JP2002167709A - 路面補修・改良用組成物および路面補修・改良装置 - Google Patents

路面補修・改良用組成物および路面補修・改良装置

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JP2002167709A
JP2002167709A JP2000370030A JP2000370030A JP2002167709A JP 2002167709 A JP2002167709 A JP 2002167709A JP 2000370030 A JP2000370030 A JP 2000370030A JP 2000370030 A JP2000370030 A JP 2000370030A JP 2002167709 A JP2002167709 A JP 2002167709A
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Japan
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nozzle
improvement
surface repair
composition
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JP2000370030A
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Kenichi Matsumura
憲一 松村
Yoshiyuki Kanemoto
喜行 金本
Takeshi Takeda
雄 武田
Wataru Yugawa
亘 湯川
Koko Sugano
厚行 菅野
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Nippon Road Co Ltd
Original Assignee
Nippon Road Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 舗装表面のアスファルトが失われ、骨材(粗
骨材)間の細骨材部(粒度補充材)が飛散しているよう
な舗装面に対して吹き付けによる施工が可能であり、さ
らに、施工自体が容易で、その後の摩耗が少なく、さら
に、施工後の通行止め解除まで必要な時間が短い路面補
修・改良用組成物と、このような優れた路面補修・改良
用組成物を用いて、容易にかつ効率的に路面補修、改良
を行うことができる可動式路面補修・改良装置を提供す
る。 【解決手段】 アスファルト乳剤が20重量%以上30
重量%以下、骨材が40重量%以上55重量%以下、粒
度補充材が1重量%以上20重量%以下、粒状多孔質炭
素材を1重量%以上10重量%以下、ウォラストナイト
が3重量%以上5重量%以下配合されてなる路面補修・
改良用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面補修・改良用
組成物および路面補修・改良用組成物を施工するための
可動式路面補修・改良装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アスファルトおよびコンクリート路面
は、自動車等の通行により常に摩耗に曝されている。こ
のため、安全性確保などの目的で定期的に、あるいは、
路面の摩耗状況に応じて補修が必要である。
【0003】舗装表面のアスファルトが失われ、骨材
(粗骨材)間の細骨材部(粒度補充材)が飛散している
ような舗装面は、その後、その底面に雨水が溜まり、粗
骨材が失われ、その粗骨材があった箇所にさらに雨水が
溜まり、次第に亀甲状クラックが発生して崩壊が進行し
ていく。
【0004】しかし、このような舗装表面のアスファル
トが失われ、骨材(粗骨材)間の細骨材部(粒度補充
材)が飛散しているような段階では、費用、施工に要す
る時間の関係で、再舗装程の大規模な補修ではなく、路
面表面のみの補修を行って、大規模な補修が必要になる
までの期間を延長する表面処理方法がいくつか知られて
いる。
【0005】すなわち、舗装表面のアスファルトが失わ
れ、骨材(粗骨材)間の細骨材部(粒度補充材)が飛散
しているような舗装面に対して、水割アスファルト乳剤
を被覆するフォグシール、アスファルト乳剤を散布した
後、さらに骨材を散布するシールコートなどの薄い層を
形成する工法があり、また、粗骨材の上にまで達するよ
