JP2002159456A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2002159456A
JP2002159456A JP2000359292A JP2000359292A JP2002159456A JP 2002159456 A JP2002159456 A JP 2002159456A JP 2000359292 A JP2000359292 A JP 2000359292A JP 2000359292 A JP2000359292 A JP 2000359292A JP 2002159456 A JP2002159456 A JP 2002159456A
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
    • A61B5/024Detecting, measuring or recording pulse rate or heart rate
    • A61B5/02438Detecting, measuring or recording pulse rate or heart rate with portable devices, e.g. worn by the patient

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高感度で診断部位を診断できる超音波診断装
置を提供すること。 【解決手段】 とう骨動脈へ超音波を送信する発信用圧
電素子及び超音波のとう骨動脈からの反射波を受信する
受信用圧電素子を有するセンサ部4と、センサ部4を、
背面側から、とう骨動脈に対して固定して支持するベル
ト50と、受信用圧電素子で受信した反射波に基づい
て、とう骨動脈の脈波と脈拍数を取得し表示する処理部
3とを備え、ベルト50は、センサ部4と対向し且つセ
ンサ部4に対して凹んだ凹欠部49が形成されており、
センサ部4と凹欠部49との間の空隙62が、超音波減
衰部として機能する超音波診断装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脈波検出装置や超
音波画像診断装置等、診断部位へ超音波を送信し、その
反射波に基づいて、診断部位の情報を取得する超音波診
断装置に係り、詳細には、良好な感度で診断部位を診断
できる超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、超音波を用いて生体や物体の
情報を得る超音波診断装置はよく知られている。この超
音波診断装置は、被験者や診断物の診断部位へ超音波を
照射(送信)し、診断部位で反射されてきた反射波を検
知し、この検知結果に基づいて、診断部位についての情
報を取得する。例えば、超音波による脈波検出装置で
は、被験者のとう骨動脈に向けて超音波を送信し、反射
波の振幅や周波数の変化から、脈波波形や脈拍数を取得
する。
【0003】このような超音波診断装置は、図13に一
例を示すように、診断部位に当接されて超音波を発信す
る超音波送信手段や反射波を受信する超音波受信手段を
有するセンサ部600が、診断部位に当接される側と逆
側を、接着剤等によって、ベルト等の支持手段100に
固着されて構成されている。そして、超音波診断時に
は、支持手段100によってセンサ部600を被験者等
の診断部位表面に固定して使用される。センサ部600
は、直接またはシリコンゲル等の音響整合用材料よりな
る層を介して、診断部位に当接される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような超
音波診断装置では、超音波はセンサ部600の超音波送
信手段から支持手段100の方向へも送信される。そし
て支持手段100の方向へ送信された超音波は、センサ
部600と支持手段100との界面で反射し、支持手段
100を伝播し、ノイズ信号として超音波受信手段に受
信される場合がある。また、外部の超音波ノイズが支持
手段100を伝搬して超音波受信手段に受信されてしま
う場合もある。そして、このように、超音波受信手段が
ノイズ信号を受信することで、受信した超音波に基づい
た診断部位についての情報の検出感度が低下してしまう
可能性がある。
【0005】そこで、本発明は、良好な感度で診断部位
を診断できる超音波診断装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、診断部位へ超
音波を送信する超音波送信手段、及び前記超音波の前記
診断部位からの反射波を受信する超音波受信手段を有す
るセンサ部と、前記センサ部を、その背面側から、前記
診断部位に対して固定して支持する支持手段と、前記超
音波受信手段で受信した前記反射波に基づいて、前記診
