JP2002165080A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2002165080A
JP2002165080A JP2000359853A JP2000359853A JP2002165080A JP 2002165080 A JP2002165080 A JP 2002165080A JP 2000359853 A JP2000359853 A JP 2000359853A JP 2000359853 A JP2000359853 A JP 2000359853A JP 2002165080 A JP2002165080 A JP 2002165080A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙の長さよりも長尺の画像を両面記録す
る場合でも、表裏の関係を保ったまま等倍で両面記録可
能な通信端末装置を提供する。 【解決手段】 主制御部11は、通信部16を介して両
面受信した画像が、通信手順中で設定された記録紙の長
さよりも長尺の場合、その画像と表裏の関係にある画像
とともに、複数の記録紙ごとの表面の部分画像と裏面の
部分画像を記録部15により等倍で両面記録する。これ
によって、長尺の画像も表裏の関係を保ったまま等倍で
両面記録することができる。複数の記録紙には、糊付け
によって元の長尺の画像が得られるように、糊代を設け
て両面記録することもできる。また、最終の記録紙につ
いては、記録紙の後端に部分画像を合わせて記録して、
画像の終端を示すこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の両面記録機
能を有する通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、両面記録を指定した通信手順によ
る通信が可能な通信端末装置が開発されている。このよ
うな通信端末装置では、送信側からの指定に従って各ペ
ージの画像を記録紙の両面に記録出力する。このとき、
記録紙の長さよりも長尺の画像が送られてくることがあ
る。例えば従来より利用されている片面のみの記録出力
であれば、長尺の画像を途中で分割し、それぞれ別の記
録紙に記録出力すればよい。しかし両面記録を行う場
合、画像を途中で分割してそのまま両面記録すると、分
割された画像によってページ数が増加するため、表裏の
関係が崩れてしまうという問題がある。
【0003】また、記録紙の長さよりも長尺の画像に対
しては、縮小して記録することも従来より行われてい
る。この方法では、両面記録を行ってもページ数が増加
することはなく、表裏の関係を保ったまま両面記録を行
うことができる。しかし、記録紙の長さよりも長尺の画
像は縮小して記録することしかできず、等倍の記録を行
うことができないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、記録紙の長さよりも長尺の
画像を両面記録する場合でも、表裏の関係を保ったまま
等倍で両面記録可能な通信端末装置を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像の両面記
録機能を有する通信端末装置において、両面記録が可能
な記録手段と、両面記録すべき画像が記録紙より長尺の
場合に該画像から複数の記録紙ごとの部分画像を生成す
るとともに当該画像と表裏の関係にある画像についても
必要に応じて対応する領域ごとの部分画像を生成して前
記記録手段に両面記録させる制御手段を有することを特
徴とするものである。このように、記録紙より長尺の画
像については、その画像を各記録紙毎の部分画像を生成
するとともに、その画像と表裏の関係にある画像につい
ても、必要に応じて各記録紙ごとの部分画像を生成して
両面記録する。これによって、表裏の関係が崩れること
なく、等倍の大きさで複数の記録紙に両面記録すること
ができる。
【0006】なお、部分画像を生成して記録手段に両面
記録させる際には、記録紙端部に糊代部分を設けること
ができる。これによって画像が記録された記録紙を糊代
で貼り付ければ、もとの長尺の画像を得ることができ
る。
【0007】また、最後の記録紙に記録する部分画像の
終了部が用紙の終端に合うように、記録手段に記録させ
るように制御することができる。これによって、画像の
終端部を明確に示すことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信端末装置の