うに厚く施工する工法としてはマイクロサフェーシン
グ、アーマコート、スラリーシールコートなどがある。
しかし、後者の方法であると、施工が大がかりとなると
ともに施工後の交通開放までの時間も長いと云う欠点が
あり、前者のフォグシールやシールコートは簡便に施工
できる。
【0006】しかし、フォグシールの効果は一時的であ
るとともに、表面のアスファルトが光を反射するためド
ライバーの視認性を損なっていた。さらにすべり抵抗性
が低くなるなどの欠点がある上、耐久性、耐摩耗性にも
満足できなかった。
【0007】また、シールコート工法は、劣化した舗装
表面にアスファルト乳剤を0.8〜1.0L/m2の密
度で散布し、アスファルト乳剤が分解する前に、0.5
3/100m2程度の密度で荒砂または細骨材(2.5
mmアンダースクリーニングス、5.0mmアンダー7
号砕石)を撒き、鉄輪ローラにて転圧したのち、交通開
放し、その後の車両通行により余剰の骨材が取り除かれ
て舗装体が形成される。しかし、交通開放直後の余剰骨
材はすべりの原因となる恐れがあり、特に二輪車の通行
への影響が懸念され、市街地の舗装補修には採用されな
くなった。
【0008】このように施工後の交通開放までの時間が
短く、かつ、施工後の表面の視認性が良好であるととも
に、施工直後の骨材の飛散がないために、すべり発生の
懸念がなく、耐摩耗性、耐久性に優れ、かつ、容易・簡
便に実施できる表面処理方法が求められていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の問題点を改善する、すなわち、舗装表面のアスファ
ルトが失われ、骨材(粗骨材)間の細骨材部(粒度補充
材)が飛散しているような舗装面に対する施工におい
て、施工後の交通開放までの時間が短く、かつ、施工後
の表面の視認性が良好であるとともに、施工直後の骨材
の飛散がないために、すべり発生の懸念がなく、耐摩耗
性、耐久性に優れ、かつ、容易・簡便に実施できる施工
を可能とする路面補修・改良用組成物と、このような優
れた路面補修・改良用組成物を用いて、容易にかつ効率
的に路面補修、改良を行うことができる可動式路面補修
・改良装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の路面補修・改良
用組成物は上記課題を解決するため、請求項1に記載の
通り、アスファルト乳剤が20重量%以上30重量%以
下、骨材が40重量%以上55重量%以下、粒度補充材
が10重量%以上20重量%以下、粒状多孔質炭素材を
7重量%以上10重量%以下、ウォラストナイトが3重
量%以上5重量%以下配合されてなる路面補修・改良用
組成物である。
【0011】このような配合により、 ・施工後の交通開放時の骨材飛散がない。 ・組成物が舗装面に接触した直後、摩耗して舗装面に形
成された凹部の下部に比重の大きい骨材、粒度補充材が
主として充填され、上部表面側には比重の小さい粒状多
孔質炭素材が多く集まった分布状態になって硬化する、
従来にない新しいタイプの2層形成フィラービチューメ
ン層となって、通常の硬化後の混合物より強度が増大す
る。 ・アスファルト混合物の強度指標であるF/A(フィラ
ー/アスファルト)が、通常のアスファルト加熱混合物
では1.0〜2.0であるのに対して、本発明の組成物
では4.0(粒状多孔質炭素材の単位体積重量がおよそ
0.2であるため、少なくとも1.4に換算すると7倍
の容積を占めることになる)、通常の2〜4倍量のフィ
ラー分が配合されたフィラービチューメンであり、従来
工法の「フォグシール」、「シールコート」等の処理に
より補修された舗装面の耐摩耗性に比して著しく高い耐
摩耗性を有し、長期間性能を維持することができる。な
どの優れた舗装面を形成することができる。
【0012】本発明の可動式路面補修・改良装置は上記
本発明に係る路面補修・改良用組成物による施工を、必
要とする手間・人手を少なく、迅速かつ効率的に施工す
ることを可能とするため、請求項2に記載の通り、開口
部を有する路面補修・改良用組成物タンク、該タンク内
の路面補修・改良用組成物を攪拌する攪拌手段と、およ
び該タンクの最下部に設けられた開閉可能な取出し部と
を備えた可動式路面補修・改良装置である。
【0013】さらに、この可動式路面補修・改良装置
が、上記取出し部下側に、吹き付け処理用の路面補修・
改良用組成物噴出ノズル、あるいは、敷き均し処理用の
路面補修・改良用組成物による不陸修正敷き均し手段の
