、すべてのマーク長に対応する補正を可能としている。
また、記録パワーパラメータと記録パルス幅パラメータを最適化する、すなわち、光ディスクに予め記録されている標準記録情報に対してすべての記録条件の補正を行う方法としては、例えば、特許文献5がある。
本公報によれば、種々のパラメータを決定するために各記録条件に対して多数回のテストライトを繰り返し行い、試し書きデータの再生信号のアシンメトリ(対称性)を検出して判定することにより最適な記録条件を決定している。
特開平9-138946号公報(公開日:平成9年5月27日) 特開平11-134691号公報(公開日:平成11年5月21日) 特開2000-200418公報(公開日:平成12年7月18日) 特開2000-331348公報(公開日:平成12年11月30日) 特開2002-25060公報(公開日:平成14年1月25日)
しかしながら、上記特許文献1、上記特許文献2に示された記録条件の補償においては、記録パワーパラメータの設定のみ行っており、記録パルス幅パラメータに対する補正を行っていないという問題点がある。
また、上記特許文献3、上記特許文献4に述べられた記録条件の補償においては、記録パワーパラメータについての決定を行っていないという問題がある。
さらに、上記特許文献5に示される記録補償においては、大量の試し書き領域と、長い所要時間を必要としているため、市販の記録再生装置に搭載して使用するには不適当という問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、あらかじめ光ディスク等の光記録媒体に記憶された、あるいは装置側から出力された標準記録条件と実際の記録時の最適化条件とのずれを補正し、最適な記録パルス幅パラメータおよび記録パワーパラメータを短時間で決定することにある。
本発明の光変調記録再生装置は、上記課題を解決するために、光記録媒体に対して、記録情報に応じて変化する記録パルスに基づいて光変調記録を行うと共に記録された情報の再生を行う光変調記録再生装置において、上記記録パルスについて複数のパルス幅条件で上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて上記記録パルスの記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータを補正し、このように補正された記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定した後、上記記録パルスのパワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータを補正するため、複数のパルス幅条件で前記光記録媒体に試し記録を行う補正手段を備えていることを特徴としている。また、本発明の光変調記録再生装置は、光記録媒体に対して、記録情報に応じて変化する記録パルスに基づいて光変調記録を行うと共に記録された情報の再生を行う光変調記録再生装置において、上記記録パルスについて複数のパルス幅条件で上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録マークの幅に影響を与える記録パルス幅パラメータを補正し、このように補正された記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定した後、上記記録マークの長さに影響を与える記録パルス幅パラメータを補正するため、複数のパルス幅条件で前記光記録媒体に試し記録を行う補正手段を備えていることを特徴としている。
また、本発明の光変調記録再生装置は、上記課題を解決するために、記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とが記憶された光記録媒体に対して、記録情報に応じて変化する記録パルスに基づいて光変調記録を行うと共に記録された情報の再生を行う光変調記録再生装置において、上記記録パルスについて複数のパルス幅条件で上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータを補正し、このように補正された記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定した後、上記記録パルスのパワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータを補正するため、複数のパルス幅条件で前記光記録媒体に試し記録を行うする補正手段を備えていることことを特徴としている。また、本発明の光変調記録再生装置は、上記課題を解決するために、記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とが記憶された光記録媒体に対して、記録情報に応じて変化する記録パルスに基づいて光変調記録を行うと共に記録された情報の再生を行う光変調記録再生装置において、上記記録パルスについて複数のパルス幅条件で上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録マークの幅に影響を与える記録パルス幅パラメータを補正し、このように補正された記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定した後、上記記録マークの長さに影響を与える記録パルス幅パラメータを補正するため、複数のパルス幅条件で前記光記録媒体に試し記録を行う補正手段を備えていることを特徴としている。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、前記光記録媒体には予め記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とが記憶されており、前記各試し記録に、上記パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とが用いられるように前記補正手段が構成されていることが好ましい。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とを出力するデータ出力手段を備え、前記各試し記録に、前記データ出力手段から出力された、パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とが用いられるように前記補正手段が構成されていることが好ましい。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、前記記録パルス幅パラメータのうち、前記記録パワーパラメータに影響を与えるパラメータを補正することが好ましい。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、前記記録情報は記録マークとして形成され、前記記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータのうち、上記記録マークの前エッジ部を変化させるパラメータを補正することが好ましい。