JP2002163543A - 組織管理運営システム、記録媒体 - Google Patents

組織管理運営システム、記録媒体

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JP2002163543A
JP2002163543A JP2000357571A JP2000357571A JP2002163543A JP 2002163543 A JP2002163543 A JP 2002163543A JP 2000357571 A JP2000357571 A JP 2000357571A JP 2000357571 A JP2000357571 A JP 2000357571A JP 2002163543 A JP2002163543 A JP 2002163543A
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Takemasa Yokoi
丈誠 横井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報提供者の組織を容易に効率的に管理運営す
るシステムを提供する。 【解決手段】情報提供者端末から送信された地域情報を
地域情報サーバが受信して、地域情報とともに情報提供
者を特定して記憶する(S120)。地域情報サーバは
ユーザ端末からのアクセスに応じて、記憶された地域情
報をウェブページとして提供し(S140)アクセス数
をカウントして記憶する(S150)。そして地域情報
サーバは地域情報の内容に応じて情報提供ポイントを付
与し、アクセス数に応じてボーナスポイントを付与す
る。そして両ポイントの合計である合計ポイントを求め
(S160)この合計ポイントに応じて情報提供者をラ
ンク付けを行い(S170)合計ポイントとランクを情
報提供者端末へ配信する(S180)。したがって各情
報提供者に対して組織内での実力を客観的に知らせるこ
とができ、情報提供の動機付けを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】情報の提供を行う組織を運営
管理するための組織管理運営システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、ネットワークを介して情報を集め、集めた情報を配
信(供給)するシステムが知られている。このようなシ
ステムでは、情報の提供者に対してID等を付与するな
どして、各情報提供者を構成員とする組織を作り、情報
の収集効率を高めようとしている。
【0003】しかしながら、このような組織を円滑に管
理・運営するにあたっては、その組織の各構成員の役割
の分担を決めたり、各構成員に対して常に新しく質の高
い情報を提供するよう呼びかけたり、組織を拡大するた
めに広告を行ったりする必要がある。
【0004】例えば、各構成員の役割は、従来、構成員
同士が話し合うなどして決定しているが、各役割への適
任者を選ぶ際に各構成員の実力を示す客観的な資料に乏
しいため他の構成員や自己の実力を客観的に評価できな
いことが多い。そのため、各構成員の実力に応じた役割
を割り振ることが難しいといった問題がある。また、一
度役割を決定してしまうと、他に適任の構成員が組織内
にいたとしても把握するのに時間がかかったりして、随
時適切な役割決定ができないといった問題がある。
【0005】また、このような組織では、各構成員に対
して情報の提供を呼びかけたり、情報の質を高めるよう
に呼びかけても、各構成員自身がやる気にならなけれ
ば、情報の量や質は維持されない。さらに、組織を維
持、拡大するためには、新規の構成員を獲得する必要が
あるが、そのためには、宣伝広告費等がかかるといった
種々の問題がある。
【0006】そこで、本発明は上述した問題点を解決
し、情報の提供を行う情報提供者を構成員とする組織
を、より容易に効率的に管理運営することのできる組織
管理運営システムを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述した
問題点を解決するためになされた請求項1に記載の組織
管理運営システムによれば、情報を提供した構成員に
は、その情報の提供に応じてポイントが付与される。そ
して各構成員は、そのポイントを受信して知ることがで
きる。
【0008】したがって各構成員は、自己の情報提供に
応じて付与されたポイントを見て、自己の、組織への貢
献度を客観的に把握することができる。また、例えば構
成員のポイントの平均値や、他の構成員のポイントな
ど、自己のポイントとの比較対象を、ポスター、郵便、
放送、その他の手段を用いて告知しておくか、あるいは
自己のポイントと共に又は別に送信手段が送信するよう
にすることで、自己の組織内での実力を他の構成員と容
易に比較することができる。したがって、各構成員間の
競争を促すことができ、各構成員に対して情報提供の動
機付けを行うことができる。特に構成員同士が直接会う
ことが無い場合には、各構成員の実力を他の構成員が把
握するのが困難であったが、ポイントを送信することで
把握が容易にできるようになる。
【0009】またポイントは、例えば、組織内での各構
成員の役割(例えば役職等)を決定する際の客観的な指
標として利用することができるので、各構成員は自己が
得たい役職のポイントに達するように情報を提供するよ
うになる。つまり、構成員が自主的に情報を提供する動
機付けを行うことができ、自律的に組織を運営すること
が容易にできるようになる。
【0010】さらに、請求項2に示すようにして、ポイ
ントに応じて各構成員のランク付けを自動的に行うこと
で、より容易に自己の実力を知ることができる。また、
他の構成員のランクも共に送信すれば、自己の組織内で
の実力をさらに容易に把握することができる。このラン
クは、例えば「秀、優、良…」のように、所定のポイン
ト範囲毎に数段階のランク付けを行うものでもよいし、
所定のポイントに達した際にランクを上げるものでもよ
い。また、ポイントが一番高いものを、例えば「リーダ
ー」と表示するように、役職と対応付けたランク付けを
行うものでもよい。
【0011】なお、ポイントやランクの出力形式は、ど
のような形式もよいが、請求項3に示すようにするとよ
い。このように各構成員のポイントをそのポイントの順
