JP2002169291A - 感光性樹脂組成物、レジスト組成物、パターン形成方法およびデバイス - Google Patents

感光性樹脂組成物、レジスト組成物、パターン形成方法およびデバイス

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JP2002169291A JP2000368588A JP2000368588A JP2002169291A JP 2002169291 A JP2002169291 A JP 2002169291A JP 2000368588 A JP2000368588 A JP 2000368588A JP 2000368588 A JP2000368588 A JP 2000368588A JP 2002169291 A JP2002169291 A JP 2002169291A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶剤に対する溶解性が良く、レジスト溶液を
容易に調整でき、かつベース樹脂のアルカリ現像液に対
する溶解性を抑えることができる感光性樹脂組成物、ま
た製造が容易で高感度かつ高解像度なレジスト組成物、
高集積度の半導体デバイスを製造できるパターン形成方
法、高集積度の半導体デバイスを提供する。 【解決手段】 酸の存在下で開裂する少なくとも2種類
の官能基を有する糖構造を有する高分子化合物と、電磁
波または荷電粒子ビームの照射により酸を発生する光酸
発生剤とを少なくとも含有することを特徴とする感光性
樹脂組成物。この感光性樹脂組成物と溶媒とを含有する
レジスト組成物。このレジスト組成物を用いたパターン
形成方法およびこの方法でパターンが形成されたデバイ
ス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外光、遠紫外
光、真空紫外光、X線等の電磁波または、電子線、イオ
ンビーム等の荷電粒子に対し高感度、高解像度の性能を
有し、かつ環境に対して安全性の高いレジスト組成物、
該レジスト組成物を用いたパターン形成方法、更には該
パターン形成方法によって製造されるデバイスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高密度化及び高
速化に伴い、集積回路は微細化、集積化が過去にもまし
て加速される傾向にある。これらの大容量メモリ素子
は、近紫外光から遠紫外光の光を用いて、マスクから半
導体基板へと転写されるが、これらの光の波長領域で
は、加工することが出来る半導体デバイスの加工線幅も
限界に近づきつつある。そこで、更に露光光の短波長化
を推進する必要がある。近年、露光光源にArFエキシ
マーレーザーやF2レーザーを用いたリソグラフィー技
術の開発が推し進められている。
【0003】この様な露光波長の短波長化に伴い、レジ
ストの露光光に対する透過率が低下しパターンの解像性
能が劣化するといった極めて重大な問題が発生する。特
にArFエキシマーレーザーを光源に用いた光リソグラ
フィーでは従来のレジストに使用されてきたノボラック
樹脂やポリビニルフェノールは構造中に芳香環を有して
おり、この芳香環の有する高い光吸収率のため、光透過
率の面から使用することが極めて困難である。一方露光
光に対する光透過率は脂肪族ポリマーを使用することに
よって大きく改善できることがわかっている。しかしな
がら一般に脂肪族ポリマーを用いたレジストはパターン
形成後の基板加工時のドライエッチングに対する耐性に
劣るため、ポリマー側鎖に脂環基を有するポリマーを用
いたレジストが開発されている。一例を挙げると、ノル
ボンネン−メタクリレート共重合体やアダマンチルメタ
クリレートを用いたレジストなどが挙げられる。これら
のポリマーを用いたレジストに関しては例えば、特開平
5−80515や特開平5−265212に述べられて
いる。しかしながら、脂環基を有するポリマーは一般に
低コストでの生産が困難であったり、溶剤や現像液に対
する溶解度が低く、高い性能を有するレジストを得るこ
とが困難であった。また、レジスト材料そのものに関し
ては、自然環境に対する低負荷化が求められていた。
【0004】一方、セルロースをベースとした材料は、
ArFエキシマーレーザー等の短波長領域での透過性が
高くレジストとして好都合である。例えば、特開平6−
34412には、セルロースの水酸基の内少なくとも1