実施の一形態を示すブロック図である。図中、11は主
制御部、12は表示部、13は操作部、14は読取部、
15は記録部、16は通信部、17はNCU、18はモ
デム、19は画像メモリ、20はRAM、21はRO
M、22はバスである。
【0009】主制御部11は、通信端末装置全体を制御
し、画像複写機能や画像送受信機能などを実現する。特
に両面受信機能時には、受信した画像を記録部15に両
面記録させる。このとき、両面受信した画像が通信手順
で設定した記録紙より長尺の場合には、その画像を複数
の記録紙に記録することとし、それぞれの記録紙に記録
する部分画像を生成する。それとともに、当該画像と表
裏の関係にある画像についても、必要に応じて対応する
領域ごとの部分画像を生成する。そして記録部15に両
面記録させる。なお、複数の記録紙に記録させる際に
は、記録紙端部に糊代部分を設けるように、それぞれの
記録紙に部分画像を記録させることができる。また、最
後の記録紙に部分画像を記録する際には、部分画像の終
了部が記録紙の終端に合うように記録させることができ
る。上述のように記録紙より長尺の画像を受信した場
合、ある程度の範囲内(所定の閾値内)においては自動
的に縮小してもよい。また、従来と同様に記録紙に合わ
せて縮小して記録部15に記録させる機能も併せ持ち、
例えば操作部13などからの設定に応じていずれかの機
能を選択可能に構成してもよい。上述の複数の記録紙を
用いた両面記録機能を、画像複写機能時にも利用可能に
制御することもできる。
【0010】表示部12は、利用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスな
ど、種々の情報を表示することができる。操作部13
は、利用者が各種の設定や指示を行うことができる。例
えば両面受信時に記録紙より長尺の画像を受信した場合
に、糊代を付けるか否かや、最後の記録紙に記録する際
に部分画像を記録紙の終端に合わせるか否かや、複数の
記録紙を用いるか縮小するか等を設定可能に構成しても
よい。
【0011】読取部14は、主制御部11による制御に
従い、送信あるいは複写すべき原稿上の画像を読み取
る。読取方式としては、種々の方法を採用可能である。
なお、この読取部14を設けずに構成することも可能で
ある。
【0012】記録部15は、主制御部11の制御に従っ
て、通信部16で受信した画像、あるいは読取部14で
読み取った画像、さらには各種の設定情報や管理情報、
利用者に対するメッセージなどを記録紙上に記録する。
記録方法としては、例えば電子写真方式や、感熱方式、
熱転写方式、インクジェット方式など、種々の方式を採
用することができる。もちろん、このような記録方式に
限られるものではない。ここでは、記録部15は両面記
録機能を有しているものとする。
【0013】通信部16は、例えば公衆回線や専用線な
どを介して相手先の機器との通信を行う。NCU17
は、回線などの制御を行う。また、モデム18は、送受
信する画像データの変復調を行う。
【0014】画像メモリ19は、送信する画像や受信し
た画像、読取部14で読み取った画像、その他処理中の
画像等を記憶する。画像を記憶する場合、そのまま記憶
してもよいし、圧縮された状態で記憶してもよい。RA
M20は、主制御部11や他の各部の処理においてデー
タの保存が必要なときに用いられる。ROM21は、主
制御部11の動作を規定したプログラムや、固定的なデ
ータなどが格納されている。
【0015】バス22は、主制御部11、表示部12、
操作部13、読取部14、記録部15、通信部16(N
CU17、モデム18)、画像メモリ19、RAM2
0、ROM21等を相互に接続しており、これらの間の
データ転送を可能にしている。これらのほか、外部記憶
装置など、各種の機器がバス22に接続されていてもよ
い。また、例えばバス22にインタフェースを接続し、
そのインタフェースを介して外部のコンピュータやLA
N等と接続されていてもよい。
【0016】次に、本発明の通信端末装置の実施の一形
態における両面受信時の動作の一例について説明する。
主制御部11は、通信部16を介して両面受信した画像
を画像メモリ19に一旦格納した後、記録処理によって
画像メモリ19中の画像を記録部15に記録させる。図
2〜図4は、本発明の通信端末装置の実施の一形態にお
ける両面記録処理の一例を示すフローチャートである。
まず、S31において受信画像が存在するか否かをチェ
ックし、受信画像が存在しなければそのまま記録処理を
