JP2002167801A - 地盤孔明機 - Google Patents
地盤孔明機Info
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- JP2002167801A JP2002167801A JP2000365377A JP2000365377A JP2002167801A JP 2002167801 A JP2002167801 A JP 2002167801A JP 2000365377 A JP2000365377 A JP 2000365377A JP 2000365377 A JP2000365377 A JP 2000365377A JP 2002167801 A JP2002167801 A JP 2002167801A
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- JP
- Japan
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- engine
- airframe
- air
- rod
- drilling machine
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジン騒音を低減すると共に、そのエンジ
ン冷却用の空気の流れが人や建物に影響しないと共に、
騒音を軽減できるようにした地盤孔明機とする。 【解決手段】 機体1にロッド交換装置3とエンジン4
9を取付け、機体1に、このエンジン49を囲む一側囲
い体44、後囲い体を取付けてエンジン収容室48を構
成する。このエンジン収容室48内に機体1下部の吸込
部63を通して空気が吸い込みされ、エンジン49等を
冷却した空気が排気部45からロッド推進装置3に向け
て排出されるようにした地盤孔明機である。これによっ
て、流入する空気の流れ及び排出された空気の流れが地
盤孔明機近くの人や建物に影響しないし、騒音が軽減さ
れる。
ン冷却用の空気の流れが人や建物に影響しないと共に、
騒音を軽減できるようにした地盤孔明機とする。 【解決手段】 機体1にロッド交換装置3とエンジン4
9を取付け、機体1に、このエンジン49を囲む一側囲
い体44、後囲い体を取付けてエンジン収容室48を構
成する。このエンジン収容室48内に機体1下部の吸込
部63を通して空気が吸い込みされ、エンジン49等を
冷却した空気が排気部45からロッド推進装置3に向け
て排出されるようにした地盤孔明機である。これによっ
て、流入する空気の流れ及び排出された空気の流れが地
盤孔明機近くの人や建物に影響しないし、騒音が軽減さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、ガス
管、電力ケーブル、信号ケーブル鞘管、ファイバーケー
ブル、上水道管、下水道管を非開削で地中に埋設するた
めの埋設用孔を地中にせん孔する地中孔明機、特にエン
ジンの冷却、作動油の冷却に関する。
管、電力ケーブル、信号ケーブル鞘管、ファイバーケー
ブル、上水道管、下水道管を非開削で地中に埋設するた
めの埋設用孔を地中にせん孔する地中孔明機、特にエン
ジンの冷却、作動油の冷却に関する。
【0002】
【従来の技術】走行体を備えた機体に、ロッドを推進又
は回転・推進するロッド推進装置、エンジン、油圧装置
等を取付け、そのエンジンで走行体を駆動して走行する
と共に、油圧装置、例えばエンジンで駆動される油圧ポ
ンプ、方向切換弁等によってロッド推進装置のアクチュ
エータに作動油を供給して動作する地盤孔明機が提案さ
れている。この地盤孔明機は、ロッド先端部に先導体を
取付け、ロッドを推進することで地盤に順次圧入するこ
とで孔をせん孔する。
は回転・推進するロッド推進装置、エンジン、油圧装置
等を取付け、そのエンジンで走行体を駆動して走行する
と共に、油圧装置、例えばエンジンで駆動される油圧ポ
ンプ、方向切換弁等によってロッド推進装置のアクチュ
エータに作動油を供給して動作する地盤孔明機が提案さ
れている。この地盤孔明機は、ロッド先端部に先導体を
取付け、ロッドを推進することで地盤に順次圧入するこ
とで孔をせん孔する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の地盤孔明機にお
いては、エンジン騒音の低減、作動油の冷却などについ
て十分、考慮されていないのが実情である。一方、前述
の地盤孔明機は街中で稼動することが多く、この場合に
はエンジン騒音が問題となる。エンジン騒音を低減する
にはエンジンを囲むエンジン収容室を設けることが考え
