JP2002164184A - 希ガス放電灯の点灯方法および希ガス放電灯装置 - Google Patents
希ガス放電灯の点灯方法および希ガス放電灯装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 希ガスランプのパルス点灯において、放電遅
れを改善した(放電開始時間の短縮化した)放電灯点灯
方法および放電灯装置を提供すること。 【解決手段】 電源スイッチ10を入力することにより
直流電源1は、直流電圧を出力し、この直流電圧からイ
ンバータ回路2は、周波数10kHz〜100kHzの
パルス電圧を出力する。このパルス電圧を昇圧変圧器6
により昇圧して、2次側にピーク電圧200〜5000
Vのパルス電圧を出力する。このパルス電圧を希ガスラ
ンプの電極間に供給するように回路構成されている。こ
の回路には直流電源スイッチ10を入力後100μ秒〜
5秒間、パルスの半値幅が0.1μ秒〜10μ秒の放電
用パルス電圧を希ガスランプ3の電極に印加するコンデ
ンサ7とスイッチング素子8の直列接続された放電用パ
ルス印加回路9が接続された構成である。
れを改善した(放電開始時間の短縮化した)放電灯点灯
方法および放電灯装置を提供すること。 【解決手段】 電源スイッチ10を入力することにより
直流電源1は、直流電圧を出力し、この直流電圧からイ
ンバータ回路2は、周波数10kHz〜100kHzの
パルス電圧を出力する。このパルス電圧を昇圧変圧器6
により昇圧して、2次側にピーク電圧200〜5000
Vのパルス電圧を出力する。このパルス電圧を希ガスラ
ンプの電極間に供給するように回路構成されている。こ
の回路には直流電源スイッチ10を入力後100μ秒〜
5秒間、パルスの半値幅が0.1μ秒〜10μ秒の放電
用パルス電圧を希ガスランプ3の電極に印加するコンデ
ンサ7とスイッチング素子8の直列接続された放電用パ
ルス印加回路9が接続された構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、希ガス放電灯の点
灯方法および希ガス放電灯装置に係り、特に複写機、フ
ァクシミリ、スキャナー等の情報機器に用いられる露光
用光源や、液晶デイスプレイのバックライト装置等に用
いて好適な希ガス放電灯の点灯方法および希ガス放電灯
装置に関する。
灯方法および希ガス放電灯装置に係り、特に複写機、フ
ァクシミリ、スキャナー等の情報機器に用いられる露光
用光源や、液晶デイスプレイのバックライト装置等に用
いて好適な希ガス放電灯の点灯方法および希ガス放電灯
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、ファクシミリ、スキャナ
ー等の情報機器に用いられる露光用光源や、液晶デイス
プレイのバックライト装置として水銀放電ランプが用い
られていたが、公害対策として希ガス蛍光ランプが開発
された。このランプは水銀放電ランプに比較して点灯
(放電)後瞬時に100%近い光量を出射する特徴を有
するため上記光源として開発されている。一般に、キセ
ノンガスおよびネオンを主成分とする希ガスが封入され
た希ガスランプは、水銀放電ランプと比較すると放電開
始電圧が高い。そのため、パルスで瞬間的に高電圧を印
加して点灯させる方が、高周波の正弦波で点灯させるよ
り、発光効率が高くてより高照度を得られる場合が多
い。
ー等の情報機器に用いられる露光用光源や、液晶デイス
プレイのバックライト装置として水銀放電ランプが用い
られていたが、公害対策として希ガス蛍光ランプが開発
された。このランプは水銀放電ランプに比較して点灯
(放電)後瞬時に100%近い光量を出射する特徴を有
するため上記光源として開発されている。一般に、キセ
ノンガスおよびネオンを主成分とする希ガスが封入され
た希ガスランプは、水銀放電ランプと比較すると放電開
始電圧が高い。そのため、パルスで瞬間的に高電圧を印
加して点灯させる方が、高周波の正弦波で点灯させるよ
り、発光効率が高くてより高照度を得られる場合が多
い。
【0003】複写機やスキャナは、操作者が原稿をセッ
トした後、スタートボタンを押すことにより、露光用光
源が移動して所定時間の露光を実行する。従って、スタ
ートボタンを操作と同時に露光用光源が点灯し、光量が
100%出射していることが必要である。さらに、ファ
クシミリは、原稿をセットした後、スタートボタンを押
すことにより、原稿の走行を開始するため、原稿が走行
を開始する前に露光用光源が点灯し、光量が100%出
射していることが必要である。走行開始時に、光量が1
00%出射していない場合には、露光ムラが発生する。
希ガス放電灯は、点灯後瞬時に光量の出射率が100%
になるためこれらに期待されている。
トした後、スタートボタンを押すことにより、露光用光
源が移動して所定時間の露光を実行する。従って、スタ
ートボタンを操作と同時に露光用光源が点灯し、光量が
100%出射していることが必要である。さらに、ファ
クシミリは、原稿をセットした後、スタートボタンを押
すことにより、原稿の走行を開始するため、原稿が走行
を開始する前に露光用光源が点灯し、光量が100%出
射していることが必要である。走行開始時に、光量が1
00%出射していない場合には、露光ムラが発生する。
希ガス放電灯は、点灯後瞬時に光量の出射率が100%
になるためこれらに期待されている。
【0004】このような特徴を有する希ガス蛍光ランプ
を点灯するための従来のパルス点灯回路図は、図5の通
りである(例えば特開平10−289791号)。即
ち、直流電源31からの直流電圧をインバータ32によ
りパルス電圧に変換し、このパルス電圧により希ガスラ
ンプ33を放電させて点灯させるように構成されてい
る。上記インバータ32は、発信回路34の出力回路に
MOSFETトランジスタ(以下FETと略す)35が
接続されている。このFET35のドレイン電極が接地
されており、ソース電極は、昇圧トランス36の一次側
に接続されて、構成されたものである。この昇圧トラン
ス36の2次側には希ガスランプ33が接続されてい
る。
を点灯するための従来のパルス点灯回路図は、図5の通
りである(例えば特開平10−289791号)。即
ち、直流電源31からの直流電圧をインバータ32によ
りパルス電圧に変換し、このパルス電圧により希ガスラ
ンプ33を放電させて点灯させるように構成されてい
る。上記インバータ32は、発信回路34の出力回路に
MOSFETトランジスタ(以下FETと略す)35が
接続されている。このFET35のドレイン電極が接地
されており、ソース電極は、昇圧トランス36の一次側
に接続されて、構成されたものである。この昇圧トラン
ス36の2次側には希ガスランプ33が接続されてい
る。
【0005】このように希ガスランプ33の点灯回路3
7が構成されている。この点灯回路37による希ガスラ
ンプ33の点灯動作は次の通りである。図6は、図5点
灯回路の動作を説明するためのパルス波形図である。直
流電源1からの直流電圧により発信する発振回路34は
発信出力波形を整形して図6(A)に示すパルス波形を
出力する。
7が構成されている。この点灯回路37による希ガスラ
ンプ33の点灯動作は次の通りである。図6は、図5点
灯回路の動作を説明するためのパルス波形図である。直
流電源1からの直流電圧により発信する発振回路34は
発信出力波形を整形して図6(A)に示すパルス波形を
出力する。
【0006】このパルス波形はFET35のゲート電極
に入力する。このFET35は正パルス期間導通し、ソ
ース電極に発生する電流波形は図6(B)の波形を出力
する。即ち、発振回路34からFET35のゲート電極
に図6(A)のパルス幅数μs〜数十秒μsのパルス信
号を入力すると、FET35のS―D間に電流が徐々に
流れ始め、パルスの立下り時にFET35の電流は遮断
される(図6(B))。この時のFET35のソース電
極に発生する電圧波形は図6(C)の通りである。即
ち、発振回路34からのパルス信号がOFFになると、
FET35のS−D間の電流が急激に止まり、FET3
5のソース電極に急峻な正のパルス状に電圧が発生す
る。
に入力する。このFET35は正パルス期間導通し、ソ
ース電極に発生する電流波形は図6(B)の波形を出力
する。即ち、発振回路34からFET35のゲート電極
に図6(A)のパルス幅数μs〜数十秒μsのパルス信
号を入力すると、FET35のS―D間に電流が徐々に
流れ始め、パルスの立下り時にFET35の電流は遮断
される(図6(B))。この時のFET35のソース電
極に発生する電圧波形は図6(C)の通りである。即
ち、発振回路34からのパルス信号がOFFになると、
FET35のS−D間の電流が急激に止まり、FET3
5のソース電極に急峻な正のパルス状に電圧が発生す
る。
【0007】このパルス状電圧が昇圧変圧器36の1次
側に発生する。この結果、昇圧変圧器36の2次側には
図6(D)に示すように負のパルス状高電圧が発生す
る。このパルスのパルス幅は、0.01〜0.08μs