に出力したり、ランク順に出力することで、組織内での
自己または他の構成員の位置づけを表示の順番によって
さらに容易に客観的に把握することが可能となる。例え
ば、あと何ポイント分の情報を提供すれば、上位の人を
抜けるのかや、ライバルは誰なのかを容易に把握するこ
ともできる。したがって、各構成員の情報提供へのモチ
ベーションを自動的に高めることができ、順番(順位)
が上になるように情報をより多く提供するようにでき
る。また、組織内での役割等を決める場合にも、このよ
うに出力されたポイントの順番を見て、誰が適任である
かを容易に判断することができる。したがって、組織の
管理運営が容易になる。なお、ポイントの合計は、構成
員となってからの累積での値でもよいし、例えば1ヶ月
のように所定期間における合計でもよい。
【0012】そして、このように自己の実力の把握や役
割決定等のための指標としてポイントを利用するだけで
なく、請求項4に示すようにしてポイントに応じて参加
者に自動的に報酬を付与するとよい。この場合、ポイン
ト自体が、参加者にとって有益なものとなる。例えば、
ポイントが商品購入権、現金、商品券、航空券、有料番
組の無料視聴権、インターネット有料サイトの無料利用
権、電話の無料利用権、割引券などの報酬の量と対応す
るようにしてもよい。また、ポイントが所定の値に達し
た時にのみ報酬として上述の商品購入権、現金、商品
券、航空券、有料番組の無料視聴権、インターネット有
料サイトの無料利用権、電話の無料利用権、割引券など
を付与するようにしてもよい。
【0013】なお「報酬を付与する」とは、例えばポイ
ントを金額と対応させ、所定の期間毎ないしは所定のポ
イントに達する毎に提供者の口座にアクセスして振り込
んだり、ネットワーク上のサイトを利用可能なパスワー
ドを送信したり、ネットワーク等において使用可能な電
子マネーを送信することをいう。つまり、報酬付与手段
としては、例えば上述の電子マネーの送金処理や、報酬
を与えるために必要な伝票の印刷処理等を含む。
【0014】このようにすることで、参加者は報酬を得
るためにさらに情報を提供するようになる。また、報酬
が得られるという口コミでより多くの参加者を得ること
ができ、宣伝広告費を削減できる。そして、こうして報
酬に誘われて集まった多くの構成員の中で、情報提供の
競争をさせることができる。したがって、組織にとって
有用な人材を、多くの人の中から得ることが可能とな
り、管理運営のコストを削減することができる。
【0015】ところで、提供ポイント付与手段は、組織
を構成する構成員の情報の提供に応じて、その構成員に
対してポイントを付与するのであるが、このポイント
は、例えば、1回の情報提供につき固定のポイント(例
えば1ポイント)を付与するようなものでもよいし、請
求項5に示すように、ランクに応じてこの所定のポイン
トを変化させるようにしてもよい。例えば、ランクが高
くなるにつれ、多くのポイントを付与するようにする。
このようにすれば、同一の情報が提供された場合であっ
ても、ランクの高い参加者には、多くのポイントが付与
され、ランクの低い参加者には、少ないポイントが付与
されるので、各構成員は早くランクを上げるためにさら
に多くの情報を提供するようになる。このように構成員
自身が情報の提供を進んで行うように動機付けをするこ
とができ、組織の管理運営を簡略化できる。
【0016】さらにポイントは、情報の提供に応じて付
与するだけでなく、請求項6のように構成員から提供さ
れた情報(提供情報)に対する利用者からのアクセス数
に応じて付与するようにしてもよい。例えば1アクセス
当たり1ポイントを付与するようにしてもよいし、所定
のアクセス数に達する毎にポイントを付与するようにし
てもよい。このようにすれば、構成員は利用者からのア
クセスに応じてポイントを得ることができるので、各構
成員は自己の情報へのアクセス数が増えるように多くの
情報を提供するようになる。また、自己の情報に対する
アクセス数が増えるように、魅力的な情報を提供するよ
うになり、提供される情報の質が向上する。こうして魅
力的な情報をより多く提供した構成員のポイント及びラ
ンクが相対的に高くなるので、構成員を正当に評価し、
組織内での役割を決定することが容易にできるようにな
る。なお、構成員が自分自身で提供した情報へアクセス
した場合には、アクセス数としてカウントしないように
するとよい。このようにすれば、自己の提供情報にアク
セスしてポイントを上げるといった不正を防止すること
ができる。
【0017】また、さらに請求項7のようにして、提供
された情報の有益度を入力して、入力した有益度に基づ
いて付与するポイントを変化させるとよい。すなわち、
有益度の高い情報には、相対的に多くのポイントを付与
するようにし、有益度の低い情報には、相対的に少ない
ポイントを付与するようにする。このようにすれば、有
益度の高い情報を提供する参加者のランクが高くなる。
したがって、単に情報の提供数に応じてポイントを付与
するよりも適切に構成員を評価することが可能となる。
なお、有益度の入力は、その情報を提供した構成員以外
の者ができるようにすればよい。例えば、提供された情
報へアクセスした利用者が利用者端末から入力して評価
するようにしてもよいし、組織の管理者が入力して評価
するようにしてもよい。
【0018】また、ポイントの付与は、請求項8に示す
ように、ランクが上がったときに行うようにしてもよ
い。このようにすれば、各構成員はランクを上げるため
に多くの情報を提供するようになる。特に報酬が付与さ
れる場合には、ランクが上がるのと同時に報酬の量も増
えることとなるので、各構成員はランクを上げることに
よる嬉しさが増し、ランクを上げようという意志を持つ
ようになる。したがって、このようなインセンティブを
構成員に対して自動的に与えることができ、組織の管理
運営が容易にできるようになる。
【0019】なお、請求項9に示すようにジャンル毎に
ポイントを付与し、ジャンル毎に付与したポイントを出
力するようにしてもよい。また、ランクもジャンル毎に
出力するようにしてもよい。このようにすれば、各ジャ
ンル毎にポイントの多い構成員やランクの高い構成員を
把握することができる。したがって、各構成員の組織内
での役割をより容易に的確に決定することが可能とな
る。
【0020】なお、請求項10に示すように、請求項1
