JP2002167599A - 気泡入り石鹸の製造方法 - Google Patents

気泡入り石鹸の製造方法

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JP2002167599A JP2001287403A JP2001287403A JP2002167599A JP 2002167599 A JP2002167599 A JP 2002167599A JP 2001287403 A JP2001287403 A JP 2001287403A JP 2001287403 A JP2001287403 A JP 2001287403A JP 2002167599 A JP2002167599 A JP 2002167599A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気泡を含有する溶融石鹸を固化させるに際し
て、冷却に起因する収縮やひけの発生が防止された気泡
入り石鹸の製造方法を提供すること。 【解決手段】 無数の気泡を分散含有する溶融石鹸4
を、所定形状のキャビティ11を有する成形型1のキャ
ビティ11内で固化させる気泡入り石鹸5の製造方法に
おいて、気泡入り石鹸5の体積の1.05倍以上の体積
の溶融石鹸4をキャビティ11内に供給し圧縮状態下に
固化させる。特に、溶融石鹸の発泡に不活性ガスを用い
ると、溶融石鹸の加熱に起因する異臭等の発生が効果的
に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無数の気泡を含有
する溶融石鹸から気泡入り石鹸を製造する方法に関し、
更に詳しくは冷却に起因する収縮やひけの発生が防止さ
れた気泡入り石鹸の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】気泡入
り石鹸の製造方法として、本出願人は先に特開平10−
195494号公報において、無数の気泡を含有する溶
融石鹸を成形型のキャビティ内で固化させるに際して、
固化工程を、気密状に密閉されたキャビティ内で行うこ
とを提案した。この製造方法は、固化された石鹸に空洞
や凹みが発生することの防止を目的としている。
【0003】前記製造方法によれば、キャビティ内に外
部から空気が入り込むことが阻止できるので、固化され
た石鹸には空洞や凹みが発生しずらい。しかし、溶融石
鹸内に含まれている気泡中の気体の冷却収縮による石鹸
体積の減少及びそれに起因する収縮やひけの発生を防止
するには未だ改良の余地があるものであった。
【0004】従って、本発明は、気泡を含有する溶融石
鹸を固化させるに際して、冷却に起因する収縮やひけの
発生が防止された気泡入り石鹸の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、無数の気泡を
分散含有する溶融石鹸を、所定形状のキャビティを有す
る成形型の該キャビティ内で固化させる気泡入り石鹸の
製造方法において、前記気泡入り石鹸の体積の1.05
倍以上の体積の前記溶融石鹸を前記キャビティ内に供給
し圧縮状態下に固化させる気泡入り石鹸の製造方法を提
供することにより前記目的を達成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を、その好ましい実施
形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1(a)
〜(c)には、本発明の製造方法の第1の実施形態の工
程図が順次示されている。
【0007】図1(a)に示すように、本実施形態の製
造方法に用いられる装置は、成形型としての下型1、上
型2及び注入部3を備えている。下型1は金属等の剛体
