JP2002158547A - 最適な直線性を有する増幅装置 - Google Patents
最適な直線性を有する増幅装置Info
- Publication number
- JP2002158547A JP2002158547A JP2001274864A JP2001274864A JP2002158547A JP 2002158547 A JP2002158547 A JP 2002158547A JP 2001274864 A JP2001274864 A JP 2001274864A JP 2001274864 A JP2001274864 A JP 2001274864A JP 2002158547 A JP2002158547 A JP 2002158547A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amplifier
- signal
- gain
- value
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/08—Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements
- H03F1/22—Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements by use of cascode coupling, i.e. earthed cathode or emitter stage followed by earthed grid or base stage respectively
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/32—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
- H03F1/3211—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion in differential amplifiers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/60—Amplifiers in which coupling networks have distributed constants, e.g. with waveguide resonators
- H03F3/602—Combinations of several amplifiers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/68—Combinations of amplifiers, e.g. multi-channel amplifiers for stereophonics
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【解決手段】カスケード状に配置された第１および第２
の増幅器ＡＭＰ１およびＡＭＰ２を備えた増幅装置ＡＤ
に関し、それぞれの増幅器は、フィードバック・ループ
Ｚi（ここで、i＝1または2）が与えられ、Ａi/(1+Ａi・
Ｚi)に等しいゲイン特性Ｇiを有する。本発明によれ
ば、第１の増幅器ＡＭＰ１のゲイン特性Ｇiの逆数の値
は、第２の増幅器ＡＭＰ２のゲイン特性Ｇ２の3乗の逆
数の値の3倍、即ち、(1/Ｇ1)＝3/(Ｇ2)３ほぼ等しい。 【効果】最適な直線性を有する増幅装置ＡＤが提供され
る。増幅装置ＡＤはオーディオやビデオ信号の増幅に適
用される。
の増幅器ＡＭＰ１およびＡＭＰ２を備えた増幅装置ＡＤ
に関し、それぞれの増幅器は、フィードバック・ループ
Ｚi（ここで、i＝1または2）が与えられ、Ａi/(1+Ａi・
Ｚi)に等しいゲイン特性Ｇiを有する。本発明によれ
ば、第１の増幅器ＡＭＰ１のゲイン特性Ｇiの逆数の値
は、第２の増幅器ＡＭＰ２のゲイン特性Ｇ２の3乗の逆
数の値の3倍、即ち、(1/Ｇ1)＝3/(Ｇ2)３ほぼ等しい。 【効果】最適な直線性を有する増幅装置ＡＤが提供され
る。増幅装置ＡＤはオーディオやビデオ信号の増幅に適
用される。
Description
【０００１】本発明は、カスケード状（in cascade）に
配置された第１および第２の増幅器を備えている増幅装
置であって、それぞれの増幅器が、あるゲイン特性を有
し、フィードバック・ループを有する増幅装置に関す
る。
配置された第１および第２の増幅器を備えている増幅装
置であって、それぞれの増幅器が、あるゲイン特性を有
し、フィードバック・ループを有する増幅装置に関す
る。
【０００２】このような装置は、マグローヒル社（McGr
aw-Hill International）によって出版された、Mr.Serg
io Francoによる“Design with Operational Amplifier
