JP2002158632A - Ofdmデジタル信号中継装置 - Google Patents

Ofdmデジタル信号中継装置

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JP2002158632A
JP2002158632A JP2000353245A JP2000353245A JP2002158632A JP 2002158632 A JP2002158632 A JP 2002158632A JP 2000353245 A JP2000353245 A JP 2000353245A JP 2000353245 A JP2000353245 A JP 2000353245A JP 2002158632 A JP2002158632 A JP 2002158632A
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俊二 中原
Koichiro Imamura
浩一郎 今村
Naohiko Iso
直彦 居相
Hiroyuki Hamazumi
啓之 濱住
Kazuhiko Shibuya
一彦 澁谷
Makoto Sasaki
誠 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変調内容が同一で、周波数が同一または異な
る複数のOFDMデジタル信号の非再生中継伝送におい
て、受信電波がフェージングを受けていても受信レベル
を大きくすることができるようにして、受信した信号の
特性劣化を改善でき、さらに、送信する信号の送信波各
々のキャリアの電力を等しくすることにより中継装置の
送信出力を有効に使用することを可能とする。 【解決手段】 受信部1では、ブランチ数Lのアンテナ
11で受信された信号をベースバンドデジタル信号に変
換する。それをダイバーシティ合成部2にて、それぞ
れ、タップ係数が与えられたFIRフィルタでフィルタ
処理することにより各系統のベースバンドデジタル信号
の周波数特性を変更し、合成し、送信部3から送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変調内容が同一
で、周波数が同一または異なる複数のOFDMデジタル
信号を中継伝送するOFDMデジタル信号中継装置に関
する。
【0002】[発明の概要]本発明は、変調内容が同一
で、周波数が同一または異なる複数のOFDMデジタル
信号の中継伝送に関し、中継のために受信したOFDM
デジタル信号のマルチパスの影響による特性劣化を改善
し、かつ受信したOFDMデジタル信号の各キャリアの
CN比をできるだけ大きくなるように改善し、さらに、
送信するOFDMデジタル信号の送信波各々のキャリア
の電力を等しくすることにより中継装置の送信出力を有
効に使用できるようにすることを、OFDMデジタル信
号の非再生中継により実現するものである。
【0003】
【従来の技術】一般に、デジタル信号の中継は、中継装
置において受信デジタル信号を復調し、ビット判定を行
い、再び変調して送信するような再生中継を採用してい
る。しかし、再生中継を行わない場合、即ち、非再生中
継の場合、ODFMデジタル信号の非再生中継では、例
えば図4に示すような中継方法が行われている。
【0004】即ち、OFDMデジタル信号の中継におい
ては、従来では、図4に示すように、1つの受信アンテ
ナ101で受信されたOFDMデジタル信号は、ダウン
コンバータ(Down/con)102にて特定周波数
のIF(中間周波数)信号にダウンコンバートされ、不
要波を除去するためのバンドパスフィルタ103を通過
され、アップコンバータ(Up/con)104にて再
び送信周波数にアップコンバートされ、増幅器105に
て所要の出力レベルに増幅され、送信アンテナ46から
送信されていた。
【0005】なお、ODFMデジタル信号の中継では、
周波数及び変調内容が同一である場合と変調内容は同一
であるが周波数が異なる場合とがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のOFDMデジタ
ル信号中継装置では、OFDMデジタル信号の送信波を
1つの受信アンテナで受信していたため、電波伝搬路の
フェージングにより受信レベルが低下し、OFDMデジ
タル信号の全キャリアのCN比が低下しても、それを改
善できずそのまま中継送信していた。そのため、従来で
は、中継装置で増幅され、再送信されたOFDMデジタ
