JP2002162061A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002162061A
JP2002162061A JP2000357298A JP2000357298A JP2002162061A JP 2002162061 A JP2002162061 A JP 2002162061A JP 2000357298 A JP2000357298 A JP 2000357298A JP 2000357298 A JP2000357298 A JP 2000357298A JP 2002162061 A JP2002162061 A JP 2002162061A
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JP
Japan
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air conditioner
wall surface
housing
outer shape
exterior plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000357298A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Ogawa
豊 小川
Kazuhide Eguchi
和秀 江口
Yasuhei Yamaguchi
泰平 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機において、外装板分割部の構成を
補助フレーム及び取り付けねじ無しで構成し、取り付け
ねじの結露防止と機内有効スペースの増大を目的とす
る。 【解決手段】 パッキンを外装板分割部の外装板が互い
に向き合う隙間に挿入し、補助フレームと取り付けねじ
を廃止することにより、上記効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルなどの空気調
和を行う空気調和機の筐体にかかわり、詳しくはその筐
体の壁面となる外装板の組付け側面部位の熱流遮断に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気調和機の筐体につい
て図2を参照しながら説明する。
【0003】主骨101を骨組みしたフレームに機内と
機外間の空気の流通と熱流の遮断をする外装板103を
取りつけて筐体を構成し、その内部には空調空気を生成
する送風装置104、熱交換器105、フィルター10
6等を配置させている。外装板103は空気調和機の大
きさに応じて、一般に筐体の各壁面を複数個に分割され
たものを組み付けに際しその組付けの側面部位は気密性
を持たせるために補助フレーム107にパッキン108
を介して取り付けねじ109で締結している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の外装
板の組付け構造では、フレームに締結する取り付けねじ
は機内温度域と機外温度域を貫通しているため、冷房運
転時に機内域の冷気で冷却されてねじ頭に結露が発生し
て床面を濡らし清掃管理の繁雑さと共に、使用部材の腐
食による耐久性に課題があった。また補助フレームは筐
体の各壁面の開口を多数個に区画することになり、一区
画の有効面積が小さくなって筐体に配置される機能機器
の大きさによっては据付、搬出に際し制限を受けるとい
う課題があった。
【0005】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、取り付けねじによる結露とそれに伴う腐蝕
と筐体側面の一区画面積の減少を解消することができる
空気調和機の筐体を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
空気調和機は、空調装置が収容された空気調和機の筐体
の壁面が、一対の対向板の間に断熱材を充填して所定厚
の2重壁とし、かつ、前記壁面の外形を複数に分割する
外装板で構成されている空気調和機の筐体において、前
記外装板の対峙する側面部位に気密性と断熱性を有する
弾性パッキングを介在させて前記壁面の外形を形成する
筐体を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の本発明の空気調和機は、空
調装置が収容された空気調和機の箱型筐体の壁面が、一
対の対向板の間に断熱材を充填して所定厚の2重壁と
し、かつ、前記壁面の外形を複数に分割する外装板と、
前記壁面の周縁に沿って前記箱型筐体の各稜線を連接し
て形成した主フレームとで構成される空気調和機の筐体
にあって、前記外装板の対峙する側面部位に気密性と断
熱性を有する弾性パッキングを介在させて前記壁面の外
形を形成する筐体を備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
空気調和機は、空調装置が収容された空気調和機の筐体
の壁面が、一対の対向板の間に断熱材を充填して所定厚
の2重壁とし、かつ、前記壁面の外形を複数に分割する
外装板で構成されている空気調和機の筐体において、前
記外装板の対峙する側面部位に気密性と断熱性を有する
弾性パッキングを介在させて前記壁面の外形を形成する
筐体を備えているため、機器内側及び外側の空気の遮断
と熱流の遮断をする外装板の互いに向き合う分割面に気
密性を保持するパッキンを配置したものとなり、外装板
分割部の取り付けねじと補助フレームが無いので、その
取り付けねじによる結露と冷房エネルギーの浪費を防止
でき、補助フレームによる機内有効スペースの減少も発
生しない。
【0009】本発明の第2の実施による空気調和装置
は、空調装置が収容された空気調和機の箱型筐体の壁面
が、一対の対向板の間に断熱材を充填して所定厚の2重
壁とし、かつ、前記壁面の外形を複数に分割する外装板
と、前記壁面の周縁に沿って前記箱型筐体の各稜線を連
接して形成した主フレームとで構成される空気調和機の
筐体にあって、前記外装板の対峙する側面部位に気密性
と断熱性を有する弾性パッキングを介在させて前記壁面
