JP2002163192A - プリント注文方法および装置、プリント注文処理方法および装置並びにプログラム - Google Patents
プリント注文方法および装置、プリント注文処理方法および装置並びにプログラムInfo
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Abstract
たり、プリントサービスの注文内容を表す注文情報を効
率よく生成する。 【解決手段】 プリントサービスの注文を受け付けるサ
ービスセンタ2と各地域に点在するミニラボ3や特殊ラ
ボ4をネットワークを介して通信可能にし、サービスセ
ンタ2のセンタサーバ12が、顧客1からネットワーク経
由で転送された注文情報に応じてプリント出力先のラボ
を選択し処理を振り分けることにより、プリント出力を
センタサーバ12ではなく所望のラボに行わせる。顧客1
のパソコン6には、プリントサービスの注文内容を表す
注文情報Cを生成するソフトウェアがインストールされ
ており、顧客1はこのソフトウェアを用いてプリントサ
ービスの注文を行う。
Description
ビスをインターネットなどのネットワークを介して顧客
に提供するネットワークフォトサービスシステムに関す
るものである。
にあたり、大手集配ラボにスキャナ、プリンタ、大容量
ディスクを有するサーバコンピュータ(以下、画像サー
バという)などの各種設備を設置して、顧客が撮影した
写真を画像サーバに蓄積し、顧客がその画像サーバにネ
ットワークを介してアクセスできるようにすることによ
って、写真の焼き増し注文、電子メールへの写真画像添
付、写真画像データのダウンロードなどの各種サービス
を提供するネットワークフォトサービスが提案されてい
る。
あるいはオフィスにいながらにして写真の注文ができる
という点に他ならないが、実際にはフィルムやプリント
の受け渡しのようにネットワークでは行えないこともあ
るため、地域の写真店やミニラボなどを取次窓口として
サービスを提供するのが普通である。
窓口は多ければ多いほど便利である。しかし、注文を受
ける集配ラボは、注文時のアクセス先の分かり易さ、あ
るいはデータ管理の行い易さなどから、できれば1箇所
とした方がよい。このため、ネットワークフォトサービ
スを行う場合には、集配ラボに設備を集中し、できるだ
け多くの取次窓口に対応できるようにするのがよいと考
えられている。
うに大手集配ラボに全ての設備が集結している形態で
は、取次窓口から集配ラボまでの集配経路が長くなり、
またフィルムを取次窓口に渡してから集配便が来るまで
の待ち時間のためにプリントサービスの納期が延びるこ
とは避けられない。
を短くしたり集配頻度を増やすようにすればより迅速な
処理が行えるものの、これによりアクセス先の分かり易
さ、データの一元管理などの利点は失われ、また集配頻
度の増加が集配コストの上昇につながるという問題もあ
るため、あまり好ましい解決策とは言えない。
分かり易さやデータの一元管理などネットワークフォト
サービスシステムの利点を失わずに、顧客に対して迅速
なサービスを提供することができるようにすることを目
的とするものである。
文方法は、サーバに保管された画像データにネットワー
ク経由でアクセスし、顧客による該画像データについて
のプリントサービスの注文の入力を受け付け、該画像デ
ータについての前記プリントサービスの注文内容を表す
注文情報を生成し、該注文情報を前記サーバに送信する
ことを特徴とするものである。
いては、前記サーバに保管されたテンプレート画像デー
タにネットワーク経由でアクセスし、前記顧客による前
記画像データおよび前記テンプレート画像データの加工
処理の入力を受け付け、該加工処理の手順を前記注文情
報に含めるようにしてもよい。
は、顧客からネットワークを介して転送された画像デー
タについてのプリントサービスの注文内容を表す注文情
報に基づいて、前記顧客が前記画像データの使用権を有
するか否かを解析し、前記顧客が前記使用権を有する場
合にのみ、前記プリントサービスを前記顧客に提供する
ための処理を行うことを特徴とするものである。
は、顧客からネットワークを介して転送された画像デー
タについてのプリントサービスの注文内容を表す注文情
報に基づいて、写真プリンタおよび前記ネットワークを
介して通信可能なラボサーバを有する少なくとも1つの
ラボから1つのラボをプリント出力先として選択し、該
選択されたラボに設置されるラボサーバに対し指示情報
を送信して、前記プリントサービスを顧客に提供するた
めの処理を行うことを前記ラボサーバに対して指示する
ことを特徴とするものである。
に保管された画像データにネットワーク経由でアクセス
する手段と、顧客による該画像データについてのプリン
トサービスの注文の入力を受け付ける手段と、該画像デ
ータについての前記プリントサービスの注文内容を表す
注文情報を生成する手段と、該注文情報を前記サーバに
送信する手段とを備えたことを特徴とするものである。
いては、前記アクセスする手段を、前記サーバに保管さ
れたテンプレート画像データにネットワーク経由でアク
セスする手段とし、前記入力を受け付ける手段を、前記
顧客による前記画像データおよび前記テンプレート画像
データの加工処理の入力をも受け付ける手段とし、前記
注文情報を生成する手段を、該加工処理の手順を前記注
文情報に含める手段としてもよい。
は、顧客からネットワークを介して転送された画像デー
タについてのプリントサービスの注文内容を表す注文情
報に基づいて、前記顧客が前記画像データの使用権を有
するか否かを解析する手段と、前記顧客が前記使用権を
有する場合にのみ、前記プリントサービスを前記顧客に
提供するための処理を行う手段とを備えたことを特徴と
するものである。
