JP2002167831A - 厨芥容器 - Google Patents

厨芥容器

Info

Publication number
JP2002167831A
JP2002167831A JP2000368840A JP2000368840A JP2002167831A JP 2002167831 A JP2002167831 A JP 2002167831A JP 2000368840 A JP2000368840 A JP 2000368840A JP 2000368840 A JP2000368840 A JP 2000368840A JP 2002167831 A JP2002167831 A JP 2002167831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
garbage
peripheral wall
pressing
kitchen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000368840A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3619147B2 (ja
Inventor
Masatake Imai
正武 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINETSU BOEKI YAKUHIN KK
Original Assignee
SHINETSU BOEKI YAKUHIN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHINETSU BOEKI YAKUHIN KK filed Critical SHINETSU BOEKI YAKUHIN KK
Priority to JP2000368840A priority Critical patent/JP3619147B2/ja
Publication of JP2002167831A publication Critical patent/JP2002167831A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3619147B2 publication Critical patent/JP3619147B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ごみ等の水切りが簡単にでき、使いやすい
厨芥容器を提供する。 【解決手段】 上部が開口する容器状に形成され、容器
内に厨芥が収容されて水切りされる厨芥容器において、
前記容器の周壁面部14、16、18の全体あるいは一
部が、可撓性を有すると共に周壁面部が押圧されて変形
された状態から元の容器形状に復帰する弾性を備えた素
材によって形成され、前記可撓性及び弾性を備えた周壁
面部14に、周壁面部14を対向する周壁面部に向けて
押圧し周壁面部を容器の内側に撓ませることにより周壁
面部の壁面で容器内に収容された厨芥を加圧、圧縮して
水切りする押圧部20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所の流し台のコ
ーナー等に置いて使用する厨芥容器に関する。
【0002】
【従来の技術】台所の流し台には、調理の際や食器を洗
った際に生じた生ごみ等の厨芥をまとめておいて捨てる
ための厨芥容器が置かれていることが多い。この厨芥容
器は流し台のコーナー部に置くため、平面形状が三角形
状に形成され、上部が開口した容器状に形成され、水切
りできるように側面及び底面に多数の水抜き孔が形成さ
れあるいは網目に形成されている。厨芥容器を使用する
際は、厨芥容器にそのまま厨芥を入れて水切りして捨て
る場合もあるし、厨芥容器内に透水性の紙あるいはネッ
トによって形成した厨芥袋を入れておき、厨芥袋に厨芥
を入れて水切りし、厨芥袋とともに捨てるといった場合
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】厨芥容器はこのよう
に、台所で生じる厨芥を散乱させないようにまとめてお
いて水切りさせ、厨芥がたまったところでごみとして廃
棄する。しかしながら、単に厨芥容器に厨芥をいれてた
めておくだけでは、自然に水分が流れて水切りされるの
みであるため、十分な水切りができず、厨芥を入れたま
ま厨芥容器を持ち運ぶと汚水が落ちてしまったりして取
り扱いにくく、ごみとして生ごみを処理する際も水分が