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、前記記録パルスは複数のパルス列からなり、前記記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータは、この記録パルスの始端部のパルス幅であることが好ましい。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、前記記録情報は記録マークとして形成され、前記記録パルス幅パラメータのうち、上記記録マークの幅を変化させるパラメータを補正することが好ましい。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、前記記録情報は記録マークとして形成され、前記記録パルスは複数のパルス列からなり、このパルス列における中間部のパルスのパルス幅を前記記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータとして変化させることが好ましい。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、前記補正手段は、前記記録パワー設定情報に基づき行われる複数回の試し記録に基づいて、前記記録パワーパラメータの決定を行うことが好ましい。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、前記記録パワー設定情報は、所定の記録条件における変調度を含むことが好ましい。
また、本発明の光変調記録再生装置は、上記課題を解決するために、光記録媒体に対して、記録情報に応じて変化する記録パルスに基づいて光変調記録を行うと共に記録された情報の再生を行う光変調記録再生装置において、前記記録パルスの記録パワーパラメータと該記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータとに変化を加えて試し書きを行い、その最適化後、前記記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータを補正するため、複数のパルス幅条件で前記光記録媒体に試し記録を行う補正手段が備えられていることを特徴としている。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、前記記録パルスは複数のパルス列からなり、記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータのうち、記録パルスの終端部のパルスのパルス幅を補正することが好ましい。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、前記記録パルスは複数のパルス列からなり、記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータのうち、記録パルスの始端部のパルスの開始位置を補正することが好ましい。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、前記補正手段が、上記記録パルスについて所定の記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果が所定の評価指数を満たすときは記録パワーパラメータを決定し、上記所定の評価指数を満たさないときは、上記記録パルス幅パラメータを変えて再度複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定するように構成されていることが好ましい。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、前記光記録媒体には記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とが予め記憶されており、前記補正手段は、前記各試し記録に、前記記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とを用いるように構成されていることが好ましい。
また、本発明の光変調記録再生装置においては、記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とを出力するデータ出力手段を備え、前記補正手段は、各試し記録に、前記データ出力手段から出力された、パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とを用いるように構成されていることが好ましい。
本発明の光変調記録再生装置は、以上のように、上記記録パルスについて複数のパルス幅条件で上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて上記記録パルスの記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータを補正し、このように補正された記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定した後、上記記録パルスのパワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータを補正するため、複数のパルス幅条件で前記光記録媒体に試し記録を行う補正手段を備えているものである。また、本発明の光変調記録再生装置は、以上のように、上記記録パルスについて複数のパルス幅条件で上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録マークの幅に影響を与える記録パルス幅パラメータを補正し、このように補正された記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定した後、上記記録マークの長さに影響を与える記録パルス幅パラメータを補正するため、複数のパルス幅条件で前記光記録媒体に試し記録を行う補正手段を備えているものである。
上記補正手段によれば、複数のパルス幅条件で試し記録を行い、その再生結果に基づいてまず記録パルス幅パラメータを補正する。この結果、最適な記録パルスのパルス幅条件が実現できる。なお、この試し記録に用いられる記録パワー等の他の記録条件は、例えば上記光記録媒体に記憶された情報あるいは光変調記録再生装置から出力された情報に基づく。
次に、補正された記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記光記録媒体に試し記録を行い、記録パワーパラメータを決定する。この結果、記録パルス幅パラメータが最適化された状態で複数の記録パワーによる試し記録が行われ、大量の試し記録およびそのための領域が不要になるとともに記録パワーパラメータを効率よく決定することができ、短時間で記録パワーを最適なものにすることができる。