〜9に記載の各手段をコンピュータにて実現する機能
は、例えば、サーバコンピュータ側で起動するプログラ
ムとして備えることができる。このようなプログラムの
場合、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁
気ディスク、CD−ROM、ハードディスク等のコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じて
コンピュータシステムにロードして起動することにより
用いることができる。また、各手段は、全体として組織
管理運営システムを構成すればよいので、複数のコンピ
ュータで上述した手段を実現するようにしてもよい。例
えば、各手段はそれぞれ異なるコンピュータで実現して
もよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施例
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうること
は言うまでもない。
【0022】本実施例の地域情報供給システム1は、地
域情報を収集して供給するシステムであり、この地域情
報の提供者を構成員とするグループ(組織)をインター
ネット上で管理し、運営するために使用される組織管理
運営システムとしての地域情報サーバ20を備えるシス
テムである。図1に示すように地域情報供給システム1
は、インターネット50に接続可能な情報提供者端末1
0及びユーザ端末40と、インターネット50に接続さ
れた地域情報サーバ20とを備える。情報提供者端末1
0及びユーザ端末40は、例えばPC(パソコン)や携
帯電話、情報家電、ゲーム機等の装置であり、インター
ネット50からの情報を受信して情報提供者やユーザに
報知したり、情報提供者やユーザからの指示をキーボー
ド等から入力して、インターネット50に接続された装
置に対して送信したりするブラウザ機能を備えるコンピ
ュータシステムである。なお、情報提供者端末10は特
許請求の範囲における構成員側端末に相当し、ユーザ端
末40は利用者端末に相当する。
【0023】また、地域情報サーバ20は、情報提供者
に関する情報を記憶する情報提供者データベースと、情
報提供者から提供された地域情報を記憶する地域情報デ
ータベースと、情報提供者から削除指示があった地域情
報を記憶する削除対象情報データベースと、情報提供者
に対して付与した情報提供ポイントを記憶する評価完了
データベースとを備えたデータベースシステムとして機
能するとともに、情報提供者端末10またはユーザ端末
40からの要求に応じて、例えばメニューページや各デ
ータベースに情報を入力するためのページや各データベ
ースから抽出した情報を組み込んだページ等をインター
ネット50を介して要求してきた端末に配信するウェブ
サーバとしても機能するコンピュータシステムである。
【0024】このような地域情報供給システム1では、
次の〜に示す処理が行われる。以下の〜に示し
た処理は、図1中に〜で図示した情報の流れに対応
する。またこのときの処理の流れを図2のフローチャー
トに示し、対応するステップを括弧内に示す。
【0025】情報提供者は、各地域の中でグループを
作り、担当の地域にあるスーパーやコンビニエンススト
ア、飲食店などへ訪問したり電話するなどして地域情報
を収集したり、役所からのお知らせや求人情報などの地
域情報を収集して、収集した地域情報を情報提供者端末
10のブラウザに入力し、地域情報サーバ20へ送信す
る(図2のS110)。
【0026】地域情報サーバ20はその地域情報を受
信して、地域情報データベースに記憶する。このときそ
の地域情報が、どの情報提供者から送られてきたのかを
特定して、その情報も記憶する(S120)。これらの
処理が受信手段及び記憶手段としての処理に相当する。
【0027】地域情報サーバ20は、ユーザ端末40
からのアクセスに応じて、蓄積された地域情報をホーム
ページ(ウェブページ)として提供する(S130,S
140)。これらの処理が提供情報送信手段としての処
理に相当する。 地域情報サーバ20は、ユーザ端末40からどの情報
提供者の地域情報にどれだけのアクセスがあったかを示
すアクセス情報を蓄積する(S150)。この処理がカ
ウント手段としての処理に相当する。
【0028】地域情報サーバ20は、地域情報の内容
に応じて付与される情報提供ポイントと、その地域情報
へのアクセス数に応じて付与されるボーナスポイントと
算出して合計ポイントを求める(S160)。この処理
がそれぞれ提供ポイント付与手段、アクセスポイント付
与手段としての処理に相当する。
【0029】地域情報サーバ20は受信したポイント
に応じて情報提供者のランク付けを行い(S170)、
情報提供者の獲得したポイントとランクを情報提供者端
末10へ配信する(S180)。S170の処理がラン
ク決定手段としての処理に相当し、S180の処理がポ
イント送信手段としての処理に相当する。
【0030】このようにして、各情報提供者の地域情報
の提供及び地域情報サーバ20への記憶、ポイント及び
ランクの出力が行われる。なお、図2においてS110
は情報提供者端末10の処理であり、S120〜S18
0は地域情報サーバ20の処理である。次に、上述した
処理をさらに具体的に説明する。
【0031】まず、構成員としての情報提供者を特定す
るために、地域情報サーバ20に対して情報を提供しよ
うとする者は、事前に地域情報サーバ20に情報提供者
として登録する必要がある。この情報提供者の登録は、
情報提供者端末10から地域情報サーバ20の図示しな
い情報提供者登録ページにアクセスし、このページに提
供者情報を入力してIDとパスワードを得ることで行
う。地域情報サーバ20は、情報提供者端末10から、
提供者情報を受信した場合には、受信した提供者情報を
提供者情報データベースに記憶する。この提供者情報
は、情報提供者ID、パスワード、電子メールアドレ
ス、担当地域からなり、提供者情報データベースには、
図3(a)に示すように表形式で各項目を対応付けて記
憶している。
【0032】各項目の中で、情報提供者IDは、提供者
を一意に特定するための情報である。したがって、情報
提供者登録ページに情報提供者の入力した情報提供者I
Dが、すでに図3(a)の提供者情報データベースに登
録されている場合には、別のIDを入力を促すページを