は、顧客からネットワークを介して転送された画像デー
タについてのプリントサービスの注文内容を表す注文情
報に基づいて、写真プリンタおよび前記ネットワークを
介して通信可能なラボサーバを有する少なくとも1つの
ラボから1つのラボをプリント出力先として選択する手
段と、該選択されたラボに設置されるラボサーバに対し
指示情報を送信して、前記プリントサービスを顧客に提
供するための処理を行うことを前記ラボサーバに対して
指示する手段とを備えたことを特徴とするものである。
びに第1および第2のプリント注文処理方法をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムとして提供してもよ
い。
テムは、写真プリンタを有するラボに設置され、ネット
ワークを介して通信可能な少なくとも1つのラボサーバ
と、ネットワーク経由でプリントサービスの注文を受け
付けるサービスセンタに設置され、各ラボの顧客が撮影
した写真をデジタル画像データとして保管し、そのデジ
タル画像データをネットワーク上でアクセス可能とし、
顧客からネットワークを介して転送された注文情報に応
じて前記ラボの中の1つのラボをプリント出力先として
選択し、その選択されたラボに設置されるラボサーバに
対し指示情報を送信して注文により要求されたプリント
サービスを顧客に提供するための処理を行うことを指示
するセンタサーバとにより構成されることを特徴とする
ものである。
のような個別ラボに設置されるサーバコンピュータであ
り、「センタサーバ」は、画像データを集中管理するサ
ービスセンタに設置されるサーバコンピュータのことで
あり、いずれも必要な画像データを保管するのに十分な
容量を有するハードディスクなどのデータ記憶装置を備
えるものである。ラボサーバはいわゆるプリンタサーバ
としての役割を果たすものであり、写真プリンタに接続
(複数の写真プリンタがあるときは切り替え可能に接
続)されているものである。
スの注文を受け付ける」とは、顧客から、注文内容を所
定のデータ形式の注文情報として転送してもらうことを
意味する。具体的には、例えばインターネットのホーム
ページで注文情報のフォーマットを公開し、顧客にその
フォーマットにしたがって作成した注文情報を電子メー
ルでセンタサーバ宛に送信してもらう。あるいは所定の
画面で顧客が注文内容を入力するとその内容が自動的に
注文情報のフォーマットに変換されてセンタサーバに送
信されるようにしてもよい。
とは、ラボの顧客が同時プリントを依頼するためにその
ラボに持ち込んだフィルムをフィルムスキャナによりス
キャニングして取得した写真画像を意味する。あるい
は、同じく顧客が持ち込んだデジタルカメラのメモリな
どからカードリーダなどの各種データ読取転送手段を用
いて取得した写真画像も含まれる。これらの写真画像
は、以後デジタル画像データとして取り扱われる。
ボ方式で)行ってもよいが、各ラボにおいて行えば、集
配時間や集配待ち時間をなくせるので納期を短縮するこ
とができる。この場合、ラボにおいて取得されたデジタ
ル画像データをセンタサーバに移す作業が必要となる
が、これは上記ネットワークを利用して、ラボ側がデジ
タル画像データを取得する度にセンタサーバに対しデー
タ転送を行ってもよいし、または所定のタイミングでま
とめてセンタサーバ側に転送するようにしてもよい。あ
るいはセンタサーバが定期的に各ラボのラボサーバのデ
ータを吸い上げてもよいし、場合によっては(データ量
が多いときには)ネットワークを利用せずに、何らかの
メディアに記録してデータを移すようにしてもよい。
ーネットを中心とするネットワーク網を意味し、専用回
線、CATV網、ダイアルアップ接続、LANなど、注
文情報や画像データの転送を行うのに十分な通信速度を
有するあらゆる通信手段を含むものとする。
影した写真をデジタル画像データとして保管し、該デジ
タル画像データをネットワーク上でアクセス可能とす
る」のは、デジタル画像データを一元管理するととも
に、顧客がそのデジタル画像データを参照できるように
するためである。写真の焼き増しでは、撮影した全ての
写真を見比べて、焼き増しする写真を選択するといった
ことがよく行われるが、上記センタサーバの画像アクセ
ス機能は、これを表示画面上で行うための機能である。
つのラボをプリント出力先として選択する」とは、例え
ば注文により要求されたプリントサービスが、写真入り
ポストカードやカレンダーの作成など、それを行うため
に特殊な設備を必要とするようなサービスである場合
に、プリント出力先としてその特殊な設備を有するラボ
を選択することなどを意味する。あるいは、注文の際に
プリントを受け取るラボを顧客が指定できるようにし
て、注文情報の中に指定ラボを示す情報を含め、その指
定されたラボをプリント出力先として選択するようにし
てもよい。なお、前記「選択」には、ラボが1つしかな
い場合にそのラボをプリント出力先として選択する場合
も含むものとする。
ための処理」とは、プリントサービスを顧客に提供する
ために必要となるあらゆる処理を意味する。例えばある
ラボがある写真の焼き増しプリントを指示された場合に
は、その写真のデジタル画像データを入手しなければ焼
き増しプリントを作成することはできないので、他から
デジタル画像データを転送してもらう必要がある。つま
り、「プリントサービスを顧客に提供するための処理」
とは単なるプリンタによるプリント出力のみならず、こ
のようなデータ転送処理なども含めた一連の処理を意味
する。
ス内容(焼き増し、ポストカード作成など)を指定する
処理番号、写真を指定する画像番号、プリントのサイ
ズ、枚数などである。また「指示情報」は注文情報の内
容に加え、デジタル画像データの入手先(保管先)など