断部位の情報を取得する情報取得手段とを備え、前記セ
ンサ部と前記支持手段との間には、前記超音波の伝播を
減衰する超音波減衰部が介在配置されている超音波診断
装置(第1の構成)を提供することにより、前記目的を
達成する。この第1の構成の超音波診断装置では、前記
支持手段が、前記センサ部と対向し且つ前記センサ部に
対して凹んだ凹欠部が形成されており、前記センサ部と
前記凹欠部との間の空隙が、前記超音波減衰部として機
能する超音波診断装置(第2の構成)とすることができ
る。前記第1の構成の超音波診断装置は、前記超音波減
衰部が、超音波の伝播を減衰する超音波減衰性の材料よ
りなる超音波減衰部材である超音波診断装置(第3の構
成)とすることができる。
【0007】また、本発明は、診断部位へ超音波を送信
する超音波送信手段、及び前記超音波の前記診断部位か
らの反射波を受信する超音波受信手段を有するセンサ部
と、前記センサ部を、その背面側から、前記診断部位に
対して固定して支持する支持手段と、前記超音波受信手
段で受信した前記反射波に基づいて、前記診断部位の情
報を取得する情報取得手段とを備え、前記支持手段に
は、前記センサ部が固定される固定部の近傍に、前記支
持手段内の超音波の伝播を減衰する超音波減衰部が形成
されている超音波診断装置(第4の構成)を提供するこ
とにより、前記目的を達成する。前記第4の構成の超音
波診断装置は、前記超音波減衰部は、前記支持部材の前
記センサ部側の面に形成された中空の溝である超音波診
断装置(第5の構成)とすることができる。前記第4の
構成の超音波診断装置は、前記超音波減衰部は、前記支
持部材に形成された溝に、超音波の伝播を減衰する超音
波減衰性の材料を充填してなる超音波診断装置(第6の
構成)とすることができる。前記第3の構成または前記
6の構成の超音波診断装置は、前記超音波減衰性の材料
は、タングステン粉末を含有するエポキシ樹脂、又は多
孔質材料である超音波診断装置(第7の構成)とするこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図1から図5を参照して詳細に説明する。図1は、
本発明の超音波診断装置の一実施形態としての脈波検出
装置を被験者に装着した状態で表した斜視図であり、図
2は、図1の脈波検出装置を被験者に装着した状態で被
験者の腕の付け根側から手先側へ向かって見た側面図で
ある。この図1及び図2に示すように、本実施形態の脈
波検出装置1は、診断部位であるとう骨動脈へ超音波を
送信する超音波送信手段としての送信用圧電素子及び超
音波のとう骨動脈からの反射波を受信する超音波受信手
段としての受信用圧電素子を有するセンサ部4と、この
センサ部4を、その背面側(センサ部4の、診断部位と
逆側、また、とう骨動脈への超音波を発信する側と逆
側、また、被験者に当接される側と逆側)から、とう骨
動脈外方の体表面に固定しセンサ部4をとう骨動脈に対
して固定的に保持する支持手段としてのベルト50と、
受信用圧電素子で受信した反射波に基づいて、とう骨動
脈の脈波波形と脈拍数(心拍数)を取得する情報取得手
段としての処理部3とを備えている。そして、センサ部
4と、ベルト50との間には、超音波の伝播を減衰する
超音波減衰部としての空隙62が介在配置されている。
【0009】続いて、本実施形態の脈波検出装置1につ
いて、更に詳細に説明すると、ベルト50は、図2に示
すように、2つの部分50b,50cに分断されてお
り、これらの間に処理部3が連接されている。そしてこ
のベルト50は、被験者の手首に巻き回され、留め具6
によって両端部が連結されることによって、被験者の手
首の周囲に固定されるようになっている。処理部3は、
表示部33を備えており、ベルト50の装着状態におけ
る外周面側に表示部33が配置されている。センサ部4
は、ベルト50の装着状態における内周面50a側に固
定されており、処理部3を手の甲側にして装着者の左
(又は右)手首2に取り付けると、センサ部4が、装着
者のほぼとう骨動脈22上に位置して、固定されるよう
になっている。
【0010】図3は、センサ部4の概略構成を表した分
解斜視図であり、図4は、センサ部4がベルト50に固
定された状態をベルト50の長さ方向から見た断面図で
ある。この図3に示すように、センサ部4は、電極(図
示されず)を有する下側基板44と、この下側基板44
に重ねられ、該下側基板44とほぼ同形の上側基板48
とを備えている。そして、下側基板44と上側基板48
との間に、一対の圧電素子(送信用圧電素子41及び受
信用圧電素子42)が、前記下側基板44の電極と接触
するように固定され、下側基板44と上側基板48との
間に圧電素子41,42が挟まれた状態になっている。
【0011】ベルト50は、図4に示すように、肉厚の
