JP2002160346A - ウェブファンアウト制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上記のような従来技術における欠点を取り除
いて、ウェブのファンアウトを検出し修正するための、
印刷機およびその方法を提供する。 【解決手段】 版胴に、第１の回転可能な区分が設けら
れており、該第１の回転可能な区分が、表面における中
央印像領域と、第１の端部と、第２の端部とを有してお
り、前記中央印像領域が、前記第１の端部および前記第
２の端部よりも大きい半径を有しており、第１のシェル
と第２のシェルとが設けられており、前記第１のシェル
と前記第２のシェルとが、表面に印像領域を有しており
かつ前記中央印像領域に対して軸方向に可動である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、概して、ウェブ印
刷機、特に、ウェブファンアウトの影響を最小限にする
ための方法および装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】平版ウェブ印刷機は、通常、紙等の材料
のウェブ上に４色を印刷する。ウェブは、印刷ユニット
のブランケット胴を通過しながら湿り、このことは、ウ
ェブの膨張につながる可能性がある。版胴の軸方向への
ウェブの膨張は、ウェブファンアウトとして知られてい
る。ファンアウトが生ずると、印刷またはウェブ上の印
像は、ウェブが第１のユニットを通過しながら、僅かに
膨張する。第２の印刷ユニットは、ウェブの印像または
印刷に対して適切に見当合わせされる必要があり、これ
により、例えば、第１の印刷ユニットによって既に印刷
された印像上に第２の色が所望のように提供される。

【０００３】第１の印刷ユニットによって印刷された印
像はファンアウトを受けるので、第２またはそれに続く
印刷ユニットが適切に見当合わせされない虞があり、こ
のことは、印像の見当合わせ誤りにつながる可能性があ
る。

【０００４】幾つかの印刷用途のために、マルチプレー
ト式版胴が用いられる。これらの版胴は、軸方向に間隔
をおいて配置された複数の版板を有している。各版板の
適切な見当合わせのために、版板は、互いに個別に可動
であってよい。

【０００５】米国特許第４２０７８１５号明細書の趣旨
は、２つの版板を備えた版胴を開示することである。１
つの版板が直径の大きい区分に取り付けられ、別の版板
が、直径の大きい区分に対して、回転可能でかつ軸方向
に可動であるチューブに取り付けられる。チューブは、
段部を有したシャフトに締結されている。版板の軸方向
および周方向の見当合わせを設定するために、はすば歯
車が提供されている。この装置は、複雑な二重直径の版
胴と複雑な歯車構造とを必要とし、さらに、２つの版板
構成にのみ適用可能である。

【０００６】前記米国特許第４２０７８１５号明細書の
装置は、センサが、ウェブの種々異なる区分、例えば、
ウェブの前面と裏面とを読み取るために存在していない
という不都合をも有している。この装置は、さらに、複
雑なはすば歯車機構がシェルの周方向および横方向の移
動を制御しており、したがって、装置を修理するのがよ
り困難でかつより多くの時間が費やされるという不都合
を有している。

【０００７】米国特許第５３８３３９３号明細書の趣旨
は、多色平版輪転印刷機を開示することであり、この印
刷機は、紙ウェブの走行ラインに沿って配置された複数
の印刷区分と、複数の見当調節手段と、紙引っ張り手段
と、複数の幅調節手段とから構成されている。印刷区分
それぞれは、少なくとも１つの分割された版胴を有して
おり、版胴の分割された区分は軸方向および/または周
方向に別個に移動される。前記米国特許第５３８３３９
３号明細書は、さらに、印刷区分の分割された版胴それ
ぞれに機械的に結合された見当調節手段を開示しており
かつ、印刷区分それぞれにより紙ウェブ上に印刷された
線および印像を検出するためのセンサに接続された制御
ユニットに応答して、分割された区分を作動させるため
の調節機構を含んでいる。