を示す情報を含んだものである。この場合指示情報を受
信したラボサーバは必要なデジタル画像データを自らが
保管していない場合には、入手先として示されたラボの
画像サーバ、あるいはセンタサーバに対してデジタル画
像データの転送を要求する。あるいは必要となるデジタ
ル画像データそのものを指示情報の一部に含めておいて
もよい。
設置されているラボの顧客が撮影した写真を高解像度画
像データとして保管しておくことが望ましい。これによ
り自分の顧客から注文された焼き増しなどの際に、デジ
タル画像データを他から入手する必要がなくなる。
客のデジタル画像データを保管している場合には、セン
タサーバに保管され、アクセス可能とされたデジタル画
像データは、前記ラボサーバに保管される高解像度画像
データよりもデータ量が少ない低解像度画像データとし
てもよい。すなわちラボサーバのデジタル画像データは
プリント出力用、センタサーバのデジタル画像データは
ネットワーク経由のアクセス用というように、デジタル
画像データを使い分けてもよい。
解像度画像データが保管されている場合には、そのラボ
でプリント出力を行う方がデータ転送量も少なく効率が
よいため、センタサーバは、アクセス用のデジタル画像
データを保管する際に、そのデジタル画像データが高解
像度画像データとして保管されているラボサーバを示す
保管場所情報と対応づけて保管を行い、プリント出力先
の選択の際には、その保管場所情報に基づいて、プリン
ト注文されたデジタル画像データが高解像度画像データ
として保管されているラボサーバが設置されているラボ
をプリント出力先として選択するようにすることが望ま
しい。
ラボとは異なるラボでプリント出力を行った場合、その
プリントサービスのコストはデータ転送にかかる通信費
の分だけ高くなる。またこのようなデータ転送が発生し
た場合には、プリント出力先のラボのみならず、デジタ
ル画像データを保管していたラボも、プリントサービス
提供のために貢献したことになるため、顧客から得た代
金は2つのラボに分配されるべきである。このように、
本発明のネットワークシステムでは、センタサーバが送
信する指示情報の内容、特にデータ転送の有無あるいは
転送データのデータ量に応じてコストが変わるので、セ
ンタサーバが、指示情報の送信により各ラボのラボサー
バに対して指示した処理を記録し、その記録に基づい
て、各ラボ間あるいは各ラボとサービスセンタの間に発
生する商取引を管理して、例えば顧客に対する課金制御
や電子決済などに利用するようにしてもよい。
ビス」とは、上記焼き増しプリント、写真入りポストカ
ードの作成などのサービスのみならず、写真プリントを
顧客の手元に届けるまでに行われるあらゆる付帯サービ
スも含むものとする。具体的には、例えば出来上がった
プリントを店頭受取りとせずに郵送あるいは宅配するサ
ービス、プリントの出来上がったことを電子メールで顧
客に知らせるサービス、デジタル画像データのラボサー
バにおける保管期間が終了することを電子メールで顧客
に知らせるサービス、顧客からの電子メールによりその
保管期間を延長するサービス、プリントを受け取るラボ
を顧客が指定できるサービス、注文したプリントをアル
バムにして返すサービス、記念写真などの場合に絵柄の
ついた台紙にプリントを貼りつけて返すサービスなどが
考えられる。
は、プリントの受取方法や、受取主の住所、電子メール
アドレスなど、付帯サービスに必要なあらゆる情報も含
まれるものとし、当然のことながら、このような情報は
単に参照されるだけではなく、種々の処理に利用可能と
する。つまり、例えばラボサーバに郵送ラベル印刷用の
プリンタを接続しておき、「指示情報」においてプリン
トの郵送が指定されている場合にその指示情報に含まれ
る受取主の住所、氏名を参照して、自動的に郵送用ラベ
ルをプリント出力するといった処理を行うことなどが考
えられる。
するサービスで、テンプレートを利用する方法が知られ
ているが、このようなサービスを提供する場合には、前
記センタサーバに、テンプレートを保管し、そのテンプ
レートをネットワーク上でアクセス可能として顧客がそ
のテンプレートを利用した加工プリントを注文できるよ
うにし、前記注文情報により加工プリントサービスが要
求された場合に、注文情報により指定されたテンプレー
トに関する情報を指示情報の一部としてラボサーバに転
送するようにしてもよい。
は、テンプレートそのものであってもよいし、テンプレ
ートの識別子あるいは保管場所などを示す情報であって
もよい。
タの転送量は少ない方が好ましいため、各ラボサーバ
が、プリント作成に使用する高解像度のテンプレートを
保管しておき、上記テンプレートに関する情報はテンプ
レートIDなど比較的データサイズの小さい情報とする
ことが望ましい。
像度データを保管する場合には、センタサーバは、ラボ
サーバに保管される高解像度データよりもデータ量が少
ない低解像度データとしてテンプレートを保管するよう
にしてもよい。
は、データのみならずマクロなどの処理手順も含むもの
とする。具体的には、例えば画像を配置するための空白
領域を備えた背景画像をテンプレートとしてもよいし、
そのような背景画像と「指定された画像を背景画像の空
白領域に挿入する」といった処理手順のセットをテンプ
レートとしてもよい。あるいは、例えば「指定された画
像を90度回転する」、「指定された画像の彩度を下げ
る」などの処理手順のみをテンプレートとし、ある画像
にこのテンプレートを適用することによりその画像が9
0度回転されるようにしたものなども含むものとする。
文を受け付けるサービスセンタと各地域に点在するラボ
とをネットワークを介して通信可能にし、サービスセン
タのセンタサーバが、顧客からネットワーク経由で転送