帯状体の一方の面に、対向面側に窪んだ凹欠部49が形
成された形状をしており、装着状態では、この凹欠部4
9側が内周面50a側となるようになっている。そし
て、センサ部4の周縁が、ベルト50の凹欠部49の周
囲に接着剤により固定され、センサ部4が凹欠部49を
被覆している。これにより、センサ部4とベルト50と
の間に、空隙62が形成され、この空隙62が、超音波
の伝播を減衰する超音波減衰部として機能するようにな
っている。センサ部4をベルト50に固定する接着材と
しては、従来技術においてセンサ部4をベルト50に固
定するのに使用されているものを特に制限することなく
用いることができる。なお、本実施の形態では、上側基
板48としてガラスを使用したが、音響整合を考慮して
音響インピーダンスが人体と圧電素子(PZT等)との
中間の値であるエポキシ樹脂などを上側基板48の代わ
りに塗布することも可能である。
【0012】送信用圧電素子41は、駆動信号を受信
し、動脈に向けて、振幅変調による32KHzの超音波
を発信する。このように発信周波数は、時計の発信周波
数と共通であるため、脈波検出装置1を時計に配置した
場合、時計の発信器を共通に使用し、必要に応じて増幅
した後に出力することができ、脈波検出装置1の部品点
数を少なく抑えて、安価に製造することが可能である。
送信用圧電素子41及び受信用圧電素子42は、それぞ
れ、下側基板44及び上側基板48を介してベルト50
に埋設された信号線(図示せず)に接続されている。本
実施の形態では、送信用圧電素子41と受信用圧電素子
42を別個に用いたが、1枚の圧電素子で発信し、一定
時間後に受信される反射波を同一の圧電素子で受信して
も良い。また、複数枚あるいは複数組の圧電素子を使用
することも可能である。
【0013】図5は、図1の脈波検出装置1の構成を表
したブロック図である。この図5に示すように、処理部
3は、送信用圧電素子41を駆動する駆動信号を発信す
る駆動回路32、受信用圧電素子42で受信した超音波
に基づく信号を処理することにより脈波波形と脈拍数を
得る演算処理部31、及び、演算処理部31で取得した
脈波波形と脈拍数とを表示する表示部33とを備えてい
る。
【0014】駆動回路32は、水晶等の振動子による発
信源を備え、その固有振動数に応じた周波数の交流を発
生させ、この周波数を何分の1かに分周して、32KH
zの高周波を得る。そして、この32KHzの高周波を
信号線を介して送信用圧電素子41に送信して送信用圧
電素子41を駆動し、この送信用圧電素子41から装着
者の体表面へ向けて超音波を発信させる。演算処理部3
1は、とう骨動脈で反射された反射波を受信した受信用
圧電素子42からの受信信号を検波し、検波した受信信
号に基づいて、脈波信号を形成する。また、脈波信号の
ピーク間の時間間隔を所定回数(例えば、3回、5回、
7回、10回等)測定し、各回の測定時間の平均時間T
から1分間の脈波数Vを次の数式(1)に従って求め
る。 V=60/T … (1) なお、脈波間の平均時間Tから脈波数を求める場合に限
られず、例えば、所定時間t(例えば、10秒)内に存
在する脈波数wを検出し、次の数式(2)により1分間
の脈波数Vを求めるようにしてもよい。 V=w×(60/t) … (2) 演算処理部31で取得された脈波波形と脈拍数は、表示
部33に出力され、表示部33で表示されるようになっ
ている。この表示部33は、液晶表示装置で構成するこ
とで脈拍数や脈波信号を画像表示し、又はパネルに脈波
数を電光表示するようにしてもよい。
【0015】上述のような構成の脈波検出装置1は、脈
波の測定に際して、センサ部4がとう骨動脈22のほぼ
上方となるように、体表上に配置し、ベルト50を締め
て被験者の手首2周りに固定する。この状態で、脈波検
出装置1の電源が投入されると、駆動回路32が送信用
圧電素子41を駆動させ、送信用圧電素子41からは、
32KHzの周波数の超音波が、とう骨動脈22に向け
て発信される。このとき、送信用圧電素子41からの超
音波は、外周面側にも発信される。外周面側に発信され
た超音波は、空隙によって減衰、吸収される。とう骨動
脈22へ向けて発信された超音波は、とう骨動脈22の
血流によって、反射される。超音波は、血流によって減
衰され振幅変調される。この振幅変調の度合いは、血圧
に応じて変動する。従って、反射波は、血圧に応じて振
幅変調した波形となっている。
【0016】そして、反射波は、受信用圧電素子42で
受信される。この受信用圧電素子42には、外部からの
超音波等もベルト50から伝播してくるが、ベルトの外
方側からセンサへの方向に伝播してくる分については空
隙46で減衰、吸収される。受信用圧電素子42におい
ては、受信した反射波に基づいて受信信号が生成され
る。この受信信号は、受信用圧電素子42から図示しな