これにより、光変調記録再生装置の記録条件を常に最適な状態にすることが可能となる。
また、以上のように、上記試し記録に用いられる、補正された記録条件以外の条件は、光記録媒体に予め記憶されている、記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とに基づいてもよい。また、これらを出力するデータ出力手段を備え、該データ出力手段から出力されたパワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とに基づいてもよい。
また、本発明の光変調記録再生装置は、複数のパルス幅条件で上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パルス幅パラメータを補正し、このように補正された記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定する補正手段を備えている。
上記構成によれば、光記録媒体が光変調記録再生装置に装着されると、記録パワーパラメータと記録パルス幅パラメータとが読み出され、これらのパラメータに基づいて、最適な記録パワー及び最適な記録パルス幅で、記録すべき情報が上記光記録媒体に書き込まれる。
しかしながら、この際、上記パラメータから得られる記録条件と、光記録媒体特性とは常に一致しているとは限らず、したがって光変調記録再生装置が常に最適記録条件にあるとは限らない。
そこで、上記光変調記録再生装置によれば、上記不具合を解消するために補正手段が設けられている。この補正手段は、複数のパルス幅条件で光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パルス幅パラメータを補正する。これにより、記録パルス幅パラメータが補正されて最適な記録パルスのパルス幅条件が実現できる。
また、上記補正手段は、上記のようにして補正された記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定する。
つまり、記録パルス幅パラメータが最適化された状態で、複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録が行われることになる。したがって、大量の試し記録及びそのための領域が不要となると共に記録パワーパラメータが効率よく決定され、短時間で記録パワーを最適なものにすることができる。これにより、光変調記録再生装置の記録条件を常に最適な状態にすることが可能となる。
また、以上のように、前記の記録パルス幅パラメータのうち、前記の記録パワーパラメータに影響を与えるパラメータを補正した場合、記録パルス幅パラメータのうち、記録パワーパラメータに影響を与えないパラメータについては補正の対象外となる。この結果、より短い時間とより少ない記録領域とで記録条件の最適化が行える。
また、以上のように、上記補正するパラメータを、記録マークの前エッジ部を変化させるパラメータ(このようなパラメータとして、複数のパルス列からなる記録パルスの始端部のパルス幅が挙げられる)とした場合、記録マーク先頭部の不安定を解消したパルス幅を有する記録パルスを得ることが可能となる。
また、以上のように、前記記録情報は記録マークとして形成され、前記の記録パルス幅パラメータのうち、上記記録マークの幅を変化させるパラメータを補正してもよい。あるいは、前記記録情報は記録マークとして形成され、前記記録パルスは複数のパルス列からなり、このパルス列における中間部のパルスのパルス幅を変化させてもよい。記録マークの幅が狭すぎると、再生の際に該記録マークの認識が困難となり、また逆に記録マークの幅が広すぎると、隣接するトラックに悪影響を及ぼす可能性があるからである。この点、上記構成によれば、記録マークの後半部の不安定を解消したパルス幅を有する記録パルスを得ることが可能となる。
また、以上のように、前記記録パワー設定情報に基づき行われる複数回の試し記録に基づいて、前記記録パワーパラメータの決定を行う場合、記録パワー設定情報に基づいて試し記録を行っても、既に記録パルス幅パラメータが最適に補正されているので、何ら問題なく最適な記録パワーを設定できる。
また、以上のように、前記記録パワー設定情報が所定の記録条件における変調度を含む場合、所定の記録条件における変調度を用いて記録パワーパラメータが決定され、記録パワー設定情報に基づいた最適な記録パワーを設定できる。
また、本発明の光変調記録再生装置は、以上のように、前記記録パルスの記録パワーパラメータと該記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータとに変化を加えて試し書きを行い、その最適化後、前記記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータを補正するため、複数のパルス幅条件で前記光記録媒体に試し記録を行う補正手段が備えられていることを特徴としている。
上記構成によれば、まず、前記記録パルスの記録パワーパラメータと該記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータとを決定し、その後、記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータを補正するものである。
したがって、上記記録パワーパラメータおよび該記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータの決定においては、その決定(補正)順序につき、記録パワーパラメータの決定が先であっても該記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータの決定が先であっても構わない。さらに、その決定(補正)方法についても限定されない。すなわち、記録パワーパラメータと該記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータとが記録時の条件において最適化できるものであれば、どのような方法であっても構わない。
上記の記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータとしては、記録パルスの終端部のパルスのパルス幅、記録パルスの始端部のパルスの開始位置等がある。
ここで、マークエッジ記録が多く行われる高密度の光記録においては、上述のように記録されたマーク/スペースのトラック方向の位置の変化は、再生信号のジッタとなり、再生されたデータの誤り率を増加させる。
そして、終端部のパルス幅がずれている場合には、終端部のパルス後に消去パワーが照射されて終端部のパルス後のマークは消去されて記録マークの長さが変化し、記録マークの後ろエッジ位置が変化する。また、始端部のパルスの開始位置がずれている場合にも、記録マークの前エッジ位置が変化することになり、記録マークの長さが変化する。
