JP2002166409A - 成形材料の計量供給装置 - Google Patents

成形材料の計量供給装置

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JP2002166409A
JP2002166409A JP2000363232A JP2000363232A JP2002166409A JP 2002166409 A JP2002166409 A JP 2002166409A JP 2000363232 A JP2000363232 A JP 2000363232A JP 2000363232 A JP2000363232 A JP 2000363232A JP 2002166409 A JP2002166409 A JP 2002166409A
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molding
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JP2000363232A
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English (en)
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Tadashi Okamoto
正 岡本
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Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動体を用いて、流動性の悪い成形材料の充
填不足を防止できる計量供給装置を提供するものであ
る。 【解決手段】 成形材料20を攪拌貯蔵する貯蔵容器1
1と、該貯蔵容器11の下部排出口113に弾性体12
を介して連結され前記成形材料20を計量し、成形型に
前記成形材料20を供給する計量マス15とを備えた計
量供給装置10であって、前記計量マス15は、上下に
開口した開口部151、152が設けられ、該開口部1
51、152は仕切り板16、17で開閉自在になさ
れ、前記計量マス15を振動させる振動体13が設けら
れていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セメントモルタル
等の成形材料の計量に用いる成形材料の計量供給装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原料貯蔵装置で攪拌したセメント
材料を、貯蔵容器底部に設けた開口部から、シャッター
の開閉によって、定量マスに受けた後、この定量マスの
下側に設けられたシャッターを開閉して自然落下させ、
定量のセメント材料を供給するようになされた計量供給
装置が知られている。
【0003】特開平1−285309号公報には、セメントモ
ルタル成形品の原料計量兼供給装置が記載されている。
上記公報では、原料供給孔を有する原料容器と、上記原
料容器の下側にあって上記原料供給孔から水平方向に離
隔した成形装置への落下孔を有する底板と、該底板上に
あって上記原料供給孔と落下孔の間を往復動する計量区
間を有する計量兼送り装置とを含むセメントモルタル成
形品の原料計量兼供給装置にして、計量動作前に原料容
器内部と上記計量区画との連通を遮断できる遮断装置が
もうけられて、原料容器の供給孔より供給されて計量区
画全体を占める原料をその区画の上方で遮断板で閉鎖し
て一応完全な密閉区画を成形せしめ、原料が計量区画を
移動して落下する際に計量が正確に行われるようになさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
計量機の場合、材料貯蔵容器の攪拌バネにより、定量マ
スにセメント原料を押し込む定量方法のために、水セメ
ント比で水の少ないセメント原料が、水との混合接触後
に時間が経過し、硬化が進んだセメント原料などは、定
量マスの一部に充填しない部分が発生し、供給量が安定
しない不具合が発生している。
【0005】そのため、その後の成形工程で、肉厚の薄
い成形品が成形され、形状不良となる。また、ステンレ
スや鋼、アルミ等金属製の定量マスとセメントモルタル
原料とは、非常に摩擦係数が大きくなり、定量マスから
の排出過程で、自然落下の際に、セメントモルタル原料
の一部が定量マスの隅部に付着し、全量が排出されない
といった問題があった。
【0006】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的は、振動体を用い
て、流動性の悪い成形材料の成形型への充填不足を防止
できる計量供給装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
成形材料の計量供給装置は、成形材料を攪拌貯蔵する貯
蔵容器と、該貯蔵容器の下部排出口に弾性体を介して連
結され、前記成形材料を計量し、成形型に前記成形材料
を供給する計量マスとを備えた計量供給装置であって、
前記計量マスは、上下に開口した開口部が設けられ、該
開口部は仕切り板で開閉自在になされ、前記計量マスを
振動させる振動体が設けられているものである。
【0008】請求項2記載の本発明の成形材料の計量供
給装置は、前記計量供給装置の振動体の振動数が100〜2
00ヘルツになされているものである。
【0009】請求項3記載の本発明の成形材料の計量供
給装置は、前記計量供給装置がセメントモルタルからな
る成形材料に用いられているものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の本発明の成形材料の計量供給装
置は、前記計量マスは、上下に開口した開口部が設けら
れ、該開口部は仕切り板で開閉自在になされ、前記計量
マスを振動させる振動体が設けられているので、流動性
の悪い原料でも、成形型への充填不足を発生させること
なく計量でき、振動することにより計量マスに付着する
成形材料を全量排出することができ、正確に計量供給す
ることができる。
【0011】請求項2記載の本発明の成形材料の計量供
給装置は、前記計量供給装置の振動体の振動数が100〜2
00ヘルツになされているので、最適な振動数で、より正
確に計量供給することができる。
【0012】請求項3記載の本発明の成形材料の計量供
給装置は、前記計量供給装置がセメントモルタルからな
る成形材料に用いられているので、流動性の悪いセメン
トモルタルの原料でも正確に計量供給することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の成形材料の計量
供給装置を示す断面図である。
【0014】図1に示すように、本発明の成形材料の計
量供給装置10は、成形材料20を攪拌貯蔵する貯蔵容
器11と、該貯蔵容器11の下部排出口113に弾性体
