JP5644972B1 - 生ゴミの容器用蓋及び生ゴミ入れ具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 容器の蓋としての機能を保持しつつ、生ゴミの容器の外で減容化を行うことができるようにするとともに、汚液が手側に染み出にくくし、減容する際の操作性の向上を図る。【解決手段】 網袋Nを介して生ゴミを収納可能な容器1の開口2を塞ぐ生ゴミの容器用蓋10において、弾性樹脂材料で板状に形成され表面11から裏面12側に向けて使用者の手で折畳み可能な蓋本体13を備え、蓋本体13の外周縁の1点Qから中央側に向けて切込み14を形成し、蓋本体13の表面11であって、切込み14に沿って延びる仮想線Pを境にした左右に、夫々、使用者の手指が係止可能な係止部20を形成した。【選択図】 図1
Description
本発明は、所謂三角コーナー等といわれ台所のシンク等で使用される生ゴミを収容する容器に係り、特に、この容器に用いられ生ゴミの減容化を図ることのできる容器用蓋及びこれを用いた生ゴミ入れ具に関する。
従来、この種の生ゴミ入れ具としては、例えば、特許文献1(特開2006−273518号公報)に掲載されているものが知られている。これは、図9に示すように、生ゴミを収納可能な容器100と、この容器100の開口101を塞ぐ蓋102とを備えて構成されている。蓋102は可撓性の樹脂材料で形成され、撓み易いように等角度間隔で且つ放射方向に3つの切欠き部104が形成されている。105は中心に設けた把手である。そして、生ゴミの減容化を図るときは、この蓋102を使用して生ゴミの上をこの蓋102で押えながら生ゴミを容器100の内部に押し込み、即ち、生ゴミに下方向に力を加えて生ゴミを容器100の中で圧縮することで生ゴミの減容をしている。
また、従来において、生ゴミを減容する器具として、例えば、特許文献2(特開2003−2401号公報)に掲載されている生ゴミの水絞り器具が知られている。図10に示すように、この水絞り器具110は、カップ状に形成された本体111及び本体111の中心から突出する筒状の取っ手112を備え、この本体111及び取っ手112に、生ゴミを入れる網袋(図示せず)が挿通される縦方向のネット挿入口113を形成したものである。この生ゴミの水絞り用具110を用いるときは、上記の特許文献1記載の技術と同様に、生ゴミの上をこの器具110の本体111の内面114で押えながら生ゴミを容器(上記の容器100と同様)の内部に押し込み生ゴミを容器100の中で圧縮して減容する。あるいは、生ゴミが網袋に入っているときは、生ごみの容器100からこれを取り出し、網袋の開口側をネット挿通口113から挿通し、一方側の手で網袋の開口側を引っ張りながら、他方の手で取っ手112及び本体111を反対方向に押し出すことで、本体111の内面114で網袋を介して生ゴミを押し、網袋内の生ゴミの減容をしている。
しかしながら、上記前者の特許文献1記載の生ゴミの容器用蓋102にあっては、切欠き部104の幅が広い構造であるため、容器100内でごみを減容する際に切欠き部104から汚液が染み出て手に付着し易いという問題がある。また、生ゴミを容器100内に押し付けるので、蓋102が容器100の内壁に接することから、容器100を損傷する虞があるという問題があった。
一方、上記後者の特許文献2記載の生ゴミの水絞り器具110にあっては、容器100の外でごみの減容・脱水ができるため、容器100を損傷する問題は解消するものの、ネット挿通口113の幅が広い構造であるため汚液が染み出て手に付着し易いという問題がある。また、本体111がカップ状でしかも取っ手112が大きいためにかさばり、操作性に劣るという問題もあった。また、この器具110は容器100の蓋としても利用できにくく、それだけ、置き場所にも困るという問題がある。
