JP2002168031A - 蝶番取付用スペーサ - Google Patents

蝶番取付用スペーサ

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JP2002168031A JP2000360551A JP2000360551A JP2002168031A JP 2002168031 A JP2002168031 A JP 2002168031A JP 2000360551 A JP2000360551 A JP 2000360551A JP 2000360551 A JP2000360551 A JP 2000360551A JP 2002168031 A JP2002168031 A JP 2002168031A
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憲亮 灘本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建具側蝶番を開き戸の所定位置に精度よく取り
付けることができる蝶番取付用スペーサを提供する。 【解決手段】建具側蝶番の先端側が重ね合わされる基板
11と、この基板11に重ね合わされた建具側蝶番を開
き戸の厚み方向及び上下方向にそれぞれ位置決めする、
基板11の一方の側端部及び上下端部にそれぞれ連設さ
れた突出部12、13とを備えており、基板11には、
建具側蝶番を開き戸の切欠部にネジ止めするためのネジ
挿通穴11aが形成されている。突出部12が連設され
ていない基板11の他方の側端縁には、その全長にわた
って、基板11の裏面側に張り出して開き戸の表面に当
接する係止片14が設けられていると共に、基板11の
上下端部にそれぞれ連設された突出部13における基板
11の他方の側端部側の端縁には、外側に張り出して開
き戸の表面に当接する係止片15がそれぞれ設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建具側蝶番を開
き戸に取り付けるために、開き戸の厚み方向の全長にわ
たって開き戸の端面に形成された切欠部に嵌め込まれる
蝶番取付用スペーサ、特に、建具側蝶番を開き戸に精度
よく取り付けることができる蝶番取付用スペーサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】開き戸に建具側蝶番を取り付ける場合
は、図7(a)、(b)に示すように、開き戸50の吊
り元となる一方の側端面51に建具側蝶番60の先端側
が嵌り込む切欠部52を予め形成しておき、この切欠部
52に建具側蝶番60を嵌め込んで位置決めした状態
で、建具側蝶番60を開き戸50にネジ止めするのが一
般的である。
【0003】また、こういった開き戸50には、右側に
吊り元がくる場合と、左側に吊り元がくる場合とがある
ので、開き戸50の右側に吊り元がくる場合は開き戸5
0の右側端面に右吊り用の建具側蝶番60を、開き戸5
0の左側に吊り元がくる場合は開き戸50の左側端面に
左吊り用の建具側蝶番60をそれぞれ取り付けなければ
ならない。
【0004】ところで、表裏両面が同一のデザインを有
している開き戸については、左右の吊り元に関係なく、
開き戸の共通化を図りたいといった要望があるが、上述
したように、建具側蝶番60の形状に合わせて建具側蝶
番60が嵌り込む切欠部52を開き戸50の側端面51
に形成する場合は、開き戸50の厚み方向の前後で切欠
部52の形状が異なっているので、例えば、図8(a)
に示すように、開き戸50の右側端面に右吊り用の建具
側蝶番60を取り付けるための切欠部52が形成された
開き戸50を、同図(b)に示すように、180゜反転
させて左吊り用の開き戸50として使用しようとして
も、切欠部52の向きが逆になるので、その切欠部52
に左吊り用の建具側蝶番60を取り付けることはできな
い。
【0005】従って、表裏両面が同一のデザインを有し
ている開き戸についても、右側端面に切欠部52が形成
された右吊り用の開き戸50と、左側端面に切欠部52
が形成された左吊り用の開き戸50とをそれぞれ用意し
ておかなければならず、生産管理、在庫管理が繁雑にな
るという問題があった。
【0006】こういった問題を解決するため、図9
(a)、(b)に示すような蝶番取付用スペーサ70を
使用することによって、表裏両面が同一のデザインを有
している開き戸50の共通化を図っている。この蝶番取
付用スペーサ70は、同図に示すように、建具側蝶番6
0の先端側が重ね合わされる基板71と、この基板71
