JP2002162276A - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JP2002162276A
JP2002162276A JP2000355710A JP2000355710A JP2002162276A JP 2002162276 A JP2002162276 A JP 2002162276A JP 2000355710 A JP2000355710 A JP 2000355710A JP 2000355710 A JP2000355710 A JP 2000355710A JP 2002162276 A JP2002162276 A JP 2002162276A
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flow path
gas
flow
gas meter
sensor
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Application number
JP2000355710A
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English (en)
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Kazumitsu Nukui
一光 温井
Masatomo Kobayashi
賢知 小林
Kazuhiro Ushijima
一博 牛嶋
Hiroyuki Takaoka
浩幸 高岡
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Tokyo Gas Co Ltd
Yazaki Corp
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モジュールパーツの組み合わせにより各メー
タ号数に対応できるガスメータをさらに改良し、より簡
単に各メータ号数に対応できる構成のガスメータを提供
する。 【解決手段】 ガス流路26aの所定位置に着脱可能で
あり、装着されてガス流路26aの一部を構成し、流量
センサ32によって検出されるガス流量の計測精度を所
定の計測精度に設定する流路ブロックと、ガス流路26
aの所定位置に形成され、ガスメータの裏面に開口部を
有する、流路ブロックを収容する流路ブロック収容部
と、表面に開口部を有し、流量センサ32を流路ブロッ
ク収容部に対向する所定位置に収容する流量センサ収容
部22とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスメータに関し、
特に、モジュールパーツの組み合わせにより、安価に容
易に様々なメータ号数に対応可能にしたガスメータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来からガスメータには、その内部にガ
ス流量を測定する膜式流量計が内蔵されているものがあ
った。ところが、このような膜式流量計が使用されるガ
スメータにおいては、その構造上、測定する流量に応じ
て膜の大きさを変えなければならなかった。このため、
ガスの使用流量に応じてメータ号数を決め、例えば、最
大使用流量が1m3/hまでは1号であり、最大使用流
量が10m3/hまでは10号等のように決め、メータ
号数に応じて異なる膜式流量計と一体となったガスメー
タを製作していた。従って、メータ号数毎に外形寸法が
異なり、膜式流量計及び本体ケース等をメータ号数毎に
製作する必要がありコストアップにつながっていた。ま
た、ガスメータの施工やメンテナンスにおいても、メー
タ号数毎にガスメータの外形が異なっているので迅速に
対応することができなかった。
【0003】このような問題を解決するため、特開平1
1−183228号公報では、膜式流量計の代わりに熱
線式流量センサを使用することにより、各部をモジュー
ル化することを可能にし、同一外形でありながらも様々
な号数のメータに適応できるようにしたガスメータが提
案されている。
【0004】ところで、ガスメータは、上記流量センサ
を収容するための流量センサ収容部、上記遮断弁装置を
収容する遮断弁装置収容部、この遮断弁装置にガス圧を
計測する圧力センサ収容部、流量センサ及び圧力センサ
による検出信号に応答してガス流量演算処理や遮断弁制
御信号等を生成するための制御部を含む各種電子回路ユ
ニットを収容する電子回路ユニット収容部、及び該当各
部に駆動用電源を供給する電池収容部等を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記公開
公報記載のガスメータは、流量センサを使用し、各部を
モジュール化する旨開示しているが、流量センサ及び各
モジュールパーツを最適に配置し、より簡単に各号数に
応じたガスメータを構築する構成については開示してい
ない。従って、上記公開公報記載のようなモジュールパ
ーツの組み合わせによるガスメータにおいても、さらに
改良の余地があるものと考えられる。
【0006】よって本発明は、上述した現状に鑑み、モ
ジュールパーツの組み合わせにより各メータ号数に対応
できるガスメータをさらに改良し、より簡単に各メータ
号数に対応できる構成のガスメータを提供することを課