この点、上記構成によれば、記録パワーパラメータの最適化後の記録マーク・スペースのデューティを合わせることが可能となる。加えて、記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータが最後に補正されるので、最終の記録/再生状態の判別が可能となり、この判別結果により、所望の性能を満たしていないと判断した場合、光記録媒体の異なる領域で一連の記録条件の補正を試し記録により再度行うか否かを判断することも可能となる。
また、以上のように、記録パルスについて所定の記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果が所定の評価指数を満たすときは記録パワーパラメータを決定し、上記所定の評価指数を満たさないときは、上記記録パルス幅パラメータを変えて再度複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定しても構わない。
上記構成は、所定の記録パルス幅パラメータを設定し、これを固定させて複数の記録パワーで上記光記録媒体に試し記録を行い、その再生結果が所定の評価指数を満たすときは記録パワーパラメータを決定し、上記所定の評価指数を満たさないときは、上記記録パルス幅パラメータを変えるものである。この場合、当初に設定される前記所定の記録パルス幅パラメータが実際の記録時の最適条件をほぼ満たすような場合、記録パワーパラメータを効率よく決定することができ、試し記録に必要な時間および試し記録のための領域をより一層削減できる。
また、以上のように、上記各試し記録に用いられる所定の記録パルス幅パラメータ等の記録条件は、光記録媒体に予め記憶されている、記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とに基づいてもよい。また、これらを出力するデータ出力手段を備え、該データ出力手段から出力されたパワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とに基づいてもよい。
〔実施の形態1〕
本発明の実施の一形態について図1〜図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
図2は、本発明の記録条件を設定する情報を有する光ディスクの記録条件を、最適な記録条件に補正する光変調記録再生装置の概略ブロック図である。
図2に示すように、上記光変調記録再生装置は、データを記録可能な相変化型の光ディスク(光記憶媒体)1と、光ディスク1を回転させるためのモータ2と、回転する光ディスク1にデータを記録/再生するための光ピックアップ3とを備えている。光ピックアップ(PU)3は、図示していないサーボ系を用いて、光ディスク1の特定のトラックにビームスポットを照射している。光ディスク1への記録/再生は、光ピックアップ3よりのビームスポットにより行われており、光ピックアップ1が光ディスクの半径方向に移動することにより光ディスクの全領域に記録/再生が可能となる。
光ディスク1の内周側には、記録条件を設定するための情報を含む記録/再生に必要な情報が記憶された情報領域があり、記録条件を設定するための試し記録(以下、テストライトと称する)を行う領域も形成されている。光ディスク1へのデータの記録/再生領域は、上記領域の外周側に設定されており、情報の形態や周波数帯域などが情報領域とは異なったフォーマットが用いられている。
ここで、上記記録条件を設定するための情報を含む記録/再生に必要な情報(標準記録条件、記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報や記録パルス幅パラメータ情報)が光変調記録再生装置側で出力されるような構成であってもよい。
光変調記録再生装置は、光ディスク1の情報領域の再生を行い、最適な記録/再生行うための設定情報を得る。光ディスク情報再生回路4は、光ピックアップ3より再生された信号に波形処理を行い、2値化した信号を記録再生動作制御回路5(データ出力手段)へ送る。記録再生動作制御回路5において、光ディスク1に記憶された情報を用いて、標準記録条件が決定される。
情報の記録においては、図3に示すように、光ディスク1に記録する情報を記録情報処理回路6により光ディスクに記録するのに適した変換を行い、記録再生動作制御回路5の制御に従って、記録パルス生成回路7により記録情報に応じて変化するパルス列を情報の最小単位より細かいパルス列に変換した記録パルスを生成し、レーザ駆動回路8により、各パルスにおける記録パワー、消去パワー、およびバイアスパワーと呼ぶ所定レーザパワーとなる電流を生成して光ピックアップ3のレーザ素子を駆動することにより、光ディスク1へ記録マークを形成する。
このような光変調記録再生装置における記録パルスは、図4に示すように、記録すべき情報に応じて変化するパルス列であり、光ディスクに記録するために媒体温度の熱分布を考慮されている。記録情報は、例えば2T〜8Tの異なる長さを有しており、それぞれ、始端部と終端部および、3T以上の長さの記録パルスには複数のパルス列よりなる中間部を有するパルスより構成される記録パルスに変換される。そして、光ディスクに記憶された記録パルス幅を読み出して記録再生動作制御回路5において所定パルス幅を決定し、記録パルス生成回路7で設定される。
このような記録パルスにおいて、始端部のパルス幅がずれている場合には、記録マークの先頭部分での形状が変化することになる。これは、パルス幅が変わることにより媒体に照射するレーザーエネルギーが変化するためである。すなわち、始端部のパルス幅が広すぎる場合には、記録マークの先頭部が膨らみ前エッジのマーク幅が変化する。逆に始端部のパルス幅が狭すぎる場合には、記録マークの前エッジ幅が小さくなるように変化する。
同様に、中間部のパルス幅が広すぎる場合には、記録マークの後半部分の記録マークが膨らむため、記録マークの幅が増大する。逆に、中間部のパルス幅が狭すぎる場合には、記録マークの後半部分の記録マークが減少するため、記録マークの幅が減少することになる。
このように、上記各記録パルス幅パラメータは、記録マーク形状(記録パワーパラメータ)に大きな影響を与える。
更に、終端部のパルス幅がずれている場合には、記録マークの後ろエッジ位置が変化することになる。これは、終端部のパルス後に消去パワーが照射されるため、終端部のパルス後のマークは消去されるためであり、記録マークの長さが変化する。また、始端部のパルスの開始位置がずれている場合には、記録マークの前エッジ位置が変化することになり、記録マークの長さが変化する。すなわち、上記の各記録パルス幅パラメータ、すなわち終端部のパルス幅および始端部のパルスの開始位置は、記録マークの長さに大きな影響を与える。
この記録パルスに対して、レーザ駆動回路8で与えられる記録パワーの設定においては、図1に詳細に説明されるように、光ディスク1に記憶された情報を用い、数回の試し記録より得られる再生信号の変調度を用いて記録再生動作制御回路5において決定され、その情報を元に記録パワーパラメータを設定する。
