JP2002167814A - 貯水タンク - Google Patents

貯水タンク

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JP2002167814A
JP2002167814A JP2000361204A JP2000361204A JP2002167814A JP 2002167814 A JP2002167814 A JP 2002167814A JP 2000361204 A JP2000361204 A JP 2000361204A JP 2000361204 A JP2000361204 A JP 2000361204A JP 2002167814 A JP2002167814 A JP 2002167814A
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JP
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storage tank
water storage
rainwater
tank
frame
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JP2000361204A
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English (en)
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Mitsuo Hirano
光男 平野
Kentaro Omachi
健太朗 大町
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Tanita Housingware Co Ltd
Original Assignee
Tanita Housingware Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本願にかかる雨水などの貯水タンクは、従来よ
り大形の建築物に設置される規模の大きいものが知られ
ていた。このような本格的な貯水タンクは設置にコスト
が掛かり、大規模な工事となるため施工期間も長くなる
ものであった。しかし最近の環境保護の意識の向上か
ら、一般家庭の屋根に降った雨水を利用しようとする傾
向が見られるが、そのなかで本発明は簡単な構造のタン
クを提供するものであり、設置後は誰でも容易に使用で
き、またコスト的にも有利な貯水タンクを提供するもの
である。 【解決手段】上記課題の解決に対し本願に係る雨水など
の貯水タンクは、地面に堀田穴の中に枠体の単体を落し
込み、適宜な高さまで枠体を積層させる。次にこの枠体
の内部に軟質樹脂性の袋を装着して構成されるものであ
り、容易にして安価に貯水タンクが完成するものであ
る。このようにして完成した貯水タンクは一般の家庭の
庭先などにも簡易に設置して利用できるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は雨水などの水を貯溜する
ためのタンクの構造に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より建物の屋根に降った雨水を利用
することは大形の建築物では、都市洪水を防ぐという観
点より注目されていた。また雨水の利用は近年では資源
として雨水を利用しようと云う考え方で進められ、この
ような考え方は大きな都市計画などに限らず、一般家庭
にも環境問題の一環として浸透してきている。
【0003】一般家庭で雨水を利用するには、通常屋根
に降った雨水を縦樋から取水し、タンクなどに貯溜して
利用するものである。まず雨水を採取する場合には縦樋
から取水するが、従来より住宅用の雨樋を流下する雨水
は、縦樋から地上に直接流して排水してしまい、水資源
として利用されるものは少なかった。この雨水を利用す
るためには一度バケツなどの容器に貯溜する必要があ
り、その雨水は縦樋から採取するのが最も簡単であり効
率ものであったがその量は少ないものであった。しかし
従来より利用しているこのような雨水集水装置は大がか
りなものであり、通常の一般住宅で簡易に利用できるも
のは少なかった。
【0004】すなわち従来の雨水の集水装置は、縦樋か
ら雨水を直接地下などに埋設した大きなタンクに引き入
れて貯溜し、この雨水をポンプなどにより汲み上げて、
使用場所まで配管して利用するものでありその設備も大
がかりなものが多かった。
【0005】また一般住宅以外にも都市部の大形のビル
などでは防災の面からも、雨水をそのまま流さないで一
時貯溜して置くなどの設備も、設計段階から構想されて
整えられているが、いずれも一戸建ての一般住宅で使用
するのはコスト面などから困難なものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に対
して発明したもので、従来のように大きなタンクや配管
などの大規模な設備を必要とし、たとえばコンクリート
