JP2002169736A - ネットワークで媒体情報を共有するための媒体製作と利用の方法、及びデータベース・サーバ・システムの構築方法 - Google Patents

ネットワークで媒体情報を共有するための媒体製作と利用の方法、及びデータベース・サーバ・システムの構築方法

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JP2002169736A
JP2002169736A JP2000403755A JP2000403755A JP2002169736A JP 2002169736 A JP2002169736 A JP 2002169736A JP 2000403755 A JP2000403755 A JP 2000403755A JP 2000403755 A JP2000403755 A JP 2000403755A JP 2002169736 A JP2002169736 A JP 2002169736A
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和広 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人やモノに関する情報をすべてネットワークで
共有できるようにする。 【解決手段】発生する情報は媒体に反映され電子的に製
作されている事実から、各所の媒体製作現場の端末をネ
ットワークへのデータ注入手段として確立する。 【効果】人やモノに関する媒体の発行と共に、当該デー
タはネットワークに格納されるようになり、人やモノは
ネットワーク内で電子的な活動が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔発明の詳細な説明〕本発明は、名刺、パンフレット、
カタログ等の媒体に記載される個人、法人、製品、サー
ビス等に関する情報データを、ネットワークに接続され
る端末からも入手を可能とするための媒体製作方法と媒
体利用の定義、及びデータベース・サーバ・システムの
構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】個人、法人、製品、サービス等に関する
情報表示は名刺、パンフレット、カタログ、書物等の紙
媒体によってなされており、現在存在する前記情報は紙
媒体によってほぼ確実に網羅されているといえる。
【0003】紙媒体によって個人、法人、製品、サービ
ス等に関する情報が発信されている一方、ネットワーク
を利用した情報発信も一般化しつつあり、個人、法人、
製品、サービス等に関する情報の取得には紙媒体を従来
通り利用しながらも、さらにネットワーク上の端末機器
(パーソナル・コンピュータ、携帯電話、その他端末)
を利用しての情報確認や、関連情報の入手、比較研究を
行う傾向にある。
【0004】また昨今のテレビやラジオのコマーシャ
ル、放送プログラムは、ネットワークも利用して情報を
補完したり参照を促す傾向も強まってきており、サイト
を紹介する方法としてはURLをテロップで流したり、
アナウンスによって行われている。
【0005】現在は、個人レベルから法人レベルに至る
コミュニケーションや経済活動に至るまで、実世界で行
われている諸活動がネットワーク上にも移行するための
準備段階であるといえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記するように、個人
レベルから法人レベルまで、日常のコミュニケーション
や経済活動等、実世界の諸活動がネットワーク上でも具
現化しつつありが、その趨勢を促進、具体化させること
が本発明の課題であって以下にその諸目的を列挙する。
【0007】ネットワーク社会に到達するためには、一
個人毎、一法人毎、一製品毎、一サービス毎にそれぞれ
のWebページが与えられていることが重要であり、あ
らゆる人々、モノ、情報が自然な形でネットワークに参
加できるような環境づくりが望まれている。
【0008】また、パーソナル・コンピュータ、携帯電
話(端末)からネットワークへのアクセスの便宜を大幅
に改善することも望まれる課題である。
【0009】従来のWebページへのアクセス方法とは
アルファベットを多用したURL(Uniform R
esource Locators)の入力によるもの
で、一度入力さえすれば二度手間は省かれる機能は有し
ているものの、初めてのアクセスには入力が必要で、煩
雑で誤りやすフル・キーボード操作は、アクセスの障害
ともなっているといえる。
【0010】次にネットワーク上の情報データの取得に
おける課題としては、各社検索エンジンによる検索成果
のばらつきや、公開されているWebページが自由な表
現形式で作られているため、必要としている情報に到達
するまでの時間や手間がかかること、また情報の信頼性
などの課題がある。
【0011】そのためネットワーク上のデータベースに
おいては、Webページとして表示させるためのデータ
を格納しておくのではなく、発信しようとする情報は媒
体の種類や目的に合致した属性項目、提示項目、訴求項
目等として予め用意する共通化したフォーマットに登録
することによって、情報供給者毎の嗜好や表示体裁によ
る情報発信方法によるばらつきを防ぎ、情報受信者に意
図や訴求する部分が明確に伝達できるようにする必要が
ある。
【0012】また、ネットワークを実世界における名
刺、カタログ、パンフレット、書物等の紙媒体で表現さ
れる情報のための共有世界と位置付けするとともに、ラ
ジオ、テレビ等の放送媒体で紹介される対象情報に関し
ても、ネットワーク上でも共有できる環境を構築し、同
時に各種媒体からネットワーク上の対象情報にアクセス
を簡易化する方法手段が重要となるはずである。
【0013】
【課題を解決するための手段】コミュニケーションや経
済活動をネットワーク内で具現化するためには、少なく
とも人やモノの情報が実社会レベルでネットワーク内に
も存在する必要があり、まずそのためには、情報の発生
とともにネットワークに送入できる体制作りが欠かせな
い。
【0014】実世界における人やモノ、つまり個人、法
人、製品、サービス等の情報とは、必ず名刺、パンフレ
ット、カタログ、その他書物によって表現されている理
由は、いわば、情報という無形のものが媒体に表現され
ることで、有形となって伝達できる状態となる必要があ
るためである。
【0015】つまり、コミュニケーションや経済活動を
ネットワーク内で具現化するためには、現在発行されて
いる名刺、パンフレット、カタログ等に表現されている
情報が、ネットワーク内にも存在することが必要である
といえる。
【0016】そこで本発明は、前記媒体における情報の
収集方法として、各所に存在する代理店、製作現場など
で媒体製作と共に発生するデータをネットワークに送入
する方法をとるものである。
【0017】現在における印刷等の媒体製作プロセス
は、コンピュータ・システムによるDTP(デスクトッ
プ・パブリッシング)が主体となって行われており、ク
ライアント等から入稿される情報資源はまず、キーボー
ド、スキャナー等の入力デバイスを利用して電子化し、
それから編集アプリケーションによって処理されるケー
スが急増している。
【0018】媒体の製作現場とは、当該情報の発生時点
でオーダーを受けることから最新の情報を有すものと考
えられ、印刷媒体と同期した最新データとしてネットワ
ーク内に供給する上で最適であり、製作端末をネットワ
ークに接続することにより、各所で生成されるデータ資
源は前記データベース・システムに一元的に集積するこ
とが可能となる。
【0019】事実、一個人毎、一法人毎、一製品毎、一
サービス毎の情報表現については、既に紙媒体等在来メ
ディアによって実現されていたことであるが、その実現
をなしていた製作現場からデータを収集・格納する当該
データベース・システムと、同システムに連結されるW
ebサーバによって、データベースに格納されている情
報はWebページとして閲覧ができるようにHTML
(Hyper TextMarkup Languag
e)に変換され、一個人毎、一法人毎、一製品毎、一サ
ービス毎の収集されたデータに対し、それぞれに固有の
Webページに割当てることで、一情報対象毎一Web
ページとして表示することが可能となる。
【0020】一方、本発明による当該データベース・シ
ステムへの入力手段には、ネットワークと接続するため
のモデムを内蔵しWebクライアントが添付されて現在
市販される、ごく標準的なパーソナル・コンピュータを
利用できるため、DTP現場のハードウェアに変更を加
えることなく現状のまま利用することが可能である。
【0021】端末における入力フォームはWebクライ
アント上に表示され、そのプレゼンテーションは前記デ
ータベース・システムと連結するWebサーバ内のWe
bアプリケーションによって生成されるため、現場では
Webクライアントがあればよい。