そして、情報の再生においては、光ディスク1に記録された情報を光ピックアップ3で抽出する。RFアンプ9において、複数のピックアップ出力信号から再生信号を合成し、次段回路の入力レベルに適した振幅に調整する。再生信号は、等化回路10により周波数特性を補正した後、2値化回路11によりディジタル化された情報を出力する。
等化回路10の出力はPLL回路12にも送られ、再生信号に同期した再生クロックを生成し、再生に必要な基準タイミングとして、再生信号評価回路13で用いられる。
再生信号評価回路13は、エラーレイトによる再生信号の性能評価結果を記録再生動作制御回路5へ出力する。
このような光変調記録再生装置において、電源投入後に光ディスクを検知したときや、新たに光ディスクが挿入されたときには、光ディスクの記録条件を設定する情報から得られる記録条件と光ディスク媒体特性は一致しているとは限らず、最適記録条件とは限らない。
特に、記録パルス幅パラメータが、光ディスク媒体特性とずれている場合には、上記のように記録マーク形状が不安定となるため記録パワーパラメータを決定するテストライトに大きな影響を与える。
図5(a)・(b)は、記録パルスのパルス幅が最適なパルス幅からずれたときの再生信号の変調度を測定した結果である。ここで、図5(a)・(b)および図6(a)・(b)で用いた記号ついて、Ttopは始端部のパルス幅、Tmpは中間部のパルス幅、Tendは終端部のパルス幅で表している。
図5(a)は、記録マークを形成する記録パワーを照射する記録パルス幅パラメータ(始端部のパルスの幅および中間部のパルスの幅)がずれた場合の影響を示している。図5(a)より、最適なパルス幅で記録パワーを変化させて得られる変調度の変化に対して、パルス幅が±1nSずれたときの変調度の変化が異なっていることがわかる。このことは、変調度を用いて記録パワーを決定する場合において、所定の変調度に対する記録パワーは一義的に決定することができるものの、記録パルス幅がずれている場合には、設定された記録パワーは最適な記録パワーにならないことになる。特にパルス幅が不足する場合における変調度の変化は、最適なパルス幅で記録した場合と大きく異なっているため、このような条件でテストライトを行っても最適な記録パワーから大きくずれることがわかる。
次に、終端部のパルスの幅がずれた場合の変調度の変化を図5(b)に示す。
終端部のパルス幅ずれに対しては、記録マークの幅が変化しないため、再生信号振幅に影響しない。このため、終端部のパルス幅の変化に対して変調度は同一の変化を示しており、記録パワーパラメータを設定する処理であるOPC(Optimum Power Control)に影響はないものと考えられる。
図6(a)・(b)に上記条件でのエラーレイトの状況を示す。記録パルス幅がずれた状態では、記録状態悪化により再生性能が低下することがわかる。
図6(a)は、記録パワーを照射する記録パルス幅について始端部と中間部のパルスの幅(記録パルス幅パラメータ)がずれた場合の影響を示している。図6(a)より、最適なパルス幅で記録パワーを変化させて得られるエラーレイトの変化に対して、パルス幅が±1nSずれたときのエラーレイトの変化は異なっており、パルス幅のずれた記録情報の再生信号より、記録状態が悪化していることがわかる。特にパルス幅が不足する場合におけるエラーレイトの変化は、最適なパルス幅で記録した場合に較べ大きく悪化しており、十分な記録マークが形成されていないことがわかる。
また、終端部のパルスの幅がずれた場合のエラーレイトの変化を図6(b)に示す。
終端部のパルス幅ずれに対してもエラーレイトの悪化が見られており、変調度を用いたOPCにより設定した記録パワーが適正であっても、終端部のパルスの幅がずれると適切な記録マークが形成されないことがわかる。
ここで本発明の記録条件の補正について図1および図2を参照して説明する。
まず、図2に示すような光変調記録再生装置において、新たに光ディスク1が挿入された場合、光ピックアップ3は最内周側に移動するとともに、モータ2が回転する。最内周では、光ピック3において、フォーカスおよびトラッキングサーボを行い光ディスク1よりの再生を行う。光ディスク1の最内周部には、該光ディスク1を記録再生するための情報が記憶されており、その情報に基づいて装置を立ち上げ制御する。ここで、該光ディスクへのテストライトとしては、この立ち上げ制御時に行う。また、光ディスク挿入時には必ずしも記録を行うとは限らないため、光ディスク挿入後の第1回目の記録動作指示後にテストライトを行ってもよい。
テストライト動作指示に対して、記録再生動作制御回路5は、図1に示すように、光ディスク1よりの標準記録条件および記録マークを形成する記録パルスTtop(始端部のパルスの幅)、Tmp(中間部のパルスの幅)を変化させた記録条件を準備する(S1)。
光ディスク1への記録においては、光ディスクのデータ記録単位(セクタ)ごとに、Ttop、Tmpを変化させて行う(S2)。そして上記記録データを2値化回路11で再生するとともに、再生信号評価回路13にて再生信号評価を行い、性能評価結果を記録再生動作制御回路5に送り判定する(S3〜S4)。判定基準としては、エラーレイトが最も小さい(エラーの少ない)状態として行い、その結果により、Ttop、Tmpを決定する(S5)。
これにより、記録マーク形成に関連するパルス幅が最適化されるため、図5(a)で示したように、広すぎるパルス幅によって生じる、低記録パワーでの変調度を満たす条件を除外でき、また、パルス幅の不足により生じる、高記録パワーでの変調度を満たす条件が除外できる。したがって、次段で行われるテストライトが正常に機能するので記録パワーパラメータの最適化が保障される。
ついで、標準記録条件に対して、Ttop、Tmpを補正した記録条件を用いて、記録パルス幅パラメータが最適化された状態でテストライトを実行することにより記録パワーを決定する。OPCを行うための光ディスクに記憶された記録パワー設定情報には、最適記録パワーよりも低い所定パワーPrefと、Prefを記録パワーとして設定したときの記録/再生により得られる変調度mrefの値、記録パワーとPrefの比(記録パワー係数)および記録パワーに対する消去パワーの比(消去パワー係数)と記録パワーに対するバイアスパワーの比(バイアスパワー係数)が記載されており、光ディスクのテストライト領域に数回の記録/再生評価を行うことにより、記録パワー、消去パワー、バイアスパワーの3値のパワー条件を決めることができる。
すなわち、挿入された光ディスク1に記録/再生して得られる変調度と等しくなる記録パワーPref’を求める(S6〜S8)。これにより、光ディスク1に記録された変調度mrefとなる記録パワーを得るPref’が求まる。このPref’と記録パワー係数を掛け合わせることにより、最適記録パワーを決定することができ、同様に、消去パワー係数とバイアスパワー係数を消去パワーとバイアスパワーを決定することができる(S9〜S10)。