の箱状体を地下に形成し、その内側にステンレスなどの
鋼板を溶接によって接続して水密を保ち、タンクとして
利用するものであった。このようなタンクを一般家庭に
設置するのはコスト面などで困難であり、通常の一般家
庭で誰でも容易に雨水を利用することができる貯水用の
タンクが望まれているものであった。
【0007】したがって本発明は、一般家庭でも効率よ
く雨水を貯溜して使用する貯水タンクは、設置する場所
も限られるため狭い場所でも設置でき、その作業もきわ
めて迅速に施工でき、また価格的にも利用しやすいもの
としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明に係る雨
水などの貯水タンクは、設置する場所も特に広い場所も
必要とせず、その施工も簡易なため迅速に行えるためコ
スト的にも有利なものとなる。この目的を達成させるた
め、縦樋などから採取した雨水を貯溜するタンクを従来
にない構造としたものである。
【0009】このため本発明に係るタンクは、コンクリ
ートなどで形成された枠体を積層して筒状となして周囲
からの土圧を支え、この筒状の枠体の内部に柔軟性のあ
る袋を配置し、この袋に貯水する構造となすものであ
る。すなわちこの袋部分に貯水することによち、外側に
水圧が掛かるが、この水圧を上記枠体で支える構造とし
たものである。この袋には側部の上部に雨水を流入させ
る排水管と接続するための接続端部が設けられており、
そして雨水の取り出しを行わなうには、タンクの上部に
それぞれ適宜な排水管などを設置すればよいものであ
る。
【0010】
【作用】このようなタンク構造とすることにより、従来
と比較するとコスト的にはるかに有利なものとなり、ま
た施工も容易なものとなる。雨水貯溜のうちでもコスト
のかかるタンクの価格を押さえることにより、一般の住
宅でも容易に雨水の貯溜ができ、それを散水や洗浄ある
いは非常時の水などにも利用できるものとなる。
【0011】このようにして縦樋を流下する雨水が容易
に取り出せ、これまで地上に流していた雨水を鉢植え植
物などのガーデニングや、子供の運動靴の洗浄などの洗
い物にも簡単に利用できるものとなる。また比較的大き
なタンクも容易に製作できるため、容量の大きなタンク
を設置し、ポンプなどを使用して水洗トイレ等にも利用
できる。
【0012】
【実施例】以下本発明を添付図面に示した一実施例に従
って説明する。図1は本発明に係る貯水タンクを施工し
たときの断面図であり、図2はタンク部分の分解斜視図
を示す。
【0013】添付図面においてタンクAは枠体Bを積み
重ねた本体1と、蓋板D、及び袋本体2より構成され
る。(図2) この枠体Bは図示例では一辺が1m程度の角形を成し、
その高さは20cmないし30cm位が適当であり材質
はコンクリート製である。また厚さは適宜な厚さを選択
すればよいが、通常5cm前後のものが重量と強度の面
からも適当である。
【0014】枠体Bの全体の長さは特に限定されるもの
ではなく、例えば0.5m程度から2m程度でもよく、
その長さや大きさは本発明の要旨の範囲内において自由
に選択できるものである。また図示していないが積み重
ねるときには針金の番線などを使い、取っ手のような物
を暫定的に取り付けて、施工が終わった時点で切断して
除去するなどの方法をとれば施工性もよいものである。
【0015】この枠体Bの縦断面図を図3に示すが、図
において上部は外側が全周にわたって切り欠かれていて
外段部11が形成され、また下部は内側が全周にわたっ
て切り欠かれていて内段部12が形成されている。この
外段部11と内段部12とは積み重ねたときに、それぞ
れが係合して位置がずれたりするのを防ぐためである。
従って段形状に限らず図示例には限定されないものであ
る。
【0016】また積み重ねたときの上部の枠体Bに側壁
部分には上下方向の中間まで切り欠かれた切込み13が
形成されている。この切込み13は例えばディスクグラ
インダーなどで切り欠けば容易に形成できるものであ
る。この切込み13部分は雨水などの通路として使用さ
れるもので、排水管Eなどの太さに合わせて形成すれば
よく、タンクの貯溜量などに合わせてもよい。
【0017】このような枠体Bを積み重ねて本体1を形
成するが、その積み重ねる数は任意なものであるが、本
実施例では5個を積み重ねて約200リットルの容量の
貯水タンクを形成した。この容量を増やすときには枠体
Bを大きくするか、あるいは積み重ねる数を多くするか
などで容易にその貯水量を設定できる。
【0018】このように枠体Bを積み重ねて本体1を形
成した内部に水密袋Cを配置するが、この水密袋Cは本
体2の上部に縁部21が設けられ、また側部の上部には
配水孔22と接続端部23が形成されている。この袋本
体2はたとえば塩ビ樹脂など、柔軟性のある樹脂が適し
ており、また引っ張りなどの強度も有するものである。
材質の厚さは0.5mmないし1mm程度が使いやす
い。
【0019】この袋本体2を枠体Bの中に配置して施工
するが、上部の縁部21を枠体1の外側に折り返して固
定し、また接続筒23を切込み13に合わせて配置する
