JP2002168927A - 電流測定回路 - Google Patents

電流測定回路

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JP2002168927A
JP2002168927A JP2000365924A JP2000365924A JP2002168927A JP 2002168927 A JP2002168927 A JP 2002168927A JP 2000365924 A JP2000365924 A JP 2000365924A JP 2000365924 A JP2000365924 A JP 2000365924A JP 2002168927 A JP2002168927 A JP 2002168927A
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JP2000365924A
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Noriaki Dobashi
則亮 土橋
Kouichi Satou
項一 佐藤
Masaru Tokiwa
勝 常盤
Keita Shimauchi
敬太 島内
Hite Ri
リ・ヒテ
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BATECH CO Ltd
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
BATECH CO Ltd
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電流測定回路において、微小な被測
定電流を測定できるようにすることを最も主要な特徴と
している。 【解決手段】たとえば、異常の発生を検出する異常検出
回路50と、異常の発生時にセルにつながる電流パスを
遮断するためのNMOSトランジスタM1のゲートとの
間に、ゲート電圧制御回路60を挿入する。携帯機器の
待機時には、ゲート電圧制御回路60内のスイープ回路
61により、NMOSトランジスタM1のゲート電圧を
時間と共に変化させ、NMOSトランジスタM1のオン
抵抗を大きくする。そして、予め設定されたオン抵抗に
なるタイミングで、NMOSトランジスタM1のソース
−ドレイン間を流れるスタンバイ電流を電圧値として取
り出す構成とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、微小な電流を測
定するための電流測定回路に関するもので、特に、携帯
機器などに用いられる2次電池の残量予測のための電流
測定回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話などの携帯機器の普及に
はめざましいものがある。携帯機器は、通常、屋外にお
いて使用することが多い。そのため、2次電池(セル)
の残量を予測し、残量がなくなる前に利用者に通知(表
示)する必要がある。
【0003】従来、2次電池の残量は、温度、セル電
圧、充放電電流といった情報をもとに、CPUなどによ
り予測していた。
【0004】ここで、充放電電流を測定するための方法
について説明する。たとえば図8に示すように、セル1
01の電流パスに抵抗Rsens(通常、抵抗値は数十
mΩ〜数百mΩ)を直列に挿入し、動作時における、抵
抗Rsensの両端の電位差を、電圧検出回路102に
よって取り込む。そして、その取り込んだ電位差データ
を、電圧検出回路102内の増幅器102aおよびAD
C102bによりデジタル化する。その後、このデジタ
ルデータをCPU103に送ることで、他の情報ととも
に、残量予測のための充放電電流に関する情報として利
用される。
【0005】なお、図8は、たとえば携帯電話に用いら
れるバッテリィ・パックの構成の主要部を示すものであ
り、この場合、上記セル101、上記抵抗Rsens、
上記電圧検出回路102、上記CPU103の他、機器
本体または充電器の端子(図示していない)に接続され
る端子(Pack+,Pack−)201a,201
b、フューズ(Fuse)202、放電電流の異常時に
電流パスを遮断するためのNMOSトランジスタM1、
充電電流の異常時に電流パスを遮断するためのNMOS
トランジスタM2、上記NMOSトランジスタM1,M
2のゲートを制御する異常検出回路203、および、上