s and Analog Integrated Circuits”というマニュアル
の２２３ページに記載されている。
aw-Hill International）によって出版された、Mr.Serg
io Francoによる“Design with Operational Amplifier
s and Analog Integrated Circuits”というマニュアル
の２２３ページに記載されている。
【０００３】この文書には、その２つの増幅器の間の全
体としての装置のゲインを等しく分配すること、即ち、
装置としてできるだけ大きな通過帯域（passband）を得
るという観点から、第１の増幅器および第２の増幅器の
ゲイン特性に等しい値を割り当てることが推奨されてい
る。
体としての装置のゲインを等しく分配すること、即ち、
装置としてできるだけ大きな通過帯域（passband）を得
るという観点から、第１の増幅器および第２の増幅器の
ゲイン特性に等しい値を割り当てることが推奨されてい
る。
【０００４】この文書は、増幅装置の直線性については
触れていない。しかし、信号の増幅が必要とされている
ほとんどの装置において、増幅された信号値は増幅され
た信号値に関して直線的に上昇すべきであり、そのこと
は、信号が伝達する情報を変化させてしまう増幅信号に
おいて生じているひずみの危険性を容認しなければなら
ないことを意味する。
触れていない。しかし、信号の増幅が必要とされている
ほとんどの装置において、増幅された信号値は増幅され
た信号値に関して直線的に上昇すべきであり、そのこと
は、信号が伝達する情報を変化させてしまう増幅信号に
おいて生じているひずみの危険性を容認しなければなら
ないことを意味する。
【０００５】本発明の目的は、許容できる通過帯域を維
持しつつも、２段からなる増幅装置の直線性の観点にお
ける実行を最適にすることである。
持しつつも、２段からなる増幅装置の直線性の観点にお
ける実行を最適にすることである。
【０００６】通過帯域を最適化するために常に推奨され
ていたゲインの分配は増幅装置の最も良い可能性のある
直線性につながるものではない、ということを発明者は
実際に発見した。本発明によれば、初頭の段落において
記載した増幅回路は、第１の増幅器のゲイン特性の逆数
の値が第２の増幅器のゲイン特性を3乗にしたものの逆
数の3倍にほぼ等しいことを特徴とする。
ていたゲインの分配は増幅装置の最も良い可能性のある
直線性につながるものではない、ということを発明者は
実際に発見した。本発明によれば、初頭の段落において
記載した増幅回路は、第１の増幅器のゲイン特性の逆数
の値が第２の増幅器のゲイン特性を3乗にしたものの逆
数の3倍にほぼ等しいことを特徴とする。
【０００７】前述の選択がその増幅装置の直線性の値を
最大にするということをこれから記述する。
最大にするということをこれから記述する。
【０００８】もちろんのこと、第１および第２の増幅器
の多数の実施の形態は、当業者に知られており、可能で
ある。
の多数の実施の形態は、当業者に知られており、可能で
ある。
【０００９】これらの実施の形態の１つによると、各増
幅器は、反転演算増幅器（operational inverting ampl
ifier）を含む。
幅器は、反転演算増幅器（operational inverting ampl
ifier）を含む。
【００１０】他の実施の形態によれば、各増幅器は、非
反転演算増幅器を含む。
反転演算増幅器を含む。
【００１１】さらに他の実施の形態によれば、各増幅器
は、それ自体カスケード状に配置された複数の増幅器を
含み得る。
は、それ自体カスケード状に配置された複数の増幅器を
含み得る。
【００１２】本発明の範囲は、無数の用途、例えば、テ
レビ受像器の信号の増幅器やデコーダのハウジング、無
線電話器内部まで含まれるほど広い。このように、本発
明は、無線電気信号（radioelectric signals）を受信
する装置であって、 ・ そのような信号を受信して、その信号を一般に無線
信号と呼ばれている電気信号へ変換するアンテナ・シス
テム、 ・ 無線信号の代表として、いわゆる中間周波数（i
ntermediate frequency）を有する中間信号（intermedi
ate signal）を供給するための周波数コンバータ、 ・ 増幅された中間信号を供給するための請求項１
に記載された増幅装置、 ・ その増幅装置によって供給される信号を復調す
るための復調器および、 ・ 復調された信号を利用するための信号プロセッ
サ、 を有する装置にも関わる。
レビ受像器の信号の増幅器やデコーダのハウジング、無
線電話器内部まで含まれるほど広い。このように、本発
明は、無線電気信号（radioelectric signals）を受信
する装置であって、 ・ そのような信号を受信して、その信号を一般に無線
信号と呼ばれている電気信号へ変換するアンテナ・シス