られるが、その場合にはエンジンの冷却が問題となる。
例えば、ファンによってエンジン室に強制送風すること
でエンジンを冷却した場合に、そのエンジン収容室付近
に空気の流れが生じ、その空気の流れが地盤孔明機の近
くを通行する人や、地盤孔明機の近くの建物に悪影響を
及ぼしたり、騒音が大きくなることがある。
いては、エンジン騒音の低減、作動油の冷却などについ
て十分、考慮されていないのが実情である。一方、前述
の地盤孔明機は街中で稼動することが多く、この場合に
はエンジン騒音が問題となる。エンジン騒音を低減する
にはエンジンを囲むエンジン収容室を設けることが考え
られるが、その場合にはエンジンの冷却が問題となる。
例えば、ファンによってエンジン室に強制送風すること
でエンジンを冷却した場合に、そのエンジン収容室付近
に空気の流れが生じ、その空気の流れが地盤孔明機の近
くを通行する人や、地盤孔明機の近くの建物に悪影響を
及ぼしたり、騒音が大きくなることがある。
【0004】また、ロッド推進装置はロッドを強い力で
推進するので、そのアクチュエータの負荷が大きく、そ
のアクチュエータを作動する作動油が高温となる。作動
油が高温となるので大型のオイルクーラを用いている。
このために、地盤孔明機の各機器のレイアウトが困難と
なるし、大型・大重量となる。しかもコスト高である。
推進するので、そのアクチュエータの負荷が大きく、そ
のアクチュエータを作動する作動油が高温となる。作動
油が高温となるので大型のオイルクーラを用いている。
このために、地盤孔明機の各機器のレイアウトが困難と
なるし、大型・大重量となる。しかもコスト高である。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした地盤孔明機を提供することを目的とする。
ようにした地盤孔明機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】第1の発
明は、機体1と、この機体1に取付けたロッド推進装置
3と、前記機体1に取付けられエンジン収容室48を形
成するエンジン囲い体と、このエンジン収容室48内に
取付けたエンジン49と、前記エンジン収容室48内に
空気を吸い込んで排出部45から排出する吸込式ファン
50を備え、前記排出部45はロッド推進装置3に対向
していることを特徴とする地盤孔明機である。
明は、機体1と、この機体1に取付けたロッド推進装置
3と、前記機体1に取付けられエンジン収容室48を形
成するエンジン囲い体と、このエンジン収容室48内に
取付けたエンジン49と、前記エンジン収容室48内に
空気を吸い込んで排出部45から排出する吸込式ファン
50を備え、前記排出部45はロッド推進装置3に対向
していることを特徴とする地盤孔明機である。
【0007】第1の発明によれば、エンジン収容室48
内にエンジン49を取付けたので、そのエンジン49の
騒音が周囲に伝わることを低減する。前記エンジン収容
室48内に空気が吸い込みされ、エンジン49を冷却し
た後に排出部45から排出されるので、エンジン49を
冷却することができる。しかも、前記排出部45はロッ
ド推進装置3と対向しているので、排出部45から排出
された空気はロッド推進装置3に衝突し、勢いが弱めら
れてロッド推進装置3に沿って拡散する。よって、街
中、建物近くでの作業が多い地盤孔明機の近くを通行す
る人や、機体1の近くの建物に、排出部45から排出さ
れる排出空気の影響、騒音が軽減される。
内にエンジン49を取付けたので、そのエンジン49の
騒音が周囲に伝わることを低減する。前記エンジン収容
室48内に空気が吸い込みされ、エンジン49を冷却し
た後に排出部45から排出されるので、エンジン49を
冷却することができる。しかも、前記排出部45はロッ
ド推進装置3と対向しているので、排出部45から排出
された空気はロッド推進装置3に衝突し、勢いが弱めら
れてロッド推進装置3に沿って拡散する。よって、街
中、建物近くでの作業が多い地盤孔明機の近くを通行す
る人や、機体1の近くの建物に、排出部45から排出さ
れる排出空気の影響、騒音が軽減される。
【0008】第2の発明は、機体1と、この機体1に取
付けたロッド推進装置3と、前記機体1に取付けられエ
ンジン収容室48を形成するエンジン囲い体と、このエ
ンジン収容室48内に取付けたエンジン49と、前記エ
ンジン収容室48内に、吸入部63から空気を吸い込む
吸込式ファン50を備え、前記吸入部63は、機体1の
下部に開口していることを特徴とする地盤孔明機であ
る。
付けたロッド推進装置3と、前記機体1に取付けられエ
