JP2002159117A - 信号及び電力経路供給装置及び方法 - Google Patents

信号及び電力経路供給装置及び方法

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JP2002159117A
JP2002159117A JP2001293367A JP2001293367A JP2002159117A JP 2002159117 A JP2002159117 A JP 2002159117A JP 2001293367 A JP2001293367 A JP 2001293367A JP 2001293367 A JP2001293367 A JP 2001293367A JP 2002159117 A JP2002159117 A JP 2002159117A
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Thomas W Ives
ダブリュー トーマス アイビス
Darrell Porter
ダレル ポルター
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • H05K7/1438Back panels or connecting means therefor; Terminals; Coding means to avoid wrong insertion
    • H05K7/1459Circuit configuration, e.g. routing signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、信号・電力供給経路を二重化するこ
とにより、点検補修のため一方の経路が分断されても、
他方の経路により信号・電力供給を維持することに関す
る。 【解決手段】モジュール120およびプレーン131、
132を支持構造210に独立的に取り付けられるよう
にすることにより、支持構造210を分解することなし
にモジュールまたはプレーンの点検補修を可能とする。
また、モジュール120とプレーン131、132間の
信号電力経路を二重化することにより、一方のプレーン
が使用不可の場合でも、他方のプレーンとの信号電力経
路により経路供給を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取り外し可能コン
ポーネントを備えた装置における信号及び電力の経路供
給を行うための方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明は、装置における信号及び電力の
経路供給を行うための方法及び装置に関するものであ
る。こうした方法及び装置によれば、装置を構成するさ
まざまなコンポーネントの便利な取り外し及び交換が可
能になる。本発明には、さまざまなコンポーネント間に
二重化された信号及び電力経路を供給するための方法及
び装置が含まれる。
【0003】先行技術による装置は、シャーシまたはフ
レーム等のような共通構造支持体に支持されたさまざま
なコンポーネントから構成される場合が多い。例えば、
大型の先行技術によるコンピュータ・ユニットは、さま
ざまなモジュール・サブコンポーネントから構成される
場合が多い。これらのモジュール・サブコンポーネント
またはモジュールは、任意の数の異なる装置の1つとす
ることが可能である。例えば、コンピュータ等のような
電子装置のユニットの場合、これらのモジュール・コン
ポーネントには、ディスク・ドライブ、コントローラ、
電源、または、冷却ファン等を含むことが可能である。
一般に、経路供給は、モジュールに対して、他の装置か
ら、及び、モジュール自体の間で、信号及び電力の経路
供給または分配を行うことができるように施される。こ
れらの経路供給は、電気、光ファイバ、空気圧、水圧を
含む、多様な形態をとることが可能である。例示のた
め、本明細書において述べる経路供給の主たる形態は、
電気的経路供給の形態であるが、もちろん、記述の原理
は、任意の形態の信号及び電力経路供給に適用すること
が可能である。
【0004】例えば、先行技術による電子装置の構成の
場合、装置に含まれているモジュールに対する電気的経
路供給は、「プレーン」と呼ぶことが可能な、プリント
回路基板またはプリント回路アセンブリによって実現可
能である。これらのプレーンは、一般に、モジュールに
対する電気的経路供給を可能にするように構成された電
気集積回路を備えたフラットなボードとして構成され
る。こうした電子装置のエンド・ユーザの観点からする
と、極めて望ましい特徴は、ダウン時間が最小限で済
む、装置の信頼性のある動作である。このため、モジュ
ールは、それぞれ、ユニットから簡単に取り外しできる
ように構成される場合が多い。各モジュールの簡単に取
り外しできるという性質によって、故障したか、また
は、誤動作するモジュールの交換が容易になり、これ
が、さらに、装置のダウン時間を短縮するのに役立つこ
とになる。
【0005】図1、2、及び、3には、電子装置の典型
的な先行技術によるユニットの構成が例示されている。
図1は、先行技術によるユニットの分解透視図である。
図1に示すように、先行技術によるユニット10には、
フロント・シャーシ12及びリア・シャーシ14を含む
ことが可能である。ユニット10には、プレーン16も
含まれている。図1から明らかなように、フロント・シ
ャーシ12及びリア・シャーシ14と、プレーン16
は、シュラウド18内に支持されるように構成されてい
る。図1によってさらに明らかなように、プレーン16
は、シュラウド18内において、フロント・シャーシ1
2とリア・シャーシ14の間に位置するように構成され
ている。シュラウド18は、フロント・シャーシ12、
リア・シャーシ14、及び、プレーン16のためのエン
クロージャと構造支持体の両方の働きをすることが可能
である。
【0006】図2は、先行技術によるユニット10のも
う1つの分解図である。図2に示すように、フロント・
シャーシ12は、シュラウド18内に取り付けられてい
る。同様に、リア・パネル14も、シュラウド18内に
取り付けられているが、図2では見えない。さらに図2
に示すように、先行技術によるユニット10には、複数
