JP2002168480A - エアコン据え付け具 - Google Patents

エアコン据え付け具

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JP2002168480A
JP2002168480A JP2000368395A JP2000368395A JP2002168480A JP 2002168480 A JP2002168480 A JP 2002168480A JP 2000368395 A JP2000368395 A JP 2000368395A JP 2000368395 A JP2000368395 A JP 2000368395A JP 2002168480 A JP2002168480 A JP 2002168480A
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Japan
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air conditioner
hanging
sides
rods
rod
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JP2000368395A
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Haruhiro Shibata
晴弘 柴田
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Nissei Metals Co Ltd
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Nissei Metals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一人作業の場合も、4本の吊り桿に支持され
た両側の支持フレームにエアコンを簡単に載せ置くこと
ができる天井吊り型のエアコン据え付け具を提供する。 【構成】 4本の吊り桿20,20・・の全てをスライ
ド自在に組み合わされた上下1組の縦桿20A,20B
により構成する。下段の縦桿20Bの上方への移動を許
容する一方、長手方向の複数位置で下段の縦桿20Bの
下降を阻止するラチェット式の長さ調整機構を、各吊り
桿20に設ける。両側の支持フレーム30の両端部を、
対応する吊り桿20,20の下部に掛け止する。一方の
吊り桿20の下部への掛け止めにより、支持フレーム3
0がその吊り桿20の下部に片吊りされるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコン室外機
(本明細書では単にエアコンと称す)を屋外に設置する
のに使用されるエアコン据え付け具に関し、特に、ベラ
ンダ等の天井面にエアコンを吊り下げて固定するのに使
用される天井吊り型のエアコン据え付け具に関する。
【0002】
【従来の技術】集合住宅では、ベランダを有効に活用す
るために、ベランダの天井面、即ち軒裏にエアコンを取
り付けることが多い。この取り付けに使用される天井吊
り型のエアコン据え付け具の典型的な例を図9に示す。
【0003】同図に示されているように、天井吊り型の
エアコン据え付け具は、基本的に、取り付けベースとし
ての前後一対の横桿1,1と、横桿1,1の各両端部か
ら垂下する4本の吊り桿2,2・・と、両側の吊り桿
2,2の下端部間に掛け渡される両側一対の支持フレー
ム3,3とからなる。各部材間はねじ止めにより連結さ
れる。この据え付け具を用いたエアコンの据え付け作業
は以下の順序で行われる。
【0004】まず、ベランダの天井面に横桿1,1を固
定する。次いで、支持フレーム3,3を吊り桿2,2・
・に連結し、その吊り桿2,2・・を横桿1,1に連結
する。即ち、エアコン据え付け具の組み立て及び天井面
への取り付けを事前に行う。この後、エアコン据え付け
具の側方から2本の吊り桿2,2の間を通して、エアコ
ンを両側の支持フレーム3,3に載せ置き固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな天井吊り型のエアコン据え付け具には、作業性、特
に、エアコンを両側の支持フレーム3,3に載置する際
の作業性に関して、以下の問題がある。
【0006】エアコンが数10kgと重い上に、エアコ
ンを載せる支持フレーム3,3が頭上の高い位置にあ
り、しかも、支持フレーム3,3の間隔は大きい。その
上、ベランダの奥行きが狭い場合が少ないない。これら
のため、支持フレーム3,3に跨がってエアコンを載せ
置く作業は容易でなく、多大の労力を必要とする。特に