情報提供者端末10へ送信して重複した情報提供者ID
は付与しないようにしている。よって、情報提供者ID
は情報提供者毎に異なるものとして登録される。
【0033】情報提供者情報のうちパスワードは、情報
提供者を認証するために情報提供者IDとともに用いら
れるものである。また、電子メールアドレスは、地域情
報サーバ20から情報提供者に対して連絡を行う際に利
用するものである。そして、担当地域は、情報提供者が
地域情報の提供を担当する地域を示すものであり、この
担当地域は、予め生活圏を加味して全国を区分して定め
てあり、情報提供者は、情報提供者登録ページに表示さ
れるこれらの地域の中から自己が担当する地域を選択す
ることができる。
【0034】このようにして地域情報サーバ20に登録
した情報提供者は、情報提供者端末10から、地域情報
データベースに情報を登録したり、登録された情報を閲
覧することができる。次に地域情報の登録処理について
説明する。情報提供者が地域情報を登録する場合には、
地域情報サーバ20の情報提供ページにアクセスする。
図4は、情報提供者が地域情報を提供する場合の情報提
供者端末10におけるページの表示の例である。まず情
報提供者は、情報提供者端末10から地域情報サーバ2
0のアドレスを指定して図4(a)に示すメインページ
へアクセスする。このメインページは、情報表示ボタン
61と情報掲載ボタン62を備えており、情報提供者は
地域情報サーバ20に登録された情報を表示する場合に
は情報表示ボタン61をクリックし、情報を提供する場
合には情報掲載ボタン62をクリックする。
【0035】情報掲載ボタン62がクリックされた場合
には、情報提供者端末10は、情報掲載ボタン62にリ
ンクされた地域情報サーバ20の情報提供者認証ページ
にアクセスする。情報提供者認証ページは図4(b)に
示すように、ID入力欄63とパスワード入力欄64と
ログインボタン65が設けられている。情報提供者は情
報提供者端末10に対して、予め登録している情報提供
者IDとパスワードを入力し、ログインボタンをクリッ
クする。図4(b)では、情報提供者ID「Tar
o」、パスワード「1234」を入力した例である。な
おパスワードは、他人の閲覧等を防ぐため「****」
に置き換えて表示している。
【0036】ログインボタン65がクリックされたこと
を地域情報サーバ20が検出すると、地域情報サーバ2
0は、入力された情報提供者IDとパスワードが図3
(a)の情報提供者データベースに記録された情報提供
者ID及びパスワードに一致するか否かを判定する。一
致する場合には、図4(c)に示す掲載ジャンル選択ペ
ージを表示するための情報を送信し、不一致の場合に
は、図示しない認証失敗のページを表示する。
【0037】掲載ジャンル選択ページは、図4(c)に
示すように、情報提供者が提供する地域情報のジャンル
を選択するメニューを備えたページである。このジャン
ルは図4(c)に示すベースのジャンルから、詳細なジ
ャンルに分かれている。このジャンルの階層構造を、図
5に示す。
【0038】例えば、情報提供者が「玉子の特売が3日
後にある」という地域情報を提供しようとした場合に
は、図4(c)のメニューで「特売情報」を選択し、図
5に示す「生活食品」「生活雑貨」「飲料」「調味料」
「インスタント食品」「惣菜」「その他」のジャンルか
らなるメニューを、図4(c)と同様の形式で表示す
る。この中から「生鮮食品」を選び、次に表示される
「お肉」「魚介類」「野菜」「玉子」の中から、「玉
子」を選択する。
【0039】なお、例えば、午後3時からタイムサービ
スがあることを当日の正午に知った場合のように、緊急
に提供すべき情報がある場合には、図4(c)の「Cu
bo速報」をクリックする。このように情報掲載のジャ
ンルを選択するメニューボタンがクリックされた場合に
は、地域情報サーバ20は、さらに図5のツリーを探索
し、下位のジャンルがある場合には、そのジャンルを選
択するためのメニューを表示するページを送信する。最
下位のジャンルに対応するメニューが選択された場合に
は、図4(c)に示すような、掲載する地域情報を入力
するための掲載情報入力ページを送信する。例えば、図
4(c)の掲載ジャンル選択ページで「Cubo速報」
のジャンル選択ボタン66がクリックされた場合には、
掲載情報入力ページを表示するための情報を送信する。
【0040】この掲載情報入力ページは、図4(d)に
示すように、入力領域67と送信ボタン68とを備え
る。入力領域67は、情報提供者が提供する情報を入力
する領域であり、送信ボタン68は、入力領域67に入
力された地域情報を地域情報サーバ20へ送信する指示
を入力するボタンである。
【0041】情報提供者は、例えば図4(d)に示すよ
うに、入力領域67に、提供する地域情報を入力して送
信ボタン68をクリックする。情報提供者端末10は、
このクリックを検出して地域情報サーバ20へ、入力領
域67に入力された地域情報を送信する。
【0042】地域情報サーバ20は、この地域情報を受
信して、地域情報データベースに記憶する。地域情報デ
ータベースは、図3(b)に示すように、通し番号とし
て自動的に付与する地域情報IDと、その地域情報の提
供者を特定するための情報提供者IDと、提供者情報デ
ータベースの担当地域から特定したその地域情報の地域
と、指定されたジャンルを記憶するジャンルと、地域情
報の内容を示す地域情報と、その地域情報へのアクセス
件数を記憶するアクセス件数の各項目からなる。例え
ば、図4に示したように認証が行われ、ジャンルが選択
されて、地域情報が入力された場合には、地域情報サー
バ20は、図3(b)に示すように各項目を地域情報デ
ータベースへ記憶する。
【0043】このようにして、情報提供者端末10から
送信された地域情報を地域情報サーバ20に記憶するこ
とができる。そして記憶した地域情報は、図6(a)に
示す地域情報ページにアクセスすることで、ユーザ端末
40から閲覧することができる。
【0044】ユーザがこのような地域情報ページを閲覧
するためには、ユーザ端末40から地域情報サーバ20
の地域選択ページへアクセスし、閲覧する地域を選択す
るための図示しない地域選択ページを表示する。この地
域は、前述のように商圏毎に予め定められた担当地域に
相当する地域の中から選択できるようになっている。地