よって、記録パワー設定情報に基づき行われる複数回の試し記録に基づいて、前記記録パワーパラメータの決定を行うことができる。この場合、記録パワー設定情報に基づいて試し記録を行っても、既に記録パルス幅パラメータが最適に補正されているので、何ら問題なく最適な記録パワーを設定できる。本OPCの手法については、これに限らず種々の方法を用いることが可能であり、たとえば、従来例に示したようなγ値を用いて決定するなどの手法をとってもよい。
次に、Ttop、Tmpおよび、記録パワーパラメータを決定した記録条件を用いて、終端部のパルスの幅補正を実行する。光ディスクのデータ記録単位(セクタ)ごとに、Tend(終端部のパルスの幅)を変化させて記録する(S11)。
そして上記記録データを2値化回路11で再生するとともに、再生信号評価回路13にて再生信号評価を行い、性能評価結果を記録再生動作制御回路5に送り判定する(S12〜S13)。そして、エラーレイトが最も小さい状態を判定基準とし、その判定結果により、Tendを決定する(S14)。これにより、記録マークを所定の長さに設定することができるため、デューティーずれの小さい良好な記録マークを形成することができる。
終端部のパルスの幅の補正は、終端部のパルス幅の変化による記録マーク形成における記録マーク終端エッジ位置を決定するものであるため、再生信号の中間レベルに対する対称性(アシンメトリ)により判定することもできる。
次に、Ttop、Tmpおよび記録パワーパラメータが決定された記録条件を用いて、始端部のパルスの開始位置dTtopを補正する工程について、図7を参照して説明する。ここで、図7は始端部のパルスの開始位置dTtopの各補正工程を示す。
同図に示すように、始端部のパルスの開始位置dTtopの補正工程においては、まず、光ディスクのデータ記録単位(セクタ)ごとに始端部のパルスの開始位置dTtopを変化させて記録する(S21)。
次に、上記記録データを2値化回路11で再生し(S22)、その再生信号を再生信号評価回路13にて再生信号評価を行い、性能評価結果を記録再生動作制御回路5に送り判定する(S23)。
そして、エラーレイトが最も小さい状態を判定基準とし、その判定結果により、dTtopを決定する(S24)。
以上の工程により、記録マークを所定の長さに設定することができるため、デューティーずれの小さい良好な記録マークを形成することができる。
ここで、図8に始端部のパルスの開始位置dTtopがずれた場合の影響を示す(図8における横軸の単位〔nS〕はnS分のdTtopの位置ずれを意味する)。なお、このとき始端部のパルス幅Ttopは固定値とする。同図に示すように、始端部のパルスの開始位置dTtopが最適な開始位置(0)より±1nS分ずれたとき、エラーレイトは大幅に増加しており、始端部のパルスの開始位置dTtopがずれた記録条件によって、記録状態が悪化している。
ここで、始端部のパルスの開始位置の補正は、始端部のパルスの開始位置の変化による記録マーク形成における記録マーク前エッジ位置を決定するものであるため、再生信号の中間レベルに対する対称性(アシンメトリ)により判定することもできる。
以上の処理により、光ディスクに記憶された標準記録条件に対する補正が完了し、該記録条件の補正を行うことにより、光ディスク1上に適切な記録マークを形成する良好な記録が可能となる。
〔実施の形態2〕
本発明の実施の他の形態について図9を用いて説明すれば以下の通りである。
なお、説明の便宜上、前記実施の形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略した。
前記の実施の形態では、短い時間と少ない記録領域とで記録条件の最適化を行うため、記録パルス幅パラメータのうち、記録パワーパラメータに影響を与えるパラメータの補正を行った後、記録パワーパラメータの決定を行った。
本実施の形態では、光ディスク1(図2参照)に記憶されている、あるいは光変調記録再生装置自体から出力される情報(記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報)に基づき、記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータを所定の値に設定し、該記録パルス幅パラメータを固定しつつ記録パワーを変化させて記録パワーパラメータを決定し、そのあとで、記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータを補正する。なお、上記所定の値では記録パワーパラメータを最適化できないときは記録パルス幅パラメータの値を変化させ、同様の工程を繰り返す。これにより、より短い時間と少ない記録領域とで記録条件の最適化を行うことができる。
ここで、本実施の形態においては、まず、記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータおよび記録パワーパラメータを決定(補正)し、その後、記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータ決定(補正)する。
したがって、記録パワーパラメータおよび該記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータの決定(補正)においては、その決定(補正)順序はいかようでもよい。記録パワーパラメータの決定(補正)が先であっても、記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータ決定(補正)が先であっても構わない。
さらに、その決定方法も上記の構成に限定されない。記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータと記録パワーパラメータとが記録時の条件下で最適化できるものであれば、どのような決定(補正)方法でも構わない。
以下に、本実施の形態おける各補正(決定)工程を図9を用いて説明する。
同図に示すように、まず、テストライト動作指示に対して、記録再生動作制御回路5(図2参照)は、光ディスク1から標準記録条件(記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報)を読み取るとともに、記録マークを形成する記録パルスTtop(始端部のパルスの幅)、Tmp(中間部のパルスの幅)を変化させた記録条件を準備する(S31)。
光ディスク1への記録においては、まず、光ディスク1から読み取ったTtopおよびTmp(所定の記録パルス幅パラメータ)を設定する(S32)。
ついで、該記録パルス幅パラメータを固定した状態で、記録パワーを変化させて、テストライトを実行する(S33)。
そして上記記録データを再生信号評価回路13にて再生信号評価を行い、性能評価結果を記録再生動作制御回路5に送る(S34)。そして、エラーレイトが所定の値となる状態(所定の再生信号評価指数、所定の評価指数)を基準として判定を行う(S35)。この判定の結果が良好であれば、そのときのTtop、Tmpおよび記録パワーを最適記録条件として決定する(S38)。