記電圧検出回路102での電位差データの取り込みのタ
イミングを制御するための制御回路204が設けられて
いる。
【0006】また、上記CPU103には、残量予測を
行うための情報を格納するRAM103a、および、残
量予測を行うための演算プログラムなどを格納するRO
M103bが接続されている。このCPU103は、機
器本体内に設けられたCPU(図示していない)により
兼用させることも可能である。
【0007】しかしながら、年々、携帯機器の消費電流
は少なくなってきている。そのため、動作時における、
抵抗Rsensの両端の電位差を読み取って充放電電流
を測定する従来の方法では、2次電池の残量予測の精度
を上げるのが難しい。
【0008】そこで、待機時に流れる電流(スタンバイ
電流)を測定し、2次電池の残量予測に利用することが
考えられている。ところが、スタンバイ電流は、通常、
1mA以下と微小である。そのため、抵抗Rsensを
用いた従来の方法では、抵抗Rsensの両端より得ら
れる電位差データが非常に微小な値となる。たとえば、
抵抗Rsensの抵抗値を50mΩとした場合、そこを
流れる電流が1mAだとすると、ここでの電圧降下分は
50μVとなる。これは、ノイズに埋もれてしまうよう
なレベルである。
【0009】抵抗Rsensの抵抗値を大きくすれば、
大きな電位差データを得ること、つまりは、微小なスタ
ンバイ電流を正確に測定することが可能である。しか
し、抵抗Rsensは、電流パスに直列に挿入されるも
のである。そのため、抵抗Rsensで発生する電圧降
下を考えると、低電圧化が進む機器本体への電圧供給を
する意味合いからすれば、抵抗Rsensの抵抗値を極
端に大きくすることは許されない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、抵抗
Rsensを用いて充放電電流を測定する従来の方法で
は、微小なスタンバイ電流を正確に測定することができ
ない。よって、待機時に流れるスタンバイ電流を測定
し、残量予測に利用するようにしたとしても、高精度な
2次電池の残量予測は行えなかった。
【0011】そこで、この発明は、微小な電流を正確に
測定でき、2次電池の残量を高精度に予測することを容
易に可能とする電流測定回路を提供することを目的とし
ている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の電流測定回路にあっては、被測定電流
が流れる、電界効果トランジスタのソース−ドレイン間
の電圧を検出する検出回路と、前記被測定電流の大きさ
に応じて、前記電界効果トランジスタのゲート電圧を制
御するゲート電圧制御回路とを具備したことを特徴とす
る。
【0013】また、この発明の電流測定回路にあって
は、ソース−ドレイン間に、被測定電流が流れる電界効
果トランジスタと、前記被測定電流が流れる、前記電界
効果トランジスタのソース−ドレイン間の電圧を検出す
る検出回路と、前記被測定電流の大きさに応じて、前記
電界効果トランジスタのゲート電圧を制御するゲート電
圧制御回路とを具備したことを特徴とする。
【0014】この発明の電流測定回路によれば、被測定
電流の測定に、本来、異常発生時に電池につながる電流
パスを遮断するために設けられる電界効果トランジスタ
のオン抵抗を利用できるようになる。これにより、抵抗
Rsensを用いることなく、微小な電流をも容易に測
定することが可能となるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0016】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態にかかる電流測定回路の概略構成を示すもの
である。ここでは、たとえば携帯電話やビデオカメラな
どの携帯機器に用いられるバッテリィ・パックを例に、
その主要部を示している。
【0017】このバッテリィ・パックには、機器本体ま
たは充電器の端子(図示していない)に接続される端子
(Pack+,Pack−)11a,11b間に一つま
たは複数の2次電池(セル)12が直列に接続されて、
電流パスが形成されている。また、この電流パスには、
異常の発生時に、上記電流パスを遮断するためのNMO
Sトランジスタ(電界効果トランジスタ)M1,M2、
および、フューズ(Fuse)13が直列に設けられて
いる。
【0018】一方、IC基板21上には、電圧検出回路
30、制御回路40、異常検出回路50、および、ゲー
