JP2002170085A

JP2002170085A - 識別タグ

Info

Publication number: JP2002170085A
Application number: JP2000372927A
Authority: JP
Inventors: Akihiro Kusaka; 昭宏日下; Yasushi Watanabe; 靖渡辺
Original assignee: Alps Electric Co Ltd
Current assignee: Alps Alpine Co Ltd
Priority date: 2000-12-04
Filing date: 2000-12-04
Publication date: 2002-06-14

Abstract

(57)【要約】【課題】識別システムが安価で、識別種類の比較的少
ないものに使用して好適なものを提供する。【解決手段】本発明の識別タグは、絶縁基体１上に設
けられた第１，第２の抵抗体２，３と、第２，第３の導
電パターン５，６間の電気抵抗値を所定の値に設定する
設定手段７を設け、第１と第２の導電パターン４，５間
に電圧を印加し、第３の導電パターン６から検出される
電圧を識別するようにしたため、この識別タグを識別す
る識別装置１０は、光学部品を要しない電気回路部品で
構成できるので、従来の光学的な読み取り装置に比して
安価となり、識別システムの安価なものを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、種々の製品や機種
等の種類を識別する識別タグに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の識別タグとして、バーコードが一
般的に使用され、このバーコードを読み取る装置とし
て、光学的な読み取り装置が使用されている。即ち、従
来においては、バーコードからなる識別タグと、光学的
な読み取り装置とで識別システムが構成されており、特
に、光学的な読み取り装置は、ＬＥＤ（発光ダイオー
ド）アレイ等からなるＣＣＤ（電荷結合素子）等のイメ
ージセンサ等が必要となって、高価となるものであっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の識別タグである
バーコードは、光学的な読み取り装置が必要となって、
識別システムが高価となるという問題がある。

【０００４】そこで、本発明は、識別システムが安価
で、識別種類の比較的少ないものに使用して好適な識別
タグを提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第１の解決手段として、絶縁基体上に設けられた第
１，第２の抵抗体と、この第１の抵抗体の一端側と導通
する第１の導電パターンと、前記第２の抵抗体の一端側
と導通する第２の導電パターンと、前記第１，第２の抵
抗体の他端側同士を導通する第３の導電パターンとを備
え、前記第２と第３の導電パターン間の電気抵抗値を所
定の値に設定する設定手段を設け、前記第１と第２の導
電パターン間に電圧を印加し、前記第３の導電パターン
から検出される電圧を識別するようにした構成とした。

【０００６】また、第２の解決手段として、前記設定手
段が前記第２の抵抗体と導通する導電層で形成された構
成とした。また、第３の解決手段として、前記設定手段
である前記導電層が印刷で形成された構成とした。ま
た、第４の解決手段として、前記導電層が前記第２の抵
抗体を部分的に短絡して形成された構成とした。

【０００７】また、第５の解決手段として、前記第１，
第２の抵抗体を同じ抵抗材料で形成した構成とした。ま
た、第６の解決手段として、前記第１の抵抗体よりも前
記第２の抵抗体の長さを長くした構成とした。また、第
７の解決手段として、前記第１，第２の抵抗体の幅を同
じ幅に形成した構成とした。

【０００８】また、第８の解決手段として、前記第１，
第２の抵抗体を隣接して同時に印刷形成した構成とし
た。また、第９の解決手段として、前記第１，第２の抵
抗体を繋げて同時に印刷形成した構成とした。

【０００９】また、第１０の解決手段として、前記第
１，第２の抵抗体、及び前記設定手段を絶縁性のレジス
ト層で覆った構成とした。また、第１１の解決手段とし
て、前記第１，第２の抵抗体、前記第１，第２，第３の
導電パターン、及び前記設定手段を複数組み設けた構成
とした。また、第１２の解決手段として、複数組の前記
第１の抵抗体の一端側のそれぞれは、前記第１の導電パ
ターンによって互いに接続されると共に、複数組の前記
第２の抵抗体の一端側のそれぞれは、前記第２の導電パ
ターンによって互いに接続された構成とした。

【００１０】

【発明の実施の形態】本発明の識別タグの図面を説明す
ると、図１は本発明の識別タグの第１実施例を示す平面
図、図２は図１の２−２線における断面図、図３は本発
明の識別タグの第１実施例に係り、レジスト層を取り去
った状態を示す平面図、図４は本発明の識別タグの第１
実施例に係り、識別装置と識別システムの概要を示す説
明図、図５は本発明の識別タグの第２実施例を示す平面
図、図６は本発明の識別タグの第２実施例に係り、レジ
スト層を取り去った状態を示す平面図である。