のモジュールが含まれている。モジュール20の一部
は、図2に示すように、フロント・シャーシ12内に支
持されるように構成されている。残りのモジュール20
は、図2では見えないが、図1に示されているリア・シ
ャーシ14内に支持されるように構成されている。図2
から明らかなように、モジュールは、ユニット10から
取り外しできるように構成されている。
【0007】図3は、その内部コンポーネントを示すた
め、シュラウド18の一部を切り取った、先行技術によ
るユニット10の側面図である。図3において明らかな
ように、プレーン16は、締結具19、または、他の適
合する締結手段によって、シュラウド18内の所定位置
に固定されている。図3から明らかなように、プレーン
16は、やはり、シュラウド内の所定位置に固定された
フロント・シャーシ12とリア・シャーシ14の間にお
いて、シュラウド18に固定されている。やはり図3に
おいて明らかなように、モジュール20は、シュラウド
18内に納められており、それぞれのフロント・シャー
シ12とリア・シャーシ14のそれぞれの内部に支持さ
れている。しかし、図3に示すように、交換モジュール
21が、フロント・シャーシ12に滑り込ませる途中
の、わずかに所定位置からはずれた状態で示されてい
る。
【0008】前述のように、モジュールが、図3に示す
それぞれのシャーシ12、14内に取り付けられている
場合、プレーン16によって、個々のモジュール20に
対する電気的経路供給が可能になる。換言すれば、プレ
ーン16は、個々のモジュール20に電気信号及び電力
を伝達するため、電気回路(不図示)の形態をなす、所
定の電気経路を設けるように構成されている。さらに図
3に示すように、複数の第1の電気コネクタ部分25
が、プレーン16に支持されている。第1の電気コネク
タ部分25が、プレーン16上にある電気回路(不図
示)のさまざまな脚に対する端子を形成している。
【0009】さらに、図3において明らかなように、モ
ジュール20のそれぞれ、及び、交換モジュール21に
は、第2のコネクタ部分26が支持されている。第1と
第2の電気コネクタ部分25、26は、図3に示すよう
に、互いに電気的に接続されて、その間で電気信号及び
電力が送られるように構成されている。フロント・シャ
ーシ12とリア・シャーシ14の間におけるプレーン1
6の位置によって、フロント・シャーシ12に支持され
たモジュールと、リア・シャーシ14に支持されたモジ
ュール20の両方にプレーン16を接続することが可能
になるのは明らかである。また、図3から明らかなよう
に、モジュールがそれぞれのフロント・シャーシ12及
びリア・シャーシ14に完全に挿入されると、モジュー
ル20、21のそれぞれとプレーン16の間が電気的に
接続されることになる。さらに、図3から明らかなよう
に、モジュール20、21は、第1と第2の電気コネク
タ部分25、26によってプレーン16に電気的に接続
されるように構成することが可能である。従って個々の
モジュール20、21は、第1と第2の電気コネクタ部
分25、26を介して、所定の方法で、プレーン16
に、及び、プレーン上にある電気回路(不図示)に電気
的に接続されるように構成されている。上述のような電
気コネクタは、当該技術において周知のところである。
【0010】次に図2を参照すると、先行技術による個
々のモジュール20をシュラウド18から取り外すこと
が可能な構成によって、先行技術による装置ユニット1
0の望ましくないダウン時間の短縮が容易になる。すな
わち、モジュールの故障または誤動作のために、その取
り外し及び交換が必要になった場合に、モジュール20
のそれぞれについて、比較的容易にそうした取り外し及
び交換が可能になる。プレーン16が故障及び誤動作を
生じる可能性があることも明らかである。プレーン16
のこうした故障または誤動作も、電気信号及び電力の個
々のモジュール20に対する伝送を妨げる可能性がある
ので、極めて望ましくないことは等しく明白である。
【0011】しかし、図3を検討することによって明ら
かになるように、プレーン16の取り外し及び交換は、
モジュール20の取り外し及び交換に比べると、比較的
複雑で、時間のかかる作業である可能性がある。すなわ
ち、明らかに、プレーン16の取り外しには、フロント
・シャーシ12と、関連するモジュール20、21の完
全な取り外し、あるいは、代わりに、リア・シャーシ1
4と、関連するモジュール20の完全な取り外しが必要
になる。さらに、プレーン16の取り外しには、シュラ
ウド18に対してプレーンを固定する各種締結具19の
取り外しも必要になる。従って、プレーン16が故障ま
たは誤動作を生じると、プレーンの取り外し及び交換の
間、先行技術によるユニット10のかなりのダウン時間
が生じる可能性がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コン
ポーネント部品の取付を容易にし、経路供給を二重化す
ることにより装置の信頼性を高める、ある装置ユニット
のそれぞれのコンポーネント間において信号及び電力を
供給するための方法及び装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の実施態様の1つ
によれば、取り外し可能にプレーン及び複数のモジュー
ルを支持するための装置には、支持構造と、支持構造に
形成されたアクセス面が含まれている。アクセス面は、
支持構造に形成されている。モジュール及びプレーン
は、アクセス面を介して支持構造に取り付け、支持構造
から取り外すことが可能である。
【0014】本発明のもう1つの実施態様によれば、複
数のモジュールを取り外し可能に支持する装置には、支
持構造と、支持構造に形成されたアクセス面が含まれて
いる。この装置には、さらに、支持構造に取り外し可能
に支持された第1のプレーンと第2のプレーンが含まれ
ている。モジュール及びプレーンをアクセス面を介し
て、任意の順序で支持構造に取り付け、支持構造から取
り外すことが可能である。プレーンのいずれか一方は、
もう一方のプレーンによって可能になるモジュール間に
おける信号及び電力の経路供給に影響を及ぼすことな
く、構造から取り外し、構造に取り付けることが可能で
ある。
【0015】本発明のさらにもう1つの実施態様によれ