題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載のガスメータは、図3〜図6に
示すように、ガス供給源に接続される流入口11とガス
消費源側に接続される流出口12との間を連通するガス
流路26aを通過するガス流量を検出する流量センサ3
2を含み、各部を構成するモジュールパーツの組み合わ
せにより、様々な号数に対応するようにしたガスメータ
であって、前記ガス流路26aの所定位置に着脱可能で
あり、装着されて前記ガス流路26aの一部を構成し、
前記流量センサ32によって検出されるガス流量の計測
精度を所定の計測精度に設定する流路ブロックと、前記
ガス流路26aの前記所定位置に形成され、前記ガスメ
ータの裏面に開口部を有する、前記流路ブロックを収容
する流路ブロック収容部と、前記裏面に対向する表面に
開口部を有し、前記流量センサ32を流路ブロック収容
部に対向する所定位置に収容する流量センサ収容部22
とを備え、前記流路ブロックが前記流路ブロック収容部
に装着され、前記流量センサ32が前記流量センサ収容
部22に固定された際には、前記流量センサ32の測定
面が、前記流路ブロックにより形成される前記ガス流路
26aに暴露するようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項1記載の発明によれば、流量センサ
32によって検出されるガス流量の計測精度を所定の計
測精度に設定する流路ブロックを含む。そして、この流
路ブロックは、装着されてガス流路26aの一部を構成
し、ガス流路26aの所定位置に着脱可能である。すな
わち、着脱可能な流路ブロックにより、ガス流量の計測
精度を設定することができる。また、上記流路ブロック
及びガス流量を検出する流量センサ32のそれぞれの収
容部はガスメータのお互い対向する裏面及び表面に開口
部を有している。すなわち、機能の全く異なる流量セン
サ及び流路を形成する流路ブロックの各収容部を対向す
る面に分散的に配置することにより、組立及びメインテ
ナンス性を向上させる。なお、上記表面及び裏面は、ガ
スメータを構成する対向する2つの面を区別するため便
宜上名付けたものであり、これらを逆に名付けてもよ
い。
【0009】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載のガスメータは、図3〜図6に示すように、請求
項1記載のガスメータにおいて、前記ガスメータは、前
記ガス流路26aを通過するガスのガス圧を計測する圧
力センサ及び前記流路を遮断する遮断弁を有する流路遮
断装置を収容する遮断装置収容部25と、前記流量セン
サ32及び圧力センサによる計測信号を処理して、ガス
流量算出及び遮断弁制御をする制御部を含む電子回路ユ
ニットを収容する電子回路ユニット収容部24と、各部
に所定の駆動電源を供給する電池が収容される電池収容
部14Aとを備えており、前記表面には、前記遮断装置
収容部25、電子回路ユニット収容部24及び電池収容
部14Aそれぞれの開口部がさらに形成されていること
を特徴とする。
【0010】請求項2記載のガスメータによれば、ガス
メータの裏面には、請求項1で記載したように流路ブロ
ック収容部の開口部が形成されており、これに対向する
表面には、遮断装置収容部25、電子回路ユニット収容
部24及び電池収容部14A、請求項1で記載したよう
に流量センサ収容部の開口部が形成されている。すなわ
ち、流路を構成する部材の収容位置、及びそれ以外の部
材(又は装置)の収容位置を、それぞれ裏面及び表面に
分けることによって、組立及びメインテナンス性をさら
に向上させる。
【0011】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載のガスメータは、図3〜図6に示すように、請求
項1又は2いずれか記載のガスメータにおいて、前記裏
面を覆うように装着されて、前記流路ブロック収容部に
装着された前記流路ブロックを固定すると共に、前記裏
面に形成された所定の深さの溝状流路を密閉するように
覆って前記ガス流路26aの一部を形成するカバー19
をさらに備えることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、カバー19
の装着により、本体上に形成された溝状流路が密閉され
ガス流路26aの一部を形成する共に、本体上の所定位
置に装着された流路ブロックが本体上に固定される。換
言すれば、溝状流路を密閉するカバー19の本体への装
着を利用して、流路ブロックを本体に固定するので、流
路ブロック固定のための専用固定部材が不要となる。ま
た、所望の流路ブロックを装着後、本体をカバー19で
覆うだけで流路に関連する組立が完成するので、所望の
性能を持つガス流路26aを得るための工数も負担には
ならない。
【0013】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載のガスメータは、図3に示すように、請求項2記
載のガスメータにおいて、前記表面を覆うように装着さ
れて、前記制御部により算出されたガス流量を表示する
表示部15a及び前記電池収容部14Aに対応する位置
に設けられた電池交換口が形成された前面カバー13を
さらに備えることを特徴とする。
【0014】請求項4記載のガスメータによれば、ガス
メータ本体の表面を覆う前面カバー13には、ガス流量