多いため処理が煩雑であり、ごみを焼却処理する場合も
乾燥ごみにくらべて焼却エネルギーが余分にかかる。
【0004】そのため、厨芥容器にためられた厨芥の水
分を減らす方法として、厨芥容器に蓋を設け、この蓋を
上から押し厨芥を加圧して水分を出すようにすることも
考えられている。しかしながら、厨芥を上から押す方法
の場合は加圧された厨芥が厨芥容器の底にたまるため、
容器から厨芥を取り出しにくく、底に厨芥が残ってしま
うという問題がある。また、蓋で厨芥を加圧して水分を
押し出す方法は加圧力が十分に厨芥に作用せず、必ずし
も的確に水切りすることができない。また、蓋を付属さ
せるため厨芥容器の構造が複雑になるという問題もあ
る。
【0005】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
されたものであり、その目的とするところは、厨芥に含
まれる水分の水切りを十分に行うことができ、しかも、
取扱性の優れた厨芥容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、本発明に係
る厨芥容器は、上部が開口する容器状に形成され、容器
内に厨芥が収容されて水切りされる厨芥容器において、
前記容器の周壁面部の全体あるいは一部が、可撓性を有
すると共に周壁面部が押圧されて変形された状態から元
の容器形状に復帰する弾性を備えた素材によって形成さ
れ、前記可撓性及び弾性を備えた周壁面部に、周壁面部
を対向する周壁面部に向けて押圧し周壁面部を容器の内
側に撓ませることにより周壁面部の壁面で容器内に収容
された厨芥を加圧、圧縮して水切りする押圧部を設けた
ことを特徴とする。
【0007】また、前記容器が、合成樹脂の一体成型に
よって形成されていることを特徴とする。また、前記押
圧部が、周壁面部を押圧して撓ませる際に、周壁面部の
側面を保持すべく、他の周壁面部よりも肉厚に形成され
ていることを特徴とする。これによって押圧部により周
壁面部を押圧する際に周壁面部が確実に保持されて押圧
できるようになる。また、前記周壁面部が、平面形状で
三角形状に形成され、前記押圧部が周壁面部の正面部に
形成されていることを特徴とする。これによって、台所
の流し台に厨芥容器を置いて厨芥を処理するといったこ
とが容易に可能となる。また、前記周壁面部の下端部を
連結する底部が設けられ、該底部が、前記押圧部により
周壁面部を容器の内側に撓ませた際に、容器の内側に突
出して撓むように形成されていることを特徴とする。こ
れによって厨芥がより確実に加圧され水切りがなされ
る。また、前記押圧部に、周壁面部を押圧する際に把持
する取っ手を形成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、厨芥容
器の一実施形態の構成を示す斜視図である。本実施形態
の厨芥容器10は、台所の流し台のコーナー部に置いて
使用できるよう、コーナー部の形状に合わせて平面形状
が三角形状の筺状に形成されたものである。12が厨芥
容器20の底部、14が厨芥容器10の正面部、16、
18が側面部である。正面部14、側面部16、18が
厨芥容器10の周側面部を形成する。底部12及び正面
部14、側面部16、18はいずれも網目状に形成され
水切り用の孔10aが形成されている。
【0009】本実施形態の厨芥容器10は可撓性及び弾
性を有する合成樹脂によって形成されている。後述する
ように、厨芥容器10は容器に入れられた厨芥を容器ご
と圧縮するように加圧し、これによって厨芥の水切りを
する。したがって、容器自体が変形可能であるととも
に、加圧して扁平形状にした状態から元の容器形状に簡
単に復帰する機能を備えている必要がある。合成樹脂素
材には所定の保形性を有するとともに、可撓性及び弾性
を備えた素材は種々あるから、これらの特性を備えた合
成樹脂材によって形成すればよい。
【0010】図1で20は正面部14の略中央に形成し
た押圧部である。押圧部20は底部12、正面部14等
と一体に合成樹脂による一体成型によって形成される。
この押圧部20は正面部14を正面部14と対向する側
面部16、18に向けて押圧して厨芥容器10に入れら
れた厨芥の水切りを行う際に正面部14の壁面によって
厨芥30を確実に加圧できるように設けたものであり、
一定の強度を確保することと、取っ手状に形成して確実
に押圧操作ができるように形成する。実施形態では正面
部14の外側面に上下方向にのびる突起状に形成してい
るが、正面部14の左右方向に形成したり、平行に2本
配置したり、十字状に形成したり、指で押さえやすい形
状に形成するといったことが可能である。
