JP2002163183A - 通信ネットワークを介したアプリケーションソフトウェアの提供方法 - Google Patents
通信ネットワークを介したアプリケーションソフトウェアの提供方法Info
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Abstract
ターネットサービスプロバイダー、ユーザーのそれぞれ
がメリットを享受することができる、通信ネットワーク
を介したアプリケーションソフトウェアの提供方法を提
供すること。 【解決手段】アプリケーションソフトウェアを提供する
アプリケーションサービスプロバイダーASPと、該ア
プリケーションサービスプロバイダーASPが提供する
アプリケーションソフトウェアを利用するユーザーUと
の間には、上記アプリケーションサービスプロバイダー
ASPとアプリケーションサービス仲介契約、及びアプ
リケーションサービスポータル契約しているインターネ
ットサービスプロバイダーISPが介在し、上記ユーザ
ーUは上記アプリケーションサービスプロバイダーAS
Pに対しユーザー固有のユーザー認証情報を持ち、イン
ターネットサービスプロバイダーISPが管理する特定
ウェッブページを介して上記アプリケーションサービス
プロバイダーASPにログインする。
Description
サービスプロバイダーが通信ネットワークを介してユー
ザーにアプリケーションソフトウェアを提供する通信ネ
ットワークを介したアプリケーションソフトウェアの提
供方法に関する。
ーに対してアプリケーションソフトウェアを提供する場
合には、あらかじめ記録媒体(例えばCD−ROMやフ
ロッピー(登録商標)ディスクなど)にそのアプリケー
ションソフトウェアを記憶させておき、インストール方
法や使用方法を書いたサービスマニュアル等を同封した
上で1つのパッケージにして販売するパッケージソフト
ウェアが普及している。この場合、ユーザーがそのアプ
リケーションソフトウェアを使用する為には、販売店な
どからパッケージソフトウェアを購入して、パッケージ
に同封されたソフトウェアを記憶した記録媒体から使用
する端末(例えばパソコン)にインストールする作業が
必要である。
アによる販売方法には、以下のような問題点があること
が指摘されている。ユーザーがパッケージソフトウェア
を使用するためには、販売店等から購入するときに初期
費用として高額なライセンス料金を支払わなければなら
ない。これは、ユーザーがそのソフトウェアを数年間に
渡って継続使用する場合にも、その数年分のライセンス
使用料金を一括で支払わなければならず、ユーザーにと
って費用負担が大きくなるという問題があった。
ためには、前述したように使用端末に対するインストー
ル作業が必要であり、ある程度以上のソフトウェアと使
用端末についての専門知識が必要である。また、機能向
上の為のカスタマイズ作業やバージョンアップ作業を行
う場合にも、ソフトウェアに対する知識を必要とする事
が多く、快適に使用するためにはユーザーにある程度の
知識レベルが要求された。
して継続使用する場合には、バージョンアップパッケー
ジ購入の他にバージョンアップに際して使用端末のオペ
レーションシステムやハードウェア等を更新する必要が
生じることが多く、ユーザーに対して使用環境を維持す
るための高額な費用が求められていた。
に提唱されている概念の一つが、アプリケーションサー
ビスプロバイダー(Application Serv
ice Provider)と呼ばれるアプリケーショ
ンソフトウェア提供方法である。アプリケーションサー
ビスプロバイダーとは、ユーザーにパッケージソフトウ
ェアやシステムを販売するのではなく、賃貸契約でアプ
リケーションソフトウェアの使用を提供する方法やその
サービス事業者を指し、アプリケーションソフトウェア
は通常ユーザー使用端末にインストールされず、アプリ
ケーションソフトウェア提供事業者側のサーバーに設置
し、インターネットに代表される通信ネットワークを介
してユーザーに提供する仕組みである。
よるアプリケーションソフトウェア提供サービスは、通
常月極もしくは従量制による課金形態を取るため、ユー
ザーはアプリケーション導入時に高額な初期費用を支払
う必要は無い。
ケーションソフトウェアを使用する事が多いため、使用
端末に対するインストール作業やバージョンアップ作業
が必要なく、専門知識をあまり持っていないユーザーで
も簡単に使用する事ができる。
とする作業をサーバー側で行うため、ユーザーの使用端
末にはそれほどの最新機器を必要としない。このよう
に、ユーザーはアプリケーションサービスプロバイダー
を使用する事により、前述のパッケージソフトウェアの
問題点を回避することができる。
ビスプロバイダーの多くが企業を顧客としており、一般
の個人ユーザーに対して広くサービスを提供するアプリ
ケーションサービスプロバイダーは、比較的少ない状態
である。この理由の一つには、アプリケーションサービ
スに対する料金の決済コストが大きいという問題があ
る。
スを利用した結果として発生した料金を決済するために
は、何らかの料金徴収システムが必要である。
るユーザーが多数の社員であった場合にも、その顧客企
業が料金をまとめてアプリケーションサービスプロバイ
ダーに支払うために決済コストは大きくないが、広く一
般の個人ユーザーに対してアプリケーションサービスを
提供する場合には、多数の少額決済が必要になるために
ユーザー一人当たりの決済コストが大きくなるという問
題があった。また、現在最も普及しているクレジットカ
ード等の電子決済システムは少額決済に不向きなため、
実際に月極定額での少額決済や金額ステップが細かい従
量制課金システムを用いた決済は非現実的であり、現実
的な決済手法として、一回に数ヶ月分といった形での一
定料金のまとめ払いが必要である。クレジットカード以
外の決済方法で少額決済が可能な方法も存在はするが、
一般にインターネット等での普及が進んでおらず、広く
一般個人ユーザーに対してアプリケーションサービスを
提供して料金を得る事業の決済手段としては、あまり適
切な方法とはいえない。
広く一般個人ユーザーに対し提供してその対価を得よう