どちらかが互いに交換可能に接続されているものである
と、1つの装置でありながら、摩耗が進んだ路面の補修
の場合と、摩耗の度合いが少なく、主として路面の改良
を行う場合との両方に最適化することができ、迅速な施
工が可能となる。
【0014】さらに、上記装置の走行方向に対して略直
角かつ水平となる方向に複数の取出し口を有することに
より、道路の幅方向に亘って同時に施工が可能となり、
施工に要する時間が著しく短縮される。
【0015】また、上記取出し口下側に取り付けられる
路面補修・改良用組成物噴出ノズルが、取出し口下側に
直接接続され、取り付け時に配管方向を略水平方向に曲
げるエルボ配管部、および、取り付け時に下向きとなる
方向にノズル開口を有するノズル部がこの順番に接続さ
れて構成され、エルボ配管部には外部からエルボ配管部
内部、ノズル部に向かって空気を噴出する第1エア噴出
ノズル、および、ノズル部には外部からノズル部内部、
ノズル開口に向かって空気を噴出する第2エア噴出ノズ
ルとが設けられていることにより、路面補修・改良用組
成物の取出し口からノズルまでの部分でのつまりが完全
に解消され、効率的な作業が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の路面補修・改良用組成物
において、アスファルト乳剤の配合量は20重量%以上
30重量%以下であることが必要である。アスファルト
乳剤の配合量が20重量%以下であると充分な耐久性が
得られず、一方、30重量%超であると、充分な耐摩耗
性が得られない。なお、本発明におけるアスファルト乳
剤の配合量は、JISに定められた石油アスファルト乳
剤、混合用MK、MNの蒸発残留分57%以上を有する
製品を基準にしている。
【0017】本発明の路面補修・改良用組成物におい
て、骨材は通常、砕石、珪砂などの人工骨材を用いる。
骨材の粒度としては後述するように吹き付け工法に用い
る場合には1.0mm以下、敷き均し工法に用いる場合
には2.5mm以下とする。下限としては通常0.3m
m以上であることが望ましい。
【0018】吹き付け工法において用いる骨材が1.0
mm超であると、均一な吹き付けが困難となる。また、
敷き均し工法において骨材の粒度が2.5mm超となる
と引きずりが生じ、飛散骨材発生の原因となる。一方、
これら骨材が0.3mm以下であるとすべり抵抗値が低
下する。
【0019】このような粒度を有する骨材は全体の40
重量%以上55重量%以下となるように配合する。40
重量%以下であると耐摩耗性が充分でなく、一方、55
重量%を越えて配合すると耐久性に劣る。
【0020】また、粒度補充材としては上記骨材より粒
度の小さい石粉、石炭灰、ケイ酸カルシウム等を用い
る。このものは、骨材相互の間に充填されて、路面の安
定性および舗装体の防水性向上に寄与する。本発明にお
ける粒度補充材の粒度としては、石粉、石炭灰、ケイ酸
カルシウムとも通常200メッシュよりも大きい粒子の
割合が70重量%以下であることが望ましい。粒度補充
材において、200メッシュより小さい粒子が30重量
%未満であると、粒状多孔質炭素材の補足的効果が減少
し、フィラビチューメンとしての強度発現が少なくな
る。
【0021】このような粒度を有する粒度補充材の配合
量は1重量%以上20重量%以下であることが必要であ
る。1重量%未満であるときは骨材の粒度が200メッ
シュ以下を満足するときであり、20重量%以上のとき
は、骨材に200メッシュより小さい粒子が含まれてい
ることもあって、結果として組成物中の200メッシュ
より小さい粒子の総和が多くなりすぎて、すべり抵抗値
が低減する。
【0022】粒状多孔質炭素材は、多孔質であるため、
吸着性を有し、アスファルト乳剤中の懸濁粒子から表面
活性剤を除去する働きを有するため、硬化時間の迅速化
に寄与する。さらに一種のフィラーとして、骨材、粒度
補充材、および、アスファルトと共にフィラービチュー
メンを構成するが、その際比重が小さいため、施工され
た状態ではその表面付近に多く分布し、そのため特に表
面付近の硬化速度が上昇する。さらに硬化後の路面はこ
の粒状多孔質炭素材の存在により艶消し状態となり、ま
た、明度が小さくなるため、区画線、道路標示などの路
面に記載された表示の視認性、特に夜間、雨で路面が濡
れているときの視認性を向上させる。
【0023】このような粒状多孔質炭素材の配合量は1
重量%以上10重量%以下であることが必要である。1