部が保護基で置換された高分子化合物をレジストとして
使用することが提案されている。また、特開平10−2
13903には、酸官能基を有するセルロース樹脂と酸
性アクリル樹脂と光酸発生剤からなるポジティブ型レジ
スト組成物が提案されている。しかしながら、単にセル
ロースの水酸基を置換したポリマーはレジストの溶液化
に使用する溶剤への溶解性と現像時に使用するアルカリ
水溶液へ分解後ポリマーの溶解性の制御とレジスト性能
を同時に満足することが困難で、この為、高性能なレジ
ストを得ることが難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
みてなされたものであり、その目的は、溶剤に対する溶
解性が良く、従ってレジスト溶液を容易に調整でき、か
つベース樹脂のアルカリ現像液に対する溶解性を抑える
ことができる、特に真空紫外域でのパターン形成に有効
な感光性樹脂組成物を提供することにある。また、製造
が容易で高感度かつ高解像度なレジスト組成物を提供す
ること、高集積度の半導体デバイスを製造できるパター
ン形成方法、さらには高集積度の半導体デバイスを提供
することも本発明の目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、酸の
存在下で開裂する少なくとも2種類の官能基を有する糖
構造を有する高分子化合物と、電磁波または荷電粒子ビ
ームの照射により酸を発生する光酸発生剤とを少なくと
も含有することを特徴とする感光性樹脂組成物である。
【0007】この感光性樹脂組成物においては、上記高
分子化合物が、ヒドロキシアルキルセルロースの水酸基
の少なくとも一部が酸により開裂して水酸基を生じる置
換基で置換されたヒドロキシアルキルセルロース誘導体
であることが好ましい。
【0008】さらに、上記ヒドロキシアルキルセルロー
ス誘導体は、式(1)で示されるヒドロキシエチルセル
ロース構造を有することが好ましい。
【0009】
【化3】
【0010】(ここで、R1、R2、R3は各々水素また
は−CH2CH2OZを表し、ここでOZは水酸基、また
は酸により開裂して水酸基を生じる置換基を表す。) あるいは上記ヒドロキシアルキルセルロース誘導体が、
式(2)で示されるヒドロキシプロピルセルロース構造
を有することが好ましい。
【0011】
【化4】
【0012】さらには、上記酸により開裂して水酸基を
生じる置換基がターシャリーブトキシカルボニル基であ
ることが好ましい。
【0013】本発明はまた、上記感光性樹脂組成物と、
該感光性樹脂組成物を溶解せしめる溶媒とを含有するこ
とを特徴とするレジスト組成物である。
【0014】さらに本発明は、レジスト組成物を基板上
に塗布する工程、レジスト組成物が塗布された基板を露
光する工程および露光された基板を現像する工程を含む
パターン形成方法において、該レジスト組成物が請求項
6に記載のレジスト組成物であることを特徴とするパタ
ーン形成方法である。
【0015】また本発明は上記パターン形成方法によっ
て形成されたパターンを有することを特徴とするデバイ
スである。
【0016】従来の問題は以下の手法を用いることによ
って、解決することが出来る。まず、耐ドライエッチ性
の為、脂環基を有するポリマーとして、主鎖に脂環構造
を有するセルロースに着目した。セルロースは主鎖に脂
環構造を有するため、単位体積あたりの炭素密度が高
く、所謂大西理論(Ohnishi et.al., J.Electrochem.So
lid-State Sci.Technol., 130,(1983)143)により、高
いドライエッチング耐性が期待できる。また、セルロー
スは、強アルカリ溶液に対して溶解することが知られて
いるが、一方では一般の有機溶媒に対する溶解性が低い
ため、側鎖にヒドロキシアルキル基を導入することによ
って溶解性を向上させた。また、更に該ヒドロキシアル
キルセルロースの水酸基に酸の存在下で開裂する官能基
を付加し、ベース樹脂のアルカリ現像液に対する溶解性
を低下させ、露光部と未露光部のコントラストを向上さ
せた。この為、本発明の感光性樹脂組成物は溶剤等に容
易に溶解し、かつレジスト性能の発現が容易で、更に半
導体ウェーハ等の基板への塗布特性が優れている。
【0017】更に、本発明の感光性樹脂組成物のベース
樹脂に含まれるヒドロキシアルキル基は酸の存在下で弱
いながらも酸の作用で開裂する性質も有しており、この
為溶媒に対する溶解性を付与すると同時に、レジストの