一方、上記後者の特許文献2記載の生ゴミの水絞り器具110にあっては、容器100の外でごみの減容・脱水ができるため、容器100を損傷する問題は解消するものの、ネット挿通口113の幅が広い構造であるため汚液が染み出て手に付着し易いという問題がある。また、本体111がカップ状でしかも取っ手112が大きいためにかさばり、操作性に劣るという問題もあった。また、この器具110は容器100の蓋としても利用できにくく、それだけ、置き場所にも困るという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みて為されたもので、容器の蓋としての機能を保持しつつ、生ゴミの容器の外で減容化を行うことができるようにするとともに、汚液が手側に染み出にくくし、減容する際の操作性の向上を図った生ゴミの容器用蓋及び生ゴミ入れ具を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の生ゴミの容器用蓋は、網袋を介して生ゴミを収納可能な容器の開口を塞ぐ生ゴミの容器用蓋において、弾性樹脂材料で板状に形成され表面から裏面側に向けて使用者の手で折畳み可能な蓋本体を備え、該蓋本体の外周縁の1点から中央側に向けて切込みを形成し、上記蓋本体の表面であって、上記切込みに沿って延びる仮想線を境にした左右に、夫々、使用者の手指が係止可能な係止部を形成した構成としている。
これにより、通常の使用時においては、網袋を用い、この網袋を容器に入れ、網袋の開口側を容器の開口縁から外側に折り返して装着する。そして、蓋を容器の開口に被せて塞ぐ。適時に蓋を開けて生ゴミを網袋を介して容器内に収納し、再び蓋を被せる。この場合、蓋は板状なので、コンパクトであり、邪魔になることがない。また、蓋で生ゴミの臭気の発散を抑えることができる。即ち、蓋によって生ごみが隠れるために見た目もよく、臭いも抑えられ、害虫が生ごみ容器内へ侵入することを防ぐことができる。
また、生ゴミを減容するときは、蓋を取外すとともに、容器から生ゴミの入った網袋を取り出す。そして、一方の手で、蓋の蓋本体の左右にある係止部に手指を係止して蓋を持ち、他方の手で網袋の開口側を持ち、この網袋の開口側を蓋本体の切込みに挿通し、他方の手で網袋の開口側を引っ張りながら、一方の手で蓋本体を反対方向に押し出すことで、蓋本体の裏面により網袋を介して生ゴミを押し、網袋内の生ゴミの水分を絞って生ゴミの減容を行う。この場合、蓋本体は弾性樹脂材料で形成され折畳み可能なので、網袋を手で握るように圧縮することで生ごみの減容・脱水をすることができ、それだけ、操作性が良いものとなる。また、手指の係止部が左右にあるので片手で持ち易く、この点でも、操作性が良い。更に、網袋の開口側は、切込みに挿通され、切込みなので広がりにくく、また、手によっても切込みを閉じるようにすることができるので、この切込みから手側に汚液が染み出にくくなり、この点でも操作性が良いものとなる。
そして、減容化したならば、再び、網袋を容器に入れて装着し、生ゴミの収納に供する。あるいは、生ゴミが、網袋に許容量溜まったならば、網袋ごとゴミ箱等に捨てるようにする。この場合、生ゴミは減容化されているので、その後のゴミ処理場などでの焼却処理の効率向上を図ることができる。
そして、減容化したならば、再び、網袋を容器に入れて装着し、生ゴミの収納に供する。あるいは、生ゴミが、網袋に許容量溜まったならば、網袋ごとゴミ箱等に捨てるようにする。この場合、生ゴミは減容化されているので、その後のゴミ処理場などでの焼却処理の効率向上を図ることができる。
そして、必要に応じ、上記係止部を、上記蓋本体と同じ弾性樹脂材料で該蓋本体に一体形成した構成としている。係止部を別体で設けることに比較して、製造が容易であり、係止部の蓋本体に対する支持を強固にすることができる。