からなり、上部に向けて開口したキャビティ11を有し
ている。キャビティ11は、製品である気泡入り石鹸の
底部及び各側部の形状に合致した凹状形状となってい
る。キャビティ11の底部には、キャビティ11と下型
1の外部とを互いに連通させる連通孔12が複数個穿設
されている。下型1の側面には、下型1と上型2とを固
定させるためのロック機構13が取り付けられている。
【0008】一方、上型2も金属等の剛体からなってい
る。上型2は、蓋体21、蓋体21の下面に取り付けら
れ且つその下面が気泡入り石鹸の上部の形状に合致して
いる圧縮部22、蓋体21の上面に取り付けられた加圧
部23、及び加圧部23に遊嵌され且つ下型1のロック
機構13に係合する係合部24を備えている。
【0009】注入部3は、注出ノズル31、切り替えバ
ルブ32、シリンダ33、及びシリンダ33内に配され
たピストン34を備えている。ピストン32はシリンダ
33内を摺動自在になっており、ピストン34の押し込
み距離によって、溶融石鹸の注出体積が決定される。溶
融石鹸は、図示しない貯蔵タンクに貯えられており、該
貯蔵タンク内を経由する循環路(同じく図示せず)内を
循環している。そして、切り替えバルブによる流路切り
替えによって、循環している溶融石鹸がシリンダ33内
に送り込まれる。溶融石鹸を循環させておくことで、溶
融石鹸中の気泡と液体分との分離が効果的に防止され
る。
【0010】以上の構成を有する装置を用いた気泡入り
石鹸の製造方法について説明すると、先ず、前述のよう
にして無数の気泡を分散含有する溶融石鹸を注入部3に
おけるシリンダ33内に送り込む。次いでピストン34
を所定距離押し込んで、溶融石鹸を押し出す。これによ
って溶融石鹸4は注出ノズル31を通じて下型1のキャ
ビティ11内に供給される。無数の気泡を分散含有する
溶融石鹸の調製方法としては、例えば本出願人の先に出
願に係る特開平11−43699号公報の第2欄15行
〜第5欄1行に記載されている方法を用いることができ
る。
【0011】溶融石鹸の発泡には各種気体を用いること
ができるが、特に不活性気体、とりわけ窒素ガス等の非
酸化性の不活性ガスを用いることで、溶融石鹸の加熱に
起因して、その配合成分が劣化ないし酸化分解すること
で発生する異臭等を効果的に防止することができる。
【0012】溶融石鹸は、製品である気泡入り石鹸の目
標設定体積の1.05倍以上、好ましくは1.1倍以
上、更に好ましくは1.15倍以上の体積がキャビティ
11内に供給される。溶融石鹸の注入体積をこのように
することで、後述する溶融石鹸の圧縮と相俟って、溶融
石鹸の冷却に起因する収縮やひけの発生が効果的に防止
される。気泡入り石鹸の目標設定体積よりも多量の溶融
石鹸を供給して圧縮すれば、冷却に起因する収縮やひけ
の発生が起こりにくくなることは予想される。しかし本
発明においては、溶融石鹸の供給体積が、気泡入り石鹸
の目標設定体積の1.05倍以上という予想外に小さな
値でも、冷却に起因する収縮やひけの発生が効果的に防
止されることを見出した点に特徴を有している。溶融石
鹸の注入体積の上限値は、溶融石鹸に含まれている気泡
の体積の割合に応じて適宜決定される。例えば溶融石鹸
の体積に占める気泡の全体積が比較的大きい場合には、
冷却に起因する収縮の度合いが大きくなるので、注入体
積の上限値は比較的大きくすることができる。一方、溶
融石鹸の体積に占める気泡の全体積が比較的小さい場合
には、冷却に起因する収縮の度合いはそれほど大きくな
いので、注入体積の上限値は比較的小さくなる。本実施
形態における溶融石鹸の体積に占める気泡の全体積が5
〜70%程度であることを考慮すると、注入体積の上限
値は、気泡入り石鹸の体積の3倍、特に2倍であること