ル信号を受信しても誤り率特性は劣化したままであっ
た。
【0007】また、受信されたOFDMデジタル信号に
含まれるマルチパス歪の影響による劣化及びキャリア毎
のCN比の劣化が改善されることなく再送信されていた
ため、中継後のOFDMデジタル信号を受信した場合、
中継後の伝送特性の劣化に加えて中継前の伝送特性の劣
化が重なり、さらに誤り率特性の劣化が大きくなってい
た。
【0008】さらに、中継するOFDMデジタル信号の
伝送信号帯域内の振幅周波数特性を一定にするような改
善も行われていないため、中継後のOFDMデジタル信
号を受信した場合、キャリア毎にCN比が異なるためC
N比の小さいキャリアの誤り率が劣化し、それが全キャ
リアの平均誤り率をさらに劣化させていた。
【0009】そこで、本発明の目的は、変調内容が同一
で、周波数が同一または異なる複数のOFDMデジタル
信号の非再生中継伝送において、OFDMデジタル信号
の受信電波がフェージングを受けていても受信レベルを
大きくすることができるようにして、受信したOFDM
デジタル信号の特性劣化を改善でき、さらに、送信する
OFDMデジタル信号の送信波各々のキャリアの電力を
等しくすることにより中継装置の送信出力を有効に使用
することを可能とするOFDMデジタル信号中継装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のOFDMデジタル信号中継装置は、周波
数及び変調内容が同一のOFDMデジタル信号を中継伝
送するOFDMデジタル信号中継装置であって、前記O
DFMデジタル信号の送信波を受信する複数の受信アン
テナと、前記複数の受信アンテナで受信された複数系統
の受信信号をそれぞれベースバンドデジタル信号に変換
する手段と、前記変換された複数系統のベースバンドデ
ジタル信号を、それぞれ、タップ係数が与えられたFI
Rフィルタでフィルタ処理することにより各系統のベー
スバンドデジタル信号の周波数特性を変更する手段と、
前記FIRフィルタ通過後の各系統のベースバンドデジ
タル信号を合成する手段と、前記合成後のベースバンド
デジタル信号を所望送信周波数のOFDMデジタル信号
送信波に変換する手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0011】また、本発明のOFDMデジタル信号中継
装置は、異なる周波数で送られてきた同一変調内容の複
数のOFDMデジタル信号を中継伝送するOFDMデジ
タル信号中継装置であって、前記変調内容が同一でも周
波数が異なる複数のOFDMデジタル信号の送信波を受
信する1以上の受信アンテナと、前記1以上の受信アン
テナで受信された周波数が異なる複数のOFDMデジタ
ル信号をバンドパスフィルタによって所望の周波数帯域
の受信信号成分に分波する手段と、前記分波された複数
系統の受信信号をそれぞれベースバンドデジタル信号に
変換する手段と、前記変換された複数系統のベースバン
ドデジタル信号を、それぞれ、タップ係数が与えられた
FIRフィルタでフィルタ処理することにより各系統の
ベースバンドデジタル信号の周波数特性を変更する手段
と、前記FIRフィルタ通過後の各系統のべースバンド
デジタル信号を合成する手段と、前記合成後のベースバ
ンドデジタル信号を所望送信周波数のOFDMデジタル
信号送信波に変換する手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0012】本発明によれば、OFDMデジタル信号の
受信電波がフェージングを受けていても、受信レベルを
大きくすることができるので、受信CN比を大きくする
ことができる。また、各系統のベースバンドデジタル信
号の周波数特性を変更して合成するので、受信CN比を
さらに改善することができ、受信したOFDMデジタル
信号の特性劣化を改善することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。
【0014】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係るOFDMデジタル信号中継装置の構成
を示すブロック図である。なお、この第1の実施形態
は、例えばSFN(SingleFrequency Network)のよう
に周波数及び変調内容が同一のOFDMデジタル信号が
送信されるシステムにおいて中継伝送する中継局で用い
られる場合、あるいは変調内容が同一のままで周波数を
変えて送信する場合に関する。