【0011】押圧部20は、上述したように、厨芥容器
10の正面部14を容器の内側方向、すなわち対向する
側面部16、18に向けて押し込んで厨芥容器10の周
壁面部を撓ませるようにするから、この押圧操作が確実
にできるように一定の保形性が必要である。本実施形態
で押圧部20を細長い棒形の突起状に形成し、肉厚に形
成しているのは押圧部20に一定の保形性を付与するた
めである。厨芥容器10は可撓性及び弾性を有する素材
によって形成しているから、押圧部20には一定の保形
性及び強度が必要となる。突起状に形成した押圧部20
の周囲を肉厚に形成し、孔10aを形成しないようにし
て一定の保形性を有する面積を確保して厨芥に加圧力が
確実に作用するようにすることも可能である。
【0012】なお、厨芥を厨芥容器10に入れる場合
に、厨芥をそのまま厨芥容器10に入れてもよいし、厨
芥容器10に透水性の紙等によって形成した厨芥袋、ネ
ット状の厨芥袋をセットしておいて、厨芥袋に厨芥を入
れるようにしてもよい。厨芥袋を入れておいた場合は厨
芥袋ごと厨芥を捨てることができる。
【0013】図2、3、4は上述した実施形態の厨芥容
器10の使用方法を示す説明図である。図2は、厨芥容
器10に厨芥30を投入した状態を示す。図2(b)は、
厨芥30が投入された状態の厨芥容器10の断面図であ
る。厨芥容器10は従来の厨芥容器と同様に、たとえば
台所の流し台に置いておき、調理等の際に生じた厨芥3
0を厨芥容器10に順次投入していく。厨芥容器10は
上部が開口した筺状に形成されているから、厨芥30は
簡単に捨てることができる。
【0014】図2に示すように厨芥容器10に投入され
た厨芥30は厨芥容器10の孔10aから水抜きされて
水切りされていくが、図2(b)に示すように厨芥容器1
0に厨芥30がたまったところで、本実施形態の厨芥容
器10では強制的に水切りすることができる。図3は厨
芥30を水切りしている状態を示す。すなわち、厨芥容
器10にほぼ一杯に厨芥30がたまったところで、厨芥
容器10の押圧部20を押圧部20と対向する厨芥容器
10の角部22に向けて押し込むようにする。図3は押
圧部20を厨芥容器10の内側に押し込んでいる状態を
示している。
【0015】押圧部20を押し込むことにより、厨芥容
器10の正面部14が撓んで内側に押し込まれると共
に、底部12が容器の内側に突出して厨芥容器10が折
りたたまれるようになる。こうして、厨芥30は正面部
14、側面部16、18に囲まれたコーナー部に押し込
められ、押圧部20による加圧力をうけて圧縮され、強
制的に水切りされる。図3は厨芥30が圧縮されて水切
りされている状態を示している。すなわち、この水切り
操作は厨芥30に加圧力を加えて厨芥30を圧縮し厨芥
30に含まれている水分を押し出すようにする操作であ
る。底部12が容器の内側に突出するように撓むことで
厨芥30に効果的に加圧力が作用すること、厨芥30が
持ち上げられるようになることで水切り後に厨芥30を
取り出しやすくなる。
【0016】前述したように、厨芥容器10は可撓性及
び弾性を有する合成樹脂材によって形成されているか
ら、押圧部20を手で持って押すことにより簡単に変形
して厨芥30を加圧することができる。流し台では厨芥
容器10をコーナー部に配置する。したがって、押圧部
20を厨芥容器10の角部22に向けて加圧すると、流
し台の内壁面が加圧力を受ける受け部として作用し、押
圧部20と厨芥容器10の角部22との間で厨芥30が
挟圧され、水切り操作が効果的になされるという利点が
ある。押圧部20によって厨芥容器10の正面部14を
押すようにすると正面部14の全体で厨芥30を押すよ
うに作用し、厨芥30全体を加圧して強制的に水切りす
ることができる。
【0017】押圧部20を厨芥容器10の内側に押し込
む用にして厨芥30を加圧して水切りした後、押圧部2
0から手を離すと、厨芥容器10は容器自体の弾力によ
って元の形に復帰する。図4は、厨芥30を加圧して水
切りした後、厨芥容器10がもとの形に復帰した状態を
示す。厨芥30は押圧部20によって加圧することによ
り厨芥容器10の角部22に寄せられて圧縮されたかた
ちになる。したがって、厨芥容器10が元の形に復帰し
た後、厨芥容器10を逆さまにすることで簡単に厨芥3
0を廃棄することができる。また、厨芥30が厨芥容器
10の角部22付近にまとまって圧縮されているから、
厨芥30を取り出して廃棄することも簡単である。厨芥
容器10を自然に元の形状に復帰できるように形成する
ことにより、水切りする際に何回か押圧部20で厨芥3