である。このパルス状高電圧が希ガスランプ33に印加
され、このランプ33には放電電流が流れる。この結
果、希ガスランプは点灯する。このようなパルス点灯回
路は、発振回路34が出力するパルス信号の周波数を変
更することで点灯周波数を変えることができ、昇圧変圧
器36の巻数比を変更することで二次側に発生する電圧
のピーク値を所望する電圧に変えることができる。
側に発生する。この結果、昇圧変圧器36の2次側には
図6(D)に示すように負のパルス状高電圧が発生す
る。このパルスのパルス幅は、0.01〜0.08μs
である。このパルス状高電圧が希ガスランプ33に印加
され、このランプ33には放電電流が流れる。この結
果、希ガスランプは点灯する。このようなパルス点灯回
路は、発振回路34が出力するパルス信号の周波数を変
更することで点灯周波数を変えることができ、昇圧変圧
器36の巻数比を変更することで二次側に発生する電圧
のピーク値を所望する電圧に変えることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなパルス電圧による希ガスランプ33の点灯は、電源
投入(電源スイッチ入力)後、放電遅れが生じ易いとい
う課題があった。最近では、FAXやコピー機に、スタ
ートボタンを押してから200〜500msで原稿の走
行を開始させたり、光源のランプの走行を開始させる高
速化が要望されている。本発明者は、これらの課題につ
いて分析した結果、高周波の正弦波点灯より希ガスラン
プ33に印加する電圧の半値幅が非常に狭く、点灯を開
始(放電開始)させる際に、必要な電圧を供給する時間
が少ないために、電源スイッチ入力後の希ガスランプ3
3の放電遅れが生じ易いということが判った。
うなパルス電圧による希ガスランプ33の点灯は、電源
投入(電源スイッチ入力)後、放電遅れが生じ易いとい
う課題があった。最近では、FAXやコピー機に、スタ
ートボタンを押してから200〜500msで原稿の走
行を開始させたり、光源のランプの走行を開始させる高
速化が要望されている。本発明者は、これらの課題につ
いて分析した結果、高周波の正弦波点灯より希ガスラン
プ33に印加する電圧の半値幅が非常に狭く、点灯を開
始(放電開始)させる際に、必要な電圧を供給する時間
が少ないために、電源スイッチ入力後の希ガスランプ3
3の放電遅れが生じ易いということが判った。
【0009】本発明は、上記点に対処してなされたもの
で、希ガスランプのパルス点灯において、放電遅れを改
善した(放電開始時間の短縮化した)放電灯点灯方法お
よび放電灯装置を提供するものである。
で、希ガスランプのパルス点灯において、放電遅れを改
善した(放電開始時間の短縮化した)放電灯点灯方法お
よび放電灯装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の希ガス放電灯点灯方法および装置は、電源
スイッチ入力後の所定期間のみ放電持続用パルス電圧よ
りパルス幅の広い放電開始パルス電圧により希ガスラン
プを点灯することにより希ガスランプの放電遅れを改善
(放電開始時間を短縮化)した放電灯点灯装置を提供す
るものである。即ち、希ガス放電灯の電極に印加するパ
ルス電圧列は、放電開始用パルス電圧の期間と、放電開
始後、放電を持続させる放電持続用パルス列の期間とか
らなる。
に、本発明の希ガス放電灯点灯方法および装置は、電源
スイッチ入力後の所定期間のみ放電持続用パルス電圧よ
りパルス幅の広い放電開始パルス電圧により希ガスラン
プを点灯することにより希ガスランプの放電遅れを改善
(放電開始時間を短縮化)した放電灯点灯装置を提供す
るものである。即ち、希ガス放電灯の電極に印加するパ
ルス電圧列は、放電開始用パルス電圧の期間と、放電開
始後、放電を持続させる放電持続用パルス列の期間とか
らなる。
【0011】本発明の希ガス放電灯点灯方法は、ピーク
電圧200〜5000Vのパルス電圧を希ガス放電灯の
放電電極間に印加して点灯させる希ガス放電灯点灯方法
において、前記パルス電圧は電源スイッチ投入(入力)
後50μ秒〜5秒間半値幅の広い放電開始パルス電圧に
して放電させ、放電開始後前記パルス電圧より半値幅の
狭いパルス電圧で放電を持続させることを特徴とする。
電圧200〜5000Vのパルス電圧を希ガス放電灯の
放電電極間に印加して点灯させる希ガス放電灯点灯方法
において、前記パルス電圧は電源スイッチ投入(入力)
後50μ秒〜5秒間半値幅の広い放電開始パルス電圧に
して放電させ、放電開始後前記パルス電圧より半値幅の
狭いパルス電圧で放電を持続させることを特徴とする。
【0012】本発明の希ガス放電灯点灯方法は、ピーク
電圧200〜5000Vのパルス電圧を希ガス放電灯の
放電電極間に印加して点灯させる希ガス放電灯点灯方法
において、前記パルス電圧は電源スイッチ入力後50μ
秒〜5秒間半値幅0.1〜10μsのパルス電圧を印加
して放電させ、放電開始後前記パルス電圧より半値幅の
狭いパルス電圧で放電を持続させることを特徴とする。
電圧200〜5000Vのパルス電圧を希ガス放電灯の
放電電極間に印加して点灯させる希ガス放電灯点灯方法
において、前記パルス電圧は電源スイッチ入力後50μ
秒〜5秒間半値幅0.1〜10μsのパルス電圧を印加
して放電させ、放電開始後前記パルス電圧より半値幅の
狭いパルス電圧で放電を持続させることを特徴とする。
【0013】本発明の希ガス放電灯点灯方法は、ピーク
電圧200〜5000Vのパルス電圧を希ガス放電灯の
放電電極間に印加して点灯させる希ガス放電灯点灯方法
において、前記パルス電圧は電源スイッチ入力後50μ
秒〜5秒間半値幅0.1〜10μsのパルス電圧を印加
して放電させることを特徴とする。
電圧200〜5000Vのパルス電圧を希ガス放電灯の
放電電極間に印加して点灯させる希ガス放電灯点灯方法
において、前記パルス電圧は電源スイッチ入力後50μ
秒〜5秒間半値幅0.1〜10μsのパルス電圧を印加
して放電させることを特徴とする。
【0014】本発明の希ガス放電灯点灯方法は、ピーク
電圧200〜5000Vのパルス電圧を希ガスランプの
電極間に印加して点灯させる希ガス放電灯点灯方法にお
いて、前記パルス電圧は周波数が10〜100KHz
で、電源スイッチ入力後50μ秒〜5秒間半値幅0.1
〜10μsのパルス電圧を印加して放電させることを特
徴とする。
電圧200〜5000Vのパルス電圧を希ガスランプの
電極間に印加して点灯させる希ガス放電灯点灯方法にお
いて、前記パルス電圧は周波数が10〜100KHz
で、電源スイッチ入力後50μ秒〜5秒間半値幅0.1
〜10μsのパルス電圧を印加して放電させることを特
徴とする。
【0015】本発明の希ガス放電灯点灯装置は、ピーク
電圧200〜5000Vのパルス電圧を希ガスランプの
電極間に印加して点灯させる希ガス放電灯点灯装置にお
いて、前記パルス電圧は電源スイッチ入力後50μ秒〜
5秒間半値幅0.1〜10μsのパルス電圧を印加して
放電させることを特徴とする。
電圧200〜5000Vのパルス電圧を希ガスランプの
電極間に印加して点灯させる希ガス放電灯点灯装置にお
いて、前記パルス電圧は電源スイッチ入力後50μ秒〜
5秒間半値幅0.1〜10μsのパルス電圧を印加して
放電させることを特徴とする。
【0016】本発明の希ガス放電灯点灯装置は、電源ス
イッチ入力により直流電圧を出力する直流電源と、この
直流電源に接続され直流電圧から周波数10kHz〜1
00kHzパルス電圧を出力するインバータ回路と、こ
のインバータ回路に接続され前記パルス電圧をピーク電
圧200〜5000Vに昇圧する昇圧変圧器と、この昇
圧変圧器の2次側に接続された希ガスランプと、前記直
流電源スイッチ入力後50μ秒〜5秒間、パルス幅が
0.1μ秒〜10μ秒の放電用パルス電圧を前記希ガス
ランプの電極に印加する放電用パルス印加手段と、放電
開始後前記パルス電圧より半値幅の狭いパルス電圧を前
記希ガスランプの電極に印加する放電持続用パルス印加
手段とを具備してなることを特徴とする。本発明の希ガ
ス放電灯点灯装置は、直流電源から周波数10〜100
KHzの交流電圧を出力する発振回路と、この発振回路
の出力に接続された発振交流出力をパルス電圧信号に変
換するFETトランジスタと、このFETトランジスタ
の出力に接続され前記パルス電圧をピーク電圧200〜
5000Vに昇圧する昇圧変圧器と、この昇圧変圧器の
2次側に接続された希ガスランプと、前記FETトラン
ジスタのソース電極および接地間に接続された前記直流
電源スイッチ入力後50μ秒〜5秒間導通するスイッチ
ング素子およびコンデンサの直列接続回路と、を具備し
てなることを特徴とする。放電灯点灯用パルスを発生す
る最適回路例は、インバータ回路であるが、インバータ
回路に限らず、電源スイッチ入力後放電開始用パルス印
加期間内にパルス幅が0.1〜10μsのパルスを発生
する回路であれば、何れの回路構成でもよい。
イッチ入力により直流電圧を出力する直流電源と、この
直流電源に接続され直流電圧から周波数10kHz〜1