重量%未満であると添加による効果が充分ではなく、1
0重量%超添加してもその効果上昇が飽和すると共に、
混合不良となり不安定な路面補修・改良用組成物になる
おそれがある。
【0024】なお、粒状多孔質炭素材の粒度としては、
骨材あるいは粒度補充材と同等以下であれば充分で、あ
まりに大きいと、吹き付け不能となったり、路面表面の
強度が低下する恐れがある。このような粒状多孔質炭素
材としては、木材を原料にした多孔質材(活性炭、ある
いは、木炭等)が挙げられる。
【0025】なお、粒状多孔質炭素材としては、その優
れた吸着性を失わない限りにおいてコーティングによる
改質、あるいは、造粒剤(結着剤)添加による造粒加工
をおこなったものであっても良い。このようなものとし
て、西日本セラテック社から入手できる活性セラミック
炭(商品名:愛炭)が挙げられる。
【0026】この活性セラミック炭は端炭、籾殻、コー
ヒー残滓などからなりセラミックをコーティングしてな
るものであって、具体的には、コーヒー粕、籾殻、オガ
コなどの可炭化物の表面、または、これら可炭化物と無
機質骨材(高炉スラグ、パーライトや鋳物砂、汚泥砂、
あるいは煉瓦や瓦、コンクリート等を紛化したもの等)
との混合物の表面を、無機質粘結剤、または無機質粘結
剤と水溶性糖類(しょ糖、麦芽糖、ブドウ糖あるいは廃
菓子、製糖残渣等)の混合物の被覆したのちロータリー
キルン等により熱処理して得られるものであり、高い難
燃性と優れた吸着性を有する粒状多孔質炭素材である。
【0027】さらに本発明の路面補修・改良用組成物は
ウォラストナイトを1重量%以上5重量%含有する。ウ
ォラストナイトはCaSiO3で表されるカルシウムシ
リケートであって、天然の天然の珪灰石を粉砕、生成し
て得られる白色の針状乃至長柱状の結晶であり、フィラ
ービチューメン中にあってその剛性、寸法安定性、表面
平滑性に加えて強度を向上させる。このようなウォラス
トナイトは東振化学などから「HYCOM」(「ハイコ
ン」)などとして入手可能である。
【0028】このようなウォラストナイトの代わりに炭
酸カルシウム、タルク等の通常のフィラーを添加した場
合、強度向上効果が少なく、また、ガラス繊維を添加し
た場合には配向性の制御が困難な上、仕上げの平滑性に
乏しく、また、ガラス粉の発生などの問題が生じる。
【0029】ウォラストナイトの配合量が1重量%未満
の場合には添加による物性向上効果が充分でなく、一
方、5重量%を越えて添加してもその効果は飽和してさ
らなる向上が得られない上に、コスト上昇などの問題が
生じる場合がある。
【0030】本発明の路面補修・改良用組成物は上記材
料をミキサーなどの通常の手段により、混合して作製す
ることができる。なお、特に必要に応じて各種顔料、色
素、等を本発明の効果が損なわれない限りに置いて添加
することができ、その場合も本発明に含まれる。
【0031】このように混合後、得られた路面補修・改
良用組成物は路面に対して吹き付けなどの方法で施工す
ることができる。その際に図1〜図8に示すような本発
明に係る可動式路面補修・改良装置αにより、容易、迅
速、かつ、確実に施工することができる。
【0032】図1は可動式路面補修・改良装置αの側面
図であり、図2はその上面図である。この可動式路面補
修・改良装置αは自走式で、エンジン1が搭載され、エ
ンジンに接続された油圧ポンプ2によって駆動される油
圧機器により制御されて、モータ3およびそれに接続さ
れた後輪4により、基本的に図中左方向に走行する(図
中左方向を「走行方向」、右方向を「後方」、走行方向
に略直角かつ水平となる方向を「装置の幅方向」とそれ
ぞれ云う)。
【0033】前輪5は舵装置(図示しない)により駆動
され、装置αの進行方向を任意に変えることができる。
また、エアコンプレッサ6はエンジン1にベルト(図示
しない)を介して接続されており、コンプレッサ6によ
り供給される圧縮空気は、一旦チャージタンク7に蓄え
られる。
【0034】本発明の路面補修・改良用組成物は、装置
αの後方に設けられた路面補修・改良用組成物タンク1
0(以下、「タンク10」とも云う)に供給される。こ
のタンク10は断面が「U」字型、上面が長方形の略半
円筒形状をしたタンクであって、その上部は開放されて
いるために組成物の追加は極めて容易である。さらに、
開放型タンクであるため、テニスコート表面吹き付けに
用いられる密閉加圧型タンクに比べた場合、気密部を要