【0022】製作端末から前記データベースに収集され
るすべての個人、法人、製品、サービスに関する情報は
Webページとして発行されることになるが、クライア
ントから受注した段階でそれぞれの情報対象毎に、通常
のWebページにおけるドメイン、URLに相当する主
に番号列で構成される専用の識別IDコードが、前記デ
ータベース・システムより自動発給され、前記名刺、パ
ンフレット等の媒体にも記載することになる。
【0023】例えばユーザがパンフレットに記載されて
いるある製品の詳細や関連情報を閲覧する場合、ネット
ワークに接続できるパーソナル・コンピュータ等端末の
Webクライアントからまずは、Web上の当該データ
ベース・システム・サイトにアクセスし、表示される入
力画面内のID入力ボックスに、媒体上に製品(名)と
ともに記載されている識別IDコードを入力する。
【0024】そのIDをのせたリクエスト・データは同
サイトのWebサーバより前記データベース・システム
に送信処理されデータベース内を検索し、該当データを
取得してWebアプリケーションによってHTMLに変
換してWebクライアントに送信され表示処理が行われ
る。
【0025】このことは一冊のカタログに複数の製品が
記載されていて、製品毎に識別IDコードが付与される
ことにより、目的の製品をネットワークから取得する場
合、従来はまず、その製品メーカーのサイトにアクセス
した後、目次または、メーカーのページ内をブラウジン
グして探し出すか、検索エンジンのサイトにアクセスし
て対象名を入力して検索し、結果として得られた複数の
候補の中から、目的に近いページにアクセスしなければ
ならなかったのに対し、識別IDコードの一回の入力
で、メーカーの発表する公式ページへアクセスすること
ができるようになるものである。
【0026】また媒体製作端末においては、2系統の入
力フォーマットを用意することにより、一方は紙媒体に
記載するのと同等の体裁をHTML形式で直接データベ
ースに落とし込むもので、紙媒体に印刷される表示体裁
をそのままWebページで代替・表示するに相当する。
他方はWebクライアントにおける表示体裁を媒体や情
報の種類毎に定義し、実世界における媒体、発信しよう
とする情報対象のカテゴリーに応じてすべて共通化する
ものであり、情報発信者の意図や訴求部分が情報受信者
に明確に伝達できるよう、そして類似対象との比較が客
観的で容易に行えるように、情報の入力においては属性
を概念的に細分化した項目を定格するものである。
【0027】前記するように当該データベース・システ
ムは、従来のWebサーバにはない入力条件をはじめか
ら規定することに主体的な目的がある。前者は直観的な
判断情報の提供であり、表示や体裁を重視するもので、
後者の意図するところは、手動で行う情報検索において
も効果的であるが、特に将来的にはアプリケーション自
身が機械的に登録データを解釈して、高度に自動化した
情報交換や経済活動のための準備とするものである。
【0028】なお前記識別IDコードは、従来ネットワ
ーク上のデータを閲覧、取得するために入力するアルフ
ァベット中心によるURLとは異なるもので、数字の
み、又は「*」、「#」キーを含めた数字列構成による
識別IDコードであるため、アルフアベットの入力が不
要となりパーソナル・コンピュータ、携帯電話(端末)
からネットワークへのアクセスを大幅に容易化すること
が可能で、特にテンキー主体の携帯電話からのアクセス
には好都合である。
【0029】また、媒体に記載する識別IDコードを人
が読取ってキー入力するのではなく、識別IDコードの
番号列をバーコード、磁気媒体、半導体チップ等の記録
媒体に記憶させておくことにより、読取りを機械に代行
させて端末への手動入力を省くことも可能である。
【0030】ところで数字によるアクセス方法は、特開
平10−78928の「インターネットへのアクセス方
法及びシステム、ならびにインターネットへのアクセス
処理方法を記憶した記憶媒体」、特開平11−3280
76の「インターネットへのアクセス方法及びシステ
ム」が開示されており、実際に運用もされている
【0031】ただし前記出願特許と本発明とが一線を画
すのは、前記出願特許の割当てる番号とは既に開設済み
のWebページのドメインに対してであるが、本発明の
発給する番号とはそれとは逆であって、開設済みでドメ
インが与えられているものや、本発明とは異なるデータ
ベース、Webサーバ内のデータに対し発給するもので
はなく、あくまで当該専用データベース・システムにデ
ータとして登録・格納することではじめて発給するもの
であり、ドメインに対して割当てるのではなく、あくま
で登録データに対して一意に選択するキーとしての識別
IDコードであるため、前記出願特許とは根本的に異な
り、またURLに変換する作業プロセスなども本発明に
は存在はしない。
【0032】次にラジオ、テレビ等の放送媒体で紹介さ
れる対象情報を、ネットワークから容易に参照するため
の方法を説明する。
【0033】ネットワークとの連携を強めようとするテ
レビやラジオのコマーシャル、放送プログラムは、サイ
トのURLをテロップやアナウンスで告知する方法をと
っているものの、現状は視聴者にとって見聞し難くメモ
もし難いものであるといえる。
【0034】本発明における前記識別IDコードの有効
存続期間は本来、対象とする情報の存在期間としてお
り、かつ対象数も膨大であり基本的にアルファベットを
使用しないため10桁以上の番号列を充てるものである
が、放送メディアのような短時間の間に告知しなくては
ならないこと、そしてコマーシャルなど放送期間の短い
ものであること、放送エリアなどの場所性に従う必要か
ら、以下のような識別IDコードの発給方法を考案し
た。
【0035】すなわち、当該データベース・システムに
ログインするユーザのWebクライアントのプロパティ
には、国番号、市外局番を予め登録しておくことによ
り、当該地域の放映プログラムを自動選択するか、放映
地域の市外局番を識別IDコードの先頭にして入力する
ことによって同じ識別IDコードを他地域で取得、使用
することも可能である。
【0036】そのため、番号資源の枯渇に配慮して桁数
の大きい番号列にすることなく、ユーザにとって視聴覚
のしやすさと、メモのしやすさを優先する1桁から4桁
までの番号列を臨時の識別IDコードとして発給するこ
とが可能である。
【0037】
【発明の実施の形態】以下発明実施の形態について説明
する。まず図面の説明に際して改めて本発明の根本につ
いて以下に説明する。
【0038】モノやサービスを供給・開発する企業はカ
タログ、パンフレット、案内書等の広告媒体を製作して
需要を開拓し、個人はビジネス上やコミュニケーション
等様々な目的で自分を相手に紹介する手段として名刺を
利用する。
【0039】つまり、無形の状態である情報は媒体に記
録されることによって、情報を知覚認識できる形態とす
る必要があるといえるため、情報とは人それ自身、モ
ノ、サービス自体の誕生そのものから発生するものであ
るといえる。
【0040】本発明は、情報の供給源を個人、法人(企
業)、さらにその生産物であるモノ、サービスであると
して、供給される情報の表現手段を媒体として、情報の
発生と共に必ず製作される事実に着目したものである。
【0041】すなわち、情報の発生と共に必ず媒体が製
作されるという事実において、各地に多数存在する媒体
の製作現場から情報を統合することにより、すべての情
報資源を収集することができるということである。
【0042】図1におけるデータベース・センタ10と
は、各地に存在する媒体の製作現場から情報を収集する
ためのものであって、クライアント・サイド14とは、
前記個人、法人、モノ、サービスの情報源でありその情
報を媒体に変換することを依頼する側で、媒体製作・入
力サイド12はクライアント・サイド14から媒体製作
を受注する側である。
【0043】また、クライアント・サイド14は個人や
法人としての情報源でもあると同時に、データベース・
センタ10にアクセスして所望する情報を閲覧・取得す
る個人や法人でもあるという、両面の立場であることに
注意が必要である。
【0044】クライアント・サイド14、媒体製作・入
力サイド12共に各所に無数に点在する既存サイドで、
それぞれは前記するように情報の供給者として媒体を依
頼する側であると共に、インターネット接続環境を有す
一般閲覧者層も含んで構成されており、後者は特に印刷
業、媒体製作業の層を分類したもので、本発明の説明上
特に名称したものである。
【0045】次に、媒体製作とデータベース入力に関す
る段階から本発明の実施の形態を説明するが、データの
入力から引出しに関するコンピュータ・システムの基本
的な処理内容等、本発明によらぬ従来通りの技術による
部分については説明に含めない。
【0046】まず、図6は現状の媒体製作現場を説明す
るもので、クライアントから入稿される文字原稿10
0、写真原稿102、描画原稿104、その他のデータ