が好ましい。また、成形された気泡入り石鹸の固さが低
下することに起因して、製造工程中及び使用時に石鹸が
形くずれすることを防ぐ点からも、注入体積の上限値が
気泡入り石鹸の体積の3倍、特に2倍であることは好ま
しい。
【0013】溶融石鹸の体積は、圧力及び温度によって
変化するが、本明細書において、溶融石鹸の体積とは、
1気圧下、25℃における体積をいう。
【0014】溶融石鹸のキャビティ11内への注入に際
しては、溶融石鹸を温度55〜80℃、特に60〜70
℃の条件下に注入することが、注出ノズル先端での溶融
石鹸の固化防止、及び石鹸の酸化や香料の劣化の防止の
点から好ましい。
【0015】これに関連し、溶融石鹸のキャビティ11
内への注入に際しては、溶融石鹸をその融点よりも1〜
20℃、特に2〜5℃高い温度に加熱した条件下に注入
することが、同様の理由から好ましい。
【0016】キャビティ11に注入される溶融石鹸は、
その粘度が0.001〜50Pa・s、特に0.01〜
10Pa・s、とりわけ0.02〜5Pa・sであるこ
とが好ましい。溶融石鹸の粘度が上限値を超えると、溶
融石鹸のキャビティ11内への注入が困難になるので、
出力の大きなポンプ等を用いる必要があり、製造設備が
大型化してしまう。粘度の下限値は、溶融石鹸に含まれ
ている水の粘度によって実際上決まる。溶融石鹸の粘度
は次の方法で測定される。内径10mm、長さ1880
mmの円管を用意し、その一端(下流端)を開放した状
態下に、その中に溶融石鹸を流す。円管の他端(上流
端)には圧力計が取り付けられている。剪断速度300
-1における圧力計の値を読み、その値に基づきハーゲン
・ポアズイユの式(例えば、「化学工学通論I」第35
頁、疋田晴夫著、朝倉書店 昭和54年2月1日初版第
13刷発行)から溶融粘度を算出する。測定温度は、キ
ャビティに実際に注入される溶融石鹸の温度と同一とす
る。
【0017】溶融石鹸4の供給が完了したら、下型1の
上面を上型2で閉塞させ、下型1に取り付けられている
ロック機構13によって上型2に取り付けられている係
合部24を係合させる。これにより両型を固定する。次
いで、図1(b)に示すように、上型2に取り付けられ
ている加圧部を、加圧シリンダ等の所定の加圧手段(図
示せず)によって押圧し、キャビティ11内に供給され
た溶融石鹸4を、製品である気泡入り石鹸の目標設定体
積まで圧縮する。そして、その圧縮状態下に溶融石鹸を
固化させる。この操作によって、溶融石鹸の冷却に起因
する収縮やひけの発生が効果的に防止され、良好な外観
を呈する気泡入り石鹸が得られる。
【0018】溶融石鹸の圧縮の圧力(ゲージ圧)は、溶
融石鹸の注入体積が、気泡入り石鹸の目標設定体積の何
倍位かによっても異なるが、一般に0.005〜0.3
MPa、特に0.05〜0.2MPa程度となる。
【0019】また、溶融石鹸の圧縮比、つまり、溶融石
鹸に含まれている気体成分の圧縮比(圧縮前の気体成分
の体積/圧縮後の気体成分の体積)は、1.08〜2.
5、特に1.1〜2であることが、冷却に起因する収縮
やひけの発生の防止、並びに冷却時間の短縮化及び生産
効率の向上の点から好ましい。溶融石鹸に含まれている
気体成分には、溶融石鹸の発泡に用いられる気体及び溶
融石鹸に含有されている水蒸気等が含まれる。
【0020】溶融石鹸の固化に際しては、下型1を所定
の冷却手段、例えば水等の冷媒によって冷却させて、溶
融石鹸の固化時間を短縮化させてもよい。勿論、自然冷
却でもよい。水によって冷却する場合、水温は5〜25
℃程度とすることが、冷却時に気泡が不均一に分散する
ことを防止する点から好ましい。
【0021】溶融石鹸の固化は、得られる気泡入り石鹸
の見掛け密度が0.4〜0.85g/cm3、特に0.