また、必要に応じ、上記係止部を、両端が上記蓋本体に結合し該蓋本体の表面との間に使用者の手指が挿通可能な挿通孔を形成する帯状部材で形成した構成としている。
これにより、係止部の挿通孔に手指を差し込むことができるので、手指を確実に引っ掛けることができ、蓋本体の把持が確実になる。そのため、係止部へ手指を通すことでより強く圧縮ができ、生ごみの減容を容易にすることができる。
これにより、係止部の挿通孔に手指を差し込むことができるので、手指を確実に引っ掛けることができ、蓋本体の把持が確実になる。そのため、係止部へ手指を通すことでより強く圧縮ができ、生ごみの減容を容易にすることができる。
また、必要に応じ、上記蓋本体が平板状にある状態で、上記切込みを形成し互いに対面する切込み面を密着させた構成としている。これにより、蓋本体により網袋を介して生ゴミを押して網袋内の生ゴミの水分を絞る際、切込みを閉じ易くすることができ、この切込みから手側に汚液をより一層染み出にくくすることができる。
更に、必要に応じ、上記切込みの基端に貫通孔を形成した構成としている。網袋を切込みに引き通した際、貫通孔に網袋をまとめて挿通させ易くなり、蓋本体により網袋を介して生ゴミを押して網袋内の生ゴミの水分を絞る際、貫通孔に網袋が引き通されるので、切込みをより一層閉じ易くすることができ、この点でも、手側に汚液を染み出にくくすることができる。
更に、必要に応じ、上記蓋本体の外周縁に、上記容器の開口縁の外周に沿う突条を垂設した構成としている。容器に蓋を装着した際に、蓋の突条が容器の開口縁の外周に当接するので、動きにくくなり、容器から蓋を外れにくくすることができる。
更にまた、必要に応じ、上記蓋本体の裏面を凹凸形成した構成としている。これにより、平滑な裏面に比べ、凹凸によって生ごみの入った網袋をしごき易くすることができ、それだけ、確実に減容・脱水することができる。
この場合、帯状の凹状部と帯状の凸状部とを交互に形成したことが有効である。凸状部の外縁で生ごみの入った網袋を良くしごくことができ、より一層確実に減容・脱水することができる。
この場合、帯状の凹状部と帯状の凸状部とを交互に形成したことが有効である。凸状部の外縁で生ごみの入った網袋を良くしごくことができ、より一層確実に減容・脱水することができる。
また、上記弾性樹脂材料は、シリコーン樹脂である構成としている。シリコーン樹脂は弾性や撥水性があるため、これにより、蓋の変形を容易にし、水回りで使用することができる。
そしてまた、上記の目的を達成するための本発明の生ゴミ入れ具は、網袋を介して生ゴミを収納可能な容器と、該容器の開口を塞ぐ容器用蓋とを備えた生ゴミ入れ具において、上記蓋を、上記と同様の構成としている。これにより、上記と同様の作用,効果を奏する。
本発明によれば、通常時は生ごみ容器に蓋をすることができるので、蓋によって生ごみが隠れるために見た目もよく、臭いも抑えられ、害虫が生ごみ容器内へ侵入することを防ぐことができる。また、蓋を生ごみの減容器としても利用することができ、生ごみの入った網袋を蓋で圧縮し、減容・脱水することができる。この場合、蓋本体に切込みを形成し、その左右に使用者の手指が係止可能な係止部を形成したので、汚液を手側に染み出にくくし、減容する際の操作性の向上を図ることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る生ゴミの容器用蓋及び生ゴミ入れ具について詳細に説明する。本実施の形態に係る蓋は、本実施の形態に係る生ゴミ入れ具に用いられるので、この生ゴミ入れ具において説明する。
図1乃至図8に示すように、実施の形態に係る生ゴミ入れ具Sは、網袋Nを介して生ゴミWを収納可能な容器1と、容器1の開口2を塞ぐ本発明の実施の形態に係る生ゴミの容器用蓋10とを備えている。