00kHzパルス電圧を出力するインバータ回路と、こ
のインバータ回路に接続され前記パルス電圧をピーク電
圧200〜5000Vに昇圧する昇圧変圧器と、この昇
圧変圧器の2次側に接続された希ガスランプと、前記直
流電源スイッチ入力後50μ秒〜5秒間、パルス幅が
0.1μ秒〜10μ秒の放電用パルス電圧を前記希ガス
ランプの電極に印加する放電用パルス印加手段と、放電
開始後前記パルス電圧より半値幅の狭いパルス電圧を前
記希ガスランプの電極に印加する放電持続用パルス印加
手段とを具備してなることを特徴とする。本発明の希ガ
ス放電灯点灯装置は、直流電源から周波数10〜100
KHzの交流電圧を出力する発振回路と、この発振回路
の出力に接続された発振交流出力をパルス電圧信号に変
換するFETトランジスタと、このFETトランジスタ
の出力に接続され前記パルス電圧をピーク電圧200〜
5000Vに昇圧する昇圧変圧器と、この昇圧変圧器の
2次側に接続された希ガスランプと、前記FETトラン
ジスタのソース電極および接地間に接続された前記直流
電源スイッチ入力後50μ秒〜5秒間導通するスイッチ
ング素子およびコンデンサの直列接続回路と、を具備し
てなることを特徴とする。放電灯点灯用パルスを発生す
る最適回路例は、インバータ回路であるが、インバータ
回路に限らず、電源スイッチ入力後放電開始用パルス印
加期間内にパルス幅が0.1〜10μsのパルスを発生
する回路であれば、何れの回路構成でもよい。
【0017】スイッチング素子は、放電開始用パルス印
加期間、導通する回路であればデート回路、FETやツ
エナーダイオードによるスイッチング回路など何れでも
よい。
加期間、導通する回路であればデート回路、FETやツ
エナーダイオードによるスイッチング回路など何れでも
よい。
【0018】希ガス放電灯は、希ガスランプ、希ガス蛍
光ランプ、希ガス放電管など何れでもよい。
光ランプ、希ガス放電管など何れでもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の放電灯装置の実施
形態を図1を参照して説明する。この実施形態は、従来
のインバータに希ガスランプに印加するパルス幅を広げ
る回路を接続したものである。図1は、本発明の実施形
態を説明するための回路結線図である。即ち、この回路
は、直流電源1からの直流電圧をインバータ2により周
波数10kHz〜100kHzのパルス電圧に変換し、
このパルス電圧により希ガスランプ3を放電させて点灯
させるように構成されている。
形態を図1を参照して説明する。この実施形態は、従来
のインバータに希ガスランプに印加するパルス幅を広げ
る回路を接続したものである。図1は、本発明の実施形
態を説明するための回路結線図である。即ち、この回路
は、直流電源1からの直流電圧をインバータ2により周
波数10kHz〜100kHzのパルス電圧に変換し、
このパルス電圧により希ガスランプ3を放電させて点灯
させるように構成されている。
【0020】上記インバータ回路2について説明する。
発信回路4の出力回路にはMOSFETトランジスタ
(以下FETと略す)5が接続されている。このFET
5のドレイン電極が接地されており、ソース電極は、昇
圧トランス(変圧器)6の一次側に接続されている。こ
の昇圧トランス6は、希ガス放電ランプの放電電圧即
ち、ピーク電圧200〜5000Vに昇圧する巻数比に
選択されている。
発信回路4の出力回路にはMOSFETトランジスタ
(以下FETと略す)5が接続されている。このFET
5のドレイン電極が接地されており、ソース電極は、昇
圧トランス(変圧器)6の一次側に接続されている。こ
の昇圧トランス6は、希ガス放電ランプの放電電圧即
ち、ピーク電圧200〜5000Vに昇圧する巻数比に
選択されている。
【0021】さらに、ソース電極と接地間には、希ガス
ランプ3の放電開始用パルスのパルス幅を制御するため
の、コンデンサ7とスイッチング機能を有するスイッチ
ング素子8の直列回路9が接続されている。この放電開
始用パルスのパルス幅は0.1〜10μsである。この
スイッチング素子8の導通期間は、電源スイッチ入力後
50μs〜5s間希ガスランプ3の放電を開始させるた
めの初期期間(放電開始用パルス印加期間)である。
ランプ3の放電開始用パルスのパルス幅を制御するため
の、コンデンサ7とスイッチング機能を有するスイッチ
ング素子8の直列回路9が接続されている。この放電開
始用パルスのパルス幅は0.1〜10μsである。この
スイッチング素子8の導通期間は、電源スイッチ入力後
50μs〜5s間希ガスランプ3の放電を開始させるた
めの初期期間(放電開始用パルス印加期間)である。
【0022】この初期期間は、希ガスランプ3の構造に
より予め実験的に選択される。例えば、内部電極型の希
ガス蛍光ランプの初期期間は、100〜5000μsで
あり、外面電極型の希ガス蛍光ランプの初期期間は、2
00〜400μsである。スイッチング素子8は例えば
FETトランジスタにより構成できる。コンデンサ7
は、0.1〜50μF最適例としては0.1〜10μF
である。
より予め実験的に選択される。例えば、内部電極型の希
ガス蛍光ランプの初期期間は、100〜5000μsで
あり、外面電極型の希ガス蛍光ランプの初期期間は、2
00〜400μsである。スイッチング素子8は例えば
FETトランジスタにより構成できる。コンデンサ7
は、0.1〜50μF最適例としては0.1〜10μF
である。
【0023】さらに、上記直流電源1の電源回路に、電
源例えば交流電源を開閉するためのスイッチ10が接続
されている。このスイッチ10による電源の投入を検出
し、予め設定された放電を開始させるための初期期間の
パルスを出力する放電開始用駆動パルス印加時間設定回
路11が接続されている。この駆動パルス印加時間設定
回路11の出力回路は、スイッチング素子8の開閉駆動
回路に接続されている。昇圧トランス6の2次側には希
ガスランプ3が接続されている。
源例えば交流電源を開閉するためのスイッチ10が接続
されている。このスイッチ10による電源の投入を検出
し、予め設定された放電を開始させるための初期期間の
パルスを出力する放電開始用駆動パルス印加時間設定回
路11が接続されている。この駆動パルス印加時間設定
回路11の出力回路は、スイッチング素子8の開閉駆動
回路に接続されている。昇圧トランス6の2次側には希
ガスランプ3が接続されている。
【0024】このようにして希ガスランプ3の点灯回路
装置12が構成されている。放電開始用駆動パルス印加
時間設定回路11は、50μs〜5秒間のパルスを希ガ
スランプ3の構造により選択的に出力する回路である。
この回路は、例えば、スイッチ回路により構成できる。
即ち、電源スイッチ10の入力により発生する図2
(A)の正パルスによりスイッチ回路を能動状態に動作
させ、50μs〜5秒後の負パルスによりスイッチ回路
を非動作状態するスイッチ回路により構成できる。
装置12が構成されている。放電開始用駆動パルス印加
時間設定回路11は、50μs〜5秒間のパルスを希ガ
スランプ3の構造により選択的に出力する回路である。
この回路は、例えば、スイッチ回路により構成できる。
即ち、電源スイッチ10の入力により発生する図2
(A)の正パルスによりスイッチ回路を能動状態に動作
させ、50μs〜5秒後の負パルスによりスイッチ回路
を非動作状態するスイッチ回路により構成できる。
【0025】希ガスランプ3の構成は、例えば気密容器
としてソーダ石灰ガラス、比較的誘電率の大きい鉛ガラ
ス製で直径で外径が8mm、内径が7mmの直管型気密
容器である。この容器内壁面上には透明電極が被膜さ
れ、この透明電極面上には蛍光体層が被膜される。さら
に、容器の両端には、熱電子を発生する電極が夫々設け
られている。
としてソーダ石灰ガラス、比較的誘電率の大きい鉛ガラ
ス製で直径で外径が8mm、内径が7mmの直管型気密
容器である。この容器内壁面上には透明電極が被膜さ
れ、この透明電極面上には蛍光体層が被膜される。さら
に、容器の両端には、熱電子を発生する電極が夫々設け
られている。
【0026】このように構成された気密容器内には、放
電媒体として希ガス例えばキセノン(Xe)ガスが封入
圧力1.08×104〜2.6×104Pa例えば2×
10 4Pa封入されて構成された蛍光ランプである。封
入圧力が1.08×104Pa未満では出射光量が減少
し、2.6×104Pa以上では放電開始時が長くな
り、チラツキが発生する。また、外面電極型蛍光ランプ
は、電極が容器中心軸と容器外周面上に電極を設けた構
造である。
電媒体として希ガス例えばキセノン(Xe)ガスが封入
圧力1.08×104〜2.6×104Pa例えば2×
10 4Pa封入されて構成された蛍光ランプである。封
入圧力が1.08×104Pa未満では出射光量が減少
し、2.6×104Pa以上では放電開始時が長くな
り、チラツキが発生する。また、外面電極型蛍光ランプ
は、電極が容器中心軸と容器外周面上に電極を設けた構