された注文情報に応じてプリント出力先のラボを選択
し、プリント出力をセンタサーバで行うのではなく各ラ
ボに振り分けるため、プリントやフィルムの集配回数を
削減することができ、顧客に対して迅速なサービスを提
供することができる。この場合、注文受付はサービスセ
ンタが一括して受け付けるため、アクセス先の分かり易
さやデータの一元管理などネットワークフォトサービス
システムの利点が失われることはない。
置されているラボの顧客が撮影した写真を高解像度画像
データとして保管しておくようにすれば、各ラボに対
し、そのラボの顧客の写真のプリントサービスを行うこ
とが指示された場合に、データ転送が発生せず、ネット
ワーク負荷あるいは通信コストの軽減が図れる。
されているデジタル画像データを必要に応じて転送して
用いればよいので、センタサーバに保管されているデジ
タル画像データはアクセスの際に画面上での表示に支障
がない程度まで解像度を落とした低解像度画像データと
して保管するようにすれば、センタサーバのディスクス
ペースを節約することができる。
り、原則として、プリント注文されたデジタル画像デー
タが高解像度画像データとして保管されているラボを選
択するようにすれば、ラボ間の大量のデータ転送が発生
しない分、他のラボを選択するよりも、ネットワーク負
荷あるいはコストを軽減することができる。
レートを利用した加工プリントサービスを提供する場合
には、センタサーバ上で顧客のデジタル画像データとと
もにテンプレートを公開することによって注文を受け付
け、ラボサーバに対して加工に用いるテンプレートを指
定する情報を送信するようにすれば、簡単な合成写真を
ラボにおいて作成することができ、迅速な加工プリント
サービスを提供することができる。
様、各ラボにおいてテンプレートの高解像度データを保
管しておくようにすれば、センタサーバからラボサーバ
に対し加工プリントサービスを行うことを指示する場合
に、テンプレートを転送する必要がなく、ネットワーク
負荷あるいは通信コストの低減が図れる。
ンプレートをモニタ表示用の低解像度データとして保管
するようにすれば、センタサーバのディスクスペースを
節約することができる。
ータのデータ量などセンタサーバが送信する指示情報に
よって発生するコストが変わるので、センタサーバにお
いてこの指示情報に基づいたラボ間あるいは各ラボとサ
ービスセンタの間の商取引管理を行えば、課金制御や電
子決済などが容易になる。
ムは、システムの一部を担うラボが広範囲にわたって数
多く存在するほど価値あるものとなる。したがって、こ
のようなシステムを真に価値あるものとするためには、
顧客の利便性やシステムの処理効率のみならず、ラボに
とっての利益をも十分に考慮して提携ラボ数を増やすよ
う努めなければならない。サービスセンタに設備が集中
するシステム形態の場合には、店頭ラボは単なる取次店
になってしまい利幅も減ってしまうため、積極的にネッ
トワークフォトサービスを顧客に勧める理由がない。こ
れに対し、本発明のシステムでは、店頭ラボはプリント
サービスの提供による利益を得ることができる。また、
自分の顧客の高解像度画像データを保管する形態では、
そのデータを使用する仕事を優先的に割り振ってもらえ
るので自分の顧客がネットワークフォトサービスを利用
すればするほど多く利益を得ることができる。
るとともに、ネットワークフォトサービスシステムの普
及を妨げる経営上の問題点をも克服するものであり、実
用上の効果は極めて大きい。
トサービスシステムについて図面を参照して説明する。
はじめに、集配ラボに設備を集中したシステム形態およ
びその問題点について図8を参照して説明する。
次店13に同時プリントを依頼する(121)。同時プリン
トの作成は取次店13が自ら行う場合と集配ラボ14に依頼
して行う場合があるが、いずれの場合も顧客のフィルム
は一旦集配ラボ14に渡される(122)。集配ラボではス
キャナ7などによりフィルムを読み取って画像サーバ15
にそのフィルムに記録されている写真をデジタル画像デ
ータとして保管する。また、同時プリントが依頼されて
いる場合にはプリンタ9などによりプリントを作成し、
取次店13にプリントを配送し(123)、取次店13がこれ
を顧客1に受け渡す(124)。
管が完了すると、顧客1はインターネット5を介して画
像サーバ15にアクセスして(125)保管されている写真
画像データを画面上で見ながら焼き増し注文などを行う
ことができるようになる。画像サーバ15はこの注文に応
じて、プリンタ9などによりプリントを作成し、顧客1
に郵送、あるいは取次店を介して(126)顧客に受け渡
す(127)。
形態では集配ラボ14は全ての取次店の顧客のフィルムを
集配により集めなければならないので集配待ち時間や処
理の順番待ちが発生し納期が遅延する可能性がある。フ
ィルムやプリントの集配は人手により行われるため、1
日の集配回数によっては集配待ちにより納期が1日2日
延びることもある。つまり、この形態のシステムでは焼
き増し注文などは容易になるものの、必ずしも迅速なサ
ービスを提供できるとはいえない。また取次店で同時プ
リントを行う場合には、取次店と集配ラボの両方で入力
処理を行わなければならないなど不便な点も多い。
ビスシステムでは、図1に示すように、顧客1と、注文
を受け付けるサービスセンタ2と、ミニラボ3あるいは
特殊設備を備える特殊ラボ4とが全てネットワークで通
信できるようにしている。この際、サービスセンタや特
殊ラボは特に多くの通信を行う必要があるため、高速回
線を使用するようにして、より多くの注文を迅速に処理
できるようにしている。
タの入力はミニラボ3において行われる。顧客がミニラ
ボ3に同時プリントを依頼すると、ミニラボ3では、ス
キャナ7によりフィルムを読み取り、プリンタ9により