6〜0.8g/cm3となるように行われることが、溶
融石鹸の流動性の確保及び冷却効率の向上、並びに気泡
入り石鹸のキャビティ11からの離型性の向上及び外観
の向上の点から好ましい。このような状態となるように
溶融石鹸の固化させるためには、例えば大気圧下55m
lの窒素ガスと90mlの石鹸組成物とからなる気泡入
り溶融石鹸を、64℃にてキャビティ11内に注入後、
120mlまで圧縮した状態下に固化させればよい。気
泡入り石鹸の見掛け密度の測定方法は、後述する実施例
において説明する。
【0022】また溶融石鹸の固化は、得られる気泡入り
石鹸における全気泡の体積に占める径1〜300μmの
気泡の体積の割合(以下、気泡体積分率という)が80
%以上となるように行われることが、石鹸の泡立ちの向
上及びふやけ防止の点から好ましい。このような状態と
なるように溶融石鹸を固化させるには、例えば(株)荏
原製作所製ユーロミックスMDFO型エアレーション装
置を用い、ロータ−を1000kPa(500rpm)
の条件で回転させながらエアレーションし、キャビティ
内で圧縮保持したまま冷却固化させればよい。気泡入り
石鹸の気泡体積分率の測定方法は、後述する実施例にお
いて説明する。
【0023】溶融石鹸の固化が完了したら、下型1に取
り付けられているロック機構13と、上型2に取り付け
られている係合部24との係合を解除し、次いで図1
(c)に示すように上型2を取り外す。更に、所定の把
持手段、例えば真空チャックを用いて、下型1のキャビ
ティ11内から気泡入り石鹸5を取り出す。取り出しに
際しては、キャビティ11の底部に穿設された連通孔1
2を通じてキャビティ11内に空気等の気体を吹き込ん
で、気泡入り石鹸5の離型を促進させるようにしてもよ
い。
【0024】このようにして得られた気泡入り石鹸に
は、溶融石鹸の冷却に起因する収縮やひけが観察され
ず、良好な外観を呈するものとなる。また、得られた気
泡入り石鹸の内部の気泡は球形となっている。気泡が球
形であると撥水性がよく、従来の気泡入り石鹸の欠点で
あった水によってふやけやすい点が改良されて良質なも
のとなる。
【0025】気泡入り石鹸を構成する配合成分として
は、脂肪酸石鹸、非イオン系界面活性剤、無機塩、ポリ
オール類、非石鹸系のアニオン界面活性剤、遊離脂肪
酸、香料、水等が挙げられる。更に、抗菌剤、顔料、染
料、油剤、植物エキス等の添加物を必要に応じて適宜配
合してもよい。
【0026】次に本発明の第2の実施形態を図2及び図
3を参照しながら説明する。第2の実施形態について
は、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明し、特
に説明しない点については、第1の実施形態に関して詳
述した説明が適宜適用される。また、図2及び図3にお
いて、図1と同じ部材に同じ符号を付してある。
【0027】図2に示す成形型は、第1の割型1A及び
第2の割型1Bからなる2つの割型で一組をなしてい
る。各割型は金属等の剛体からなる矩形ブロック状の形
態をしており、それぞれの中央部に凹部11A及び11
Bが形成されている。各凹部11A,11Bは、第1の
割型1Aと第2の割型1Bとをそれらの突き合わせ面P
Lで突き合わせたとき、製造すべき石鹸の形状に合致し
た形状のキャビティ(図示せず)が形成されるように、
各割型に形成されている。
【0028】第2の割型1Bには、該第2の割型1Bを
その厚さ方向に貫通するノズル挿入孔2Bが、凹部11
Bの外縁部に穿設されている。ノズル挿入孔2Bは、そ
の径が、第2の割型1Bの背面側に向かうに連れ漸次拡
開している。一方、第1の割型1Aには、その突き合わ
せ面PLの一部が凹設されて形成された半円柱形状のゲ
ート2Aが形成されている。ゲート2Aは第1の割型1
Aの端面Eと凹部11Aとを連通させている。ゲート2
Aには、該ゲート2Aと相補形状をなすピストンPが嵌
挿されている。ピストンPは金属又はプラスチック等の
材質からなり、ゲート2A内を摺動可能になされてい