一方、S35において、判定結果が悪ければ、記録パワーを変化させる条件を全て使用していなければ(S36)、S33に戻る。S36において、条件を全て使用している場合は、S37にてTtop、Tmpを変化させて(このとき、上記S31で準備した記録条件を用いることができる)S33に戻り、再度記録パワーを変化させてテストライトを実行する。
次に、決定されたTtop、Tmpおよび記録パワーパラメータの記録条件を用い、記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータである、記録パルスの終端部の記録パルスのパルスの幅Tend(以降、終端部のパルスの幅と記す)を補正する(S39以降参照)。
まず、光ディスクのデータ記録単位(セクタ)ごとに、終端部のパルス幅Tendを変化させて記録する(S39)。
そして上記記録データを2値化回路11で再生し(S40)、その再生信号を再生信号評価回路13にて再生信号評価を行い、性能評価結果を記録再生動作制御回路5に送り、エラーレイトが最も小さい状態(生信号評価指数最良条件)を基準に判定する(S41)。そして、この判定の結果により、Tendを決定する(S42)。
以上により、記録マークを所定の長さに設定することができ、この結果、デューティーずれの小さい良好な記録マークを形成することができる。
なお、Ttop、Tmpおよび記録パワーパラメータを決定後、始端部のパルスの開始位置dTtop(パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータ)を補正してもよい。この場合の補正工程自体は、上記した終端部のパルス幅Tendの補正と同様である。
以上の処理により、パラメータのうち、記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータを所定の値に設定して記録パワーパラメータを決定し、そのあとで、記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータについて補正することで、より短い時間と少ない記録領域とで記録条件の最適化を行うことができる。
上記説明では、記録パルス幅パラメータの設定における再生信号評価には、エラーレイトを用いている場合を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の方法、たとえば、ジッタを用いて評価することもできる。
また、上記の説明では、光ディスク1に予め標準記録条件(記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報)が記憶されている場合を例にとっているがこれに限定されない。上記標準記録条件を光変調記録再生装置側で出力し、これに基づいて記録パルス幅パラメータや記録パワーパラメータに変化を加えて試し書きを行い、その最適化(補正、決定)を行っても構わない。
以上述べてきたように、本発明の光変調記録再生装置において、光ディスクに記憶されている標準記録条件に対して、記録マークを形成する記録パワーを照射するパルス幅を補正することが可能となる。これにより、次段で行う記録パワーを決定するOPCにおいて、記録パワー条件が適切に設定できる。さらに、残る終端部パルス幅についても補正することにより、記録マークを形成するためのすべの記録条件を補正することになる。よって、すべての記録条件を最適な値に整えることが可能となるため、良好な記録を確保できる。
本発明は、光記録媒体に対して、記録情報に応じて変化する記録パルスに基づいて光変調記録を行うと共に記録された情報の再生を行うような光変調記録再生装置に利用可能である。
本発明の実施の一形態における、記録条件を最適化するための補正工程を説明するフローチャートである。 本発明の光変調記録再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明における記録パルスを説明する説明図である。 本発明で用いられる記録パルスの例を示す波形図である。 (a)は、記録パワーパルス幅(記録パルス)ずれの変調度に対する影響を示すグラフである。
(b)は、終端パルス幅(記録パルス)ずれの変調度に対する影響を示すグラフである。
(a)は、記録パワーパルス幅(記録パルス)ずれの記録/再生性能に対する影響を示すグラフである。
(b)は、終端パルス幅(記録パルス)ずれの記録/再生性能に対する影響を示すグラフである。
本発明における終端部のパルスの補正工程を説明するフローチャートである。 本発明における記録パルスの始端部の位置ずれの記録/再生性能に対する影響を示すグラフである。 本発明の実施の他の形態における、記録条件を最適化するための補正工程を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 光ディスク(光記録媒体)
2 モータ
3 光ピックアップ(補正手段)
5 記録再生動作制御回路(補正手段、データ出力手段)
7 記録パルス生成回路(補正手段)
8 レーザ駆動回路(補正手段)
11 2値化回路(補正手段)
13 再生信号評価回路(補正手段)

Claims (17)

  1. 光記録媒体に対して、記録情報に応じて変化する記録パルスに基づいて光変調記録を行うと共に記録された情報の再生を行う光変調記録再生装置において、
    前記記録パルスの記録パワーパラメータと該記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータとに変化を加えて試し書きを行い、その最適化後、前記記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータを補正するため、複数のパルス幅条件で前記光記録媒体に試し記録を行う補正手段が備えられていることを特徴とする光変調記録再生装置。
  2. 前記記録パルスは複数のパルス列からなり、記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータのうち、記録パルスの終端部のパルスのパルス幅を補正することを特徴とする請求項1に記載の光変調記録再生装置。
  3. 前記記録パルスは複数のパルス列からなり、記録パワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータのうち、記録パルスの始端部のパルスの開始位置を補正することを特徴とする請求項1に記載の光変調記録再生装置。
  4. 記補正手段は、上記記録パルスについて所定の記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果が所定の評価指数を満たすときは記録パワーパラメータを決定し、上記所定の評価指数を満たさないときは、上記記録パルス幅パラメータを変えて再度複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定するように構成されてることを特徴とする請求項1に記載の光変調記録再生装置。