とした場合には、その決済を何らかの形で簡単かつ低コ
ストな方法で行うことが必要である。これを解決する手
段の一つとして、アプリケーションサービスプロバイダ
ーとユーザーの間にインターネットサービスプロバイダ
ーを仲介させ、インターネットサービスプロバイダーの
インターネット接続料金と一緒にアプリケーションソフ
トウェア使用料金を決済する方法が考えられる。
バイダーはウェッブ(WorldWide Web、以
降ウェッブと略す。)サイトを持っており、多くの場合
にそのウェッブページにはインターネットバナー(旗)
広告が掲載されている。インターネットバナー広告と
は、インターネットのウェッブページ上に看板のように
表示される横長の画像で、現在はそのバナー広告が掲載
されているウェッブページ閲覧回数(ページビュー)や
バナー広告自体の閲覧回数をカウントして広告料金を受
け取る閲覧課金方式が主流である。この閲覧課金方式
は、ウェッブページの管理者が、そのウェッブページに
掲載するバナー広告に対してある一定回数の閲覧を保証
して広告顧客に販売するものである。このような広告形
態を取る場合には、ウェッブページ管理者にとっては、
管理するウェッブページが一定時間内に閲覧される回数
によってその広告収入が増減する事になる。
ーザー一人当たり接続料金が年々値下がりしている状況
下で、各インターネットサービスプロバイダーはバナー
広告料等のインターネット接続料金以外による収入を重
視し始めており、いかにして自分の管理するウェッブペ
ージの閲覧回数を増やし、大きな広告収入を得るかが経
営上の課題となっている。
ケーションサービスプロバイダーとユーザーの間にイン
ターネットサービスプロバイダーを仲介させるシステム
において、ユーザーにとっては低コストかつ使い勝手が
よいアプリケーションソフトの入手、アプリケーション
サービスプロバイダーにとっては簡単かつ低コストな決
済手段、インターネットサービスプロバイダーにとって
は広告収入や決済手数料等のインターネット接続料以外
の収入といった要素が求められているが、それぞれにと
って使い勝手が良いシステムは未だ確立されていない。
ションサービスプロバイダーとユーザーとの間にインタ
ーネットサービスプロバイダーを仲介させ、ユーザーが
アプリケーションサービスプロバイダーの提供するアプ
リケーションソフトウェアを使用するシステムにおい
て、アプリケーションサービスプロバイダー、インター
ネットサービスプロバイダー、ユーザーのそれぞれがメ
リットを享受することができる、通信ネットワークを介
したアプリケーションソフトウェアの提供方法を提供す
ることをその課題とする。
め、本発明に係る通信ネットワークを介したアプリケー
ションソフトウェアの提供方法は、以下の要件を備える
ことを特徴とする。 (イ)アプリケーションソフトウェアを提供するアプリ
ケーションサービスプロバイダーと、上記アプリケーシ
ョンサービスプロバイダーが提供するアプリケーション
ソフトウェアを利用するユーザーとの間にはインターネ
ットサービスプロバイダーが介在し、上記インターネッ
トサービスプロバイダーは上記アプリケーションサービ
スプロバイダーとアプリケーションサービス仲介契約し
ていること (ロ)上記ユーザーは上記インターネットサービスプロ
バイダーとインターネット接続契約及びアプリケーショ
ンサービス仲介契約していること (ハ)上記ユーザーは上記アプリケーションサービスプ
ロバイダーに対しユーザー固有のユーザー認証情報を持
つこと
イダーは、前記ユーザーが使用するアプリケーションソ
フトウェアの使用料金をインターネット接続料金と一緒
にユーザーから徴収した上で一定の仲介手数料を取り、
残金をアプリケーションサービスプロバイダーに対する
アプリケーションソフトウェアの使用料金として支払っ
てもよい。
バイダーは、前記ユーザーが該アプリケーションサービ
スプロバイダーにログインする直前にアクセスしていた
ウェッブページのURL情報が、アプリケーションサー
ビスプロバイダーがアプリケーションサービスポータル
契約を締結している仲介者の管理する特定ウェッブペー
ジURL情報と一致するか否かを判断し、一致した場合
にのみ認証を行い該ユーザーにアプリケーションソフト
ウェアの使用を認めるようにし、仲介者の管理するウェ
ブページ、例えばユーザーがウェブブラウザを起動した
ときに表示されるポータルサイト等を介してアプリケー
ションサービスプロバイダーにログインするようにし、
仲介者のページビューが増えるようにすればよい。
アプリケーションサービス仲介契約を締結しているイン
ターネットサービスプロバイダーの管理する特定ウェッ
ブページのURL情報であって、ユーザーがアプリケー
ションソフトウェアを使用するときには、必ずユーザー
がアプリケーションサービス仲介契約しているインター
ネットサービスプロバイダーのウェッブページを介する
ようにすればよい。
バイダーは、ユーザーがアプリケーションサービス仲介
契約及びアプリケーションサービスポータル契約をして
いるインターネットサービスプロバイダーを変更したと
き、変更先インターネットサービスプロバイダーが上記
アプリケーションサービスプロバイダーとアプリケーシ
ョンサービス仲介契約及びアプリケーションサービスポ
ータル契約をしている場合は、ユーザー認証時のURL
情報を変更先インターネットサービスプロバイダーの管
理する特定ウェッブページのURL情報に書き換え、ユ
ーザーは特別の処理操作を行うことなく継続してアプリ
ケーションサービスプロバイダーの提供するアプリケー
ションソフトウェアの利用ができるようにすればよい。
ワークを介したアプリケーションソフトウェアの提供方
法を適用したネットワーク構成図の一例を示し、この構
成図において、アプリケーションサービスプロバイダー
ASPとユーザーUとの間にインターネットサービスプ
ロバイダーISPを仲介させ、アプリケーションサービ
スプロバイダーASPがインターネットINTを介して
ユーザーUにアプリケーションソフトウェアを提供する
ようになっているものである。本実施の形態では通信ネ
ットワークがインターネットであることを前提にして説