感度向上の一躍も担うことができ好都合である。一方、
ヒドロキシアルキル基に更に付加される、酸の存在下で
開裂する官能基はレジストの性能発現のための主な役割
を担っており、この多重の官能基の存在によって、レジ
ストの高性能化が図られる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の感光性樹脂組成物におい
て、高分子化合物は酸の存在下で開裂する少なくとも2
種類の官能基を有する糖構造を有する。酸によって開裂
する官能基は高分子化合物に付加することによって、高
分子化合物の有機溶媒に対する溶解性を向上させ、高分
子化合物のアルカリ現像液に対する溶解性を低下させ
(溶解抑止剤として働く)、これが開裂することによっ
てアルカリ現像液に対する現像速度を増加させる。この
ような官能基としてはヒドロキシアルキル基やターシャ
リーブトキシカルボニル基が好ましいが、同様の効果を
持ち、かつ感光性樹脂組成物の特性をかえって阻害して
しまわないようなものであれば使用することが可能であ
る。
【0019】本発明においては上記官能基を2種類以上
とすることにより上記効果を十分に引き出し、優れた感
光性樹脂組成物を得ている。
【0020】上記酸は、電磁波または荷電粒子ビームの
照射(露光という)により酸を発生する光酸発生剤を露
光することにより得られる。
【0021】ここで、糖構造としては、例えばD−グル
コース、D−マンノース、D−アロース、D−アルトロ
ース、D−ガラクトース、D−タロース、D−イドー
ス、D−グロース、L−フコース、D−フルクトース、
D−ソルボース、L−ソルボース、D−タガソース、D
−プシコース、D−リボース、D−デオキシリボース、
D−アラビノース、D−キシロース、D−リキソース、
D−リブロース、D−キシルロース、D−アラビヌロー
ス、D−リクスロース、D−トレオース、D−エリトロ
ース、D−エリツルロース、D−グリセルアルデヒド、
ジヒドロキシアセトン等の単糖類、スクローヌ、サッカ
ロース、マルトース、ラクトース、セルビオース、トレ
ハロース等のニ糖類等が挙げられる。また、これらの糖
構造を有する高分子化合物としては、例えば、アミロー
ス、セルロース、キチン、キトサン、ヒアルロン酸、コ
ンドロイチン6硫酸、ケラタン硫酸、ヘパリン等を挙げ
ることができる。
【0022】更に、これらの高分子化合物の分子量は2
0000〜2000000が好ましく、50000〜5
00000がより好ましい。
【0023】上記高分子化合物としては、ヒドロキシア
ルキルセルロースの水酸基の少なくとも一部が酸により
開裂して水酸基を生じる置換基で置換されたヒドロキシ
アルキルセルロース誘導体が好ましい。ヒドロキシアル
キルセルロースは、上記酸により開裂する官能基である
ヒドロキシアルキル基を持ち、酸により開裂して水酸基
を生じる置換基を有することで、合計2種類の上記官能
基を有する。
【0024】このヒドロキシアルキルセルロースとして
は、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロースが好適である。
【0025】また、これらのヒドロキシアルキルセルロ
ースの水酸基を置換する、酸の存在下で開裂する官能基
としては、ターシャリーブトキシカルボニル基が好適に
使用される。ターシャリーブトキシカルボニル基は、開
裂すると、イソブテンと二酸化炭素を放出し、開裂末端
に水酸基を生じ、アルカリ現像液に対する高分子化合物
の溶解速度を増大させる。
【0026】一例として、ヒドロキシプロピルセルロー
スとピバル酸の反応によりターシャリーブトキシカルボ
ニル基を付加したポリマーであるヒドロキシアルキルセ
ルロース誘導体を式(3)に示す。
【0027】
【化5】
【0028】このポリマーは水と酸の存在下で加熱処理
を行うことによって、式(4)に示す様に化学変化を起
こし、アルカリ水溶液に可溶化する。
【0029】
【化6】
【0030】式中には示していないが、酸の存在下では
ターシャリーブトキシカルボニル基だけではなく、セル
ロースに付加しているヒドロキシプロピル基も開裂して
水酸基を生じる。
【0031】更に、セルロースのポリマー鎖自身も部分
的に切断される場合がある。また、反応に必要な水は、
雰囲気中またはレジストフィルム中に含まれる水が使用
される。雰囲気中の湿度は、必要に応じて専用の装置で
制御することもできる。