類106といったアナログ主体の情報データ類は、キー
ボード108、スキャナ110、デジタル・カメラ11
2、その他の入力デバイス114によってデジタル変換
され、その後描画アプリケーション116、フォトレタ
ッチ・アプリケーション118、ページレイアウト・ア
プリケーション120によって編集と加工が行われ、い
くつかの修正プロセスを経た後、印刷手段122に持ち
込まれ印刷媒体が作られている。
【0047】つまり、クライアントから持ち込まれるア
ナログ・データがDTP・媒体製作段階121によって
デジタル変換されデジタル編集を受けているにもかかわ
らず、印刷されることによって再びアナログに変換され
ているということである。
【0048】次に図7が示すものは本発明における実施
形態として、DTP・媒体製作段階121に対しデータ
ベース・サーバ入力手段122を付加したもので、印刷
段階直前の編集済みデジタル化データと、文字情報だけ
のテキスト・データをデータベースに収集するための入
力手段である。
【0049】この段階における本発明の目的とは、印刷
業界を従来通りの印刷媒体の製作者であると同時に、新
たにネットワークへのデジタル・コンテンツの(代行)
供給者とすることで、前記するようにクライアントから
の情報が収集されている環境を利用して、ネットワーク
(インターネット)へのデータ供給手段として定義する
ことにある。
【0049】印刷媒体の情報を、Webページとしてネ
ットワーク上でも参照、取得できるようにするための入
力手段を、印刷業界等を利用して構築することにある。
【0050】図8は、クライアントから供給される情報
資源Zを製作プロセスに含めた場合のチャートで、デジ
タル・コンテンツとしてネットワーク上で発行される過
程と、印刷媒体として実世界で発行されるまでの過程で
ある。図示するようにDTP・媒体製作段階121とデ
ータベース・サーバ入力手段124の間では、完成され
たコンテンツ及びテキスト・データの転送が実行されれ
ば済むことであり、マルチ・タスクとして同一のコンピ
ュータ・システム上でも実行可能であることから、デー
タベース・サーバへのデータ供給手段及びそのプロセス
が、現業界での製作プロセスと平行して行えることの有
意性をを明示するものでもある。
【0051】媒体データの供給手段を確保・構築し、ネ
ットワークで媒体情報を共有するということは、個々の
情報に対しそれぞれの専用Webページを開設すること
であるため、それぞれの情報を個別に識別する手段が必
要となる。
【0052】ここで、媒体製作・入力サイド12の受注
処理図である図8のチャートをもとに説明する前に、識
別IDコードについて説明する。
【0053】識別IDコードとは図9にて例示される数
字列のみか、電話機のテンキーに存在する「#」、
「*」を含んだ数字列で構成され、数字列の桁数は別に
設定される定義で構成されるものである。数字列中心に
構成する理由は、電話機からの入力や便宜を考慮して、
フル・キーボード操作を必要としなくて済むようにした
ためである。
【0054】識別IDコード発給は図8のプロセスで行
われ、空き識別IDコードの検索136や、識別IDコ
ードの決定と発給138ステップは、データベース・セ
ンタ10(図3参照)の識別IDコード管理手段72と
識別IDコード発給手段86との交信によって決定され
るしくみで、数字列の構成は原理上、ユーザの希望より
もシステムを優先して自動的に行われることになる。
【0055】本発明の実施により、媒体には対象となる
情報を紹介する部分に識別IDコードが印字されること
になるが、図8に示す通り識別IDコードの付加作業1
39とは、DTP・媒体製作段階121におけるデータ
入稿段階であるステップ152に向けて行われる。
【0056】図10、図13、図14それぞれ名刺N、
案内書Q、パンフレットRの場合の例示であって、たと
えば名刺Nに関しては、その情報対象者である「名無権
兵」その人をデータベース・センタ10内で特定するた
めの識別IDとなっており、案内書Qでは「☆△□○」
というサービスに付与された識別IDコード、そして会
社に付与された識別IDコードというように2つの対象
に付与され、パンフレットRに至っては例示される製品
4点に付与されるように、その媒体の主体をなす個々の
情報対象に対し付与していることを例示するものであ
る。
【0057】前記するように識別IDコードは、データ
ベース・センタ10内に格納されるデータに対し一意に
特定するキーであり、インターネットに接続されるWe
bクライアント内蔵のパソコン44、携帯端末22にと
ってはインターネット上のWebサイトにアクセスする
ためのURLに相当する「アドレス」として、前記した
情報の専用Webページにアクセスするためのキーとも
なっていて、印刷媒体の情報をインターネット上で共有
すると共に閲覧、取得するためのものである。
【0058】以下、図8のチャートの処理プロセスをデ
ータベース・センタ10のモデル図3と共に説明する
が、紙媒体の製作開始150から印刷・出力162まで
のプロセスは従来通りの技術であるのでここでの説明は
割愛する。
【0059】媒体製作・入力サイド12は、媒体の受注
を受けるとまずDB登録開始(ステップ134)の手続
が行われ、データベース・センタの識別IDコード管理
手段72との交信から、受注した情報対象数に従って空
き識別IDコードの検索作業(ステップ136)が行わ
れ、候補となる複数のIDコードの確保がなされる(ス
テップ138)。このIDコードの数字列は使用してい
ないものの中から自動的に選択される仕組みとなってい
て、同じ媒体上にあって複数の数字列が必要な場合にお
いても、最小桁が連続する数字となるとは限らない。
【0060】次にクライアントがユーザとして、データ
ベース・システムにアクセスして各種サービスを受けた
り、自分のデータを管理するためのアクセス用のパスワ
ードを設定する。
【0061】この手続は、識別IDコード発給手段8
6、媒体マスタ・データ管理手段84、データベース・
システム業務手段78等のWebアプリケーション・サ
ーバの業務プログラムにより、クライアントに任意のパ
スワードを作成してもらうか、もしくはシステムが自動
的に選定してその内容の通知を行うことも想定してい
る。この場合メール作成手段54を利用することによ
り、クライアントに対し自動的に電子メールによる通知
を行うことを想定している。
【0062】DB各種設定142とは、クライアントが
発注する情報や媒体の種類によって異なるが、いわゆる
自らの公開用データ・サイトへのアクセスする者を制限
したり、または相手によって公開内容やアクセスをコン
トロールする設定を行うプロセスである。
【0063】次にDB入力データ・公開情報選定144
を説明するにあたり、まず媒体製作・入力サイド12に
おける入力手段について説明する。図2の媒体製作・D
B入力端末42における入力手段、いわゆる制作者側と
のインターフェースとは、従来現場で利用している媒体
製作用のコンピュータ・システムで行うこともできる。
この場合の手段はパーソナル・コンピュータに標準的に
添付されていて、画面表示、入力機能等の多様なインタ
ーフェース機能を有すWebクライアント(ブラウザ)
をベースとして利用することが想定される。
【0064】また各地に点在する媒体製作・入力サイド
12の端末とデータベース・センタ10におけるネット
ワークは、セキュリティの観点からイントラネットベー
スで接続することが望ましい。
【0065】本発明における媒体製作・入力サイド12
で行う作業処理は主に、データベース・センタ10から
送信して表示されるWebクライアント(ブラウザ)画
面での入力作業であるため、各端末における設定は主に
接続環境だけである。
【0066】その入力作業はWebクライアント画面に
表示されるドキュメント上で行うが、そのドキュメント
はデータベース・センタ10が管理・供給するもので、
発行される媒体や情報対象の種類や性質に従って予め用
意設定してあるテンプレートを、Webアプリケーショ
ン・サーバ32によってレイアウト処理させるもので、
そこで生成させたデータはWebサーバ36を中継する
ことにより、HTMLとして受信したデータをWebク
ライアントによって処理表示するものである。
【0067】DB入力データ・公開情報選定144ステ
ップとは、DTP・媒体製作段階121で製作されたデ
ータを、先に設定を済ませてある識別IDコードによっ
て割り当てられたユーザ用データベース80に、選定し
た上で格納するステップである。
【0068】媒体製作・入力サイド12で受け持つクラ
イアントのデータとは、基本的に公開用であることを旨
とした情報であり、さらに公開用に入力する表示フォー
マット形式は2系統に分類した部位に格納することを想
定している。
【0069】図8に見るようにデータベース・サーバ入
力手段124にデータを転送するステップ・ポイントは
データ修正160から派生しているが、ここでのデータ