域選択ページで地域が選択されると、地域情報サーバ2
0は、図4(c)と略同様の図示しない表示ジャンル選
択ページを表示する。そしてこれらのジャンルの中から
ユーザが閲覧したいジャンルを選択してクリックする。
例えば地域として「東海」を、ジャンルとして「Cub
o速報」を選択した場合には、ユーザ端末40は地域情
報サーバ20へ、地域「東海」、ジャンル「Cubo速
報」の地域情報を要求する。地域情報サーバ20は、こ
の要求を受信した場合には、地域情報データベースから
地域が「東海」かつジャンルが「Cubo速報」の地域
情報を抽出して、予め用意されたページ雛形に埋め込ん
でユーザ端末40へ送信する。そしてユーザ端末40で
はこの情報を受信して、図6(a)に示すような地域情
報ページを表示する。
【0045】図6(a)の地域情報ページは、地域表示
部70と、ジャンル名表示部71と地域情報表示部72
とこれら以外の部分である雛形部分とを備える。この地
域情報ページは、図6(a)に示すように、雛形部分に
対して、選択された地域と、図4(c)の情報提供者に
よって選択されたジャンルと、地域情報データベースか
ら抽出した地域情報を組み込んで生成する。
【0046】なお、このように情報提供者の提供した地
域情報へのアクセスがある毎に、地域情報サーバ20
は、アクセスがあった地域情報に対応する地域情報デー
タベースのアクセス件数をインクリメントして記憶して
おく。このようにして情報提供者から提供された地域情
報を地域情報サーバ20へ蓄積し、その情報をユーザ端
末40から閲覧することができる。また、このような地
域情報は、図5に例示したようにジャンル別に登録し提
供することができる。そして、緊急性の高い情報につい
ては図6(a)のような速報ページに掲載することがで
きる。
【0047】なお情報提供者とユーザは異なる者として
説明したが、同一の者でもよく、情報提供者端末10と
ユーザ端末40は同一の端末でもよい。すなわち、情報
提供者も、情報提供者端末10から自己または他の情報
提供者の提供した地域情報を前述のようにして閲覧する
ことができる。ただし、情報提供者が自己の提供した情
報に対してアクセスした場合には、地域情報データベー
スの対応するアクセス件数をインクリメントしない。こ
れは、図4(b)の認証結果をクッキー等で保存してお
き、セッション管理を行うことで実現できる。なお前述
の図4の各ページ及び図6に示した各ページ等も同様に
クッキー等を用いた公知のセッション管理手法で情報提
供者IDを特定する。
【0048】さて、このように提供された情報がすでに
古くなった場合などには、情報提供者は、情報提供者端
末10から地域情報サーバ20の図示しない提供情報削
除ページにアクセスし、削除する地域情報を選択して削
除指示を入力することができる。この提供情報削除ペー
ジは、地域情報データベースから情報提供者IDをキー
として地域情報を抽出して削除対象として選択可能に構
成したページである。地域情報サーバ20は、この提供
情報削除ページから削除指示が入力されたことを検出す
ると、指示された地域情報の行を地域情報データベース
から削除対象情報データベースに移動する。例えば、図
3(b)に示したデータに対して削除指示があった場合
には、削除対象情報データベースは、図7(a)示すデ
ータが記憶される。
【0049】この削除対象情報データベースの情報は、
地域情報サーバ20の管理者のみが、図示しない有益度
入力手段としての評価入力ページを介して閲覧できる。
この評価入力ページは、削除対象情報データベースに記
憶された各行毎の情報を表示し、それそれに対して
「甲」「乙」「丙」「無効」のいずれかを地域情報の評
価として選択入力することができる。
【0050】「甲」が選択された場合には、地域情報提
供者には、ベースポイント*3のポイントを付与し、
「乙」が選択された場合には、ベースポイント*2のポ
イントを付与し、「丙」が選択された場合にはベースポ
イント*1のポイントを付与する。「無効」が選択され
た場合には、ポイントを付与しない。すなわち、「無
効」を選択することで、同じ情報の書き込みや、いたず
らによる書き込みなどに対してポイントの付与を行わな
いようにすることができる。
【0051】ポイントの付与は、削除対象情報データベ
ースの該当の行を評価完了データベースに移動した上
で、さらに、評価完了データベースに設けられた評価の
欄に、入力された評価を記憶し、情報提供ポイントの欄
に付与したポイントを記憶して行う。例えば、図7
(a)に示す削除情報データベースの行の地域情報に対
して、評価「乙」が入力され、ポイントとして200ポ
イントが付与された場合には、図7(b)の評価完了デ
ータベースに示すように、削除対象情報データベースの
該当の行を評価完了データベースに移動した上で、評価
の欄に「乙」を、情報提供ポイントの欄に「200」を
記憶する。なおこの処理は、提供ポイント付与手段とし
ての処理に相当する。このように削除指示が情報提供者
から入力された後に、ポイントを付与するため、古くな
った情報は積極的に削除されることとなる。したがっ
て、古くなった情報を地域情報データベースから削除す
る作業を省力化することができる。
【0052】なお、ベースポイントは、情報提供者のラ
ンクによって決定され、情報提供者のランクは、情報提
供者に付与されたポイントの合計である合計ポイントに
応じて決定される。そして、この合計ポイントは、情報
提供ポイントと、アクセス件数に応じて付与されるボー
ナスポイントとの合計のポイントである。
【0053】例えば、合計ポイントが500未満ではラ
ンクC、500以上1000未満はランクB、1000
以上はランクAのようにランク付けを行う。この処理
は、ランク決定手段としての処理に相当する。そしてこ
のようなランクに応じて、例えば、ランクCの場合には
ベースポイントを10ポイント、ランクBではベースポ
イントを50ポイント、ランクAではベースポイントを
100ポイントとする。
【0054】そして各情報提供者は自己に付与されたポ
イントを、地域情報サーバ20のポイント確認用ページ
にアクセスして確認することができる。ポイント確認用
ページは、図6(b)に示すように各情報提供者毎のこ
れまでに付与されたポイントを所定のレベルのジャンル
名及び評価とともに示し、そのポイントの合計を示すも