しないため、低コストで攪拌機構を付属させることがで
き、かつ、内部の攪拌が容易である。
【0035】すなわち、上記のような骨材など沈降しや
すい原料を含有している路面補修・改良用組成物の場
合、随時攪拌が必要である。このタンク10内には、図
3に示すように、攪拌手段として攪拌羽根11が設けら
れている。攪拌羽根11は回動軸12を中心に回動し
て、タンク10の底部に沈降し易い成分を掻き上げて攪
拌し、分離を防止して全体を均質に保つ。
【0036】この攪拌羽根11はその回動軸12がタン
ク10の外側で接続されているクランク機構13aおよ
び円盤13bを介して、圧縮空気により駆動されるアク
チュエータ(図示しない)により駆動される。
【0037】さらに、タンク10最下部には、装置の幅
方向(装置αの走行方向に対し略直角かつ水平になる方
向)に5つの取出し口14が設けられていて、それぞれ
に独立して開閉操作ができる栓15が付属している。こ
のように独立して開閉操作ができるため、路面補修・改
良用組成物の吹き付け処理を行う必要のある路面の幅に
対応して、必要な箇所にのみ路面補修・改良用組成物を
供給することができる。
【0038】栓15の開閉機構について、図を用いて説
明する。図4(a)および図4(b)はそれぞれ、タン
ク10の内部を見えるようにした断面図である。図4
(a)は栓15が閉まった状態、図4(b)は開いた状
態をそれぞれ示す。
【0039】栓15はそれぞれバブルロッド16aおよ
び梃子を有するアーム16bを介して、圧縮空気によっ
て駆動される5つのアクチュエータ(エアシリンダ)1
7に1つずつ接続されている(図4(a)参照)。アク
チュエータ17が駆動されるとその動きはアーム16b
およびバルブロッド16aを介して栓15に伝わり、そ
の結果、栓15は上方に移動して、タンク10内部の路
面補修・改良用組成物が取出し口14から、下方に供給
される。なお、バルブロッド16aは攪拌羽根11の回
動運動のための軸12によって横方向の動きが規制され
ているため、開閉に際しても栓15が横にぶれず、確実
な開閉が可能となっている。
【0040】このような装置において、タンク10の、
装置の幅方向における水平が保たれていないと、5つの
取出し口14の高さが異なり、その結果、タンク内に路
面補修・改良用組成物が残留したり、あるいは極端な場
合それぞれの取出し口からの路面補修・改良用組成物の
供給量が異なるなどの弊害が生じる。そのため、この可
動式路面補修・改良装置αでは、タンク10が水平に保
たれるよう水平補正機構を有する。
【0041】すなわち、タンク10は図5(装置前方よ
り後方のタンク10を見た図である)に示した水平補正
機構の支持架18によって支持されているが、支持架1
8の支点19を中心に水平補正機構の雌ねじ部20と雄
ねじ部21とにより、雄ねじ部21先端に取り付けるハ
ンドルを操作することによりタンク10を装置幅方向に
対して水平に保つことができるようになっている。この
ため、水平でない、あるいは、不整な現場であっても取
出し口14からの路面補修・改良用組成物の供給が均一
に、かつ、タンク10内に残留することなく可能となっ
ている。
【0042】この装置αは吹き付け工法あるいは敷き均
し工法の両方に対応できるものであって、その取出し部
下側に、吹き付け工法時には路面補修・改良用組成物噴
出ノズル(直型、曲型の2種)を取り付け、あるいは敷
き均し工法時には路面補修・改良用組成物による不陸修
正敷き均し手段を取り付けることができ,これら路面補
修・改良用組成物噴出ノズルおよび不陸修正敷き均し手
段は互いに交換可能に装置αに接続することができる。
図1、図3(a)および図3(b)は、このうち、路面
補修・改良用組成物噴出ノズル(曲型)が取り付けられ
た状態を示してある。
【0043】ここで、曲型路面補修・改良用組成物噴出
ノズルについて説明する。図6はタンク10最下部に曲
型路面補修・改良用組成物噴出ノズル22が取り付けら
れた状態を示す部分拡大断面図である。
【0044】タンク10最下部の取出し口14下側のね
じ部14aとねじ部22aとによって取り外し可能に取
出し口14下側に直接接続された曲型路面補修・改良用
組成物噴出ノズル22は、配管方向を略水平方向に曲げ
るエルボ配管部22b、および、取り付け時に下向きと
なる方向にノズル開口22c1を有するノズル部22c
がこの順番に接続されて構成され、エルボ配管部22b
には外部からエルボ配管部22b内部、ノズル部22c