とは最終校正が成されたテキスト・データとコンテンツ
であって、印刷プロセス直前のデータ形式であるため、
DB入力データ・公開情報選定144ステップではWe
bページとして適当なデータとなるように、特に画像フ
ァイル等の形式変換、容量の圧縮を行うことも含まれ
る。
【0070】2系統の中の一つには媒体に利用される写
真や描画、文体等を圧縮して用いるもので、いわばカタ
ログ、パンフレット等の印刷媒体に表現されている体裁
をほぼそのままWebページ上に表示させる、主観的な
表現と自由で規制を設けないことを特徴とするフォーマ
ットである。
【0071】もう一方の系統はそれとは対照的に、客観
的に情報を告知することを目的とするもので、例えば製
品であればそのものの特有の性能や技術仕様を、予め規
定した項目に従って入力するもので、情報を受ける側か
らすれば、同じ種類のモノやサービス等を同じ項目フィ
ールドで比較しやすくすることを目的としている。
【0072】上記のような意図のもと、データベースへ
の格納・登録を行うものである(ステップ146)。
【0073】次に、本発明におけるデータベース・シス
テムの構築例と、情報の取得・閲覧方法について説明す
る。図4、図5はデータベース・センタ10におけるユ
ーザ用データベースのディレクトリを、目的別項目とし
て説明するための概念図である。
【0074】前記するように本発明のデータベース・シ
ステムとは、一つの情報対象毎に1Webページを割当
てることを旨としており、その情報対象であり情報供給
源を個人、法人、製品、サービス(図中では製品、サー
ビスを商業とした)の3種類に分類し、一つの情報供給
源に対し、さらに利用目的別に3種類に分類するもので
ある。
【0075】目的別3種類における内訳は「公開用設定
項」、「エージェント設定項」、「ディスク・スペー
ス」であって、識別IDコードを登録した段階で別に定
める容量をもって自動的に割当てられるものである。
【0076】「公開用ファイル」(A、D、G)とは、
媒体製作・入力サイド12から入力及び設定されるディ
レクトリであって、Webページとして一般に公開する
ために用意されるもので内容は前記する通りである。
【0077】「エージェント設定項」(B、E、H)と
は、電子商取引が活発化する将来に向けて(準備)割当
てておく設定項目で、識別IDコードによって各情報対
象毎にデータベース内に割当てられるディレクトリとし
て、非公開情報を扱うため媒体製作・入力サイドを介さ
ずに、ユーザ(クライアント)自身が各自のWebクラ
イアントを利用して所定のフォーマットに従って入力作
業を行うことを想定している。
【0078】このディレクトリの内容上の項目例は図5
に表記した通りだが、ここでの目的とは、本発明による
データベース・システムに名刺、カタログ、パンフレッ
ト等の媒体製作と共に、その媒体の対象となる情報が電
子データとして、多数の現場から収集され格納される仕
組みを利用して、それぞれの情報対象が意図する内容、
つまり人、モノ、サービス等にはそれぞれ訴求する意図
や目的があり、それを媒体として伝達させる目的がある
からこそ情報が発生した訳であり、その目的や意図する
事項等も情報対象の重要な属性情報として、前記データ
と同時に収集、格納するために設けるディレクトリであ
る。
【0079】また、それぞれの属性情報を種類毎に分類
し、標準化した一定のフォーマットで記述及び入力でき
るようにしておくことにより、データベース・システム
内部のコンピュータ・システム(図3、エージェント6
2、ルールベース・マネジメント68、データベース・
システム業務手段78)によって、格納された情報を機
械的に解釈させることが可能ともなり、情報の検索性を
飛躍させることはいうまでもなく、個人から法人で構成
される登録者間における、それぞれが所望する需要と供
給を自動的にマッチングさせることが可能となるなど、
将来の電子商取引にも応用を見込むものである。
【0080】一方「ディスク・スペース」(C、F、
I)とは、図5に記載した通り任意のデータ領域と、共
有データ・スペースとオンライン型バックアップ用のス
ペースを提供するサービスで、契約したディスク容量以
内でそれぞれの情報提供者が自由に利用するためのもの
である。
【0081】アクセスするためのIDやパスワードを個
人で設定して利用する以外に、メンバー等にも設定して
共有エリアを構築することも可能であるし、さらにアク
セス・コントロール64(図3)を利用することによ
り、共有アクセス者毎にデータへのアクセスできる範囲
を設定することも可能である。
【0082】上記の説明はユーザ用データベースの利用
例でもあるが、本発明におけるネットワークで媒体情報
を共有するということが、すなわちネットワーク上にあ
らゆる種類の情報が集合するということでもあり、図5
のAからIに至るそれぞれの属性項目とそれぞれに設定
される標準化したフォーマットによって、媒体に記載さ
れていた自由な形態で表現されていた情報を、機械(コ
ンピュータ・システム)と人との間で共有することを目
標とするものである。
【0083】次にユーザがWebクライアントから行う
データの取得、入力に伴うアクセス手順について説明す
る。
【0084】ここでのユーザとは名刺、案内書、パンフ
レット、カタログ等の媒体に記載される対象情報を、イ
ンターネット上に接続される本発明のデータベース・シ
ステムから参照を意図する不特定のアクセス者を意味す
る。
【0085】まず図19a、bにおいて順を追って説明
する。ユーザがWebクライアントからデータベース・
センタ10のサイトにアクセスすると(ステップ50
0)、ログイン画面を表示処理(ステップ502)する
と共にSSL(SecureSocket Laye
r)等のセキュリティ技術によって、クライアントとW
ebサーバ間で認証・暗号化処理が開始される(52
8)。
【0086】ログインと共に平行して行われる処理がI
Pアドレス・チェック(ステップ518)と、キャリア
解析(ステップ520)であって、この流れにおけるチ
ャートとは、アクセスしたユーザがパーソナル・コンピ
ュータのブラウザを利用したものか、携帯電話等のデバ
イスを利用したものかを判断するとともに、さらに携帯
電話等のキャリア・ブランドによる仕様に適合させて、
Webクライアントの表示能力にあわせたドキュメント
生成をWebアプリケーションに指示するための処理で
ある(ステップ522、524、526、530)。
【0087】一方のチャートで行われる処理は、ログオ
ンからログオフまで同一セッションであることを確認し
続けるための手段として、Cookieの発行が行われ
た後(ステップ506)、ユーザのアクセス目的を確認
する(ステップ506)。
【0088】この段階におけるアクセス目的とは情報の
閲覧であるから、画面を通してユーザに識別IDコード
入力を指示するとともに(ステップ508)、クライア
ントから要求されたIDコードをもとにユーザ用データ
ベース80のIDマスタ・テーブルを検索して、まずは
要求されたIDコード自体の存在の有無を確認する。
【0089】存在しない場合は再度ステップ508処理
を実行し、存在が確認された場合は、対象情報に含まれ
る情報供給者の設定内容を確認の上で実行する(ステッ
プ514)。このチャートでの説明は、自らの情報にア
クセスした側の情報を要求するか否かの設定を確認する
もので(ステップ516)、本人を識別するIDとして
は、データベース・センタが発給する識別IDコード
か、もしくは情報供給者自らがゲスト用に独自のIDを
与える場合を想定している。
【0090】もしアクセス側情報の要求がない場合はス
テップ542にジャンプする。このステップへのアクセ
ス者はゲストとして認識され、先のステップであるCo
okieの確認処理にて選別を設定している場合、その
選別結果に基づいて、ゲストとしてアクセスを認めるか
否かの判断を予め設定しておくことが可能で、もし認め
ない場合はアクセスができない旨を表示させる(ステッ
プ536)。
【0091】条件を満たす場合は、ユーザ用データベー
ス80より要求のデータをフェッチし(ステップ54
4)、ゲスト用の情報表示を予め設定してある場合は、
その設定に従った範囲指定に基づいてWebアプリケー
ション、アクセス・コントロールによる処理を行って、
Webクライアントに対し生成したドキュメントを送信
する(ステップ546、558)。
【0092】ちなみに、本発明によるデータベース・シ
ステムを利用するアクセス者に対し、そのアクセス者が
予めIDコードを発給を受けている場合を除き、初めて
本システム・サイトにアクセスして利用を希望する際に
は、その条件としてアクセス者にユーザ登録の要請する
ことを想定しており、その際のユーザ情報はCooki
eによって管理することとなり、処理ステップ506及
び542が有効となるのである。
【0093】他方、ステップ516においてアクセス者