る。ノズル挿入孔2Bとゲート2Aとは、第1の割型1
Aと第2の割型1Bとをそれらの突き合わせ面PLで突
き合わせたときに、ノズル挿入孔2Bからゲート2Aを
経てキャビティへと達する連通路が形成されるような位
置にそれぞれ形成されている。図示していないが、第2
の割型1Bの突き合わせ面PLにはエアベントが設けら
れている。また、図示していないが、両割型1A,1B
を構成するブロックには冷却水の循環路が設けられてい
る。
【0029】第1の割型1Aの両側面にはバックル機構
のループ部Lが取り付けられている。これに対応して、
第2の割型1Bの両側面にはバックル機構のフック部F
が取り付けられている。ループ部Lとフック部Fとは、
第1の割型1Aと第2の割型1Bとをそれらの突き合わ
せ面PLで突き合わせたときに、両者が係合して両割型
を締め付ける位置に取り付けられている。
【0030】図2に示す成形型は図3に示す製造装置に
取り付けられて使用される。この製造装置は金型ユニッ
ト4Aと、溶融石鹸の注入装置3Aとを備えている。成
形型は、図3(a)に示すように、金型ユニット4Aの
ベースプレート40上に取り付けられる。ベースプレー
ト40上には第1の割型1Aの支持板41及び第2の割
型1Bの支持板42がそれぞれ立設されている。支持板
41の内面には、ピストン43を備えたシリンダ44が
取り付けられている。シリンダ44は、ピストン43が
支持板41と直交する方向に摺動するように取り付けら
れている。ピストン43の先端は第1の割型1Aの背面
に固定されている。従って、第1の割型1Aは水平方向
に移動可能な移動型となっている。また第1の割型1A
は、そのゲート2A側を下方に向けた状態で固定されて
いる。第1の割型1Aの背面部における下方部には、L
字形をしたシリンダ保持板45が取り付けられている。
シリンダ保持板45における水平部には、ピストン46
を備えたシリンダ47が取り付けられている。シリンダ
47は、ピストン46が上下方向に摺動するように取り
付けられている。ピストン46の先端は、第1の割型1
Aに備えられたピストンPに接続されている。
【0031】第2の割型1Bは、その凹部11Bが第1
の割型1Aの凹部11Aと対向するように且つノズル挿
入孔2Bを下方に向けた状態で、支持板42に取り付け
られている。図3(a)から明らかなように、第2の割
型1Bは固定型となっている。第2の割型1Bの背面側
には、溶融石鹸の注入装置3Aが取り付けられている。
注入装置3Aは、注出ノズル31、切り替えバルブ3
2、シリンダ33、及びシリンダ33内に配されたピス
トン34を備えている。注出ノズル31は、第2の割型
1Bに穿設されたノズル挿入孔2Bの形状と合致した形
状をしており、該ノズル挿入孔2B内に挿入されてい
る。注出ノズル31の内部にはゲートピン35が摺動自
在に挿入されており、ゲートピン35の押し込み及び引
き出しによって、注出ノズル31からキャビティへの溶
融樹脂の注入を制御している。切り替えバルブ32は、
シリンダ33を、図示しない貯蔵タンク内を経由する循
環路36及び注出ノズル31の何れかに一方に択一的に
連通させるものである。図3(a)に示す状態では、シ
リンダ33と注出ノズル31とが連通しており、シリン
ダ33と循環路36との連通は遮断されている。
【0032】図3に示す製造装置を用いた気泡入り石鹸
の製造方法について説明すると、先ず金型ユニット4A
のシリンダ44を動作させてピストン43を押し出し
て、第1の割型1Aと第2の割型1Bとを型閉し、バッ
クル機構(図2参照)を係合させて両割型を締め付けて
おく。両割型には、前述した冷却水の循環路に水を循環
させておく。また、シリンダ47を動作させてピストン
46を引き込み、これによって該ピストン46に接続さ
れているピストンPの一部を第1の割型1Aから引き出
しておく。一方、注入装置3Aにおいては、ピストン3
4を押し込んだ状態にしておき、この状態下に切り替え
バルブ32を操作して、シリンダ33と循環路36とを