図1乃至図8に示すように、実施の形態に係る生ゴミ入れ具Sは、網袋Nを介して生ゴミWを収納可能な容器1と、容器1の開口2を塞ぐ本発明の実施の形態に係る生ゴミの容器用蓋10とを備えている。
容器1は、図1及び図6に示すように、所謂三角コーナー等といわれ台所のシンク等で使用されるもので、略二等辺直角三角形状の底壁3と、この底壁3の外周縁から立ち上がり上部に略二等辺直角三角形状の開口2を有した側壁4とを備え、硬質の樹脂で一体形成されている。また、底壁3及び/または側壁4には、水が通過可能な複数の小孔5あるいは複数のスリット6が形成されている。
実施の形態に係る生ゴミ入れ具Sの蓋10は、弾性樹脂材料で形成されるとともに、容器1の開口2と略同形状の略二等辺直角三角形状の板状に形成され、表面11から裏面12側に向けて使用者の手で折畳み可能な蓋本体13を備えている。弾性樹脂材料としては、種々選択してよいが、実施の形態では、シリコーン樹脂にしている。シリコーン樹脂は弾性や撥水性があるため、これにより、蓋10の変形を容易にし、水回りで使用することができる。
また、この蓋本体13の外周縁の1点Qから中央側に向けて切込み14が形成されている。具体的には、切込み14は、蓋本体13の略直角な頂角の点13aから底辺13b(対辺)に下ろした垂線Paに沿い、底辺13bの1点Q(底辺13bの中央点)から略蓋本体13の中心まで形成されている。そして、蓋本体13が平板状にある状態で、切込み14を形成し互いに対面する切込み面14a,14bは、密着させられている。更に、切込み14の基端には、小孔である貫通孔15が形成されている。
更に、蓋本体13の表面11であって、切込み14に沿って延びる仮想線P(蓋本体13の略直角な頂角の点13aから底辺13b(対辺)に下ろした垂線Pa)を境にした左右に、夫々、使用者の手指が係止可能な係止部20が形成されている。この係止部20は、蓋本体13と同じ弾性樹脂材料でこの蓋本体13に一体形成されている。そのため、係止部20を別体で設けることに比較して、製造が容易であり、係止部20の蓋本体13に対する支持を強固にすることができる。
また、係止部20は、両端が蓋本体13に結合し蓋本体13の表面11との間に使用者の手指が挿通可能な挿通孔21を形成する帯状部材22で形成されている。挿通孔21は同形状で同じ大きさに形成され、一方側の係止部20の挿通孔21は、少なくとも一方の手である左手の親指(若しくは、他方側の手である右手の親指以外の2本の指)が挿通される大きさに形成され、他方側の係止部20の挿通孔21は、少なくとも他方の手である右手の親指(若しくは、一方の手である左手の親指以外の2本の指)が挿通される大きさに形成されている。
更にまた、蓋本体13の外周縁には、容器1の開口縁2aの外周に沿う突条23が垂設されている。また、蓋本体13の裏面12は、凹凸形成されている。具体的には、蓋本体13の裏面12には、底辺13bの中央点を中心とする半円形の帯状の凹状部24と、半円形の帯状の凸状部25とが交互に形成されている。また、凸状部25の上記の突条23に対向する部分には、容器1の開口縁2aが没入する溝26が形成されている。
従って、この実施の形態に係る生ゴミ入れ具Sによれば、例えば、台所のシンクのコーナー部に置いて、以下のように使用する。
先ず、通常の使用時においては、図1及び図6に示すように網袋Nを用い、この網袋Nを容器1に入れ、網袋Nの開口側を容器1の開口縁2aから外側に折り返して容器1の内側に装着する。そして、蓋10を容器1の開口2に被せて塞ぐ。この場合、容器1の開口縁2aが溝26に没入するように被せる。これにより、蓋本体13の突条23が容器1の開口縁2aの外周に沿うようになる。そのため、蓋10の突条23が容器1の開口縁2aの外周に当接するので、動きにくくなり、容器1から蓋10を外れにくくすることができる。そして、適時に蓋10を開けて調理時に出る水分を含む生ゴミW等を網袋Nを介して容器1内に収納し、再び蓋10を被せる。この場合、蓋10は板状なので、コンパクトであり、邪魔になることがない。また、蓋10で生ゴミWの臭気の発散を抑えることができる。即ち、蓋10によって生ゴミWが隠れるために見た目もよく、臭いも抑えられ、害虫が容器1内の生ゴミWへ侵入することを防ぐことができる。