を表示する表示部15a及び前記電池収容部14Aに対
応する位置に設けられた電池交換口が形成されている。
前面カバー13は、電子回路ユニット収容部24及び電
池収容部14Aの開口部が形成されているガスメータ本
体の表面を覆うので、電子回路ユニット収容部24と表
示部15aとの電気的接続が容易である。また、電池収
容部14Aに収容する電池の交換も容易である。
【0015】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載のガスメータは、図7及び図8に示すように、請
求項1記載のガスメータにおいて、前記流路ブロック
は、前記計測精度に対応した所定の口径を有する断面凹
状の流路本体部31Bと、この本体部の内壁に固定され
て配設され、前記流量センサ32の測定面上を流れるガ
スの流れを整流する整流板31Aを含む整流格子31
と、この整流格子31を挟むように装着される流れ方向
に略直交に配設されたメッシュ33Aを有する複数のス
ペーサ33とから構成されることを特徴とする。
【0016】請求項5記載のガスメータによれば、流路
ブロックは、断面凹状の流路本体部31Bと、この内壁
に配設された整流板31Aを含む整流格子31と、整流
格子31を挟むように装着されるメッシュ33Aを有す
る複数のスペーサ33とから構成される。流路ブロック
の整流板31Aにより、ここより上流側での配管や流路
形状の影響を除去することができる。すなわち、流路ブ
ロックの外形は同じでも、求められる測定精度に対応さ
せて整流板31Aの数、間隔等調整することによって、
所望の測定精度を得ることが可能になる。また、流路ブ
ロックの口径を調整することによっても、測定精度を調
整することが可能になる。さらに、複数のスペーサ33
により、ガスに含まれる異物やダストを除去したり、流
れの中に発生した渦を細かく砕き流速分布を一様にする
ことにより、測定精度を安定させることができる。
【0017】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載のガスメータは、図6(B)に示すように、請求
項1〜5いずれか記載のガスメータにおいて、前記流量
センサ32は、前記流量センサ収容部22にネジ止めに
よって固定されることを特徴とする。
【0018】請求項6記載のガスメータによれば、流量
センサ32は所定の流量センサ収容部22にネジ止めに
よって固定されるので、例えば、上記流路ブロックの変
更に伴う測定流量に最適な流量センサ32に交換する際
の交換作業等が非常に容易になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図8に基づいて説明する。これらの図面において、同
一部分には同一参照番号又は符号を付し、また各図面間
において重複する説明は省略する。
【0020】図1は、本発明のガスメータに関わる概略
構成を示す説明図である。図1の説明図において、本発
明のガスメータ1はガス供給源側である上流側配管11
A及びガス消費源側である下流側配管12Aの間に接続
される。この上流側配管11A及び下流側配管12Aは
所定の間隔を有して、ガスメータ1の流入口11及び流
出口12がそれぞれ連結されている。
【0021】流入口11から流入したガスは、ガスメー
タ1内部の流路26aを通過し、流出口12に流出して
いく。この流路26aの途中には、流量計測部31aが
形成されており、ここでのガス流が流量センサ32aに
よって計量される。この流量計測部31aは、後述する
が、整流板を含む整流格子及びメッシュを含むスペーサ
からなる請求項1でいう流路ブロック(ここでは図示せ
ず)が配置され、これらによってダスト除去及び整流さ
れたガス流が流量センサ32aによって計量される。
【0022】流量センサ32aとしては、例えば、マイ
クロフローセンサが用いられる。このマイクロフローセ
ンサは、シリコンチップ上にヒータを挟んで所定の間隔
を持って上流側に及び下流側に温度センサが配置された
測定面を有する。このようなマイクロフローセンサで
は、ヒータにより発せられた熱が、上記流路26aを通
過するガスを媒体として、上記上流側に及び下流側の温
度センサの付近に伝わると、この伝わった熱に応じた温
度に応じた起電力が各温度センサに発生する。この発生
した起電力の差が、流路26aを流れる流速に対応する
熱起電力信号として、制御部24aに出力される。この
熱起電力信号はアナログ値であるので、制御部24aで
ディジタル信号に変換される。
【0023】制御部24aは、上記ディジタル信号を基
にして、流路26aを流れるガスの瞬時的な流速を求
め、これに流路26aの断面積及びその構造に依存する
係数を乗じて、流路26a内を流れるガスの瞬時流量を
求める。さらに、制御部24aは上記瞬時流量を所定の
周期でサンプリングし、このサンプリング周期に基づい
て、ガス配管内11A及び12Aを流れるガスの積算流
量を求めて、表示部15aに表示させる。
【0024】また、流路26aを通過するガス流は、圧
力センサ及び遮断弁装置17aの圧力センサ装置によっ
て、ガス圧が計測されている。このガス圧計測値は、制
御部24aに供給される。制御部24aは、このガス圧
及び上述したガス流量を監視しており、異常値を検知し
た場合には、圧力センサ及び遮断弁装置17aの遮断弁
を閉制御して流路26aを流れるガスを遮断する。また