【0015】図1において、このOFDMデジタル信号
中継装置は、信号伝送系が受信部1とダイバーシティ合
成部2と送信部3と構成でされ、制御系が同期回路部4
とフィルタ係数演算部5とで構成されている。
【0016】受信部1は、ブランチ数Lのスペースダイ
バーシティアンテナ(ブランチ#0,#1,…#L−
1)11と、対応するアンテナの無線周波(RF)受信
信号をベースバンドの受信信号に変換する系統数Lのダ
ウンコンバータ(Down/con)12と、系統数L
のベースバンド受信信号をデジタル信号(複素ベースバ
ンド信号)に変換するA/D変換器13とを備えてい
る。
【0017】ダイバーシティ合成部2は、系統数LのA
/D変換器13の出力を受ける系統数LのFIRフィル
タ21と、系統数LのFIRフィルタ21の出力を合成
する信号合成回路22とを備えている。
【0018】系統数LのFIRフィルタ21は、それぞ
れMタップのトランスバーサルフィルタで構成され、各
タップにはフィルタ係数演算部5から系統別に適応的に
重み付けされたフィルタ係数wl(m)(m=0,1,2,
…,M−1)が与えられるようになっている。
【0019】送信部3は、信号合成回路22の出力をア
ナログ信号に変換するD/A変換器31と、D/A変換
器31の出力をRF送信信号に変換するアップコンバー
タ(Up/con)32と、RF送信信号のチャンネル
(CH)を変換するチャンネル変換器(CH変換器)3
3と、CH変換器33の出力を所定レベルに増幅する増
幅器34と、増幅器34で増幅されたODFMデジタル
信号の送信電波を送出する送信アンテナ35とを備えて
いる。なお、SFNの場合は中継局受信の周波数と同じ
送信周波数なので、CH変換器33は使用しない。
【0020】フィルタ係数演算部5は、受信部1のA/
D変換器13が出力するL系統の複素ベースバンド信号
から各系統の周波数応答を求める伝送路応答演算回路5
1と、伝送路応答演算回路51が求めた周波数応答に基
づきダイバーシティ合成用のキャリア毎の重み付け係数
を演算する周波数重み付係数演算回路52と、周波数重
み付係数演算回路52の出力に基づきダイバーシティ合
成部2のFIRフィルタ21の各タップに出力するフィ
ルタ重み係数wl(m)を求めるフィルタ係数演算回路53
とを備えている。
【0021】同期回路部4は、受信部1のA/D変換器
13が出力するL系統の複素ベースバンドデジタル信号
のうち任意の1系統の複素ベースバンドデジタル信号を
使用して、主に次の3つの制御信号を生成する。図示例
では、ブランチ#1の複素ベースバンド信号を使用して
いる。
【0022】1つは、信号伝送系の受信部1のダウンコ
ンバータ12と送信部3のアップコンバータ32におい
て使用する周波数変換のための共通の周波数Loのローカ
ル信号(以下「ローカル信号Lo」という)を生成する。
【0023】2つ目は、受信部1のA/D変換器13、
送信部3のD/A変換器31、ダイバーシティ合成部2
及びフィルタ係数演算部5において使用するサンプリン
グ周波数fsのクロック(以下「サンプリングクロックf
s」という)を生成する。
【0024】3つ目は、フィルタ係数演算部5内の伝送
路応答演算回路51における系統数Lの離散フーリエ変
換(DFT、FFT)のウィンドウ位置を設定するため
に共通に使用するシンボルタイミングクロックを発生す
る。
【0025】次に、以上のように構成されるOFDMデ
ジタル信号中継装置の動作を図1を用いて説明する。
【0026】このOFDMデジタル信号中継装置では、
OFDMデジタル信号は、受信部1とダイバーシティ合
成部2と送信部3のみを中継伝送される。
【0027】有効シンボル長Tu、キャリア数KのOFD
Mデジタル信号の変復調は、サンプリングクロックfsに
より、分点数Noの逆離算フーリエ変換(IDFT、IF
FT)と分点数Noの離散フーリエ変換(DFT、FF
T)によって行われる。
【0028】このとき、サンプリングクロックfsは、分
点数Noと有効シンボル長Tuとの比(fs=No/Tu)で与え
られる。また、分点数Noとキャリア数Kとは、No>Kの
関係がある。
【0029】受信部1では、当該中継局の親局から送信
されてきたOFDMデジタル信号の送信電波が、ブラン
チ数L(l=0,1,2,…,L−1)のスペースダイ
バーシティアンテナによって受信される。その受信され
た系統数Lの受信信号は、系統数Lのダウンコンバータ
12において、同期回路部4から供給される共通のロー
カル信号Loにより、それぞれRF周波数帯から複素ベー