に重ね合わされた建具側蝶番60を開き戸50の厚み方
向及び上下方向にそれぞれ位置決めする、基板71の一
方の側端部及び上下端部にそれぞれ連設された突出部7
2、73とを有しており、基板71には、建具側蝶番6
0を開き戸50にネジ止めするためのネジの挿通穴71
aが形成されている。
【0007】この蝶番取付用スペーサ70を用いて建具
側蝶番60を開き戸50に取り付けるには、まず、図1
0(a)、(b)に示すように、開き戸50の一方の側
端面51に蝶番取付用スペーサ70が丁度嵌り込む切欠
部52を開き戸50の厚み方向の全長にわたって形成
し、同図(c)、(d)に示すように、この切欠部52
に蝶番取付用スペーサ70を嵌め込む。
【0008】そして、同図(e)、(f)に示すよう
に、蝶番取付用スペーサ70の上下の突出部73の間に
嵌め込むようにして建具側蝶番60の先端側を基板71
に重ね合わせ、その先端部を基板71の一方の側端部に
連設された突出部72に当接させることによって位置決
めした状態で、ネジ61によって建具側蝶番60を蝶番
取付用スペーサ70を介して開き戸50にネジ止めす
る。
【0009】以上のように、この蝶番取付用スペーサ7
0は、開き戸50の側端面51にその厚み方向の全長に
わたって形成された切欠部52に嵌め込まれるものであ
るので、吊り元を左右逆にするために、切欠部52が形
成された開き戸50を180゜反転しても、側端面51
に形成された切欠部52の形状が変化することがなく、
その切欠部52に、上下を逆にするようにして表裏を反
転させた蝶番取付用スペーサ70を嵌め込んで、同様に
建具側蝶番60を取り付けることができる。
【0010】従って、この蝶番取付用スペーサ70を用
いて建具側蝶番60を開き戸50に取り付ける場合は、
左右の吊り元に関係なく、開き戸50の一方の側端面5
1にその厚み方向の全長にわたって切欠部52を形成し
ておけばよいので、右吊り用の開き戸50と左吊り用の
開き戸50とを共通化することができ、開き戸50の生
産管理及び在庫管理が容易になるという効果がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た蝶番取付用スペーサ70を介して建具側蝶番60を開
き戸50に取り付ける場合は、以下に示すような問題が
ある。即ち、蝶番取付用スペーサ70を嵌め込むために
形成された切欠部52は、図10(a)、(b)に示す
ように、厚み方向の全長にわたって開き戸50の側端面
51に形成されているので、切欠部52に嵌め込まれた
蝶番取付用スペーサ70は、切欠部52内を開き戸50
の厚み方向に自由に移動することができる状態にある。
【0012】従って、切欠部52に蝶番取付用スペーサ
70を嵌め込んだ状態では、図11(a)、(b)に示
すように、蝶番取付用スペーサ70が位置ずれしていな
くても、建具側蝶番60の先端部を蝶番取付用スペーサ
70の突出部72に当接させて位置決めする際や、建具
側蝶番60を開き戸50にネジ止めする際に、同図
(c)、(d)に示すように、蝶番取付用スペーサ70
が開き戸50の厚み方向に位置ずれを起こし、建具側蝶
番60を開き戸50の所定位置に精度よく取り付けるこ
とができない場合がある。
【0013】そこで、この発明の課題は、建具側蝶番を
開き戸の所定位置に精度よく取り付けることができる蝶
番取付用スペーサを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記の課題
を解決するため、この発明は、建具側蝶番を開き戸に取
り付けるために、前記開き戸の側端面にその厚み方向の
全長にわたって形成された切欠部に嵌め込まれる蝶番取
付用スペーサであって、前記建具側蝶番の先端側が重ね
合わされる基板と、前記基板に重ね合わされた前記建具
側蝶番の先端部を当接させて前記建具側蝶番を前記開き
戸の厚み方向に位置決めする、前記基板の一方の側端部
に連設された突出部とを備え、前記開き戸の側端面に形
成された切欠部に嵌め込んだ状態で、前記開き戸の表面
に当接する係止部が設けられていることを特徴とする蝶
番取付用スペーサを提供するものである。なお、ここに
いう「開き戸の表面」とは、開き戸の端面を除いた開き
戸の内面や外面を意味している。
【0015】以上のように、この蝶番取付用スペーサ
は、開き戸の側端面に形成された切欠部に嵌め込んだ状
態で、開き戸の表面に当接する係止部が設けられている
ので、建具側蝶番の先端部を蝶番取付用スペーサの突出
部に当接させて位置決めする際や、建具側蝶番を開き戸
にネジ止めする際、その係止部を開き戸の表面に押し付
けることにより、開き戸に対する蝶番取付用スペーサの