のである。このジャンルは、評価完了情報データベース
から情報提供者IDをキーとして抽出した行のジャンル
を元に、図4(c)に示したレベルのジャンルを求めた
ものである。例えば、ジャンルとして「玉子」が記憶さ
れている場合には、図5に示したツリーに従ってトップ
のジャンルである「特売情報」を求め、図6(b)に示
すように、ポイント確認用ページに組み込む。また、評
価は、評価完了情報データベースから情報提供者IDを
キーとして抽出した行の評価の欄の内容を組み込んだも
のである。例えば、情報提供者ID「Taro」の情報
提供者がポイント確認用ページにアクセスした場合に
は、図7(b)の評価完了データベースから情報提供者
IDが「Taro」の行を抽出して、図6(b)に示す
ポイント確認用ページを生成して出力する。例えば、図
6(b)に示す「Cubo速報(乙)200ポイント」
の部分は、図7(b)に示した行から生成されたもので
ある。この処理は、ポイント送信手段としての処理に相
当する。
【0055】このようなポイント確認用ページを参照す
ることで、情報提供者は、自己に付与されたポイントの
内訳を知ることができる。したがって、自己が提供した
地域情報に対する評価をリアルタイムで知ることができ
る。また、ポイントが付与された傾向を見ることで、自
己の提供した情報で評価の高いジャンルを知ることもで
きるので、自己の得意・不得意なジャンルを識別するこ
ともできる。
【0056】また情報提供者は、アクセス状況確認用ペ
ージにアクセスして自己が提供した地域情報に対するア
クセス状況を確認することができる。アクセス状況確認
用ページは、図6(c)に示すように、これまでに提供
した地域情報へのアクセス件数をその地域情報のジャン
ル名とともに示すものである。情報提供者ID毎に用意
したアクセス状況確認用ページへのアクセスを検出した
地域情報サーバ20は、評価完了データベースから情報
提供者IDをキーとして該当する行を抽出し、抽出した
行から同一のトップジャンルに属する情報のアクセス件
数を合計する。例えば、図5に示すトップジャンルの一
つである「特売情報」にぶら下がるすべてのジャンルの
アクセス件数の欄の合計を求め、例えば、図6(c)に
示すように「特売情報 165件」と求めてページに組
み込む。そして各トップジャンルのアクセス件数の合計
を求めて図6(c)に示すようにアクセス状況確認用ペ
ージに組み込む。
【0057】このようにして生成されたアクセス状況確
認ページを参照することによって、情報提供者は、自己
の提供した地域情報に対して何件のアクセスがあったか
を確認することができる。したがって、どのような情報
に対してニーズがあるのかを客観的に把握することがで
きる。なお、図6(b)のポイント確認用ページと、図
6(c)のアクセス状況確認用ページは、図4(c)で
示すトップジャンルで表示しているが、地域情報を登録
したジャンル名のまま表示してもよいし、地域情報とと
もに表示するようにしてもよい。
【0058】そして、アクセス件数の合計が所定の件数
に達した場合には、ボーナスポイントを付与する。この
処理は、アクセスポイント付与手段としての処理に相当
する。例えば、図6(c)のアクセス状況確認用ページ
に示すように、アクセス件数が300件増える毎に60
0ポイントを付与するようにする。
【0059】こうして、情報提供者は、アクセス件数に
応じて付与されたボーナスポイントを図6(c)のアク
セス状況確認ページで確認することができ、前述のよう
に情報提供によって付与された情報提供ポイントを図6
(b)のポイント確認ページで確認することができる。
したがって、情報提供者はボーナスポイントを得るため
に地域情報を進んで提供するようになり、質の高い地域
情報を提供するようになる。
【0060】そして、情報提供ポイントとボーナスポイ
ントとの合計である合計ポイントは、図6(d)に示す
ランク確認用ページにアクセスして確認することができ
る。このランク確認用ページは、各情報提供者ID毎に
求めた合計ポイントと、ランクを合計ポイントの順に表
示するページである。このページの合計ポイントは、各
情報提供者ID毎の評価完了データベースの情報提供ポ
イントの合計と、評価完了データベースのアクセス件数
の合計に応じて求めたボーナスポイントとを合計したも
のである。そして、この合計ポイントから前述のように
ランクを求めて、合計ポイントの順にソートしてランク
確認用ページを生成して送信する。この処理は、ポイン
ト送信手段としての処理に相当する。
【0061】各情報提供者は、このようなランク確認用
ページを参照することで、担当地域内での合計ポイント
の順位やランクを客観的に把握することができる。また
情報提供者は、自己の担当地域の情報提供者内での合計
ポイントの順位やランクを知ることができる。
【0062】なお、本実施例においては、合計ポイント
やランクをジャンルによらず合計して求めることとした
が、例えば、各ジャンル別に合計ポイントを求め、ラン
ク付けを行うようにしてもよい。例えば、図6(d)の
ランク確認用ページを評価完了データベースのジャンル
別に生成するようにする。このようにすれば、ジャンル
別の合計ポイントやランクが分かるので、どのジャンル
に誰が貢献しているのかを一目で理解することができ
る。したがって、例えば、ジャンル別に一番ポイントの
高い情報提供者を、そのジャンルのリーダーとして任命
することが可能となる。
【0063】本実施例では、情報提供者からの削除指示
があった後に地域情報サーバ20の管理者が、提供され
た地域情報の評価を行ってポイントを付与することとし
たが、この評価はユーザ端末40から行うようにしても
よいし、評価を行わずに所定のポイントを自動的に付与
するようにしてもよい。また、提供された地域情報の文
字数等に応じて自動的に評価を行ってポイントを付与す
るようにしてもよい。さらに、ポイントの付与は削除指
示があった後としたが、情報が提供された時点やアクセ
スがあった時点で行ってもよい。このような時点で行え
ば、削除を待たずしてリアルタイムにポイントが表示に
反映されるため情報提供者の楽しさが増す。
【0064】また、本実施例では、情報提供ポイント、
ボーナスポイント、合計ポイント、ランクは、必要に応
じて随時計算することとしたが、これらを各情報提供者
ID毎に記憶するポイントデータベースを設け、このポ