最近は、工事費節減のために一人作業が要求されてお
り、その作業は危険を伴う過酷な労働となっている。
【0007】なお、吊り桿2,2・・の長さを調節でき
るエアコン据え付け具は開発されている。しかし、その
長さ調節機構は、スライド自在に組み合わされた上下一
組の縦桿の全長を、ねじ止め位置の変更によって段階的
に調節するものであり、一人作業では、エアコンの高さ
に応じた支持フレーム3,3の事前の位置調節にしか使
用できない。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、一人作業の場合も、4本の吊り桿に支持され
た両側の支持フレームにエアコンを簡単に載せ置くこと
ができる天井吊り型のエアコン据え付け具を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る第1のエアコン据え付け具は、天井面
にエアコンを吊り下げるのに使用される天井吊り型のエ
アコン据え付け具であって、両側に2本ずつ配置され、
それぞれが天井面より垂下する4本の吊り桿と、両側の
吊り桿の下端部間に掛け渡されてエアコンの両側部を支
持する両側一対の支持フレームとを備えており、4本の
吊り桿の全てをスライド自在に組み合わされた上下1組
の縦桿により構成し、上下1組の縦桿に、下段の縦桿の
上方への移動を許容する一方、長手方向の複数位置で下
段の縦桿の下降を阻止するラチェット式の長さ調整機構
を設けたものである。
【0010】このエアコン据え付け具では、エアコンを
載せる際に、予め両側の支持フレームを正規位置より下
げておく。この状態で、両側の支持フレームに跨がって
エアコンを載せ固定した後、エアコンを上方へ押し上げ
る。これにより、各吊り桿の長さが同期して縮み、正規
位置に支持フレームが仮固定される。この仮固定の後
は、従来と同様のねじ止めにより各吊り桿の長さを固定
できる。
【0011】長さ調整機構としては、上下1組の縦桿の
何れか一方に、長手方向に所定間隔で設けられた複数の
開口部と、複数の開口部に選択的かつ弾性的に嵌合する
ように他方の縦桿に設けられ、その嵌合により下段の縦
桿の下降を阻止する弾性変形部とからなるものが、構造
が簡単で好ましい。
【0012】弾性変形部としては、縦桿の一部を舌状に
切り欠いて形成した舌状片が、製作が容易で好ましい。
【0013】また、本発明に係る第2のエアコン据え付
け具は、天井面にエアコンを吊り下げるのに使用される
天井吊り型のエアコン据え付け具であって、両側に2本
ずつ配置され、それぞれが天井面より垂下する4本の吊
り桿と、両側の吊り桿の下端部間に掛け渡されてエアコ
ンの両側部を支持する両側一対の支持フレームとを備え
ており、両側一対の支持フレームの両端部を、対応する
吊り桿の下部に掛け止し、一方の吊り桿の下部への掛け
止めにより、前記支持フレームがその吊り桿の下部に片
吊りされるように構成したものである。
【0014】このエアコン据え付け具では、エアコンを
両側の支持フレーム上に載せる際に、一方の側で、支持
フレームの一端部を対応する吊り桿の下部から外し、そ
の支持フレームを片吊り状態とする。これにより、一方
の側で、2本の吊り桿の下部間が開放される。この状態
で、その2本の吊り桿の間を通して、他方の側の支持フ
レーム上にエアコンを載せ、その後、一方の側で、支持
フレームの一端部を対応する支持フレームの下部に掛け
止めし、その支持フレーム上にエアコンの側部を載せ
る。
【0015】両側の支持フレームの端部は、従来どお
り、対応する吊り桿の下端部にねじ止めにより固定する
ことがてきる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態を示すエ
アコン据え付け具の斜視図、図2は同エアコン据え付け
具に使用される上段の縦桿の正面図、図3は同縦桿の側
面図、図4は同エアコン据え付け具に使用される下段の
縦桿の正面図、図5は同縦桿の側面図、図6は図4中の
A−A線矢示図、図7は同エアコン据え付け具に使用さ
れる支持フレームの正面図、図8は同支持フレームの側
面図である。
【0017】本実施形態に係るエアコン据え付け具は、
ベランダ等の天井面にエアコンを固定するために使用さ
れる天井吊り型の据え付け具である。このエアコン据え
付け具は、図1に示すように、ベランダ等の天井面に所
定の間隔でボルト止めされる前後一対の横桿10,10
と、横桿10,10の各両端部から垂下する4本の吊り
桿20,20・・と、両側の吊り桿20,20の下端部
間に掛け渡される両側の支持フレーム30,30とを備
えている。
【0018】前後一対の横桿10,10は、いずれも断
面が逆L形のアングル材からなり、それぞれの垂直面部
を対向させた状態で天井面に固定される。その固定のた