明するが、この通信ネットワークはインターネットに限
定されるものではなく、LANであってもよいし、WA
Nであってもよいし、LANもしくはWANとインター
ネットを組み合わせたものでも構わない。
ターネットサービスプロバイダー(以下、プロバイダー
という)ISPのウェブサイトのURL(Unifor
mResource Locator)をhttp://www.i
sp.com/index.html、サービス提供元であるアプリケー
ションサービスプロバイダー(以下、サービスプロバイ
ダーという)ASPのURLをhttp://www.asp.com/、
サービスプロバイダーASPが提供するアプリケーショ
ンソフトウェア(以下、アプレットという)をダウンロ
ードするための要求を受け付けるURL(ドキュメント
ベースURL)をhttp://www.asp.com/service、アプレ
ット本体が格納されているURL(コードベースUR
L)をhttp://www.asp.com/applet/、ユーザーを認証す
るための情報を受け付けるURLをhttp://www.asp.com
/loginと仮に設定し、さらに上記ネットワーク上でサー
ビスプロバイダーASPの提供するアプリケーションサ
ービスを利用したいユーザーUは、予めプロバイダーI
SPとの間でインターネット接続契約及びサービスプロ
バイダーASPの提供するアプリケーションサービスを
仲介するアプリケーションサービス仲介契約を締結して
おり、既にサービスプロバイダーASPより固有のユー
ザーアカウント及び接続パスワード等のユーザー認証を
行うためのユーザー認証情報が発行されており、またプ
ロバイダーISPは、上記ユーザーUがサービスプロバ
イダーASPの提供するアプリケーションサービスにロ
グインするための特定ウェッブページを提供するアプリ
ケーションサービスポータル(Portal:入り口)
契約をサービスプロバイダーASPとの間に締結してい
るものとして、アプリケーションソフトウェアの提供方
法について説明する。
http://www.isp.com/index.htmlには、サービスプロバ
イダーASPのアプレットダウンロード要求を受け付け
るURL(http://www.asp.com/service)へのリンクが
張られているものとする。
ASPのアプリケーション提供サーバー1との通信規格
については、通信の暗号化等により隠蔽されているもの
とする。
の提供するアプリケーションソフトウェアを使用する場
合には、先ず端末装置Mのウェッブブラウザにてユーザ
ーU自身がインターネット接続契約しているプロバイダ
ーISPのウェブサイトhttp://www.isp.com/index.htm
lを指定し、プロバイダーISPのウェッブサーバー5
から送信されるウェッブページを端末装置Mに表示さ
せ、ユーザーUは端末装置Mに表示される特定のウェッ
ブページを閲覧する。
に存在するハイパーリンク(http://www.asp.com/servic
e)をマウスによりクリックするなどして、サービスプロ
バイダーASPに対してログイン処理に必要なアプレッ
トのダウンロードを要求する。
ション提供サーバー1は、上記ユーザーUからのアプレ
ットダウンロード要求を受けて、アプレットをユーザー
Uの端末装置Mのウェッブブラウザに対し返信する。こ
の際、アプレットへ付与するパラメーターとして、アプ
レットダウンロード要求の要求元ウェブサイトのURL
(本実施例ではhttp://www.isp.com/index.html。以
下、これをURL情報1とする)を取得しアプレットと
あわせて送信するが、上記URL情報がユーザーUの端
末装置Mのウェッブブラウザよりサービスプロバイダー
ASPのアプリケーション提供サーバー1に送信されな
かった場合には、アプレットを該ウェッブブラウザに返
信することを拒否することもできる。これにより不正な
アプレットダウンロード要求を識別し、アプリケーショ
ン提供サーバー1が不必要なアプレット送信処理を行う
ことを防ぐことができる。
ザにダウンロードされたアプレットが自動的に起動され
ると同時に、該アプレット送信時に付与されたパラメー
ターよりURL情報1を取得し、さらにドキュメントベ
ースURL(本実施例ではhttp://www.asp.com/servic
e。以下、これをURL情報2とする)及び、コードベ
ースURL(本実施例ではhttp://www.asp.com/applet
/。以下、これをURL情報3とする)を取得し、その
後ユーザー認証用の画面を表示する。
ービスプロバイダーASPのアプリケーション提供サー
バー1がユーザーアカウント、パスワード等のユーザー
認証に必要とする情報を入力する。さらにユーザーは、
アプレットを操作して入力されたユーザー認証に必要な
情報(ユーザー認証情報)を、URL情報1、2、3と
ともにサービスプロバイダーASPのアプリケーション
提供サーバー1にあるユーザー認証用のURL(本実施
例ではhttp://www.asp.com/login)へ認証要求として送
信される。
ユーザーアカウント及びパスワードを代表例として挙げ
ているが、これはICカードやUSBキー等の装置とし
てのハードウェア認証鍵であってもよいし、ユーザーの
指紋や虹彩情報などの生体情報によって認証を行っても
全く問題が無いことは自明である。
ロバイダーASPのアプリケーション提供サーバー1
は、ユーザーアカウント、パスワード等のユーザー認証
情報が正規のものであるか、またURL情報1が、予め
サービスプロバイダーASPに登録されている、サービ
スプロバイダーASPが該ユーザーのアプリケーション
サービス利用についてアプリケーションサービスポータ
ル契約しているプロバイダーISPのURL情報と等し
いか、URL情報2、3が、サービスプロバイダーAS
Pのアプリケーション提供サーバー1上の実際のURL
と等しいかを確認する。
られた場合にのみユーザー認証が完了し、アプリケーシ
ョンサービスを受けることが可能となる。
ション提供サーバー1は、ユーザーの個人認証をする際
にURL情報1を確認することにより、ユーザーがアプ