テム、 ・ 無線信号の代表として、いわゆる中間周波数（i
ntermediate frequency）を有する中間信号（intermedi
ate signal）を供給するための周波数コンバータ、 ・ 増幅された中間信号を供給するための請求項１
に記載された増幅装置、 ・ その増幅装置によって供給される信号を復調す
るための復調器および、 ・ 復調された信号を利用するための信号プロセッ
サ、 を有する装置にも関わる。
【００１３】本発明のこれらのおよび他の特徴は、限定
されない実施の形態および添付図面において開示され、
説明される。
されない実施の形態および添付図面において開示され、
説明される。
【００１４】図１は、カスケード状に配置された第１お
よび第２の増幅器ＡＭＰ１およびＡＭＰ２を備えた増幅
装置ＡＤを図式的に示す。それぞれの増幅器ＡＭＰi
は、ゲインＡ1を有する増幅段を含み、ループ・ゲイン
Ｚ1を有するフィードバック・ループが設けられてい
る。それぞれの増幅器ＡＭＰ1は、このように、Ａi/(1+
Ａi・Ｚi)に等しいゲイン特性Ｇiを有する。Ａi/(1+Ａi
・Ｚi)は、出力信号とこの増幅器ＡＭＰiの入力信号と
間の振幅の比率として定義される。
よび第２の増幅器ＡＭＰ１およびＡＭＰ２を備えた増幅
装置ＡＤを図式的に示す。それぞれの増幅器ＡＭＰi
は、ゲインＡ1を有する増幅段を含み、ループ・ゲイン
Ｚ1を有するフィードバック・ループが設けられてい
る。それぞれの増幅器ＡＭＰ1は、このように、Ａi/(1+
Ａi・Ｚi)に等しいゲイン特性Ｇiを有する。Ａi/(1+Ａi
・Ｚi)は、出力信号とこの増幅器ＡＭＰiの入力信号と
間の振幅の比率として定義される。
【００１５】発明者は、増幅装置ＡＤの直線性LINが次
の式から導かれ得ることを発見した。
の式から導かれ得ることを発見した。
【００１６】(1/LIN)2＝(1/LIN1)2+(G1/LIN2)２ ここで、LINiはI番目の増幅器（ｉth amplifier）の直
線性であり、次のように表現され得る。
線性であり、次のように表現され得る。
【００１７】LINi＝（LINＡi）・（Ａi・Ｚi）３／２ LINＡiは増幅器Ａiに含まれる増幅段での直線性であ
る。
る。
【００１８】第１および第２の増幅器の増幅段が類似し
ており、それらのゲイン特性が互いに等しくかつＡに等
しく、その値はループのゲイン値Ｚ1およびＺ2に比較し
て大きく、即ち、それぞれの増幅器ＡＭＰiのゲイン特
性Ｇiが1／Ｚiに等しい場合に、 (1/LIN)2＝(1/LINＡ２・Ａ３)・[(1/Ｚ1３)＋(Ｇ1２/Ｚ
2３)] を先の式から導き出すことができる。
ており、それらのゲイン特性が互いに等しくかつＡに等
しく、その値はループのゲイン値Ｚ1およびＺ2に比較し
て大きく、即ち、それぞれの増幅器ＡＭＰiのゲイン特
性Ｇiが1／Ｚiに等しい場合に、 (1/LIN)2＝(1/LINＡ２・Ａ３)・[(1/Ｚ1３)＋(Ｇ1２/Ｚ
2３)] を先の式から導き出すことができる。
【００１９】Ｚ＝Ｚ1・Ｚ2であると仮定した場合、LIN2
＝Ｋ・[(Ｚ1３Ｚ３)／(Ｚ1４＋Ｚ３)]である。ここで、
Ｋは本実施の形態において影響のない定数である。
＝Ｋ・[(Ｚ1３Ｚ３)／(Ｚ1４＋Ｚ３)]である。ここで、
Ｋは本実施の形態において影響のない定数である。
【００２０】前述の装置を考えたときに増幅装置のゲイ
ンが固定されるので、先の式のＺ1に関する導関数は、
(Ｋ/Ｄ)Ｚ・Ｚ1２・[3Ｚ３−Ｚ1４]となり、ここで、Ｄ
は分母を表し、その値は常に正の値である。
ンが固定されるので、先の式のＺ1に関する導関数は、
(Ｋ/Ｄ)Ｚ・Ｚ1２・[3Ｚ３−Ｚ1４]となり、ここで、Ｄ
は分母を表し、その値は常に正の値である。
【００２１】上記した導関数は、Ｚ1＜（3Ｚ３）１／４
の場合には正であり、Ｚ1＞（3Ｚ３）１／４の場合には
負である。このように、Ｚ1＝（3Ｚ３）１／４の値に対
応して、即ち、Ｚ1＝3・（Ｚ2）３または(1/Ｇ1)＝3/
(Ｇ2) ３の値にも対応して、増幅装置の直線性LINの最
大になる。
の場合には正であり、Ｚ1＞（3Ｚ３）１／４の場合には
負である。このように、Ｚ1＝（3Ｚ３）１／４の値に対
応して、即ち、Ｚ1＝3・（Ｚ2）３または(1/Ｇ1)＝3/
(Ｇ2) ３の値にも対応して、増幅装置の直線性LINの最
大になる。
【００２２】このように、第２の増幅器ＡＭＰ２のゲイ
ン特性Ｇ２を3乗にしたものの逆数の3倍が、第１の増幅
器ＡＭＰ１のゲイン特性Ｇ１の逆数の値として選択され
た場合には、増幅装置ＡＤは最適な直線性を有する。
ン特性Ｇ２を3乗にしたものの逆数の3倍が、第１の増幅
器ＡＭＰ１のゲイン特性Ｇ１の逆数の値として選択され
た場合には、増幅装置ＡＤは最適な直線性を有する。
【００２３】本実施の形態によれば、増幅装置ＡＤの全
ゲインの値が20dBに設定された場合には、前述の仮定を
考慮すると、Ｇ1・Ｇ2＝10、従って、Ｚ＝Ｚ1・Ｚ2＝0.