めに、各横桿10の水平面部には、ボルト等が通る一対
の長孔11,11が設けられている。また、垂直面部の
下縁部は、吊り桿20,20を掛け止めするために、対
向側へ90度を超える角度で折り曲げられており、その
折り曲げ部12には、図示されていないが、吊り桿2
0,20をねじ止めするために、長孔形状のねじ孔が設
けられている。
【0019】4本の吊り桿20,20・・は同じ構造で
あり、いずれも、長さ調節のために、上下一組の縦桿2
0A,20Bをスライド自在に組み合わせた構造になっ
ている。
【0020】上段の縦桿20Aは、図2及び図3に示す
ように、上端部を除く部分が断面C形のボックス構造に
なったアングル材であり、その上端部は、横桿10の折
り曲げ部12を挟む断面U形の係合部21になってい
る。この係合部21には、折り曲げ部12との固定のた
めにねじ孔22が設けられている。縦桿20Aのウエブ
部には、四角形をした複数の開口部23,23・・が長
手方向に等間隔で設けられている。また、開口部23,
23・・の下方に位置してねじ孔24が設けられてい
る。
【0021】下段の縦桿20Bは、図4〜図6に示すよ
うに、全長にわたって断面がC形のアングル材であり、
上段の縦桿20Aの内側に、それぞれのウエブ部を同じ
方向に向けてスライド自在に嵌合する。縦桿20Bのウ
エブ部の上部には、逆U状のスリット25が設けられて
おり、その内側に、下から上へ延びる舌状の弾性変形部
26が形成されている。弾性変形部26は、下縁部を支
点として弾性変形が可能であり、センタ部分に形成され
たリブ部26aにより補強されている。
【0022】弾性変形部26の上部には、表側へ凸の凸
部26bが設けられている。凸部26bは、縦桿20A
のウエブ部に設けられた複数の開口部23,23・・と
共にラチェット式の長さ調整機構を構成している。即
ち、この凸部26bは、複数の開口部23,23・・に
裏側から選択的に嵌合し、且つ、上縁部を起点として表
側へ傾斜している。この傾斜と弾性変形部26の下縁部
を支点とする弾性変形とにより、凸部26bは、縦桿2
0A内を縦桿20Bが上方へスライドするときは複数の
開口部23,23・・を順番に通過するが、下方へスラ
イドするときは、下縁部が開口部23の下側の縁部に係
合し、下降が阻止されることにより、特定の開口部23
内に固定される。
【0023】これにより、吊り桿20は長手方向で段階
的に縮み、縮んだ状態からの伸びは不可能となる。
【0024】縦桿20Bのウエブ部の上部及び下部を除
く部分には、複数のねじ孔27,27・・が長手方向に
等間隔で設けられている。ねじ孔27,27・・は、開
口部23,23と同じピッチで配列されており、凸部2
6bが開口部23,23・・に順番に嵌合するとき、ね
じ孔24に順番に合致するようになっている。各ねじ孔
27は、ねじがスムーズにねじ込まれるように、周縁部
の一部を切り欠き、他の部分を螺旋状に傾斜させたナッ
ト構造になっている。
【0025】縦桿20Bのウエブ部の下部には、後述す
る支持フレーム30の端部との連結のために水平なスリ
ット28が設けられている。また、上述したナット構造
のねじ孔29が、スリット28の下方に位置して設けら
れている。
【0026】両側の支持フレーム30,30は同じ形状
であり、いずれも、断面C形の水平部31と、水平部3
1の両端部から上方へ延出した垂直部32,32とから
なる。各支持フレーム30の水平部31は、エアコンが
載置される部分であり、その上面には、その全長にわた
って形成されたスリットを利用してクッション部材4
0,40が取り付けられる。
【0027】各支持フレーム30の垂直部32は、縦桿
20Bの下部に外側から嵌合する部分であり、その嵌合
のために断面がU形とされている。垂直部32の上縁部
には、図7及び図8に示すように、ウエブ部のセンタ部
分から上方へ逆L状に突出した係止部33が設けられて
いる。係止部33は、縦桿20Bの下部に設けられた水
平なスリット28に嵌合する。この嵌合により、支持フ
レーム30は、縦桿20B,20Bの下部間に仮固定さ
れる。また、一方の縦桿20Bの下部に回動自在に片吊
りされる。係止部33のコーナ部分には、係止部33が
スリット28から容易に抜け出るのを阻止するために、
上に凸の凹部34が設けられている。
【0028】垂直部32のウエブ部には、ねじ孔35
が、縦桿20Bの下部に設けられたねじ孔29に合致す
るように設けられている。
【0029】次に、本実施形態に係るエアコン据え付け
具を用いてエアコンを天井面に固定する方法を代表例に
ついて説明する。
【0030】前後一対の横桿10,10を天井面に固定
した後、4本の吊り桿20,20・・を横桿10,10
に取り付ける。具体的には、まず、上段の縦桿20A,