ト電圧制御回路60が設けられている。
【0019】電圧検出回路30は、たとえば上記NMO
SトランジスタM1のソース−ドレイン間を流れる被測
定電流(放電電流)を電圧値として取り出すためのもの
で、増幅器31およびADC32を有して構成されてい
る。ここでデジタル化された電圧値データはCPU(演
算手段)22に送られ、他の情報(たとえば、温度デー
タおよびセル電圧データ)とともに、残量予測のための
情報として利用される。
【0020】制御回路40は、上記CPU22の出力に
もとづいて、上記電圧検出回路30での電圧値の取り込
みのタイミングを制御したり、上記ゲート電圧制御回路
60の動作モードの切り換え(スイープ(SWEEP)
動作のオン/オフ)を制御したりするものである。
【0021】ここで、上記スイープ動作とは、上記NM
OSトランジスタM1のゲート電圧を大から小へと徐々
に小さくなるように変化(スイープ)させるものであ
り、たとえば、上記NMOSトランジスタM1のソース
−ドレイン間を流れる被測定電流が、上記電圧検出回路
30により検出できないほど微小な場合に設定されるよ
うになっている。このスイープ動作オンモード(第2の
検出モード)においては、上記電圧検出回路30での電
圧値の取り込みのタイミングが、上記NMOSトランジ
スタM1のオン抵抗が予め設定された第2の抵抗値(た
とえば、通常時の抵抗値である第1の抵抗値の10倍)
のときとなるように制御される。この実施形態の場合、
たとえば、上記NMOSトランジスタM1のオン抵抗が
上記第2の抵抗値となる所定の時間(スイープ時間)が
経過した時点で、上記CPU22より出力される指示に
したがって、上記電圧検出回路30が電圧値を取り込む
ように制御される。
【0022】異常検出回路50は、上記2次電池12の
セル電圧、および、上記NMOSトランジスタM1,M
2のソース−ドレイン間を流れる被測定電流(放電電流
/充電電流)などの情報を取り込んで、過充電、過放
電、過電流、ショートなどの異常の発生を検出するもの
であり、異常の発生時には、上記NMOSトランジスタ
M2のゲートまたは上記ゲート電圧制御回路60を制御
して、上記電流パスを遮断するようになっている(保護
動作)。
【0023】ゲート電圧制御回路60は、上記制御回路
40および上記異常検出回路50の制御により、上記N
MOSトランジスタM1のゲートを制御するものであ
る。
【0024】すなわち、このゲート電圧制御回路60
は、たとえば図2に示すように、上記制御回路40から
の出力がインバータ回路60aに供給される。このイン
バータ回路60aの出力は、NAND回路60bの入力
端の一方に供給される。このNAND回路60bの入力
端の他方には、上記異常検出回路50からの出力が供給
される。
【0025】NAND回路60bの出力は、インバータ
回路60c,60dを経て、スイープ回路61を構成す
るPMOSトランジスタ(スイッチ素子)61aのゲー
トに供給されるとともに、NAND回路60eの入力端
の一方に供給される。PMOSトランジスタ61aは、
ソースが第1の電位である電源電圧VDD(この場合、
セル12の+端子)に接続され、ドレインが上記NMO
SトランジスタM1のゲートに接続されている。
【0026】NAND回路60eの入力端の他方には、
上記異常検出回路50からの出力が供給される。このN
AND回路60eの出力は、インバータ回路60fを経
て、ボルテージフォロア構成とされたオペアンプ60g
へ供給される。上記インバータ回路60fの出力信号
は、上記オペアンプ60gをオン/オフの状態に制御す
る信号となる。上記オペアンプ60gは、その反転入力
端(−)と非反転入力端(+)の電圧を比較する差動段
(図示していない)と、PMOSトランジスタ60
1 と、定電流源61bからなる出力段によって構成され
ており、PMOSトランジスタ601 のゲートには差動
段からの信号が供給される。上記定電流源61bは、オ
ペアンプ60gの出力段の一部であるとともに、上記ス
イープ回路61の放電回路でもある。
【0027】オペアンプ60gの出力端(この場合、上
記PMOSトランジスタ601 と上記定電流源61bと
の接続点)には、その反転入力端(−)および上記NM
OSトランジスタM1のゲートが接続されている。一
方、オペアンプ60gの非反転入力端(+)には、上記
NMOSトランジスタM1のゲート電圧(Vgs)の下
限に制限を与えるためのリミット電圧VREFが供給さ
れる。