同時プリントを作成する。スキャナ7により読み取られ
たデジタル画像データは同時プリント作成後もラボサー
バ8に保管される。またこの際、それらのデジタル画像
データの解像度を落とした低解像度画像データ(以下、
サムネイル画像という)が作成され、サービスセンタ2
のセンタサーバ12に転送される。また、ラボサーバ8
は、顧客のデジタル画像データのみならずテンプレート
も保管している。
記のようにして各ラボから転送されたサムネイル画像を
そのサムネイル画像が送られてきたラボと対応づけて保
管するとともに、そのサムネイル画像をネットワーク上
でアクセス可能にする。この際サムネイル画像は、顧客
が注文の際に写真を確認できればよいので、特に高い画
質は必要とされない。またディスクスペースを節約する
ためにもサムネイル画像のデータ量は小さい方が望まし
い。本実施の形態では、ラボサーバ8がプリント出力の
ために保管するデジタル画像データが、Lサイズプリン
トを300dpiで出力するのに必要な画素数である4ベース
(画素数約1024×1792)なのに対し、センタサーバ12が
ネットワーク経由のアクセスのために保管するデジタル
画像データを1/4ベース(画素数約368×256)として
いる。また、センタサーバ12は、上記ラボサーバ8が保
管しているテンプレートのサムネイルも保管しており、
顧客がネットワークを介してアクセスできるようにして
いる。
にあたっては、顧客は自分の写真のみ確認できればよい
ため、言い換えれば他人に自分の写真を見られることは
望まないため、パスワードによる認証を行って各顧客が
見ることができるデータを制限している。パスワード
は、同時プリントの申し込み時に顧客からの指定によ
り、あるいはミニラボ側で適当なパスワードを割り当て
ることにより決定する。
ットの場合には上記サービスをホームページの形態で提
供し、顧客がNetscape Navigatorなどのブラウザを利用
してアクセスするようにする。あるいはその他の独自の
通信サービスとして提供する場合には、顧客に専用ソフ
トウェアを配布するなどして行ってもよい。いずれの場
合も、顧客1は自宅あるいはオフィスのパソコン6か
ら、ネットワークを介してセンタサーバ12に保管されて
いる自分の写真のサムネイル画像を確認したりテンプレ
ートを選択したりして、注文画面に対して所定の入力を
行うことにより、あるいは所定のフォーマットの注文情
報を作成して電子メールでセンタサーバ12宛に送信する
ことにより、ミニラボ3に出向かずにプリントサービス
を要求することができる。
転送される注文情報は例えば図2のようなものであり、
焼き増しなどに必要な情報、例えば画像番号、サイズ、
枚数などの他、出来上がったプリントの受取方法などが
含まれる。さらに、加工プリントの注文ではテンプレー
トの番号などもこの注文情報に含まれる。なお、ネット
ワークを介して提供できるサービスの内容は、プリント
出力を伴うものばかりでなく、プリントサービスに関連
するあらゆるものがある。例えば、ラボサーバ8におけ
るデジタル画像データの保管期限があと数日で切れてし
まうが、まだ焼き増ししたい写真が決まっていないとい
った場合に、保管期限の延長を依頼するといったサービ
スも考えられる。
れる。例えば、マイクロソフト社は、性質の異なる何種
類かのデータを1つのファイルに階層構造で記憶する構
造化記憶(Structured Storage)技術を提案している
が、この技術を利用して注文情報を図3のような注文フ
ァイルとして作成することも可能である。
フォーマットを定義すればよいものであり、図2および
図3に示すものは、ほんの一例に過ぎない。
信すると、プリント出力先の振り分けを行う。例えば、
図4は図2の注文情報の場合のプリント出力先振り分け
処理の一例を示したものである。この例では、まず処理
番号を示すデータを参照することにより要求された処理
が特殊な設備を必要とするか否かを判断し、特殊な設備
を必要とする処理の場合にはプリント出力先として特殊
ラボ4を選択し、注文情報に基づいて所定のフォーマッ
トの指示情報を作成して特殊ラボ4のラボサーバ8に転
送する。この場合、特殊ラボ4にはプリントすべきデジ
タル画像データは保管されていないので、指示情報には
そのデジタル画像データが保管されているラボを示す情
報も含めておく。
焼き増しプリントなどが要求された場合には、次に注文
情報の中の受取方法を示すデータを参照することによ
り、顧客が店頭受け取りを希望しているか、あるいは郵
送や宅配を希望しているかを調べる。郵送や宅配の場
合、顧客側としてはプリント出力がどのラボで行われて
も特に不都合はないので、システムとして最も効率のよ
いラボ、すなわちプリントが要求された写真のプリント
出力用の高解像度画像データが保管されているラボを選
択する。
文情報の受取希望ラボを示すデータを参照し、そのラボ
をプリント出力先として選択する。特に指定がない場合
は、高解像度画像データを保管しているラボを割り当て
る。顧客から指定されたラボが高解像度画像データを保
管していないラボである場合には、特殊ラボ4を指定す
る場合と同様、高解像度画像データの保管場所を示す情
報を指示情報に含める。
したラボに対して指示情報を送信する際にその指示内容
を記録し、転送データ量などを定期的に集計して各ラボ
に支払われるべきデータ保管料や通信費などを算出し、
センタサーバ12と各ラボの間、あるいはラボとラボの間
の商取引を管理する。これは各ラボがプリント出力を行
うことにより、あるいは顧客のデジタル画像データを保
管することにより適切なマージンを得られるようにする
ためである。当然の事ながら、このようなデータは顧客
に対する料金請求システムなどにも利用される。