異常時に制御部24aは、上記表示部15aに異常であ
ることを警報表示させるようにしてもよい。
【0025】また、制御部24aには、上記異常状態を
解除された後のリセット操作をするためのリセットボタ
ン及び各種の設定用スイッチ等を含むスイッチ17aが
接続されている。
【0026】なお、14aはガスメータ1の各部に所定
の駆動電源を供給する電源であり、例えば、CR電池が
用いられる。
【0027】次に、図2から図8を用いて、本発明の実
施形態に関わるガスメータの構造に関して説明する。図
2(A)は、本発明のガスメータの実施形態を示す前方
平面図である。図2(B)は、図2(A)のガスメータ
の側面図である。
【0028】図2(A)及び図2(B)に示すように、
ガスメータ1の正面部はケース(又は前面カバー)13
及び電池蓋14によって覆われている。ケース13は、
後述の遮断弁駆動装置や電子回路ユニットを覆って収容
できるように所定の高さを有して、本体18に装着され
ている。電池蓋14は、後述する電池収容部を覆うよう
にして、上記ケース13に着脱可能に装着される。電池
蓋14は、ケース13に装着された際、ケース13と表
面が一体化して、本体18の正面を覆うような形状にな
っている。
【0029】図2(A)の平面図に示すように、ケース
13の正面の略中央部には、前述したガス積算量を基本
的に表示する表示窓15が設けられている。また、その
左方には、前述のような異常状態を解除された後のリセ
ット操作をするためのリセットスイッチ17が配置され
ている。このリセットスイッチ17には、通常、キャッ
プが被せられており、リセット操作をする場合にはこの
キャップは外して行われる。また、このリセットスイッ
チ17の上方には、各種の設定等が行われる各種スイッ
チ16が配置されている。この各種スイッチ16はメー
カ又はサービス会社によって初期設定時に操作されるも
のであり、通常、キャップ等で覆われている。
【0030】なお、11は図1で説明したガス供給源側
である上流側配管11Aに結合される流入口であり、1
2はガス消費源側である下流側配管12Aに結合される
流出口である。19は、本体18を裏側から覆うカバー
である。
【0031】図3は、図2(B)のガスメータの側断面
図である。図3の断面図に示すように、ガスメータ1
は、本体18、ケース13、電池蓋14及びカバー19
によって、筐体外形が基本的に構成される。
【0032】本体18は、アルミダイキャスト製で、直
方体形状の箱形をしており、その形状は後述の図4〜図
6を参照することでさらに明確にになる。なお、本体1
8の流入口11及び流出口12が配置されている面はい
ずれの図面にも描かれていないが、この平面は長方形を
しておりこの図3に対応する位置に円筒状の流入口11
及び流出口12がそれぞれ配置されている。この流入口
11及び流出口12を有する平面に対向する平面、並び
にこれら両平面を結ぶ側面は、単に外形の一部を構成す
る長方形状平面であるので詳述しない。
【0033】ケース13は、本体18に実装される遮断
弁駆動装置17A及び遮断弁17B、さらに基板15B
上に実装された表示素子部15Aを収容するのに十分な
高さを持って、本体18に装着されている。遮断弁駆動
装置17Aは、前述したように異常状態において、遮断
弁17Bを流路遮断孔25Aに圧着することにより弁閉
制御して流路を遮断する。表示素子部15Aは、表示窓
15に対応するケース13上の位置に配置されており、
前述のガス積算量を表示する。
【0034】電池蓋14は、電池収容部14Aに対応し
てこの上部を覆うようにして、ケース13に着脱可能に
装着されている。電池蓋14は、ケース13に装着され
た際、ケース13と表面が一体化するように、本体18
の下部正面を覆うような形状になっている。なお、この
図では電池は記載省略している。
【0035】ガス流路の一部には、図1の流量計測部3
1aに対応する流量計測部21に整流格子31が配置さ
れている。この整流格子31は、後述するが、ガス流路
の流量計測部21に装着されている。この整流格子31
が装着される部分の流路、あるいは量計測部21は、直
方体状の整流格子31に対応するような形状をしてお
り、この図3で示すように、ガスの流れる方向に垂直な
方向からみると、略正方形に近い外形をしている。整流
格子31は流路を通過するガスの流れを、流量計測部2
1、特に流量センサが配置されている箇所の付近で整流
するための5枚の整流板31Aが略平行に等間隔で配置
されている。この整流格子31は、本体18の上述の所
定部分に容易に装着可能であり、装着後はカバー19の
本体18への装着によって、図3に示す所定位置に確実
に固定される。
【0036】この図3に示されるように、流路を構成す
る部材の収容位置は図面右方(裏面)に設けられ、それ
以外の部材(又は装置)の収容位置は表面に分けられて
いる。このように流路に関連する収容位置及びそれ以外
の収容位置を分割することによって、組立及びメインテ
ナンス性が向上する。例えば、上記裏面には流路に関連
する部材のみしか割り当てられていないので、裏面組立
時に部品の選別ミスが少なくなる。また、求められる測
定精度に応じて、流路ブロックを変更する際にも裏面カ
バー19を取り外して、所望の流路ブロックをセット後
再度カバー装着するのみでよいので、既存のガスメータ