い信号線を介して処理部3の演算処理部31に送信され
る。演算処理部33では、受信した信号を、通常のAM
検波と同様に検波する。即ち、ダイオードによる整流と
コンデンサによる平滑化の後、負荷抵抗の両端子電圧と
してた検波信号を取得する。そしてこの検波信号に基づ
いて、脈拍数が計数され、脈波信号が形成される。演算
処理部31で計数された脈拍数や脈波信号は、表示部3
3に供給され、表示部33において、脈拍数や脈波信号
が表示される。本実施の形態では、AM検波を用いて検
波したが、血流によるドップラ効果で変化する反射波の
周波数を検知しても良い。その場合、演算処理部33を
適宜変更する必要がある。また、本実施の形態は32K
Hzの周波数を使用したが、これに限定されず、1〜1
0MHz程度であれば、使用することができる。
【0017】このように、本実施形態の脈波検出装置1
では、ベルトのセンサ部4を取り付ける取り付け部が凹
状に形成されていることにより、センサ部4とベルト5
0との間に空隙が形成されている。従って、センサ部4
からベルト50に向けて送信された超音波は、空隙62
によって減衰され、吸収される。その結果、センサ部4
からベルト50に伝播され、受信用圧電素子42で受信
されるノイズが、減少する。また、外部からベルトに入
射し、ベルトの外方側からセンサへ向けて伝播してくる
超音波も、空隙62で減衰、吸収される。従って、この
点からも、受信用圧電素子42で受信されるノイズが減
少する。そして、受信用圧電素子42で受信されるノイ
ズが少ないので、受信信号に基づいて脈波情報を高い感
度で検出することが可能となる。
【0018】尚、本発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、各請求項に記載された範囲内において
種々の変形が可能である。例えば、上述の実施形態にお
いては、凹欠部49はベルト50の外周表面から一段だ
け窪んだ形状に形成されており、センサ部4はベルトの
外周表面に固着され、凹欠部49全体が空隙62となっ
ている。しかし、凹欠部49の形状はこれに限られるも
のではなく、図6に示すように、凹欠部49を途中に段
部49aを有する形状として、段部49aにセンサ部4
を固定して、凹欠部49のうち段部49aよりも底側を
空隙62としてもよい。このように凹欠部49の途中ま
でセンサ部4を埋没させることによって、センサ部4の
厚みを制限することなく、センサ部4を適度な量で突出
させ、センサ部4の診断部位に対する接触の強度を適正
な度合いに設定し、センサ部4の診断部位への当接が強
すぎて診断部位の状態が変化したり当接が弱すぎて反射
光の検出感度が低下するのを、回避することが可能であ
る。上述の実施形態及び変形例においては、ベルト50
の凹欠部49が空隙62となっており、この空隙62が
超音波減衰部として機能しているが、超音波減衰部は空
隙ではなく、超音波の伝播を減衰する材料で形成された
ものとすることもできる。例えば、上述の実施形態の凹
欠部49を、タングステン粉末を含有するエポキシ樹脂
や、多孔質材料よりなる多孔質材で充填して超音波減衰
部とする等である。
【0019】また、上述の実施形態及び変形例において
は、ベルトに凹欠部49を形成しこの凹欠部49を利用
して超音波減衰部を形成しているが、ベルト50に凹欠
部49を形成せず、図7に示すように、帯状のベルト5
0とセンサ部4との間に超音波の伝播を減衰する材料で
形成された超音波減衰部材60を挟み込み固定し、この
超音波減衰部材60を超音波減衰部として機能させても
よい。超音波減衰部を、ベルト50とセンサ部4との間
に固定された超音波減衰部材60で形成することによっ
て、超音波減衰部が、ベルト50とセンサ部4との間全
てに介在配置され、センサ部4はいずれの部分もベルト
50に直接接触しない状態となる。その結果、センサ部
4とベルト50との境界部における超音波の反射に加え
て、ベルト50を伝播してきた超音波についても、セン
サ部4へ入射する前に確実に超音波減衰部で減衰、吸収
される。超音波の伝播を減衰する材料としては、タング
ステン粉末を含有するエポキシ樹脂、又は多孔質材を挙
げることができる。
【0020】また、上述の実施形態及び各変形例におい
ては、センサ部(センサ部)4とベルト(支持手段)5
0との間に、空隙62や超音波減衰部材60(超音波減
衰部)が介在配置されているが、この空隙62や超音波
減衰部材60とともに、またはこの空隙62や超音波減
衰部材60に代えて、ベルト50の、センサ部4が固定
される固定部の近傍に、ベルト50内の超音波の伝播を
減衰する超音波減衰部を形成してもよい。図8から図1
1までには、このような例の超音波診断装置が示されて
いる。図8に示す変形例は、図6に示す超音波診断装置