情報に含まれる注文内容にしたがって焼き増しプリント
の出力などの処理を行い、顧客への受け渡しや郵送手配
などをする。ここで、顧客への受け渡しや郵送手配は、
従来と同じく人間により行われなければならないが、ラ
ボサーバ8によってそのような作業を補助する処理、具
体的には、例えば指示情報の受取主を示すデータを参照
して自動的に郵送ラベルを印刷したり、プリント出力が
完了した際に受取主に対して自動的に電子メールを送信
してプリントの出来上がりを知らせるなどの処理を行う
ことが可能である。
例をデータの流れに着目して表したものである。この図
は、テンプレートを利用した加工プリントサービスにつ
いて、顧客のパソコン6、センタサーバ12、ラボサーバ
8がそれぞれ管理するデータと、そのデータの流れを示
している。
真の高解像度画像データ21と高解像度テンプレート23が
保管されている。またセンタサーバ12には高解像度テン
プレート23に対応する低解像度テンプレート24が保管さ
れているが、これはラボにおいて新しいテンプレートが
作成される度にセンタサーバに登録されるものである。
一方、高解像度画像データ21に対応する低解像度画像デ
ータ22もまた、顧客の要求に応じてセンタサーバに登録
される。
解像度画像データ22や低解像度テンプレート24を参照し
(必要に応じてダウンロードし)、パソコン6上で合成
する。但し、ここで行われる合成などの加工は、注文情
報を作成することを目的として行うものであり、加工に
より得られる加工済画像は確認にのみ用いられる。顧客
が行った加工処理の手順はパソコン6に組み込まれた専
用ソフトウェアの機能により記録され、注文情報20が生
成される際にその一部として組み込まれる。また、この
注文情報20には、顧客が指定した画像22aを示す情報、
および顧客が加工に使用したテンプレート24aを示す情
報も含まれる。
け付けられ、センタサーバ12はこの注文情報20に基づい
て選択したラボに対し指示情報25を送信する。この際、
指示情報25には、上記画像22aおよびテンプレート24aを
示す情報と、加工の手順を示す情報も含まれる。このよ
うな情報が含まれた指示情報25を受信したラボサーバ8
は、その情報に基づいて、テンプレート24aに対応する
高解像度テンプレート23aと、画像22aに対応する高解像
度画像データ21aとをハードディスク内から検索し、上
記加工の手順にしたがって加工処理を行いプリントを出
力する。
6に示すようなシステム構成により実現することができ
る。
6について説明する。パソコン6には、WWWブラウザ
30を組み込み、そのブラウザのプラグインとして注文処
理を行うプログラムを提供する。あるいは、注文処理の
一部を行う機能のみをプラグインとして組み込み、その
他の機能をブラウザとは独立したアプリケーションソフ
トとして組み込んでもよい。
解像度テンプレートの閲覧およびダウンロード機能と、
注文ファイルのアップロード機能をプラグインとして提
供し、ダウンロードした画像データおよびテンプレート
の加工を行うための加工処理アプリケーション31と、注
文ファイルを作成するための注文ファイル作成モジュー
ル32は別途アプリケーションソフトとして提供する場合
を示したものである。
の中で、通常の印刷(パソコンに接続されたプリンタに
よる印刷)を行うのと同様に、プリントのサイズや枚数
を指定すれば、注文ファイル作成モジュール32の機能に
より自動的に注文ファイルが作成される。
テンプレートがメディア11により提供されている場合に
は、WWWブラウザ30はメディア11内のデータの閲覧、
およびメディア11からパソコン6のハードディスクへの
データコピーに使用される。
る。上述のようにセンタサーバ12は、大容量ハードディ
スクと各種通信設備を備えたサーバコンピュータであ
り、注文受付サービスをホームページの形態で提供する
ものである。
するWWWアプリケーションサーバ36は、ユーザからの
要求に応じて低解像度画像データベース33や低解像度テ
ンプレートデータベース34にアクセスして、必要なデー
タを入手し、パソコン6に転送する。データベース33、
34へのアクセスは独自のプロトコルにより行ってもよい
が、各社共通のプロトコル35を用いることにより、他社
のシステムのデータベースを自社のセンタサーバ内のデ
ータベースと同様の方法で利用することができる。すな
わち、テンプレートや画像の検索、転送、アクセス権管
理などを行うための共通の画像アクセスプロトコル35を
定義し、これを用いてデータベースへのアクセスなどを
行うことが望ましい。
は、ユーザからアップロードされた注文ファイル20を受
け付け、上述のようにその注文を処理するのに最適なラ
ボサーバ8を選択し、注文ファイル20をそのまま、ある
いは必要な指示情報を付加して転送する。すなわち、図
中の注文ファイル送受信プロトコル37は、注文の内容に
応じて出力先を振り分けるためのプロトコルである。こ
のプロトコルについてもまた、共通のプロトコルを用い
ることが望ましい。
送された注文ファイル20を解析するプログラム42と、注
文ファイル20の指示にしたがって加工およびプリント出
力を行うプログラム41が組み込まれている。注文ファイ
ル20を解析した結果、ファイル内で指定された画像の使
用権がない場合(必要なパスワード情報が含まれていな
い場合)には加工および出力は行われない。使用権が確
認された場合には、上記プログラムは高解像度画像デー
タベース40および高解像度テンプレートデータベース38
から必要なデータを入手して加工を行い、加工プリント
を出力する。
スシステムの構成および機能について説明したが、次に
このシステムの利便性を説明するために図7にその利用
例を示す。