1を意味する。
ゲインの値が20dBに設定された場合には、前述の仮定を
考慮すると、Ｇ1・Ｇ2＝10、従って、Ｚ＝Ｚ1・Ｚ2＝0.
1を意味する。
【００２４】増幅装置ＡＤの最大の直線性LINは、Ｚ1＝
0.234、つまり、Ｚ2＝0.427としたときに得られる。従
って、第１の増幅器ＡＭＰ１のゲインＧ1の値は4.27に
近付き、一方で、第２の増幅器ＡＭＰ２のゲインＧ2の
値は2.34に近付く。
0.234、つまり、Ｚ2＝0.427としたときに得られる。従
って、第１の増幅器ＡＭＰ１のゲインＧ1の値は4.27に
近付き、一方で、第２の増幅器ＡＭＰ２のゲインＧ2の
値は2.34に近付く。
【００２５】公知の装置において、２つの増幅器ＡＭＰ
１およびＡＭＰ２の間の装置の全ゲインを等しく分配す
ることが推奨された場合には、前述の増幅器のそれぞれ
のゲインの値は3.33付近になり、その値では増幅装置は
最も良い可能性のある直線性を得ることはできないであ
ろう。
１およびＡＭＰ２の間の装置の全ゲインを等しく分配す
ることが推奨された場合には、前述の増幅器のそれぞれ
のゲインの値は3.33付近になり、その値では増幅装置は
最も良い可能性のある直線性を得ることはできないであ
ろう。
【００２６】しかし、本発明により推奨される第１およ
び第２の増幅器ＡＭＰ１およびＡＭＰ２のゲインの値
は、本発明による装置の通過帯域の幅が容認できるほど
に公知の装置において推奨されてきた値に近い。
び第２の増幅器ＡＭＰ１およびＡＭＰ２のゲインの値
は、本発明による装置の通過帯域の幅が容認できるほど
に公知の装置において推奨されてきた値に近い。
【００２７】図２は、本発明による増幅装置ＡＤの実施
の形態の機能についての回路である。本実施の形態によ
れば、各増幅器ＡＭＰiは反転演算増幅器ＡＯiを含む。
の形態の機能についての回路である。本実施の形態によ
れば、各増幅器ＡＭＰiは反転演算増幅器ＡＯiを含む。
【００２８】実際には、各演算増幅器ＡＯｉは、本実施
の形態においてグランドを形成する基準電圧端子に接続
された非反転入力端子と、第１の抵抗器Ｒi1を介して増
幅器ＡＭＰiの入力に接続され、演算増幅器ＡＯiの出力
によって形成された増幅器ＡＭＰiの出力に第２の抵抗
器Ｒi2を介して接続された反転入力端子とを備えてい
る。
の形態においてグランドを形成する基準電圧端子に接続
された非反転入力端子と、第１の抵抗器Ｒi1を介して増
幅器ＡＭＰiの入力に接続され、演算増幅器ＡＯiの出力
によって形成された増幅器ＡＭＰiの出力に第２の抵抗
器Ｒi2を介して接続された反転入力端子とを備えてい
る。
【００２９】本実施の形態によれば、それぞれの増幅器
ＡＭＰiのゲイン特性Ｇiの絶対値はＲi2／Ｒi1と表され
ることは公知である。本発明による前述した実施の形態
に戻り、次の比率が増幅装置ＡＤの最適な直線性を得る
ために選択される。即ち、Ｒ12／Ｒ11＝4.27およびＲ22
／Ｒ21＝2.34である。
ＡＭＰiのゲイン特性Ｇiの絶対値はＲi2／Ｒi1と表され
ることは公知である。本発明による前述した実施の形態
に戻り、次の比率が増幅装置ＡＤの最適な直線性を得る
ために選択される。即ち、Ｒ12／Ｒ11＝4.27およびＲ22
／Ｒ21＝2.34である。
【００３０】図３は、本発明による増幅装置ＡＤの他の
実施の形態による機能を示す回路図である。本実施の形
態において、それぞれの増幅器ＡＭＰiは非反転演算増
幅器ＡＯiを備える。
実施の形態による機能を示す回路図である。本実施の形
態において、それぞれの増幅器ＡＭＰiは非反転演算増
幅器ＡＯiを備える。
【００３１】実際には、それぞれの非反転演算増幅器Ａ
Ｏiは、増幅器ＡＭＰiの入力を形成する非反転入力端子
と、本実施の形態においてグランドを形成する基準電圧
端子に第１の抵抗器Ｒi1を介して接続され、演算増幅器
ＡＯiの出力によって形成された増幅器ＡＭＰiの出力に
第２の抵抗器Ｒi2を介して接続された反転入力端子とを
備えている。
Ｏiは、増幅器ＡＭＰiの入力を形成する非反転入力端子
と、本実施の形態においてグランドを形成する基準電圧
端子に第１の抵抗器Ｒi1を介して接続され、演算増幅器
ＡＯiの出力によって形成された増幅器ＡＭＰiの出力に
第２の抵抗器Ｒi2を介して接続された反転入力端子とを
備えている。
【００３２】本実施の形態によれば、それぞれの増幅器
ＡＭＰiのゲイン特性Ｇiは、1+（Ｒi2／Ｒi1）と表され
ることは公知である。本発明による前述した実施の形態
に戻り、次の比率が増幅装置ＡＤの最適な直線性を得る
ために選択される。即ち、Ｒ12／Ｒ11＝3.27およびＲ22
／Ｒ21＝1.34である。
ＡＭＰiのゲイン特性Ｇiは、1+（Ｒi2／Ｒi1）と表され
ることは公知である。本発明による前述した実施の形態
に戻り、次の比率が増幅装置ＡＤの最適な直線性を得る