ば、本発明には、フロント・シャーシとリア・シャーシ
が含まれている。アクセス面は、フロント・シャーシと
リア・シャーシのそれぞれに形成されている。支持構造
は、前方部分と後方部分のそれぞれに複数のモジュール
を取り外し可能に支持するように構成することが可能で
ある。さらに、支持構造は、前方部分に第1のプレーン
と第2のプレーンを取り外し可能に支持し、後方部分に
第3のプレーンと第4のプレーンを取り外し可能に支持
するように構成することが可能である。
【0016】本発明のさらにもう1つの実施態様によれ
ば、ある方法には、装置ユニットの個々のモジュール間
に信号及び電力の経路を供給することが含まれている。
この方法には、モジュール間に信号及び電力の経路の二
重化が含まれている。
【0017】本発明には、装置ユニットの個々のモジュ
ールに対して、二重化経路を含むように構成することが
可能な、信号及び電力の経路を供給するための方法及び
装置が含まれている。本発明の実施態様の1つによれ
ば、本発明には、取り外し可能な方法で、複数のモジュ
ールを支持するように構成された支持構造が含まれてい
る。支持構造は、取り外し可能な方法でプレーンを支持
するように構成することも可能である。プレーンによっ
て、モジュールに対する信号及び電力の経路供給が可能
になる。モジュール及びプレーンは、支持構造のアクセ
ス面を介して、任意の順序で、支持構造に取り付け、支
持構造から取り外すことが可能である。
【0018】本発明のもう1つの実施態様によれば、本
発明には、上述の実施態様において記載の支持構造、並
びに、支持構造に取り外し可能に支持された第1のプレ
ーン及び第2のプレーンが含まれている。第1及び第2
のプレーンは、モジュールに対して信号及び電力の経路
供給を二重化するように構成することが可能である。モ
ジュール及び第1と第2のプレーンは、任意の順序で支
持構造に取り付け、支持構造から取り外すことが可能で
ある。さらに、モジュール、及び、第1と第2のプレー
ンは、アクセス面を介して、支持構造に取り付け、支持
構造から取り外すことが可能である。
【0019】本発明のもう1つの実施態様によれば、本
発明には、前方部分と後方部分を備えた支持構造が含ま
れている。各部分は、複数のモジュールを取り外し可能
に支持するように構成することが可能である。各部分
は、1対のプレーンを取り外し可能に支持するように構
成することも可能である。さらに、前方アクセス面は、
前方部分に形成され、後方アクセス面は、後方部分に形
成されている。
【0020】本発明のさらにもう1つの実施態様によれ
ば、本発明には、装置ユニットを構成する個々のモジュ
ールに対して信号及び電力の経路を供給するための方法
が含まれている。この方法には、支持体を設けるステッ
プと、モジュール、次に、プレーンを支持体に配置し
て、プレーンによって、モジュールに対する信号及び電
力の経路供給を行えるようにするステップを含む、さま
ざまなステップを含むことが可能である。この方法に
は、支持体に第2のプレーンを配置して、モジュールに
対する信号及び電力の経路供給を二重化する追加ステッ
プを含むことが可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て具体的に説明する。
【0022】図4を参照すると、装置100のあるプレ
ーン実施態様の透視図が示されている。装置100に
は、一般にフロア119等に支えられるように構成され
たフレームまたはシャーシのような支持構造110が含
まれている。しかし、支持構造110は、独立装置とし
て示されているが、もちろん、大型構造等(不図示)の
一体部分を形成するように構成することも可能である。
支持構造110は、プレーン130及び複数のモジュー
ル120を支持するように構成することが可能である。
プレーン130によって、モジュール120に対して経
路供給を施すことが可能になる。「経路供給」の意味す
るところは、信号及び/または電力の分配である。ま
た、プレーン130は、一般に、電気装置の場合には、
図示のような電気回路等とすることが可能な、少なくと
も1つの経路供給する経路170の支持体として構成さ
れる。プレーン130は、複数のコネクタ151、15
2、153、154の1つを介して、モジュール120
のそれぞれに接続することが可能である。コネクタ15
1、152、153、154は、本明細書において電気
コネクタとして示されている。しかし、言うまでもな
く、コネクタ151、152、153、154は、光フ
ァイバ・コネクタ(不図示)等として構成することが可
能である。さらに、言うまでもなく、コネクタ151、
152、153、154は、本明細書では、例示のため
に、主として支持構造110の外部にあるように示され
ている。しかし、コネクタ151、152、153、1
54は、代わりに、支持構造110に対して主として内
部にあるように(不図示)構成することも可能である。
また、コネクタ151、152、153、154は、代
わりに、支持構造110に対してほぼ一体になるように
(不図示)構成することも可能である。「接続される」
の意味するところは、接続された物体間において信号及
び/または電力を伝達するように接続されるということ
である。すなわち、「接続される」には、とりわけ、電
気的に接続される、光学的に接続される、空気圧的に接
続される、及び、水圧的に接続されることを含むことが
可能である。「コネクタ」の意味するところは、接続さ
れている2つ以上の物体間における信号及び/または電
力の伝送を容易にする装置、または、装置の構成であ
る。
【0023】もちろん、例証のため、本明細書に記載の
本発明のさまざまな実施態様は、主として、その間で電
気信号及び電力の経路供給が行われるさまざまなコンポ
ーネントまたはモジュールから構成される、電気装置に
関して説明されることになる。さらに、言うまでもない
ことではあるが、本発明には、本明細書に特に示されて
いないか、あるいは、説明されていない、光ファイバ、
空気圧、及び、水圧等を含む他の形態の信号及び電圧経
路供給を施す、本発明による他の実施態様を含むことが
可能である。
【0024】図5及び6に移ると、図5には、支持構造
110の正面図が示され、図6には、支持構造、プレー