終了する。記録すべき受信画像が画像メモリ19に格納
されていれば、S32において、両面受信したものか、
あるいは片面受信したものかを判断し、片面受信した画
像であれば、S33において全ページを記録部15で片
面記録する。両面受信した画像である場合には、S34
において記録するページを示す変数Nを1に初期化した
後、以降の処理によって記録部15で両面記録を行う。
【0017】S35において、第Nページの画像が記録
紙に収まるか否かを判定する。なお、この判定の際に、
所定の範囲内で自動的に縮小を行う場合には、その自動
縮小の範囲内であれば記録紙に収まるものと判定するこ
とができる。以降、同画像が記録紙に収まるか否かの判
定を行う場合について同様である。もし、第Nページの
画像が記録紙に収まる場合には、S36において、記録
部15に対して第Nページの画像を記録紙の片面に記録
させる。そしてS41以降の第(N+1)ページの処理
へ進む。
【0018】第Nページの画像が記録紙に収まらない場
合には、第Nページの画像を複数の記録紙を用いて等倍
記録する。このとき、まずS37において、糊代を付け
る設定か否かを判定する。糊代を付ける設定の場合、こ
こでは記録紙の後端裏面に次の記録紙の先端表面が糊付
けされるものとする。この場合、表面側の画像は次の記
録紙の画像との連続性を考慮し、S38において後端の
余白を設けずに第Nページの画像を等倍で記録する。ま
た、糊代を付けない設定の場合には、S39において、
通常の記録設定のままで第Nページの画像を等倍記録す
る。この場合、一般的には後端に余白が設けられる。
【0019】S38またはS39において第Nページの
画像を記録紙に記録する際には、画像の方が記録紙より
大きいため、記録紙に記録する部分画像を生成して記録
部15に記録させることになる。S40において、S3
8またはS39で第Nページの部分画像を記録紙に記録
したら、どこまで記録したかを例えばライン数などによ
って保存しておく。なお、部分画像の生成は、実際に部
分画像を別途生成するほか、画像の一部のみを記録部1
5に転送する場合などについても含むものである。
【0020】第Nページの画像について、最初の記録紙
への記録動作が終了したら、その記録紙の裏面に記録す
べき第(N+1)ページの画像についての記録処理を行
う。まずS41において、第(N+1)ページの画像が
記録紙に収まるか否かを判定する。この場合も、自動縮
小を行う場合には、その自動縮小の範囲内であれば記録
紙に収まるものと判定することができる。もし、第(N
+1)ページの画像が記録紙に収まる場合には、S42
において、記録部15に対して第(N+1)ページの画
像を、第Nページが記録された記録紙の裏面に記録させ
る。ここでS43において第Nページが記録を完了して
いるか否かを判定し、第Nページも記録を完了していれ
ば、これで両面記録が完了する。従ってS62へ進み、
次ページ以降の処理を行う。また、第Nページが記録を
完了していない場合には、第Nページの残りの部分画像
を次の記録紙に記録すべく、S50以降の処理へ進む。
【0021】S41で第(N+1)ページの画像が記録
紙に収まらないと判断された場合には、第(N+1)ペ
ージの画像を複数の記録紙を用いて等倍記録する。この
とき、まずS44において、糊代を付ける設定か否かを
判定する。糊代を付ける設定の場合、ここでは記録紙の
後端裏面に次の記録紙の先端表面が糊付けされるものと
しているので、S45において、後端に糊代部の余白を
付けて第(N+1)ページの画像を記録部15に記録さ
せる。なお、S45で糊代部分を設けるとき、その糊代
部分と画像部分の境界に、例えば実線や破線などを付し
たり、左右両端にマークを付すなど、糊付けする際の位
置が分かるようにマーキングを施しておくとよい。ま
た、糊代部分に「のりしろ」と表示したり、マークを付
してもよい。
【0022】また、糊代を付けない設定の場合には、S
46において、通常の記録設定のままで第(N+1)ペ
ージの画像を等倍記録する。この場合、一般的には後端
に余白が設けられる。
【0023】S45またはS46において第(N+1)
ページの画像を記録紙に記録する際には、画像の方が記
録紙より大きいため、記録紙に記録する部分画像を生成
して記録部15に記録させることになる。S47におい
て、S45またはS46で第(N+1)ページの部分画
像を記録紙に記録したら、どこまで記録したかを例えば
ライン数などによって保存しておく。なお、部分画像の
生成は、第Nページの場合と同様、実際に部分画像を別