【0028】また、上記異常検出回路50の出力は、イ
ンバータ回路60i,60j,60kを経て、NMOS
トランジスタ60mのゲートに供給される。このNMO
Sトランジスタ60mは、ドレインが上記NMOSトラ
ンジスタM1のゲートに接続され、ソースが第2の電位
である接地電位(この場合、セル12の−端子)に接続
されている。
【0029】さらに、上記NMOSトランジスタM1の
ゲートとソースとの間には、上記スイープ回路61を構
成する容量素子60nが設けられている。
【0030】このような構成において、たとえば携帯機
器の動作時にあっては、通常、異常検出回路50より通
常動作モードを設定する「H」レベルの信号が出力され
る。すると、NMOSトランジスタ60mがオフ状態と
なる。また、制御回路40よりスイープ動作オフモード
を設定する「L」レベルの信号が出力される。すると、
スイープ回路61のPMOSトランジスタ61aがオン
状態になるとともに、オペアンプ60gがオフ状態(オ
ペアンプ60gの出力がハイ・インピーダンス「HZ」
状態)となる。これにより、スイープ回路61の容量素
子60nが電荷によって充電される。したがって、この
動作時には、抵抗値が第1の抵抗値とされたNMOSト
ランジスタM1のソース−ドレイン間を流れる放電電流
が、電圧検出回路30によって、制御回路40の制御に
より所定のタイミングで繰り返し取り込まれる(第1の
検出モード)。
【0031】一方、たとえば放電電流が微小となる携帯
機器の待機時などにあっては、制御回路40よりスイー
プ動作オンモードを設定する「H」レベルの信号が出力
される。すると、スイープ回路61のPMOSトランジ
スタ61aがオフ状態になるとともに、オペアンプ60
gがオン状態となる。これにより、スイープ回路61の
容量素子60nに充電されている電荷が、定電流源61
bを介して放電される。その結果、NMOSトランジス
タM1のゲート電圧が徐々に低下され、それにともなっ
て、NMOSトランジスタM1のオン抵抗が徐々に上昇
される。そして、制御回路40の制御により抵抗値が第
2の抵抗値となるタイミングで、NMOSトランジスタ
M1のソース−ドレイン間を流れる放電電流(たとえ
ば、スタンバイ電流)が、電圧検出回路30によって取
り込まれる。
【0032】なお、実使用上、放電電流の測定中に、N
MOSトランジスタM1を完全にオフさせることは問題
がある。そのため、NMOSトランジスタM1のゲート
電圧は、上記リミット電圧VREF以下に低下されない
ようになっている。
【0033】また、たとえば異常の発生時にあっては、
異常検出回路50より保護動作モードを設定する「L」
レベルの信号が出力される。すると、NMOSトランジ
スタ60mがオン状態となる。したがって、この異常の
発生時には、NMOSトランジスタM1がオフ状態とな
って、2次電池12につながる電流パスが遮断される。
【0034】CPU22は、たとえば図1に示すよう
に、上記電圧検出回路30より供給される電圧値デー
タ、温度データおよびセル電圧データを、残量予測のた
めの情報として用いて2次電池12の残量を予測し、機
器本体などの液晶表示パネル(表示手段)23に表示し
たりするものである。このCPU22には、残量予測を
行うための情報を格納するRAM22a、および、残量
予測を行うための演算プログラムなどを格納するROM
22bが接続されている。また、上記RAM22aに
は、上記スイープ動作オンモードにおける、上記電圧検
出回路30での電圧値の取り込みのタイミングである、
上記NMOSトランジスタM1のオン抵抗が第2の抵抗
値になるスイープ時間が記憶されるようになっている。
【0035】なお、このCPU22などは、機器本体内
に設けられたCPUにより兼用させることも可能であ
る。
【0036】図3は、上記したスイープ動作オンモード
時における、NMOSトランジスタM1のゲート電圧の
変化と時間との関係を示すものである。
【0037】図に示すように、スイープ動作オンモード
が設定されると、NMOSトランジスタM1のゲート電
圧は、たとえば、電源電圧VDDよりリミット電圧VR
EFまで徐々に低下される。この場合、NMOSトラン
ジスタM1のオン抵抗が、予め設定したオン抵抗(第2
の抵抗値)になるときのゲート電圧(ΔV)に対応す
る、スイープ動作オンモードの開始からのスイープ時間
ΔTが、上記スイープ動作オンモードにおける、上記電
圧検出回路30での電圧値の取り込みのタイミングとし