ン130、モジュール120、及び、コネクタ151を
含む装置100の平面図が示されている。支持構造11
0は、図示のように、第1の側面111と、第1の側面
に対してほぼ平行にすることが可能な、反対側の第2の
側面112を備えることが可能である。第1の側面11
1及び第2の側面112は、図示のようにほぼフラット
に構成することが可能である。支持構造110は、図示
のように、上部115と、上部に対してほぼ平行にする
ことが可能な、反対側の底部116を備えることも可能
である。上部115と底部116は、ボックス状のエン
クロージャを形成するように、第1の側面111及び第
2の側面112の両端に取り付けることが可能である。
第1の側面111及び第2の側面112、及び、上部1
15及び底部116は、一体化したパネルまたはシート
ように描かれているが、もちろん、代わりに、第1の側
面111、第2の側面112、上部115、及び、底部
116は、光及び空気を通すことができるように、ほぼ
開放された構成を施すことも可能である。
【0025】さらに図示のように、支持構造は、底部1
16に取り付けられ、装置100を支持するように構成
された1組の脚117等とすることが可能である。明ら
かに、第1の側面111、第2の側面112、上部11
5、及び、底部116は、それぞれ、ほぼ矩形の形状と
することが可能である。しかし、言うまでもなく、側面
111、112及び上部115、及び、底部116は、
任意の幾何学形状を備えることが可能である。さらに、
言うまでもないが、本明細書では、支持構造110の特
定の形状について全く触れることはない。また、明らか
に、第1の側面111及び第2の側面112は、上部1
15及び底部116に対してほぼ垂直にすることが可能
である。
【0026】また、図5及び6に明らかなように、第1
の側面111、第2の側面112、上部115、及び、
底部116が、共通エッジに沿って終端して、アクセス
面113を形成するように描かれている。「アクセス
面」の意味するところは、少なくとも1つのモジュール
120またはプレーン130を通すことができるよう
に、少なくとも部分的に開放された支持構造110の単
一側面または領域等である。さらに明らかなように、ア
クセス面113は、ほぼフラットに構成することが可能
であるが、代わりに、任意の形状を備えるように構成す
ることも可能である。さらに、アクセス面113は、第
1の側面111及び第2の側面112に対してほぼ垂直
に構成することも可能である。アクセス面113は、上
部115及び底部116に対して垂直にすることも可能
である。さらに、アクセス面113は、ドアまたは取り
外し可能なパネル等(不図示)で被うことも可能であ
る。しかし、アクセス面113は、露出したままの状態
に構成することができるので、こうしたドア、パネル、
または、その他の保護被覆は、オプションである。
【0027】装置100には、支持構造に形成されたプ
レーン収容部190と複数のモジュール収容部180も
含まれている。「プレーン収容部」の意味するところ
は、アクセス面113を介して、支持構造に所定の配向
をなすようにプレーン130を収容し、取り外し可能に
支持するように構成された支持構造110の一部であ
る。「モジュール収容部」の意味するところは、アクセ
ス面113を介して、支持構造に所定の配向をなすよう
にモジュール120を収容し、取り外し可能に支持する
ように構成された支持構造110の一部である。モジュ
ール収容部180は、互いにほぼ平行な配向を施すこと
が可能であり、また、図示のように、ほぼ整列するよう
に、換言すると、ほぼまっすぐな列をなすように、配向
を施すことも可能である。さらに、プレーン収容部19
0は、モジュール収容部180のそれぞれに対してほぼ
平行な配向を施すことが可能である。図示のように、支
持構造110のプレーン収容部190と少なくとも1つ
のモジュール収容部180の間に少なくとも1つの通路
185を形成することが可能である。
【0028】図4に戻ると、支持構造110は、モジュ
ール収容部180のそれぞれに複数のモジュール120
を収容し、支持するように構成されている。支持構造1
10は、一般に、少なくとも1つのこうしたモジュール
を取り外し可能に支持するように構成されているが、任
意の数のモジュールを取り外し可能に支持するように構
成することも可能である。「取り外し可能に支持する」
の意味するところは、支持構造の分解を必要とすること
なく、モジュール120及びプレーン130を支持構造
110に選択的に取り付け、支持構造110から選択的
に取り外すことが可能であるということである。支持構
造110は、支持構造への取り付け及び支持構造からの
取り外し中、プレーン130及び各モジュール120を
スライド式に収容するように構成することが可能であ
る。「スライド式に収容する」の意味するところは、支
持構造110に対する、引き出しの動きに似た、プレー
ン130及びモジュール120の動きである。換言すれ
ば、支持構造110への取り付け時、プレーン130及
び各モジュール120を、それぞれ、プレーン収容部1
90及びモジュール収容部180に滑り込ませて、ガイ
ドし、支持構造に納めることが可能である。例示のた
め、ここに描かれた装置100は、4つのモジュール1
20を取り外し可能に支持することが可能な支持構造を
備えるように示されている。しかし、言うまでもなく、
支持構造110は、任意の数のモジュールを取り外し可
能に支持するように構成することが可能である。モジュ
ール120は、一般に、電子装置に含まれるコンポーネ
ントとすることが可能である。例えば、モジュール12
0は、それに制限するわけではないが、ディスク・ドラ
イブ、コントローラ、電源、または、冷却ファン等のよ
うなコンポーネントとすることが可能である。
【0029】支持構造110は、プレーン130を取り
外し可能に支持するように構成することも可能である。
プレーン130は、モジュール120のそれぞれに対す
る信号及び/または電力の経路供給を施すため、図示の
ように、電気回路の形態をなすような少なくとも1つの
経路供給する経路170を備えることが可能である。経
路供給する経路170の代替構成には、光ファイバ・フ
ィラメント(不図示)等のネットワークを含むことが可