【０００８】前記米国特許第５３８３３９３号明細書の
装置は、複数のセンサが種々異なる場所においてウェブ
を読みとるために存在しておらず、したがって、ファン
アウトの確定が妨害されるという不都合を有している。
さらに、この装置は、第３のシェルを有しておらず、し
たがって、ウェブの種々異なるファンアウト幅に合わせ
る能力は制限される。この装置は、ファンアウトを補正
するために、版板の移動ではなくむしろウェブ幅を変更
するという不都合をも有している。ウェブ幅の変更は、
全ての紙のタイプに対して良好に機能しないプロセスを
生ぜしめる虞がある。さらに、ウェブ幅調節装置は、複
雑である。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、上記のような従来技術における欠点を取り除い
て、ウェブのファンアウトを検出し修正するための、版
胴、印刷機およびその方法を提供することである。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ファン
アウトの影響を最小限にするために、センサの使用によ
るウェブ印刷機の自動調節のための装置および方法を提
供することである。本発明の付加的または択一的な目的
は、１つの中央部と、該中央部の両側に設けられた２つ
の軸方向に可動なシェルとを有する胴の使用によるウェ
ブ印刷機の自動調節のための装置および方法を提供する
ことである。

【００１１】本発明は、ウェブを読み取るための少なく
とも１つのウェブファンアウトセンサが設けられてお
り、ファンアウトセンサが出力を提供し、さらに第１の
回転可能な区分が設けられており、該第１の回転可能な
区分が、表面の中央印像領域と、第１の端部と、第２の
端部とを有しており、さらに第１の端部を中心として周
方向に配置された第１のシェルと、第２の端部を中心と
して周方向に配置された第２のシェルとが設けられてお
り、第１のシェルと第２のシェルとが、表面に印像領域
を有しておりかつ、ウェブファンアウトセンサの出力に
関して中央印像領域に対して軸方向に可動であるような
版胴を提供する。

【００１２】第１と第２のシェルとが、本発明の中央印
像領域に対して軸方向に可動であれば、ウェブのファン
アウトによって引き起こされる印刷の欠陥を最小限にす
るために、より正確な調節が印刷面に対して行われるこ
とができる。

【００１３】中央印像領域は、１つまたは２つの版を支
持してよく、さらに、シェルがそれぞれ１つまたは２つ
の版を支持してよい。

【００１４】具体的にいうと、ウェブファンアウトが生
じると、第１および第２のシェルは中央印像領域から軸
方向に離反させられてよい。この移動は、ファンアウト
から引き起こされる問題を完全には修正しないが、特
に、例えば、複数のページがウェブを横切る方向に配置
される新聞に対して用いられると、ファンアウトの影響
を低減させることができる。

【００１５】有利には、少なくとも１つのウェブファン
アウトセンサは、ウェブの一方の面における２つのウェ
ブファンアウトセンサを含んでいる。有利には、センサ
は、ウェブの縁部付近に配置されているが、シェルの中
央付近の非印刷領域に配置されてもよい。

【００１６】有利には、版胴の適切な全体見当合わせの
ための少なくとも１つの見当合わせセンサが含まれてい
る。有利には、少なくとも１つの見当合わせセンサは、
ウェブの中央に配置された２つの見当合わせセンサを含
んでおり、この場合、ウェブの第１の面に第１の見当合
わせセンサが設けられ、ウェブの第２の面に第２の見当
合わせセンサが設けられている。

【００１７】中央印像領域と第１のシェルと第２のシェ
ルとは、レーザ書込み可能であってよい。レーザ書込み
可能なシェルは、シェルの部分を取り外す必要なしに、
また印像を消去して書き直すのを待つ必要なしに、所望
の印像を変更することが可能であり、したがって、印刷
非稼働時間を低減することができるという利点を提供す
る。

【００１８】中央印像領域と第１のシェルと第２のシェ
ルとは、それぞれ刷版を挿入するためのギャップを有し
ていてよい。このギャップは、まず挿入されている版板
を取り外し、次いで、この版板を修正して再び取り付け
るかまたは異なる印像を有する版板を付け加えることに
よって、所望の印像への変更を行うことができるという
利点を有している。

【００１９】本発明は、レジスタマークを検出するため
の少なくとも１つの第１のセンサと、ファンアウトを検
出するための少なくとも１つの第２のセンサと、第２の
区分に対して軸方向に調節可能な第１の区分を有した回
転可能な胴とから構成された印刷機をも提供する。