途生成するほか、画像の一部のみを記録部15に転送す
る場合などについても含むものである。このようにして
第(N+1)ページの部分画像について、最初の記録紙
への記録処理が終了したら、最初の記録紙については記
録部15において排出される。
【0024】次に第Nページの残りの画像について記録
出力するが、その前にS48において、第Nページが記
録完了しているか否かを判定する。ここで第Nページの
記録を完了している場合、この時点は第(N+1)ペー
ジについて記録が未完了であるので、第(N+1)ペー
ジの残りの画像を記録すべく、S55へ進む。
【0025】第Nページの記録が未完了である場合に
は、第Nページの残りの画像の記録処理を行う。S50
において、糊代を付ける設定か否かを判定する。糊代を
付けない設定の場合には、S51において、通常の記録
設定のままで第Nページの残りの部分画像を等倍記録す
る。この場合、一般的には先端部及び後端部に余白が設
けられる。
【0026】糊代を付ける設定の場合、さらにS52に
おいて、残りの画像の先端を記録紙の先端部に合わせる
か、あるいは残りの画像の後端を記録紙の後端部に合わ
せるかを、設定により判定する。記録紙の先端部に合わ
せる設定の場合には、前に排紙した記録紙の後端裏面
に、今回の記録紙の先端表面が糊付けされる。従ってS
53において、記録部15に対し、先端に糊代となる余
白を設けて第Nページの残りの部分画像を記録紙の一方
の面に記録させる。また、記録紙の後端部に合わせる設
定の場合には、S54において、記録紙の後端部につい
ては通常の設定のままで余白を付し、第Nページの残り
の部分画像を後端に合わせて配置し、記録部15に記録
させる。この時、部分画像の上余白は画像の大きさに応
じて変化することになる。なお、裏面に記録される第
(N+1)ページの残りの画像の方が大きい場合、その
大きさに合わせて第Nページの残りの部分画像を記録す
る位置を上方にずらすとよい。
【0027】なお、S53及びS54では、部分画像の
上部に糊代部分を設けることになるが、その糊代部分と
画像部分の境界に、例えば実線や破線などを付したり、
左右両端にマークを付すなど、糊付けする際の位置が分
かるようにマーキングを施しておくとよい。また、糊代
部分に「のりしろ」と表示したり、マークを付してもよ
い。さらに、部分画像が記録紙の一部の領域に記録され
る場合には、部分画像の終了あるいは先頭位置を示すマ
ークを付してもよい。
【0028】このようにして第Nページの残りの部分画
像を記録し終えたら、表裏の関係にある第(N+1)ペ
ージについても同様の処理を行う。まずS55で第(N
+1)ページの記録処理が完了しているか否かを判定
し、第(N+1)ページの記録処理が完了している場合
には、S56において、第Nページの残りの部分画像を
記録した記録紙の裏面は余白ページとして、例えば全白
の画像を記録させたり、あるいは片面のみで記録を終了
させる。これで第Nページ及び第(N+1)ページの記
録処理を終えてS62へ進む。
【0029】第(N+1)ページの記録処理が完了して
いない場合には、第(N+1)ページの残りの画像の記
録処理を行う。S57において、糊代を付ける設定か否
かを判定する。糊代を付けない設定の場合には、S58
において、通常の記録設定のままで第(N+1)ページ
の残りの部分画像を、第Nページの残りの部分画像が記
録された記録紙の裏面に等倍記録する。この場合、一般
的には先端部及び後端部に余白が設けられる。
【0030】糊代を付ける設定の場合、さらにS59に
おいて、残りの画像の先端を記録紙の先端部に合わせる
か、あるいは残りの画像の後端を記録紙の後端部に合わ
せるかを、設定により判定する。記録紙の先端部に合わ
せる設定の場合は、前に排紙した記録紙の裏面に記録さ
れている第(N+1)ページの部分画像との連続性を保
つため、S60において、記録部15に対し、先端に余
白を設けずに第(N+1)ページの残りの部分画像を記
録紙の裏面に記録させる。また、記録紙の後端部に合わ
せる設定の場合には、S61において、記録紙の後端部
については通常の設定のまま、第(N+1)ページの残
りの部分画像を後端に合わせて配置し、記録部15に記
録させる。この時、部分画像の上余白は画像の大きさに
応じて変化することになる。なお、記録開始位置は、第
Nページの残りの部分画像の上の糊代部分の先頭位置に
合わせるとよい。
【0031】なお、S58やS60,S61で記録紙の
一部の領域に部分画像を記録する際には、部分画像の終