ンジン収容室48を形成するエンジン囲い体と、このエ
ンジン収容室48内に取付けたエンジン49と、前記エ
ンジン収容室48内に、吸入部63から空気を吸い込む
吸込式ファン50を備え、前記吸入部63は、機体1の
下部に開口していることを特徴とする地盤孔明機であ
る。
【0009】第2の発明によれば、第1の発明と同様に
エンジン騒音が周囲に伝わることが低減すると共に、エ
ンジンを冷却することができる。また、吸込部63は機
体1の下部に形成してあるので、吸込部63に吸い込み
される空気の流れが機体1の下方に生じる。よって、そ
の空気の流れが機体1の近くを通行する人に影響するこ
とがなく、しかも騒音が低減する。街中での作業が多い
地盤孔明機の稼動環境条件が向上した。
エンジン騒音が周囲に伝わることが低減すると共に、エ
ンジンを冷却することができる。また、吸込部63は機
体1の下部に形成してあるので、吸込部63に吸い込み
される空気の流れが機体1の下方に生じる。よって、そ
の空気の流れが機体1の近くを通行する人に影響するこ
とがなく、しかも騒音が低減する。街中での作業が多い
地盤孔明機の稼動環境条件が向上した。
【0010】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記機体1にアウトリガ24を取付け、このアウト
リガ24と機体1に亘って下部が開放されたエンジン囲
い体を取付けた地盤孔明機である。
て、前記機体1にアウトリガ24を取付け、このアウト
リガ24と機体1に亘って下部が開放されたエンジン囲
い体を取付けた地盤孔明機である。
【0011】第3の発明によれば、アウトリガ24がエ
ンジン囲い体の取付部、つまり機体1の役目を果すの
で、機体1の形状を単純で、軽量とすることができる。
さらに、下部が開放しているのでエンジン冷却風の取入
口、ダクトが、兼ねられ単純・軽量となる。
ンジン囲い体の取付部、つまり機体1の役目を果すの
で、機体1の形状を単純で、軽量とすることができる。
さらに、下部が開放しているのでエンジン冷却風の取入
口、ダクトが、兼ねられ単純・軽量となる。
【0012】第4の発明は、機体1と、この機体1に取
付けたロッド推進装置3と、前記機体1に取付けたエン
ジン49と、前記機体1に取付けられロッド推進装置3
等を駆動するための圧油供給装置を備え、前記圧油供給
装置の作動油が流通する配管64を、前記エンジン49
の冷却用空気の吸入側部分に配設したことを特徴とする
地盤孔明機である。
付けたロッド推進装置3と、前記機体1に取付けたエン
ジン49と、前記機体1に取付けられロッド推進装置3
等を駆動するための圧油供給装置を備え、前記圧油供給
装置の作動油が流通する配管64を、前記エンジン49
の冷却用空気の吸入側部分に配設したことを特徴とする
地盤孔明機である。
【0013】第4の発明によれば、作動油が流通する配
管64がエンジン冷却用の空気の流れで冷却される。よ
って、その配管64を流通する作動油が冷却されるの
で、その作動油を冷却するオイルクーラが小型・軽量化
ができる。したがって、街中の歩道等狭い場所で稼動す
る地盤孔明機の各機器のレイアウトを容易にし、小型・
軽量化の一途となる。しかもコスト低減する。
管64がエンジン冷却用の空気の流れで冷却される。よ
って、その配管64を流通する作動油が冷却されるの
で、その作動油を冷却するオイルクーラが小型・軽量化
ができる。したがって、街中の歩道等狭い場所で稼動す
る地盤孔明機の各機器のレイアウトを容易にし、小型・
軽量化の一途となる。しかもコスト低減する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1と図2と図3に示すように、
機体1の左右両側部に左右一対の走行体2が取付けてあ
る。この走行体2は履体式の走行体であるが、車輪式の
走行体でも良い。なお、図2において紙面左を前、紙面
右を後(背面)、紙面下を右、紙面上を左とする。前記
機体1の幅方向中央部(左右一対の走行体2の中央部)
にロッド推進装置3が、前後方向に移動自在で、かつ水
平に対して前部が後部よりも低くなるように傾斜した姿
勢で取付けてある。
機体1の左右両側部に左右一対の走行体2が取付けてあ
る。この走行体2は履体式の走行体であるが、車輪式の
走行体でも良い。なお、図2において紙面左を前、紙面
右を後(背面)、紙面下を右、紙面上を左とする。前記
機体1の幅方向中央部(左右一対の走行体2の中央部)
にロッド推進装置3が、前後方向に移動自在で、かつ水
平に対して前部が後部よりも低くなるように傾斜した姿
勢で取付けてある。