【００２０】第１および第２のセンサによって、ファン
アウトの大きさを自動的に検出することができ、さら
に、第１および第２の区分を軸方向に調節することによ
って、ファンアウトの影響は補正される。この調節は、
より効率的な印刷という利点を提供する。

【００２１】第１のセンサは、有利には、中央印像領域
によって印刷されたレジスタマークを検出し、第２のセ
ンサは、シェルによって印刷されたファンアウトマーク
を検出する。

【００２２】第２のセンサは、光電池検出器またはビデ
オ検出器から構成されてよい。光電池検出器またはビデ
オ検出器は、１つの印刷された印像の位置とそれより前
に印刷された印像の位置とを比較することを可能にして
よく、したがって、ファンアウトの大きさを、ウェブ上
のマークを用いることなしに検出することができる。し
かしながら、ウェブ上に設けられた十字線等のファンア
ウトマークを使用することは、有利である。

【００２３】本発明は、版胴の全体の周方向および／ま
たは横方向の見当調節を提供するためにレジスタマーク
を検出し、ファンアウト情報を提供するためにレジスタ
マークとは別のウェブ区分を検出し、さらに、ファンア
ウト情報に関して、版胴の第２の部分に対して版胴の第
１の部分の横方向の位置を変更させることから成るウェ
ブ印刷機のファンアウトを修正するための方法を提供す
る。

【００２４】有利には、第１の部分はシェルであり、第
２の部分は胴の印像領域であり、シェルは軸方向に移動
させられる。

【００２５】これらのシェルは、引用することによりこ
こに組み込まれる、共同所有されている米国特許出願第
０９／６２７６３９号明細書に開示されたものと同様の
形式で移動させられてよい。

【００２６】

【発明の実施の形態】本発明の有利な実施例は、図面を
参照することにより下記に説明される。

【００２７】図１は、中央印像領域２と、第１の端部４
と、第２の端部６とを有する版胴１の単純化された概略
図である。第１のシェル８は、第１の端部４を中心とし
て周方向に配置されており、第２のシェル１０は、第２
の端部６を中心として周方向に配置されている。第１の
シェル８と第２のシェル１０とは、例えば、フランジ１
４を介して、それぞれ第１の端部４と第２の端部６とに
回転しないように固定されている。しかしながら、第１
のシェル８と第２のシェル１０とは、中央印像領域２に
対して軸方向に滑動可能である。例えば、端部４の溝に
おいて回転可能かつ軸方向に滑動可能であるアーム１５
は、通常、版胴１の駆動シャフト２１と共に回転するギ
ヤ１９に対して軸方向では定置であるが、回転可能であ
る。ギヤ１９は、駆動シャフト２１上にねじ山を用いて
保持されており、これにより、第１のシェル８のための
ファンアウト見当合わせ装置１７が作動した時に、版胴
１と駆動シャフト２１とに対して軸方向に移動できる。
ギヤ１９は、外側区分においてギヤ２７に噛み合ってお
り、ギヤ２７は、クラッチ２５を介して装置１７の調節
モータ２３に接続されている。ギヤ１９をシャフト２１
上で軸方向に移動させるために、クラッチ２５が係合さ
せられており、モータ２３が、したがって、ギヤ２７を
回転させ、シャフト２１に対してギヤ１９を軸方向に移
動させる。この移動は、フランジ１４を、ひいてはシェ
ル８を、中央印像区分２に対して軸方向に押したり、引
いたりする。次いで、クラッチ２５が切断されると、ギ
ヤ１９とシャフト２１とは、再び摩擦を介して共に回転
する。択一的に、ギヤ１９とシャフト２１とを選択的に
ロックするために、別のクラッチが設けられていてよ
い。

【００２８】全体見当合わせモータ２９は、慣用の形式
で、軸方向および周方向に版胴１全体を移動させること
ができる。全体の見当が調節されると、クラッチ２５が
切断され、ギヤ２７は、ギヤ１９に対して軸方向に滑動
することができる。