造である。
【0027】この点灯回路装置12による希ガスランプ
3の点灯動作は次の通りである。図2は、図1点灯回路
の動作を説明するためのパルス波形図である。スイッチ
10を閉制して電源を投入(入力)する(図2
(A))。この結果、直流電源1が動作し、出力の直流
電圧が印加された発振回路4は、発振周波数10kHz
〜100kHz例えば50kHzを発振する。
3の点灯動作は次の通りである。図2は、図1点灯回路
の動作を説明するためのパルス波形図である。スイッチ
10を閉制して電源を投入(入力)する(図2
(A))。この結果、直流電源1が動作し、出力の直流
電圧が印加された発振回路4は、発振周波数10kHz
〜100kHz例えば50kHzを発振する。
【0028】この発振回路4は、さらに発振出力波形を
整形して図2(B)に示すパルス波形を出力する。この
パルス波形は、FET5のゲート電極に入力する。この
FET5は、ゲート電極に正パルスが印加されている期
間導通状態である。図2(B)に示すパルス波形を、F
ET5のゲート電極に入力することによりソース電極に
発生する電流波形は、図2(C)の波形である。
整形して図2(B)に示すパルス波形を出力する。この
パルス波形は、FET5のゲート電極に入力する。この
FET5は、ゲート電極に正パルスが印加されている期
間導通状態である。図2(B)に示すパルス波形を、F
ET5のゲート電極に入力することによりソース電極に
発生する電流波形は、図2(C)の波形である。
【0029】発振回路4からFET5のゲート電極に入
力される図2(B)正のパルス幅は、数μs〜数十μs
である。この結果、ゲート電極に各正パルスが印加され
た期間は、FET5のソースードレイン(S―D)間に
流れる電流量が徐々に増加し、正パルスの立下り時にF
ET5の電流は遮断される(図2(C))。上記スイッ
チ10(電源)の入力を、放電開始用駆動パルス印加時
間設定回路11が検出する。
力される図2(B)正のパルス幅は、数μs〜数十μs
である。この結果、ゲート電極に各正パルスが印加され
た期間は、FET5のソースードレイン(S―D)間に
流れる電流量が徐々に増加し、正パルスの立下り時にF
ET5の電流は遮断される(図2(C))。上記スイッ
チ10(電源)の入力を、放電開始用駆動パルス印加時
間設定回路11が検出する。
【0030】スイッチ10(電源)の投入を検出した放
電開始用駆動パルス印加時間設定回路11は、上記検出
後の所定期間50μs〜5秒間(s)例えば3秒間、ス
イッチング素子8を導通状態に設定するための正パルス
を出力する(図2(D))。この正パルスの期間、スイ
ッチング素子8は導通状態である。
電開始用駆動パルス印加時間設定回路11は、上記検出
後の所定期間50μs〜5秒間(s)例えば3秒間、ス
イッチング素子8を導通状態に設定するための正パルス
を出力する(図2(D))。この正パルスの期間、スイ
ッチング素子8は導通状態である。
【0031】このスイッチング素子8が導通状態におい
て、上記FET5のソース電極に発生する電圧波形は、
図2(E)の初期波形(放電開始用パルス波形)であ
る。即ち、発振回路4からの正パルス信号が到来した期
間FET5に電流が流れるため、ソース電極に発生する
電圧は、零電圧に近いFET5の電圧降下に相当する電
圧が発生する。
て、上記FET5のソース電極に発生する電圧波形は、
図2(E)の初期波形(放電開始用パルス波形)であ
る。即ち、発振回路4からの正パルス信号が到来した期
間FET5に電流が流れるため、ソース電極に発生する
電圧は、零電圧に近いFET5の電圧降下に相当する電
圧が発生する。
【0032】次に、図2(B)の負のパルス(0電位)
がゲート電極に供給された時、FET5のS−D間の電
流は急激に停止する。この時、スイッチング素子8が導
通状態であるためコンデンサ7に電流が流れ、コンデン
サ7には、電圧が発生する。スイッチング素子8が導通
する期間は、初期期間のみである。FET5のソース電
極に発生する電圧波形は、初期期間(放電開始用パルス
を印加する期間)にはパルス幅が広く、後期期間(放電
後の放電状態を持続させる期間)には放電パルスの半値
幅の狭いパルスを出力する(図2(E))。
がゲート電極に供給された時、FET5のS−D間の電
流は急激に停止する。この時、スイッチング素子8が導
通状態であるためコンデンサ7に電流が流れ、コンデン
サ7には、電圧が発生する。スイッチング素子8が導通
する期間は、初期期間のみである。FET5のソース電
極に発生する電圧波形は、初期期間(放電開始用パルス
を印加する期間)にはパルス幅が広く、後期期間(放電
後の放電状態を持続させる期間)には放電パルスの半値
幅の狭いパルスを出力する(図2(E))。
【0033】即ち、ソース電極に発生する波形は、ピー
ク電圧値が放電期間と同電圧で、コンデンサ7に電流が
流れる初期期間のみ放電パルスの半値幅の広い図2
(E)に示すような波形となる。このパルスは後期期間
のパルスに比較して、立ち上がり、立下り特性の急峻性
は、なだらかな波形である。(立ち上がり、立下り特性
が急峻でピーク部が平坦なパルスでもよい。)ソース電
極の電圧が安定状態(平坦な定電圧状態の期間)を過ぎ
ると、希ガスランプ3に印加される電圧は再び次の負パ
ルス(0V)になる。
ク電圧値が放電期間と同電圧で、コンデンサ7に電流が
流れる初期期間のみ放電パルスの半値幅の広い図2
(E)に示すような波形となる。このパルスは後期期間
のパルスに比較して、立ち上がり、立下り特性の急峻性
は、なだらかな波形である。(立ち上がり、立下り特性
が急峻でピーク部が平坦なパルスでもよい。)ソース電
極の電圧が安定状態(平坦な定電圧状態の期間)を過ぎ
ると、希ガスランプ3に印加される電圧は再び次の負パ
ルス(0V)になる。
【0034】このようにして、希ガスランプ3を点灯
(放電)させたのち、放電開始用として予め設定した時
間(初期期間)が経過すると、スイッチング素子8が非
導通状態になってコンデンサ7の回路がオープンとなり
FET5のソース電極に発生する放電パルスの半値幅は
狭くなる。即ち、放電を持続させるためのパルスとな
る。従って、後期期間のパルス幅は、初期期間のパルス
幅を変えなくてもよい。
(放電)させたのち、放電開始用として予め設定した時
間(初期期間)が経過すると、スイッチング素子8が非
導通状態になってコンデンサ7の回路がオープンとなり
FET5のソース電極に発生する放電パルスの半値幅は
狭くなる。即ち、放電を持続させるためのパルスとな
る。従って、後期期間のパルス幅は、初期期間のパルス
幅を変えなくてもよい。
【0035】後期期間のパルス幅は、狭い方が発熱が少
なく、放電灯の消費電力の低下や寿命を長くできる。上
記スイッチング素子8が導通する期間は、50μs〜5
秒の範囲であり、この期間の放電開始用パルスの半値幅
は、0.1〜10μsである。この初期期間は、スイッ
チング素子8が導通しているため昇圧変圧器6の1次巻
線のインダクタンスとコンデンサ7の時定数で定まる放
電開始用パルスの半値幅が0.1〜10μsの高電圧で
ある。
なく、放電灯の消費電力の低下や寿命を長くできる。上
記スイッチング素子8が導通する期間は、50μs〜5
秒の範囲であり、この期間の放電開始用パルスの半値幅
は、0.1〜10μsである。この初期期間は、スイッ
チング素子8が導通しているため昇圧変圧器6の1次巻
線のインダクタンスとコンデンサ7の時定数で定まる放
電開始用パルスの半値幅が0.1〜10μsの高電圧で
ある。
【0036】この波形は、昇圧変圧器8の1次側に印加
される。昇圧変圧器6の二次側に発生する波形は、初期
期間も放電期間も電圧ピーク値が同等程度で、初期期間
のみ半値幅の広い図2(E)に示すような負のパルス電
圧が発生する。後期期間は、スイッチング素子8が非導
通状態となるため1次巻線のインダクタンスと浮遊容量
で定まる時定数のパルス幅の高電圧である。
される。昇圧変圧器6の二次側に発生する波形は、初期
期間も放電期間も電圧ピーク値が同等程度で、初期期間
のみ半値幅の広い図2(E)に示すような負のパルス電
圧が発生する。後期期間は、スイッチング素子8が非導
通状態となるため1次巻線のインダクタンスと浮遊容量
で定まる時定数のパルス幅の高電圧である。
【0037】この放電パルスの半値幅は、0.01〜
0.08μsである。初期と後期では、ピーク電圧値は
同一電圧であるが、スイッチング素子8の開閉によりパ
ルス幅が相違する。この初期期間は、希ガスランプ3が
放電を開始するために必要な放電開始用パルスを印加す
るための印加時間である。後期期間は、希ガスランプ3
が放電開始後、連続的に放電を継続するに必要なパルス
幅のパルスを印加する時間である。
0.08μsである。初期と後期では、ピーク電圧値は
同一電圧であるが、スイッチング素子8の開閉によりパ
ルス幅が相違する。この初期期間は、希ガスランプ3が
放電を開始するために必要な放電開始用パルスを印加す
るための印加時間である。後期期間は、希ガスランプ3