スバンド信号に変換される。
【0030】さらに、系統数LのA/D変換器13にお
いて、同期回路部4から供給される共通のサンプリング
クロックfsによりデジタル信号に変換される。
【0031】ダイバーシティ合成部2では、A/D変換
器13にてデジタル化されたL系統の複素ベースバンド
信号が、Mタップのトランスバーサルフィルタによって
構成されるL系統のFIRフィルタ21にそれぞれ入力
された後、信号合成回路22において合成され、1系統
の複素ベースバンド信号となる。
【0032】SFN(Single Frequency Network)で
は、サービスエリア内の全ての送信局は、同一周波数で
同一内容のODFM変調波を送信している。したがっ
て、中継局は、中継伝送する送受信信号の周波数を同一
にする必要がある。
【0033】即ち、送信部3では、ダイバーシティ合成
部2から出力された1系統の複素ベースバンド信号が、
D/A変換器31において受信部1と共通のサンプリン
グクロックfsによりアナログ信号に変換される。そし
て、変換されたアナログベースバンド信号は、アップコ
ンバータ32において、受信部1と共通のローカル信号
Loにより、RF周波の信号に変換され、増幅器34にて
増幅され、アンテナ35から送信される。なお、中継が
SFNでない場合には、CH変換器33で所望の周波数
に変換する。
【0034】以上の中継伝送動作の過程で、同期回路部
4は、上記ローカル信号Lo、サンプリングクロックfsを
精度良く生成して供給する。また、同期回路部4は、シ
ンボルタイミングクロックを精度良く発生し、フィルタ
係数演算部5内の伝送路応答演算回路51に供給する。
【0035】さて、フィルタ係数演算部5における伝送
路応答演算回路51では、L系統の複素ベースバンド信
号に基づき系統毎に伝送路の周波数応答Hl(k)を求め
る。周波数応答Hl(k)は、系統lのOFDM信号のキャ
リアkに作用する周波数応答を意味する。OFDMデジ
タル信号には、伝送路推定に利用できる受信側既知のデ
ータが挿入されており、ここではそれをパイロットと呼
ぶ。
【0036】周波数応答Hl(k)は、受信信号を分点数No
の離散フーリエ変換(DFT、FFT)し、その出力か
ら抽出したパイロットの値を既知のパイロットの値で複
素除算することにより求める。
【0037】フィルタ係数演算部5における周波数重み
付係数演算回路52では、伝送路応答演算回路51で求
められたL系統の周波数応答Hl(k)に基づき、L系統の
ダイバーシティ合成用のキャリア毎の重み付け係数Wl
(k)を求め、フィルタ係数演算回路53に出力する。
【0038】このキャリア重み付け係数Wl(k)は、最大
比合成の場合は、系統毎に次の式(1)ように与える。
【0039】
【数1】
【0040】また、このキャリア毎の重み付け係数Wl
(k)は、等利得合成の場合は、系統毎に次の式(2)よ
うに与える。
【0041】
【数2】
【0042】また、このキャリア毎の重み付け係数Wl
(k)は、選択合成の場合は、系統毎に次の式(3)よう
に与える。
【0043】
【数3】
【0044】次いで、フィルタ係数演算部5におけるフ
ィルタ係数演算回路53では、入力するL系統のダイバ
ーシティ合成用のキャリア毎の重み付け係数Wl(k)に基
づき、系統毎にNo−K個のヌルデータを加え、分点数No
の逆離散フーリエ変換(IDFT、IFFT)を行うこ
とによりNo個のフィルタ係数wl(m)を求め、ダイバーシ
ティ合成部2のFIRフィルタ21の対応するタップに
出力する。
【0045】このとき、フィルタ係数演算部5の逆離散
フーリエ変換(IDFT、IFFT)の分点数Noとダイ
バーシティ合成部2のFIRフィルタ21が備えるタッ
プ数Mとは、M≦Noの関係にある。
【0046】このNo個のフィルタ係数wl(m)(m=0,
1,2,…,No-1)のうち、m=0,1,2,…M−1
のM個のフィルタ係数wl(m)をダイバーシティ合成部2
における系統1のFIRフィルタ21にフィルタ係数と
して与えられる。
【0047】これにより、L系統のFIRフィルタ21
を構成するトランスバーサルフィルタでは、系統別に適
応的に重み付けされたフィルタ係数が与えられることに
なるので、受信部1で得られたL系統の複素ベースバン
ドデジタル信号は、L系統のFIRフィルタ21を通過
することにより周波数特性が適応的に変更されることに
なる。
【0048】以上のように、この実施の形態によれば、
OFDMデジタル信号を非再生中継する場合において、