【0032】本発明の感光性樹脂組成物は、電磁波また
は荷電粒子の照射により酸を発生する適当な光酸発生剤
を含む。
【0033】好適な光酸発生剤としては、式(5)に示
すジフェニルヨードニウムトリフルオロメチルスルフォ
ン酸塩等のヨードニウム塩、式(6)に示すトリフェニ
ルスルフォニウムヘキサフルオロアンチモネート等のス
ルフォニウム塩等を使用することができる。添加する光
酸発生剤は単独或いは複数の光酸発生剤を組み合わせて
使用することができる。これら以外に挙げられる光酸発
生剤としては、ジフェニルヨードニウム−パラトルエン
スルフォネート、N−ヒドロキシナフタルイミド−トリ
フルオロメタンスルフォネート、N−ヒドロキシフタル
イミド−トリフルオロメタンスルフォネート、ジフェニ
ルヨードニウム−9,10−ジメトキシアントラセン−
2−スルフォネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)
ヨードニウム-トリフルオロメタンスルフォネート、ビ
ス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウム−p−トル
エンスルフォネート、トリフェニルスルフォニウム-ト
リフルオロメタン-スルフォネート、トリス(4−t−
ブチルフェニル)スルフォニウム−トリフルオロメタン
スルフォネート、トリフェニルスルフォニウム−トリフ
ルオロメタンスルフォネート、トリス(4−t−ブチル
フェニル)スルフォニウム−ヘキサフルオロアンチモネ
ート、トリス(4−t−ブチルフェニル)スルフォニウ
ム-テトラフルオロアンチモネート、2−[2’−
(5’−メチル2’−フリル)エテニル]−4,6−ビ
ス(トリクロロメチル)−1,3,5−トリアジン等が
ある。
【0034】
【化7】
【0035】
【化8】
【0036】本発明の感光性樹脂組成物中、ヒドロキシ
アルキルセルロース誘導体等、酸の存在下で開裂する少
なくとも2種類の官能基を有した糖構造を有する高分子
化合物100質量部に対し、光酸発生剤が0.1〜20
質量部であることが膜厚制御の観点から好ましく、1〜
10質量部であることがより好ましい。
【0037】本発明の感光性樹脂組成物には、上記ヒド
ロキシアルキルセルロース誘導体等の高分子化合物およ
び上記光酸発生剤の他に、界面活性剤、酸化防止剤、色
素化合物などを含むことができ、その含有量は、感光性
樹脂組成物100質量部に対して0.001〜20質量
部程度が好ましく、0.005〜10質量部がより好ま
しい。
【0038】本発明の感光性樹脂組成物を得る方法とし
ては、各成分が極力均一になるように混合すればよい。
混合の方法は特に限定されないが、これら成分だけでは
均一に混合することが難しい場合は、溶媒を加えて液状
にして均一化した後、乾燥させることもできる。
【0039】この感光性樹脂組成物を溶媒に溶解させれ
ば、所謂化学増幅型のレジストとして使用することがで
きる。
【0040】更に、上記感光性樹脂組成物に加えて他の
アルカリ可溶性樹脂を溶媒に溶解しレジストとして使用
する事もできる。使用できるアルカリ可溶性樹脂は、式
(7)や式(8)に示すような従来のレジストに使用さ
れてきたノボラック樹脂やポリビニルフェノール等を使
用することができる。更にフッ化アルゴンのエキシマー
レーザー(波長193nm)やF2レーザー(157n
m)の様な短波長の光源を用いたリソグラフィーに対し
ては、ポリグルタルアルデヒドや、ヒドロキシプロピル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース等、脂環基を
有するアルカリ可溶性樹脂を使用することが望ましい。
【0041】
【化9】
【0042】
【化10】
【0043】上記の様な他のアルカリ可溶性樹脂と組み
合わせて使用する形態の一つとして、アルカリ可溶性の
シリコン含有ポリマーとの組み合わせてもよい。アルカ
リ可溶性のシリコン含有ポリマーとしては、ポリパラヒ
ドロキシシルセスキオキサンや式(9)に示すようなラ
ダー型のシロキサンポリマーを使用することができる。
【0044】
【化11】
【0045】この様に、シリコン含有ポリマーと組み合
わせたレジストでは所謂多層レジストとして使用可能
で、F2レーザーの使用のように、露光波長の更なる短
波長化や光投影露光装置の光学系の高NA化に伴う焦点
深度の低下に対しても有効である。
【0046】これらのレジスト組成物を調整するために