において、凹欠部49のうち外周面側から段部49aま
でをより広く形成し、センサ部4をその中央に固定し、
凹欠部49の周面とセンサ部4との間に空隙を設け、こ
の空隙をベルト内の超音波の伝播を減衰する超音波減衰
部(第2の超音波減衰部)63としている。この図8に
示す変形例では、ベルトの内周面50a側を伝播してき
た超音波が第2の超音波減衰部63によって減衰、吸収
され、センサ部4への伝播が回避される。従って、セン
サ部4とベルト50との界面での反射によりセンサ部4
に戻ってきたために発生した超音波ノイズと、反射によ
りベルトに入射したり外部から入射したノイズの両方に
ついて、受信用圧電素子42に受信されるのを良好に回
避することができる。
【0021】図9に示す変形例は、センサ部4は、ベル
ト50に直接接着剤で固着されている。そして、ベルト
の、センサ部4を固定する固定部52の周囲に、溝53
が穿設形成されており、この溝53内の空隙が超音波減
衰部63となっている。また、図10に示す変形例にお
いては、センサ部4は、ベルト50に直接接着剤で固着
されており、ベルト50の、センサ部4を固定した固定
部の近傍に、ベルト4の幅方向に亘る溝53,53が穿
設形成されており、この溝53,53内の空隙が超音波
減衰部となっている。尚、空隙はそのまま超音波減衰部
とすることもできるが、タングステン粉末を含有するエ
ポキシ樹脂、又は多孔質材料等の超音波減衰性の材料を
充填して超音波減衰部としてもよいことは、他の例と同
様である。図9に示す変形例や、図10に示す変形例の
ように、ベルト(支持手段)50の、センサ部(センサ
部)4が固定される固定部の近傍に、ベルト(支持手
段)50内の超音波の伝播を減衰する空隙63を形成す
ることによって、センサ部4とベルト50との界面での
反射によりベルト50に入射したり外部から入射したノ
イズが、ベルト50を伝播して、受信用圧電素子42に
受信されるのを回避することができ、この点から、良好
な感度で診断部位を診断可能である。
【0022】図11に示す変形例は、上述の実施形態
(図1から図5)において、図10と同様に、センサ部
4を固定した固定部の近傍に、ベルト50の幅方向に亘
る溝53を穿設形成し、溝53内の空隙を第2の超音波
減衰部としたものである。この変形例においても、図8
に示す変形例と同様に、センサ部4とベルト50との界
面での反射によりセンサ部4に戻ってきたために発生し
た超音波ノイズと、反射によりベルトに入射したり外部
から入射したノイズの両方について、受信用圧電素子4
2に受信されるのを良好に回避することができる。上述
の実施形態及び各変形例においては、センサ部4が固定
されるベルト50の内周面50a側に凹欠部49を形成
してセンサ部4とベルト50との間に超音波減衰部を配
設しているが、センサ部4とベルト50の間に超音波減
衰部を配設する場合に、ベルト50の内周面50aに凹
欠部49を形成せずに、ベルト50の内周面50a側
に、突部55を設け、この突部55にセンサ部4を固定
することによって、センサ部4とベルト50との間に空
隙62を設け、この空隙をそのまま、または超音波減衰
性の材料を充填して、超音波減衰部としてもよい。この
突部55は、ベルトの幅方向に亘って2本設けても、セ
ンサ部4よりも各辺の長さの小さい四角形状等の筒状と
してもよい。
【0023】上述の実施形態及び各変形例においては、
超音波診断装置は、脈波検出装置であるが、本発明が適
用される超音波診断装置は脈波検出装置に限られるもの
ではなく、本発明の超音波診断装置は、診断部位へ超音
波を送信する超音波送信手段、及び前記超音波の前記診
断部位からの反射波を受信する超音波受信手段を有する
センサ部と、前記センサ部を、その背面側から、前記診
断部位に対して固定して支持する支持手段と、前記超音
波受信手段で受信した前記反射波に基づいて、前記診断
部位の情報を取得する情報取得手段とを備えたものであ
ればよく、例えば、超音波により体内の画像を得る画像
診断装置や、超音波により建物等の損傷を探索する超音
波探傷装置、各種の計測装置等とすることもできる。上
述の各変形は、適宜重複して採用することが可能であ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る超音
波診断装置によれば、超音波ノイズが減少し、良好な感
度で診断部位を診断することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波診断装置の一実施形態としての
脈波検出装置を被験者に装着した状態で表した斜視図で
ある。
【図2】図1の脈波検出装置を被験者に装着した状態で
被験者の腕の付け根側から見た側面図である。
【図3】センサ部の概略構成を表した分解斜視図であ
る。