を容易に所望の性能を持つガスメータに変更することが
できる。
【0037】図4は、図2(A)において、ケース及び
電池蓋を取り外した際の前方平面図である。図4の平面
図に示すように、本体18の下方中央部には略楕円形状
の電池収容部14Aの開口面が形成されている。その上
部には、この平面と反対側に貫通する円形の開口部を有
する流量センサ取付部(又は流量センサ収容部)22が
形成されている。この開口部を介して、流量センサの測
定面が、この開口部の反対側の流量計測部を流れるガス
流に接するようにして、流量センサが装着される。22
A、22B、22C及び22Dは流量センサをネジ止め
により、この位置に固定するためのネジ穴である。その
上方には、圧力センサ収容部23及び電子回路ユニット
収容部24が形成されている。
【0038】圧力センサ収容部23には、ガス流路を通
過するガス圧を計測するための圧力センサが収容され
る。圧力センサはネジ穴23A及び23Bを介してのネ
ジ止めによって、この収容部23により位置決めされる
本体18上のこの所定位置に固定される。なお、28A
及び28Bはそれぞれ、ガス圧を計測する際に利用され
る大気及びガスの導入孔である。一方、電子回路ユニッ
ト収容部24には、前述の制御部24aを含むマイコン
チップ等の電子回路ユニットを実装するプリント基板
が、参照符号を伏してない2つのネジ穴を介して、この
収容部24により位置決めされる本体18上のこの所定
位置に固定される。
【0039】この電子回路ユニット収容部24の右方に
は、遮断弁装置収容部及び流路25が形成されている。
ここは、図3で示した遮断弁17Bを含む遮断弁駆動装
置17Aを収容する遮断弁装置収容部を形成すると共
に、ガス流路の一部にもなっている。25Aは図3で示
した流路遮断孔であり、25Bはこの平面の反対側に通
じる流路の一部を形成する開口部である。遮断弁駆動装
置17Aは、参照符号を付してない複数のネジ穴を介し
てのネジ止めによって、この収容部及び流路25によっ
て位置決めされる本体18上のこの所定位置に固定され
る。固定されると、この装置17Aの一部がこの図面側
から流路を密閉して、ここで前述のガス流路の一部を構
成することになる。この固定による密閉は、前述の図3
も参照されたい。
【0040】上述の流量センサ取付部22には、流量セ
ンサ32の測定面が流路ブロックに対応して配設される
ように、流量センサ32がネジ止めによって固定され
る。このように、流量センサ32は所定の流量センサ収
容部22にネジ止めによって固定されるので、例えば、
上記流路ブロックの変更に伴う測定流量に最適な流量セ
ンサ32に変更する際の交換作業等が非常に容易にな
る。
【0041】図5は、図2を後方からみた平面図であ
る。図5の平面図に示すように、流入口11と流出口1
2との間は、本体18内に形成されたガス流路を経由し
て連通されている。この本体18内に形成されたガス流
路は、流路26A(点線で示す)、流路26B、流量測
定部21、遮断弁装置収容部及び流路25(点線で示
す)、流路26C、及び流路26D(点線で示す)から
基本的に構成される。点線で描かれた流路26A、遮断
弁装置収容部及び流路25及び流路26Dは、図6を参
照することでより明確になる。また流路26B及び流路
26C、並びに流量測定部21は、この平面から所定の
深さを有するガス流路の一部を構成する空間として形成
されており、これらの形状も図6を参照することでより
明確になる。これら流路26B及び流路26C、並びに
流量測定部21を形成する溝は、整流格子、スペーサの
装着、並びに図3で示したカバー19の装着によって、
密閉された流路となる。なお、25A及び25Bはそれ
ぞれ、図4で示した前方平面に通じる流路遮断孔及び開
口部である。
【0042】本体18内の流路の一部を構成する流量測
定部21は、本体18に所定の深さにくり抜かれた略直
方体の溝形状に形成されている。この流量測定部21
は、後述のスペーサが装着されるスペーサ収容部21A
及び21B、並びにこれら収容部21A及び21Bに挟
まれて整流格子が装着される整流格子収容部21Cから
構成されている。直法体溝状の整流格子収容部21Cの
底面には、流量センサ32の測定面がこの平面方向に向
くように、流量センサ32がこの底面の反対側から取り
付けられる流量センサ取付部22が設けられている。流
量センサ取付部22は円形をした開口部であり、この平
面と反対側に貫通する。
【0043】なお、整流格子及びスペーサが装着される
流量測定部21は、他の流路に比べて断面積が広くなる
ように形成されている。これは、ここで流速が上がりす
ぎて使用される流量センサの特性によっては、測定精度
が飽和状態になる場合もあることを想定しているためで
ある。もちろん、流量センサの特性に対して断面積が広
すぎる場合には、整流格子の口径を狭くする等して流速
を調整することも可能である。
【0044】27及び27Bは円筒状の大気導入孔であ
り、28は本体の表面に所定の深さにくり抜かれた溝状
の大気通路である。大気導入孔27からの大気は、大気
通路28を経由して、この平面と反対側に通じる孔28
Aに至る。また、29は、流路26C付近を導入及び通
過するガスを通過させるためのガス通路である。本体1
8のガス流路を通過するガスは、このガス通路29を経
由して、この平面と反対側に通じる孔29Aに至る。上
記孔28A及び29Aからの大気及びガスは、この平面