【００１１】次に、本発明の識別タグの第１実施例の構
成を図１〜図４に基づいて説明すると、カード、或いは
シール状をなす絶縁基体１は、ポリエステル等の絶縁性
のフイルム、或いは紙等からなり、この絶縁基体１の一
面には、同じ抵抗材料からなるカーボンペーストをスク
リーン印刷することにより第１，第２の抵抗体２，３が
形成されている。また、この第１，第２の抵抗体２，３
は、一直線状の同じ幅を有する帯状で形成されると共
に、互いに繋がって形成されている。

【００１２】銀等の良導電材料からなる第１，第２，第
３の導電パターン４，５，６は、それぞれ引出部４ａ、
５ａ、６ａと、この引出部４ａ、５ａ、６ａの一端に設
けられた接続部４ｂ、５ｂ、６ｂと、引出部４ａ、５
ａ、６ａの他端に設けられた端子部４ｃ、５ｃ、６ｃと
を有する。そして、これ等の第１，第２，第３の導電パ
ターン４，５，６は、絶縁基体１上に同時にスクリーン
印刷することにより形成され、第１の導電パターン４の
接続部４ｂは第１の抵抗体２の一端側に導通し、また、
第２の導電パターン５の接続部５ｂは第２の抵抗体３の
一端側に導通し、更に、第３の導電パターン６の接続部
６ｂは第１，第２の抵抗体２，３の他端側に導通した状
態となっている。

【００１３】このように、第１，第２，第３の導電パタ
ーン４，５，６を形成することにより第１，第２の抵抗
体２，３が区分されて、第１の抵抗体２よりも、第２の
抵抗体３の長さが長くなっている。なお、第１，第２の
抵抗体２，３は、互いに繋がって形成したもので説明し
たが、第１，第２抵抗体２，３の他端側を互いに隣接、
或いは若干離して設け、第３の導電パターン６で両抵抗
体２，３の他端側同士を接続しても良い。また、第１，
第２の抵抗体２，３を一直線状にしたもので説明した
が、円弧状、ジグザグ状、或いは並設する等しても良
い。また、端子部４ｃ、５ｃ、６ｃ上には、カーボンを
印刷形成して、銀等からなる端子部４ｃ、５ｃ、６ｃを
外気から保護し、端子部４ｃ、５ｃ、６ｃの硫化等の腐
食による接触不良を無くするようにしても良い。

【００１４】銀等の良導電材料からなる設定手段７は、
第２の抵抗体３上にスクリーン印刷により形成された導
電層で構成され、この導電層からなる設定手段７によっ
て第２の抵抗体３を部分的に短絡し、第２，第３の導電
パターン５，６間の電気抵抗値を所定の値に設定してい
る。また、後述するが、識別タグ毎に、設定手段７によ
って第２，第３の導電パターン５，６間の電気抵抗値の
違えた種々の識別タグが用意されたものとなっている。
そして、この設定手段７は、第１，第２，第３の導電パ
ターン４，５，６の印刷と同時に印刷形成されている。

【００１５】数字等の文字等や記号からなる識別記号８
は、絶縁基体１の余白部である端部等に、銀等をスクリ
ーン印刷することにより形成され、この識別記号８によ
って、種々の識別タグの種別を目視で判別できるように
なっている。そして、この識別記号８は、第１，第２，
第３の導電パターン４，５，６，及び設定手段７の印刷
と同時に印刷形成されている。

【００１６】絶縁性のレジスト層９は、絶縁材のペース
トが端子部４ｃ、５ｃ、６ｃを除く絶縁基体１の一面に
印刷されて形成され、このレジスト層９により、第１，
第２の抵抗体２，３，及び第１，第２，第３の導電パタ
ーン４，５，６の引出部４ａ、５ａ、６ａ、並びに接続
部４ｂ、５ｂ、６ｂが覆われて、外気、及び外力からの
保護が行われ、湿気等からの保護を行うと共に、外力に
よる傷等の損傷を防止している。更に、識別記号８もレ
ジスト層９により覆われて、この識別記号８がレジスト
層９を通して判読できるようになっている。