が放電開始後、連続的に放電を継続するに必要なパルス
幅のパルスを印加する時間である。
【0038】図2(E)のようなパルス波形を昇圧変圧
器6の1次側に発生させることにより、2次側には図2
(F)のような昇圧されたパルス波形が発生する。この
波形は、希ガスランプ3の電極に印加される放電電圧で
ある。図2(E)と同様に初期期間は、希ガスランプ3
が放電を開始するために必要なパルスを印加するための
印加時間である。後期期間は、希ガスランプ3が放電開
始後、連続的に放電を継続するに必要なパルス幅のパル
スを印加する印加時間である。ピーク電圧値は、希ガス
ランプ3を放電させるための電極間に印加する電圧で2
00〜5000Vの電圧で希ガスランプ3の構造により
適宜選択される。
器6の1次側に発生させることにより、2次側には図2
(F)のような昇圧されたパルス波形が発生する。この
波形は、希ガスランプ3の電極に印加される放電電圧で
ある。図2(E)と同様に初期期間は、希ガスランプ3
が放電を開始するために必要なパルスを印加するための
印加時間である。後期期間は、希ガスランプ3が放電開
始後、連続的に放電を継続するに必要なパルス幅のパル
スを印加する印加時間である。ピーク電圧値は、希ガス
ランプ3を放電させるための電極間に印加する電圧で2
00〜5000Vの電圧で希ガスランプ3の構造により
適宜選択される。
【0039】次に、このような各回路の機能の基に、希
ガスランプ3の一連の点灯動作を順を追って説明する。
FET5のゲート電極に正パルスの到来するまでの期間
は、直流電源1の電圧が、FET5のソース電極に発生
する。発振回路4からのパルス信号が負パルスになる
と、FET5のS−D間の電流が急激に止まり、FET
5のソース電極に急峻な正のパルス状電圧が発生する。
ガスランプ3の一連の点灯動作を順を追って説明する。
FET5のゲート電極に正パルスの到来するまでの期間
は、直流電源1の電圧が、FET5のソース電極に発生
する。発振回路4からのパルス信号が負パルスになる
と、FET5のS−D間の電流が急激に止まり、FET
5のソース電極に急峻な正のパルス状電圧が発生する。
【0040】このパルス状電圧は、昇圧変圧器6の1次
側に発生する。この結果、蓄積されていた電磁エネルギ
の作用に基づいて昇圧変圧器6の2次側には、図2
(F)に示すように負の連続パルス状高電圧が発生す
る。このパルス状高電圧が希ガスランプ3の電極間に印
加され、パルス幅の広い放電開始用パルスによりランプ
3内電極間に電界が集中することによって、このランプ
3には放電が開始される。
側に発生する。この結果、蓄積されていた電磁エネルギ
の作用に基づいて昇圧変圧器6の2次側には、図2
(F)に示すように負の連続パルス状高電圧が発生す
る。このパルス状高電圧が希ガスランプ3の電極間に印
加され、パルス幅の広い放電開始用パルスによりランプ
3内電極間に電界が集中することによって、このランプ
3には放電が開始される。
【0041】この結果、希ガスランプは点灯する。この
ようなパルス点灯回路は、発振回路4が出力する発振周
波数を変更することで点灯周波数を変えることができ、
昇圧変圧器6の巻数比を変更することで二次側に発生す
る電圧のピーク値を所望する電圧に変えることができ
る。放電開始用駆動パルス発生回路11の発生する立下
り期を制御することにより図2(D)のパルス幅を50
μs〜5秒(s)の範囲で調整できる。
ようなパルス点灯回路は、発振回路4が出力する発振周
波数を変更することで点灯周波数を変えることができ、
昇圧変圧器6の巻数比を変更することで二次側に発生す
る電圧のピーク値を所望する電圧に変えることができ
る。放電開始用駆動パルス発生回路11の発生する立下
り期を制御することにより図2(D)のパルス幅を50
μs〜5秒(s)の範囲で調整できる。
【0042】放電開始用パルスのパルス幅を広げるため
の回路において、コンデンサ7の容量を選択することに
より、電源スイッチ10入力後の初期期間におけるパル
ス幅を所望する期間に設定できる。この放電開始用パル
スの半値幅は、0.1〜10μsの範囲で選択される。
の回路において、コンデンサ7の容量を選択することに
より、電源スイッチ10入力後の初期期間におけるパル
ス幅を所望する期間に設定できる。この放電開始用パル
スの半値幅は、0.1〜10μsの範囲で選択される。
【0043】電源スイッチ入力後、50μs〜5秒間
は、スイッチング素子8が導通状態になり発振回路4の
出力の正パルス信号は、パルス幅が広くなる。このパル
ス幅はコンデンサ7による時定数で決定される。それ以
降はスイッチング素子8が非導通状態になり発振回路4
の信号のパルス幅が狭くなる。(スイッチング素子8
が、非導通になった直後の図2(E)(F)のパルス波
形は、半値幅の広いパルスである。
は、スイッチング素子8が導通状態になり発振回路4の
出力の正パルス信号は、パルス幅が広くなる。このパル
ス幅はコンデンサ7による時定数で決定される。それ以
降はスイッチング素子8が非導通状態になり発振回路4
の信号のパルス幅が狭くなる。(スイッチング素子8
が、非導通になった直後の図2(E)(F)のパルス波
形は、半値幅の広いパルスである。
【0044】上記実施形態では、希ガスランプ3の放電
開始を高速化するためにパルスの半値幅が0.1〜10
μsの放電開始用パルスを、50μs〜5秒間の範囲で
選択し、この選択した期間、希ガスランプ3が放電が開
始しても、希ガスランプ3に上記放電開始用パルス印加
する実施形態について説明したが、放電開始後自動的に
(直ちに)放電を継続するパルスに切換えて制御するよ
うにしてもよい。
開始を高速化するためにパルスの半値幅が0.1〜10
μsの放電開始用パルスを、50μs〜5秒間の範囲で
選択し、この選択した期間、希ガスランプ3が放電が開
始しても、希ガスランプ3に上記放電開始用パルス印加
する実施形態について説明したが、放電開始後自動的に
(直ちに)放電を継続するパルスに切換えて制御するよ
うにしてもよい。
【0045】この回路例は、図3の通りである。図3
は、図1の他の実施形態を説明するための回路結線図で
ある。図1と同一回路は、図面に同一符号を付与して、
その詳細な説明を省略する。希ガスランプ3の電極に流
れる電流回路に電流測定回路例えば数Ωの抵抗21を接
続し、この電流測定回路が検出する放電電流値を比較回
路22に出力する。
は、図1の他の実施形態を説明するための回路結線図で
ある。図1と同一回路は、図面に同一符号を付与して、
その詳細な説明を省略する。希ガスランプ3の電極に流
れる電流回路に電流測定回路例えば数Ωの抵抗21を接
続し、この電流測定回路が検出する放電電流値を比較回
路22に出力する。
【0046】この比較回路22は、予め設定された当該
希ガスランプ3の放電による出射光量が100%になっ
た時の飽和電流値23と比較する。即ち、希ガスランプ
3の放電電流値を監視する。この飽和電流値23と等し
いか、略近似値になった時を、飽和電流に達した時とみ
なす。この時、放電開始用パルスの印加停止命令出力回
路24は、スイッチング素子8のゲート電極を開(非導
通状態に制御)に制御する。
希ガスランプ3の放電による出射光量が100%になっ
た時の飽和電流値23と比較する。即ち、希ガスランプ
3の放電電流値を監視する。この飽和電流値23と等し
いか、略近似値になった時を、飽和電流に達した時とみ
なす。この時、放電開始用パルスの印加停止命令出力回
路24は、スイッチング素子8のゲート電極を開(非導
通状態に制御)に制御する。
【0047】この放電開始用パルスの印加停止命令出力
回路24は、スイッチング素子8FETで構成した場合
には、このFETのゲート電極に負パルスを印加するこ
とにより、FETを非導通状態に制御することができ
る。従って、この放電開始用パルスの印加停止命令出力
回路24は、比較回路22が飽和電流値になったのを検
知した時、負パルスを出力するパルス回路により構成で
きる。この制御は、放電開始用駆動パルス印加時間設定
回路11の制御より優先動作させる自動切換え回路25
である。この優先動作は、放電開始用パルスを通常の放
電パルスに自動的に切換えることができる。
回路24は、スイッチング素子8FETで構成した場合
には、このFETのゲート電極に負パルスを印加するこ
とにより、FETを非導通状態に制御することができ
る。従って、この放電開始用パルスの印加停止命令出力
回路24は、比較回路22が飽和電流値になったのを検
知した時、負パルスを出力するパルス回路により構成で
きる。この制御は、放電開始用駆動パルス印加時間設定
回路11の制御より優先動作させる自動切換え回路25
である。この優先動作は、放電開始用パルスを通常の放
電パルスに自動的に切換えることができる。
【0048】このようにスイッチング素子8の導通状態
を非導通状態に制御する自動切換え回路25を接続する
ことにより、自動的に放電を継続するためのパルス幅の
狭いパルスの印加に切り替えることができる。このよう