と反対側から取り付けられる前述の圧力センサに供給さ
れることになる。
【0045】なお、整流格子及びスペーサが所定位置に
装着された後、符号を付していないネジ穴を介したネジ
止めにより、図3に示したカバー19がこの平面側から
装着されると、流路26B及び流路26C、並びに流量
測定部21を形成する溝は、密閉されたガス流路の一部
を構成するようになる。また、このカバー19の装着に
より、大気通路28、ガス通路29、孔28A及び孔2
9Aも密閉される。
【0046】上本体18にカバー19が装着されると、
溝状流路が覆われガス流路26aを形成するようになる
が、これと共に本体18上の所定位置に装着された整流
格子31及びスペーサ33、すなわち、流路ブロックも
本体上に固定される。換言すれば、溝状流路を覆ってガ
ス流路26aを形成するカバー19の本体への装着を利
用して、流路ブロックを本体18に固定するので、流路
ブロックの固定のための専用固定部材が不要となる。ま
た、所望の流路ブロックを装着後、本体をカバー19で
覆うだけで流路に関連する組立が完成するので、所望の
性能を持つガス流路26aを得るための工数も負担には
ならない。
【0047】さらに、図6(A)〜(C)を用いて、本
体18の断面形状を示す。図6(A)は、図4のAA線
断面図である。図6(B)は、図4のBB線断面図であ
る。図6(C)は、図5のCC線断面図である。
【0048】まず、本体18内に形成される流路に関し
て説明する。図6(C)に示すように、流入口11、流
路26A及び26Bが連通して流路が形成されている。
さらに、図6(C)に示す流路は、図6(B)に示す流
量測定部21にも連通して下流側に至る。そして、図6
(A)に示すように、流量測定部21が遮断弁装置収容
部及び流路25、流路遮断孔25A、流路26C、並び
に流路26Dが連通して流路の一部を形成し、流出口1
2に至る。このようにして、本体18内にガス流路が形
成されている。
【0049】次に、流量センサ32の取り付けられる取
付部分について説明する。図6(B)に示すように、矩
形断面の流量測定部21の内壁には、上述したように測
定面が流量測定部21に暴露するように流量センサ32
を取り付けるための流量センサ取付部22が設けられて
いる。ここに取り付けられる流量センサ32は、取付台
22A及び22Bそれぞれに、ネジ31A及び32Aが
螺合されることによって、所定位置にネジ止め固定され
る。なお、図6(B)における23A及び23Bは共
に、前述の圧力センサがネジ止めされる取付台である。
【0050】またなお、図6(C)における27及び2
7Bは、図5で説明した大気導入孔であり、図6(B)
における28A及び29Aはそれぞれ、大気及びガスを
供給する孔である。さらに、図6(A)及び図6(B)
における14Aは、上述した電池収容部である。
【0051】最後に、図7及び図8を用いて、上述して
きた流量測定部21に装着される整流格子及びスペーサ
について説明する。
【0052】図7(A)は整流格子を上流側からみた平
面図である。図7(B)は図7(A)をF方向からみた
平面図である。図7(C)は図7(A)をG方向からみ
た平面図である。図7(D)は、図7(B)のDD線断
面図である。
【0053】この整流格子31は、所定長の流路である
流路本体部31B及び複数の整流板31Aとから基本的
に構成されている。図7(A)〜図7(D)に示される
ように、流路本体部31Bは断面凹状をしている。そし
て、この流路本体部31Bの内壁には、それぞれ等間隔
で平行に5枚の整流板31Aが配設されている。本体1
8への装着完了時、この図に示すF方向から、上述した
流量センサ32の測定面が暴露することになる。
【0054】この整流板31Aは所定の助走距離を有し
ており、整流板31Aにより、ここより上流側での配管
や流路形状の影響を除去することができる。整流格子3
1の外形は同じでも、求められる測定精度に対応させて
整流板31Aの数、間隔等調整することによって、所望
の測定精度を得ることが可能になる。また、整流格子3
1の口径を調整することによっても、測定精度を調整す
ることが可能になる。また、この整流格子31は断面凹
状をしているので、ガス流路26aの所定位置に位置決
めしやすく着脱が容易である。
【0055】一方、図8(A)はスペーサを上流側から
みた平面図である。図8(B)は図8(A)をH方向か
らみた平面図である。図8(C)は図8(A)をI方向
からみた平面図である。図7(D)は、図8(A)のD
D線断面図である。
【0056】このスペーサ33は、略四角形筒状の外形
をしており、所定長のスペーサ本体部33B及びメッシ
ュ33Aから基本的に構成されている。図8(A)〜図
8(D)に示されるように、スペーサ本体部33Bは略
四角形筒状をしている。そして、図8(D)に示すよう
に、筒状の本体部33Bの一方の開口部(図面では左
方)には、所定番数の1枚のメッシュ33Aが装着され
ている。本実施形態では、このメッシュ番数(1インチ
平方あたりの格子数)が、14のものと、40のものと
がそれぞれ装着された2種類のスペーサが用いられてい
る。
【0057】このメッシュ33Aを含むスペーサは、上
述の流量測定部21の上流側に1枚そして下流側端部2
枚、整流格子31を挟むようにして装着される。この上
流側に装着されるスペーサは、そのメッシュ33Aによ