0を加圧する操作を繰り返して水切りすることもでき
る。
【0018】なお、上記実施形態では厨芥容器10にそ
のまま厨芥30を入れて、厨芥30を加圧して水切りし
たが、厨芥容器10にあらかじめ厨芥袋を取り付けてお
き、厨芥袋に厨芥30を入れて水切りする場合もまった
く同様に行える。厨芥容器10に厨芥袋を取り付けた場
合も、厨芥袋に厨芥30がたまったところで、押圧部2
0を厨芥容器10の角部22に向けて押し込むようにす
ることにより、厨芥袋にたまった厨芥30が圧縮、加圧
されて強制的に水切りされる。
【0019】こうして、厨芥容器10にたまった厨芥3
0を加圧して水切りすることによって、厨芥30が強制
的に水切りされ、厨芥容器10に単に厨芥30をためて
水切りした場合にくらべてはるかに効果的な水切りがで
きる。そして、厨芥30を強制的に水切りすることによ
って、厨芥30を持ち運ぶ際に水がたれたりすることが
防止でき、厨芥30の容積を圧縮することができて、ご
みの収納、運搬、廃棄処理を容易にすることができる。
また、ごみの焼却処理ではより簡単に焼却することがで
き省エネルギー化を図ることができる。また、水分を減
らすことによって生ごみ処理機で処理する場合や堆肥を
つくる場合でも、より効率的に処理することが可能とな
る。家庭で生じる生ごみの量は1日で1kg程度ある。
厨芥容器10を利用して生ごみの水切りを行って厨芥を
処理することはエネルギーを有効活用する点からきわめ
て有効である。
【0020】本発明に係る厨芥容器では、押圧部により
厨芥容器の周側面を厨芥容器の底部と平行な方向に押し
込んで厨芥容器にたまっている厨芥を加圧して水切りす
るという簡単な操作によって厨芥の水切りができ、操作
が簡単である。また、厨芥容器もその構成がとくに複雑
になるものではなく、製造も容易であって、従来製品と
同様に使用することができるという利点がある。
【0021】なお、本発明に係る厨芥容器は、容器自体
を可撓性及び弾性を有する素材によって形成し、厨芥容
器に設けた押圧部により厨芥容器に収容された厨芥を加
圧して強制的に厨芥の水切りを行えるようにしたことを
特徴とする。したがって、このような機能を奏すること
ができる容器の構成は上記実施形態の構成に限らず、種
々デザインすることが可能である。
【0022】図5〜7は、厨芥容器の他の実施形態を示
す。図5に示す厨芥容器10は、厨芥容器10の正面部
14から側面部16、18にかけて角部22の近傍を除
いて下端縁近傍に切り込み23を連続的に設けた例であ
る。このように切り込み23を設けた場合は、押圧部2
0によって正面部14を厨芥容器10の内側に押し込ん
で厨芥30を水切りする際に、底部12が撓まず、正面
部14と側面部16、18のみが撓むようになる。押圧
部20を押圧する際に底部12が変形しにくい設計の場
合にはこのように底部12と正面部14、側面部16、
18を分離するようにするとよい。また、底部12を浮
かして支持するため支持脚24を設ける場合もこのよう
に形成するとよい。
【0023】前述した実施形態では、図3(b)に示すよ
うに、押圧部20を押圧した際に底部12が厨芥容器1
0の内側に突出する形態に撓むようになるが、押圧部2
0を押圧した際に、厨芥容器10の外側(底部よりも下
側)に突出して撓むように形成することも可能である。
このように、厨芥容器10の底部はいろいろな形状に形
成することができる。たとえば、底部12全体を覆う形
状とせず、図8(a)に示すように、正面部14、側面部
16、18の下縁から容器の内側に向けて舌片26を延
出させる方法、図8(b)に示すように、正面部14に平
行にリブ28を設けるといった方法が可能である。正面
部14に平行にリブ28を設けた場合は、押圧部22に
より厨芥容器10の正面部14を押圧した際にリブ28
が撓みやすくなるという利点がある。舌片26やリブ2
8の設置間隔にもよるが、舌片26やリブ28を設ける
方法は厨芥容器10に厨芥袋を取り付けて厨芥を収容す
るといった場合に有効である。
【0024】図6に示す厨芥容器10は、正面部14、
側面部16、18及び底部12をリブ28によって形成
した例である。30は厨芥容器10内に配置した厨芥袋
である。図7に示す厨芥容器10は平面形状を円形に形
成した例である。この実施形態では周側面部17の一部
に押圧部20を形成すると共に、押圧部20による押圧
操作によって水切りが確実にできるように、押圧部20
の周囲に補強用の押圧板20aを形成している。この実
施形態の厨芥容器10の場合も押圧部20を対向する周