て、上記RAM22aに記憶されるようになっている。
【0038】次に、上記した構成における電流測定回路
での被測定電流(放電電流)の測定動作について説明す
る。
【0039】たとえば、図1に示した構成のバッテリィ
・パックが携帯機器の本体に装着された状態において、
この携帯機器の動作時にあっては、通常、異常検出回路
50の制御により、NMOSトランジスタM1,M2が
共にオンされて、通常動作モードが設定される。この場
合、制御回路40からの出力によって電圧検出回路30
が制御され、これにより、ゲートへの電源電圧VDDの
供給によって第1の抵抗値とされたNMOSトランジス
タM1のソース−ドレイン間を流れる放電電流が、電圧
値として取り込まれる。この電圧検出回路30で取り込
まれて、デジタル化された電圧値データは、CPU22
に送られる。そして、2次電池12の残量予測のための
情報となる。
【0040】CPU22では、電圧検出回路30からの
情報をもとにして2次電池12の残量を予測し、その結
果を液晶表示パネル23に表示する。また、CPU22
では、制御回路40を制御して、電圧検出回路30での
電圧値データの取り込みを所定のタイミングで繰り返
し、2次電池12の残量を定期的に予測して、液晶表示
パネル23で表示するようになっている。
【0041】一方、携帯機器の待機時などにおいて、た
とえば、電圧検出回路30で検出できない程度にまで放
電電流が微小になると、CPU22により、制御回路4
0が制御されて、ゲート電圧制御回路60のスイープ動
作オンモードが設定される。すると、NMOSトランジ
スタM1のゲート電圧が徐々に低下され、それにともな
って、NMOSトランジスタM1のオン抵抗が徐々に上
昇される。そして、その抵抗値が第2の抵抗値(たとえ
ば、オン抵抗が通常時の10倍)となるタイミングで、
制御回路40の制御により、NMOSトランジスタM1
のソース−ドレイン間を流れる微小な放電電流が、電圧
検出回路30によって取り込まれる。
【0042】この電圧検出回路30で取り込まれて、デ
ジタル化された電圧値データは、CPU22に送られ
る。これにより、CPU22において、電圧検出回路3
0からの情報をもとにして2次電池12の残量の予測が
同様にして行われ、その結果が液晶表示パネル23に表
示される。
【0043】このように、放電電流の測定に、本来、異
常の発生時に2次電池12につながる電流パスを遮断す
るために設けられるNMOSトランジスタM1のオン抵
抗を利用できるようにしている。すなわち、NMOSト
ランジスタM1のオン抵抗を変化させることによって、
大きな電圧として、放電電流を測定できるようにしてい
る。これにより、抵抗Rsensを用いることなく、微
小な被測定電流を容易に測定することが可能となる。し
たがって、微小な被測定電流をも正確に測定でき、従来
はバーグラフで表示していた2次電池の残量を、時間単
位で表示することが可能になるなど、高精度な予測が容
易に可能となるものである。
【0044】しかも、NMOSトランジスタM1のオン
抵抗を時間と共に変化させ、予め設定したオン抵抗とな
るスイープ時間のタイミングで、微小な放電電流を取り
込むようにしている。このため、ゲート電圧制御回路6
0やNMOSトランジスタM1などの回路素子のばらつ
きを、時間のばらつきに置き換えることが可能となる。
その結果、時間による調整、つまりソフトウェアの調整
による対応が容易なものとすることができるものであ
る。
【0045】なお、異常検出回路50によって、放電電
流の異常が検出された場合には、保護動作が行われる。
すなわち、ゲート電圧制御回路60を介して、NMOS
トランジスタM1のゲートが制御される。これにより、
NMOSトランジスタM1がオフ状態とされて、2次電
池12につながる電流パスが遮断される。
【0046】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態にかかり、ゲート電圧制御回路におけるスイ
ープ回路の他の構成例を示すものである。
【0047】このスイープ回路62は、たとえば、一端
がNMOSトランジスタM1のゲートに接続され、他端
が第1の電位である電源電圧VDD(この場合、セル1
2の+端子)に接続されたスイッチ(SW)62aと、
一端がNMOSトランジスタM1のゲートに接続され、
他端が第2の電位である接地電位に接続された容量素子
62bと、一端がNMOSトランジスタM1のゲートに