【００２９】第２のシェル１０は、ファンアウト見当合
わせ装置１７と同様の装置を有していてよい。

【００３０】択一的に、第１のシェル８と第２のシェル
１０とは、引用することにより本明細書に組み込まれる
米国特許出願第０９／６２７６３９号明細書に説明され
ているようなフランジによって軸方向に移動させられて
よい。

【００３１】版胴１の回転は、フランジ１４または、版
胴１に対して第１のシェル８と第２のシェル１０とを安
定させるその他の支持装置を介して、第１のシェル８と
第２のシェル１０とを回転させる。第１のシェル８と第
２のシェル１０とは、それぞれ複数の版板挿入ギャップ
１６を有しており、これにより、予め印像形成された版
板を取り付けることができる。択一的に、第１のシェル
８と第２のシェル１０とは、レーザ書込み可能であって
もよい。

【００３２】図２および図３は、オフセット印刷機の印
刷ユニット６０を示しており、このオフセット印刷機
は、第１の印刷ユニット５８をも有している。印刷ユニ
ット６０は、図１に示されている版胴１とそれぞれ同様
に、第１の版胴２０と第２の版胴２２とを有している。
ウェブ２８の第１の面４１に印刷するために、印像が、
第１の版胴２０から第１のブランケット胴２４に転写さ
れる。ウェブ２８の第２の面４２に印刷するために、別
の印像が、第２の版胴２２から第２のブランケット胴２
６に転写される。複数の第１のセンサ３０は、ウェブ２
８上のマークを読み取ることによって、ウェブ２８のた
めの軸方向および周方向の見当を監視する。複数の第２
のセンサ３２は、ウェブの縁部領域４３，４４において
ウェブ２８のファンアウトを示す付加的なマークを読み
取る。第１のセンサと第２のセンサとによって得られた
データは、第１のシェル３４、第２のシェル３６、第３
のシェル３８および第４のシェル４０を軸方向に移動さ
せるために用いられ、印刷面を調節し、ウェブ２８のフ
ァンアウトによって引き起こされる印刷誤りを最小限に
する。

【００３３】ウェブ印刷機、例えば、図３に示されてい
るような印刷機におけるファンアウトを修正するため
に、センサ３２は、第１の印刷ユニット５８によって引
き起こされたファンアウトに関する情報を提供する。フ
ァンアウト見当マークが、ファンアウトによって外方に
移動しているならば、シェル３８，４０と３４，３６と
を、ファンアウトを最小限にするために、中央印像領域
に対して、それぞれのファンアウト見当合わせ装置によ
って外方へ移動させることができる。例えば、ファンア
ウトマークが１ｍｍだけ移動していれば、シェルを５ｍ
ｍだけ外方へ移動させることができる。センサ３２は、
ファンアウト見当合わせ装置１７を制御する制御装置に
自動的なフィードバックを提供することができる。

【００３４】本発明は、センサが見当合わせ装置を自動
的に制御するという有利な特徴と共に開示されている
が、オペレータが、ファンアウト調節を行うことも可能
である。

【図面の簡単な説明】

【図１】版胴の単純化された概略的な断面図である。

【図２】第１の版胴と第２の版胴とを有するオフセット
印刷機の印刷ユニットを示す断面図である。

【図３】本発明による印刷ユニットを示す側面図であ
る。

【符号の説明】

１ 版胴、 ２ 中央印像領域、 ４ 第１の端部、
６ 第２の端部、 ８第１のシェル、 １０ 第２のシ
ェル、 １４ フランジ、 １５ アーム、１６ 版板
挿入ギャップ、 １７ ファンアウト見当合わせ装置、
１９ ギヤ、 ２０ 第１の版胴、 ２１ 駆動シャ
フト、 ２２ 第２の版胴、 ２３調節モータ、 ２４
第１のブランケット胴、 ２５ クラッチ、 ２６
第２のブランケット胴、 ２７ ギヤ、 ２８ ウェ
ブ、 ２９ 見当合わせモータ、 ３０ 第１のセン
サ、 ３２ 第２のセンサ、 ３４ 第１のシェル、３
６ 第２のシェル、 ３８ 第３のシェル、 ４０ 第
４のシェル、 ４１第１の面、 ４２ 第２の面、 ４
３，４４ 縁部領域、 ５８ 第１の印刷ユニット、
６０ 印刷ユニット