レットをダウンロードした際に、ユーザーUがアプリケ
ーションサービスポータル契約しているプロバイダーI
SPのウェッブページ上のハイパーリンクをクリックし
たことによってアプレットがダウンロードされたか否か
の判断をすることができる。
り直接アプレットの送信要求を受け付けるURL(http:
//www.asp.com/service)を指定した場合には、URL情
報1はサービスプロバイダーASPのアプリケーション
提供サーバー1に登録されている情報と異なることとな
り、ユーザー認証されない。
とにより、ユーザーが直接アプレットダウンロード用の
URL(http://www.asp.com/service)を指定して使用す
ることを防ぐことができるが、アプレットダウンロード
用のURL(http://www.asp.com/service)に記述されて
いる内容が複製されて別途ウェブサイトが作成された場
合にはURL情報1も複製されてしまうことになり、プ
ロバイダーISPのウェブサイトを経由せずに本サービ
スの使用が可能となるが、URL情報2を確認すること
により不正使用を防止することができる。
トからアプレットのダウンロードを行った場合には、認
証時にサービスプロバイダーASPのアプリケーション
提供サーバー1に対し送信されるURL情報2はその複
製サイトのURLとなるため、サービスプロバイダーA
SPのアプリケーション提供サーバー1に登録されてい
る情報と異なることとなり、ユーザー認証されることは
ない。
が不正に複製され、サービスプロバイダーASPのアプ
リケーション提供サーバー1以外の場所に置かれたもの
ではないことを確認するために使用される。なお、アプ
レットが複製される可能性が低い場合にはURL情報3
の確認は必要なく、省略することも可能である。
SPがユーザー認証を行う際に、ユーザーが入力したユ
ーザーアカウントやパスワード等のユーザー認証情報と
URL情報1、2、3とを合わせて判断することで、ユ
ーザーがアプリケーションサービスポータル契約してい
るプロバイダーISPのウェッブページ以外からはログ
インできなくなる。このため、ユーザーがアプリケーシ
ョンサービスにログインするたびに上記プロバイダーI
SPのウェッブページにアクセスすることとなり、該ウ
ェッブページにバナー広告などが掲載されていた場合に
はバナー広告の閲覧回数が増加して、該プロバイダーの
広告収入が増加することになる。
ロバイダーASPがアプリケーションサービスポータル
契約をしているプロバイダーISPのウェブページのU
RL情報として説明したが、このURL情報1はプロバ
イダーISPのウェブページのURL情報に限定される
ものではなく、サービスプロバイダーASPとアプリケ
ーションサービスポータル契約を締結した仲介者の管理
する特定ウェブページのURL情報であって、ユーザー
が仲介者のウェブページを介してサービスプロバイダー
ASPにログインするようにしてもよい。
は自身の管理するウェッブページに全くバナー広告等が
掲載されていないプロバイダーもある。このようなプロ
バイダーISPの場合には、ユーザーがアプリケーショ
ンサービスログインのためにプロバイダーISPが管理
する特定ウェッブページ(例えば、プロバイダーISP
のトップページ)にアクセスを繰り返したとしても広告
収入が増加することはなく、メリットが少ないためにア
プリケーションサービスポータル契約を望まない事も考
えられる。この場合には、サービスプロバイダーASP
は上記プロバイダーISPとアプリケーションサービス
仲介契約のみ締結し、アプリケーションサービスポータ
ル契約は、端末でウェブブラウザを起動したとき最初に
表示されるポータルサイト等のバナー広告が掲載された
ウェッブページを持つ別の仲介者(例えば、検索ポータ
ルサイト事業者など)と締結し、ユーザーが必ず仲介者
の特定ウェブページであるアプリケーションサービスポ
ータルサイト(例えば、仲介者のトップページなど)を
閲覧し、そのウェブページのページビューが増えること
で仲介者にとって広告収入の増加を図れるようにしても
よい。
によって、ユーザーがインターネット接続契約を結んで
いるプロバイダーISPを介して端末装置Mをサービス
プロバイダーASPに接続する場合について説明する。
ービスプロバイダーASPと契約しており、既にユーザ
ーアカウント及びパスワードの発行を受けているものと
する。
ロバイダーISPのゲートウェイサーバー2にダイヤル
アップ等の方法でLAN接続を要求する(a100)。ゲー
トウェイサーバー2は、ユーザーU1の接続要求に対し
てユーザー認証データベース3に問い合わせ(a101)、
認証条件を満たした場合には端末装置M1をインターネ
ットINTと接続させる。その際、ゲートウェイサーバ
ー2はプロバイダー接続料金精算部4にユーザーU1の
端末装置M1の接続状況を通知し(a102)、プロバイダ
ー接続料金精算部4は規程の料金精算方式によって該ユ
ーザーU1の接続料金を算出する。
バー2によってインターネットINTに接続された端末
装置M1上でウェッブブラウザソフトを起動し(ステッ
プST1)、ウェッブブラウザにプロバイダーISPの
ウェッブサーバー5のURLを入力して、インターネッ
トINTを通じてプロバイダーISPのウェッブサーバ
ー5にアクセスし、プロバイダーISPのウェッブサー
バー5にウェッブページの送信を要求する(a501)(ス
テップST2)。プロバイダーISPのウェッブサーバ
ー5は指定されたURLのウェッブページ情報(http:/
/www.isp.com/index.html)を端末装置M1上のウェッ
ブブラウザに送信する(a103及びa502)(ステップST
3)。ウェッブサーバー5から送信されたウェッブペー
ジ情報は、端末装置M1上のウェッブブラウザ上に表示
される。
には、図4に示すHTMLタグのようなサービスプロバ
イダーASPのアプリケーションサービスにログインす
るためのハイパーリンク(http://www.asp.com/servic
e)が挿入されており、端末装置M1上のウェッブブラ
ウザには、このハイパーリンクを含む特定のウェッブペ