  5. 前記光記録媒体には、記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とが予め記憶されており、
    前記補正手段は、前記各試し記録に、前記記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とを用いるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の光変調記録再生装置。
  6. 記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とを出力するデータ出力手段を備え、
    前記補正手段は、各試し記録に、前記データ出力手段から出力された、パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とを用いるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の光変調記録再生装置。
  7. 光記録媒体に対して、記録情報に応じて変化する記録パルスに基づいて光変調記録を行うと共に記録された情報の再生を行う光変調記録再生装置において、
    上記記録パルスについて複数のパルス幅条件で上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて上記記録パルスの記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータを補正し、このように補正された記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定した後、上記記録パルスのパワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータを補正するため、複数のパルス幅条件で前記光記録媒体に試し記録を行う補正手段を備えていることを特徴とする光変調記録再生装置。
  8. 記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とが記憶された光記録媒体に対して、記録情報に応じて変化する記録パルスに基づいて光変調記録を行うと共に記録された情報の再生を行う光変調記録再生装置において、
    上記記録パルスについて複数のパルス幅条件で上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータを補正し、このように補正された記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定した後、上記記録パルスのパワーパラメータに影響を与えない記録パルス幅パラメータを補正するため、複数のパルス幅条件で前記光記録媒体に試し記録を行う補正手段を備えていることを特徴とする光変調記録再生装置。
  9. 前記光記録媒体には予め記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とが記憶されており、
    前記各試し記録に、上記パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とが用いられるように前記補正手段が構成されていることを特徴とする請求項7に記載の光変調記録再生装置。
  10. 記録パワーパラメータ情報を含む記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とを出力するデータ出力手段を備え、
    前記各試し記録に、前記データ出力手段から出力された、パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とが用いられるように前記補正手段が構成されていることを特徴とする請求項7に記載の光変調記録再生装置。
  11. 前記記録情報は記録マークとして形成され、前記記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータのうち、上記記録マークの前エッジ部を変化させるパラメータを補正することを特徴とする請求項7または8に記載の光変調記録再生装置。
  12. 前記記録パルスは複数のパルス列からなり、前記記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータは、この記録パルスの始端部のパルス幅であることを特徴とする請求項11に記載の光変調記録再生装置。
  13. 前記記録情報は記録マークとして形成され、前記記録パルスは複数のパルス列からなり、このパルス列における中間部のパルスのパルス幅を前記記録パワーパラメータに影響を与える記録パルス幅パラメータとして変化させることを特徴とする請求項7または8に記載の光変調記録再生装置。
  14. 前記補正手段は、前記記録パワー設定情報に基づき行われる複数回の試し記録に基づいて、前記記録パワーパラメータの決定を行うことを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の光変調記録再生装置。
  15. 前記記録パワー設定情報は、所定の記録条件における変調度を含むことを特徴とする請求項14に記載の光変調記録再生装置。
  16. 光記録媒体に対して、記録情報に応じて変化する記録パルスに基づいて光変調記録を行うと共に記録された情報の再生を行う光変調記録再生装置において、
    上記記録パルスについて複数のパルス幅条件で上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録マークの幅に影響を与える記録パルス幅パラメータを補正し、このように補正された記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定した後、上記記録マークの長さに影響を与える記録パルス幅パラメータを補正するため、複数のパルス幅条件で前記光記録媒体に試し記録を行う補正手段を備えていることを特徴とする光変調記録再生装置。
  17. 記録パワー設定情報と記録パルス幅パラメータ情報とが記憶された光記録媒体に対して、記録情報に応じて変化する記録パルスに基づいて光変調記録を行うと共に記録された情報の再生を行う光変調記録再生装置において、
    上記記録パルスについて複数のパルス幅条件で上記光記録媒体の所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録マークの幅に影響を与える記録パルス幅パラメータを補正し、このように補正された記録パルス幅パラメータを用いて複数の記録パワーで上記所定領域に試し記録を行い、その再生結果に基づいて記録パワーパラメータを決定した後、上記記録マークの長さに影響を与える記録パルス幅パラメータを補正するため、複数のパルス幅条件で前記光記録媒体に試し記録を行う補正手段を備えていることを特徴とする光変調記録再生装置。
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