ために選択される。即ち、Ｒ12／Ｒ11＝3.27およびＲ22
／Ｒ21＝1.34である。
【００３３】図４は、第1の増幅器ＡＭＰ１のゲイン特
性Ｇ1の変化の関数として図１に示された増幅装置にお
ける直線性LINの変化を示す。非対称のカップ型のよう
な形状のこの曲線は、増幅器の全ゲインが20dBで固定さ
れ、即ち、0＜Ｇ1＜10である場合に、ここで示す場合に
おいてはＧ1＝4.27の最大値を有する。
性Ｇ1の変化の関数として図１に示された増幅装置にお
ける直線性LINの変化を示す。非対称のカップ型のよう
な形状のこの曲線は、増幅器の全ゲインが20dBで固定さ
れ、即ち、0＜Ｇ1＜10である場合に、ここで示す場合に
おいてはＧ1＝4.27の最大値を有する。
【００３４】図５は、本発明の多くの可能な実施の形態
のうちの１つを示す。この図は、無線電気信号を受信す
るための装置であって、 ・ このような信号を受信して、その信号を一般に無線
信号と呼ばれている電気信号へ変換するアンテナ・シス
テム、 ・ 無線信号の代表として、いわゆる中間周波数を
有する中間信号を供給するための周波数コンバータＦＣ
ＯＮＶ、 ・ 増幅された中間信号を供給するための上述され
た増幅装置ＡＤ、 ・ 増幅装置ＡＤによって供給される信号を復調す
るための復調器ＤＥＭおよび、 ・ 復調された信号を利用するための信号プロセッ
サＰＵ、を有する装置を示す。
のうちの１つを示す。この図は、無線電気信号を受信す
るための装置であって、 ・ このような信号を受信して、その信号を一般に無線
信号と呼ばれている電気信号へ変換するアンテナ・シス
テム、 ・ 無線信号の代表として、いわゆる中間周波数を
有する中間信号を供給するための周波数コンバータＦＣ
ＯＮＶ、 ・ 増幅された中間信号を供給するための上述され
た増幅装置ＡＤ、 ・ 増幅装置ＡＤによって供給される信号を復調す
るための復調器ＤＥＭおよび、 ・ 復調された信号を利用するための信号プロセッ
サＰＵ、を有する装置を示す。
【００３５】本発明による増幅器ＡＤを使用することに
よって、信号プロセッサＰＵによって受信された信号に
ひずみをなくし、信号プロセッサＰＵは、当初に伝搬さ
れた情報と一致するこれらの信号から情報を抜き出すこ
とが確実に可能になる。
よって、信号プロセッサＰＵによって受信された信号に
ひずみをなくし、信号プロセッサＰＵは、当初に伝搬さ
れた情報と一致するこれらの信号から情報を抜き出すこ
とが確実に可能になる。
【図１】本発明が実施された場合の増幅装置の回路図。
【図２】本発明による実施の形態における機能を示す回
路図。
路図。
【図３】本発明による他の実施の形態における機能を示
す回路図。
す回路図。
【図４】第１の増幅器のゲインの機能として直線的変化
を意味する曲線を示した図。
を意味する曲線を示した図。
【図５】本発明が実施された場合の受信器を示した機能
の回路図。
の回路図。
フロントページの続き (71)出願人 590000248 Ｇｒｏｅｎｅｗｏｕｄｓｅｗｅｇ １, 5621 ＢＡ Ｅｉｎｄｈｏｖｅｎ， Ｔｈ ｅ Ｎｅｔｈｅｒｌａｎｄｓ (72)発明者 ギヨーム、クリナン フランス国ドゥーブル、ラ、ドリブラン ド、リュ、デ、スマーユ、６ Ｆターム(参考） 5J069 AA01 AA47 CA21 FA12 HA25 KA01 KA32 KA34 KA55 MA08 MA11 SA13 TA01 TA02 5J090 AA01 AA47 CA21 DN02 FA12 GN01 GN06 HA25 KA01 KA32 KA34 KA55 MA08 MA11 MN01 SA13 TA01 TA02
Claims (4)
- 【請求項１】カスケード状に配置された第１および第２
の増幅器を備え、 それぞれの増幅器はゲイン特性を有し、フィードバック
・ループが設けられ、 前記第１の増幅器のゲイン特性の逆数の値は、前記第２
の増幅器のゲイン特性を3乗にしたものの逆数の3倍にほ
ぼ等しいことを特徴とする増幅装置。 - 【請求項２】それぞれの増幅器は反転演算増幅器を有す
ることを特徴とする請求項１に記載の増幅装置。 - 【請求項３】それぞれの増幅器は非反転演算増幅器を有
することを特徴とする請求項１に記載の増幅装置。 - 【請求項４】前記信号を受信して、該信号を一般に無線
信号と呼ばれている電気信号へ変換するアンテナ・シス
テムと、 無線信号の代表として、いわゆる中間周波数を有する中
間信号を供給するための周波数コンバータと、 増幅された中間信号を供給するための請求項１に記載さ
れた増幅装置と、 前記増幅装置によって供給される前記信号を復調するた
めの復調器と、 復調された信号を利用するための信号プロセッサと、を
備えた無線電気信号を受信する装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR0011590A FR2814008A1 (fr) | 2000-09-12 | 2000-09-12 | Dispositif d'amplification a linearite optimisee |