ージの画像等が表示される(ステップST4)。
マウスなどで上記ウェッブページ上のハイパーリンクを
クリックすると(ステップST5)、ウェッブブラウザ
は図5に示すようなHTTPリクエストにより、アプリ
ケーションサービスにて使用するアプレットについての
情報が記述されているタグ(APPLETタグ)を含む
HTMLファイルをサービスプロバイダーASPのアプ
リケーション提供サーバー1に要求する(a104及びa50
3)。
のHTTPリクエストから要求元ウェッブページのUR
L情報(URL情報1)を取得し、これをアプレットにつ
いてのタグにアプレットへのパラメーターとして付記し
(ステップST6)、図6に示すようなHTMLファイ
ルを端末装置M1のウェッブブラウザに送信する(ステ
ップ7)(a504)。
したHTMLファイル中のAPPLETタグの情報を元
に、アプレットをアプリケーション提供サーバー1に要
求する。(ステップST9)(a505) アプリケーション提供サーバー1は、アプリケーション
データベース7からユーザーU1が要求したアプレット
を読み出し(a106)、そのアプレットを端末装置M1のウ
ェッブブラウザに送信する(ステップST10)(a50
6)。
プレットを起動する。このとき、図6のHTMLファイ
ルに記述されているURL情報1を取得するとともに、
ウェッブブラウザの保持するドキュメントベースURL
情報(URL情報2)及びコードベースURL情報(U
RL情報3)を取得し、その後ユーザー認証用のログイ
ン画面を表示する(ステップST11)。
ザーアカウント、パスワードなどのユーザー認証情報を
入力した上で、アプリケーション提供サーバー1にログ
イン認証要求を送信する(a507)(ステップST1
2)。このとき端末装置M1のアプレットが送信するデ
ーターには、上記ユーザーアカウントとパスワード等の
ユーザー認証情報の他に、アプレットが起動時に取得し
たログイン元プロバイダーURL情報(URL情報
1)、ドキュメントベースURL情報(URL情報
2)、及びコードベースURL情報(URL情報3)が含
まれている。
らログイン要求を受けたアプリケーション提供サーバー
1は返信されたユーザー認証情報と、ユーザー認証デー
タベース6に保存されているユーザー認証情報及びUR
L情報1、2、3とを照らし合わせ(a105)(ステップ
ST13)、情報が全て一致するようならばログインを
認証してアプリケーションの使用を許可し(a508)、ユ
ーザーはアプリケーションサービスを使用できるように
なる(ステップST14)。
い場合にはURL情報3の確認は必要なく、省略するこ
とも可能である。この場合、アプリケーション提供サー
バー1は、ユーザーアカウント、パスワード等のユーザ
ー認証情報に加え、ログイン元プロバイダーURL情報
(URL情報1)、ドキュメントベースURL情報(UR
L情報2)、が一致した場合にサービスの使用を認め
る。
ETタグを含むHTMLファイルを送信する際に、ログ
イン元プロバイダーURL情報(URL情報1)の有無
のみをアプリケーション提供サーバー1にて判別し、U
RL情報1が図5のHTTPリクエストに含まれない場
合には、図6のHTMLファイルの送信を許可しないよ
うにすることもできる。
グインが認証されたユーザーU1は、アプレットもしく
はウェッブブラウザを操作することによりアプレットの
持つ各種アプリケーション機能や、サービスプロバイダ
ーASPがアプリケーションデータベース7内に保持し
ているアプリケーションソフトをダウンロードして使用
することや(a106)、同様にサービスプロバイダーAS
Pがコンテンツデータベース8内に保持しているコンテ
ンツをダウンロードして使用することができる(a10
7)。
ションサービスの使用状況は全てアプリケーションサー
ビス料金精算部9に記録され(a108)、アプリケーショ
ンサービス料金精算部9は、あらかじめ定められた料金
精算時期が来ると、プロバイダー料金精算部4にユーザ
ーU1のアプリケーションサービス料金を通知する(a1
09)。アプリケーションサービス料金精算部9からアプ
リケーションサービス料金の通知を受けたプロバイダー
料金精算部4は、ユーザーU1のインターネット接続料
金と上記アプリケーションサービス料金とを合算してユ
ーザーU1に対して請求し(a110)、ユーザーU1はユ
ーザーU1の口座から料金を引き落とすなどの方法によ
ってプロバイダーISPに対して請求された金額を支払
う(a111)。
ーISPは、受け取った金額の内からインターネット接
続料金と、アプリケーションソフトウェアの使用料金の
精算に関する手数料とを差し引き、残金をサービスプロ
バイダーASPに対して支払う(a112)。
L情報1)の一致確認を行うことにより、ユーザーがア
プレットを受け取る為にURL情報をウェッブブラウザ
に直接入力した場合や、ウェッブブラウザのお気に入り
やブックマーク等により直接アプリケーション提供サー
バー1にアクセスした場合には、ユーザーのサービスロ
グインは認証されない。これにより、ユーザーはアプリ
ケーションサービスポータル契約しているプロバイダー
ISPのウェッブページを通じてしかログインできなく
なるため、プロバイダーISPにとってはユーザーがア
プリケーションサービスを使用するたびにウェッブペー
ジのページビューが保証され、プロバイダーの広告収入
に寄与することができる。
ユーザー認証データベース6に記憶されている上記ログ
イン元プロバイダーURL情報(URL情報1)に対する
正解情報を、サービスプロバイダーASPがアプリケー
ションサービスポータル契約を締結している少なくとも
二つ以上のインターネットサービスプロバイダーの特定
ウェッブページURL情報にすることにより、ユーザー
は使用端末(例えば、パソコンもしくは携帯電話等)や
使用条件(例えば、有線接続もしくは無線接続等)など
を勘案して、どのインターネットサービスプロバイダー
からログインするかを選択できるようになり、アプリケ
ーションサービス使用方法の選択が広がる。また、イン
ターネットサービスプロバイダーにしてみれば、自身と
アプリケーションサービス仲介契約を締結していないユ