【0015】このロッド推進装置3は、フレーム4と、
このフレーム4の長手方向に沿って往復移動するクレー
ドル5と、このクレードル5に取付けたロッド回転用モ
ータ6と、前記フレーム4の前方下部に取付けたアンカ
ー固定部7と、前記フレーム4の前方上部に取付けたロ
ッドレンチ8、ロッドクランパ9と、前記フレーム4の
後部に設けたロッド推進用モータ10で前記クレードル
5を往復移動する機構を備えている。
このフレーム4の長手方向に沿って往復移動するクレー
ドル5と、このクレードル5に取付けたロッド回転用モ
ータ6と、前記フレーム4の前方下部に取付けたアンカ
ー固定部7と、前記フレーム4の前方上部に取付けたロ
ッドレンチ8、ロッドクランパ9と、前記フレーム4の
後部に設けたロッド推進用モータ10で前記クレードル
5を往復移動する機構を備えている。
【0016】前記クレードル5を往復移動する機構は、
フレーム4の後部に設けた駆動スプロケット11と、フ
レーム4の前部に設けた従動スプロケット12と、この
従動スプロケット12と駆動スプロケット11に巻掛け
たチェーン13を備えている。前記駆動スプロケット1
1が前記ロッド推進用モータ10で正逆回転される。前
記チェーン13が前記クレードル5に連結されている。
よって、ロッド推進用モータ10で駆動スプロケット1
1を正転するとクレードル5が前部に向けて移動(往
動)し、逆転するとクレードル5が後部に向けて移動
(復動)する。
フレーム4の後部に設けた駆動スプロケット11と、フ
レーム4の前部に設けた従動スプロケット12と、この
従動スプロケット12と駆動スプロケット11に巻掛け
たチェーン13を備えている。前記駆動スプロケット1
1が前記ロッド推進用モータ10で正逆回転される。前
記チェーン13が前記クレードル5に連結されている。
よって、ロッド推進用モータ10で駆動スプロケット1
1を正転するとクレードル5が前部に向けて移動(往
動)し、逆転するとクレードル5が後部に向けて移動
(復動)する。
【0017】図1、図4に示すように、前記機体1はロ
ッド推進装置3、つまりフレーム4を傾斜した姿勢で支
持する支持部14を備えている。この支持部14は複数
の縦板15と横板16を備え、その横板16は水平に対
して前部が後部よりも低くなるように傾斜している。前
記横板16の前部寄りと後部寄りにスライドプレート1
7と左右一対の側面ガイド片18がそれぞれ設けてあ
る。このスライドプレート17は摩擦係数の小さな材質
である。図5に示すように、フレーム4の下面4aがス
ライドプレート17に載置してフレーム4を前後方向に
移動自在に支持している。フレーム4の左右側面4bに
設けた突条4cが側面ガイド片18の下面に接し、フレ
ーム4の浮き上りを防止している。
ッド推進装置3、つまりフレーム4を傾斜した姿勢で支
持する支持部14を備えている。この支持部14は複数
の縦板15と横板16を備え、その横板16は水平に対
して前部が後部よりも低くなるように傾斜している。前
記横板16の前部寄りと後部寄りにスライドプレート1
7と左右一対の側面ガイド片18がそれぞれ設けてあ
る。このスライドプレート17は摩擦係数の小さな材質
である。図5に示すように、フレーム4の下面4aがス
ライドプレート17に載置してフレーム4を前後方向に
移動自在に支持している。フレーム4の左右側面4bに
設けた突条4cが側面ガイド片18の下面に接し、フレ
ーム4の浮き上りを防止している。
【0018】前記機体1の前部寄りとフレーム4の後部
とに亘って移動用シリンダ19が連結してある。この移
動用シリンダ19を伸び作動するとフレーム4が後方に
移動してアンカー固定部7が地面から離れ、前記ロッド
推進装置3は図1に示す走行位置となる。前記移動用シ
リンダ14を縮み作動するとフレーム4が前方に移動し
てアンカー固定部7が地面に接し、前記ロッド推進装置
3は作業位置となる。
とに亘って移動用シリンダ19が連結してある。この移
動用シリンダ19を伸び作動するとフレーム4が後方に
移動してアンカー固定部7が地面から離れ、前記ロッド
推進装置3は図1に示す走行位置となる。前記移動用シ
リンダ14を縮み作動するとフレーム4が前方に移動し
てアンカー固定部7が地面に接し、前記ロッド推進装置
3は作業位置となる。
【0019】前記機体1の前部左右一側部(右側部)に
運転席20、作業機レバー21、走行用レバー22、操
作盤23等が設けてある。前記運転席20、走行用レバ
ー22、操作盤23は図2に示すように機体1の左右一
側面(右側面)1aよりも突出した突出位置と、機体1
の左右一側面1aと略面一となった格納位置とに亘って