な自動切換え回路25を接続した希ガス放電灯装置は、
放電開始用パルス印加時間を最大の5秒間に設定してお
くことができる効果がある。都度、放電開始用パルス印
加時間を変更しなくてもよい。
を非導通状態に制御する自動切換え回路25を接続する
ことにより、自動的に放電を継続するためのパルス幅の
狭いパルスの印加に切り替えることができる。このよう
な自動切換え回路25を接続した希ガス放電灯装置は、
放電開始用パルス印加時間を最大の5秒間に設定してお
くことができる効果がある。都度、放電開始用パルス印
加時間を変更しなくてもよい。
【0049】このように構成した希ガスランプの点灯装
置によれば、放電開始時間を100μs〜400μsに
高速化できている。現在のFAXやコピー機などでは、
スタートボタンを押下げ(希ガスランプ3の電源スイッ
チ10入力)後200〜500msで、紙送りやコピー
開始する要求がある。このコピー開始とは、希ガスラン
プの走行操作を開始することである。本発明実施形態
は、十分情報機器の高速化に対応できる性能である。
置によれば、放電開始時間を100μs〜400μsに
高速化できている。現在のFAXやコピー機などでは、
スタートボタンを押下げ(希ガスランプ3の電源スイッ
チ10入力)後200〜500msで、紙送りやコピー
開始する要求がある。このコピー開始とは、希ガスラン
プの走行操作を開始することである。本発明実施形態
は、十分情報機器の高速化に対応できる性能である。
【0050】
【実施例】図1の希ガスランプ点灯装置の放電開始時間
の短縮化特性を図4の測定回路により測定した。この測
定回路の構成を図4を参照して説明する。図4は、図1
回路の放電開始用パルスのパルス幅および放電開始用パ
ルス印加時間を変えた実施例を説明するための測定回路
結線図である。図1、2と同一回路、同一波形は同一符
号を用いて説明し、その詳細な説明を省略する。
の短縮化特性を図4の測定回路により測定した。この測
定回路の構成を図4を参照して説明する。図4は、図1
回路の放電開始用パルスのパルス幅および放電開始用パ
ルス印加時間を変えた実施例を説明するための測定回路
結線図である。図1、2と同一回路、同一波形は同一符
号を用いて説明し、その詳細な説明を省略する。
【0051】オッシロスコープ27を用いて、オッシロ
スコープ27の電圧プローブ28を直流電源1の電源回
路に接続し、電流プローブ29を希ガスランプ3の電極
回路に接続して測定した。この時、希ガスランプ3は、
2〜50Wの、キセノンガスランプ50個である。これ
らのランプ3の発振回路4の発振周波数は10〜100
KHz、放電開始用パルスのピーク電圧は200〜50
00V、放電開始用パルスの半値幅0.01〜15μs
のパルス電圧、放電開始用駆動パルスの印加時間25μ
s〜6sで点灯試験した実施例、比較例は次の通りであ
る。
スコープ27の電圧プローブ28を直流電源1の電源回
路に接続し、電流プローブ29を希ガスランプ3の電極
回路に接続して測定した。この時、希ガスランプ3は、
2〜50Wの、キセノンガスランプ50個である。これ
らのランプ3の発振回路4の発振周波数は10〜100
KHz、放電開始用パルスのピーク電圧は200〜50
00V、放電開始用パルスの半値幅0.01〜15μs
のパルス電圧、放電開始用駆動パルスの印加時間25μ
s〜6sで点灯試験した実施例、比較例は次の通りであ
る。
【0052】比較例1 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は25μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は15
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は62%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、7.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は25μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は15
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は62%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、7.5μsであった。
【0053】比較例2 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は50μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は15
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は88%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、7.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は50μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は15
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は88%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、7.5μsであった。
【0054】比較例3 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
5μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、7.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
5μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、7.5μsであった。
【0055】比較例4 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
0μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加
する初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
15μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ
3に印加して測定した。点灯してから100ms以内に
放電を開始したランプの割合は100%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、7.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
0μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加
する初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
15μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ
3に印加して測定した。点灯してから100ms以内に
放電を開始したランプの割合は100%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、7.5μsであった。
【0056】比較例5 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.0
5sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
5μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、7.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.0
5sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
5μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、7.5μsであった。
【0057】比較例6 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は、0.
1sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
5μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、7.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は、0.
1sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
5μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、7.5μsであった。
【0058】比較例7 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は5sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は15μs
である。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加
して測定した。点灯してから100ms以内に放電を開
始したランプの割合は100%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、7.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は5sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は15μs
である。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加
して測定した。点灯してから100ms以内に放電を開
始したランプの割合は100%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、7.5μsであった。
【0059】比較例8 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は6sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は15μs
である。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加
して測定した。点灯してから100ms以内に放電を開
始したランプの割合は100%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、7.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は6sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は15μs
である。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加
して測定した。点灯してから100ms以内に放電を開
始したランプの割合は100%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、7.5μsであった。
【0060】比較例9 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は25μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は10
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は50%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は25μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は10
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は50%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、5μsであった。
【0061】実施例1 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は50μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は10
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は83%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は50μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は10
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は83%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、5μsであった。
【0062】実施例2 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
0μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
0μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、5μsであった。
【0063】実施例3 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
0μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加
する初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
10μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ
3に印加して測定した。点灯してから100ms以内に
放電を開始したランプの割合は100%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
0μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加
する初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
10μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ
3に印加して測定した。点灯してから100ms以内に
放電を開始したランプの割合は100%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、5μsであった。
【0064】実施例4 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.0
5sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
0μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.0
5sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
0μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、5μsであった。
【0065】実施例5 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.1
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は10
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は100%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.1
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は10
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は100%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、5μsであった。
【0066】実施例6 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は5sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は10μs
である。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加
して測定した。点灯してから100ms以内に放電を開
始したランプの割合は100%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は5sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は10μs
である。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加
して測定した。点灯してから100ms以内に放電を開
始したランプの割合は100%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、5μsであった。
【0067】比較例10 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は6sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は10μs
である。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加
して測定した。点灯してから100ms以内に放電を開
始したランプの割合は100%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は6sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は10μs
である。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加
して測定した。点灯してから100ms以内に放電を開
始したランプの割合は100%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、5μsであった。
【0068】比較例11 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は25μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は41%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、2.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は25μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は41%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、2.5μsであった。
【0069】実施例7 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は50μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は72%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、2.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は50μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は72%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、2.5μsであった。
【0070】実施例8 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は92%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、2.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は92%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、2.5μsであった。
【0071】実施例9 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
0μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加
する初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
5μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、2.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
0μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加
する初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
5μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、2.5μsであった。
【0072】実施例10 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.0
5sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は100%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、2.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.0
5sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は100%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、2.5μsであった。
【0073】実施例11 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.1
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は100%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、2.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.1
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は100%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、2.5μsであった。
【0074】実施例12 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は5sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5μsで
ある。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加し
て測定した。点灯してから100ms以内に放電を開始
したランプの割合は100%であった。なお、放電開始
用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅は、
2.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は5sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5μsで
ある。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加し
て測定した。点灯してから100ms以内に放電を開始
したランプの割合は100%であった。なお、放電開始
用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅は、
2.5μsであった。
【0075】比較例12 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は6sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5μsで
ある。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加し
て測定した。点灯してから100ms以内に放電を開始
したランプの割合は100%であった。なお、放電開始
用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅は、
2.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は6sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は5μsで
ある。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加し
て測定した。点灯してから100ms以内に放電を開始
したランプの割合は100%であった。なお、放電開始
用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅は、
2.5μsであった。
【0076】比較例13 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は25μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は30%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、0.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は25μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は30%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、0.5μsであった。
【0077】実施例13 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は50μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は65%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、0.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は50μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は65%であった。なお、放電開
始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、0.5μsであった。
【0078】実施例14 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は76%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、0.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は76%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、0.5μsであった。
【0079】実施例15 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
0μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加
する初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
1μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は98%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
0μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加
する初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
1μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は98%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.5μsであった。
【0080】実施例16 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.0
5sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は100%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.0
5sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は100%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.5μsであった。
【0081】実施例17 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.1
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は100%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、0.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.1
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は100%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、0.5μsであった。
【0082】実施例18 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は5sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1μsで
ある。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加し
て測定した。点灯してから100ms以内に放電を開始
したランプの割合は100%であった。なお、放電開始
用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅は、
0.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は5sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1μsで
ある。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加し
て測定した。点灯してから100ms以内に放電を開始
したランプの割合は100%であった。なお、放電開始
用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅は、
0.5μsであった。
【0083】比較例14 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は6sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1μsで
ある。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加し
て測定した。点灯してから100ms以内に放電を開始
したランプの割合は100%であった。なお、放電開始
用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅は、
0.5μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は6sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は1μsで
ある。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印加し
て測定した。点灯してから100ms以内に放電を開始
したランプの割合は100%であった。なお、放電開始
用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅は、
0.5μsであった。
【0084】比較例15 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は25μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.
1μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は20%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.05μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は25μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.
1μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は20%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.05μsであった。
【0085】実施例19 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は50μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.
1μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は55%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.05μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は50μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.
1μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は55%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.05μsであった。
【0086】実施例20 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
0.1μsである。このパルスを50個の各希ガスラン
プ3に印加して測定した。点灯してから100ms以内
に放電を開始したランプの割合は65%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、0.05μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
0.1μsである。このパルスを50個の各希ガスラン
プ3に印加して測定した。点灯してから100ms以内
に放電を開始したランプの割合は65%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、0.05μsであった。
【0087】実施例21 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
0μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加
する初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
0.1μsである。このパルスを50個の各希ガスラン
プ3に印加して測定した。点灯してから100ms以内
に放電を開始したランプの割合は78%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、0.05μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
0μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加
する初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
0.1μsである。このパルスを50個の各希ガスラン
プ3に印加して測定した。点灯してから100ms以内
に放電を開始したランプの割合は78%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、0.05μsであった。
【0088】実施例22 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.0
5sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
0.1μsである。このパルスを50個の各希ガスラン
プ3に印加して測定した。点灯してから100ms以内
に放電を開始したランプの割合は95%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、0.05μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.0
5sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
0.1μsである。このパルスを50個の各希ガスラン
プ3に印加して測定した。点灯してから100ms以内
に放電を開始したランプの割合は95%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、0.05μsであった。
【0089】実施例23 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.1
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.
1μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、0.05μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.1
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.
1μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3
に印加して測定した。点灯してから100ms以内に放
電を開始したランプの割合は100%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、0.05μsであった。
【0090】実施例24 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は5sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.1μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は100%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、0.05μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は5sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.1μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は100%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、0.05μsであった。
【0091】比較例16 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は6sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.1μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は100%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、0.05μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は6sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.1μ
sである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に印
加して測定した。点灯してから100ms以内に放電を
開始したランプの割合は100%であった。なお、放電
開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス幅
は、0.05μsであった。
【0092】比較例17 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は25μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.
01μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ
3に印加して測定した。点灯してから100ms以内に
放電を開始したランプの割合は5%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.005μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は25μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.
01μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ
3に印加して測定した。点灯してから100ms以内に
放電を開始したランプの割合は5%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.005μsであった。
【0093】比較例18 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は50μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.
01μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ
3に印加して測定した。点灯してから100ms以内に
放電を開始したランプの割合は25%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、0.005μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は50μ
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.
01μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ
3に印加して測定した。点灯してから100ms以内に
放電を開始したランプの割合は25%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、0.005μsであった。
【0094】比較例19 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
0.01μsである。このパルスを50個の各希ガスラ
ンプ3に印加して測定した。点灯してから100ms以
内に放電を開始したランプの割合は45%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、0.005μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
0.01μsである。このパルスを50個の各希ガスラ
ンプ3に印加して測定した。点灯してから100ms以
内に放電を開始したランプの割合は45%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、0.005μsであった。
【0095】比較例20 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
0μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加
する初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
0.01μsである。このパルスを50個の各希ガスラ
ンプ3に印加して測定した。点灯してから100ms以
内に放電を開始したランプの割合は66%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、0.005μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は100
0μsである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加
する初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
0.01μsである。このパルスを50個の各希ガスラ
ンプ3に印加して測定した。点灯してから100ms以
内に放電を開始したランプの割合は66%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、0.005μsであった。
【0096】比較例21 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.0
5sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
0.01μsである。このパルスを50個の各希ガスラ
ンプ3に印加して測定した。点灯してから100ms以
内に放電を開始したランプの割合は85%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、0.005μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.0
5sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加す
る初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は
0.01μsである。このパルスを50個の各希ガスラ
ンプ3に印加して測定した。点灯してから100ms以
内に放電を開始したランプの割合は85%であった。な
お、放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスの
パルス幅は、0.005μsであった。
【0097】比較例22 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.1
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.
01μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ
3に印加して測定した。点灯してから100ms以内に
放電を開始したランプの割合は94%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、0.005μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は0.1
sである。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する
初期期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.
01μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ
3に印加して測定した。点灯してから100ms以内に
放電を開始したランプの割合は94%であった。なお、
放電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパル
ス幅は、0.005μsであった。
【0098】比較例23 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は5sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.01
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は100%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.005μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は5sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.01
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は100%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.005μsであった。
【0099】比較例24 図4の放電開始用駆動パルス印加時間設定回路11が出
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は6sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.01
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は100%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.005μsであった。
力するパルス幅(放電開始用パルス印加時間)は6sで
ある。図2(F)に示す希ガスランプ3に印加する初期
期間(放電開始用パルス)のパルスの半値幅は0.01
μsである。このパルスを50個の各希ガスランプ3に
印加して測定した。点灯してから100ms以内に放電
を開始したランプの割合は100%であった。なお、放
電開始用パルス印加時間経過後の点灯用パルスのパルス
幅は、0.005μsであった。
【0100】以上の結果を表にしたものを表1、2、3
に示す。
に示す。
【0101】
【表1】
【表2】
【表3】 この表1〜3から希ガスランプを情報機器、LCD用ラ
ンプとして有効な範囲は、放電開始用パルス印加時間
は、50μ秒〜5秒間、放電開始用パルスの半値幅は、
0.1〜10μsであった。放電開始用パルス印加時間
について、50μ秒以下では、点灯開始してから100
ms以内に放電したランプの割合が少なく実用範囲以下
であった。また、5秒以上では、回路構成上望ましくな
い。
ンプとして有効な範囲は、放電開始用パルス印加時間
は、50μ秒〜5秒間、放電開始用パルスの半値幅は、
0.1〜10μsであった。放電開始用パルス印加時間
について、50μ秒以下では、点灯開始してから100
ms以内に放電したランプの割合が少なく実用範囲以下
であった。また、5秒以上では、回路構成上望ましくな
い。
【0102】一定量の初期電子が存在する希ガスランプ
において、ランプに印加する電圧の時間を増やし、放電
開始時間を短くすることができた。上記実施例におい
て、放電後の点灯パルス半値幅を、放電開始用パルス幅
の大きさに応じて変化させたのは、パルス発生回路に支
障をきたすためである。
において、ランプに印加する電圧の時間を増やし、放電
開始時間を短くすることができた。上記実施例におい
て、放電後の点灯パルス半値幅を、放電開始用パルス幅
の大きさに応じて変化させたのは、パルス発生回路に支
障をきたすためである。
【0103】
【発明の効果】希ガスランプのパルス点灯において、放
電遅れを改善した(放電開始時間の短縮化した)放電灯
点灯方法および放電灯装置を得ることができる。
電遅れを改善した(放電開始時間の短縮化した)放電灯
点灯方法および放電灯装置を得ることができる。
【図1】本発明放電灯装置の実施形態を説明するための
回路結線図。
回路結線図。
【図2】図2は、図1の希ガスランプの点灯装置の動作
を説明するためのパルス波形図。
を説明するためのパルス波形図。
【図3】図1の他の実施形態を説明するための回路結線
図。
図。
【図4】図1回路の放電開始用パルスのパルス幅および
放電開始用パルス印加時間を変えた実施例を説明するた
めの測定回路結線図。
放電開始用パルス印加時間を変えた実施例を説明するた
めの測定回路結線図。
【図5】従来の希ガスランプの点灯装置を説明するため
の回路結線図。
の回路結線図。
【図6】図5の動作を説明するための波形図。
1…直流電源,2…インバータ回路,3…希ガスラン
プ,4…発振回路,5…FET,6…昇圧変圧器,7…
コンデンサ,8…スイッチング素子,9…直列回路,1
0…電源用スイッチ,11…放電開始用駆動パルス印加
時間設定回路,12…点灯回路装置,21…抵抗,22
…比較回路,23…飽和電流設定値,24…放電開始用
パルスの印加停止命令出力回路,25…自動切換え回
路,27…オッシロスコープ,28…電圧プローブ,2
9…電流プローブ。
プ,4…発振回路,5…FET,6…昇圧変圧器,7…
コンデンサ,8…スイッチング素子,9…直列回路,1
0…電源用スイッチ,11…放電開始用駆動パルス印加
時間設定回路,12…点灯回路装置,21…抵抗,22
…比較回路,23…飽和電流設定値,24…放電開始用
パルスの印加停止命令出力回路,25…自動切換え回
路,27…オッシロスコープ,28…電圧プローブ,2
9…電流プローブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NB25 NC02 NC42 ND60 NE06 3K083 AA01 AA45 AA77 BA25 BC12 BC33 BC36 BC48 BD04 BD10 BD15 BD16 BD21 BD25 BE07 BE09 CA31 5B047 CA19 5C072 CA02 CA12
Claims (7)
- 【請求項1】 ピーク電圧200〜5000Vのパルス
電圧を希ガス放電灯の放電電極間に印加して点灯させる
希ガス放電灯点灯方法において、前記パルス電圧は電源
スイッチ入力後の50μ秒〜5秒間、半値幅の広い放電
開始パルス電圧にして放電させ、放電開始後前記パルス
電圧より半値幅の狭いパルス電圧で放電を持続させるこ
とを特徴とする希ガス放電灯の点灯方法。 - 【請求項2】 ピーク電圧200〜5000Vのパルス
電圧を希ガス放電灯の放電電極間に印加して点灯させる
希ガス放電灯点灯方法において、前記パルス電圧は電源
スイッチ入力後の50μ秒〜5秒間、半値幅0.1〜1
0μsのパルス電圧を印加して放電させ、放電開始後前
記パルス電圧より半値幅の狭いパルス電圧で放電を持続
させることを特徴とする希ガス放電灯の点灯方法。 - 【請求項3】 ピーク電圧200〜5000Vのパルス
電圧を希ガス放電灯の放電電極間に印加して点灯させる
希ガス放電灯点灯方法において、前記パルス電圧は電源
スイッチ入力後の50μ秒〜5秒間、半値幅0.1〜1
0μsのパルス電圧を印加して放電させることを特徴と
する希ガス放電灯の点灯方法。 - 【請求項4】 ピーク電圧200〜5000Vのパルス
電圧を希ガスランプの電極間に印加して点灯させる希ガ
ス放電灯点灯方法において、前記パルス電圧は周波数が
10〜100KHzで、電源スイッチ入力後の50μ秒
〜5秒間半値幅0.1〜10μsのパルス電圧を印加し
て放電させ、放電開始後前記パルス電圧より半値幅の狭
いパルス電圧で放電を持続させることを特徴とする希ガ
ス放電灯の点灯方法。 - 【請求項5】 ピーク電圧200〜5000Vのパルス
電圧を希ガスランプの電極間に印加して点灯させる希ガ
ス放電灯点灯装置において、前記パルス電圧は電源スイ
ッチ入力後の50μ秒〜5秒間、半値幅0.1〜10μ
sのパルス電圧を印加して放電させ、放電開始後前記パ
ルス電圧より半値幅の狭いパルス電圧で放電を持続させ
ることを特徴とする希ガス放電灯装置。 - 【請求項6】 電源スイッチを入力することにより直流
電圧を出力する直流電源と、 この直流電源に接続され直流電圧から周波数10kHz
〜100kHzパルス電圧を出力するインバータ回路
と、このインバータ回路に接続され前記パルス電圧をピ
ーク電圧200〜5000Vに昇圧する昇圧変圧器と、
この昇圧変圧器の2次側に接続された希ガスランプと、
前記直流電源スイッチ入力後50μ秒〜5秒間、パルス
電圧の半値幅が0.1μ秒〜10μ秒の放電用パルス電
圧を前記希ガスランプの電極に印加する放電用パルス印
加手段と、放電開始後前記パルス電圧より半値幅の狭い
パルス電圧を前記希ガスランプの電極に印加する放電持
続用パルス印加手段とを具備してなることを特徴とする
希ガス放電灯装置。 - 【請求項7】 直流電源から周波数10〜100KHz
の交流電圧を出力する発振回路と、この発振回路の出力
に接続された発振交流出力をパルス電圧信号に変換する
FETトランジスタと、このFETトランジスタの出力
に接続され前記パルス電圧をピーク電圧200〜500
0Vに昇圧する昇圧変圧器と、この昇圧変圧器の2次側
に接続された希ガスランプと、前記FETトランジスタ
のソース電極および接地間に接続された前記直流電源ス
イッチ入力後50μ秒〜5秒間導通するスイッチング素
子およびコンデンサの直列接続回路とを具備してなるこ
とを特徴とする希ガス放電灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000361689A JP2002164184A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 希ガス放電灯の点灯方法および希ガス放電灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000361689A JP2002164184A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 希ガス放電灯の点灯方法および希ガス放電灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002164184A true JP2002164184A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18833087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000361689A Withdrawn JP2002164184A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 希ガス放電灯の点灯方法および希ガス放電灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002164184A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6850016B2 (en) * | 2002-09-12 | 2005-02-01 | Ushio Denki Kabushiki Kaisha | Rare gas discharge lamp lighting apparatus |
KR100713888B1 (ko) * | 2004-10-29 | 2007-05-07 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 액정표시장치의 백 라이트 구동장치 |
JP2020185532A (ja) * | 2019-05-14 | 2020-11-19 | ウシオ電機株式会社 | 紫外線照射装置、及びこれを備えた気体処理装置 |
-
2000
- 2000-11-28 JP JP2000361689A patent/JP2002164184A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6850016B2 (en) * | 2002-09-12 | 2005-02-01 | Ushio Denki Kabushiki Kaisha | Rare gas discharge lamp lighting apparatus |
KR100713888B1 (ko) * | 2004-10-29 | 2007-05-07 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 액정표시장치의 백 라이트 구동장치 |
JP2020185532A (ja) * | 2019-05-14 | 2020-11-19 | ウシオ電機株式会社 | 紫外線照射装置、及びこれを備えた気体処理装置 |
JP7287103B2 (ja) | 2019-05-14 | 2023-06-06 | ウシオ電機株式会社 | 紫外線照射装置、及びこれを備えた気体処理装置 |
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---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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