了あるいは先頭位置を示すマークを付してもよい。
【0032】以上のようにして、第Nページ及び第(N
+1)ページの画像について1または複数の記録紙に両
面記録を行うことができる。第Nページ及び第(N+
1)ページの記録処理が終了したら、S62において、
全ページの記録処理を終了したか否かを判定し、まだ記
録すべき画像が残っていれば、S63において変数Nに
2を加え、S35へ戻って次の表裏の2つの画像につい
て上述の処理を繰り返す。全ページの画像について記録
処理を終えたら、この処理を終了する。
【0033】図5は、本発明の通信端末装置の実施の一
形態における両面記録処理の具体例の説明図である。上
述のような両面記録処理によって、どのように記録が行
われるかを、具体例を用いて説明する。例えば図5
(A)に示すように、記録紙の長さよりも長尺の画像が
両面受信された場合を考える。「X」と記された画像は
第Nページが指示されており、表面に記録する画像であ
るものとする。また、「Z」と記された画像は第(N+
1)ページが指示されており、第Nページの裏面に記録
する画像であるものとする。
【0034】この時、本発明では基本的に図5(B)に
示すように両面記録する。すなわち、m枚目の記録紙の
表面には第Nページの画像「X」のうち、記録紙に記録
できる部分画像のみを記録する。そしてそのm枚目の記
録紙の裏面には、第(N+1)ページの画像「Z」のう
ち、記録紙に記録できる部分画像のみを記録する。この
ようにして、m枚目の記録紙の両面には第Nページの画
像「X」の一部と第(N+1)ページの画像「Z」の一
部が両面記録される。
【0035】さらに(m+1)枚目の記録紙の表面には
第Nページの画像「X」のうち、m枚目の記録紙には記
録できなかった残りの部分画像を記録する。そしてその
(m+1)枚目の記録紙の裏面には、第(N+1)ペー
ジの画像「Z」のうち、m枚目の記録紙には記録できな
かった残りの部分画像を記録する。このようにして、
(m+1)枚目の記録紙の両面には、m枚目の記録紙に
記録できなかった第Nページの画像「X」の残りの部分
と第(N+1)ページの画像「Z」の残りの部分が両面
記録される。なお、(m+1)枚目の記録紙に記録する
際には、m枚目の記録紙の終端部に記録した画像を多少
オーバーラップさせて記録してもよい。
【0036】このようにして、第Nページの画像「X」
と第(N+1)ページの画像「Z」とは、その表裏の関
係を保ったまま、等倍記録を行うことができる。ここで
は表裏ともに記録紙の長さより長尺な画像を記録する例
を示したが、一方が記録紙の長さの範囲内であれば、例
えば図5(B)における(m+1)枚目の記録紙の一方
が空白ページとなる。
【0037】図6は、糊代を設ける場合の具体例の説明
図である。ここでは図5に示した受信画像の例を用い、
両面記録したm枚目の記録紙の後端部及び(m+1)枚
目の記録紙の先端部を示している。この例では、糊代を
設ける場合、m枚目の記録紙の後端裏面に、(m+1)
枚目の記録紙の先端表面を糊付けするものとして示して
いる。従って、図6(A)に示すように、m枚目の記録
紙の裏面後端部と、(m+1)枚目の記録紙の表面先端
部には糊代が設けられている。また、m枚目の記録紙の
表面後端部と(m+1)枚目の記録紙の裏面先端部は、
部分毎に記録された画像を連続させるため、なるべく余
白を設けずに記録している。このように糊代を設けて記
録されていれば、糊代部分を糊付けすることによって、
例えば図6(B)に示すように、原稿と同様の長尺の画
像を等倍で得ることができる。
【0038】なお、糊代部分のマーキング方法として
は、図6(A)に示したように、糊代と画像部分の境界
に、左右にマークを付して示したり、図6(C)に示す
ように破線や実線を付したり、あるいは図6(D)に示
すように矢線などのマークを付すことができる。もちろ
ん、図示した例に限られるものではなく、様々なマーキ
ング方法を適用することができる。また、この例では糊
代部分に「のりしろ」と記しているが、このような表記
についても付すか否か、及び付す場合の表記などについ
ては任意である。
【0039】図7は、先端合わせ及び後端合わせの一例
の説明図である。図7(A)には、図5(A)に示す両
面受信画像について、先端合わせにより記録する場合の
部分画像の記録位置を示している。この場合には、(m
+1)枚目の記録紙の表面において、糊代となる余白を
記録紙の上部に設け、その下部に第Nページの残りの部
分画像を記録することになる。図6に示した例もこの場