| FR0011590 | 2000-09-12 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002158547A true JP2002158547A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=8854195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001274864A Pending JP2002158547A (ja) | 2000-09-12 | 2001-09-11 | 最適な直線性を有する増幅装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6642783B2 (ja) |
| EP (1) | EP1187311A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002158547A (ja) |
| KR (1) | KR20020021012A (ja) |
| FR (1) | FR2814008A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101401300B (zh) * | 2006-03-09 | 2012-03-21 | Nxp股份有限公司 | 放大级 |
| CA2753575C (en) * | 2009-02-25 | 2014-05-13 | Thx, Ltd. | Low dissipation amplifier |
| US7965139B1 (en) | 2010-03-05 | 2011-06-21 | Texas Instruments Incorporated | Amplifier offset and noise reduction in a multistage system |
| US9413296B2 (en) * | 2014-04-04 | 2016-08-09 | Qualcomm Incorporated | Amplifier with enhanced linearity |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3863173A (en) * | 1974-06-03 | 1975-01-28 | Gen Electric | Amplifier circuit for minimizing voltage offset |
| US4132957A (en) * | 1977-10-26 | 1979-01-02 | Hekimian Laboratories, Inc. | Programmable amplifier |
| US4320351A (en) * | 1980-02-25 | 1982-03-16 | Sri International | Differential amplifying system with bootstrapping |
| US4555668A (en) * | 1983-10-14 | 1985-11-26 | American Microsystems, Inc. | Gain amplifier |
| US4897617A (en) * | 1989-02-28 | 1990-01-30 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Domino effect amplifier |
| AUPN204295A0 (en) * | 1995-03-29 | 1995-04-27 | Hildebrandt, William James | Amplifying circuit |
| JPH0927722A (ja) * | 1995-07-12 | 1997-01-28 | Fuji Xerox Co Ltd | ゲイン可変増幅装置 |
| US6133790A (en) * | 1998-09-17 | 2000-10-17 | Motorola, Inc. | In-line, unbalanced amplifier, predistortion circuit |
| JP4048648B2 (ja) * | 1999-05-12 | 2008-02-20 | ソニー株式会社 | 高周波増幅回路および受信機 |
-
2000
- 2000-09-12 FR FR0011590A patent/FR2814008A1/fr not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-08-31 EP EP01203280A patent/EP1187311A1/fr not_active Withdrawn