溶媒として、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブ
チルセロソルブ等のアルコキシエタノール類、メチルセ
ロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテート、ブ
チルセロソルブアセテート等の酢酸セロソルブ類、プロ
ピレングリコールモノメチルアセテート等のプロピレン
グリコールアセテート類、乳酸エチル等の乳酸エステル
類、メチルエチルケトン、2−ペンタノン、メチルイソ
ブチルケトン、メチルイソアミルケトン等の脂肪族ケト
ン類、シクロヘキサノン、N−メチルピロリドン等の脂
環式ケトン類、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロ
ベンゼン等の芳香族化合物類、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピル
アルコール、ベンジルアルコール等のアルコール類等一
般の溶剤を単独あるいは混合した形で使用することがで
きる。また、これらの溶媒への溶解度や蒸気圧をコント
ロールする目的でメチルアルコール、エチルアルコー
ル、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール
等のアルコール類、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オ
クタン等の脂肪族アルカン類、シクロペンタノン、シク
ロヘキサン等の脂環式化合物等を溶媒として混合しても
よい。
【0047】更に、基板への塗布特性を制御する目的で
アニオン系、カチオン系、両性系の界面活性剤、フッ素
系の界面活性剤等を混合してもかまわない。また、更に
レジストの保存安定性を向上するために、フェノール、
クレゾール、メトキシフェノール、2、6−ジ−t−ブ
チル−p−クレゾール等のモノフェノール系化合物、
2、2’メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフ
ェノール)等のビスフェノール系化合物、1、1、3−
トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチル
フェニル)ブタン等の高分子型フェノール系化合物、ジ
ラウリル−3、3’−チオジプロピオネート等の硫黄系
酸化防止剤、トリフェニルホスファイト等のリン系酸化
防止剤、ソルビン酸、エリソルビン酸、クエン酸イソプ
ロピル、ノルジヒドログアヤレチック酸等の酸化防止剤
も添加してもよい。
【0048】本発明のレジスト組成物中、本発明の感光
性樹脂組成物の濃度を制御することで、基板上の所望の
膜厚を得るようにすることができる。感光性樹脂組成物
の濃度は、レジスト組成物中に、酸の存在下で開裂する
少なくとも2種類の官能基を有する糖構造を有する高分
子化合物が好ましくは1〜50質量%、さらに好ましく
は3〜30質量%程度となるようにすればよい。また、
本発明の感光性樹脂組成物以外のアルカリ可溶性樹脂に
ついては、レジスト組成物中、好ましくは0.1〜40
質量%、さらに好ましくは1〜30質量%とすればよ
い。さらに、上記界面活性剤のレジスト組成物中の濃度
は0.001〜20質量%が好ましく、上記保存安定性
向上成分はレジスト組成物中0.01〜20質量%が好
ましい。上記レジスト組成物中、上記の他に、露光光の
吸収を調節するための色素化合物などを含むことがで
き、その含有量は0.01%から10%程度が望まし
い。レジスト組成物のこれら成分以外の部分は溶媒であ
る。
【0049】上述の様に、本発明の感光性樹脂組成物は
通常の化学増幅型レジスト、他のアルカリ可溶性樹脂と
組み合わせたレジスト、更にシリコン含有ポリマー組み
合わせた多層レジストとして使用することができる。ま
た、これらの組み合わせによって露光波長との最適な組
み合わせを行うこともできる。
【0050】本発明は、レジスト組成物をシリコンウェ
ーハやガラス基板等の基板上に塗布する工程、レジスト
組成物が塗布された基板に対して、マスクを介して、ま
たは直接的に露光する工程および露光された基板を現像
する工程を含むパターン形成方法において、該レジスト
組成物が上記レジスト組成物であるパターン形成方法で
ある。レジスト組成物として本発明のレジスト組成物を
用いること以外は、上記パターン形成方法に本発明によ