能である。プレーン130は、いくつかの可能性のある
構成の任意の1つをなすように制作することが可能であ
る。例えば、電気装置の場合、プレーン130は、プリ
ント回路基板、プリント回路アセンブリ等の形態をとる
ことが可能である。もちろん、経路供給する経路170
は、ここでは、例示のため、単純化された経路として描
かれている。さらに言うまでもなく、経路供給する経路
170は、任意の数の可能性のある方法で構成すること
が可能である。さらに、言うまでもなく、経路供給する
経路170には、単純な経路以外の装置を含むことが可
能である。例えば、電気装置ユニットの場合、経路供給
する経路には、経路供給する経路には、トランジスタ、
コンデンサ、抵抗器、電子メモリ・デバイス、及び、マ
イクロプロセッサ等のような、任意の数の可能性のある
電気及び電子コンポーネント、及び/または、情報処理
コンポーネントを含むことが可能である。もう1つの例
として、空気圧装置等の場合、経路供給する経路170
には、弁、調整器等を含むことが可能である。
【0030】支持構造110は、単一プレーン130を
取り外し可能に支持するように構成されたものとして描
かれているが、もちろん、本発明には、さらに詳細に後
述するように、任意の数のプレーンを取り外し可能に支
持するように構成された支持構造を含むことが可能であ
る。さらに、プレーン130は、支持構造110の第1
の側面111に対して近接配置されたものとして描かれ
ているが、もちろん、プレーンは、支持構造の第2(す
なわち反対側)の側面112にも等しくうまく近接配置
することが可能である。さらに、言うまでもなく、プレ
ーン130は、支持構造110の上部115または底部
116にも等しくうまく近接配置することが可能であ
る。プレーン及びモジュールが支持構造110に取り付
けられると、プレーン130をモジュール120のそれ
ぞれに選択的に接続することが可能になる。
【0031】電気装置ユニットの場合、モジュール12
0のそれぞれ、及び、プレーン130は、少なくとも1
つの電気接点160を備えている。プレーン130は、
各モジュール120毎に少なくとも1つの電気接点16
0を備えるのが望ましい。プレーン130の接点160
と各モジュール120の接点160との接続は、コネク
タ151、152、153、154を用いることによっ
て容易化される。もちろん、コネクタは当該技術におい
て既知のところであり、多くのタイプのコネクタが利用
可能である。例示のため、4つの可能性のあるタイプの
電気コネクタ151、152、153、154が描かれ
ている。
【0032】例えば、利用可能なコネクタ151のタイ
プの1つは、図示のように、独立したフレキシブルコネ
クタである。コネクタ151に関連した接点160は、
ソケットとして構成することが可能である。コネクタ1
51をプレーン130の接点160の1つ及びモジュー
ル120の少なくとも1つの接点160の1つに差し込
むことによって、プレーンとモジュールを電気的に接続
することができる。利用可能なもう1つのタイプのコネ
クタ152は、フレキシブルコネクタに比べてかなり剛
性である点を除けば、電気コネクタ151と同様に構成
され、利用される独立した剛性コネクタである。
【0033】利用可能な第3のタイプのコネクタ153
は、図示のように、モジュール120及びプレーン13
0に一体化されたコネクタである。見て分かるように、
コネクタ153に関連した電気接点160は、互いに向
かい合うように、プレーン130及びモジュール120
に配置されている。コネクタ153は、プレーン130
の接点160の1つをモジュール120の1つの接点1
60に直接接触させるように構成することが可能であ
る。プレーン130及びモジュール120を支持構造1
10に取り付けると、コネクタ153を通路185内に
支持することが可能になる。第4のタイプのコネクタ1
54は、アクセス面113と面一になるように構成され
た、独立した剛性コネクタである。第4のタイプのコネ
クタ154に関連した電気接点160は、互いに向かい
合うように、プレーン130とモジュール120に配置
されている。プレーン130及びモジュール120を支
持構造110に取り付けると、第4のタイプのコネクタ
154を通路185内に支持することが可能になる。修
理または交換のため、独立したコネクタ151、15
2、154を装置100から取り外し、同時に、モジュ
ール120及びプレーン130を支持構造に支持された
状態にしておくことが可能である。一体式コネクタ15
3は、それぞれのモジュール120から分離することが
不可能であり、従って、それぞれのモジュール120を
取り外すことなく、装置100から取り外すことは不可
能である。
【0034】プレーン130は、明らかに、支持構造1
10によって、第1の側面111に対してほぼ平行に並
置した状態で、取り外し可能に支持することが可能であ
る。やはり明らかに、モジュール120は、支持構造に
よって、ほぼまっすぐな列をなすように、取り外し可能
に支持することが可能である。やはり明らかに、モジュ
ール120は、支持構造110によって、第1の側面1
11及び第2の側面112に対してほぼ平行な列をなす
配向になるように、取り外し可能に支持することが可能
である。さらに、モジュール120は、支持構造110
によって、プレーン130に対してほぼ平行な列をなす
配向になるように、取り外し可能に支持することが可能
である。プレーン130及び120は、互いに特定の配
向で描かれている。もちろん、モジュール120及びプ
レーン130は、上述のように任意の順序で、個別に、
プレーン及び各モジュール120を支持構造110に取
り付け、あるいは、支持構造から取り外すことを可能に
する任意の方法で、配向を施すことが可能である。
【0035】さらに、明らかに、プレーン130及びモ
ジュール120の任意の1つは、アクセス面113を介
して、任意の順序で、支持構造110に取り付け、ある
いは、支持構造110から取り外すことが可能である。
すなわち、プレーン130は、アクセス面113を介し
て、支持構造からモジュール120を取り外すことな
く、支持構造110に取り付け、あるいは、支持構造か
ら取り外すことが可能である。同様に、モジュール12