【図4】センサ部がベルトに固定された状態をベルトの
長さ方向から見た要部断面図である。
【図5】図1の脈波検出装置の構成を表したブロック図
である。
【図6】本発明の超音波診断装置の他の例を示す要部図
であり、(a)はベルトの長さ方向から見た断面図、
(b)は要部斜視図である。
【図7】本発明の超音波診断装置の他の例を示す要部斜
視図である。
【図8】本発明の超音波診断装置の他の例を示す、ベル
トの長さ方向から見た要部断面図である。
【図9】本発明の超音波診断装置の他の例を示す要部斜
視図である。
【図10】本発明の超音波診断装置の他の例を示す要部
斜視図である。
【図11】本発明の超音波診断装置の他の例を示す、ベ
ルトの長さ方向から見た要部断面図である。
【図12】本発明の超音波診断装置の他の例を示す、要
部断面面図である。
【図13】従来技術の超音波診断装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 超音波診断装置(脈波検出装置) 3 処理部 31 演算処理部 32 駆動回路 33 表示部 4 センサ部 41 送信用圧電素子 42 受信用圧電素子 44 下側基板 45 支持体 46 上側基板 49 凹欠部 49a段部 50 ベルト 50a内周面 52 固定部 53 溝 55 突部 60 超音波減衰部材 62 空隙 63 空隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田切 博之 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番 セイ コーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 4C017 AA09 AA10 AA11 AB02 AC04 AC23 AD30 FF30 4C301 AA03 DD02 DD10 EE20 GA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診断部位へ超音波を送信する超音波送信
    手段、及び前記超音波の前記診断部位からの反射波を受
    信する超音波受信手段を有するセンサ部と、 前記センサ部を、その背面側から、前記診断部位に対し
    て固定して支持する支持手段と、 前記超音波受信手段で受信した前記反射波に基づいて、
    前記診断部位の情報を取得する情報取得手段とを備え、 前記センサ部と前記支持手段との間には、前記超音波の
    伝播を減衰する超音波減衰部が介在配置されていること
    を特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、前記センサ部と対向し
    且つ前記センサ部に対して凹んだ凹欠部が形成されてお
    り、 前記センサ部と前記凹欠部との間の空隙が、前記超音波
    減衰部として機能することを特徴とする請求項1に記載
    の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記超音波減衰部は、超音波の伝播を減
    衰する超音波減衰性の材料よりなる超音波減衰部材であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 診断部位へ超音波を送信する超音波送信
    手段、及び前記超音波の前記診断部位からの反射波を受
    信する超音波受信手段を有するセンサ部と、 前記センサ部を、その背面側から、前記診断部位に対し
    て固定して支持する支持手段と、 前記超音波受信手段で受信した前記反射波に基づいて、
    前記診断部位の情報を取得する情報取得手段とを備え、 前記支持手段には、前記センサ部が固定される固定部の
    近傍に、前記支持手段内の超音波の伝播を減衰する超音
    波減衰部が形成されていることを特徴とする超音波診断
    装置。
  5. 【請求項5】 前記超音波減衰部は、前記支持部材の前
    記センサ部側の面に形成された中空の溝であることを特
    徴とする請求項4に記載の超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 前記超音波減衰部は、前記支持部材に形
    成された溝に、超音波の伝播を減衰する超音波減衰性の
    材料を充填してなることを特徴とする請求項4に記載の
    超音波診断装置。
  7. 【請求項7】 前記超音波減衰性の材料は、タングステ
    ン粉末を含有するエポキシ樹脂、又は多孔質材料である
    ことを特徴とする請求項3または請求項6に記載の超音
    波診断装置。
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