る特段の制限は無い。
【0051】また本発明は上記パターン形成方法によっ
て形成されたパターンを有することを特徴とするデバイ
スである。本発明のデバイスとしては、上記パターンを
有すること以外特段の制限は無く、ICやLSI等の半
導体チップ、或いは液晶パネルやCCD等の半導体デバ
イスが挙げられる。
【0052】次に前述したレジスト組成物を利用した半
導体デバイス(半導体素子)の製造方法の一実施形態に
ついて説明する。
【0053】図1は半導体デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、或いは液晶パネルやCCD等)の製造の
フローチャートである。本実施例において、ステップ1
(回路設計)では、半導体デバイスの回路設計を行う。
ステップ2(マスク製作)では設計した回路パターンを
形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウェハ
製造)ではシリコン等の材料を用いてウェハ製造する。
ステップ4(ウェハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記
用意したマスクとウェハを用いてリソグラフィー技術に
よってウェハ上に実際の回路を形成する。
【0054】レティクルを搬送しレティクルチャックに
チャッキングする。次に本発明のレジスト組成物が塗布
されたシリコンウェーハ基板を露光装置内にローディン
グする。アライメントユニットでグローバルアライメン
ト用のデータを読み取り、計測結果に基づいてウェハス
テージを駆動して所定の位置に次々に露光を行う。
【0055】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって製作されたウェハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
【0056】ステップ6(検査)ではステップ5で製作
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが
完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0057】図2は上記ステップ4のウェハプロセスの
詳細なフローチャートである。まず、ステップ11(酸
化)ではウェハの表面を酸化させる。ステップ12(C
VD)ではウェハ表面に絶縁膜を形成する。
【0058】ステップ13(電極形成)ではウェハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
ち込み)ではウェハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウェハに感光剤(本発明のレジス
ト組成物)を塗布する。
【0059】ステップ16(露光)では前記説明した露
光装置によってマスクの回路パターンをウェハに焼付け
露光する。
【0060】ステップ17(現像)では露光したウェハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では、現像し
たレジスト以外の部分を削りとる。これらのステップを
繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路パター
ンが形成される。
【0061】
【実施例】〔実施例1〕 (感光性樹脂組成物)無水トリフルオロ酢酸中にピバル
酸20gを溶解し、50℃で活性化した後、ヒドロキシ
プロピルセルロース(アルドリッチ社製)20gを溶解
し、ヒドロキシプロピルセルロースにターシャリーブト
キシカボニル基を付加した。反応終了後多量のメタノー
ル中に沈殿させ、真空乾燥することによって目的のポリ
マーを得た。ポリマーは溶解、沈殿、真空乾燥を繰り返
すことによって精製した。
【0062】このポリマー5gに光酸発生剤としてトリ
フェニルスルフォニウムヘキサフルオロアンチモネート
を0.25g加え、混合して感光性樹脂組成物を得た。
【0063】〔実施例2〕 (レジストの調製1)実施例1で得られた感光性樹脂組
成物25gをプロピレングリコールモノメチルエーテル
アセテート97gに溶解し、この溶液を0.1μmのフ
ィルターでろ過し、本発明のレジスト組成物122gを
得た。
【0064】〔実施例3〕 (レジストの調製2)光酸発生剤として、ジフェニルヨ
ードニウムトリフルオロメチルスルフォン酸塩を0.1