側面部17に向けて押し込むようにすることによって厨
芥を加圧して強制的に水切りすることができる。このよ
うに厨芥容器10の全体形状は前述したような平面形状
が三角形状のものに限らず矩形状、楕円形状等の種々の
形態に形成することができる。
【0025】また、上述した各実施形態において示す厨
芥容器10は、いずれも合成樹脂による一体成型による
ものであるが、押圧部20を厨芥容器10の内側に押し
込むようにすることによって厨芥容器10に収容された
厨芥30が加圧されて水切りでき、また、水切りした
後、元の形状に自然に復帰するものであれば金属、ゴム
等の他の素材を用いて形成したものであってももちろん
かまわない。たとえば、正面部14は押圧部20によっ
て厨芥容器20の内側に押し込まれるから、この正面部
14のみ可撓性及び弾性を有する合成樹脂製とし、側面
部16、18を金属製とするといったことが可能であ
る。図5に示す形態のものの場合は底部12を金属製と
してもよい。また、抗菌性を有する素材を用いて厨芥容
器10を形成することによって厨芥容器10を清潔に保
持することが可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明の厨芥容器によれば、上述したよ
うに、容器の周壁面部を押圧して周壁面部を撓ませるよ
うにして容器に収容されている厨芥を加圧、圧縮して水
切りすることができ、きわめて簡便に厨芥の水切りを行
うことができる。また、容器の構成が複雑にならないこ
とから製造が容易である等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る厨芥容器の一実施形態の構成を示
す斜視図である。
【図2】厨芥容器に厨芥が収容された状態を示す斜視図
及び断面図である。
【図3】厨芥容器により厨芥を水切りしている状態の斜
視図及び断面図である。
【図4】厨芥容器が元の形状に復帰した状態の斜視図及
び断面図である。
【図5】本発明に係る厨芥容器の他の実施形態の構成を
示す斜視図である。
【図6】本発明に係る厨芥容器のさらに他の実施形態の
構成を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る厨芥容器のさらに他の実施形態の
構成を示す斜視図である。
【図8】厨芥容器の底部の構成例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 厨芥容器 10a 孔 12 底部 14 正面部 16、18 側面部 17 周側面部 20 押圧部 20 厨芥容器 20a 押圧板 22 角部 23 切り込み 26 舌片 28 リブ 30 厨芥

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開口する容器状に形成され、容器
    内に厨芥が収容されて水切りされる厨芥容器において、 前記容器の周壁面部の全体あるいは一部が、可撓性を有
    すると共に周壁面部が押圧されて変形された状態から元
    の容器形状に復帰する弾性を備えた素材によって形成さ
    れ、 前記可撓性及び弾性を備えた周壁面部に、周壁面部を対
    向する周壁面部に向けて押圧し周壁面部を容器の内側に
    撓ませることにより周壁面部の壁面で容器内に収容され
    た厨芥を加圧、圧縮して水切りする押圧部を設けたこと
    を特徴とする厨芥容器。
  2. 【請求項2】 前記容器が、合成樹脂の一体成型によっ
    て形成されていることを特徴とする請求項1記載の厨芥
    容器。
  3. 【請求項3】 前記押圧部が、周壁面部を押圧して撓ま
    せる際に、周壁面部の側面を保持すべく、他の周壁面部
    よりも肉厚に形成されていることを特徴とする請求項1
    または2記載の厨芥容器。
  4. 【請求項4】 前記周壁面部が、平面形状で三角形状に
    形成され、前記押圧部が周壁面部の正面部に形成されて
    いることを特徴とする請求項1、2または3記載の厨芥
    容器。
  5. 【請求項5】 前記周壁面部の下端部を連結する底部が
    設けられ、該底部が、前記押圧部により周壁面部を容器
    の内側に撓ませた際に、容器の内側に突出して撓むよう
    に形成されていることを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4記載の厨芥容器。
  6. 【請求項6】 前記押圧部に、周壁面部を押圧する際に
    把持する取っ手を形成したことを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5記載の厨芥容器。