に一緒に写真を撮り、近所のミニラボ3aに同時プリント
を依頼したとする(101)。同時プリントはミニラボに
おいて直ぐに処理され、フィルムはプリント出来上がり
時に返却される(102)。その後、海外の友人宅へ遊び
に行き、そこでも一緒に写真を撮ったとする。従来は旅
行先での写真は帰ってから同時プリントに出すのが一般
的とされていたが、本発明のネットワークフォトサービ
スシステムはフィルムのプリント以外は全てネットワー
ク経由でやりとりされるため海外のラボとの提携も十分
にあり得、例えばその友人宅近くのミニラボ3bに同時プ
リントを依頼し(103)、そこでプリントを受け取った
(104)場合でも、帰国後に焼き増しを注文することが
できる。
行うために自宅のパソコン6からセンタサーバ12にアク
セスして注文を行う(105)。この際、例えばミニラボ3
aに同時プリント依頼を出した写真のうち写真aを自分
用に焼き増しし、写真bを友人にあげるために焼き増し
し、さらにミニラボ3bに出した写真のうち写真cを自分
用に焼き増しするものとする。
ラボ3aを指定する。友人にあげる写真については郵送を
指定してもよいがエアメイルの場合届くのに早くても1
日以上かかる。一方、受取主を友人とし、ミニラボ3bを
受取希望ラボとして注文を行えば、早ければ注文を行っ
た当日に友人にプリントを届けることができる。
ーバ12はミニラボ3aの画像サーバに対して写真aと写真
cのプリント出力を指示するとともに、写真cの保管先
であるミニラボ3bのラボサーバのネットワークアドレス
を通知する(106)。これによりミニラボ3aのラボサー
バはミニラボ3bのラボサーバから写真cのデジタル画像
データを転送してもらうことができる(107)。同様に
センタサーバ12はミニラボ3bに対して写真bのプリント
出力を指示するとともに、写真bの保管先であるミニラ
ボ3aのラボサーバのネットワークアドレスを通知する
(108)。これによりミニラボ3bのラボサーバはミニラ
ボ3aのラボサーバから写真bのデジタル画像データを転
送してもらうことができる(109)。このようなデジタ
ル画像データの転送処理により、写真aおよびcはミニ
ラボ3aにおいてプリント出力されて顧客に提供され(11
0)、写真bはミニラボ3bにおいてプリント出力されて
顧客の友人に提供される(111)。なお、このシステム
では、友人にパスワードを教えれば、友人が欲しい写真
を直接注文することもできる。
トワークフォトサービスシステムによれば、同時プリン
トを依頼したラボの場所に拘わらず、必要な時に、所望
の場所で、従来より短い納期でサービス受けることがで
きる。これは、上記図5のような例に限らずビジネスの
世界においても、例えば各地を回る営業活動などにおい
て急に写真が必要となった場合などに非常に都合がよ
い。
ーバ12にネットワーク経由のアクセス用のサムネイル画
像を、ラボサーバ8にプリント出力用の高解像度画像デ
ータをそれぞれ保管しているが、プリント出力用の高解
像度画像データをセンタサーバ12に保管してアクセス用
画像としても兼用し、ラボ側は高解像度画像データを保
管は行わずにプリント出力のみを行うようにしてもよい
ことはいうまでもない。
の一実施の形態を示す図
の一例を示すフローチャート
示す図
成を示す図
の利用例を示す図
テムの利用例を示す図
Claims (12)
- 【請求項1】 サーバに保管された画像データにネッ
トワーク経由でアクセスし、 顧客による該画像データについてのプリントサービスの
注文の入力を受け付け、 該画像データについての前記プリントサービスの注文内
容を表す注文情報を生成し、 該注文情報を前記サーバに送信することを特徴とするプ
リント注文方法。 - 【請求項2】 前記サーバに保管されたテンプレート
画像データにネットワーク経由でアクセスし、 前記顧客による前記画像データおよび前記テンプレート
画像データの加工処理の入力を受け付け、 該加工処理の手順を前記注文情報に含めることを特徴と
する請求項1記載のプリント注文方法。 - 【請求項3】 顧客からネットワークを介して転送さ
れた画像データについてのプリントサービスの注文内容
を表す注文情報に基づいて、前記顧客が前記画像データ
の使用権を有するか否かを解析し、 前記顧客が前記使用権を有する場合にのみ、前記プリン
トサービスを前記顧客に提供するための処理を行うこと
を特徴とするプリント注文処理方法。 - 【請求項4】 顧客からネットワークを介して転送さ
れた画像データについてのプリントサービスの注文内容
を表す注文情報に基づいて、写真プリンタおよび前記ネ
ットワークを介して通信可能なラボサーバを有する少な
くとも1つのラボから1つのラボをプリント出力先とし
て選択し、 該選択されたラボに設置されるラボサーバに対し指示情
報を送信して、前記プリントサービスを顧客に提供する
ための処理を行うことを前記ラボサーバに対して指示す
ることを特徴とするプリント注文処理方法。 - 【請求項5】 サーバに保管された画像データにネッ
トワーク経由でアクセスする手段と、 顧客による該画像データについてのプリントサービスの
注文の入力を受け付ける手段と、 該画像データについての前記プリントサービスの注文内
容を表す注文情報を生成する手段と、 該注文情報を前記サーバに送信する手段とを備えたこと
を特徴とするプリント注文装置。 - 【請求項6】 前記アクセスする手段は、前記サーバ
に保管されたテンプレート画像データにネットワーク経
由でアクセスする手段であり、 前記入力を受け付ける手段は、前記顧客による前記画像
データおよび前記テンプレート画像データの加工処理の
入力をも受け付ける手段であり、 前記注文情報を生成する手段は、該加工処理の手順を前
記注文情報に含める手段であることを特徴とする請求項