連通させる。そしてピストン34を引き出してシリンダ
33内に所定量の溶融石鹸を送り込む。次いで切り替え
バルブ32を操作して、図3(a)に示すように、シリ
ンダ33と循環路36との連通を遮断し且つシリンダ3
3と注出ノズル31とを連通させる。ゲートピン35は
引き出された状態にしておく。引き続き、ピストン34
を押し込んで、シリンダ33内の溶融石鹸4を押し出
す。これによって溶融石鹸4は注出ノズル31及びゲー
ト2A(図2参照)を通じてキャビティ11C内に加圧
注入される。溶融石鹸の加圧注入体積は、第1の実施形
態と同様に気泡入り石鹸の目標設定体積の1.05倍以
上とする。但し第1の実施形態と異なり、1.05倍以
上であれば十分であり、第1の実施形態のように1.0
5倍よりも高い方が好ましいという訳ではない。この加
圧注入によって、キャビティ11C内の溶融石鹸は、気
泡入り石鹸の目標設定体積まで圧縮される。第1の実施
形態と異なり、本実施形態においては溶融石鹸の供給工
程と別に圧縮工程が必要なく、供給工程において溶融石
鹸の圧縮が行われる。従って、本実施形態の製造方法
は、第1の実施形態の製造方法よりも製造効率を高める
ことができる。また、本実施形態に用いられる製造装置
は、第1の実施形態で用いられる製造装置に比べて機械
動作距離が小さいので、製造装置を小型化できるという
利点もある。
【0033】所定体積の溶融石鹸の加圧注入が完了した
ら、図3(b)に示すようにゲートピン35を押し込ん
で注出ノズル31とキャビティ11Cとの連通を遮断す
る。更に、シリンダ47を動作させてピストン46を押
し出し、該ピストン46に接続されているピストンPを
ゲート2A(図2参照)内に押し込む。これによって、
ゲート2A内に残存している溶融石鹸をキャビティ11
C内に注入する。
【0034】次に金型ユニット4Aを後退(図中、右側
に移動)させ、図3(c)に示すように注入装置3Aを
第2の割型1Bから取り外し、キャビティ11C内の溶
融石鹸を圧縮状態下に冷却固化させる。前述の通り各割
型1A,1Bは冷却水の循環によって所定温度に冷却さ
れており、これによってキャビティ11C内の溶融石鹸
の冷却固化が促進される。溶融石鹸は、その供給体積
が、気泡入り石鹸の目標設定体積の1.05倍以上とな
るように加圧注入され圧縮されているので、溶融石鹸の
冷却固化に際しての収縮やひけの発生が防止される。
【0035】溶融石鹸が固化したら、両割型1A,1B
を固定しているバックル機構の係合を解除し、更に図3
(d)に示すように、シリンダ44を動作させてピスト
ン43を引き込める。これによって両割型1A,1Bを
型開し、次いでキャビティ内の気泡入り石鹸5を所定の
把持手段(図示せず)によって取り出す。
【0036】本発明は前記実施形態に制限されない。例
えば、第1の実施形態においては、下型1及び上型2を
用いて気泡入り石鹸を製造したが、気泡入り石鹸の形状
によっては、下型1を複数の割型から構成してもよい。
【0037】また、成形型として、第1及び第2の実施
形態に用いられる型に代えて、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリカーボネート、ポリエステルなどの合成樹
脂;可撓性を有する薄板状金属;可撓性を有するゴム材
料などからなる中空体を用いてもよい。或いは、該中空
体を第2の実施形態に用いられる成形型内に装填して用
いてもよい。この場合には、該中空体内に溶融石鹸を前
記条件で供給し圧縮状態下に固化させれば、該中空体が
そのまま、得られた気泡入り石鹸の包装容器となるとい
う利点がある。
【0038】
【実施例】〔実施例1〜4及び比較例1〕以下の表1に
示す配合成分を用いて、前述した特開平11−4369
9号公報に記載の方法に従い無数の気泡が分散含有され
た溶融石鹸を調製した。発泡には窒素ガスを用いた。
【0039】
【表1】
【0040】調製された溶融石鹸を用い、図1(a)〜
(c)に示す工程に従い気泡入り石鹸を製造した。先