先ず、通常の使用時においては、図1及び図6に示すように網袋Nを用い、この網袋Nを容器1に入れ、網袋Nの開口側を容器1の開口縁2aから外側に折り返して容器1の内側に装着する。そして、蓋10を容器1の開口2に被せて塞ぐ。この場合、容器1の開口縁2aが溝26に没入するように被せる。これにより、蓋本体13の突条23が容器1の開口縁2aの外周に沿うようになる。そのため、蓋10の突条23が容器1の開口縁2aの外周に当接するので、動きにくくなり、容器1から蓋10を外れにくくすることができる。そして、適時に蓋10を開けて調理時に出る水分を含む生ゴミW等を網袋Nを介して容器1内に収納し、再び蓋10を被せる。この場合、蓋10は板状なので、コンパクトであり、邪魔になることがない。また、蓋10で生ゴミWの臭気の発散を抑えることができる。即ち、蓋10によって生ゴミWが隠れるために見た目もよく、臭いも抑えられ、害虫が容器1内の生ゴミWへ侵入することを防ぐことができる。
また、生ゴミWを減容するときは、蓋10を取外すとともに、容器1から生ゴミWの入った網袋Nを取り出す。そして、図7に示すように、一方の手で、蓋10の蓋本体13の左右にある係止部20に手指を係止して蓋10を持つ。この場合、係止部20の貫通孔15に手指を差し込む。そのため、手指を係止部20に確実に引っ掛けることができ、蓋本体13の把持が確実になる。それから、図8に示すように、他方の手で網袋Nの開口側を持ち、この網袋Nの開口側を蓋本体13の切込み14に挿通する。この場合、網袋Nの開口側を切込み14の基端の貫通孔15まで差し込むように通す。網袋Nを切込み14に引き通した際、貫通孔15に網袋Nをまとめて挿通させ易くなる。
この状態で、図8に示すように、他方の手で網袋Nの開口側を引っ張りながら、一方の手で蓋本体13を反対方向に押し出すことで、蓋本体13の裏面12により網袋Nを介して生ゴミWを押し、網袋N内の生ゴミWの水分を絞って生ゴミWの減容を行う。この場合、蓋本体13は弾性樹脂材料で形成され折畳み可能なので、網袋Nを手で握るように圧縮することで生ゴミWの減容・脱水をすることができ、それだけ、操作性が良いものとなる。また、手指の係止部20が左右にあるので片手で持ち易く、この点でも、操作性が良い。更に、係止部20の挿通孔21に手指を差し込んで絞るので、より強く圧縮ができ、生ゴミWの減容を容易にすることができる。
そしてまた、網袋Nの開口側は、切込み14に挿通され、切込み14なので広がりにくく、また、手によっても切込み14を閉じるようにすることができるので、この切込み14から手側に汚液が染み出にくくなり、この点でも操作性が良いものとなる。特に、蓋本体13が平板状にある状態で切込み14の互いに対面する切込み面14a,14bを密着させているので、生ゴミWを押して網袋Nを絞る際、切込み14を閉じ易くすることができ、この切込み14から手側に汚液をより一層染み出にくくすることができる。また、貫通孔15に網袋Nが引き通されるので、切込み14をより一層閉じ易くすることができ、この点でも、手側に汚液を染み出にくくすることができる。
更にまた、蓋本体13の裏面12が凹凸形成されているので、平滑な裏面12に比べ、凹凸によって生ゴミWの入った網袋Nをしごき易くすることができ、それだけ、確実に減容・脱水することができる。特に、帯状の凹状部24と帯状の凸状部25とが交互に形成されているので、凸状部25の外縁で生ゴミWの入った網袋Nを良くしごくことができ、より一層確実に減容・脱水することができる。