20A・・を横桿10,10に連結する。次いで、縦桿
20A,20A・・に下方から下段の縦桿20B,20
B・・を差し込み、各縦桿20Aの最下段の開口部23
に、各縦桿20Bの凸部26bを嵌合させる。各縦桿2
0Bはこの状態から上方にはスライドするが、下方には
スライドしない。このため、4本の吊り桿20,20・
・は最も長い状態に仮固定される。
【0031】一方の側の縦桿20B,20Bに支持フレ
ーム30を取り付ける。具体的には、支持フレーム30
の係止部33,33を縦桿20B,20Bのスリット2
8,28に外側からそれぞれ嵌合させる。他方の側で
は、支持フレーム30の一方の係止部33を、対応する
縦桿20Bのスリット29に嵌合させる。これにより、
支持フレーム30は、係止部33にて縦桿20Bの下部
に片吊りされた状態になる。その結果、縦桿20B,2
0Bの下端部間は、一方の側では支持フレーム30によ
って閉じられるが、他方の側では開放状態となる。
【0032】この状態で、エアコンを持ち上げ、まず、
一方の側を支持フレーム30の水平部31上に載せる。
次いで、エアコンを水平にし、片吊りされた支持フレー
ム30の係止部33を、対応する縦桿20Bのスリット
28に嵌合させる。これにより、他方の側でも、支持フ
レーム30が縦桿20B,20Bに仮固定される。その
後、その支持フレーム30の水平部31上にエアコンの
他方の側を載せる。
【0033】このとき、4本の吊り桿20,20・・は
最も長い状態に仮固定されている。従って、先に仮固定
された一方の側の支持フレーム30は最も低い位置にあ
る。また、他方の側では、縦桿20B,20Bの下端部
間、即ち、吊り桿20,20の下端部間が開放してい
る。これらのため、エアコンの一方の側を支持フレーム
30の水平部31上に載せる操作が、開放された吊り桿
20,20の下端部間を通して極めて簡単に行われる。
【0034】エアコンの一方の側が一旦支持フレーム3
0に載ると、他方の側で支持フレーム30を縦桿20
B,20Bに仮固定する操作も、その支持フレーム30
にエアコンの他方の側を載せる操作も、共に簡単に行う
ことができる。
【0035】このようにして支持フレーム30,30へ
のエアコンの載置が終わると、支持フレーム30,30
を縦桿20B,20Bにねじ51により固定する。即
ち、支持フレーム30のねじ孔35を通して縦桿20B
のねじ孔29にねじ51をねじ込む。また、その支持フ
レーム30,30にエアコンを固定する。これらの固定
が終わると、エアコンを押し上げる。縦桿20B,20
B・・・は、上方にはスライドするので、この押し上げ
により同期して上昇し、吊り桿20,20・・の長さを
段階的に縮める。このとき、弾性変形部26の凸部26
bは開口部23,23・・に順番に嵌合し、縦桿20
B,20B・・・の下方へのスライドが阻止されるの
で、支持フレーム30,30をエアコンの高さに応じた
レベルまで簡単かつ安全に上昇させることができる。
【0036】支持フレーム30,30が所定の高さまで
上昇し仮固定されると、縦桿20B,20B・・・を縦
桿20A,20A・・にねじ52により固定して、作業
を終了する。即ち、支持フレーム30,30が所定の高
さに仮固定されると、縦桿20Bのねじ孔27,27・
・の何れかが、縦桿20Aのねじ孔24に合致するの
で、合致したねじ孔27にねじ孔24を通してねじ52
をねじ込む。
【0037】このように、本実施形態に係るエアコン据
え付け具を使用すれば、エアコンを支持フレーム30,
30に載置する際に、支持フレーム30,30をエアコ
ンの高さに関係なく最も低い位置に仮固定することがで
きる。しかも、一方の側では支持フレーム30を片吊り
状態にして、吊り桿20,20の下端部間を開放してお
くことができる。このため、一人作業の場合でも、エア
コンを簡単かつ安全に支持フレーム30,30に載置す
ることができる。また、その載置後は、支持フレーム3
0,30をエアコンと共に定位置まで簡単かつ安全に押
し上げることができる。
【0038】上記実施形態では、吊り桿20,20・・
のラチェット式の長さ調整機構と、吊り桿20,20・
・への支持フレーム30,30の掛け止め構造を併用し
たが、一方を単独で使用できることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上に説明のとおり、本発明に係るエア
コン据え付け具は、4本の吊り桿の全てをスライド自在
に組み合わされた上下1組の縦桿により構成し、上下1
組の縦桿に、下段の縦桿の上方への移動を許容する一
方、長手方向の複数位置で下段の縦桿の下降を阻止する
ラチェット式の長さ調整機構を設けることにより、エア
コンを載置する際に、予め両側の支持フレームを正規位