0の任意の1つは、アクセス面113を介して、他のモ
ジュールまたはプレーン130を取り外すことなく、支
持構造110に取り付け、あるいは、支持構造から取り
外すことが可能である。さらに、明らかに、プレーン及
びモジュール120の任意の1つは、支持構造を分解す
ることなく、支持構造110に取り付け、あるいは、支
持構造から取り外すことが可能である。しかし、支持構
造110からプレーン130またはモジュール120の
任意の1つを取り外すには、プレーンとモジュールが電
気的に互いに切断されていることが必要である。例え
ば、あるタイプのコネクタ151、152は、支持構造
からプレーンまたはモジュールを取り外す前に、プレー
ン130とモジュール120のいずれかまたは両方から
抜くか、あるいは、別様に切断することが可能である。
別タイプのコネクタ153、154は、支持構造110
からプレーン130またはモジュール120を取り外す
前に、コネクタを取り外す必要がない。
【0036】図7を参照すると、装置200の2プレー
ン実施態様の透視図が示されている。装置200には、
図4〜6に描かれた支持構造110と同様の方法で構成
することが可能な支持構造210が含まれている。支持
構造210は、第1の側面111、反対側の第2の側面
112、上部115、及び、反対側の底部116を備え
ている。さらに、アクセス面113が、支持構造に形成
されている。支持構造は、フロア119に装置200を
支持することが可能な1組の脚117を備えることも可
能である。明らかに、支持構造210は、複数のモジュ
ール120以外に、第1のプレーン131及び第2のプ
レーン132を取り外し可能に支持するように構成する
ことが可能である。モジュール120は、それぞれ、支
持構造210に形成された複数のモジュール収容部18
0に収容することが可能である。同様に、第1のプレー
ン131と第2のプレーン132は、やはり支持構造に
形成されたプレーン収容部190に収容することが可能
である。明らかに、プレーン収容部190は、互いにほ
ぼ平行に、間隔をあけ、並置した状態になるように、支
持構造210上において配向を施すことが可能である。
また、図示のように、モジュール収容部180は、ほぼ
プレーン収容部190の間に位置するように、支持構造
210上において配向を施すことが可能である。
【0037】明らかに、第1のプレーン131と第2の
プレーン132は、支持構造210によって、互いにほ
ぼ平行な配向になるように、取り外し可能に支持される
ことが可能である。また、第1のプレーン131は、支
持構造210によって、第1の側面111に対して平行
に並置した状態に支持されることが可能である。同様
に、第2のプレーン132は、第2の側面112に対し
て平行に並置した状態に支持されることが可能である。
アクセス面113は、図示のようにほぼフラットにする
ことが可能であり、第1のプレーン131及び第2のプ
レーン132は、それぞれ、支持構造210によって、
アクセス面に対してほぼ垂直になるように取り外し可能
に支持することが可能である。また、モジュール120
は、支持構造210によって、第1のプレーン131と
第2のプレーン132の間に支持されることが可能であ
る。
【0038】第1のプレーン131及び第2のプレーン
132は、それぞれ、少なくとも1つの経路供給する経
路170を備えることが可能である。経路供給する経路
170については、図4〜6に関連して上述した。第1
のプレーン131及び第2のプレーン132は、モジュ
ールに対する信号及び電力の経路供給を施すため、モジ
ュールの少なくとも1つに接続することが可能である。
コネクタ151は、第1のプレーン131及び第2のプ
レーン132をモジュール120に接続するために利用
可能である。もちろん、コネクタは当該技術において周
知のところであり、任意のタイプのコネクタを本発明に
利用して、プレーン131、132をモジュール120
に接続することが可能である。例えば、装置200は、
図4に描かれたコネクタ151、152、153、15
4の任意の1つを利用することが可能である。コネクタ
151、152、153、154の構成及び利用につい
ては、図4〜6に関連して上述のところである。
【0039】さらに、第1のプレーン131及び第2の
プレーン132をモジュール120に接続して、モジュ
ールに対する経路供給を二重化することが可能である。
明らかに、第1のプレーン131または第2のプレーン
132は、アクセス面113を介して、もう一方のプレ
ーンまたはモジュール120の任意の1つを取り外すこ
とを必要とせずに、支持構造210に取り付け、あるい
は、支持構造から取り外すことが可能である。さらに、
第1のプレーン131または第2のプレーン132は、
アクセス面113を介して、支持構造の分解を必要とす
ることなく、支持構造110に取り付け、あるいは、支
持構造から取り外すことが可能である。同様に、明らか
に、モジュール120の任意の1つは、アクセス面11
3を介して、第1のプレーン131または第2のプレー
ン132を取り外したり、あるいは、支持構造を分解す
ることを必要とせずに、支持構造110に取り付け、あ
るいは、支持構造から取り外すことが可能である。同様
に、モジュール120の任意の1つは、他のモジュール
を取り外すことなく、支持構造210に取り付け、ある
いは、支持構造から取り外すことが可能である。
【0040】明らかに、第1のプレーン131と第2の
プレーン132の二重化構成のため、第1のプレーン1
31は、モジュール120から切断して、支持構造21
0から取り外すが、第2のプレーン132は、モジュー
ル120間において第2のプレーン132により供給さ
れる経路に影響を及ぼすことなくモジュールに接続さ
れ、支持構造に支持されたままにしておくことが可能で
ある。同様に、明らかに、第2のプレーン132は、モ
ジュール120から切断して、支持構造210から取り
外すが、第1のプレーン131は、第1のプレーン13
2により供給される経路に影響を及ぼすことなくモジュ
ールに接続され、支持構造に支持されたままにしておく
ことが可能である。モジュール120の任意の1つと、
第1のプレーン131及び第2のプレーン132の一方
は、任意の順序で支持構造210に取り付け、あるい