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Ｋｕｒｆｕｅｒｓｔｅｎ−Ａｎｌａｇｅ 52−60，Ｈｅｉｄｅｌｂｅｒｇ，Ｆｅｄｅ ｒａｌ Ｒｅｐｕｂｌｉｃ ｏｆ Ｇｅｒ ｍａｎｙ (72)発明者 ジョン シェリダン リチャーズ アメリカ合衆国 ニューハンプシャー バ ーリントン ホール ロード ３ Ｆターム(参考） 2C250 EA42 EB26 EB29 2H096 AA06 LA30

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 版胴において、 第１の回転可能な区分が設けられており、該第１の回転
   可能な区分が、表面における中央印像領域と、第１の端
   部と、第２の端部とを有しており、前記中央印像領域
   が、前記第１の端部および前記第２の端部よりも大きい
   半径を有しており、 前記第１の端部を中心として周方向に配置された第１の
   シェルが設けられており、 前記第２の端部を中心として周方向に配置された第２の
   シェルが設けられており、 前記第１のシェルと前記第２のシェルとが、表面に印像
   領域を有しておりかつ前記中央印像領域に対して軸方向
   に可動であることを特徴とする、版胴。
2. 【請求項２】 前記第１のシェルと前記第２のシェルと
   が、レーザ書込み可能である、請求項１記載の版胴。
3. 【請求項３】 前記第１のシェルと前記第２のシェルと
   が、電気的に書込み可能である、請求項１記載の版胴。
4. 【請求項４】 前記第１のシェルと前記第２のシェルそ
   れぞれに、版板を挿入するためのギャップが設けられて
   いる、請求項１記載の版胴。
5. 【請求項５】 ウェブファンアウトセンサが設けられて
   いる、請求項１記載の版胴。
6. 【請求項６】 前記中央印像領域に対して前記第１のシ
   ェルを軸方向に移動させるために、前記第１のシェルに
   結合されたファンアウト見当合わせ装置が設けられてい
   る、請求項１記載の版胴。
7. 【請求項７】 全体見当合わせ装置が設けられている、
   請求項６記載の版胴。
8. 【請求項８】 印刷機において、 レジスタマークを検出するための第１のセンサが設けら
   れており、 ファンアウトを検知し、出力を提供するための第２のセ
   ンサが設けられており、 前記出力に関して、第２の区分に対して軸方向に調節可
   能な第１の区分を有した回転可能な胴が設けられている
   ことを特徴とする、印刷機。
9. 【請求項９】 前記第１の区分がシェルであり、前記第
   ２の区分が前記胴の回転する胴部の突出した面である、
   請求項８記載の印刷機。
10. 【請求項１０】 前記第２の区分に結合されたウェブフ
    ァンアウト見当合わせ装置が設けられている、請求項８
    記載の印刷機。
11. 【請求項１１】 前記ファンアウト見当合わせ装置が、
    前記出力に関する入力を受け取る、請求項１０記載の印
    刷機。
12. 【請求項１２】 ウェブ印刷機においてファンアウトを
    修正するための方法において、 全体の見当調節を版胴に提供するために、レジスタマー
    クを検出し、 ファンアウト情報を提供するために、レジスタマークと
    は別のウェブの区分を検出し、 前記ファンアウト情報に関して、前記版胴の第２の部分
    に対して前記版胴の第１の部分の軸方向の位置を変更さ
    せることを特徴とする、ウェブ印刷機におけるファンア
    ウトを修正するための方法。
13. 【請求項１３】 前記区分検出ステップが、ウェブの一
    方の面上のファンアウトマークを検知することを含む、
    請求項１２記載の方法。
14. 【請求項１４】 前記変更ステップが、ファンアウト見
    当合わせ装置を使用して前記第１の部分を移動させるこ
    とを含む、請求項１２記載の方法。