5g、クレゾールノボラック樹脂(三菱ガス化学社製)
30gと実施例1で得られたポリマー4.5gを100
ml(97g)のプロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテートに溶解し、この溶液を0.1μmのフィ
ルターでろ過し、本発明のレジスト組成物131.7g
を得た。
【0065】〔実施例4〕 (レジストの調製3)光酸発生剤として、トリフェニル
スルフォニウムヘキサフルオロアンチモネートを0.0
8g、ポリビニルフェノール(商品名丸善石油化学
(株)製、マルカリンカー)30g、実施例1で得られ
たポリマー4.5gを100ml(97g)のプロピレ
ングリコールモノメチルエーテルアセテートに溶解し、
この溶液を0.1μmのフィルターでろ過し、本発明の
レジスト組成物131.6gを得た。
【0066】〔実施例5〕 (レジストの調製4)光酸発生剤として、トリフェニル
スルフォニウムヘキサフルオロアンチモネートを0.1
g、脂環基を有するポリマーであるポリグルタルアルデ
ヒド(東京化成社製のグルタルアルデヒドの重合体)3
0gと実施例1で得られたポリマー4.5gを100m
l(97g)のプロピレングリコールモノメチルエーテ
ルアセテートに溶解し、この溶液を0.1μmのフィル
ターでろ過し、本発明のレジスト組成物131.6gを
得た。
【0067】〔実施例6〕 (レジストの調製5)光酸発生剤として、トリフェニル
スルフォニウムヘキサフルオロアンチモネートを0.0
8g、脂環基を有するポリマーであるヒドロキシプロピ
ルセルロース(アルドリッチ社製)30g、実施例1で
得られたポリマー4.5gを80mlのプロピレングリ
コールモノメチルエーテルアセテートと20mlの無水
エタノールの混合溶媒(93g)に溶解し、この溶液を
0.1μmのフィルターでろ過し、本発明のレジスト組
成物127.6gを得た。
【0068】〔実施例7〕 (レジストの調製6)光酸発生剤として、トリフェニル
スルフォニウムヘキサフルオロアンチモネートを0.0
8g、アルカリ可溶性のシリコン元素を有するポリマー
であるポリパラヒドロキシシルセスキオキサン30g、
実施例1で得られたポリマー4.5gを80mlのプロ
ピレングリコールモノメチルエーテルアセテートと20
mlのメチルイソブチルケトンの混合溶媒(93g)に
溶解し、この溶液を0.1μmのフィルターでろ過し、
本発明のレジスト組成物128gを得た。
【0069】〔実施例8〕実施例2で得られたレジスト
をシリコンウェーハ上に0.3μmの膜厚にスピンコー
トした。次いで、ArFエキシマーレーザーを光源とす
る縮小投影型露光装置(ステッパー)を用いてマスク上
のパターンを転写し、2.38%のテトラメチルシアン
モニウムヒドロキシド水溶液にて現像し、0.18μm
のパターンを得た。
【0070】〔実施例9〕実施例3で得られたレジスト
をシリコンウェーハ上に0.7μmの膜厚にスピンコー
トした。次いで、電子線描画装置にて、加速電圧50k
Vで描画し、2.38%のテトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド水溶液にて現像し、0.15μmのパターン
を得た。
【0071】〔実施例10〕実施例4で得られたレジス
トをシリコンウェーハ上に0.4μmの膜厚にスピンコ
ートした。次いで、X線露光装置を用いて、X線マスク
を通してマスク上のタンタルパターンをレジスト上に転
写した後、2.38%のテトラメチルアンモニウムヒド
ロキシド水溶液にて現像する事によって、0.15μm
のパターンを得た。
【0072】〔実施例11〕実施例5で得られたレジス
トをシリコンウェーハ上に0.7μmの膜厚にスピンコ
ートした。次いで、フッ化クリプトンのエキシマーレー
ザーを光源に用いた露光装置にて、マスク上のパターン
を転写し、2.38%のテトラメチルアンモニウムヒド
ロキシド水溶液にて現像する事によって、0.2μmの
パターンを得た。
【0073】〔実施例12〕実施例6で得られたレジス
トをシリコンウェーハ上に0.7μmの膜厚にスピンコ
ートした。次いで、フッ化クリプトンのエキシマーレー
ザーを光源に用いた露光装置にて、マスク上のパターン
を転写し、2.38%のテトラメチルアンモニウムヒド
ロキシド水溶液にて現像する事によって、0.2μmの
パターンを得た。
【0074】〔実施例13〕シリコンウェーハ上にノボ