OFDMデジタル信号の受信電波がフェージングを受け
た場合に、従来より大きな受信レベルが確保できるの
で、受信CN比を大きくすることができる。また、受信
したOFDMデジタル信号をダイバーシティ合成するの
で、CN比をさらに改善することができるようになる。
【0049】また、同期回路部4が、受信部1の複数系
統のベースバンドデジタル信号の任意の1系統を選択
し、その1系統の信号に同期するサンプリングクロック
を発生する手段と、その1系統の信号のキャリア再生を
行って受信部1と送信部3で使用する周波数変換のため
の基準ローカル信号を発生する手段として機能してい
る。
【0050】これにより、それぞれの系統のOFDMデ
ジタル信号の周波数が一致し、なおかつサンプリング周
波数が一致するようになる。したがって、当該中継装置
でダイバーシティ合成する際に、精度の高い合成が行え
るようになる。
【0051】また、フィルタ係数演算部5が、受信した
複数系統のOFDMデジタル信号の各々についてキャリ
ア毎の伝送路の周波数応答を得る手段と、その周波数応
答から複数系統のOFDM信号のダイバーシティ合成を
行うためのキャリア毎の重み付け係数を系統毎に得る手
段と、その系統毎のキャリア毎の重み付け係数を逆離散
フーリエ変換してFIRフィルタ21に与えるべきフィ
ルタ係数を得る手段として機能している。
【0052】これにより、各系統のOFDMデジタル信
号をダイバーシティ合成する際に、OFDMデジタル信
号のキャリア毎に重み付け係数を与えることができ、ど
のキャリアについても同相合成が行えるようになり、ダ
イバーシティ合成後のOFDMデジタル信号全体のCN
比を大きくすることができるようになる。
【0053】また、フィルタ係数演算部5が、ダイバー
シティ合成が最大比合成、もしくは等利得合成、もしく
は選択合成となるようなキャリア毎の重み付け係数を系
統毎に得る手段として機能している。
【0054】これにより、各系統のOFDMデジタル信
号をダイバーシティ合成する際に、OFDMのキャリア
毎に最大比合成もしくは等利得合成もしくは選択合成と
なるように、キャリア毎に重み付け係数が得られるた
め、OFDMのダイバーシティ合成として、キャリア毎
にCN比を大きくすることができるようなる。
【0055】さらに、フィルタ係数演算部5には、ダイ
バーシティ合成後のOFDM信号の各々のキャリアの電
力が等しくなるようなキャリア毎の重み付け係数を系統
毎に得る手段として機能させることができる。
【0056】これによれば、ダイバ−シティ合成後のキ
ャリアの電力を等しくすることができるので、当該中継
装置の送信出力を有効に使用することができるようにな
る。
【0057】(第2の実施形態)図2は、本発明の第2
の実施形態に係るOFDMデジタル信号中継装置の構成
を示すブロック図である。
【0058】図2に示すように、この第2の実施形態で
は、図1に示した第1の実施形態のOFDMデジタル信
号中継装置における伝送路応答演算回路51と周波数重
み付係数演算回路52の間に、周波数間引き回路54を
挿入し、伝送路応答演算回路51でキャリア毎に得られ
た周波数応答から一部のキャリアの周波数応答を間引く
ようにしたものである。
【0059】図3は、周波数間引き回路54の動作説明
図である。図3において、周波数間引き回路54では、
伝送路応答演算回路51からの系統毎のK個の周波数応
答Hl(k)にNo−K個のヌルデータを加えたNo個の周波数
応答Hl(n)に対し1/Nの間引きを行い、No/N個の周
波数応答Hl(n)を得る。
【0060】Nは、2,4,8,…と変化させる。N=
2の場合には,No/2個の周波数応答Hl(n)が得られ、
N=4の場合には,No/4個の周波数応答Hl(n)が得ら
れる。
【0061】周波数間引き回路54では、このようにし
て得られたNo/N個の周波数応答Hl(n)からヌルデータ
を除いたK/Nの周波数応答Hl(n)を出力する。
【0062】周波数重み付係数演算回路52では、各系
統のキャリア毎にK/N個の重み付け係数Wl(k)を出力
する。
【0063】フィルタ係数演算回路53では、入力する
L系統のダイバーシティ合成用のキャリア毎の重み付け
係数Wl(k)に基づき、系統毎に(No−K)/N個のヌル
データを加え、分点数No/Nの逆離散フーリエ変換(I
DFT、IFFT)を行うことによりフィルタ係数wl
(m)を出力する。
【0064】このとき、フィルタ係数演算部5の逆離散