移動自在である。前記機体1の後端部左右両側部に左右
一対のアウトリガ24が取付けてある。
運転席20、作業機レバー21、走行用レバー22、操
作盤23等が設けてある。前記運転席20、走行用レバ
ー22、操作盤23は図2に示すように機体1の左右一
側面(右側面)1aよりも突出した突出位置と、機体1
の左右一側面1aと略面一となった格納位置とに亘って
移動自在である。前記機体1の後端部左右両側部に左右
一対のアウトリガ24が取付けてある。
【0020】前記フレーム4の運転席20と反対側にロ
ッド交換装置30が取付けてある。このロッド交換装置
30は複数のロッドを着脱自在に収容する本体部31
と、この本体部31とフレーム4とに亘ってロッドを受
け渡しするロッド交換部32を備え、その本体部31が
フレーム4の側面に着脱自在に取付けてある。図4に示
すように、機体1(縦板15)には、ロッド交換装置3
0(本体部31)を支持する支持部33が設けてある。
この支持部33は、前記横板16と略同一角度で、同一
方向に傾斜した上面34を有し、その上面34の前部寄
りと後部寄りにスライドプレート35がそれぞれ取付け
てある。本体部31の下部全長に亘ってガイドレール3
6が取付けてあり、そのガイドレール36が図5に示す
よう前記スライドプレート35に載置し、本体部31は
機体1に前後方向に摺動自在に支持されている。
ッド交換装置30が取付けてある。このロッド交換装置
30は複数のロッドを着脱自在に収容する本体部31
と、この本体部31とフレーム4とに亘ってロッドを受
け渡しするロッド交換部32を備え、その本体部31が
フレーム4の側面に着脱自在に取付けてある。図4に示
すように、機体1(縦板15)には、ロッド交換装置3
0(本体部31)を支持する支持部33が設けてある。
この支持部33は、前記横板16と略同一角度で、同一
方向に傾斜した上面34を有し、その上面34の前部寄
りと後部寄りにスライドプレート35がそれぞれ取付け
てある。本体部31の下部全長に亘ってガイドレール3
6が取付けてあり、そのガイドレール36が図5に示す
よう前記スライドプレート35に載置し、本体部31は
機体1に前後方向に摺動自在に支持されている。
【0021】図6、図7、図8はロッド推進機3、ロッ
ド交換装置30、運転席20等を省略した状態の左側面
図、平面図、背面図であり、機体1の後部寄り右側寄り
に右側面板40、上面板41、前面板42、左側面板4
3で下向きコ字状で後面が開口した一側囲い体44が取
付けてある。前記左側面板43はロッド推進装置30
(フレーム4)よりも左右右側(一側)寄りに位置し、
かつ支持部13(横板16)よりも上方に突出してい
る。この支持部13よりも上方に突出した部分に排気部
45(複数の排出口)が形成してある。前記左側面板4
3の後部寄り上部はフレーム4と干渉しないように斜め
となっている。
ド交換装置30、運転席20等を省略した状態の左側面
図、平面図、背面図であり、機体1の後部寄り右側寄り
に右側面板40、上面板41、前面板42、左側面板4
3で下向きコ字状で後面が開口した一側囲い体44が取
付けてある。前記左側面板43はロッド推進装置30
(フレーム4)よりも左右右側(一側)寄りに位置し、
かつ支持部13(横板16)よりも上方に突出してい
る。この支持部13よりも上方に突出した部分に排気部
45(複数の排出口)が形成してある。前記左側面板4
3の後部寄り上部はフレーム4と干渉しないように斜め
となっている。
【0022】前記機体1の後端部左右両側寄りにアウト
リガ24が取付けてある。このアウトリガ24は外筒2
4aと内筒24bとシリンダ24cと接地部24dを備
え、シリンダ24cで内筒24bを伸縮することで接地
部24dが接地したり、離隔する。前記外筒24aが機
体1の後端部両側寄りに縦向きに固着され、その外筒2
4aが機体1の一部を構成している。
リガ24が取付けてある。このアウトリガ24は外筒2
4aと内筒24bとシリンダ24cと接地部24dを備
え、シリンダ24cで内筒24bを伸縮することで接地
部24dが接地したり、離隔する。前記外筒24aが機
体1の後端部両側寄りに縦向きに固着され、その外筒2
4aが機体1の一部を構成している。
【0023】前記左右一対の外筒24aに後下囲い体4
6と後上囲い体47に分割された後囲い体が取付けてあ
る。この後下囲い体46、後上囲い体47で前記一側囲
い体44の後面を閉塞し、機体1の後部寄り一側部(右
側部)にエンジン収容室48を構成している。つまり、
一側囲い体44と後囲い体でエンジン囲い体を形成して
いる。このエンジン収容室48にはエンジン49、吸込