接続され、他端が接地電位(第2の電位)に接続された
定電流源(放電回路)62cとを有して構成されてい
る。
【0048】このスイープ回路62の場合、図2のPM
OSトランジスタ61aに相当する上記スイッチ62a
をオフ状態とし、図2の定電流源61bに相当する上記
定電流源62cを介して、図2の容量素子60nに相当
する上記容量素子62bに充電された電荷を放電させる
ことによって、NMOSトランジスタM1のゲート電圧
を時間の経過とともに変化させるように構成されてい
る。
【0049】(第3の実施形態)図5は、本発明の第3
の実施形態にかかり、ゲート電圧制御回路におけるスイ
ープ回路の他の構成例を示すものである。
【0050】このスイープ回路63は、たとえば、一端
がNMOSトランジスタM1のゲートに接続され、他端
が第1の電位である電源電圧VDD(この場合、セル1
2の+端子)に接続されたスイッチ(SW)63aと、
一端がNMOSトランジスタM1のゲートに接続され、
他端が電源電圧(第1の電位)VDDに接続された容量
素子63bと、一端がNMOSトランジスタM1のゲー
トに接続され、他端が第2の電位である接地電位に接続
された定電流源(充電回路)63cとを有して構成され
ている。
【0051】このスイープ回路63の場合、上記スイッ
チ63aをオフ状態とし、上記定電流源63cを介し
て、上記容量素子63bに電荷を充電させることによっ
て、NMOSトランジスタM1のゲート電圧を時間の経
過とともに変化させるように構成されている。
【0052】(第4の実施形態)図6は、本発明の第4
の実施形態にかかり、ゲート電圧制御回路におけるスイ
ープ回路の他の構成例を示すものである。
【0053】このスイープ回路64は、たとえば、一端
がNMOSトランジスタM1のゲートに接続され、他端
が第1の電位である電源電圧VDD(この場合、セル1
2の+端子)に接続されたスイッチ(SW)64aと、
一端がNMOSトランジスタM1のゲートに接続され、
他端が第2の電位である接地電位に接続された容量素子
64bと、一端がNMOSトランジスタM1のゲートに
接続され、他端が接地電位(第2の電位)に接続された
抵抗素子(放電回路)64cとを有して構成されてい
る。
【0054】このスイープ回路64の場合、図2のPM
OSトランジスタ61aに相当する上記スイッチ64a
をオフ状態とし、図2の定電流源61bに相当する上記
抵抗素子64cを介して、図2の容量素子60nに相当
する上記容量素子64bに充電された電荷を放電させる
ことによって、NMOSトランジスタM1のゲート電圧
を時間の経過とともに変化させるように構成されてい
る。
【0055】(第5の実施形態)図7は、本発明の第5
の実施形態にかかり、ゲート電圧制御回路におけるスイ
ープ回路の他の構成例を示すものである。
【0056】このスイープ回路65は、たとえば、一端
がNMOSトランジスタM1のゲートに接続され、他端
が第1の電位である電源電圧VDD(この場合、セル1
2の+端子)に接続されたスイッチ(SW)65aと、
一端がNMOSトランジスタM1のゲートに接続され、
他端が電源電圧(第1の電位)VDDに接続された容量
素子65bと、一端がNMOSトランジスタM1のゲー
トに接続され、他端が第2の電位である接地電位に接続
された抵抗素子(充電回路)65cとを有して構成され
ている。
【0057】このスイープ回路65の場合、上記スイッ
チ65aをオフ状態とし、上記抵抗素子65cを介し
て、上記容量素子65bに電荷を充電させることによっ
て、NMOSトランジスタM1のゲート電圧を時間の経
過とともに変化させるように構成されている。
【0058】なお、上記した第1〜第5の各実施形態に
おいては、放電電流を測定するように構成した場合につ
いて示したが、これに限らず、たとえば充電電流を測定
する場合にも同様に適用できる。
【0059】また、電流パスを遮断するためのトランジ
スタはNMOSに限らず、たとえばPMOSトランジス
タを用いて構成することも可能である。
【0060】さらに、バッテリィ・パックを機器本体に
装着するための端子と充電器に装着するための端子とが
別に設けられ、バッテリィ・パックを機器本体に装着し
たままの状態で充電することが可能に構成されたタイプ
のものにも適用できる。
【0061】その他、本願発明は、上記(各)実施形態
に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸
脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さら
に、上記(各)実施形態には種々の段階の発明が含まれ
ており、開示される複数の構成要件における適宜な組み
合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、
(各)実施形態に示される全構成要件からいくつかの構
成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の
欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)
が得られる場合には、その構成要件が削除された構成が
発明として抽出され得る。
【0062】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、微小な電流を正確に測定でき、2次電池の残量を高
精度に予測することを容易に可能とする電流測定回路を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる電流測定回路
の概略を示す回路構成図。
【図2】同じく、電流測定回路におけるゲート電圧制御
回路の構成例を示す回路図。
【図3】同じく、スイープ動作オンモード時における、
NMOSトランジスタのゲート電圧と時間との関係を示
す概略説明図。
【図4】本発明の第2の実施形態にかかり、ゲート電圧
制御回路におけるスイープ回路の他の構成例を示す回路
図。
【図5】本発明の第3の実施形態にかかり、ゲート電圧
制御回路におけるスイープ回路の他の構成例を示す回路
図。
【図6】本発明の第4の実施形態にかかり、ゲート電圧
制御回路におけるスイープ回路の他の構成例を示す回路
図。
【図7】本発明の第5の実施形態にかかり、ゲート電圧
制御回路におけるスイープ回路の他の構成例を示す回路
図。
【図8】従来技術とその問題点を説明するために示す、
電流測定回路の概略構成図。
【符号の説明】
11a,11b…端子(Pack+,Pack−) 12…2次電池(セル) 13…フューズ 21…IC基板 22…CPU 22a…RAM 22b…ROM 23…液晶表示パネル 30…電圧検出回路 31…増幅器 32…ADC 40…制御回路 50…異常検出回路 60…ゲート電圧制御回路 60a,60c,60d,60f,60i,60j,6
0k…インバータ回路 60b,60e…NAND回路 60g…オペアンプ 60m…NMOSトランジスタ 60n…容量素子 601 …PMOSトランジスタ 61…スイープ回路 61a…PMOSトランジスタ 61b…定電流源 62…スイープ回路 62a…スイッチ 62b…容量素子 62c…定電流源 63…スイープ回路 63a…スイッチ 63b…容量素子 63c…定電流源 64…スイープ回路 64a…スイッチ 64b…容量素子 64c…抵抗素子 65…スイープ回路 65a…スイッチ 65b…容量素子 65c…抵抗素子
フロントページの続き (72)発明者 土橋 則亮 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 (72)発明者 佐藤 項一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 (72)発明者 常盤 勝 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 (72)発明者 島内 敬太 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 リ・ヒテ 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目5番10号 株式会社バテック内 Fターム(参考) 2G016 CA00 CA04 CC15 CC16 CC27 CD06 CE31 2G035 AA15 AA21 AB03 AC01 AC02 AD03 AD54 AD65 5H030 AA00 AS14 FF42 FF44

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定電流が流れる、電界効果トランジ
    スタのソース−ドレイン間の電圧を検出する検出回路
    と、 前記被測定電流の大きさに応じて、前記電界効果トラン
    ジスタのゲート電圧を制御するゲート電圧制御回路とを