のIDを要求する設定の場合は、ステップ530におい
てその入力要求を表示させる。ステップ532はIDと
パスワードによる照合処理をも含んで判断するもので、
誤りがある場合は予め設定される範囲内で入力操作の繰
り返しを認め(ステップ540)、設定範囲をこえた場
合はゲストとして前記すると同様、ステップ542以下
の処理が実行されることになる。
【0094】ステップ532で正である場合はステップ
534にてフィルタリング処理を実行し、情報供給者が
アクセス者IDによって制限もしくは禁止を設定してい
る場合の処理であるが、ここではアクセス者毎による範
囲の設定をアクセス・コントロールするのではなく、禁
止か否かの判断としている。
【0095】設定により禁止の場合は、アクセスができ
ない旨と理由表示も設定することを想定している(ステ
ップ536)。アクセスを認める場合は、ユーザ用デー
タベース80より要求のデータをフェッチして(ステッ
プ548)、Webアプリケーションから生成したドキ
ュメントをクライアントに送信処理する(ステップ55
4、558)。
【0096】また、アクセスを認める場合には平行し
て、閲覧者IDは情報供給者側に通知ができるように、
図5におけるエージェント設定項(B、E、H)のDB
管理領域に記録され(ステップ550)、必要に応じて
アクセス者に対し、データベースに更新があった場合の
通知を実行する。また商業上の利用としては、ダイレク
トメール用の資料として活用が可能である。
【0097】以上におけるデータベース・システムへの
アクセス処理は全て、ステップ556のアクセス統計情
報取得手段を経由することになるが、IDからプロフィ
ールが判断ができる場合は、プライバシーに配慮しなが
ら、アクセス者の属性とアクセスした情報の視聴率や関
連性等の統計情報を取得することも可能で、アクセスの
対象となる情報供給者に、希望に応じて統計情報を通知
することも想定してある。
【0098】本発明によるデータベース・システムは、
画面による知覚主体の情報取得以外に音声による情報取
得も想定しており、目の不自由な人でも当該情報の取得
が可能であり、またWebクライアントがない環境から
でもアクセスできるように、一般電話機から利用できる
ことを想定しており、以下にユーザが電話機等の非We
bクライアント端末から行う、インタラクティブなデー
タの入出力に関するアクセス手順について説明する。
【0099】まず、データベース・センタ10へ接続さ
れるアクセス・ポイントにダイアリングすることによっ
て開始され(ステップ560、562)、接続が開始さ
れると音声による案内を行う(ステップ564)。
【0100】次に、聴取を希望する識別IDコードをプ
ッシュ操作または音声によって入力(ステップ566)
を指示する。該当IDを検索処理することで対象の有無
を確認(ステップ568)すると共に存在しない場合
は、ステップ586にジャンプしてアクセスができない
旨を音声にて説明する。ここではそのまま終了(ステッ
プ590)するかステップ566に戻って再度識別ID
を入力するかを選択できる(ステップ588)。
【0101】一方、ステップ568で存在が確認されれ
ばステップ570にて、その情報供給者がアクセス者I
Dとパスワードを要求するか否かを確認し、必要であれ
ば入力を音声にて指示し(ステップ580)、確認処理
(ステップ582)の後、誤っていれば別に設定されて
いる入力回数の範囲内でステップ580からステップ5
84までを繰返すが、範囲外となった場合はステップ5
86以降における前記通りの処理を行う。
【0102】ステップ570においてアクセス者IDを
要求しないか、ステップ582における処理で正であっ
た場合は、ステップ572の処理にてユーザ用データベ
ース80から目的のデータをフェッチする。
【0103】次のステップ574である音声によるデー
タの読上げに関しては、Webアプリケーション内のア
クセス・コントロール64によるフィルタリングと、出
力形式設定手段によって、定義域にあるデータを読上げ
る際には、そのデータの文頭に属性名を添えて読上げる
ための処理を行う。例えば情報対象が名刺等における個
人の場合、「名前は・・・(です)」というように、音
声による属性名を添える等ガイダンスするものである。
【0104】該当するメッセージの再生が終了すると、
アナウンスによりリピートするか否かを選択させ、リピ
ートの場合ステップ574に戻り、リピートをしない場
合はステップ578にて、当該音声情報に関して、何ら
かのメッセージの録音を希望する場合はステップ592
へ、録音を希望しない場合はステップ588以降の前記
同様の処理を行う。
【0105】録音を希望する場合は、ステップ592に
より、情報供給者が予め設定した項目に従い、アクセス
者はアナウンスによる指示によりプッシュ操作にて選択
を行う(中略)。
【0106】次は録音とその音声確認作業を行い(ステ
ップ594、596)、再録音や他項目に録音をする場
合はステップ592に戻る選択をするか(ステップ59
8)、このままでよければこのアクセス処理を終了する
(ステップ600)。
【0107】ちなみに図中の575の処理である、アク
セス統計情報取得手段の内容とは、図19a、bにおけ
る前記556の処理と同等であるためここでの説明は割
愛した。
【0108】次にデータベース・センタに登録したデー
タの変更及び修正について図20を中心に説明する。
【0109】登録データの変更が生じた場合(ステップ
700)、まず識別ID自体の変更を要するか否かを判
断するが(ステップ702)、識別IDの変更とは情報
対象の消滅を意味するため、IDの廃止手続及びユーザ
用データベース80からの抹消手続を開始することにな
る(ステップ705)。
【0110】次は印刷媒体の変更を伴うかを判断する
(ステップ706)。もし変更を必要とする場合は媒体
製作・入力サイド12における修正手続となり、DTP
・媒体製作段階121における印刷媒体の編集手続(ス
テップ708から720まで)と、データベース・サー
バ入力手段124における修正手続(ステップ722か
ら734まで)を行うが、DTP・媒体製作段階121
における処理は従来通りの現場処理なので、ここでの説
明は割愛する。
【0111】データベース・サーバ入力手段124とし
ての処理は、まず媒体製作・データベース入力端末42
からデータベース・センタ10に対しサイド用IDと、
パスワードによってログインすることから開始されるが
(ステップ722から726まで)、このサイド用ID
及びパスワードとは、データベース・センタ10への認
定入力サイドとして同センタ10より発給される会員識
別ID、及びパスワードとして想定するもので、顧客で
あるクライアントのデータ入力、修正作業を代行を依託
する以上、同センタが最初の登録から修正、抹消までの
プロセスに対し、責任をもって管理するための自然な措
置である。
【0112】また上記したステップ722から726ま
での処理と、ステップ728は、図8の受注チャートで
は触れなかったが、媒体製作・入力サイド12がデータ
ベース・システムに対し、初めての登録から修正、抹消
する目的アクセスする毎に行われる処理であることを想
定しており、ステップ728とは、初期登録、修正、抹
消等のアクセス目的を媒体製作・入力サイド12に対し
選択させる位置である。
【0113】ここではデータを修正する目的であるか
ら、ステップ730では修正する対象のテーブル項目を
選択し(ステップ730)、修正・変更を行ってログア
ウトする(ステップ732、734)。
【0114】一方、印刷媒体の変更を伴わない場合(ス
テップ706より、748までのプロセス)は情報供給
者自らWebクライアントを介して行うことが可能であ
る(中略)。この場合における図中のステップ740ま
でのプロセスは、図19aでのWebクライアントから
データベース・システムへのアクセスを説明したステッ
プ506までの過程と、ステップ518からステップ5
30間では同一である。
【0115】また、この手続を媒体製作・入力サイド1
2に依託することも可能である(ステップ736からス
テップ722のチャート列へ)。
【0116】あくまで媒体製作・入力サイド12が入力
または修正を行える情報データは公開情報を旨としてお
り、個人情報または企業秘密としての性格を有す非公開
系情報は媒体製作・入力サイド12を中継せず、情報供
給者自らがデータベース・センタ10にアクセスするこ
とにより、入力・修正・抹消までの処理を行う。
【0117】ちなみにディスクスペース・サービスや、
エージェント項目におけるデータ入力や修正等の管理は
当然ユーザ自身が行い、媒体製作・入力サイド12が直
接関与するのは前記するように識別IDコードの初期登
録手続と、印刷媒体とそれに関連するWebページ用デ
ータである。
【0118】図22はディスクスペース・サービスに関
してであり、前記するようにこのサービスはエージェン
ト設定項と共に標準的に附随させるサービスとして想定