JP2000368840A 2000-12-04 2000-12-04 厨芥容器 Expired - Fee Related JP3619147B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000368840A JP3619147B2 (ja) 2000-12-04 2000-12-04 厨芥容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000368840A JP3619147B2 (ja) 2000-12-04 2000-12-04 厨芥容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002167831A true JP2002167831A (ja) 2002-06-11
JP3619147B2 JP3619147B2 (ja) 2005-02-09

Family

ID=18838982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000368840A Expired - Fee Related JP3619147B2 (ja) 2000-12-04 2000-12-04 厨芥容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3619147B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012025514A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Yamazaki Corp 液切りごみ入れ
CN107651344A (zh) * 2017-10-26 2018-02-02 天津天重中直科技工程有限公司 一种带渗水功能的垃圾箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012025514A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Yamazaki Corp 液切りごみ入れ
CN107651344A (zh) * 2017-10-26 2018-02-02 天津天重中直科技工程有限公司 一种带渗水功能的垃圾箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP3619147B2 (ja) 2005-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200410765Y1 (ko) 음식물쓰레기 처리장치
JP2002167831A (ja) 厨芥容器
KR100648985B1 (ko) 덮개부착 쓰레기용기
JP3202631U (ja) ゴミ箱
JP3110629U (ja) ツナ缶詰用缶汁・油搾り器
JP5644972B1 (ja) 生ゴミの容器用蓋及び生ゴミ入れ具
KR200191889Y1 (ko) 음식물 쓰레기 수분 제거용 용기
JP3229332U (ja) 生ごみ水切り器
KR200196693Y1 (ko) 압착 음식쓰레기통
KR200410766Y1 (ko) 음식물쓰레기 처리장치
JP2002308401A (ja) 生ゴミ収納器
KR19990008312U (ko) 음식물 쓰레기통
KR200157311Y1 (ko) 가정용 음식 쓰레기 탈수통
KR200427742Y1 (ko) 쓰레기통
JP3183900U (ja) 液切り収容器
KR19990015603U (ko) 쓰레기 압축기
KR200252457Y1 (ko) 주름관을 이용한 음식물 쓰레기통
KR200219740Y1 (ko) 음식물쓰레기 수거통
KR200191250Y1 (ko) 음식 쓰레기 압착 탈수기
JPH08159657A (ja) 生ごみ処理装置
JP2001240206A (ja) 減容装置を備えたごみ容器
JP2019189450A (ja) 生ごみの水切り押圧盤
KR200358781Y1 (ko) 족답식 음식물 쓰레기 수거통
KR200370682Y1 (ko) 음식물 쓰레기 건조통
KR200159146Y1 (ko) 음식물 쓰레기의 수분 탈수기

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees