JP2002161847A - アミューズメント風車およびアミューズメント風車システム - Google Patents

アミューズメント風車およびアミューズメント風車システム

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JP2002161847A
JP2002161847A JP2000361598A JP2000361598A JP2002161847A JP 2002161847 A JP2002161847 A JP 2002161847A JP 2000361598 A JP2000361598 A JP 2000361598A JP 2000361598 A JP2000361598 A JP 2000361598A JP 2002161847 A JP2002161847 A JP 2002161847A
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amusement
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windmill
hand
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JP2000361598A
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Atsushi Matsuo
淳 松尾
Kenji Nakamichi
憲治 中道
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • G09F13/30Illuminated signs; Luminous advertising with moving light sources, e.g. rotating luminous tubes
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 付加価値としてのアミューズメント性を風車
に持たせること。 【解決手段】 第1翼121 、第2翼122 、第3翼1
3 に沿ってそれぞれ設けられた複数の発光ダイオード
と、残像効果による時計の長針40および短針50を形
成するために、複数の発光ダイオードの同期発光制御を
行う同期トリガ発信器30とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレード(回転
翼)を有する発電用風車にアミューズメント性を付加価
値として持たせたアミューズメント風車に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在、日本各地に設置されている風車の
多くは、純粋な売電事業用や試験研究用として稼働して
いる。また、地方公共団体では、公共施設内に発電用の
風車を設置し、当該公共施設内の電力を風力発電により
まかなうと共に、風車にシンボルや記念塔等の付加価値
を付けている例が見受けられる。
【0003】以下に、日本各地の公園等に設置されてい
る主な風車について列挙する。 <設置年><定格出力><台数><設置者> <用途> 1993 100kw 1 石川県松任市 海浜公園内施設用電源 1996 300kw 1 静岡県 御前崎町公園内施設用電源
【0004】図10は、従来の風車の外観構成を示す図
である。この図に示した風車は、風力エネルギーにより
発電を行う発電用風車であり、タワー1と、タワー1の
先端部に取り付けられたナセル2と、ナセル2のロータ
軸に取り付けられ3翼を有するブレード3とから構成さ
れている。
【0005】上記構成において、風力エネルギーがブレ
ード3に付与されると、ブレード3が回転する。これに
より、ナセル2内で風力エネルギーが機械的動力エネル
ギーに変換された後、この機械的動力エネルギーが発電
機により電気エネルギーに変換され電力が発生する。こ
の電力は、タワー1内の電力ラインを介して、外部の電
力系統へ供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、従来の発電用の風車においては、発電という主た
る目的以外に、シンボルといった付加価値性が重要な意
味合いを持つ場合が多い。しかしながら、上記付加価値
性は、風車の美しい外観や、自然エネルギーといったイ
メージから生まれる受動的なものであり、設計段階で積
極的に加えられるものではない。このことから、従来の
風車は、アミューズメント性といった積極的な要素が乏
しく、人々を引きつける決め手に欠けるという問題があ
った。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
付加価値としてのアミューズメント性を風車に持たせる
ことができるアミューズメント風車を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明は、翼に沿ってそれぞれ設け
られた複数の光源と、残像効果による時計の長針短針を
形成するために、前記複数の光源の同期発光制御を行う
制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、残像効果により時計の
長針短針を形成するようにしたので、付加価値としての
アミューズメント性を風車に持たせることができる。
【0010】また、請求項2にかかる発明は、翼に沿っ
てそれぞれ設けられ、異なる波長の光で発光する複数の
蛍光手段と、異なる波長を有する同期光を回転中の前記
翼に向けて投光する同期発光光源とを備えたことを特徴
とする。
【0011】この発明によれば、翼の蛍光手段に同期光
を投光するようにしたので、残像効果により絵、文字、
キャラクタ等様々なものが表現可能であるため、付加価
値としてのアミューズメント性を風車に持たせることが
できる。
【0012】また、請求項3にかかる発明は、翼に沿っ
てそれぞれ設けられ、異なる波長の光で反射する複数の
反射手段と、異なる波長を有する同期光を回転中の前記
翼に向けて投光する同期発光光源とを備えたことを特徴
とする。
【0013】この発明によれば、翼の反射手段に同期光
を投光するようにしたので、残像効果により絵、文字、
キャラクタ等様々なものが表現可能であるため、付加価
値としてのアミューズメント性を風車に持たせることが
できる。
【0014】また、請求項4にかかる発明は、請求項3
に記載のアミューズメント風車において、前記同期発光
光源は、残像が干渉するタイミングで、一方の波長の同
期光の発光を停止することを特徴とする。
【0015】この発明によれば、残像が干渉するタイミ
ングで一方の波長の同期光を停止するようにしたので、
残像表現力を高めることができ、付加価値としてのアミ
ューズメント性をさらに高めることができる。
【0016】また、請求項5にかかる発明は、請求項2
〜4のいずれか一つに記載のアミューズメント風車にお
いて、前記蛍光手段または前記反射手段の長さによっ
て、残像効果による時計の長針短針を形成することを特
徴とする。
【0017】この発明によれば、残像効果により時計の
長針短針を形成するようにしたので、付加価値としての
アミューズメント性を風車に持たせることができる。
【0018】また、請求項6にかかる発明は、請求項1
〜5のいずれか一つに記載のアミューズメント風車にお
いて、前記翼には、同期発光する複数色の複数の光源が
設けられていることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、同期発光する複数色の
複数の光源を設けたことにより、残像効果により色彩豊
かな様々なものが表現可能であるため、付加価値として
のアミューズメント性をさらに高めることができる。
【0020】また、請求項7にかかる発明は、翼に沿っ
てそれぞれ設けられた複数の光源と、残像効果による絵
文字を形成するために、前記複数の光源の同期発光制御
を行う制御手段とから構成された複数のアミューズメン
ト風車と、前記複数のアミューズメント風車間の発光を
制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】この発明によれば、残像効果により様々な
表現が可能な複数のアミューズメント風車を組み合わせ
ることにより、絵、文字、キャラクタの他、動画などの
表現にすぐれた付加価値の高いアミューズメント性を風
車に持たせることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にか
かるアミューズメント風車の実施の形態1〜4について
詳細に説明する。
【0023】(実施の形態1)図1は、本発明にかかる
実施の形態1の外観構成を示す図である。この図に示し
たアミューズメント風車は、風力エネルギーにより発電
を行う発電用風車であり、光の残像効果により時計機能
を実現する長針短針を出現させることでアミューズメン
ト性を高めた風車である。
【0024】同図に示したアミューズメント風車は、タ
ワー10と、タワー10の先端部に取り付けられたナセ
ル11と、ナセル11のロータ軸に取り付けられたブレ
ード12と、翼位置検出器20と、同期トリガ発信器3
0とから構成されている。ブレード12は、第1翼12
1 、第2翼122 および第3翼123 という3つの翼を
有しており、発光手段を備えている。
【0025】具体的には、図2に示したように第1翼1
1 には、エッジ部分に沿って直線状に複数の発光ダイ
オード13、13、・・・が配設されている。これらの複
数の発光ダイオード13、13、・・・は、後述する同期
トリガ発信器30により点滅制御される。図1に示した
第2翼122 および第3翼123 は、第1翼121 と同
一の構成とされている。すなわち、第2翼122 および
第3翼123 のそれぞれのエッジ部分には、複数の発光
ダイオードが直線状に配設されている。
【0026】図1に戻り、翼位置検出器20は、回転中
のブレード12における第1翼12 1 、第2翼122
よび第3翼123 のそれぞれの位置(位相)を検出し、
検出結果を同期トリガ発信器30へ渡す。具体的には、
翼位置検出器20は、時計の12時の位置を基準位置と
した場合、第1翼121 、第2翼122 および第3翼1
3 のそれぞれが基準位置を通過したとき、検出結果と
して図4に示した翼基準位置通過パルスを同期トリガ発
信器30へ出力する。同図に示した翼基準位置通過パル
スにおいて、「1」、「2」および「3」は、第1翼1
1 、第2翼122 および第3翼123 に対応してい
る。
【0027】同期トリガ発信器30は、翼位置検出器2
0からの翼基準位置通過パルスに基づいて、第1翼12
1 、第2翼122 および第3翼123 のそれぞれの複数
の発光ダイオードを同期発光させ、図1に示した時計の
長針40および短針50を残像形成するための発光パル
ス(トリガ信号)を複数の発光ダイオードへ出力する。
この発光パルスとしては、図4に示したように、第1翼
発光パルス、第2翼発光パルスおよび第3翼発光パルス
がある。
【0028】ここで、長針40を残像形成する場合に
は、図2に示した第1翼121 における全ての発光ダイ
オード13、13、・・・を発光させる。一方、短針50
を残像形成する場合には、第1翼121 における一部の
連続した発光ダイオード13、13、・・・を発光させ
る。他の第2翼122 および第3翼123 の場合も同様
である。
【0029】図4に示した第1翼発光パルスは、第1翼
121 の複数の発光ダイオード13、13、・・・を発光
させるためのパルスであり、短針用の発光パルスと長針
用の発光パルスとがある。短針用の発光パルスは、第1
翼121 における一部の連続した発光ダイオード13、
13、・・・を発光させるためのパルスである。一方、長
針用の発光パルスは、第1翼121 における全ての発光
ダイオード13、13、・・・を発光させるためのパルス
である。
【0030】第2翼発光パルスは、第2翼122 の複数
の発光ダイオードを発光させるためのパルスであり、短
針用の発光パルスと長針用の発光パルスとがある。短針
用の発光パルスは、第2翼122 における一部の連続し
た発光ダイオードを発光させるためのパルスである。一
方、長針用の発光パルスは、第2翼122 における全て
の発光ダイオードを発光させるためのパルスである。
【0031】第3翼発光パルスは、第3翼123 の複数
の発光ダイオードを発光させるためのパルスであり、短
針用の発光パルスと長針用の発光パルスとがある。短針
用の発光パルスは、第3翼123 における一部の連続し
た発光ダイオードを発光させるためのパルスである。一
方、長針用の発光パルスは、第3翼123 における全て
の発光ダイオードを発光させるためのパルスである。
【0032】次に、実施の形態1の動作について、図3
に示したフローチャートを参照しつつ説明する。図1に
おいて、ブレード12が回転している状態において、翼
位置検出器20からは、図4に示した翼基準位置通過パ
ルスが同期トリガ発信器30へ出力されている。この状
態において、図3に示したステップSA1では、同期ト
リガ発信器30は、タイマ(図示略)から現在の時刻を
検出する。
【0033】ステップSA2では、同期トリガ発信器3
0は、ステップSA1で検出された時刻(例えば、時刻
A:図4参照)が、予め設定されたライトアップ開始時
刻であるか否かを判断し、この場合、判断結果を「N
o」としてステップSA1の処理を実行する。ここで、
ライトアップ開始時刻とは、アミューズメント風車のラ
イトアップが開始される時刻をいう。
【0034】そして、ライトアップ開始時刻になると、
同期トリガ発信器30は、ステップSA2の判断結果を
「Yes」とする。ステップSA3では、同期トリガ発
信器30は、発光遅れ時間を決定する。ステップSA4
では、翼位置検出器20により翼基準位置が検出され、
検出結果として、翼基準位置通過パルスが同期トリガ発
信器30へ出力される。発光遅れ時間は、図4に示した
翼基準位置通過パルスと、第1翼発光パルス、第2翼発
光パルスおよび第3翼発光パルスとの位相差に相当す
る。
【0035】ステップSA5では、同期トリガ発信器3
0は、上記発光遅れ時間に基づいて、図4に示した第1
翼発光パルス、第2翼発光パルスおよび第3翼発光パル
スを、第1翼121 、第2翼122 および第3翼123
の複数の発光ダイオードへ出力する。これにより、図1
に示したように、光の残像効果により長針40および短
針50で構成される時計が出現する。
【0036】ステップSA6では、同期トリガ発信器3
0は、時刻を検出する。ステップSA7では、同期トリ
ガ発信器30は、ステップSA6で検出した時刻が変化
したか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」と
してステップSA4の処理を実行する。そして、図4に
示したように、時刻が時刻Aから時刻Bへ変化すると、
同期トリガ発信器30は、ステップSA7の判断結果を
「Yes」とする。
【0037】ステップSA8では、同期トリガ発信器3
0は、現在の時刻がライトアップ終了時刻であるか否か
を判断し、この場合、判断結果を「No」として、ステ
ップSA3の処理を実行する。なお、ステップSA8の
判断結果が「Yes」である場合、同期トリガ発信器3
0は、一連の動作を終了する。以後、ステップSA3以
降では、時刻の経過に伴って、発光遅れ時間が変化する
ことで、長針40および短針50が時計回りに回転す
る。
【0038】なお、実施の形態1において、長針40と
短針50とが干渉(一致)するタイミングでは、一方
(例えば、長針40)の発光を止めるように制御しても
よい。
【0039】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、残像効果により時計の長針短針を形成するようにし
たので、付加価値としてのアミューズメント性を風車に
持たせることができる。
【0040】(実施の形態2)さて、実施の形態1で
は、発光手段として、発光ダイオードを用いた例につい
て説明したが、発光ダイオードに代えて蛍光体(または
反射体)を用いてもよい。以下では、この場合を実施の
形態2として説明する。
【0041】図5は、本発明にかかる実施の形態2の外
観構成を示す図である。この図において、図1の各部に
対応する部分には同一の符号を付ける。図5において
は、図1に示したブレード12および同期トリガ発信器
30に代えて、ブレード60および同期トリガ発信器7
0が設けられている。また、図5においては、第1スポ
ットライト80Aおよび第2スポットライト80Bが新
たに設けられている。
【0042】ブレード60は、第1翼601 、第2翼6
2 および第3翼603 という3つの翼を有しており、
これらのうちの一つの翼に発光手段を備えている。具体
的には、図6に示したように第1翼601 には、エッジ
部分に沿って平行をなすように帯状の長針発光体65A
および短針発光体65Bがそれぞれ配設されている。長
針発光体65Aは、図5に示した第1の波長を有する第
1スポット光PAが照射された場合にのみ発光するとい
う性質を有しており、光の残像効果により、図1に示し
た長針40を形成する役目を担っている。
【0043】一方、短針発光体65Bは、長針発光体6
5Aよりも短く、光の残像効果により図1に示した短針
50を形成する役目を担っている。この短針発光体65
Bは、図5に示した第2の波長(第1の波長と異なる)
を有する第2スポット光PBが照射された場合にのみ発
光するという性質を有している。なお、図5に示した第
2翼602 および第3翼603 には、長針発光体および
短針発光体が配設されいない。
【0044】同期トリガ発信器70は、翼位置検出器2
0からの翼基準位置通過パルスに基づいて、後述する第
1スポットライト80Aおよび第2スポットライト80
Bを同期発光させ、図1に示したように時計の長針40
および短針50を残像形成するための発光パルス(トリ
ガ信号)を第1スポットライト80Aおよび第2スポッ
トライト80Bへ出力する。
【0045】この発光パルスとしては、図7に示したよ
うに、第1外部発光パルス、第2外部発光パルスがあ
る。第1スポットライト80Aは、ブレード60に対し
て第1スポット光PAを投光するためのライトである、
第2スポットライト80Bは、ブレード60に対して第
2スポット光PBを投光するためのライトである。
【0046】ここで、長針40(図1参照)を残像形成
する場合には、第1スポットライト80Aをオンにし
て、長針発光体65Aを発光させる。一方、短針50
(図1参照)を残像形成する場合には、第2スポットラ
イト80Bをオンにして、短針発光体65Bを発光させ
る。
【0047】図7に示した第1外部発光パルスは、第1
スポットライト80Aの点灯のトリガとして利用され、
第1翼601 の長針発光体65Aを発光させるためのパ
ルスである。第2外部発光パルスは、第2スポットライ
ト80Bの点灯のトリガとして利用され、第1翼601
の短針発光体65Bを発光させるためのパルスである。
【0048】次に、実施の形態2の動作について、図3
に示したフローチャートを参照しつつ説明する。図5に
おいて、ブレード60が回転している状態において、翼
位置検出器20からは、図7に示した翼基準位置通過パ
ルスが同期トリガ発信器70へ出力されている。この状
態において、図3に示したステップSA1では、同期ト
リガ発信器70は、タイマ(図示略)から現在の時刻を
検出する。
【0049】ステップSA2では、同期トリガ発信器7
0は、ステップSA1で検出された時刻が、予め設定さ
れたライトアップ開始時刻であるか否かを判断し、この
場合、判断結果を「No」としてステップSA1の処理
を実行する。
【0050】そして、ライトアップ開始時刻(例えば、
時刻A:図7参照)になると、同期トリガ発信器70
は、ステップSA2の判断結果を「Yes」とする。ス
テップSA3では、同期トリガ発信器70は、発光遅れ
時間を決定する。ステップSA4では、翼位置検出器2
0により翼基準位置が検出され、検出結果として、翼基
準位置通過パルスが同期トリガ発信器70へ出力され
る。発光遅れ時間は、図7に示した翼基準位置通過パル
スと、第1外部発光パルスおよび第2外部発光パルスと
の位相差に相当する。
【0051】ステップSA5では、同期トリガ発信器7
0は、上記発光遅れ時間に基づいて、図7に示した第1
外部発光パルスおよび第2外部発光パルスを第1スポッ
トライト80Aおよび第2スポットライト80Bへ出力
する。これにより、図7に示しパルス立ち上がりタイミ
ングで、第1スポットライト80Aおよび第2スポット
ライト80Bがそれぞれ点灯され、第1スポット光PA
および第2スポット光PBがブレード60に投光され
る。これにより、図6に示した長針発光体65Aおよび
短針発光体65Bが発光することで、光の残像効果によ
り図1に示した長針40および短針50で構成される時
計が出現する。
【0052】ステップSA6では、同期トリガ発信器7
0は、時刻を検出する。ステップSA7では、同期トリ
ガ発信器70は、ステップSA6で検出した時刻が変化
したか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」と
してステップSA4の処理を実行する。そして、図7に
示したように、時刻が時刻Aから時刻Bへ変化すると、
同期トリガ発信器70は、ステップSA7の判断結果を
「Yes」とする。
【0053】ステップSA8では、同期トリガ発信器7
0は、現在の時刻がライトアップ終了時刻であるか否か
を判断し、この場合、判断結果を「No」として、ステ
ップSA3の処理を実行する。なお、ステップSA8の
判断結果が「Yes」である場合、同期トリガ発信器7
0は、一連の動作を終了する。以後、ステップSA3以
降では、時刻の経過に伴って、発光遅れ時間が変化する
ことで、長針40および短針50が時計回りに回転す
る。
【0054】なお、実施の形態2において、長針40と
短針50とが干渉(一致)するタイミングでは、一方
(例えば、長針40)の発光を止めるように制御しても
よい。
【0055】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、翼の蛍光手段(長針発光体65A、短針発光体65
B)に同期光を投光するようにしたので、残像効果によ
り様々なもの(時計の長針短針)が表現可能であるた
め、付加価値としてのアミューズメント性を風車に持た
せることができる。
【0056】(実施の形態3)さて、実施の形態1およ
び2では、1台のアミューズメント風車の例について説
明したが、複数台のアミューズメント風車を設けて、こ
れらのアミューズメント風車間の発光制御を行うように
してもよい。以下では、この場合を実施の形態3として
説明する。
【0057】図8は、本発明にかかる実施の形態3の構
成を示す図である。この図に示したアミューズメント風
車システムは、4台のアミューズメント風車901 〜9
4と、翼位置検出器1001 〜1004 と、同期トリ
ガ発信器1101 〜1104と、風車間発光制御装置1
20とから構成されている。
【0058】アミューズメント風車901 〜904 のそ
れぞれは、実施の形態1または2で説明したアミューズ
メント風車に相当する。風車間発光制御装置120は、
風車間の発光制御を行う。
【0059】また、実施の形態3によれば、残像効果に
より様々な表現が可能な複数のアミューズメント風車9
1 〜90n を組み合わせることにより、付加価値とし
てのアミューズメント性を風車に持たせることができ
る。特に、整列した複数の風車を連続して使用すること
によって近づいたり遠ざかったりする動画手法の表現に
は迫力があって好適である。
【0060】(実施の形態4)さて、前述した実施の形
態1では、図2に示したように、長針短針を形成するた
めの複数の発光ダイオード13、13、・・・を第1翼1
1 (第2翼122 および第3翼123 も同様)に配設
した例について説明したが、長針短針以外にも絵、文
字、キャラクタ等様々な模様を残像や光で形成するよう
にしてもよい。以下では、この場合を実施の形態4とし
て説明する。
【0061】図9は、本発明にかかる実施の形態4の構
成を示す図である。この図において、図2の各部に対応
する部分には同一の符号を付ける。図9では、図2に示
した複数の発光ダイオード13、13、・・・に代えて、
複数の発光ダイオード1401〜140n が設けられて
いる。また、図9では、図2に示した同期トリガ発信器
30に代えて、同期トリガ発信器130が設けられてい
る。
【0062】同期トリガ発信器130は、複数の発光ダ
イオード1401 〜140n へ供給するパルスを制御す
ることにより、様々な模様を出現させる。なお、実施の
形態4では、アミューズメント性をさらに高めるために
複数の発光ダイオード140 1 〜140n は、複数色の
発光が可能であるものを用いてもよい。
【0063】以上説明したように、実施の形態4によれ
ば、同期発光する複数色の複数の光源(発光ダイオード
1401 〜140n)を設けたことにより、残像効果に
より色彩豊かな様々なものが表現可能であるため、付加
価値としてのアミューズメント性をさらに高めることが
できる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、5にか
かる発明によれば、残像効果により時計の長針短針を形
成するようにしたので、付加価値としてのアミューズメ
ント性を風車に持たせることができるという効果を奏す
る。
【0065】また、請求項2にかかる発明によれば、翼
の蛍光手段に同期光を投光するようにしたので、残像効
果により様々なものが表現可能であるため、付加価値と
してのアミューズメント性を風車に持たせることができ
るという効果を奏する。
【0066】また、請求項3にかかる発明によれば、翼
の反射手段に同期光を投光するようにしたので、残像効
果により様々なものが表現可能であるため、付加価値と
してのアミューズメント性を風車に持たせることができ
るという効果を奏する。
【0067】また、請求項4にかかる発明によれば、残
像が干渉するタイミングで一方の波長の同期光を停止す
るようにしたので、残像表現力を高めることができ、付
加価値としてのアミューズメント性をさらに高めること
ができるという効果を奏する。
【0068】また、請求項6にかかる発明によれば、同
期発光する複数色の複数の光源を設けたことにより、残
像効果により色彩豊かな様々なものが表現可能であるた
め、付加価値としてのアミューズメント性をさらに高め
ることができるという効果を奏する。
【0069】また、請求項7にかかる発明によれば、残
像効果により様々な表現が可能な複数のアミューズメン
ト風車を組み合わせることにより、絵、文字、キャラク
タの他、動画などの表現にすぐれた付加価値の高いアミ
ューズメント性を風車に持たせることができるという効
果を奏する。さらに以上述べたアミューズメント風車の
ディスプレイ用電源は、風車の発電電力を利用できるの
で、他の補助電源は一切不要となり風車の立地条件を選
ばなくてよいというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態1の外観構成を示す
図である。
【図2】図1に示した第1翼121 の構成を示す斜視図
である。
【図3】同実施の形態1および2の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図4】同実施の形態1で用いられる各種パルスの位相
関係を示す図である。
【図5】本発明にかかる実施の形態2の外観構成を示す
図である。
【図6】図4に示した第1翼651 の構成を示す斜視図
である。
【図7】同実施の形態2で用いられる各種パルスの位相
関係を示す図である。
【図8】本発明にかかる実施の形態3の構成を示す図で
ある。
【図9】本発明にかかる実施の形態4の構成を示す図で
ある。
【図10】従来の風車の外観構成を示す図である。
【符号の説明】
12 ブレード 13 発光ダイオード 30 同期トリガ発信器 65A 長針発光体 65B 短針発光体 80A 第1スポットライト 80B 第2スポットライト 901 〜90n アミューズメント風車 120 風車間発光制御装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翼に沿ってそれぞれ設けられた複数の光
    源と、 残像効果による時計の長針短針を形成するために、前記
    複数の光源の同期発光制御を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とするアミューズメント風車。
  2. 【請求項2】 翼に沿ってそれぞれ設けられ、異なる波
    長の光で発光する複数の蛍光手段と、 異なる波長を有する同期光を回転中の前記翼に向けて投
    光する同期発光光源と、 を備えたことを特徴とするアミューズメント風車。
  3. 【請求項3】 翼に沿ってそれぞれ設けられ、異なる波
    長の光で反射する複数の反射手段と、 異なる波長を有する同期光を回転中の前記翼に向けて投
    光する同期発光光源と、 を備えたことを特徴とするアミューズメント風車。
  4. 【請求項4】 前記同期発光光源は、残像が干渉するタ
    イミングで、一方の波長の同期光の発光を停止すること
    を特徴とする請求項3に記載のアミューズメント風車。
  5. 【請求項5】 前記蛍光手段または前記反射手段の長さ
    によって、残像効果による時計の長針短針を形成するこ
    とを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載のア
    ミューズメント風車。
  6. 【請求項6】 前記翼には、同期発光する複数色の複数
    の光源が設けられていることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか一つに記載のアミューズメント風車。
  7. 【請求項7】 翼に沿ってそれぞれ設けられた複数の光
    源と、残像効果による絵文字を形成するために、前記複
    数の光源の同期発光制御を行う制御手段とから構成され
    た複数のアミューズメント風車と、 前記複数のアミューズメント風車間の発光を制御する制
    御手段と、 を備えたことを特徴とするアミューズメント風車システ
    ム。
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