【００１７】このような構成によって一つの識別タグが
形成されているが、第２，第３の導電パターン５，６間
の電気抵抗値の違えた多数の識別タグが用意されてい
る。そして、この多数の識別タグは、それぞれ設定手段
７の長さを変えることによって、第２の抵抗体３に対し
て部分的に短絡状態を変えて、それぞれ異なる電気抵抗
値を備えたものとなっている。このように、異なる電気
抵抗値を備えた識別タグは、貼着されたり、或いは、紐
等により製品に取り付けられる。

【００１８】図４は本発明の識別タグに使用される識別
装置１０、並びに識別システムの一例を示し、この識別
装置１０は、アナログ信号をデジタル信号に変換するＡ
／Ｄ変換器、マイクロプロセッサ等からなり、筺体１１
と、筺体１１内に収納された電源１２と、筺体１１内に
収納され、Ａ／Ｄ変換回を路内蔵したマイクロプロセッ
サ（ＣＰＵ）１３と、電源１２に接続された状態で、筺
体１１から突出する一対の第１，第２のプローブ１４，
１５と、マイクロプロセッサ１３内のＡ／Ｄ変換回路に
接続された状態で、筺体１１から突出する第３のプロー
ブ１６とで構成されている。

【００１９】そして、この識別装置１０の動作を図４に
基づいて説明すると、先ず、この識別装置１０の第１，
第２，第３のプローブ１４，１５，１６をそれぞれ端子
部４ｃ、５ｃ、６ｃに接触させる。すると、端子部４ｃ
と接地された端子部５ｃとの間には、電源１２によって
電圧が印加されると共に、第３のプローブ１６には、端
子部４ｃ、５ｃ間の全体の抵抗値に対する端子部５ｃ、
６ｃ間における第２の抵抗体３の電気抵抗値の割合、即
ち、分圧電圧が検出される。そして、この検出された分
圧電圧がマイクロプロセッサ１３のＡ／Ｄ変換回路に入
力されて、識別信号であるデジタル信号が出力され、こ
れによってマイクロプロセッサ１３が識別タグの識別を
行うようになっている。

【００２０】また、本発明の第１の実施例のように、一
つの第１，第２の抵抗体２，３を使用し、設定手段７に
よって第２の抵抗体３の電気抵抗値を変えるようにした
場合、１０〜２０種類程度の識別を行うことができる。
このように本発明においては、第１，第２の抵抗体２，
３を備えた識別タグと、電気回路部品で形成された識別
装置１０とで識別システムが構成されており、電気回路
部品で形成された識別装置１０は、従来の光学的な読み
取り装置に比較して安価となって、識別システムの安価
なものが提供できる。

【００２１】また、図５，図６は、本発明の第２の実施
例を示し、この第２の実施例は、第１の実施例に示した
第１，第２の抵抗体２，３が３個並設して配設されると
共に、この３個の第１の抵抗体２の一端側は、一つの第
１の導電パターン４によって接続されて、一つの端子部
４ｃが設けられ、また、この３個の第２の抵抗体３の一
端側は、一つの第２の導電パターン５によって接続され
て、一つの端子部５ｃが設けられ、更に、第１，第２の
抵抗体２，３の他端側には、それぞれ独立した第３の導
電パターン６が接続されて、それぞれ一つずつ端子部６
ｃが設けられている。

【００２２】また、第２実施例は、１個の第２の抵抗体
３には設定手段７を設けず、他の２個の第２の抵抗体３
には設定手段７が設けられ、更に、第１実施例と同様
に、識別記号８とレジスト層９が設けられており、その
構成は第１実施例と同様であるので、その説明は省略す
ると共に、第１実施例と同一部品には、同一番号付して
いる。

【００２３】そして、このような第２実施例における識
別タグは、３個のそれぞれにおける第２，第３の導電パ
ターン５，６間の電気抵抗値の違えた多数の識別タグが
用意されている。このように、異なる電気抵抗値を備え
た第２の実施例の識別タグは、第１実施例と同様に、貼
着されたり、或いは、紐等により製品に取り付けられ
る。