合に該当する。なお、図7(A)に示した例では、画像
の終端に、破線によるマーキングを施している。このマ
ーキング方法についても、どのようなマーキング方法を
用いてもよいし、また、マーキングを施さなくてもよ
い。マーキングを付した場合、例えば切断する際に便利
である。
【0040】図7(B)には、後端合わせにより記録す
る場合の部分画像の記録位置を示している。この場合、
第Nページ目の残りの部分画像及び第(N+1)ページ
の残りの部分画像を、(m+1)枚目の記録紙の後端部
に寄せて記録する。残りの部分画像が用紙の長さに比べ
て短い場合、上部には空白部ができる。この部分が適宜
糊代となるが、図7(B)に示すように糊代部分を明示
することによって糊付けなどの作業を容易にすることが
できる。また、この例では糊代の上部と、糊代と部分画
像の境界にマーキングを施した例を示している。このマ
ーキング方法は任意であるし、いずれか一方、あるいは
両方を設けないことも可能である。
【0041】図8は、表面画像より裏面画像の方が長い
場合の後端合わせの一例の説明図である。図8(A)に
示すように第Nページの画像より第(N+1)ページの
画像の方が長い場合、そのまま第Nページの残りの部分
画像を記録紙の後端に合わせて記録してしまうと、糊代
部分は裏面の第(N+1)ページの残りの部分画像の途
中に存在してしまい、裏面の画像の連続性が損なわれて
しまったり、糊代上部で切断すると裏面の画像が切れて
しまうといった不都合が生じることがある。そのため、
図8(B)に示すように、裏面に記録される第(N+
1)ページの残りの部分画像の大きさに合わせて、第N
ページの残りの部分画像の記録位置を決定して記録すれ
ばよい。
【0042】なお、このように第Nページの残りの部分
画像を記録する際に、その裏面の画像となる第(N+
1)ページの残りの部分画像の位置を考慮して記録して
おけば、第(N+1)ページの残りの部分画像について
は表面の糊代の上部に対応する裏面位置から記録すれば
よい。これによって、第Nページの残りの部分画像と位
置合わせを行うことができるとともに、逆に第(N+
1)ページの残りの部分画像が短い場合でも同様の処理
で第Nページの残りの部分画像と位置合わせを行うこと
ができる。
【0043】図7(B)及び図8(B)に示した例で
は、糊代を余白として設けているが、これに限らず、例
えば画像をm枚目の記録紙と(m+1)枚目の記録紙に
ある程度重複して記録しておき、記録されている画像を
元にユーザが貼り合わせる位置を容易に特定できるよう
にしてもよい。また、後端合わせの場合には、例えば図
7(B)、図8(B)に示した例では上部は余白として
いるが、この部分にも画像を記録してもよく、例えばユ
ーザが重ね合わせて切断位置を任意に決定するといった
ことも可能である。この場合、糊代を付けない設定にお
いても同様の記録出力が可能である。
【0044】上述の動作例及び具体例では、両面受信し
た画像が2枚の記録紙に跨る場合について説明した。例
えば3枚以上の記録紙に跨るような長尺の画像を受信し
た場合にも、上述の動作と同様にして表裏の画像をそれ
ぞれ部分画像毎に記録してゆくことができる。この場
合、例えば糊代を付ける設定では、中間の記録紙につい
ては先端部と後端部にそれぞれ糊代を設けることにな
る。
【0045】また、上述の動作例及び具体例では、糊代
を設ける場合に、m枚目の記録紙の裏面と(m+1)枚
目の記録紙の表面に糊代を設けたが、逆に、m枚目の記
録紙の表面と(m+1)枚目の記録紙の裏面に糊代を設
けるようにしてもよい。もちろん、いずれにするかを設
定可能にしてもよい。
【0046】さらに、上述の例では綴じ方向を限定せず
に説明したが、例えば上下綴じの場合には表面と裏面の
画像の天地方向の向きが逆になる。この場合について
も、表裏となる第Nページと第(N+1)ページの画像
が180°回転した関係となるように構成した画像につ
いて、上述と同様に処理すればよい。
【0047】上述のような長尺の画像を複数枚の記録紙
に両面記録する機能は、例えば読取部14で読み取った
画像を記録部15で記録する複写機能時にも適用可能で
あり、そのような記録モードを設けて装置を構成するこ
ともできる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、両面記録すべき画像が記録紙より長尺の場合
に、複数の記録紙に表裏の関係を保ったまま、等倍で両
面記録することができる。また、糊代を付けることも可