ーザーに対しても、該ユーザーが何らかの方法でアプリ
ケーションサービスのユーザー認証情報を取得していれ
ば自身の管理するウェッブページからログインできるこ
とになり、同様にインターネットサービスプロバイダー
の広告収入に寄与することができる。
の管理するウェッブページにバナー広告が掲載されてい
ない場合や、プロバイダーISPの料金体系が従量課金
制の場合などでは、プロバイダーISPが広告収入を得
ることよりも決済手数料などの契約条件を改善すること
を望むことが考えられる。
前述同様に本サービスに係る契約を、決済代行をメリッ
トとするアプリケーションサービス仲介契約とユーザー
のページビューによる広告収入をメリットとするアプリ
ケーションサービスポータル契約とに分離し、アプリケ
ーションサービス仲介契約はユーザーがインターネット
接続契約を締結しているプロバイダーISPと締結し、
アプリケーションサービスポータル契約は広告収入を求
めるその他の仲介者(例えば、検索ポータルサイト事業
者など)と締結することで、ユーザーがアプリケーショ
ンログインするたびに必要なページビューを確実に広告
収入に結びつけることができる。
ビスポータル契約を上記仲介者と締結する場合には、複
数の仲介者が管理するウェッブページの中からユーザー
に自分がアプリケーションサービスログインするウェッ
ブページを選択させ、サービスプロバイダーASPはユ
ーザーが選択したウェッブページのURL情報を前記ユ
ーザー認証データベース6に記憶されているログイン元
プロバイダーURL情報(URL情報1)に対する正解情
報とすることで、ユーザーは自分が常時使用しているポ
ータルサイト等からアプリケーションサービスログイン
できることになり、これまでの自分のインターネット使
用環境にアプリケーションサービスを追加する形になる
ため便利である。
情報(URL情報1)を確認することにより、ユーザーが
直接アプレットダウンロード用のURL(URL情報2)
を指定して使用することを防ぐことができるが、アプレ
ットダウンロード用のURL(URL情報2)に記述され
ている内容が複製されて別途ウェッブページが作成され
た場合には、ログイン元プロバイダーURL情報(UR
L情報1)も複製されてしまうため、アプリケーション
サービスポータル契約しているプロバイダーISPのウ
ェッブページを経由せずに本サービスの使用が可能とな
ってしまう。これに対しては、ドキュメントベースUR
L情報(URL情報2)を確認することにより防ぐことが
できる。
ットのダウンロードを行った場合、認証時にアプリケー
ション提供サーバー1に対し送信されるドキュメントベ
ースURL情報(URL情報2)はその複製ウェッブペー
ジのURLとなるため、アプリケーション提供サーバー
1に登録されている情報と異なることとなり、ログイン
認証されない。
RL情報(URL情報3)も一致することを追加すること
により、アプレットの不正複製を防止することができ
る。
契約を結んでいるプロバイダーISPを通じないでサー
ビスプロバイダーASPにアクセスする場合を説明す
る。
ISPとインターネット接続の契約を、さらにサービス
プロバイダーASPとアプリケーションソフトウェア提
供サービスの契約を、プロバイダーISPはサービスプ
ロバイダーASPとユーザーU2のアプリケーションサ
ービス使用についてのアプリケーションサービスポータ
ル契約を締結しており、上述の場合と同様にユーザーア
カウント及びパスワード等のユーザー認証情報の発行を
受けているものとする。
外の方法(例えば、会社・学校などの回線や、携帯電話
会社を含む複数のインターネットサービスプロバイダー
とインターネット接続を契約しており、その内の一つに
対してアプリケーションサービス仲介契約を結んでいる
場合など)でインターネットINTに接続している端末
装置M2を操作して、端末装置M2上のウェッブブラウ
ザを通じてプロバイダーISPのウェッブサーバー5に
アクセスし、そのウェッブページを読み込む(a201)。
は、サービスプロバイダーASPのアプリケーション提
供サーバー1にログインするためのハイパーリンクが挿
入されており、端末装置M2上のウェッブブラウザに
は、このハイパーリンクを含むウェッブページの画像等
が表示される。
マウスなどでこのハイパーリンクをクリックすると、ウ
ェッブブラウザはハイパーリンクに記述してあるサービ
スログイン用アプレットをサービスプロバイダーASP
のアプリケーション提供サーバー1に読みに行く(a20
2)。アプレットのダウンロード要求を受けたアプリケ
ーション提供サーバー1は、アプレットを端末装置M2
上のウェッブブラウザに対して送信し、ユーザーはアプ
レット上でユーザーカウント、パスワード等のユーザー
認証情報を入力した上で、アプリケーション提供サーバ
ー1にユーザー認証情報を返信する。
ー1は、返信されたユーザー認証情報とユーザー認証デ
ータベース3に保存されているユーザー認証情報とを照
らし合わせ(a105)、情報が全て一致するようならばロ
グインを認証してアプリケーションサービスの使用を許
可する(a106)。
ス料金の精算処理は、前述の場合と同様に処理されれば
よい。
ava言語を用いて構成することを前提としており、ア
プリケーション提供サーバー1からユーザー端末に送信
されるアプレットもJava言語によるJavaアプレ
ットとして構成されるようになっているが、これはCG
I(Common Gateway Interfac
e)などの代替手段によるものであっても全く構わない
ことは明らかである。
インターネットサービスプロバイダーを介してアプリケ
ーションサービス料金の精算処理を行うように記述され
ているが、無料インターネットサービスプロバイダーの
ようにユーザーからは課金を行わないインターネットサ
ービスプロバイダーもある。この場合もユーザーは広告
閲覧や通信料金のキックバックなど他の方法でインター
ネットサービスプロバイダーに利益を還元していると考
えることができるため、アプリケーションサービスプロ
バイダーがユーザーに課金するのではなく無料インター