している。
【0119】図中アクセス目的の選択までのプロセス
(ステップ808)は、前記通りのユーザがデータベー
ス・システムに対しアクセスするのと同等のため、中略
しステップ808以降を説明する。
【0120】この各種設定である各ステップ810、8
20、822の趣旨とは、格納するデータに対し、複数
ユーザにそれぞれのアクセス・レベルをもつIDを設定
することで、互いに共有できるようにするためのもの
で、次のステップ812とは、データのバックアップと
して利用するのか、データを複数ユーザで共有し更新が
あった場合には各ユーザに自動通知をする等、ここでは
未表記の諸機能を想定しており、Webアプリケーショ
ンにおけるルールベース・マネジメント68の利用を設
定するものである。
【0121】ステップ808の選択肢であるサービスの
利用とは、ステップ814からステップ818に至るデ
ータの入力から、修正、削除に至る一般的なデータベー
ス操作をあらわす。
【0122】次に、ユーザが名刺N(図10)から識別
IDコードをもとにしてデータベース・システムにアク
セスした場合における、Webクライアント上の表示に
ついて説明するが、アクセスから表示に至る過程は前記
の通りである。
【0123】図12は、公開用個人情報であるWebペ
ージMのサンプルで、本発明の方法にて名刺を作成した
場合における、企業等の組織に所属した個人向けWeb
ページを想定したものである。
【0124】本発明は媒体の情報対象、情報主を印刷媒
体を製作すると共にWebページの製作を実施すること
を特徴としており、図示される名刺NとWebページM
を比べてみると、紙媒体に表記していない情報もWeb
ページには提供されている(図11参照)が、ここで前
記した内容に付記するならば、名刺Nに記載されていな
い情報である「自己紹介」、「会社案内」、「取扱品
目」、「写真等画像」、「音声情報」、「データ・ファ
イル」、「リンク・データ」等は、名刺向け以外に要す
る媒体製作・入力サイド12にてクライアントから入稿
される情報データとなっている。
【0125】なお図12上のWebページMは、パソコ
ンにおける一般的なサイズの画面にて、名刺を基にした
個人用Webページを構成する標準的な構成であると想
定しており、クライアントからの意向に従って画像や情
報項目を増減させることは自由である。以下、画面に表
示されるページ構成について説明する。
【0126】WebページMの320は、画面枠となっ
ており静止画像以外に動画も可能である。Webページ
Mの300から314までの四角形の枠はボタンであっ
て、例えば300の「自己紹介」とは、他ページにおい
て本人に関する自己紹介文を表示するか、本発明による
プライベート用の名刺を所有することでその識別IDコ
ードのあるディレクトリへジャンプを設定することも可
能である。
【0127】302、304では当人の所属する企業が
本発明によるところの識別IDコードを、前記した形態
である案内書、カタログ、パンフレット等にて発給され
ている場合は、会社案内、取扱品目ページとしてそのW
ebページへハイパージャンプすることも可能である。
【0128】306の「リンク」とは、既にWebペー
ジを開いている場合や、関連先のWebページを紹介す
るページへのリンク・ボタンとなっている。
【0129】308の「ファイルのダウンロード」ボタ
ンとは、情報提供者が認める範囲内で連絡先等を記録し
たデータ・ファイルまたは、V−Cardのような標準
化された個人情報ファイル等をダウンロードするための
ボタンである。
【0130】312の「音声」とは、本人自身の声によ
る音声メッセージを聴取するためのボタンである。
【0131】上記したボタン等は一例であって、情報提
供者本人による任意のページ・ボタンを設けることが可
能である。
【0132】また、WebページM画面上における「電
話番号」、「FAX番号」、「URL」、「E−mai
l」等それぞれの項目は、いわゆるクリッカブル表示と
なっており、マウスクリックにより所定の処理を行うア
プリケーションを起動させると共に、相手の電話への自
動発信、FAX、リンクへのジャンプ、メールの送信準
備等を行うことも想定される。
【0133】次に、放送媒体向けの短期型識別IDコー
ドについて説明をするが、その前に前記してきた通常の
識別IDコードについて改めて説明をする。
【0134】通常の識別IDコードは、前記してきたよ
うに情報の発生、すなわち媒体の製作受注と同期して発
給され、対象情報が消滅すると共に広告や告知する目的
がなくなり識別IDコードの意味もなくなって廃番とな
るものである。
【0135】図24は識別IDコードの発給と廃止、そ
して再利用というサイクルを説明しているが、図におけ
る「対象情報V」の発生と共に「V用のID」が発給さ
れ、「対象情報V」の消滅と共に「V用のID」も廃止
される、というように情報の存在期間とIDの有効期間
は一致する。
【0136】情報対象Vの消滅後、V用の通常IDは一
定期間休止状態となり、この期間内はVで利用されてい
た同コードでアクセスすることはできない。
【0137】同図では休止期間が満了し、ブランクの後
「新しい情報対象Z」が発生している。この休止期間と
は、識別IDコードを新しい情報対象に切替えて利用す
るための緩衝時間帯である。新しい情報対象ZにVで利
用していた同コードを発給したのは、休止期間が満了し
ていたためである。
【0138】次に、放送対応識別IDコードについて2
4図、25図を用いて説明する。なお放送対応識別ID
を説明する便宜上、前記してきた識別IDコードを以下
「通常のID」とする。
【0139】放送対応識別IDコード(放送媒体向けの
短期型識別IDコード)とは、テレビやラジオ・プログ
ラムとインターネットを連携した場合、番組やコマーシ
ャルでURLを表示、もしくは音声で案内してもスペル
が長く視聴覚し難く、キー入力も煩わしくサイトへのア
クセスを促しても、反映しにくい現状を改善することが
主体的な目的となっているため、特に通常のIDよりも
短く、比較的視聴覚しやすい番号列を意識的に設定する
ものである(図23参照)。
【0140】図24上においては情報対象Vに対し、同
時に放送対応識別IDがVの放送と共に発給されVの放
送終了と共にIDが廃止されているが、通常IDはその
まま存続している通り、放送対応識別IDコードは放送
期間内を有効としており、放送終了と共に同IDでのア
クセスはできなくなるが、通常のIDコードを基にテー
ブルで対応してデータベースが構成されているため(図
26)、原理上、通常のIDコードを既に発給されてい
る情報対象に対して発給が可能である(図25のプロセ
ス906)。
【0141】また、放送対応識別IDコードも通常ID
と同様、一定の休止期間満了後使用した同じIDを他の
情報対象に再利用される。図でいえばVとしての利用
後、休止した後情報対象Wに利用されている。
【0142】放送対応識別IDコードは、前記するよう
な性質をもっているため、同IDコードに用いる番号列
資源は少なく、すぐに枯渇してしまうことになるが、テ
レビやラジオ等のコマーシャルにおける放送期間は、通
常の媒体で行われる広告期間よりも短期であり、しかも
放送エリアによるプログラム内容の差異があることを利
用するものである。
【0143】また放送エリアによる地域性をデータベー
ス・システムに認識させる手段としては、電話の市外局
番を利用する。つまり、Webクライアントからデータ
ベース・システムに送信されるIDリクエスト・データ
とともに、市外局番データも送信されればよいのであ
る。
【0144】図25は、CM放送として放送対応識別I
Dコードを発給するまでの事務プロセスを説明したもの
で、受注から(印刷)媒体の製作、及びデータベース・
システム登録までの過程は前記した内容と同等である。
CMの製作過程の説明は割愛するが、平行して行われる
識別IDコードの取得以降(906以降)のプロセス
で、放送媒体の種類の設定とは(910)、ラジオかテ
レビであるかの選択で、放送エリアの設定(912)、
放送期間の設定(914)、放送対応識別IDコードの
設定(918)といった各種設定がデータベース・セン
タとの事務連絡により決定される。
【0145】918の放送対応識別IDコードの決定に
おいては、データベース・センタのコンピュータ・シス
テムによって自動的に決定される通常のIDコードとは
異なり、放送エリアに対し空きがあればクライアントの
意向を反映させることが可能である。
【0146】また、前記するように放送対応識別IDコ
ードの通知方法は、放送のテロップやアナウンスによっ
て行われもので、ユーザ(テレビ、ラジオの視聴者)は
そのIDコードを視聴してネットワークに接続される端
末からキー操作にてアクセスすることになる。
【0147】一方、通常の識別IDコードを載せた媒体
に関しては、一般的にはIDの数字列を読んでユーザ自
身がキー入力することになる。キー入力を必要とせずに
