JP2002159308A - ベルトのバックル - Google Patents

ベルトのバックル

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JP2002159308A
JP2002159308A JP2000403573A JP2000403573A JP2002159308A JP 2002159308 A JP2002159308 A JP 2002159308A JP 2000403573 A JP2000403573 A JP 2000403573A JP 2000403573 A JP2000403573 A JP 2000403573A JP 2002159308 A JP2002159308 A JP 2002159308A
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JP
Japan
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belt
buckle
locking member
locking
shaft
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Pending
Application number
JP2000403573A
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English (en)
Inventor
Yukiyasu Iwai
幸泰 岩井
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックルでベルトを締めたり外したりするだ
けでなく、締める度合を任意の強さにする締め方がで
き、操作を容易にし、かつ、バックルの係止力を増大さ
せ着実で安定したベルトの係止と調整を得る。また、バ
ックルの傾斜も防止する。 【解決手段】 バックル本体1の一端側に、軸5により
歯4aをもつ回動部材4を回動可能に軸支してベルト6
の基部6aを止着するとし、他端側には、係止部材2を
軸3にて回動可能に取り付け、係止部材2の一端側には
回動作用板を傾斜状に設けて、ベルト6の自由端6bを
挿通もしくは抜脱するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は服飾用のベルトのバ
ックルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベルトのバックルにおいては、バ
ックル本体に棒状の係止部材を取り付けこの係止部材を
ベルト先端側に形成した係止孔に通してベルトを止める
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のベルトのバック
ルにあっては係止部材を介して係止孔に引張り力が加え
られるので係止孔が破損することがありベルトの耐久性
を低下させる原因となっている。また、ベルトを締める
度合が係止孔の位置によって限定されるので必ずしも任
意の強さの締め方ができないといった欠点があるこの欠
点を解消するために、従来から種々の技術が提案されて
いるがいずれも意匠性が悪くベルトのバックル部分が傾
斜してしまい、また、構造が複雑である等の欠点があっ
た。
【0004】本発明はベルトの耐久性およびバックルの
操作性と意匠性に優れ、かつ、着用感の良いベルトのバ
ックルを提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のベルトのバックルにおいては、一端にベルト
の基部を止着するバックル本体とこのバックル本体の他
端側に回動可能に取り付けられた係止部材とを具備する
ものとし、バックル本体の他端側と係止部材とはベルト
の自由端を挿通する挿通間隙を形成しかつ互いに重なり
合うようにして設けられバックル本体の他端側であって
係止部材に対する対向面にはベルト当接部が形成される
とともに係止部材のバックル本体に対する対向面にはベ
ルトの抜脱を阻止する係止部が形成され、係止部材の一
端側には回動作用板が傾斜状に設けられているバックル
に構成したものである。
【0006】上記のように構成されたバックルの一端に
ベルトの基部を止着してベルトの自由端をズボンのベル
ト穴に順次通してベルトを使用者の腹部に周回させ、つ
いで、ベルトの自由端をバックル本体と係止部材との間
に形成された間隙に挿通させて適宜の締め付けが得られ
るまでに押し込むとベルトは腹部の曲率に沿って内側方
向に傾斜しようとするのでベルトの裏面が係止部材の他
端側上面に当接して下方に押圧するとともに、係止部材
の一端側に傾斜状に設けられた回動作用板の底面が腹部
に当接して底面に腹力が加わり、加わるすべての腹力が
軸に集中しバックル本体と係止部材が軸を中心として、
バックル本体は逆時計方向に係止部材は時計方向に回動
しようとする(図2)大きな回動トルクをもつためこの
回動トルクによって係止部材に形成された係止部がベル
トを裏面側からバックル本体方向に強力に押圧して、バ
ックル本体のベルト当接部との間でベルトを確実に係止
することができる。
【0007】また、締め付け過ぎた場合にはバックル本
体の一端側を軽く持ち上げ当接部と係止部の離間距離を
広くしてベルトを抜き出したり押し込んだりすることに
よって締め付け力を容易に微調整することができベルト
を緩めるか外す場合にはバックル本体の一端側を係止部
によるベルトの係止が解除されるまでに持ち上げこの状
態でベルトを引き出すことにより簡単にベルトを緩めた
り外したりできる、このようにして係止部材の一端側に
傾斜状に設けられた回動作用板がバックルの係止力を強
大にして着実で安定したベルトの係止と調整ができる働