ラック樹脂とナフトキノンジアジドを主成分とするレジ
ストを1.0μmの膜厚にスピンコートした後ハードベ
ークした。その上に、実施例7で得られたレジストを
0.2μmの膜厚にスピンコートした。次いで、F2
ーザーを光源に用いた露光装置にて、マスク上のパター
ンを転写し、2.38%のテトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド水溶液にて現像する事によって、0.2μm
のパターンを得た。更に、酸素ガスを用いた反応性イオ
ンエッチングでノボラック型レジストを加工し、上層の
レジストで形成した0.12μmパターンを忠実に下層
レジストに転写した。
【0075】〔実施例14〕実施例2で得られたレジス
ト溶液をシリコンウェーハ上に0.5μmの膜厚にスピ
ンコートした。次いで、プロトンビームで描画後、酢酸
アミルで現像し、6×10-8C/cm2の露光量で0.
15μmのパターンを得た。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、溶剤に対する溶解性が
良く、従ってレジスト溶液を容易に調整でき、かつベー
ス樹脂のアルカリ現像液に対する溶解性を抑えることが
でき、特に真空紫外域で好適に使用される感光性樹脂組
成物が提供される。また、製造が容易で高感度かつ高解
像度の量産に適した、安価なレジスト組成物、高集積度
の半導体デバイスを製造できるパターン形成方法が提供
される。さらに従来は製造が難しかった高集積度の半導
体デバイスを容易に製造することが出来るようになり、
信頼性の高い高集積度の半導体デバイスが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体デバイスの製造方法のフロ
ーチャートである。
【図2】本発明に係る半導体デバイスの製造方法のフロ
ーチャートである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸の存在下で開裂する少なくとも2種類
    の官能基を有する糖構造を有する高分子化合物と、電磁
    波または荷電粒子ビームの照射により酸を発生する光酸
    発生剤とを少なくとも含有することを特徴とする感光性
    樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 該高分子化合物が、ヒドロキシアルキル
    セルロースの水酸基の少なくとも一部が酸により開裂し
    て水酸基を生じる置換基で置換されたヒドロキシアルキ
    ルセルロース誘導体である請求項1に記載の感光性樹脂
    組成物。
  3. 【請求項3】 該ヒドロキシアルキルセルロース誘導体
    が、式(1)で示されるヒドロキシエチルセルロース構
    造を有する請求項2に記載の感光性樹脂組成物。 【化1】 (ここで、R1、R2、R3は各々水素または−CH2CH
    2OZを表し、ここでOZは水酸基、または酸により開
    裂して水酸基を生じる置換基を表す。)
  4. 【請求項4】 該ヒドロキシアルキルセルロース誘導体
    が、式(2)で示されるヒドロキシプロピルセルロース
    構造を有することを特徴とする感光性樹脂組成物。 【化2】
  5. 【請求項5】 該酸により開裂して水酸基を生じる置換
    基がターシャリーブトキシカルボニル基であることを特
    徴とする請求項2〜4いずれかに記載の感光性樹脂組成
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれかに記載の感光性樹
    脂組成物と、該感光性樹脂組成物を溶解せしめる溶媒と
    を含有することを特徴とするレジスト組成物。
  7. 【請求項7】 レジスト組成物を基板上に塗布する工
    程、レジスト組成物が塗布された基板を露光する工程お
    よび露光された基板を現像する工程を含むパターン形成
    方法において、該レジスト組成物が請求項6に記載のレ
    ジスト組成物であることを特徴とするパターン形成方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のパターン形成方法によっ
    て形成されたパターンを有することを特徴とするデバイ
    ス。
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