- 2001-09-08 KR KR1020010055255A patent/KR20020021012A/ko not_active Application Discontinuation
- 2001-09-11 JP JP2001274864A patent/JP2002158547A/ja active Pending
- 2001-09-12 US US09/950,851 patent/US6642783B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20020079961A1 (en) | 2002-06-27 |
| US6642783B2 (en) | 2003-11-04 |
| FR2814008A1 (fr) | 2002-03-15 |
| KR20020021012A (ko) | 2002-03-18 |
| EP1187311A1 (fr) | 2002-03-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7196579B2 (en) | Gain-controlled amplifier, receiver circuit and radio communication device | |
| US20020037706A1 (en) | Baseband circuit incorporated in direct conversion receiver free from direct-current offset voltage without change of cut-off frequency | |
| US8050642B2 (en) | Variable gain amplifier and receiver including the same | |
| US7355471B2 (en) | Circuit for DC offset cancellation | |
| US7899420B2 (en) | Wireless transmission device in which transmission output is controlled in feedback control | |
| JP4708384B2 (ja) | 利得切替付低雑音増幅回路 | |
| JP2002158547A (ja) | 最適な直線性を有する増幅装置 | |
| WO2003044949A3 (en) | A communication semiconductor integrated circuit device and a wireless communication system | |
| US6573784B2 (en) | Low power wide bandwidth programmable gain CDS amplifier/instrumentation amplifier | |
| CN216774631U (zh) | 全波整流器电路、对数放大器及芯片 | |
| JP2712923B2 (ja) | Ｓａｔ移相回路 | |
| TWI841604B (zh) | 具有整合式濾波器的音頻放大器 | |
| US7286017B2 (en) | Controllable RF broadband and amplifier with a constant input impedance | |
| US6995610B2 (en) | Amplifier and radio frequency tuner | |
| WO2013175681A1 (ja) | ダイレクトコンバージョン方式の受信機 | |
| JP4310003B2 (ja) | 利得可変増幅回路および利得制御回路並びに通信機器 | |
| JP2005520385A (ja) | 種々のモードを有する前段増幅器 | |
| JP3315948B2 (ja) | 無線装置とその利得の制御方法 | |
| JP2009529821A (ja) | 増幅段 | |
| JP2000323947A (ja) | 可変利得増幅器、自動利得制御増幅器、自動利得制御システムおよび無線受信機 | |
| JP2009010875A (ja) | 差動増幅回路 | |
| JP2003046341A (ja) | Ｉｆアンプ回路およびｒｓｓｉ回路系 | |
| JP2006121135A (ja) | 可変利得回路及びそれを用いた撮像装置 | |
| JPH1041758A (ja) | 半導体集積回路 | |
| KR20000025490A (ko) | 자동 트래킹 보정장치 |