5記載のプリント注文装置。 - 【請求項7】 顧客からネットワークを介して転送さ
れた画像データについてのプリントサービスの注文内容
を表す注文情報に基づいて、前記顧客が前記画像データ
の使用権を有するか否かを解析する手段と、 前記顧客が前記使用権を有する場合にのみ、前記プリン
トサービスを前記顧客に提供するための処理を行う手段
とを備えたことを特徴とするプリント注文処理装置。 - 【請求項8】 顧客からネットワークを介して転送さ
れた画像データについてのプリントサービスの注文内容
を表す注文情報に基づいて、写真プリンタおよび前記ネ
ットワークを介して通信可能なラボサーバを有する少な
くとも1つのラボから1つのラボをプリント出力先とし
て選択する手段と、 該選択されたラボに設置されるラボサーバに対し指示情
報を送信して、前記プリントサービスを顧客に提供する
ための処理を行うことを前記ラボサーバに対して指示す
る手段とを備えたことを特徴とするプリント注文処理装
置。 - 【請求項9】 サーバに保管された画像データにネッ
トワーク経由でアクセスする手順と、 顧客による該画像データについてのプリントサービスの
注文の入力を受け付ける手順と、 該画像データについての前記プリントサービスの注文内
容を表す注文情報を生成する手順と、 該注文情報を前記サーバに送信する手順とをコンピュー
タに実行させるためのプログラム。 - 【請求項10】 前記サーバに保管されたテンプレー
ト画像データにネットワーク経由でアクセスする手順
と、 前記顧客による前記画像データおよび前記テンプレート
画像データの加工処理の入力を受け付ける手順と、 該加工処理の手順を前記注文情報に含める手順とをさら
に有するプログラム。 - 【請求項11】 顧客からネットワークを介して転送
された画像データについてのプリントサービスの注文内
容を表す注文情報に基づいて、前記顧客が前記画像デー
タの使用権を有するか否かを解析する手順と、 前記顧客が前記使用権を有する場合にのみ、前記プリン
トサービスを前記顧客に提供するための処理を行う手順
とをコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 【請求項12】 顧客からネットワークを介して転送
された画像データについてのプリントサービスの注文内
容を表す注文情報に基づいて、写真プリンタおよび前記
ネットワークを介して通信可能なラボサーバを有する少
なくとも1つのラボから1つのラボをプリント出力先と
して選択する手順と、 該選択されたラボに設置されるラボサーバに対し指示情
報を送信して、前記プリントサービスを顧客に提供する
ための処理を行うことを前記ラボサーバに対して指示す
る手順とをコンピュータに実行させるためのプログラ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001276589A JP4245830B2 (ja) | 1996-11-18 | 2001-09-12 | プリント注文方法および装置、プリント注文処理方法および装置並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30627396 | 1996-11-18 | ||
JP9-255037 | 1997-09-19 | ||
JP8-306273 | 1997-09-19 | ||
JP25503797 | 1997-09-19 | ||
JP2001276589A JP4245830B2 (ja) | 1996-11-18 | 2001-09-12 | プリント注文方法および装置、プリント注文処理方法および装置並びにプログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26656997A Division JP3910272B2 (ja) | 1996-11-18 | 1997-09-30 | ネットワークフォトサービスシステム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007120931A Division JP4098346B2 (ja) | 1996-11-18 | 2007-05-01 | プリント注文方法および装置、並びに記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002163192A true JP2002163192A (ja) | 2002-06-07 |
JP4245830B2 JP4245830B2 (ja) | 2009-04-02 |
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ID=27334384
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001276589A Expired - Lifetime JP4245830B2 (ja) | 1996-11-18 | 2001-09-12 | プリント注文方法および装置、プリント注文処理方法および装置並びにプログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4245830B2 (ja) |
-
2001
- 2001-09-12 JP JP2001276589A patent/JP4245830B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP4245830B2 (ja) | 2009-04-02 |
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