ず、溶融石鹸を下型2のキャビティ11に注入した。溶
融石鹸の温度及び注入体積は表2に示す通りとした。次
いで、下型1の上面を上型2で閉塞させ、上型2の圧縮
部22によって溶融石鹸を気泡入り石鹸の目標設定体積
(120cm3)まで圧縮した。溶融石鹸の圧縮比は表
2に示す通りであった。この圧縮状態下に下型1を5〜
15℃の冷却水で3〜15分冷却し、溶融石鹸を固化さ
せた。
【0041】溶融石鹸の固化完了後、上型2を取り外
し、更にキャビティ11の底部に穿設された連通孔12
を通じてキャビティ11内に圧縮空気を吹き込むと共に
真空チャックを用いて気泡入り石鹸を把持しキャビティ
11内から取り出し、最終製品である気泡入り石鹸を得
た。
【0042】このようにして得られた気泡入り石鹸につ
いて、以下の方法で見掛け密度、及び気泡体積分率を測
定すると共に、以下の基準で外観の良否を評価した。こ
れらの結果を表2に示す。
【0043】〔見掛け密度の測定〕得られた気泡入り石
鹸から三辺の長さが既知(例えば10〜50mmの長
さ)の直方体状の測定片を切り出し、その重量を測定
し、その重量値を測定片の3辺の値から計算した体積値
で除して求めた。重量測定は電子天秤により行った。な
お、本測定は、25℃±3℃、相対湿度40〜70%の
環境下で行った。
【0044】〔気泡体積分率の測定〕−196℃で急冷
した気泡入り石鹸を−150℃で切断し、−150℃真
空下にて切断面を電子顕微鏡観察した。電子顕微鏡とし
てJEOL HIGHTECH CO.LTD.社製、
クライオSEM JSM−5410/CRUを用いた。
加速電圧は2kV、検出信号として二次電子像を用い
た。得られた500倍の顕微鏡写真から気泡の径を測定
し、測定された径から気泡体積分率を算出した。
【0045】〔外観の良否の評価〕目視により外観の良
否を以下の基準で評価した。 ◎・・・キャビティ形状と同等の外観形状が得られた。 ○・・・キャビティ形状とほぼ同等の外観形状が得られ
た。 ×・・・キャビティ形状と比較して、ひけが見られた。
【0046】
【表2】
【0047】表2に示す結果から明らかなように、各実
施例で得られた気泡入り石鹸は、冷却に起因する収縮や
ひけが観察されず、良好な外観を呈していた。また表に
は示していないが、各実施例で得られた気泡入り石鹸で
は、溶融石鹸の加熱に起因する異臭等は観察されなかっ
た。これに対して、比較例で得られた気泡入り石鹸で
は、冷却に起因する部分的な欠け(欠損)やひけが観察
された。
【0048】〔実施例5〜7及び比較例2〕実施例1と
同様の配合成分を用い、実施例1と同様の方法で、無数
の気泡が分散含有された溶融石鹸を調製した。調製され
た溶融石鹸を用い、図2に示す成形型を用いて、図3
(a)〜(d)に示す工程に従い気泡入り石鹸を製造し
た。溶融石鹸の温度及び注入体積は表3に示す通りとし
た。各割型は5〜15℃の冷却水で冷却しておいた。溶
融石鹸の冷却時間は3〜15分とした。これ以外は実施
例1と同様にして気泡入り石鹸を製造した。得られた気
泡入り石鹸について、実施例1と同様の方法で見掛け密
度及び気泡体積分率を測定すると共に外観の良否を評価
した。これらの結果を表3に示す。
【0049】
【表3】
【0050】表3に示す結果から明らかなように、各実
施例で得られた気泡入り石鹸は、冷却に起因する収縮や
ひけが観察されず、良好な外観を呈していた。また表に
は示していないが、各実施例で得られた気泡入り石鹸で
は、溶融石鹸の加熱に起因する異臭等は観察されなかっ
た。これに対して、比較例で得られた気泡入り石鹸で
は、冷却に起因する部分的な欠け(欠損)やひけが観察
された。特に、実施例7と比較例2との対比から明らか
なように、気泡入り石鹸の体積の1.05倍以上の体積
の溶融石鹸をキャビティ内に供給し圧縮することで、冷
却に起因する収縮やひけの発生が防止されることが良く
理解される。
【0051】
【発明の効果】本発明の気泡入り石鹸の製造方法によれ
ば、気泡を含有する溶融石鹸を固化させるに際して、冷