り、ガスに含まれる異物やダストを除去したり、流れの
中に発生した渦を細かく砕き流速分布を一様にする作用
もある。下流側に装着されるスペーサは、そのメッシュ
33Aにより、下流側から上流側へのガスの逆流を抑制
する作用がある。
【0058】以上説明した実施形態によれば、対応する
測定精度を可能にする流路ブロックを本体上の所定位置
にセットするだけで、使用流量に応じて最適な計測精度
を有するガスメータを得ることができる。また、流路を
構成する部材の収容位置、及びそれ以外の部材(又は装
置)の収容位置を、それぞれ裏面及び表面に割り振るこ
とによって、組立及びメインテナンス性をさらに向上さ
せる。この結果、ガスメータの施工やメンテナンスが非
常に簡単になり、最終的にストダウンに結びつく。
【0059】なお、上述したように流路ブロックはモジ
ュール化されているので、この流路ブロックは例えば、
本実施形態のようなU字型流路を有するガスメータの
他、ストレートな流路を有するガスメータや逆U字型流
路を有するガスメータにも適用可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のガ
スメータによれば、着脱可能な対応する流路ブロックを
本体上の所定位置にセットするだけで、使用流量に応じ
て最適な計測精度を有するガスメータを簡単に得ること
ができる。また、流路ブロック及びガス流量を検出する
流量センサ32のそれぞれの収容部はガスメータのお互
い対向する裏面及び表面に開口部を有している。すなわ
ち、機能の全く異なる流量センサ及び流路を形成する流
路ブロックの各収容部を対向する面に分散的に配置する
ことにより、組立及びメインテナンス性を向上させる。
例えば、流量センサ32の装着時あるいは交換時には、
裏面の流路に関連する箇所には触れることがないので、
組立作業が確実にでき作業時間も短縮できるようにな
る。
【0061】請求項2記載のガスメータによれば、ガス
メータの裏面には、請求項1で記載したように流路ブロ
ック収容部の開口部が形成されており、これに対向する
表面には、遮断装置収容部25、電子回路ユニット収容
部24及び電池収容部14A、請求項1で記載したよう
に流量センサ収容部の開口部が形成されている。すなわ
ち、流路を構成する部材の収容位置、及びそれ以外の部
材(又は装置)の収容位置を、それぞれ裏面及び表面に
分けることによって、組立及びメインテナンス性をさら
に向上させる。例えば、裏面には流路に関連する部材の
みしか割り当てられていないので、裏面組立時に該当部
品の選別ミスが少なくなる。また、組立後に所望の流路
ブロックに変更したいときにも、裏面だけに集中して作
業すればよく、作業の確実性が向上する。
【0062】請求項3記載の発明によれば、カバー19
の装着により、本体上に形成された溝状流路が密閉され
ガス流路26aの一部を形成する共に、本体上の所定位
置に装着された流路ブロックが本体上に固定される。換
言すれば、溝状流路を密閉するカバー19の本体への装
着を利用して、流路ブロックを本体に固定するので、流
路ブロック固定のための専用固定部材が不要となる。ま
た、所望の流路ブロックを装着後、本体をカバー19で
覆うだけで流路に関連する組立が完成するので、所望の
性能を持つガス流路26aを得るための工数も負担には
ならない。
【0063】請求項4記載のガスメータによれば、前面
カバー13は、電子回路ユニット収容部24及び電池収
容部14Aの開口部が形成されているガスメータ本体の
表面を覆うので、電子回路ユニット収容部24と表示部
15aとの電気的接続が容易である。また、電池収容部
14Aに収容する電池の交換も容易である。
【0064】請求項5記載のガスメータによれば、流路
ブロックの整流板31Aにより、ここより上流側での配
管や流路形状の影響を除去することができる。すなわ
ち、流路ブロックの外形は同じでも、求められる測定精
度に対応させて整流板31Aの数、間隔等調整すること
によって、所望の測定精度を得ることが可能になる。ま
た、流路ブロックの口径を調整することによっても、測
定精度を調整することが可能になる。さらに、流路ブロ
ックの複数のスペーサ33により、ガスに含まれる異物
やダストを除去したり、流れの中に発生した渦を細かく
砕き流速分布を一様にすることにより、測定精度を安定
させることができるようになる。
【0065】請求項6記載のガスメータによれば、流量
センサ32は所定の流量センサ収容部22にネジ止めに
よって固定されるので、例えば、上記流路ブロックの変
更に伴う測定流量に最適な流量センサ32に交換する際
の交換作業等が非常に容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスメータに関わる概略構成を示す説
明図である。
【図2】図2(A)は、本発明のガスメータの実施形態
を示す前方平面図である。図2(B)は、図2(A)の
ガスメータの側面図である。
【図3】図2(B)のガスメータの側断面図である。
【図4】図2(A)において、ケース及び電池蓋を取り
外した際の前方平面図である。
【図5】図2の後方平面図である。
【図6】図6(A)は、図4のAA線断面図である。図
6(B)は、図4のBB線断面図である。図6(C)
は、図5のCC線断面図である。
【図7】図7(A)は整流格子を上流側からみた平面図