位置ずれを確実に防止することができ、建具側蝶番を開
き戸の所定位置に精度よく取り付けることができる。
【0016】特に、請求項2に係る蝶番取付用スペーサ
のように、前記突出部が連設されていない前記基板の他
方の側端部に前記係止部を設けておくと、建具側蝶番の
先端部を蝶番取付用スペーサの突出部に当接させて位置
決めする際、係止部が開き戸の表面に自然に押し付けら
れて蝶番取付用スペーサが開き戸の所定位置に同時に位
置決めされるので、建具側蝶番の取付作業性が向上す
る。
【0017】また、請求項3に係る蝶番取付用スペーサ
のように、前記基板の側端部の全長にわたって、前記係
止部を設けておくと、切欠部と蝶番取付用スペーサとの
間に上下方向の隙間が形成されている場合であっても、
係止部を開き戸の表面に押し付ける際、切欠部内におい
て蝶番取付用スペーサが回転することがないので、蝶番
取付用スペーサを開き戸に対して精度よく位置決めする
ことができる。
【0018】また、請求項4に係る蝶番取付用スペーサ
のように、前記基板に重ね合わされた前記建具側蝶番を
前記開き戸の上下方向に位置決めする、前記基板の上下
端部にそれぞれ連設された突出部を有し、前記基板の上
下端部にそれぞれ連設された前記突出部における前記基
板の他方の側端部側に、前記係止部が設けられているも
のにあっては、切欠部と蝶番取付用スペーサとの間に上
下方向の隙間が形成されている場合であっても、その隙
間が係止部によって隠蔽されるので、開き戸の意匠性が
向上する。
【0019】また、請求項5に係る蝶番取付用スペーサ
のように、前記基板の一方の側端部に連設された前記突
出部に、前記係止部が設けられているものにあっては、
開き戸の側端面に形成された切欠部に嵌め込むことによ
って、基板の他方の側端部に設けられた係止部と、基板
の一方の側端部に連設された突出部に設けられた係止部
の双方が、開き戸の表面(内面及び外面)に同時に当接
して開き戸に対して確実に位置決めされるので、係止部
を開き戸の表面に押し付けて位置決めする必要がなく、
建具側蝶番の取付作業性がさらに向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照して説明する。図4に示すように、この蝶番取付用
スペーサ1は、開き戸20の吊り元となる一方の側端面
21に形成された切欠部22に嵌め込まれる樹脂成形品
であり、この蝶番取付用スペーサ1を介して建具側蝶番
31を開き戸20に取り付けるようになっている。な
お、図4において、34は枠側蝶番を、40はドア枠を
それぞれ示している。
【0021】この蝶番取付用スペーサ1は、図1
(a)、(b)、(c)に示すように、建具側蝶番31
の先端側が重ね合わされる基板11と、この基板11に
重ね合わされた建具側蝶番31を開き戸20の厚み方向
及び上下方向にそれぞれ位置決めする、基板11の一方
の側端部及び上下端部にそれぞれ連設された突出部1
2、13とを備えており、基板11には、建具側蝶番3
1を開き戸20の切欠部22にネジ止めするためのネジ
挿通穴11aが形成されている。
【0022】前記突出部12が連設されていない基板1
1の他方の側端縁には、その全長にわたって、基板11
の裏面側に張り出して開き戸20の表面に当接する係止
片14が設けられていると共に、基板11の上下端部に
それぞれ連設された突出部13における基板11の他方
の側端部側の端縁には、外側に張り出して開き戸20の
表面に当接する係止片15がそれぞれ設けられており、
両係止片14、15は、相互に繋がっている。
【0023】以上のように構成された蝶番取付用スペー
サ1を用いて開き戸20に建具側蝶番31を取り付ける
には、まず、図2(a)、(b)に示すように、開き戸
20の吊り元となる一方の側端面21に、その厚み方向
の全長にわたって切欠部22を形成した後、同図
(c)、(d)に示すように、係止片14、15を開き
戸20の表面23に当接させて位置決めしながら、切欠
部22に蝶番取付用スペーサ1を嵌め込む。
【0024】そして、図3(a)、(b)に示すよう
に、建具側蝶番31の先端側を突出部12が形成されて
いない基板11の他方の側端部側から突出部13の間に
嵌め込んで基板11上に重ね合わせ、同図(c)、
(d)に示すように、建具側蝶番31の先端部を突出部
12に当接させることによって位置決めした状態で、建
具側蝶番31のネジ挿通穴32及び蝶番取付用スペーサ
1のネジ挿通穴11aにネジ33を挿通して開き戸の2
0切欠部22にネジ止めすると、建具側蝶番31の開き
戸20への取付作業が完了する。