却に起因する収縮やひけの発生が効果的に防止される。
特に、溶融石鹸の発泡に不活性ガスを用いると、溶融石
鹸の加熱に起因する異臭等の発生が効果的に防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(c)は、本発明の気泡入り石鹸
の製造方法の第1の実施形態の工程を順次示す工程図で
ある。
【図2】図2は、本発明の気泡入り石鹸の製造方法の第
2の実施形態に用いられる成形型を示す斜視図である。
【図3】図3(a)〜(c)は、本発明の気泡入り石鹸
の製造方法の第2の実施形態の工程を順次示す工程図で
ある。
【符号の説明】
1 下型 2 上型 3 注入部 4 溶融石鹸 5 気泡入り石鹸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秦野 耕一 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 宮本 恭典 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 柴田 学 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 長谷川 武 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 4H003 BA06 CA09 DA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無数の気泡を分散含有する溶融石鹸を、
    所定形状のキャビティを有する成形型の該キャビティ内
    で固化させる気泡入り石鹸の製造方法において、前記気
    泡入り石鹸の体積の1.05倍以上の体積の前記溶融石
    鹸を前記キャビティ内に供給し圧縮状態下に固化させる
    気泡入り石鹸の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記気泡入り石鹸の体積の1.05倍以
    上の体積の前記溶融石鹸を前記キャビティ内に加圧注入
    し、該加圧注入によって該キャビティ内の該溶融石鹸を
    前記気泡入り石鹸の体積まで圧縮し、圧縮状態下に固化
    させる請求項1記載の気泡入り石鹸の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記気泡入り石鹸の体積の1.05倍以
    上の体積の前記溶融石鹸を前記キャビティ内に供給した
    後に、所定の圧縮手段によって、該キャビティ内の該溶
    融石鹸を前記気泡入り石鹸の体積まで圧縮し、圧縮状態
    下に固化させる請求項1記載の気泡入り石鹸の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記溶融石鹸として、不活性ガスによっ
    て発泡された溶融石鹸を用いる請求項1〜3の何れかに
    記載の気泡入り石鹸の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記溶融石鹸を、温度55〜80℃の条
    件下に前記キャビティ内に注入する請求項1〜4の何れ
    かに記載の気泡入り石鹸の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記気泡入り石鹸の見掛け密度が0.4
    〜0.85g/cm 3となるように、前記溶融石鹸を固
    化させる請求項1〜5の何れかに記載の気泡入り石鹸の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記気泡入り石鹸における全気泡の体積
    に占める径1〜300μmの気泡の体積の割合が80%
    以上となるように、前記溶融石鹸を固化させる請求項1
    〜6の何れかに記載の気泡入り石鹸の製造方法。
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