置より下げておくことができ、載置後は両側の支持フレ
ームをエアコンと共に正規位置まで押し上げることがで
きるので、一人作業の場合も、両側の支持フレームにエ
アコンを簡単に載せ置くことができる。
【0040】また、両側一対の支持フレームの両端部
を、対応する吊り桿の下部に掛け止し、一方の吊り桿の
下部への掛け止めにより、前記支持フレームがその吊り
桿の下部に片吊りされるように構成したことにより、エ
アコンを両側の支持フレーム上に載置する際に、一方の
側で2本の吊り桿の下部間を開放でき、また、その下部
間を簡単に閉じることができるので、一人作業の場合
も、両側の支持フレームにエアコンを簡単に載せ置くこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すエアコン据え付け具
の斜視図である。
【図2】同エアコン据え付け具に使用される上段の縦桿
の正面図である。
【図3】同縦桿の側面図である。
【図4】同エアコン据え付け具に使用される下段の縦桿
の正面図である。
【図5】同縦桿の側面図である。
【図6】図4中のA−A線矢示図である。
【図7】同エアコン据え付け具に使用される支持フレー
ムの正面図である。
【図8】同支持フレームの側面図である。
【図9】従来のエアコン据え付け具の斜視図である。
【符号の説明】
10 横桿 20 吊り桿 20A,20B 縦桿 23 開口部 26 弾性変形部 28 スリット 30 支持フレーム 33 係止部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面にエアコンを吊り下げるのに使用
    される天井吊り型のエアコン据え付け具であって、両側
    に2本ずつ配置され、それぞれが天井面より垂下する4
    本の吊り桿と、両側の吊り桿の下端部間に掛け渡されて
    エアコンの両側部を支持する両側一対の支持フレームと
    を備えており、4本の吊り桿の全てをスライド自在に組
    み合わされた上下1組の縦桿により構成し、上下1組の
    縦桿に、下段の縦桿の上方への移動を許容する一方、長
    手方向の複数位置で下段の縦桿の下降を阻止するラチェ
    ット式の長さ調整機構を設けたことを特徴とするエアコ
    ン据え付け具。
  2. 【請求項2】 前記長さ調整機構は、上下1組の縦桿の
    何れか一方に、長手方向に所定間隔で設けられた複数の
    開口部と、複数の開口部に選択的かつ弾性的に嵌合する
    ように他方の縦桿に設けられ、その嵌合により下段の縦
    桿の下降を阻止する弾性変形部とからなることを特徴と
    する請求項1に記載のエアコン据え付け具。
  3. 【請求項3】 前記弾性変形部は、縦桿の一部を切り欠
    いて形成した舌状片であることを特徴とする請求項2に
    記載のエアコン据え付け具。
  4. 【請求項4】 各吊り桿において、上下1組の縦桿の何
    れか一方に、両者を固定するねじ孔を前記開口部と同じ
    間隔で複数設けたことを特徴とする請求項1、2又は3
    に記載のエアコン据え付け具。
  5. 【請求項5】 天井面にエアコンを吊り下げるのに使用
    される天井吊り型のエアコン据え付け具であって、両側
    に2本ずつ配置され、それぞれが天井面より垂下する4
    本の吊り桿と、両側の吊り桿の下端部間に掛け渡されて
    エアコンの両側部を支持する両側一対の支持フレームと
    を備えており、両側一対の支持フレームの両端部を、対
    応する吊り桿の下部に掛け止し、一方の吊り桿の下部へ
    の掛け止めにより、前記支持フレームがその吊り桿の下
    部に片吊りされるように構成したことを特徴とするエア
    コン据え付け具。
  6. 【請求項6】 両側一対の支持フレームの端部を、対応
    する吊り桿の下部にねじ止めにより固定することを特徴
    とする請求項5に記載のエアコン据え付け具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101473298B1 (ko) 2014-07-02 2014-12-17 경서중공업(주) C형 프레임
CN108917079A (zh) * 2018-09-20 2018-11-30 成都明日蔚蓝科技有限公司 一种新风系统

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KR101473298B1 (ko) 2014-07-02 2014-12-17 경서중공업(주) C형 프레임
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