【００２４】そして、この第２実施例における識別タグ
の識別は、ここでは図示しない識別装置の第１，第２の
プローブをそれぞれ一つの端子部４ｃ、５ｃに接触させ
ると共に、独立した３個の第３のプローブをそれぞれ三
つの端子部６ｃに接触させる。すると、端子部４ｃと接
地された端子部５ｃとの間には、電源によって電圧が印
加されると共に、第３のプローブには、端子部５ｃ、６
ｃ間におけるそれぞれの第２の抵抗体３の電気抵抗値に
よる分圧電圧が検出される。そして、それぞれ検出され
た分圧電圧がＡ／Ｄ変換回路に入力されて、識別信号で
あるデジタル信号が出力され、これによってマイクロプ
ロセッサが識別タグの識別を行うようになっている。ま
た、本発明の第２の実施例のように、３個の第１，第２
の抵抗体２，３からのデジタル信号を組み合わせると、
数千種類の識別を行うことができる。

【００２５】なお、この第２実施例では、３個の第１，
第２抵抗体２，３を用いたもので説明したが、２個、或
いは４個以上の第１，第２の抵抗体２，３を用いても良
い。また、この第２実施例では、３個の第１の抵抗体２
の一端側を１個の第１の導電パターン４で接続すると共
に、３個の第２の抵抗体３の一端側を１個の第２の導電
パターン５で接続したもので説明したが、３個の第１の
抵抗体２の一端側には、それぞれ個別に第１の導電パタ
ーン４を設けると共に、３個の第２の抵抗体３の一端側
には、それぞれ個別に第２の導電パターン５を設けても
良い。

【００２６】

【発明の効果】本発明の識別タグは、絶縁基体１上に設
けられた第１，第２の抵抗体２，３と、この第１の抵抗
体２の一端側と導通する第１の導電パターン４と、第２
の抵抗体３の一端側と導通する第２の導電パターン５
と、第１，第２の抵抗体２，３の他端側同士を導通する
第３の導電パターン６とを備え、第２と第３の導電パタ
ーン５，６間の電気抵抗値を所定の値に設定する設定手
段７を設け、第１と第２の導電パターン４，５間に電圧
を印加し、第３の導電パターン６から検出される電圧を
識別するようにしたため、この識別タグを識別する識別
装置１０は、光学部品を必要としない電気回路部品で構
成できるので、従来の光学的な読み取り装置に比して安
価となり、識別システムの安価なものを提供できる。

【００２７】また、設定手段７が第２の抵抗体と導通す
る導電層で形成されたため、電気抵抗値の設定が容易で
あると共に、その生産が容易となって、安価なものを提
供できる。また、設定手段７である導電層が印刷で形成
されたため、導電パターン４，５，６と同時に印刷形成
できて、その生産が容易となって、安価なものを提供で
きる。また、導電層が第２の抵抗体３を部分的に短絡し
て形成されたため、その電気抵抗値の設定が確実で、容
易なものが得られる。

【００２８】また、第１，第２の抵抗体２，３を同じ抵
抗材料で形成したため、第１，第２の抵抗体２，３の形
成が容易となって、安価なものが得られる。また、第１
の抵抗体２よりも第２の抵抗体３の長さを長くしたた
め、設定側である第２の抵抗体３のレンジを大きくで
き、識別タグ毎の出力電圧に大きな差を持たせることが
できて、誤認識を起こし難くなる。また、設定できる識
別タグの種類を増やすことができる。

【００２９】また、第１，第２の抵抗体２，３の幅を同
じ幅に形成したため、生産性が良好であると共に、設定
手段７による所望の電気抵抗値の設定が容易となる。ま
た、第１，第２の抵抗体２，３を隣接して同時に印刷形
成したため、スペースを小さくできて、小型にできる。
更に、第１，第２の抵抗体２，３を形成する抵抗体ペー
ストの比抵抗がばらついたとしても、その影響が第１，
第２の抵抗体２，３に同じように及ばされるため、識別
タグを識別する出力電圧にその影響が生じにくい。

【００３０】また、第１，第２の抵抗体２，３を繋げて
同時に印刷形成したため、一層、スペースを小さくでき
て、小型にできると共に、第１，第２の抵抗体２，３を
形成する抵抗体ペーストの比抵抗がばらついたとして
も、その影響が第１，第２の抵抗体２，３に同じように
及ばされるため、識別タグを識別する出力電圧にその影
響が生じにくい。