    具備したことを特徴とする電流測定回路。
  2. 【請求項2】 ソース−ドレイン間に、被測定電流が流
    れる電界効果トランジスタと、 前記被測定電流が流れる、前記電界効果トランジスタの
    ソース−ドレイン間の電圧を検出する検出回路と、 前記被測定電流の大きさに応じて、前記電界効果トラン
    ジスタのゲート電圧を制御するゲート電圧制御回路とを
    具備したことを特徴とする電流測定回路。
  3. 【請求項3】 前記検出回路で検出された電圧データを
    もとに、電池の残量を予測する演算手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電流測定回
    路。
  4. 【請求項4】 前記電界効果トランジスタは、異常の発
    生時に、前記電池につながる電流パスを遮断するために
    設けられることを特徴とする請求項1ないし3に記載の
    電流測定回路。
  5. 【請求項5】 前記ゲート電圧制御回路は、時間の経過
    にともなって、前記電界効果トランジスタのソース−ド
    レイン間の抵抗が変化するように、前記ゲート電圧を変
    化させることを特徴とする請求項1ないし3に記載の電
    流測定回路。
  6. 【請求項6】 前記ゲート電圧制御回路は、一端が前記
    電界効果トランジスタのゲートに接続され、他端が第1
    の電位に接続されたスイッチ素子と、一端が前記電界効
    果トランジスタのゲートに接続され、他端が第2の電位
    に接続された容量素子と、一端が前記電界効果トランジ
    スタのゲートに接続され、他端が前記第2の電位に接続
    された放電回路とを備えてなり、この放電回路により前
    記容量素子に充電された電荷を放電させることによっ
    て、前記電界効果トランジスタのゲート電圧を時間の経
    過とともに変化させることを特徴とする請求項1ないし
    3、5に記載の電流測定回路。
  7. 【請求項7】 前記ゲート電圧制御回路は、一端が前記
    電界効果トランジスタのゲートに接続され、他端が第1
    の電位に接続されたスイッチ素子と、一端が前記電界効
    果トランジスタのゲートに接続され、他端が前記第1の
    電位に接続された容量素子と、一端が前記電界効果トラ
    ンジスタのゲートに接続され、他端が第2の電位に接続
    された充電回路とを備えてなり、この充電回路により前
    記容量素子に電荷を充電させることによって、前記電界
    効果トランジスタのゲート電圧を時間の経過とともに変
    化させることを特徴とする請求項1ないし3、5に記載
    の電流測定回路。
  8. 【請求項8】 前記検出回路は、所定の時間が経過した
    時点で、前記電界効果トランジスタのソース−ドレイン
    間の電圧を検出することを特徴とする請求項1ないし
    3、5に記載の電流測定回路。
  9. 【請求項9】 前記検出回路は、前記電界効果トランジ
    スタのゲート電圧を変化させる前のソース−ドレイン間
    の電圧を検出する第1の検出モードと、ゲート電圧を徐
    々に変化させ、所定の時間が経過した時点で、前記電界
    効果トランジスタのソース−ドレイン間の電圧を検出す
    る第2の検出モードとを有することを特徴とする請求項
    1ないし3、5に記載の電流測定回路。
  10. 【請求項10】 前記演算手段で予測された、前記電池
    の残量を表示するための表示手段をさらに具備したこと
    を特徴とする請求項3に記載の電流測定回路の表示装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004140423A (ja) * 2002-10-15 2004-05-13 Denso Corp 電流検出機能付き負荷駆動回路
CN101353237B (zh) * 2008-09-12 2012-02-22 北京星网锐捷网络技术有限公司 微电流检测电路、微电流切换电路
JP2018536353A (ja) * 2015-11-20 2018-12-06 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフトZf Friedrichshafen Ag 消費装置の安全制御

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