は、支持構造から取り外すことが可能である。すなわ
ち、モジュール120の任意の1つと、第1のプレーン
131及び第2のプレーン132の一方は、他のモジュ
ールまたはプレーンの位置または移動にかまわずに、支
持構造210から取り外すことが可能である。
【0041】しかし、支持構造210からモジュール1
20の任意の1つまたはプレーン131、132を取り
外すには、こうした取り外しの前に、それぞれのモジュ
ール及びプレーンを電気的に切断することが必要にな
る。モジュール120及びプレーン131、132の切
断については、上述のところである。それぞれのモジュ
ール120及びプレーン131、132の切断が済む
と、モジュールまたはプレーンは、それぞれのモジュー
ル収容部180またはプレーン収容部190から、アク
セス面113を介して引き出すことによって、取り外し
ことが可能である。逆に、モジュール120の任意の1
つまたはプレーン131、132は、アクセス面113
を介して、それぞれのモジュール収容部180またはプ
レーン収容部190にモジュールまたはプレーンを押し
込むことによって、支持構造210に取り付けることが
可能である。支持構造210への取り付けが済むと、そ
れぞれのコネクタ151によって、それぞれのモジュー
ル120及びプレーン131、132を接続することが
可能になる。
【0042】次に図8を参照すると、本発明による装置
300の第3の実施態様が示されている。図8には、上
述の装置100及び200と同様の装置300の平面断
面図が示されている。しかし、装置300には、前方ア
クセス面313と後方アクセス面314を備えた支持構
造310が設けられている。前方アクセス面313と後
方アクセス面314は、図示のように互いにほぼ平行に
することが可能である。前方アクセス面313によっ
て、少なくとも1つのモジュール収容部180と少なく
とも1つのプレーン収容部190へのアクセスが可能に
なる。同様に、後方アクセス面314によって、やは
り、図示のように、少なくとも1つのモジュール収容部
180と少なくとも1つのプレーン収容部190へのア
クセスが可能になる。図示のように、プレーン収容部1
90は、互いにほぼ平行な配向を施すことが可能であ
る。プレーン収容部190は、モジュール収容部180
に対してほぼ平行な配向を施すことも可能である。支持
構造310は、図7に関して上述の方法と同様に、前方
アクセス面313を介して、第1のプレーン131及び
第2のプレーン132を取り外し可能に支持するように
構成することが可能である。支持構造310は、図7に
関して上述の方法と同様に、後方アクセス面314を介
して、第3のプレーン133及び第4のプレーン134
を取り外し可能に支持するように構成することも可能で
ある。
【0043】少なくとも1つのモジュール120は、図
7に関して上述の方法と同様に、前方アクセス面313
及び後方アクセス面314のそれぞれを介して、支持構
造310によって取り外し可能に支持することが可能で
ある。図8に示すように、モジュール120は、図7に
関連して上述の方法と同様に、それぞれのコネクタ15
1によって第1のプレーン131及び第2のプレーン1
32に接続することも可能である。同様に、モジュール
120は、コネクタ151によって第3のプレーン13
3及び第4のプレーン134に接続することが可能であ
る。図4〜7に関連した上記説明から明らかなように、
4つのプレーン131、132、133、134は、モ
ジュール120または他のプレーンを取り外すことを必
要とせずに、それぞれのアクセス面313、314を介
して取り外したり、取り付けたりすることが可能であ
る。同様に、プレーン131、132、133、134
により経路供給が二重化するため、明らかに、第1のプ
レーン131と第2のプレーン132の一方、及び、第
3のプレーン133と第4のプレーン134の一方は、
モジュール120に対し供給される経路に影響を及ぼす
ことなく、取り外すことが可能である。
【0044】図9を参照すると、本発明による装置40
0の第4の実施態様が示されている。図9には、上述の
装置100及び200と同様の装置400の正面図が描
かれている。装置400には、第1の側面111、第2
の側面112、上部115、及び、底部116を備えた
支持構造410が設けられている。装置400は、フロ
ア119に装置を支持することが可能な1組の脚117
を備えることも可能である。装置400は、第1の側面
111と第2の側面112の間、及び、上部115と底
部116の間に形成され、図示のように、少なくとも1
つのモジュール120と少なくとも第1のプレーン13
1を取り外し可能に支持するように構成された収容部1
95を備えることも可能である。収容部195は、同様
に、第2のプレーン132を取り外し可能に支持するよ
うに構成することが可能である。第1のプレーン131
及び第2のプレーン132は、それぞれ、図4〜図7に
関して既述の方法と同様に、コネクタ151によってモ
ジュール120に接続することが可能である。
【0045】装置400は、支持構造410に接続され
た少なくとも1つの安定器420を備えることも可能で
ある。各安定器420は、収容部195内に取り外し可
能に支持されている間、プレーン131、132、また
は、モジュール120の位置を安定化させる働きをする
ことが可能である。図4〜7に関する上記説明から明ら
かなように、第1のプレーン131及び第2のプレーン
132、並びに、各モジュール120は、個別に、か
つ、他のモジュールまたはプレーンの取り外し、また
は、支持構造の分解を必要とせずに、アクセス面113
を介して、支持構造410に取り付け、支持構造から取
り外すことが可能である。
【0046】本発明のさらにもう1つの実施態様によれ
ば、本発明には、複数のサブ・コンポーネント・モジュ
ールを含む電気装置のような、装置ユニットに経路供給
を施す方法が含まれる。この方法には、複数のモジュー
ル、及び、モジュールに対する経路供給を施すように構
成された少なくとも1つのプレーンを支持するように構
成することが可能な、構造支持体を設けるステップが含
まれている。モジュールが、支持構造に配置され、その
後で、プレーンが支持構造に配置される。プレーンをモ