式ファン50、ラジエータ51、オイルクーラ52が前
から後に向けて順次配設してある。エンジン49よりも
前部に油圧ポンプ53が設けてあり、この油圧ポンプ5
3はエンジン49で駆動される。
6と後上囲い体47に分割された後囲い体が取付けてあ
る。この後下囲い体46、後上囲い体47で前記一側囲
い体44の後面を閉塞し、機体1の後部寄り一側部(右
側部)にエンジン収容室48を構成している。つまり、
一側囲い体44と後囲い体でエンジン囲い体を形成して
いる。このエンジン収容室48にはエンジン49、吸込
式ファン50、ラジエータ51、オイルクーラ52が前
から後に向けて順次配設してある。エンジン49よりも
前部に油圧ポンプ53が設けてあり、この油圧ポンプ5
3はエンジン49で駆動される。
【0024】前記機体1の左側寄りに略横向きコ字状の
第1・第2・第3左側囲い体54,55,56が前後方
向に連続して取付けてあり、これによって後面が開口し
た他側囲い体57を形成している。前記第1・第2・第
3左側囲い体54,55,56の上面54a,55a,
56aは水平に対して前部が後部よりも低く傾斜し、他
側囲い体57の上面57aも水平に対して前部が後部よ
りも低く、前記フレーム4と略同一角度で傾斜してい
る。
第1・第2・第3左側囲い体54,55,56が前後方
向に連続して取付けてあり、これによって後面が開口し
た他側囲い体57を形成している。前記第1・第2・第
3左側囲い体54,55,56の上面54a,55a,
56aは水平に対して前部が後部よりも低く傾斜し、他
側囲い体57の上面57aも水平に対して前部が後部よ
りも低く、前記フレーム4と略同一角度で傾斜してい
る。
【0025】前記第1・第2左側囲い体54,55の上
面54a,55aは、前記支持部33よりも下方位置
で、かつ一側囲い体44の上面板41(上面)よりも下
方位置である。これによって、他側囲い体57の上面5
7aはロッド推進装置3(フレーム4)よりも下方に位
置する。
面54a,55aは、前記支持部33よりも下方位置
で、かつ一側囲い体44の上面板41(上面)よりも下
方位置である。これによって、他側囲い体57の上面5
7aはロッド推進装置3(フレーム4)よりも下方に位
置する。
【0026】前記第1左側囲い体54、第2左側囲い体
55の右側面は開口し、その右側面開口部は、前記支持
部14の縦板15で閉塞され、第1左側囲い体54の前
面開口部は前面板54bで閉塞され、第3左側囲い体5
6の後面開口部は前記下・上後囲い体46,47で閉塞
されている。これによって、機体1の左側部に機器収容
室58を形成している。この機器収容室58の後部と前
記エンジン収容室48の後部は、前記下・上後囲い体4
6,47の内部室59で連通している。つまり、下後囲
い体46と上後囲い体47で成る後囲い体は前面が開口
した箱形状で、内部室59を形成している。
55の右側面は開口し、その右側面開口部は、前記支持
部14の縦板15で閉塞され、第1左側囲い体54の前
面開口部は前面板54bで閉塞され、第3左側囲い体5
6の後面開口部は前記下・上後囲い体46,47で閉塞
されている。これによって、機体1の左側部に機器収容
室58を形成している。この機器収容室58の後部と前
記エンジン収容室48の後部は、前記下・上後囲い体4
6,47の内部室59で連通している。つまり、下後囲
い体46と上後囲い体47で成る後囲い体は前面が開口
した箱形状で、内部室59を形成している。
【0027】前記機器収容室58には燃料タンク60、
複数の方向制御弁61、作動油タンク62等が前から後
に向けて順次配設してある。前記油圧ポンプ53、方向
制御弁61、作動油タンク62等で前記ロッド推進装置
3、ロッド交換装置30のモータ等のアクチュエータに
圧油供給装置を構成している。なお、前記支持部14の
一対の縦板15には燃料タンク60が挿通する開口窓が
形成してある。
複数の方向制御弁61、作動油タンク62等が前から後
に向けて順次配設してある。前記油圧ポンプ53、方向
制御弁61、作動油タンク62等で前記ロッド推進装置
3、ロッド交換装置30のモータ等のアクチュエータに
圧油供給装置を構成している。なお、前記支持部14の
一対の縦板15には燃料タンク60が挿通する開口窓が
形成してある。
【0028】前記下後囲い体46の下面46aにおける
左右中間部に吸込部63(大きな開口部)が機体1の下
方に向けて形成してある。これにより、前記エンジン囲
い体は下部が開放している。前記作動油タンク62に接
続した配管64、例えばオイルクーラ52の出口と作動