ネットサービスプロバイダーから直接アプリケーション
サービス使用料金を徴収してもその効果は変わらない。
イダーが有料プロバイダーの場合に、インターネットサ
ービスプロバイダーがユーザーにアプリケーションサー
ビス使用料金としてインターネット接続料金と別個の課
金を行うのではなく、インターネット接続契約の中にア
プリケーションサービスプロバイダーのアプリケーショ
ンサービス使用権が含まれ、ユーザーが全ての料金をイ
ンターネット接続料金として支払った上でその後インタ
ーネットサービスプロバイダーがアプリケーションサー
ビスプロバイダーにアプリケーションサービス代金とし
て支払う形態でも、同様にその効果は変わらない。
リケーションソフトウェアの提供方法によれば、ユーザ
ーがインターネット接続契約しているインターネットサ
ービスプロバイダーが、ユーザー及びアプリケーション
サービスプロバイダーとの間でアプリケーションサービ
ス仲介契約とアプリケーションサービスポータル契約を
締結することにより、ユーザーは低コストかつ使い勝手
がよいアプリケーションサービスを受けることができる
(アプリケーションソフトウェアを使用することができ
る)。
ダーにとっては、ユーザーが支払うアプリケーションサ
ービス料金の決済をインターネットサービスプロバイダ
ーに代行してもらうことにより、簡単かつ低コストな決
済手段を得ることができるばかりか、既にインターネッ
ト接続契約を締結しているユーザーの情報を大量に持つ
インターネットサービスプロバイダーをアプリケーショ
ンサービスの販売代理店として活用できるため、的を絞
った販売促進活動や宣伝広告活動が可能となりマーケテ
ィングコストが削減できる利点がある。
ーにとっては、ユーザーが支払うアプリケーションソフ
トウェアの使用料金の決済を代行することによる決済代
行手数料を獲得でき、さらには、ユーザーは必ずユーザ
ーがアプリケーションサービスポータル契約を締結して
いるインターネットサービスプロバイダーが管理するウ
ェッブページ、もしくはアプリケーションサービスプロ
バイダーがアプリケーションサービスポータル契約を締
結している特定複数のインターネットサービスプロバイ
ダーが管理するウェッブページ、又はアプリケーション
サービスプロバイダーがアプリケーションサービスポー
タル契約を締結している仲介者の管理するウェブページ
を介してアプリケーションサービスにログインするた
め、必然的に該ウェブサイトの閲覧回数が増加すること
になり、該ウェッブサイト上に閲覧課金方式バナー広告
などのインターネット広告が掲載されていた場合には、
インターネットサービスプロバイダー又は仲介者にとっ
て広告収入の増加を期待することができる。
イダーがアプリケーションサービスポータル契約を締結
しているインターネットサービスプロバイダーもしくは
仲介者のウェブページからのログイン要求にのみユーザ
ー認証を行うことで、アプリケーションサービスポータ
ル契約を締結していないインターネットサービスプロバ
イダー等を介してのログインや、URLを直接ウェッブ
ブラウザに入力してのログインや、不正に入手したアプ
レットを用いたログインなどを拒否することができ、サ
ービスの不正利用を防止することができるとともに、イ
ンターネットサービスプロバイダーのアプリケーション
サービスプロバイダーに対する信頼性が向上する。
約、アプリケーションサービス仲介契約、及びアプリケ
ーションサービスポータル契約を締結しているインター
ネットサービスプロバイダーを変更するときに、変更先
のインターネットサービスプロバイダーも同様にアプリ
ケーションサービスプロバイダーとアプリケーションサ
ービス仲介契約、及びアプリケーションサービスポータ
ル契約を締結している場合には、アプリケーションサー
ビスプロバイダーが独自のユーザーアカウント、パスワ
ード等のユーザー認証情報、及びアプリケーションサー
ビスポータル契約を締結しているインターネットサービ
スプロバイダーの特定ウェッブページのURL情報を用
いてユーザー認証を行うので、アプリケーションサービ
スプロバイダーがユーザー認証のために保持しているU
RL情報を、以前インターネット接続契約を締結してい
たインターネットサービスプロバイダーのURL情報か
ら新しくインターネット接続契約を締結したインターネ
ットサービスプロバイダーのURL情報に変更すること
により、ユーザーはこれまで使用していたアプリケーシ
ョンサービスに関する情報をバックアップする事なしに
新しいインターネットサービスプロバイダーとのインタ
ーネット接続契約、アプリケーションサービス仲介契
約、及びアプリケーションサービスポータル契約に切り
替えることができる。
契約、及びアプリケーションサービス仲介契約をインタ
ーネットサービスプロバイダーと締結しており、アプリ
ケーションサービスポータル契約は別の仲介者と契約し
ている場合で上述のようにインターネットサービスプロ
バイダーを変更するときには、アプリケーションサービ
スプロバイダーが該ユーザーのアプリケーションサービ
ス仲介契約者をユーザーが新しくインターネット接続契
約を締結したインターネットサービスプロバイダーに変
更することにより、ユーザーはこれまで使用していたア
プリケーションサービスに関する情報をバックアップす
る事やアプリケーションサービスログインウエッブペー
ジを変更することなしに新しいインターネットサービス
プロバイダーとのインターネット接続契約及びアプリケ
ーションサービス仲介契約に切り替えることができる。
ケーションソフトウェアの提供方法を適用したネットワ
ーク図
フトウェアの提供方法を説明する流れ図
フトウェアの提供方法を説明する流れ図
バイダーへのアプレットダウンロード受付URLへのリ
ンクがあるソースファイルの一例を示す説明図
プロバイダーへのアプレットダウンロード受付URLへ
のリンクをクリックした際にサービスプロバイダーのサ
ーバーに送られるHTTPリクエストのソースファイル
の一例を示す説明図
プロバイダーへのアプレットダウンロード受付URLへ
のリンクをクリックすることによりダウンロードされる
htmlの内容の一例を示す説明図