フーリエ変換(IDFT、IFFT)の分点数Noとダイ
バーシティ合成部2のFIRフィルタ21を構成するト
ランスバーサルフィルタのタップ数Mとは、M≦No/N
の関係にある。
【0065】このNo/N個のフィルタ係数wl(m)(m=
0,1,2,…,No/N−1)のうち、m=0,1,
2,…M−1のM個のフィルタ係数wl(m)をダイバーシ
ティ合成部2における系統1のFIRフィルタ21にフ
ィルタ係数として与えられる。
【0066】なお、図2において、周波数間引き回路5
4は、周波数重み付係数演算回路52とフィルタ係数演
算回路53の間に挿入しても良い。
【0067】つまり、この第2の実施形態では、フィル
タ係数演算部5において、キャリア毎に得られた周波数
応答から一部のキャリアの周波数応答を間引く手段、も
しくはキャリア毎の重み付け係数から一部のキャリアの
重み付け係数を間引く手段を設けるようにしてある。
【0068】これにより、周波数重み付係数演算回路5
2とフィルタ係数演算回路53の演算規模を小さくする
ことができるようになる。
【0069】また、ダイバーシティ合成部2の系統毎の
FIRファイルタ21を構成するトランスバーサルフィ
ルタのタップ数も小さくすることができ、回路規模の縮
小が可能となる。
【0070】(第3の実施形態)第3の実施形態は、第
1の実施形態と第2の実施形態の双方または一方に次の
事項を追加して構成したものである。
【0071】即ち、第1の実施形態と第2の実施形態の
双方または一方のOFDMデジタル信号中継装置におい
て、受信部1の各系統に、ブランチ数Lのスペースダイ
バーシティアンテナ11の受信信号に対し個別の利得を
持つ信号増幅器を挿入する。
【0072】この信号増幅器は、各系統毎にその後のダ
ウンコンバータ12とA/D変換器13において最適な
信号レベルとなるように利得glを制御するAGC回路を
備えている。
【0073】各系統毎の信号増幅器は、増幅した受信O
FDMデジタル信号を出力する他、各系統毎にAGCで
求めた利得情報glを伝送路応答演算回路51に出力して
いる。
【0074】伝送路応答演算回路51では、系統毎に求
められた伝送路の周波数応答Hl(k)に1/glを乗じた値
(1/gl)Hl(k)を、利得補正された周波数応答Hl(k)
として出力する。
【0075】このように、この第3の実施形態では、受
信部1の各系統毎に設けた増幅器の利得情報を得る手段
と、受信した複数系統のOFDMデジタル信号の各々に
ついて得られたキャリア毎の伝送路の周波数応答を各系
統毎に得られた利得値で除算する手段とを備える。
【0076】これにより、受信部の各系統に設ける増幅
器の利得が異なっても、系統毎に正しい伝送路の周波数
応答を求めることが可能となるので、各系統へのOFD
Mデジタル信号の入力レベルが異なっても、効果的なダ
イバーシティ合成ができるようになる。
【0077】(第4の実施形態)この第4の実施形態
は、異なる周波数で送られてきた同一変調内容の複数の
OFDMデジタル信号を中継伝送するOFDMデジタル
信号中継装置に関する。
【0078】このOFDMデジタル信号中継装置は、上
記第1〜第3の実施の形態におけるOFDMデジタル信
号中継装置の受信部1を次のように構成することにより
実現できる。
【0079】即ち、第1〜第3の実施形態で示す受信部
1において、L個の異なる送信周波数で送信されてきた
同一変調内容のOFDMデジタル信号を、1以上の受信
アンテナで受信し、バンドパスフィルタによって分波
し、系統数Lのダウンコンバータにそれぞれ入力するよ
うにする。そして、系統数Lのダウンコンバータに同期
回路部4から異なる周波数のローカル信号を入力して、
系統数Lの複素ベースバン信号に変換する。以降は、第
1〜第3の実施形態と同様である。これにより、変調内
容は同一であるが、周波数が異なる複数のODFMデジ
タル信号の中継伝送を、第1〜第3の実施形態と同様の
効果を奏しつつ実施することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
変調内容が同一で、周波数が同一または異なる複数のO
FDMデジタル信号の非再生中継伝送において、OFD
Mデジタル信号の受信電波がフェージングを受けていて
も受信レベルを大きくすることができるようにして、受
信したOFDMデジタル信号の特性劣化を改善でき、さ
らに、送信するOFDMデジタル信号の送信波各々のキ
ャリアの電力を等しくすることにより中継装置の送信出
力を有効に使用することを可能とするOFDMデジタル