アクセスする媒体の製作方法としては、同コードの数字
列をバーコード(図15)、半導体チップ(図16)、
磁気媒体(図17)によって格納し、それぞれ端末に接
続したバーコード・リーダ、ICデータ・リーダ、磁気
リーダによって数字列が読取られることによりキー入力
を省くことが可能である。
【0148】また、視覚障害者向けの識別IDコードの
通知手段としては、図18に記載したように、IDの数
字列を点字で表現する媒体の製作方法がある。
【0149】特に視覚障害者向けの情報技術としても、
Webアプリケーションを備えた端末やパーソナル・コ
ンピュータを使用しなくとも、電話機に備わるテンキー
操作による識別IDコード入力と、音声手段によって各
種媒体における情報にアクセスできるもので、本発明の
データベース・システムは、視覚障害者にとっても非常
に有効である。
【0150】
【発明の効果】本発明の実施によって、ネットワークへ
の情報注入手段が確立されるに伴い、個人、法人、製
品、サービスに関する情報はそれぞれ通常の媒体として
発行されると共に、Webページ(サイト)としてネッ
トワーク上でも発行されることになり、実世界とネット
ワーク世界が共有できるための基盤づくりに貢献でき
る。
【0151】一方、本発明におけるネットワーク注入手
段によって、個人、法人、製品、サービスに関する情報
をネットワークから取得できるようになり、また取得、
閲覧する場合も識別IDコードによる番号列入力によっ
て容易化できる他、紙媒体や放送メディアを所望するW
ebサイトの宣伝、告知方法としての利用にも役立たせ
ることが可能となる。
【0152】図27は、情報資源Zが本発明によるネッ
トワークへの情報注入手段によってWebページXに反
映されていることを表し、またユーザKは印刷媒体Yや
放送媒体Jを視聴することで、WebページXにアクセ
スするための識別IDコードを取得し、情報資源Zに関
する情報や、その関連情報等をネットワークから取得す
るまでの流れを示したものである。従来孤立していたW
ebページの存在は、実世界における複数媒体による認
知手段をサイト立ち上げと同時に所有することとなり、
ネットワークと媒体は情報を共有できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における3者間の関係を示
す説明図である。
【図2】本発明の実施の形態における3者間の関係をデ
ータベース・センタを中心に関係付ける説明図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるデータベース・セ
ンタ内のインタフェースとモジュールを示すモデル図で
ある。
【図4】データベース・センタ内における「ユーザ用デ
ータベース」の構成図である。
【図5】前記「ユーザ用データベース」における各アル
ファベットが示す説明図である。
【図6】現状におけるDTPを示すもので、情報資源が
印刷処理に至るまでの関係図である。
【図7】前記図6に示した現状のDTP環境に対し、本
発明の実施の形態を付加した場合の関係図である。
【図8】本発明の実施の形態を付加したDTP現場にお
ける作業プロセスを示した説明図である。
【図9】本発明の実施の形態によって発給される識別I
Dコードのサンプル図である。
【図10】本発明の実施の形態によって発給された識別
IDコードを記載した名刺のサンプル図である。
【図11】本発明の実施の形態に基づくものであって、
識別IDコードを記載した前記図10の名刺記載の情報
例と、それと共に発行するWebページに付加される情
報例をブロック化して示した図である。
【図12】本発明の実施の形態に基づいて製作される識
別IDコード記載の名刺と共に発行されるWebページ
の概観図である。
【図13】本発明の実施の形態に基づいて製作される識
別IDコード記載の会社案内書のサンプル図である。
【図14】本発明の実施の形態に基づいて製作される識
別IDコード記載の製品パンフレットのサンプル図であ
る。
【図15】本発明の実施の形態において、識別IDコー
ドを記載すると共にバーコードを備えた媒体を示す図で
ある。
【図16】本発明の実施の形態において、識別IDコー
ドを記載すると共に半導体チップを備えた媒体を示す図
である。
【図17】本発明の実施の形熊において、識別IDコー
ドを記載すると共に磁気媒体(磁気帯)を備えた媒体を
示す図である。
【図18】本発明の実施の形態において、識別IDコー
ドを記載すると共に点字を備えた媒体を示す図である。
【図19a】本発明の実施の形態におけるデータベース
に、Webクライアントによってアクセスするフローチ
ャートである。
【図19b】前記図19aに続くフローチャートであ
る。
【図20】本発明の実施の形態におけるデータベース
に、Webクライアントを内蔵しないデバイス、電話機
からアクセスするためのフローチャートである。
【図21】本発明の実施の形態におけるデータベース
に、格納されているデータを修正するためのフローチャ
ートである。
【図22】本発明の実施の形態におけるデータベース内
にパーティーションされる、ディスク・スペース・サー
ビスにアクセスするためのフローチャートである。
【図23】本発明の実施の形態において発給される放送
媒体向けの短期型識別IDコードのサンプル図である。
【図24】本発明の実施の形態において発給される識別
IDコードと、放送媒体向けの短期型識別IDコードの
関係と発給スケジュールを示す図である。
【図25】本発明の実施の形態において、媒体製作・入
力サイドに対し放送媒体(CM放送)の製作サイドを加
えたチャート図である。
【図26】本発明における放送媒体向けの短期型識別I
Dコードと、通常の識別IDコードとにおける対応テー
ブルである。
【図27】Webページへのアクセス誘導において、放
送媒体や印刷媒体によってユーザを囲い込む方法である
本発明による形態を示した図である。
【符号の説明】
10・・データベース・センタ 12・・媒体製作・入力サイド 14・・クライアント・サイド 16・・携帯電話 17・・公衆回線 18・・固定電話 20・・パソコン 22・・携帯端末 24・・インターネット 26・・PBX(構内交換機) 28・・Webサーバ 30・・メールサーバ 32・・Webアプリケーション・サーバ 34・・データベース・サーバ 36・・Webサーバ 38・・メールサーバ 40・・イントラネット 42・・媒体製作・DB入力端末 44・・パソコン 46・・音声データ変換・生成手段 48・・音声認識手段 50・・表示データ生成手段 52・・アクセス者解析手段 54・・メール作成手段 56・・出力形式設定手段 58・・アクセス統計情報取得手段 60・・課金処理手段 62・・エージェント・システム 64・・アクセス・コントロール 68・・ルールベース・マネジメント 70・・サーチ・エンジン 72・・識別IDコード管理 74・・セキュリティ・コントロール 76・・データベース分析 78・・データベース・システム業務手段 80・・ユーザ用データベース 82・・システム管理用データベース 84・・媒体マスタ・データ管理手段 86・・識別IDコード発給手段 88・・短期型ID発給手段 90・・業務支援情報発信手段 108・・キーボード 110・・スキャナ 112・・デジタル・カメラ 114・・その他の入力デバイス 116・・描画アプリケーション 118・・フォトレタッチ・アプリケーション 120・・ページレイアウト・アプリケーション 122・・印刷手段 124・・データベース・サーバ入力手段 400・・バーコード 410・・半導体チップ 420・・磁気媒体(磁気帯) 430・・点字 A・・法人公開用ファイル B・・法人用エージェント設定ファイル C・・法人用ディスク・スペース D・・個人公開用ファイル E・・個人用エージェント設定ファイル F・・個人用ディスク・スペース G・・商業公開用ファイル H・・商業用エージェント設定ファイル I・・商業用ディスク・スペース J・・放送媒体 K・・ユーザ L・・磁気媒体を備えた媒体 M・・Webページ N・・名刺 P・・点字を備えた媒体 Q・・案内書 R・・パンフレット T・・バーコードを備えた媒体 U・・半導体チップを備えた媒体 V・・対象情報 W・・対象情報 X・・Webページ Y・・印刷媒体 Z・・情報資源

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 名刺、パンフレット、カタログ等の媒体
    に記載される個人、法人、製品、サービス等に関する情
    報データを、ネットワークに接続される端末から入手す
    るための媒体製作方法と媒体利用の定義に関してであっ
    て、個人、法人、製品、サービス等を前記媒体に記され
    る情報を入力する端末、又は前記媒体を製作する端末
    は、データベースとネットワークで接続し、媒体の製作
    開始及び情報が発生した際データベース管理システムと