イントデータベースにポイントを加算して記憶したり、
ランクを記憶するようにしてもよい。このようにすれ
ば、必要に応じて計算することなく、ポイントデータベ
ースから読み出すだけで、情報提供ポイントの合計、ボ
ーナスポイントの合計、合計ポイント、ランク等を各情
報提供者毎に示したページを生成することができる。
【0065】また、前述の実施例では、情報提供ポイン
ト、ボーナスポイントを付与することとしたが、ランク
付けの結果ランクが上がった場合には、所定のランクア
ップポイントをポイントデータベースの合計ポイントに
加算するようにしてもよい。この処理がランクアップポ
イント付与手段としての処理に相当する。
【0066】また、このようなポイントデータベースを
備えたポイントサーバを地域情報サーバとは別に設け、
このポイントサーバに対して、これらのポイントを地域
情報サーバ20が送信して、記憶させるようにしてもよ
い。例えば、図8に示すように、インターネット50に
接続したポイントサーバ30を設け、次の〜に示す
処理を行う。以下の〜に示した処理は、図8中に
〜で図示した情報の流れに対応する。なお、このよう
な一連の処理を図9のフローチャートに示し、対応する
ステップを括弧内に記載している。
【0067】情報提供者は、地域情報を情報提供者端
末10に入力し、地域情報サーバ20へ送信する(図9
のS210)。 地域情報サーバ20はその地域情報を受信して蓄積す
る。このときその地域情報が、どの情報提供者から送ら
れてきたのかを特定して、その提供者特定情報も記憶す
る(S220)。これらの処理が受信手段及び記憶手段
としての処理に相当する。
【0068】地域情報サーバ20は、ユーザ端末40
からのアクセスに応じて、蓄積された地域情報をホーム
ページ(ウェブページ)として提供する(S230)。
この処理が提供情報送信手段としての処理に相当する。 地域情報サーバ20は、ユーザ端末40からどの情報
提供者の地域情報にどれだけのアクセスがあったかを示
すアクセス情報を蓄積する(S250)。この処理がカ
ウント手段としての処理に相当する。
【0069】地域情報サーバ20は、地域情報の内容
と、その地域情報へのアクセス量とをポイントに換算
し、ポイントサーバ30へ送る(S260)。この処理
が提供ポイント付与手段、アクセスポイント付与手段と
しての処理に相当する。 ポイントサーバ30は受信したポイントを情報提供者
特定情報とともに記録する(S270)。このときラン
クアップに必要なポイントを満たしている場合には(S
280)、情報提供者のランクをアップして(S29
0)、情報提供者の獲得したポイントとランクを示すペ
ージを提供する(S310)。S270の処理が記憶手
段としての処理に相当し、S290の処理がランク決定
手段としての処理に相当し、S310の処理がポイント
送信手段としての処理に相当する。
【0070】このようにすれば、ポイントサーバ30で
ポイントの管理を行うことができる。例えば、複数の地
域情報サーバや地域情報サーバ以外のインターネット5
0に接続されたサーバからポイントサーバ30に対して
ポイントの付与指示を送るようにし、ポイントを一元的
に管理することができる。
【0071】また、本実施例においては、図4に示した
ように「Cubo速報」のページに掲載することとして
説明したが、このようにして即時性の高い情報か否かを
情報提供者が判断するのではなく、地域情報サーバの運
営者が判断して、速報として配信するか否かを決定する
ようにしてもよい。すなわち、図6に示すメニューのう
ち「Cubo速報」のページとして配信する情報は、そ
の他のメニューに対して提供された情報の中から地域情
報サーバの管理者が選択するようにするとよい。この場
合、提供された情報の一覧とその内容をリストとして地
域情報サーバの表示装置に表示し、その中から配信する
情報を選択可能なようにすればよい。
【0072】本実施例では、ユーザ端末40から地域情
報サーバ20へアクセスして地域情報の提供を受けるジ
ャンルを選択して、地域情報を受け取ることとしたが、
例えば、メールによって地域情報サーバ20からユーザ
の電子メールアドレスへメールを送信したり、直接ユー
ザ端末40へメールを送信するようにしてもよい。この
ようにすれば、ユーザはいちいち地域情報サーバ20へ
アクセスしなくても地域情報を受け取ることができる。
特に緊急性の高い速報等をタイムリーに知ることができ
るため便利である。この場合、ユーザの必要とする地
域、必要とする地域情報のジャンル、ユーザの電子メー
ルアドレスをユーザ端末40から、予め地域情報サーバ
20に登録しておき、情報提供者端末10から地域情報
の提供があった際に、これらの情報に基づいて地域情報
サーバ20から該当する地域情報を抽出してページを電
子メールで送信するようにすればよい。
【0073】また本実施例では、ポイントやランクを情
報提供者端末10に表示させることとしたが、これらポ
イントやランクに応じて、有料サイトの利用パスワード
や電子マネー等の報酬を、提供者情報データベースの電
子メールアドレス宛に、電子メールで送信するようにし
てもよい。この処理は報酬付与手段としての処理に相当
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の組織管理運営システムの構成と情報の
流れを示す図である。
【図2】実施例の組織管理運営システムにおける処理の
流れを示すフローチャートである。
【図3】提供者情報データベース及び地域情報データベ
ースを説明する図である。
【図4】情報提供者端末から地域情報を提供する際に表
示するページを説明する図である。
【図5】ジャンルの階層構造を説明する図である。
【図6】地域情報を表示するページ及びポイントの付与
状況を表示するページを説明する図である。
【図7】削除対象情報データベース及び評価完了情報デ
ータベースを説明する図である。
【図8】別実施例の組織管理運営システムの構成と情報
の流れを示す図である。
【図9】別実施例の組織管理運営システムにおける処理