ジュールに接続すると、モジュールとプレーンの間に経
路供給が施される。この方法には、支持構造に第2のプ
レーンを配置する追加ステップと、第2のプレーンをモ
ジュールに接続して、モジュールに対する経路供給を二
重化する追加ステップを含むことが可能である。
【0047】本発明のもう1つの実施態様によれば、本
発明には、装置ユニットに経路供給を施す方法が含まれ
ており、この方法には、アクセス面を形成する支持構造
を設けるステップが含まれている。この方法には、アク
セス面を介して複数のモジュールを移動させることによ
って、支持構造に複数のモジュールを配置するステップ
が含まれている。第1のプレーンは、アクセス面を介し
て第1のプレーンを送り込むことによって支持構造に配
置されるので、アクセス面を介して支持構造からモジュ
ールの任意の1つを取り外すのに、第1のプレーンを取
り外す必要はない。第2のプレーンは、アクセス面を介
して第2のプレーンを送り込むことによって支持構造に
配置されるので、アクセス面を介して支持構造からモジ
ュールの任意の1つまたは第1のプレーンを取り外すの
に、第2のプレーンを取り外す必要はない。第2のプレ
ーンをモジュールに接続すると、モジュールに対する経
路供給が二重化される。
【0048】本発明を、構造的と方法的特徴に関してあ
る程度特定的な言葉で説明したが、本明細書に開示した
手段は本発明を実施する好ましい形態を含むものであ
り、本発明はこれら図示し記載された特定の特徴に制限
されないことを理解されたい。したがって、本発明は、
均等の原則に従って適切に解釈される特許請求の範囲に
記載された範囲内におけるいかなる形態または変更につ
いても含むものである。
【0049】本発明は以下に要約される。
【0050】1.取り外し可能プレーン及び少なくとも
1つの取り外し可能モジュールを支持する装置であっ
て、前記プレーン(130)及び前記モジュール(12
0)を取り外し可能に支持するように構成された支持構
造(110)と、前記支持構造(110)上に形成され
たアクセス面(113)を備え、かつ、前記プレーン
(130)及び前記モジュール(120)を前記アクセ
ス面(113)を介して前記支持構造110に取り付け
ることが可能であることを特徴とする装置。
【0051】2.前記支持構造(110)によって、前
記モジュール(120)が互いにほぼ平行な配向をなす
ように支持されることを特徴とする第1項に記載の方
法。
【0052】3.前記支持構造(110)が、前記プレ
ーン(130)及び前記モジュールを、個別に、かつ、
任意の順序で、前記支持構造(110)に取り付け、前
記支持構造から取り外すことができるように構成されて
いることを特徴とする第1項に記載の装置。
【0053】4.前記支持構造(110)が、第1の側
面(111)と、前記第1の側面(111)に対してほ
ぼ平行な反対側の第2の側面(112)を備えているこ
とを特徴とする第1項に記載の装置。
【0054】5.前記支持構造(110)が、前記プレ
ーン(130)を前記第1の側面(111)に対してほ
ぼ平行に並置した状態に支持するように構成されている
ことを特徴とする第4項に記載の装置。
【0055】6.前記アクセス面(113)がほぼフラ
ットであること、および、前記第1の側面(111)及
び第2の側面(112)が前記アクセス面(113)に
対してほぼ垂直であることを特徴とする第4項に記載の
装置。
【0056】7.前記支持構造(110)がプレーン
(130)をスライド可能に受けるように構成されてい
ることを特徴とする第1項に記載の装置。
【0057】8.前記支持構造(110)が前記第1の
側面(111)と前記第2の側面(112)に対してほ
ぼ平行な列内に前記モジュール120を支持するように
構成されていることを特徴とする第4項に記載の装置。
【0058】9.前記支持構造(110)が前記プレー
ン(130)を前記モジュール(120)の前記列に対
してほぼ平行な配向をなすように支持するように構成さ
れていることを特徴とする第8項に記載の装置。
【0059】10.前記支持構造110に形成されたプ
レーン収容部190と、前記支持構造110に形成され
た複数のモジュール収容部180とを備えることを特徴
とする第1項に記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術による装置ユニットの透視図である。
【図2】図1に示す先行技術による装置ユニットのもう
1つの透視図である。
【図3】図1に示す先行技術による装置ユニットの側面
切り取り図である。
【図4】本発明の第1の実施態様による装置の透視図で
ある。
【図5】図4に示す装置の支持構造の正面図である。
【図6】図4に示す装置の平面図である。
【図7】本発明の第2の実施態様による装置の透視図で
ある。
【図8】本発明の第3の実施態様による装置の平面図で
ある。
【図9】本発明の第4の実施態様による装置の正面図で
ある。
【符号の説明】
110 支持構造 111 第1の側面 112 第2の側面 113 アクセス面 120 モジュール 130 プレーン 180 モジュール収容部 190 プレーン収容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポルター ダレル アメリカ合衆国 アイダホ83644 ミドレ トン ムーングロウドライブ 26250 Fターム(参考) 5G361 AA06 AB12 AC01 AD01 AE01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取り外し可能プレーン及び少なくとも1つ
    の取り外し可能モジュールを支持する装置であって、 前記プレーン(130)及び前記モジュール(120)
    を取り外し可能に支持するように構成された支持構造
    (110)と、前記支持構造(110)上に形成された
    アクセス面(113)を備え、かつ、 前記プレーン(130)及び前記モジュール(120)
    を前記アクセス面(113)を介して前記支持構造11
    0に取り付けることが可能であることを特徴とする装
    置。
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