油タンク62のフィルター62aを接続する戻り配管
が、前記内部室59に配設されている。これによって、
配管64は吸込部63の上に配設される。
左右中間部に吸込部63(大きな開口部)が機体1の下
方に向けて形成してある。これにより、前記エンジン囲
い体は下部が開放している。前記作動油タンク62に接
続した配管64、例えばオイルクーラ52の出口と作動
油タンク62のフィルター62aを接続する戻り配管
が、前記内部室59に配設されている。これによって、
配管64は吸込部63の上に配設される。
【0029】エンジン49を駆動して吸込式ファン50
を回転すると、吸込部63から空気が吸入される。その
吸入された空気は内部室59からエンジン収容室48内
に流入してオイルクーラ52、ラジエータ50、エンジ
ン49等を冷却し、排出部45から排出される。これと
同時に、吸込部63から吸入された空気が配管64に当
るので、その空気の流れで配管64を流通する作動油を
冷却できる。
を回転すると、吸込部63から空気が吸入される。その
吸入された空気は内部室59からエンジン収容室48内
に流入してオイルクーラ52、ラジエータ50、エンジ
ン49等を冷却し、排出部45から排出される。これと
同時に、吸込部63から吸入された空気が配管64に当
るので、その空気の流れで配管64を流通する作動油を
冷却できる。
【0030】前記吸込部63は機体1の下方に開口して
いるので、機体1の下部から空気を吸入する。よって、
その吸入空気の流れは機体1の下部で生じ、機体1(走
行体2)の側方で吸入空気の流れが生じない。したがっ
て、機体1の近くを通行する人に悪影響を及ぼすことが
ないし、騒音が軽減する。
いるので、機体1の下部から空気を吸入する。よって、
その吸入空気の流れは機体1の下部で生じ、機体1(走
行体2)の側方で吸入空気の流れが生じない。したがっ
て、機体1の近くを通行する人に悪影響を及ぼすことが
ないし、騒音が軽減する。
【0031】前記排出部45はロッド推進装置3の側面
(フレーム4の左側面)に対向しているので、排出部4
5から排出された空気はロッド推進装置3に衝突し、排
出された空気は勢いが弱められてゆっくりとロッド推進
装置3の近くに拡散する。したがって、機体1の近くを
通行する人や、建物近くで作業する際にその人や建物に
排出された空気が吹きつけられることがない。
(フレーム4の左側面)に対向しているので、排出部4
5から排出された空気はロッド推進装置3に衝突し、排
出された空気は勢いが弱められてゆっくりとロッド推進
装置3の近くに拡散する。したがって、機体1の近くを
通行する人や、建物近くで作業する際にその人や建物に
排出された空気が吹きつけられることがない。
【0032】また、作動油タンク62に接続した配管6
4は吸込部63の上に配設されているので、エンジン冷
却用の空気流れで配管64が冷却され、作動油を十分に
冷却することができるから、オイルクーラ52を小型・
軽量にできる。
4は吸込部63の上に配設されているので、エンジン冷
却用の空気流れで配管64が冷却され、作動油を十分に
冷却することができるから、オイルクーラ52を小型・
軽量にできる。
【0033】また、アウトリガ24を機体1の一部とし
て利用し、そのアウトリガ24にカバー体を取付けてい
るので、機体1自体を単純形状で、軽量とすることがで
きる。
て利用し、そのアウトリガ24にカバー体を取付けてい
るので、機体1自体を単純形状で、軽量とすることがで
きる。
【図1】地盤孔明機の右側面図である。
【図2】地盤孔明機の平面図である。
【図3】地盤孔明機の正面図である。
【図4】地盤孔明機の左側面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】ロッド推進装置、ロッド交換装置、運転席等を
省略した左側面図である。
省略した左側面図である。
【図7】ロッド推進装置、ロッド交換装置、運転席等を
省略した平面図である。
省略した平面図である。
【図8】ロッド推進装置、ロッド交換装置、運転席等を
省略した背面図である。
省略した背面図である。
1…機体、2…走行体、3…ロッド推進装置、4…フレ
ーム、14…支持部、15…縦板、16…横板、20…
運転席、24…アウトリガ、30…ロッド交換装置、3
3…支持部、34…上面、40…右側面板、41…上面
板、42…前面板、43…左側面板、44…一側囲い
体、45…排気部、46…後下囲い体、47…後上囲い
体、48…エンジン収容室、49…エンジン、50…吸
込式ファン、51…ラジエータ、52…オイルクーラ、
57…他側囲い体、57a…上面、58…機器収容室、