ビスプロバイダー) ISP インターネットサービスプロバイダー(プロバ
イダー) U ユーザー M 端末装置 INT 通信ネットワーク(インターネット)
Claims (5)
- 【請求項1】 以下の要件を備えることを特徴とする通
信ネットワークを介したアプリケーションソフトウェア
の提供方法。 (イ)アプリケーションソフトウェアを提供するアプリ
ケーションサービスプロバイダーと、上記アプリケーシ
ョンサービスプロバイダーが提供するアプリケーション
ソフトウェアを利用するユーザーとの間にはインターネ
ットサービスプロバイダーが介在し、上記インターネッ
トサービスプロバイダーは上記アプリケーションサービ
スプロバイダーとアプリケーションサービス仲介契約し
ていること (ロ)上記ユーザーは上記インターネットサービスプロ
バイダーとインターネット接続契約及びアプリケーショ
ンサービス仲介契約していること (ハ)上記ユーザーは上記アプリケーションサービスプ
ロバイダーに対しユーザー固有のユーザー認証情報を持
つこと - 【請求項2】 前記インターネットサービスプロバイダ
ーはインターネット接続料金に加え、前記ユーザーが使
用するアプリケーションソフトウェアの使用料金を該ユ
ーザーから徴収し、上記使用料金から一定の仲介手数料
を取り、残金を前記アプリケーションサービスプロバイ
ダーにアプリケーションソフトウェアの使用料金として
決済する、請求項1記載の通信ネットワークを介したア
プリケーションソフトウェアの提供方法。 - 【請求項3】 前記アプリケーションサービスプロバイ
ダーは、前記ユーザーが該アプリケーションサービスプ
ロバイダーにログインする直前にアクセスしていたウェ
ッブページのURL情報が、アプリケーションサービス
プロバイダーがアプリケーションサービスポータル契約
を締結している仲介者の管理する特定ウェッブページの
URL情報と一致するか否かを判断し、一致した場合に
のみ認証を行い該ユーザーにアプリケーションソフトウ
ェアの使用を認める、請求項1、又は2記載の通信ネッ
トワークを介したアプリケーションソフトウェアの提供
方法。 - 【請求項4】 前記URL情報は、前記ユーザーがアプ
リケーションサービス仲介契約を締結しているインター
ネットサービスプロバイダーの管理する特定ウェッブペ
ージのURL情報である、請求項3記載の通信ネットワ
ークを介したアプリケーションソフトウェアの提供方
法。 - 【請求項5】 前記アプリケーションサービスプロバイ
ダーは、前記ユーザーがアプリケーションサービス仲介
契約及びアプリケーションサービスポータル契約をして
いるインターネットサービスプロバイダーを変更したと
き、変更先インターネットサービスプロバイダーが該ア
プリケーションサービスプロバイダーとアプリケーショ
ンサービス仲介契約及びアプリケーションサービスポー
タル契約をしている場合は、ユーザー認証時のURL情
報を変更先インターネットサービスプロバイダーのUR
L情報に書き換える、請求項4記載の通信ネットワーク
を介したアプリケーションソフトウェアの提供方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000361174A JP2002163183A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 通信ネットワークを介したアプリケーションソフトウェアの提供方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000361174A JP2002163183A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 通信ネットワークを介したアプリケーションソフトウェアの提供方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002163183A true JP2002163183A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18832649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000361174A Pending JP2002163183A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 通信ネットワークを介したアプリケーションソフトウェアの提供方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002163183A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004126735A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Ntt Docomo Inc | 通信システム、中継装置及び通信制御方法 |
JP2008242763A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Fujitsu Ltd | ネットショッピング代行課金システムおよびその方法 |
JP2012133777A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-12 | Boeing Co:The | 協調的なルールに基づくセキュリティ |
-
2000
- 2000-11-28 JP JP2000361174A patent/JP2002163183A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7873704B2 (en) | 2002-09-30 | 2011-01-18 | Ntt Docomo, Inc. | Communication system, relay device, and communication control method |
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