信号中継装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るOFDMデジタ
ル信号中継装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るOFDMデジタ
ル信号中継装置の構成を示すブロック図である。
【図3】周波数間引き回路の動作説明図である。
【図4】従来のOFDMデジタル信号中継装置の構成例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 受信部 2 ダイバーシティ合成部 3 送信部 4 同期回路部 5 フィルタ係数演算部 11 ブランチ数Lのスペースダイバーシティアンテナ 12 系統数Lのダウンコンバータ(Down/co
n) 13 系統数LのA/D変換器 21 系統数LのFIRフィルタ 22 信号合成回路 31 D/A変換器 32 アップコンバータ(Up/con) 33 チャンネル変換器(CH変換器) 34 増幅器 35 送信アンテナ 51 伝送路応答演算回路 52 周波数重み付け係数演算回路 53 フィルタ係数演算回路 54 周波数間引き回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 居相 直彦 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 濱住 啓之 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 澁谷 一彦 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 佐々木 誠 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 Fターム(参考) 5K022 DD01 DD24 DD31 5K059 CC03 DD10 DD35 EE02 5K072 AA22 BB02 BB27 GG01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数及び変調内容が同一のOFDMデ
    ジタル信号を中継伝送するOFDMデジタル信号中継装
    置であって、 前記ODFMデジタル信号の送信波を受信する複数の受
    信アンテナと、 前記複数の受信アンテナで受信された複数系統の受信信
    号をそれぞれベースバンドデジタル信号に変換する手段
    と、 前記変換された複数系統のベースバンドデジタル信号
    を、それぞれ、タップ係数が与えられたFIRフィルタ
    でフィルタ処理することにより各系統のベースバンドデ
    ジタル信号の周波数特性を変更する手段と、 前記FIRフィルタ通過後の各系統のベースバンドデジ
    タル信号を合成する手段と、 前記合成後のベースバンドデジタル信号を所望送信周波
    数のOFDMデジタル信号送信波に変換する手段と、 を備えたことを特徴とするOFDMデジタル信号中継装
    置。
  2. 【請求項2】 異なる周波数で送られてきた同一変調内
    容の複数のOFDMデジタル信号を中継伝送するOFD
    Mデジタル信号中継装置であって、 前記変調内容が同一でも周波数が異なる複数のOFDM
    デジタル信号の送信波を受信する1以上の受信アンテナ
    と、 前記1以上の受信アンテナで受信された周波数が異なる
    複数のOFDMデジタル信号をバンドパスフィルタによ
    って所望の周波数帯域の受信信号成分に分波する手段
    と、 前記分波された複数系統の受信信号をそれぞれベースバ
    ンドデジタル信号に変換する手段と、 前記変換された複数系統のベースバンドデジタル信号
    を、それぞれ、タップ係数が与えられたFIRフィルタ
    でフィルタ処理することにより各系統のベースバンドデ
    ジタル信号の周波数特性を変更する手段と、 前記FIRフィルタ通過後の各系統のべースバンドデジ
    タル信号を合成する手段と、 前記合成後のベースバンドデジタル信号を所望送信周波
    数のOFDMデジタル信号送信波に変換する手段と、 を備えたことを特徴とするOFDMデジタル信号中継装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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