12を介して連結され前記成形材料20を計量し、成形
型に前記成形材料20を供給する計量マス15とを備え
ている。
【0015】貯蔵容器11は、セメントモルタルに水を
混合してなる成形材料20を攪拌貯蔵できるようになさ
れている。
【0016】貯蔵容器11の内部には、成形材料20を
攪拌する攪拌バネ111が設けられている。
【0017】攪拌バネ111は、駆動モーター112に
より駆動される駆動軸114に連結したアーム115で
回転されるようになされている。
【0018】攪拌バネ111は、貯蔵容器11内を回転
させながら、セメントモルタルと水とからなる成形材料
20を均一に混合できるように攪拌している。
【0019】貯蔵容器11の底板の一部には、排出口1
13が開口され、攪拌バネ111の回転により成形材料
20が供給口14に落下するようになされている。
【0020】供給口14は、計量マス15と一体の筒体
で形成され、垂直に設置されている。供給口14の上部
は排出口113と弾性体12を介して連結されている。
【0021】弾性体12は、排出口113と供給口14
の間に挿入して設置され、2〜5ミリの弾性ゴムで形成
されている。
【0022】供給口14は、排出口113、計量マス1
5と同一軸芯上に開口され、成形材料が計量マス15に
自然落下するようになされている。供給口14の下部に
は計量マスが設置されている。
【0023】計量マス15は、筒体に上下を開口された
開口部151、152が設けられ、該開口部151,1
52には仕切る板16、17で開閉自在になされてい
る。
【0024】仕切り板16、17は、連結された油圧シ
リンダー18、19で作動制御され、開口部151、1
52を任意に開閉できるようになされている。
【0025】計量マス15は、下部の仕切り板17で下
部の開口部152を閉じて一定量の成形材量20を落下
させて後、上部の仕切り板16で上部の開口部151を
閉じて計量できるようになされている。
【0026】所定の量に計量された成形材料20は、計
量マス15の下部の開口152を開口して、計量供給装
置10の下部にある成形型(不図示)に落下して供給で
きるようになされている。
【0027】前記計量マス15には、計量マス15を振
動させる振動体13が設けられている。振動体13は、
供給口14と計量マス15とを一体にした筒体の外面に
取り付けられている。
【0028】振動体13には、ボールバイブレーターが
用いられ、計量マス15、供給口14を垂直方向、水平
方向に自在に振動できるようになされている。
【0029】本発明の成形材料20の計量供給装置10
に設けられた振動体13は、振動数が100〜200ヘルツに
なされている。
【0030】振動数を100〜200ヘルツに設定することに
よって、計量マス15に内面に付着した成形材料20を
全量成形型に落下供給できるようになされている。
【0031】振動体13の振幅は、垂直方向、水平方向
ともに、0.2〜1.0ミリの振幅になされ、計量マス
15を方向自在に振動できるようになされている。
【0032】本発明の計量供給装置10に用いられる成
形材料20は、セメントモルタルからなる成形材料20
に用いられている。
【0033】成形材料20は、セメントモルタルに水を
混ぜて均一な粘性に攪拌混合されている。混合される水
とセメントとの配合量は、成形材料20の材料強度上の
水セメント比になされている。
【0034】混合される水の量を少なくすると成形材料
20の強度は増すが、成形材料の流動性が下がり、成形
材料20が計量マス15に内壁面や隅部に付着し易い。
【0035】その為に、本発明の計量供給装置10は、
振動体13で振動させることによって、流動性の悪いセ
メントモルタルからなる成形材料20の付着を防止し
て、所定の量を計量し、供給をすることができるように
なされている。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の成形材料の計量
供給装置は、前記計量マスは、上下に開口した開口部が
設けられ、該開口部は仕切り板で開閉自在になされ、前
記計量マスを振動させる振動体が設けられているので、
流動性の悪い原料でも、充填不具合を発生させることな
く計量マスで計量でき、振動することにより計量マスに
付着する原料を排出することができ、正確に計量するこ
とができる。
【0037】請求項2記載の本発明の成形材料の計量供
給装置は、前記計量供給装置の振動体の振動数が100〜2
00ヘルツになされているので、最適な振動数で、より正
確に計量することができる。
【0038】請求項3記載の本発明の成形材料の計量供
給装置は、前記計量供給装置がセメントモルタルからな
る成形材料に用いられているので、流動性の悪いセメン
トモルタルの原料でも正確に計量することができる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成形材料の計量供給装置を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 計量供給装置 11 貯蔵容器 111 攪拌バネ 112 駆動モーター 12 弾性体 13 振動体 14 供給口 15 計量マス 151 開口部 152 開口部 16 仕切り板 17 仕切り板 18 油圧シリンダー 19 油圧シリンダー 20 成形材料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形材料を攪拌貯蔵する貯蔵容器と、該
    貯蔵容器の下部の排出口に弾性体を介して連結され、前
    記成形材料を計量し、成形型に前記成形材料を供給する
    計量マスとを備えた成形材料の計量供給装置であって、 前記計量マスは、上下に開口した開口部が設けられ、該
    開口部は仕切り板で開閉自在になされ、 前記計量マスを振動させる振動体が設けられていること
    を特徴とする成形材料の計量供給装置。
  2. 【請求項2】 前記計量供給装置の振動体の振動数が100
    〜200ヘルツになされていることを特徴とする成形材料
    の計量供給装置。
  3. 【請求項3】 前記計量供給装置がセメントモルタルか
    らなる成形材料に用いられていることを特徴とする成形
    材料の計量供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225016A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Sanko Kikai Kk 自動充填包装機
JP2020522981A (ja) * 2017-06-14 2020-08-06 グロー ソリューションズ テック エルエルシー 成長ポッド内に種子を堆積させるためのシステムおよび方法

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