【００３１】また、第１，第２の抵抗体２，３、及び設
定手段７を絶縁性のレジスト層９で覆ったため、第１，
第２の抵抗体２，３と設定手段７を外気、及び外力から
の保護ができて、湿気等からの保護を行うと共に、外力
による傷等の損傷を防止しできる。また、第１，第２の
抵抗体２，３の電気抵抗値の経時変化を小さくできと共
に、設定手段７が銀で構成された際のマイグレーション
や腐食を防止できる。

【００３２】また、第１，第２の抵抗体２，３、第１，
第２，第３の導電パターン４，５，６、及び設定手段７
を複数組み設けたため、多数の種類を識別できる識別シ
ステムを提供できる。また、複数組の第１の抵抗体２の
一端側のそれぞれは、第１の導電パターン４によって互
いに接続されると共に、複数組の第２の抵抗体３の一端
側のそれぞれは、第２の導電パターン５によって互いに
接続されたため、第１，第２の導電パターン４，５を簡
素化できて、小型で、生産性の良好なものを提供でき
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の識別タグの第１実施例を示す平面図。

【図２】図１の２−２線における断面図。

【図３】本発明の識別タグの第１実施例に係り、レジス
ト層を取り去った状態を示す平面図。

【図４】本発明の識別タグの第１実施例に係り、識別装
置と識別システムの概要を示す説明図。

【図５】本発明の識別タグの第２実施例を示す平面図。

【図６】本発明の識別タグの第２実施例に係り、レジス
ト層を取り去った状態を示す平面図。

【符号の説明】

１絶縁基体２第１の抵抗体３第２の抵抗体４第１の導電パターン４ａ引出部４ｂ接続部４ｃ端子部５第２の導電パターン５ａ引出部５ｂ接続部５ｃ端子部６第３の導電パターン６ａ引出部６ｂ接続部６ｃ端子部７設定手段８識別記号９レジスト層１０識別装置１１筺体１２電源１３マイクロプロセッサ１４第１のプローブ１５第２のプローブ１６第３のプローブ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】絶縁基体上に設けられた第１，第２の抵
抗体と、この第１の抵抗体の一端側と導通する第１の導
電パターンと、前記第２の抵抗体の一端側と導通する第
２の導電パターンと、前記第１，第２の抵抗体の他端側
同士を導通する第３の導電パターンとを備え、前記第２
と第３の導電パターン間の電気抵抗値を所定の値に設定
する設定手段を設け、前記第１と第２の導電パターン間
に電圧を印加し、前記第３の導電パターンから検出され
る電圧を識別するようにしたことを特徴とする識別タ
グ。
【請求項２】前記設定手段が前記第２の抵抗体と導通
する導電層で形成されたことを特徴とする請求項１記載
の識別タグ。
【請求項３】前記設定手段である前記導電層が印刷で
形成されたことを特徴とする請求項２記載の識別タグ。
【請求項４】前記導電層が前記第２の抵抗体を部分的
に短絡して形成されたことを特徴とする請求項２、又は
３記載の識別タグ。
【請求項５】前記第１，第２の抵抗体を同じ抵抗材料
で形成したことを特徴とする請求項１から４の何れかに
記載の識別タグ。
【請求項６】前記第１の抵抗体よりも前記第２の抵抗
体の長さを長くしたことを特徴とする請求項５記載の識
別タグ。
【請求項７】前記第１，第２の抵抗体の幅を同じ幅に
形成したことを特徴とする請求項５、又は６記載の識別
タグ。
【請求項８】前記第１，第２の抵抗体を隣接して同時
に印刷形成したことを特徴とする請求項５から７の何れ
かに記載の識別タグ。
【請求項９】前記第１，第２の抵抗体を繋げて同時に
印刷形成したことを特徴とする請求項５から７の何れか
に記載の識別タグ。
【請求項１０】前記第１，第２の抵抗体、及び前記設
定手段を絶縁性のレジスト層で覆ったことを特徴とする
請求項１から９の何れかに記載の識別タグ。
【請求項１１】前記第１，第２の抵抗体、前記第１，
第２，第３の導電パターン、及び前記設定手段を複数組
み設けたことを特徴とする請求項１から１０の何れかに
記載の識別タグ。
【請求項１２】複数組の前記第１の抵抗体の一端側の
それぞれは、前記第１の導電パターンによって互いに接
続されると共に、複数組の前記第２の抵抗体の一端側の
それぞれは、前記第２の導電パターンによって互いに接
続されたことを特徴とする請求項１１記載の識別タグ。