能であり、複数の記録紙を貼り付ければ、もとの長尺の
画像を得ることができる。さらに、最後の記録紙に記録
する部分画像の終了部が用紙の終端に合うように記録す
ることができ、これによって画像の終端部を明確に示す
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の実施の一形態を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の通信端末装置の実施の一形態における
両面記録処理の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の通信端末装置の実施の一形態における
両面記録処理の一例を示すフローチャート(続き)であ
る。
【図4】本発明の通信端末装置の実施の一形態における
両面記録処理の一例を示すフローチャート(続き)であ
る。
【図5】本発明の通信端末装置の実施の一形態における
両面記録処理の具体例の説明図である。
【図6】糊代を設ける場合の具体例の説明図である。
【図7】先端合わせ及び後端合わせの一例の説明図であ
る。
【図8】表面画像より裏面画像の方が長い場合の後端合
わせの一例の説明図である。
【符号の説明】
11…主制御部、12…表示部、13…操作部、14…
読取部、15…記録部、16…通信部、17…NCU、
18…モデム、19…画像メモリ、20…RAM、21
…ROM、22…バス。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 G03G 21/00 382 5C062 5C076 Fターム(参考) 2C062 RA06 2C087 AC05 AC07 AC08 BA03 BA05 CA02 CA04 CB12 2C187 AC05 AC07 AC08 AF01 DC01 2H027 DB09 DC19 FA13 FA19 FD01 FD04 FD08 ZA07 2H028 BB06 5C062 AB22 AC09 AC24 BA00 5C076 AA14 AA36 AA37 AA40 BA02 BA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の両面記録機能を有する通信端末装
    置において、両面記録が可能な記録手段と、両面記録す
    べき画像が記録紙より長尺の場合に該画像から複数の記
    録紙ごとの部分画像を生成するとともに当該画像と表裏
    の関係にある画像についても必要に応じて対応する領域
    ごとの部分画像を生成して前記記録手段に両面記録させ
    る制御手段を有することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、部分画像を生成して前
    記記録手段に両面記録させる際に、記録紙端部に糊代部
    分を設けることを特徴とする請求項1に記載の通信端末
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、最後の記録紙に記録す
    る部分画像の終了部が用紙の終端に合うように前記記録
    手段に記録させることを特徴とする請求項1に記載の通
    信端末装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000019818A (ja) * 1998-07-01 2000-01-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2013026971A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Brother Ind Ltd 通信装置
JP2013077986A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Brother Ind Ltd ファクシミリ装置
JP2013165356A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Brother Ind Ltd 画像記録装置
JP2014064228A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Oki Data Corp 描画データ生成装置及びそれを用いた画像形成装置

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