そして、減容化したならば、再び、網袋Nを容器1に入れて装着し、生ゴミWの収納に供する。あるいは、生ゴミWが、網袋Nに許容量溜まったならば、網袋Nごとゴミ箱等に捨てるようにする。この場合、生ゴミWは減容化されているので、その後のゴミ処理場などでの焼却処理の効率向上を図ることができる。
尚、上記実施の形態において、係止部20の形状は上述した挿通孔21のものに限定されるものではなく、例えば、フック状に形成する等、適宜変更して差支えない。また、挿通孔21の大きさも上記に限定されない。更に、蓋本体13の裏面12の凹凸形状も上述した形状に限定されるものではなく、エンボス状に形成する等適宜変更して差支えない。また、上記実施の形態に係る蓋10において、突条23の内側にある溝26の幅に余裕を持たせて形成すれば、専用の三角コーナーのみならず既存の三角コーナーにも使用することができることは勿論である。
S 生ゴミ入れ具
N 網袋
1 容器
2 開口
2a 開口縁
10 蓋
11 表面
12 裏面
13 蓋本体
Q 外周縁の1点
14 切込み
14a,14b 切込み面
P(Pa) 仮想線(垂線)
15 貫通孔
20 係止部
21 挿通孔
22 帯状部材
23 突条
24 凹状部
25 凸状部
26 溝
N 網袋
1 容器
2 開口
2a 開口縁
10 蓋
11 表面
12 裏面
13 蓋本体
Q 外周縁の1点
14 切込み
14a,14b 切込み面
P(Pa) 仮想線(垂線)
15 貫通孔
20 係止部
21 挿通孔
22 帯状部材
23 突条
24 凹状部
25 凸状部
26 溝
Claims (10)
- 網袋を介して生ゴミを収納可能な容器の開口を塞ぐ生ゴミの容器用蓋において、
弾性樹脂材料で板状に形成され表面から裏面側に向けて使用者の手で折畳み可能な蓋本体を備え、該蓋本体の外周縁の1点から中央側に向けて切込みを形成し、上記蓋本体の表面であって、上記切込みに沿って延びる仮想線を境にした左右に、夫々、使用者の手指が係止可能な係止部を形成したことを特徴とする生ゴミの容器用蓋。 - 上記係止部を、上記蓋本体と同じ弾性樹脂材料で該蓋本体に一体形成したことを特徴とする請求項1記載の生ゴミの容器用蓋。
- 上記係止部を、両端が上記蓋本体に結合し該蓋本体の表面との間に使用者の手指が挿通可能な挿通孔を形成する帯状部材で形成したことを特徴とする請求項2記載の生ゴミの容器用蓋。
- 上記蓋本体が平板状にある状態で、上記切込みを形成し互いに対面する切込み面を密着させたことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の生ゴミ容器用蓋。
- 上記切込みの基端に貫通孔を形成したことを特徴とする請求項4記載の生ゴミ容器用蓋。
- 上記蓋本体の外周縁に、上記容器の開口縁の外周に沿う突条を垂設したことを特徴とする請求項1乃至5何れかに記載の生ゴミの容器用蓋。
- 上記蓋本体の裏面を、凹凸形成したことを特徴とする請求項1乃至6何れかに記載の生ゴミの容器用蓋。
- 上記蓋本体の裏面に、帯状の凹状部と帯状の凸状部とを交互に形成したことを特徴とする請求項7記載の生ゴミの容器用蓋。
- 上記弾性樹脂材料は、シリコーン樹脂であることを特徴とする請求項1乃至8何れかに記載の生ゴミの容器用蓋。
- 網袋を介して生ゴミを収納可能な容器と、該容器の開口を塞ぐ容器用蓋とを備えた生ゴミ入れ具において、
上記蓋を、上記請求項1乃至9何れかに記載の生ゴミの容器用蓋で構成したことを特徴とする生ゴミ入れ具。
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