に向かって空気を噴出する第1エア噴出ノズル22
1、および、ノズル部22cには外部からノズル部2
2c内部、ノズル開口22c1に向かって空気を噴出す
る第2エア噴出ノズル22c2とが設けられている。
【0045】タンク10の栓15(図示しない)が開放
されると、内部の路面補修・改良用組成物が取出し口1
4から曲型路面補修・改良用組成物噴出ノズル22内に
供給される。
【0046】このとき骨材などがノズル22内に堆積す
ると配管つまりが生じるが、エルボ配管部22bに設け
られた第1エア噴出ノズル22b1から噴出する空気に
よって堆積は生ぜず、組成物は安定してノズル部22c
に供給され、そこで、再度、ノズル部22cの第2エア
噴出ノズル22c2によって導入される空気の流れによ
ってノズル開口22c1に向かって誘導され、ノズル開
口22c1から空気と共に噴出される。
【0047】このようなノズル付近の配管を一旦曲げる
構成により、配管内にエア噴出ノズルを突出させること
なく設けることができるので、エア噴出ノズルを設けた
ことによるつまりを完全に防止し、かつ、さらに、ノズ
ル部のみならず途中の配管にも空気を噴出させる構成に
より、配管を一旦曲げたことによるつまりをも防止する
ことができる。
【0048】また、配合によって、流動性が少し高く配
管つまりの恐れがない場合には曲部を有する上記路面補
修・改良用組成物噴出ノズル22の代わりに、図7に示
すような直型路面補修・改良用組成物噴出ノズル(屈曲
部を有しないノズル)23を使用することも可能であ
る。
【0049】この直型路面補修・改良用組成物噴出ノズ
ル23はそのねじ部23aと、タンク10最下部の取出
し口14下側のねじ部14aとによって取り外し可能に
取出し口14下側に直接接続される。
【0050】直型路面補修・改良用組成物噴出ノズル2
3の下方先端にはノズル開口23bが設けられ、ノズル
23に供給された路面補修・改良用組成物は、ノズル2
3内部に横方向から導入されるエア供給ライン23cの
先端のエア噴出ノズル23c 1から供給される空気と共
にこのノズル開口23bから噴出される。
【0051】なお、この可動式路面補修・改良装置αで
はタンク10に5つの取出し口14が設けられており、
それぞれの栓15の開閉に連動してノズル部22あるい
はノズル部23に空気が供給されるようになっている。
【0052】ノズル開口22c1あるいノズル開口23
bから噴出された路面補修・改良用組成物は処理路面全
体に薄くコーディングされる。なお、コーティング量は
第2エア噴出ノズル22c2あるいはエア噴出ノズル2
3c1から噴出される空気の量、および、可動式路面補
修・改良装置αの走行速度によって調整することができ
る。さらに、吹き付けられる面積は第2エア噴出ノズル
22c2あるいはエア噴出ノズル23c1から噴出される
空気の量、ノズル開口22c1あるいはノズル開口23
bの大きさ、高さ(位置)などで変化させることができ
る。
【0053】このような直型、あるいは曲型の路面補修
・改良用組成物噴出ノズルによる路面補修・改良用組成
物の路面への施工では平滑な路面に対しては問題がない
が、溝、くぼみのある不陸な路面に対してはその補修効
果は小さい。このような路面に対しては、本発明の可動
式路面補修・改良装置αに次のような路面補修・改良用
組成物による不陸修正敷き均し手段を取り付けてその補
修を可能とする。
【0054】図6におけるタンク10最下部の取出し口
14下側のねじ部14aから曲型路面補修・改良用組成
物噴出ノズル22を外した状態にして、その下方に不陸
修正敷き均し手段としての、敷き均し機30を、装置α
に牽引されるように取り付ける(図8参照)。
【0055】敷き均し機30は主部31は鋼製の略角筒
状の形状であって上方、下方はともに開放されている。
この敷き均し機30の主部31の路面からの高さは車輪
32およびアーム部33および高さ調整部34(アーム
部33を押し下げ、かつ、雄ねじを有するボルト部と主
部31に設けられた雌ねじ部とからなり、ボルト部先端
に取り付けるハンドルによって操作する)によって調整
可能となっている。主部31の下方にはエラストマー
(ゴムなど)からなる角筒形の敷き均し部35が袴状に
設けられていてその下部が路面に接している。
【0056】上方からタンク10の取出し口14から自
由落下によって供給される路面補修・改良用組成物はこ
の主部31、敷き均し部35と路面とによってに形成さ
れるボックス部分に蓄えられるが、可動式路面補修・改
良装置αが進行方向に移動するに従って、路面に存在す
る不陸なくぼみ、溝などに充填され、かつ、全体をコー
ティングするようにして路面に連続的に供給される。
【0057】全体へのコーディング厚さは高さ調整部3
4によって調整される主部31の高さの変化によって調
整される、エラストマーからなる敷き均し部35の路面
に対する押しつけ力によって変化させることができる。
また、移動時などでの敷き均し部35の摩耗を防ぐため
に、敷き均し部35が路面に接しない高さに主部31の
高さを調整することも可能である。
【0058】
【実施例】以下に本発明の路面補修・改良用組成物につ
いて具体的に説明する。 (実施例1)1999年9月山口県美袮郡秋芳町の町道
(幅員:3.5m)に長さ40mに亘り、表1に示す配
合比で配合して得た路面補修・改良用組成物を図1〜6
に示した路面補修・改良用組成物噴出ノズル装着の可動
式路面補修・改良装置αの路面補修・改良用組成物噴出
ノズル5個全部を用いて吹き付け工法を施した。この施
工は非常に迅速でかつ容易であり、ノズル詰まり等の障
害は一切生じなかった。
【0059】路面は施工直後に硬化したため、従来の工
法(アスファルト乳剤を散布後骨材を撒く工法)である
と数時間要した施工後の交通止めは不要で、施工終了後
直ちに交通止めを解除することができ、また、このよう
な施工直後の交通止め解除による問題は何ら生じなかっ
た。
【0060】さらに、処理された路面は従来の工法によ
るものに比べ、艶消しで明度が低いため、路面に記載さ
れた道路標示の視認性は高く、特に夜間、雨で路面が濡
れているときの視認性は著しく改善された。
【0061】
【表1】
【0062】(実施例2)2000年9月に広島県東区
仁保のマツダ仁保モータプール(広さ:300m 2)に
表2に示す配合比で配合して得た路面補修・改良用組成
物を上記実施例1同様に吹き付け処理した。この施工も
非常に迅速でかつ容易であり、ノズル詰まり等の障害は
一切生じなかった。
【0063】
【表2】
【0064】駐車場表面は施工直後に硬化したため、処
理後数時間は駐車場として利用できなかった従来の工法
と比べると、施工終了後直ちに使用可能となり、また、
そのことによる問題は何ら生じなかった。処理された駐
車場表面は従来の工法によるものに比べ、艶消しで明度
が低いため、駐車場利用者の評価は高かった。
【0065】
【発明の効果】本発明の路面補修・改良用組成物は、吹
き付けによる施工が可能であり、さらに、施工が容易
で、摩耗が少なく、さらに、施工後の通行止め解除まで
必要な時間が短い路面補修・改良用組成物であり、本発
明の可動式路面補修・改良装置は、このような優れた路
面補修・改良用組成物に対して最適化されたものであっ
て、容易にかつ効率的に路面補修、改良を行うことがで
きる優れた可動式路面補修・改良装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】可動式路面補修・改良装置α(曲型路面補修・
改良用組成物噴出ノズルが取り付けられている状態)の
側面図である。
【図2】可動式路面補修・改良装置α(曲型路面補修・
改良用組成物噴出ノズルが取り付けられている状態)の
上面図である。
【図3】可動式路面補修・改良装置αのタンクに付属す
る攪拌手段の例を説明するための部分側面図である。
【図4】可動式路面補修・改良装置αのタンクの栓の開
閉機構に関する断面図である。
【図5】可動式路面補修・改良装置αのタンクに付属す
る水平補正機構の説明図である。
【図6】可動式路面補修・改良装置αのタンク最下部に
曲型路面補修・改良用組成物噴出ノズルが取り付けられ
た状態を示す部分拡大断面図である。
【図7】可動式路面補修・改良装置αのタンク最下部に
直型路面補修・改良用組成物噴出ノズルが取り付けられ
た状態を示す部分拡大断面図である。
【図8】可動式路面補修・改良装置αに不陸修正敷き均
し手段としての、敷き均し機30を取り付けた状態の部
分側面図である。
【符号の説明】