である。図7(B)は図7(A)をF方向からみた平面
図である。図7(C)は図7(A)をG方向からみた平
面図である。図7(D)は、図7(B)のDD線断面図
である。
【図8】図8(A)はスペーサを上流側からみた平面図
である。図8(B)は図8(A)をH方向からみた平面
図である。図8(C)は図8(A)をI方向からみた平
面図である。図7(D)は、図8(A)のDD線断面図
である。
【符号の説明】
1 ガスメータ 12 流出口 13 ケース(前面カバー) 14 電池蓋 14A 電池収容部 15 表示窓 15A 表示素子部 15B 基板 17A 遮断弁駆動装置 17B 遮断弁 18 本体 19 カバー 21 流量計測部 31 整流格子 31A 整流板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 賢知 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 牛嶋 一博 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器株 式会社内 (72)発明者 高岡 浩幸 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器株 式会社内 Fターム(参考) 2F030 CC13 CF05 CF11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給源に接続される流入口とガス消
    費源側に接続される流出口との間を連通するガス流路を
    通過するガス流量を検出する流量センサを含み、各部を
    構成するモジュールパーツの組み合わせにより、様々な
    号数に対応するようにしたガスメータであって、 前記ガス流路の所定位置に着脱可能であり、装着されて
    前記ガス流路の一部を構成し、前記流量センサによって
    検出されるガス流量の計測精度を所定の計測精度に設定
    する流路ブロックと、 前記ガス流路の前記所定位置に形成され、前記ガスメー
    タの裏面に開口部を有する、前記流路ブロックを収容す
    る流路ブロック収容部と、 前記裏面に対向する表面に開口部を有し、前記流量セン
    サを流路ブロック収容部に対向する所定位置に収容する
    流量センサ収容部と、 を備え、 前記流路ブロックが前記流路ブロック収容部に装着さ
    れ、前記流量センサが前記流量センサ収容部に固定され
    た際には、前記流量センサの測定面が、前記流路ブロッ
    クにより形成される前記ガス流路に暴露するようにした
    ことを特徴とするガスメータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガスメータにおいて、 前記ガスメータは、前記ガス流路を通過するガスのガス
    圧を計測する圧力センサ及び前記流路を遮断する遮断弁
    を有する流路遮断装置を収容する遮断装置収容部と、前
    記流量センサ及び圧力センサによる計測信号を処理し
    て、ガス流量算出及び遮断弁制御をする制御部を含む電
    子回路ユニットを収容する電子回路ユニット収容部と、
    各部に所定の駆動電源を供給する電池が収容される電池
    収容部とを備えており、 前記表面には、前記遮断装置収容部、電子回路ユニット
    収容部及び電池収容部それぞれの開口部がさらに形成さ
    れていることを特徴とするガスメータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2いずれか記載のガスメー
    タにおいて、 前記裏面を覆うように装着されて、前記流路ブロック収
    容部に装着された前記流路ブロックを固定すると共に、
    前記裏面に形成された所定の深さの溝状流路を密閉する
    ように覆って前記ガス流路の一部を形成するカバーをさ
    らに備えることを特徴とするガスメータ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のガスメータにおいて、 前記表面を覆うように装着されて、前記制御部により算
    出されたガス流量を表示する表示部及び前記電池収容部
    に対応する位置に設けられた電池交換口が形成された前
    面カバーをさらに備えることを特徴とするガスメータ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のガスメータにおいて、 前記流路ブロックは、 前記計測精度に対応した所定の口径を有する断面凹状の
    流路本体部と、 この本体部の内壁に固定されて配設され、前記流量セン
    サの測定面上を流れるガスの流れを整流する整流板を含
    む整流格子と、 この整流格子を挟むように装着される流れ方向に略直交
    に配設されたメッシュを有する複数のスペーサと、 から構成されることを特徴とするガスメータ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれか記載のガスメータ
    において、 前記流量センサは、前記流量センサ収容部にネジ止めに
    よって固定されることを特徴とするガスメータ。
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