    交信し、当該情報データの格納場所を指示する識別ID
    コードを発給させるステップと、前記媒体に当該識別I
    Dコードも記載して発行することにより、閲覧利用者が
    前記媒体に記された識別IDコードをネットワークに接
    続できる端末に入力して、当該情報に関する最新の情報
    データや関連する情報等が入手できることを特徴とす
    る、ネットワークで媒体情報を共有するための媒体製作
    と利用の方法。
  2. 【請求項2】 前記データベースをWebサーバに接続
    することにより、格納された前記情報データの閲覧、操
    作をWEBクライアント上で行えることを特徴とする、
    請求項1記載のネットワークで媒体情報を共有するため
    の媒体製作と利用の方法。
  3. 【請求項3】 前記データベースを音声変換手段とPB
    Xに接続することにより、格納された前記情報データの
    アクセス操作を電話機で行えると共に、所望する情報の
    テキスト・データを音声変換するか、または音声データ
    として格納されているデータを電話機や、端末の音声デ
    バイスから聴取できることを特徴とする、請求項1記載
    のネットワークで媒体情報を共有するための媒体製作と
    利用の方法。
  4. 【請求項4】 前記名刺、パンフレット、カタログ等の
    媒体に記載される個人、法人、製品、サービス等に関す
    る情報データを、ネットワークに接続される端末から入
    手するための媒体製作方法と媒体利用の定義に関してで
    あって、前記名刺、パンフレット、カタログ等の媒体に
    記載される前記識別IDコードの読取り手段にバーコー
    ド等光学式入力デバイスを利用することにより、識別I
    Dコードの入力にキーボード操作を必ずしも必要としな
    いことを特徴とする、請求項1から請求項3まで記載の
    ネットワークで媒体情報を共有するための媒体製作と利
    用の方法。
  5. 【請求項5】 前記名刺、パンフレット、カタログ等の
    媒体に記載される個人、法人、製品、サービス等に関す
    る情報データを、ネットワークに接続される端末から入
    手するための媒体製作方法と媒体利用の定義に関してで
    あって、前記名刺、パンフレット、カタログ等の媒体に
    記載される前記識別IDコードの記録及び読取り手段と
    してIC等半導体型記録媒体と読み出し端末機器を利用
    することにより、識別IDコードの入力にキーボード操
    作を必ずしも必要としないことを特徴とする、請求項1
    から請求項3まで記載のネットワークで媒体情報を共有
    するための媒体製作と利用の方法。
  6. 【請求項6】 前記名刺、パンフレット、カタログ等の
    媒体に記載される個人、法人、製品、サービス等に関す
    る情報データを、ネットワークに接続される端末から入
    手するための媒体製作方法と媒体利用の定義に関してで
    あって、前記名刺、パンフレット、カタログ等の媒体に
    記載される前記識別IDコードの記録及び読取り手段と
    して磁気記録媒体と読み出し端末機器を利用することに
    より、識別IDコードの入力にキーボード操作を必ずし
    も必要としないことを特徴とする、請求項1から請求項
    3まで記載のネットワークで媒体情報を共有するための
    媒体製作と利用の方法。
  7. 【請求項7】 前記名刺、パンフレット、カタログ等の
    媒体に記載される個人、法人、製品、サービス等に関す
    る情報データを、ネットワークに接続される端末から入
    手するための媒体製作方法と媒体利用の定義に関してで
    あって、前記名刺、パンフレット、カタログ等の媒体に
    記載される前記識別IDコードの表記に点字を用いるこ
    とにより、視覚ができなくとも前記識別IDコードを認
    識できることを特徴とする、請求項1から請求項3まで
    記載のネットワークで媒体情報を共有するための媒体製
    作と利用の方法。
  8. 【請求項8】 前記個人、法人、製品、サービス等に関
    する情報データを、ネットワークに接続される端末から
    入手するための媒体製作方法と媒体利用の定義に関して
    であって、前記識別IDコードの参照対象媒体は、音
    声、文字情報を発するテレビ、ラジオ、携帯端末等の通
    信機器であることを特徴とする、請求項1記載のネット
    ワークで媒体情報を共有するための媒体製作と利用の方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項3まで記載の媒体情
    報を格納するデータベースであって、登録されている情
    報提供者が自らの情報にアクセスして、情報データへの
    閲覧、ダウンロード等のオーダーを受けた場合の閲覧受
    信者側情報の確認を実行するのと平行して、前記サーバ
    内に閲覧者ログ・データを保存するとともに、閲覧受信
    者に応じた情報やデータ公開の範囲を設定できることを
    特徴とする、ネットワークで媒体情報を共有するための
    データベース・サーバ・システムの構築方法。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項3まで記載の媒体
    情報を格納するデータベースであって、前記データベー
    ス情報提供者及び登録者に対する外部接続者におけるア
    クセス仲介、または前記データベース情報提供者及び登
    録者間相互において、アクセス仲介した際の手数料徴集
    等の課金システムを、前記データベース管理システムに
    備えることを特徴とする、ネットワークで媒体情報を共
    有するためのデータベース・サーバ・システムの構築方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項3まで記載の媒体
    情報を格納するデータベースであって、前記データベー
    ス情報に対する外部接続者からの参照数、及び当該デー
    タのダウンロード、アクセス・データ等、同様にして前
    記データベース情報に対する登録者間相互における参照
    数、及び当該データのダウンロード、アクセス・データ
    等を視聴率、及び利用率等所望する目的に従った統計情
    報として利用及び管理することを特徴とする、ネットワ
    ークで媒体情報を共有するためのデータベース・サーバ
    ・システムの構築方法。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項3まで記載の媒体
    情報を格納するデータベースであって、前記データベー
    スに接続される前記端末、又は前記媒体を製作する前記
    端末に備わる専用データ入力手段に対し入力する際は、
    媒体の種類や目的に合致した属性項目、提示項目、訴求
    項目等として予め用意する共通化したフォーマットに登
    録することによって、データベースに格納される情報対
    象を同じ条件で比較や検索を実現できることを特徴とす
    る、ネットワークで媒体情報を共有するためのデータベ
    ース・サーバ・システムの構築方法。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項3まで記載の媒体
    情報を格納するデータベースであって、前記識別IDコ
    ードによって割当てられた前記データベースのディスク
    ・スペースに対しては、前記媒体として発行される同等
    の内容以外に、対象に関連する参考データ、ハイパーリ
    ンク・データそして紙媒体では表記できない音声デー
    タ、画像データなどを含んだマルチメディア・ファイ
    ル、ユーザ独自の暗証コードによって管理する非公開デ
    ータ等を格納できることを特徴とする、ネットワークで
    媒体情報を共有するためのデータベース・サーバ・シス
    テムの構築方法。
  14. 【請求項14】 前記識別IDコードを備える媒体に関
    してであって、放送等のマス・メディア等の音声や動画
    上で識別IDコードを告知する場合、視聴覚しやすく、
    メモしやすい数字列等を識別IDコードとし、同コード
    資源を枯渇させないよう有効期限を放送期間などによっ
    て制限することを特徴とする、請求項7のネットワーク
    で媒体情報を共有するための媒体製作と利用の方法、及
    び請求項8から請求項11までのネットワークで媒体情
    報を共有するためのデータベース・サーバ・システムの
    構築方法。
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