α 本発明に係る可動式路面補修・改良装置 1 エンジン 2 油圧ポンプ 3 モータ 4 後輪 5 前輪 6 エアコンプレッサ 7 チャージタンク 10 路面補修・改良用組成物タンク 11 攪拌羽根 12 回動軸 13a クランク機構 13b 円盤 14 取出し口 15 栓 16a バブルロッド 16b アーム 17 アクチュエータ(エアシリンダ) 18 支持架 20 雌ねじ部 21 雄ねじ部 22 曲型路面補修・改良用組成物噴出ノズル 22a ねじ部22a 22b エルボ配管部 22b1 第1エア噴出ノズル 22c ノズル部 22c1 ノズル開口 22c2 第2エア噴出ノズル 23 直型路面補修・改良用組成物噴出ノズル 22a ねじ部 23b ノズル開口 23c エア供給ラインの先端 23c1 エア噴出ノズル 30 敷き均し機 31 主部 32 車輪 33 アーム部 34 高さ調整部 35 敷き均し部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 雄 東京都大田区多摩川二丁目11番20号 日本 道路株式会社内 (72)発明者 湯川 亘 東京都大田区多摩川二丁目11番20号 日本 道路株式会社内 (72)発明者 菅野 厚行 東京都大田区多摩川二丁目11番20号 日本 道路株式会社内 Fターム(参考) 2D052 AA03 AB01 AC01 AD15 BA06 BA20 BD07 2D053 AA13 AA15 AB02 AD03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスファルト乳剤が20重量%以上30
    重量%以下、骨材が40重量%以上55重量%以下、粒
    度補充材が1重量%以上20重量%以下、粒状多孔質炭
    素材を1重量%以上10重量%以下、ウォラストナイト
    が1重量%以上5重量%以下配合されてなることを特徴
    とする路面補修・改良用組成物。
  2. 【請求項2】 開口部を有する路面補修・改良用組成物
    タンク、該タンク内の路面補修・改良用組成物を攪拌す
    る攪拌手段と、および該タンクの最下部に設けられた開
    閉可能な取出し部とを備えた可動式路面補修・改良装
    置。
  3. 【請求項3】 上記取出し部下側に、路面補修・改良用
    組成物噴出ノズルあるいは路面補修・改良用組成物によ
    る不陸修正敷き均し手段のどちらかが互いに交換可能に
    接続されていることを特徴とする請求項2に記載の可動
    式路面補修・改良装置。
  4. 【請求項4】 上記装置の走行方向に対して略直角かつ
    水平となる方向に複数の取出し口を有することを特徴と
    する請求項2または請求項3に記載の可動式路面補修・
    改良装置。
  5. 【請求項5】 上記取出し口下側に取り付けられる路面
    補修・改良用組成物噴出ノズルが、取出し口下側に直接
    接続され、取り付け時に配管方向を略水平方向に曲げる
    エルボ配管部、および、取り付け時に下向きとなる方向
    にノズル開口を有するノズル部がこの順番に接続されて
    構成され、エルボ配管部には外部からエルボ配管部内
    部、ノズル部に向かって空気を噴出する第1エア噴出ノ
    ズル、および、ノズル部には外部からノズル部内部、ノ
    ズル開口に向かって空気を噴出する第2エア噴出ノズル
    とが設けられていることを特徴とする請求項2ないし請
    求項4のいずれかに記載の可動式路面補修・改良装置。
JP2000370030A 2000-12-05 2000-12-05 路面補修・改良用組成物および路面補修・改良装置 Withdrawn JP2002167709A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025298A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd マルチアスファルトフィニッシャ
CN103978999A (zh) * 2014-05-29 2014-08-13 中北大学 谷物晒场摊铺车
CN115094733A (zh) * 2022-06-17 2022-09-23 刘渊博 高速公路路面修补工艺

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JP2014025298A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd マルチアスファルトフィニッシャ
CN103978999A (zh) * 2014-05-29 2014-08-13 中北大学 谷物晒场摊铺车
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