ものである。接続筒13には排水管Eを接続して雨水な
どの流入口とするものである。
【0020】また袋本体2を配置した枠体Bの上部には
蓋体Dを裁置して被閉するが、この蓋体Dは材質などに
は特にこだわるものではないが、図示例ではコンクリー
ト板3枚により構成されている。図示例のコンクリート
板以外にも、金属板や樹脂板など材質や枚数などは自由
に設定できるのは当然である。。この蓋体Dを袋本体2
の上部の折り返した縁部21を押さえて固定する構造と
なる。
【0021】このように構成される各部材を使用して、
貯水タンクAを組み立てるが、図1において地面Gに枠
体Bが入る大きさに穴を掘る。次に最下部の枠体Jを落
し込むようにして配置させ、この上に枠体Bを必要な数
を順次積み重ねて行く。このとき、上部の一つは切込み
13を形成した枠体Bを配置して、接続端部23を通
す。また上部の地面の周囲にはコンクリート板Gなどを
敷いてもよい。
【0022】この切込み13部分にはあらかじめ排水管
Eを配置しておく。また最下部の枠体Jの内部の底面に
は、砂利を敷いたりあるいはコンクリート板Gを置いた
りするのは自由である。
【0023】このようにして設置した枠体Bの本体1を
施工した内部に水密袋Cを配置し、前記した排水管Eと
接続端部23を接続すれば雨水Hが袋本体2の内部に貯
溜されることになる。このように袋本体2に貯水するこ
とにより、水圧によって袋本体2は枠体Bに押し付けら
れるようにして馴染むものであり、枠体Bの内容積とほ
ぼ同量の雨水Hが貯溜できるものである。
【0024】また貯溜した雨水を実際に利用するときに
は、図示しないが通常の電動ポンプなどを利用して排出
すればよいものである。この雨水の利用方法は種々が考
えられ、通常の散水や洗浄など、またトイレ等にも利用
でき、中水としてその利用範囲は広いものである。
【0025】本発明は一実施例として角形のタンクを実
施例として示したが、同様の構造で丸状や多角形のタン
クに応用することも容易であり、その形状には特に限定
されないものである。またタンクの内容量の大きさにつ
いても通常の一般住宅で使用する500リットルから1
トン程度のタンクでも、また数トンの容積のタンクでも
本発明の構造で十分に対応できるものである。
【0026】
【発明の効果】上記したように本発明に係る雨水などの
貯水タンクの構造は枠体を積み重ねてその内部に袋を設
置するものであり、住宅の庭先などを掘って設置でき、
簡単に雨水を貯溜して中水として利用できるものであ
り、以下その効果を述べると、1.従来の同程度の容量
の物はステンレスなどの本格的なものが多く、それらと
比較すると安価に設置できる。2.このタンクは枠体を
積み重ねる方式の構造であるため、施工の手間も省け、
迅速に完成させることができ、技術的にも簡便である。
3.また必要に応じて更に大きなタンクなどを設置し、
ポンプ等で搬送してトイレや各種洗浄水として本格的に
利用することも可能である。4.このように本願に係る
貯水タンクの構造は簡単であるためきわめて安価にして
迅速に提供でき、その取扱いも容易であり、だれでも簡
単に利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明に係る実施例である貯水タンクを設置
したときの側面断面図、
【図2】は同上の貯水タンクの分解斜視図、
【図3】は同上の貯水タンクの枠体の縦断面図。
【符号の説明】 A・・・貯水タンク B・・・枠体 C・・・水密袋 D・・・蓋板 E・・・排水管 F・・・地面 G・・・コンクリート板 H・・・雨水 1・・・本体 11・・外段部 12・・内段部 13・・切込み 2・・・袋本体 21・・縁部 22・・配水孔 23・・接続端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周壁を分割された筒体を積み重ねて構成し
    て本体となし、この本体の内部に樹脂製の袋本体を配置
    し、該袋体の本体の側面上部に流入用の排水孔を形成し
    てなる貯水タンク。
JP2000361204A 2000-11-28 2000-11-28 貯水タンク Pending JP2002167814A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101049536B1 (ko) * 2009-06-30 2011-07-15 김춘산 빗물 저장탱크
CN103774722A (zh) * 2014-02-27 2014-05-07 王踵先 层叠组装式水箱及其组装方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101049536B1 (ko) * 2009-06-30 2011-07-15 김춘산 빗물 저장탱크
CN103774722A (zh) * 2014-02-27 2014-05-07 王踵先 层叠组装式水箱及其组装方法
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