59…内部室、60…燃料タンク、61…方向制御弁、
62…作動油タンク、63…吸込部、64…配管。
ーム、14…支持部、15…縦板、16…横板、20…
運転席、24…アウトリガ、30…ロッド交換装置、3
3…支持部、34…上面、40…右側面板、41…上面
板、42…前面板、43…左側面板、44…一側囲い
体、45…排気部、46…後下囲い体、47…後上囲い
体、48…エンジン収容室、49…エンジン、50…吸
込式ファン、51…ラジエータ、52…オイルクーラ、
57…他側囲い体、57a…上面、58…機器収容室、
59…内部室、60…燃料タンク、61…方向制御弁、
62…作動油タンク、63…吸込部、64…配管。
Claims (4)
- 【請求項1】 機体(1)と、 この機体(1)に取付けたロッド推進装置(3)と、 前記機体(1)に取付けられエンジン収容室(48)を
形成するエンジン囲い体と、 このエンジン収容室(48)内に取付けたエンジン(4
9)と、 前記エンジン収容室(48)内に空気を吸い込んで排出
部(45)から排出する吸込式ファン(50)を備え、 前記排出部(45)はロッド推進装置(3)に対向して
いることを特徴とする地盤孔明機。 - 【請求項2】 機体(1)と、 この機体(1)に取付けたロッド推進装置(3)と、 前記機体(1)に取付けられエンジン収容室(48)を
形成するエンジン囲い体と、 このエンジン収容室(48)内に取付けたエンジン(4
9)と、 前記エンジン収容室(48)内に、吸入部(63)から
空気を吸い込む吸込式ファン(50)を備え、 前記吸入部(63)は、機体(1)の下部に開口してい
ることを特徴とする地盤孔明機。 - 【請求項3】 前記機体(1)にアウトリガ(24)を
取付け、 このアウトリガ(24)と機体(1)に亘って、下部が
開放したエンジン囲い体を取付けた請求項1又は2記載
の地盤孔明機。 - 【請求項4】 機体(1)と、 この機体(1)に取付けたロッド推進装置(3)と、 前記機体(1)に取付けたエンジン(49)と、 前記機体(1)に取付けられロッド推進装置(3)等を
駆動するための圧油供給装置を備え、 前記圧油供給装置の作動油が流通する配管(64)を、
前記エンジン(49)の冷却用空気の吸入側部分に配設
したことを特徴とする地盤孔明機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000365377A JP2002167801A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 地盤孔明機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000365377A JP2002167801A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 地盤孔明機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002167801A true JP2002167801A (ja) | 2002-06-11 |
Family
ID=18836153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000365377A Pending JP2002167801A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 地盤孔明機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002167801A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113931575A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-01-14 | 西南石油大学 | 一种煤层瓦斯抽采微型自动化钻孔装置及方法 |
-
2000
- 2000-11-30 JP JP2000365377A patent/JP2002167801A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113931575A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-01-14 | 西南石油大学 | 一种煤层瓦斯抽采微型自动化钻孔装置及方法 |
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