【0025】以上のように、この蝶番取付用スペーサ1
は、突出部12が連設されていない基板11の他方の側
端縁に、基板11の裏面側に張り出して開き戸20の表
面23に当接する係止片14が設けられているので、蝶
番取付用スペーサ1を開き戸20の切欠部22に嵌め込
んだ状態で、係止片14を開き戸20の表面23に押し
付けることにより、蝶番取付用スペーサ1を開き戸20
の切欠部22に精度よく位置決めすることができる。
【0026】特に、係止片14は、突出部12が連設さ
れていない基板11の他方の側端縁に設けられているの
で、開き戸20の切欠部22に蝶番取付用スペーサ1を
嵌め込んだ後、その基板11上に重ね合わせた建具側蝶
番31の先端部を突出部12に当接させて位置決めする
際、係止片14が開き戸20の表面23に自然に押し付
けられて蝶番取付用スペーサ1が開き戸20の所定位置
に同時に位置決めされるので、開き戸20に対する蝶番
取付用スペーサ1の位置決めと、蝶番取付用スペーサ1
に対する建具側蝶番31の位置決めとを個別に行う必要
がなく、良好な取付作業性を確保することができる。
【0027】また、係止片14は、基板11の側端縁の
全長にわたって設けられているので、開き戸20に形成
された切欠部22と、これに嵌め込まれた蝶番取付用ス
ペーサ1との間に上下方向の隙間が形成されている場合
であっても、係止片14を開き戸20の表面23に押し
付ける際、切欠部22内において蝶番取付用スペーサ1
が回転することがなく、蝶番取付用スペーサ1、ひいて
は建具側蝶番31を開き戸20に対して精度よく位置決
めすることができる。
【0028】さらに、建具側蝶番31を開き戸20の上
下方向に位置決めするための突出部13における基板1
1の他方の側端部側に、外側に張り出して開き戸20の
表面23に当接する係止片15が設けられているので、
切欠部22と蝶番取付用スペーサ1との間に上下方向の
隙間が形成されている場合であっても、その隙間が係止
片15によって隠蔽されるので、蝶番取付用スペーサ1
を介して建具側蝶番31が取り付けられた開き戸20の
意匠性が向上するという効果がある。
【0029】なお、上述した実施形態では、突出部12
が連設されていない基板11の他方の側端縁及び突出部
13における基板11の他方の側端部側に係止片14、
15を設ける構成を採用しているが、これに限定される
ものではなく、図5(a)、(b)に示す蝶番取付用ス
ペーサ2のように、基板11の一方の側端部に連設され
た突出部12に、基板11の裏面側に張り出す係止片1
4a及び外側(上下方向)に張り出す係止片15aを設
けることも可能である。
【0030】ただし、こういった蝶番取付用スペーサ2
では、開き戸20に対する蝶番取付用スペーサ2の位置
決めと、蝶番取付用スペーサ2に対する建具側蝶番31
の位置決めとを個別に行う必要があるので、上述した蝶
番取付用スペーサ1に比べて、建具側蝶番31の取付作
業性が悪くなるという欠点がある。
【0031】また、同図(c)、(d)に示す蝶番取付
用スペーサ3のように、突出部12が連設されていない
基板11の他方の側端縁及び突出部13における基板1
1の他方の側端部側に係止片14、15をそれぞれ設け
ると共に、基板11の一方の側端部に連設された突出部
12に、基板11の裏面側に張り出す係止片14a及び
外側(上下方向)に張り出す係止片15aをそれぞれ設
けることも可能であり、こういった蝶番取付用スペーサ
3では、開き戸20の側端面21に形成された切欠部2
2に嵌め込むと、係止片14、15及び係止片14a、
15aの双方が、開き戸20の表面(内面及び外面)2
3、23に同時に当接して開き戸20に対して蝶番取付
用スペーサ3が確実に位置決めされるので、係止部を開
き戸の表面に押し付けて位置決めする必要がなく、建具
側蝶番31の取付作業性がさらに向上する。
【0032】また、上述した各実施形態では、基板11
の裏面側に張り出す係止片14、14aと、上下方向に
張り出す係止片15、15aの双方を設けているが、こ
れに限定されるものではなく、係止片14、14aまた
は係止片15、15aのいずれか一方のみを設けておけ
ばよい。
【0033】また、上述した実施形態では、基板11の
他方の側端縁の全長にわたって係止片14を設けている
が、これに限定されるものではなく、基板11の他方の
側端縁に部分的に係止片を設けることも可能である。
【0034】また、上述した各実施形態では、基板11
に複数のネジ挿通穴11aを個別に形成しているが、こ
れに限定されるものではなく、図6(a)に示す蝶番取