の外形を形成する筐体を備えているため、機器内側及び
外側の空気の遮断と熱流の遮断をする外装板の互いに向
き合う分割面に気密性を保持するパッキンを配置したも
のとなり、外装板分割部の取り付けねじと補助フレーム
が無いので、その取り付けねじによる結露と冷房エネル
ギーの浪費を防止でき、補助フレームによる機内有効ス
ペースの減少も発生しない。
【0010】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0011】
【実施例】図1に示すように、フィルターブロック1、
コイルブロック2、及びファンブロック3により空気調
和機を構成している。簡単に運転状態を空気の流れに沿
って説明すると、空調されるべき空気は屋内或いは屋外
よりダクト等を通ってRA開口4より機内に入り、フィ
ルターブロック1内にあるフィルター5を通過し塵埃等
を除去し、コイルブロック内にある熱交換器(コイル)
6及び加湿器7により冷房、暖房、加湿、除湿等を行
う。次に空気の搬送をするファン8を通ってSA開口9
よりダクト等を介して屋内に運ばれる。このような空気
の流れにおいて、以下のような構成とする。
【0012】分割部において互いに向き合う配置の外装
板10は、2枚の鋼鈑11により挟まれ、周縁部にサイ
ドモール12を配置し内部に充填される硬質室発泡ウレ
タン等の断熱材13を封じ込んでいる。この外装板10
は一般的に用いられるものであるが、2枚の鋼鈑11に
0.6mm厚さを用い外装板の厚さを30mmとした仕
様のものでは、曲げ強さ(断面2次モーメントx縦弾性
係数)を実測してみると、1000mm幅当たり2.5
x10(7乗)(kg・cm2)となり、従来空気調和
機のメインフレームに良く用いられるJIS3192に
定められる等辺山形鋼の曲げ強さはL50x50x4t
で1.9x10(7乗)と比較しても補助フレーム無し
でも十分に機内機外の圧力差や運転振動さらには機器の
運送搬入にも耐えうるものである。パッキン14は弾力
性と断熱性を兼ね備えたスポンジゴムや発泡ポリエチレ
ン等の材料で、外装板10の分割部に挿入されているが
外装板10がフレーム15にフレームパッキン16を挟
み込み、固定ねじ17により固定される時、パッキン1
4に気密性能を満たす適切な加圧をしながら固定される
ように、外装板10の分割部隙間寸法が設定されてい
る。
【0013】上記構成においてパッキン14は外装板1
0の隙間に加圧挿入されているので、取り付けねじや、
補助フレーム無しに気密性を保持することができ、取り
付けねじの結露や補助フレームによる有効スペ―スの減
少も無い。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、結露の原因になる取り付けねじ及び、有効
スペースを減少させる補助フレームを持たずに気密性を
得ることができるので、耐結露性能が高く、コンパクト
で製造コストの低い空気調和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の外装板分割部詳細を示す断
面図
【図2】従来の空気調和機の外装板分割部詳細を示す断
面図
【符号の説明】
1 フィルターブロック 2 コイルブロック 3 ファンブロック 4 RA開口 5 フィルター 6 熱交換器(コイル) 7 加湿器 8 ファン 9 SA開口 10 外装板 11 鋼鈑 12 サイドモール 13 断熱材 14 パッキン 15 フレーム 16 フレームパッキン 17 取り付けねじ 101 フレーム 103 外装板 104 ファン 105 熱交換器 106 フィルター 107 補助フレ−ム 108 パッキン 109 取り付けねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 泰平 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 Fターム(参考) 3L051 BG03 BH02 BJ05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調装置が収容された空気調和機の筐体
    の壁面が、一対の対向板の間に断熱材を充填して所定厚
    の2重壁とし、かつ、前記壁面の外形を複数に分割する
    外装板で構成されている空気調和機の筐体において、前
    記外装板の対峙する側面部位に気密性と断熱性を有する
    弾性パッキングを介在させて前記壁面の外形を形成する
    筐体を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 空調装置が収容された空気調和機の箱型
    筐体の壁面が、一対の対向板の間に断熱材を充填して所
    定厚の2重壁とし、かつ、前記壁面の外形を複数に分割
    する外装板と、前記壁面の周縁に沿って前記箱型筐体の
    各稜線を連接して形成した主フレームとで構成される空
    気調和機の筐体にあって、前記外装板の対峙する側面部
    位に気密性と断熱性を有する弾性パッキングを介在させ
    て前記壁面の外形を形成する筐体を備えたことを特徴と
    する空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102705968A (zh) * 2011-02-10 2012-10-03 特洛克斯有限责任公司 容纳空调和/或通风设备组件的长方体形尤其是立方体形的外壳
JP7360930B2 (ja) 2019-12-25 2023-10-13 クボタ空調株式会社 空気調和機のフレーム
JP7360931B2 (ja) 2019-12-25 2023-10-13 クボタ空調株式会社 空気調和機のケーシング

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CN102705968A (zh) * 2011-02-10 2012-10-03 特洛克斯有限责任公司 容纳空调和/或通风设备组件的长方体形尤其是立方体形的外壳
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