の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…組織管理運営システム 10…情報提供者端末 20…地域情報サーバ 30…ポイントサーバ 40…ユーザ端末 50…インターネット 61…情報表示ボタン 62…情報掲載ボタン 63…ID入力欄 64…パスワード入力欄 65…ログインボタン 66…ジャンル選択ボタン 67…入力領域 68…送信ボタン 70…地域表示部 71…ジャンル名表示部 72…地域情報表示部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報提供者を構成員とする組織を管理運営
    するための組織管理運営システムであって、 構成員側端末から送信された提供情報、及び、該提供情
    報を提供した構成員を識別するための識別情報をネット
    ワークを介して受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記提供情報と前記識
    別情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された提供情報をネットワークを介
    して利用者端末へ送信する提供情報送信手段と、 前記構成員に付与したポイントまたは付与したポイント
    の合計の少なくともいずれか一方を前記構成員側端末へ
    送信するポイント送信手段と、 前記構成員へのポイントの付与を、前記提供情報の受信
    に応じて、前記識別情報に基づいて特定した構成員に対
    して所定のポイントを付与することで行う提供ポイント
    付与手段とを備えることを特徴とする組織管理運営シス
    テム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の組織管理運営システムに
    おいて、 さらに、前記構成員に付与したポイントの合計に基づい
    て前記構成員のランク付けを行うランク決定手段を備
    え、 前記ポイント送信手段は、前記ポイントに代えてまたは
    前記ポイントとともに前記ランク決定手段の決定したラ
    ンクを送信することを特徴とする組織管理運営システ
    ム。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の組織管理運営シ
    ステムにおいて、 前記ポイント送信手段は、前記構成員毎のポイントの合
    計またはランクの少なくともいずれか一方を、前記識別
    情報に基づいて求めた前記構成員を示す情報と並べ、そ
    のポイントまたはランクの合計の順に、これらが前記構
    成員側端末で表示可能な形式で送信することを特徴とす
    る組織管理運営システム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の組織管理
    運営システムにおいて、 さらに、前記構成員毎のポイントの合計に応じて前記構
    成員に対して報酬を付与するための報酬付与手段を備え
    ることを特徴とする組織管理運営システム。
  5. 【請求項5】請求項2〜4のいずれかに記載の組織管理
    運営システムにおいて、 前記提供ポイント付与手段は、前記ランクに応じて、前
    記所定のポイントを変化させることを特徴とする組織管
    理運営システム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の組織管理
    運営システムにおいて、 前記提供情報送信手段は、前記利用者端末からのアクセ
    スに応じて前記提供情報を送信し、 さらに、該アクセス数を前記構成員毎にカウントするカ
    ウント手段と、 前記カウント手段のカウントした前記構成員毎のアクセ
    ス数に応じて前記構成員へのポイントの付与を行うアク
    セスポイント付与手段とを備えることを特徴とする組織
    管理運営システム。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載の組織管理
    運営システムにおいて、 さらに、前記提供情報の有益度を入力する有益度入力手
    段を備え、 前記提供ポイント付与手段は、前記有益度入力手段から
    入力された有益度に基づいて前記所定のポイントを変化
    させることを特徴とする組織管理運営システム。
  8. 【請求項8】請求項2〜7のいずれかに記載の組織管理
    運営システムにおいて、 さらに、前記ランク決定手段によってランクが上げられ
    た場合に、前記構成員へのポイントの付与を行うランク
    アップポイント付与手段を備えることを特徴とする組織
    管理運営システム。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかに記載の組織管理
    運営システムにおいて、 前記提供情報には、該情報のジャンルを示す情報を含
    み、 前記ポイント送信手段は、該ジャンル毎に付与したポイ
    ントを出力することを特徴とする組織管理運営システ
    ム。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載の組織管
    理運営システムにおける受信手段、記憶手段、提供情報
    送信手段、ポイント送信手段、提供ポイント付与手段、
    ランク決定手段、カウント手段、アクセスポイント付与
    手段、有益度入力手段、ランクアップポイント付与手段
    としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007193427A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Yafoo Japan Corp 評価情報管理システム、評価情報管理プログラム、および、評価情報管理方法
WO2012176784A1 (ja) * 2011-06-20 2012-12-27 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 管理装置および管理方法
JP2018163159A (ja) * 2013-04-04 2018-10-18 スカイ モーション リサーチ, ユーエルシーSky Motion Research, Ulc 地点観測を使用して天気予報を精密化する方法及びシステム

Cited By (4)

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