きをする。
【0008】そして、上記した理由から回動作用板の底
面は、底面に加わる腹力が大きい程すなわち底面積が多
ければ多い程有効でありバックル本体の他端側を係止部
材と回動作用板が軸をとおして押し上げるのでバックル
本体が傾斜することもなく締めた状態においては何らか
の外力がバックルに加わっても回動作用板が係止を堅持
し腹部がへこんだ状態でも回動作用板が対応して腹部と
バックルのクリアランスを解消する働きをする、使用者
が痩身であっても同様である。また、腰部からの腹圧が
増大した状態においては回動作用板がその腹圧を緩和す
る働きもする。
【0009】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1から図4は本発明の一実施例を示す図である。これ
らの図において符号1は、方形板状に形成されたバック
ル本体である。このバックル本体1の基板1aの裏面の
一端側に回動部材4を軸5により回動可能に軸支しこの
回動部材4に設けられた歯4aによりベルト6の基部6
aが止着されている(3図中左側)。また、基板1aの
裏面の他端側両側部には裏面方向に突出する二つの突片
1bが設けられている。これらの突片1bの先端近傍に
は互いに対応する位置に貫通孔1cが形成されていてこ
れらの貫通孔1cどうしの間には係止部材2を軸支する
軸3が掛け渡されて固定されている。さらに、バックル
本体1の他端側であって係止部材2に対向する対向面に
は断面傾斜状のベルト当接部8が形成されている。前記
バックル本体1に取りつけられた軸3にはこのバックル
本体1に対して回動可能に係止部材2が取りつけられて
いる(図1)、この係止部材2の一端側には回動作用板
7が傾斜状に設けられており、かつ、幅方向に貫通孔2
bが形成されているものである(図4)。そして係止部
材2とバックル本体1とは貫通孔2bに前記軸3を挿通
して取り付けられたものとなっているこの取り付け状態
ではバックル本体1の他端側と係止部材2とはベルトの
自由端6bを挿通する挿通間隙9を形成しかつ互いに重
なり合うようにして互いに取り付けられている(図
2)。さらに係止部材2のバックル本体1に対する対向
面にはベルト6の抜脱を阻止する係止部2aが形成され
ている。
【0010】上記実施例では係止部2aとして鋸歯状の
ものを用いたがこれに限るものではなく例えば台形状や
鈎状のものであってもよく、ベルト当接部8として断面
傾斜状のものとしたが断面円弧状のものでもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、ベルトの係止孔が破損するといった事故を
起こすことがなくてベルトの耐久性を向上させることが
でき係止部材の一端側に回動作用板を設けることによっ
て底面積に比例したより大きな回動トルクをバックル本
体と係止部材の相互に得ることができるのでバックルの
係止力が増大し、着実で安定したベルトの係止と調整が
より有効におこなえる。
【0012】又、バックル本体の一端側を持ち上げてベ
ルトを引き出すだけで簡単容易にベルトを緩めたりでき
るので操作性が良く、さらにベルトを任意の締め具合に
調整できるので着用感も良く、そして係止部材と回動作
用板がバックルの傾斜を防止するため意匠性に優れてい
て、構造においても部品の数が少ないので製造作業が容
易となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】バックル本体の斜視図である。
【図4】係止部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 バックル本体 2 係止部材 2a 係止部 4 回動部材 6 ベルト 6a ベルトの基部 6b ベルトの自由端 7 回動作用板 8 ベルト当接部 9 挿通間隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にベルトの基部を止着するバックル
    本体(1)とこのバックル本体(1)の他端側に回動可
    能に取り付けられた係止部材(2)とを具備し、バック
    ル本体(1)の他端側と係止部材(2)とはベルトの自
    由端を挿通する挿通間隙(9)を形成しかつ互いに重な
    り合うようにして設けられ、バックル本体(1)の他端
    側であって係止部材(2)に対する対向面にはベルト当
    接部(8)が形成されるとともに係止部材(2)のバッ
    クル本体(1)に対する対向面にはベルトの抜脱を阻止
    する係止部(2a)が形成され、係止部材(2)の一端
    側には回動作用板(7)が傾斜状に設けられていること
    を特徴とするベルトのバックル。
JP2000403573A 2000-11-27 2000-11-27 ベルトのバックル Pending JP2002159308A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021000264A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 株式会社大東通商 乳幼児保持具

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215213U (ja) * 1985-07-09 1987-01-29
JPH0358899U (ja) * 1989-10-16 1991-06-10
JPH06327507A (ja) * 1993-05-17 1994-11-29 Yukiyasu Iwai 回動定着盤を有するベルトのバックル

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