付用スペーサ4のように、複数のネジ挿通穴を含むよう
な大きな開口11bを形成することも可能である。
【0035】また、同図(b)に示すように、基板11
の表面側に両面テープ16を貼着しておくと、この両面
テープ16によって、建具側蝶番31を蝶番取付用スペ
ーサに位置決めした状態に保持することができるので、
建具側蝶番31を開き戸20にネジ止めする際の作業性
が向上するという効果がある。
【0036】また、上述した実施形態では、建具側蝶番
31を上下方向に位置決めする突出部13が基板11の
上下端部にそれぞれ連設されているが、突出部13は必
ずしも設ける必要はない。ただし、突出部13を設けな
い場合は、切欠部22を建具側蝶番31が丁度嵌り込む
幅に形成しておかなければならないことはいうまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明にかかる蝶番取付用スペーサ
の一実施形態を示す側面図、(b)は同上の蝶番取付用
スペーサを示す平面図、(c)は(b)のX−X線に沿
った断面図である。
【図2】(a)、(b)及び(c)、(d)は同上の蝶
番取付用スペーサを用いて開き戸に建具側蝶番を取り付
ける方法を示す工程図である。
【図3】(a)、(b)及び(c)、(d)は同上の蝶
番取付用スペーサを用いて開き戸に建具側蝶番を取り付
ける方法を示す工程図である。
【図4】同上の蝶番取付用スペーサを用いて建具側蝶番
が取り付けられた開き戸をドア枠に取り付けた状態を示
す斜視図である。
【図5】(a)、(b)及び(c)、(d)は蝶番取付
用スペーサの他の実施形態を示す平面図及び断面図であ
る。
【図6】(a)、(b)は蝶番取付用スペーサのさらに
他の実施形態を示す平面図である。
【図7】(a)、(b)は開き戸に対する建具側蝶番の
従来の取付方法を説明するための説明図である。
【図8】(a)、(b)は同上の取付方法を採用した場
合の問題点を説明するための説明図である。
【図9】(a)は従来の蝶番取付用スペーサを示す平面
図、(b)は(a)のY−Y線に沿った断面図である。
【図10】(a)〜(f)は従来の蝶番取付用スペーサ
を用いて開き戸に建具側蝶番を取り付ける方法を示す工
程図である。
【図11】(a)、(b)及び(c)、(d)は、従来
の蝶番取付用スペーサを用いて開き戸に建具側蝶番を取
り付ける際の問題点を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1、2、3、4 蝶番取付用スペーサ 11 基板 11a ネジ挿通穴 11b 開口部 12、13 突出部 14、15 係止片 16 両面テープ 20 開き戸 21 側端面 22 切欠部 23 表面 31 建具側蝶番 32 ネジ挿通穴 33 ネジ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建具側蝶番を開き戸に取り付けるため
    に、前記開き戸の側端面にその厚み方向の全長にわたっ
    て形成された切欠部に嵌め込まれる蝶番取付用スペーサ
    であって、 前記建具側蝶番の先端側が重ね合わされる基板と、 前記基板に重ね合わされた前記建具側蝶番の先端部を当
    接させて前記建具側蝶番を前記開き戸の厚み方向に位置
    決めする、前記基板の一方の側端部に連設された突出部
    とを備え、 前記開き戸の側端面に形成された切欠部に嵌め込んだ状
    態で、前記開き戸の表面に当接する係止部が設けられて
    いることを特徴とする蝶番取付用スペーサ。
  2. 【請求項2】 前記突出部が連設されていない前記基板
    の他方の側端部に、前記係止部が形成されている請求項
    1に記載の蝶番取付用スペーサ。
  3. 【請求項3】 前記基板の側端部の全長にわたって、前
    記係止部が設けられている請求項2に記載の蝶番取付用
    スペーサ。
  4. 【請求項4】 前記基板に重ね合わされた前記建具側蝶
    番を前記開き戸の上下方向に位置決めする、前記基板の
    上下端部にそれぞれ連設された突出部を有し、 前記基板の上下端部にそれぞれ連設された前記突出部に
    おける前記基板の他方の側端部側に、前記係止部が設け
    られている請求項1、2または3に記載の蝶番取付用ス
    ペーサ。
  5. 【請求項5】 前記基板の一方の側端部に連設された前
    記突出部に、前記係止部が設けられている請求項2、3
    または4に記載の蝶番取付用スペーサ。
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