JP2002157731A - 記録媒体及び磁気記憶装置 - Google Patents

記録媒体及び磁気記憶装置

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JP2002157731A
JP2002157731A JP2000359478A JP2000359478A JP2002157731A JP 2002157731 A JP2002157731 A JP 2002157731A JP 2000359478 A JP2000359478 A JP 2000359478A JP 2000359478 A JP2000359478 A JP 2000359478A JP 2002157731 A JP2002157731 A JP 2002157731A
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JP
Japan
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medium
lubricant
magnetic
recording medium
head
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Pending
Application number
JP2000359478A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Murakami
和久 村上
Shinsuke Higuchi
晋介 樋口
Kazufumi Azuma
東  和文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスクでは媒体表面上の潤滑剤の飛散が発生
し、摺動耐力を低下させる。 【解決手段】媒体の形状をディスクから円筒型に変更
し、媒体が高速で回転しても潤滑剤が飛散しない様にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録装置に関
し、特に記録媒体にヘッドがデータをリード/ライトを
行う磁気記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置では、データ転
送速度を上げることが要求されている。このため磁気媒
体の回転数を高くすることが必要である。
【0003】また、磁気ディスク装置の記録容量を上げ
るために、磁気媒体の記録密度を上げることが要求され
ている。
【0004】高記録高密度化を実現するためには、磁気
ヘッドの浮上を下げ、磁気ヘッドと磁気媒体の間隙を小
さくすることが方法の1つとして考えられる。このため磁
気ヘッドを低浮上で安定走行させることが必要である。
【0005】磁気ディスク装置は、磁気ヘッドと磁気媒
体が接触をすることがあるので、摺動強度を保つため
に、磁気媒体表面には潤滑剤による潤滑膜が形成されて
いる。
【0006】この潤滑剤は、磁気媒体が回転すると外部
から力を受け、磁気媒体の外周方向へと移動してしま
う。このため時間が経過すると、磁気媒体の内周及び中
周では摺動強度を保つために必要な潤滑剤の量を確保す
ることが困難になる。その結果として、長時間の信頼性
低下が問題となり得る。
【0007】また、磁気媒体の高速回転化に伴い、モー
タの消費電力が上昇する。そのために装置の温度が上が
り、潤滑剤の粘性を下げる。潤滑剤の粘性が下がること
で、潤滑剤は回転飛散し易くなってしまう。
【0008】初期の潤滑剤の量を増やすことで、長時間
後の必要最低量の潤滑剤の確保はある程度可能である
が、潤滑剤の塗布量が多いと潤滑膜厚が厚くなり、磁気
ヘッドの低浮上での安定走行が困難になる。
【0009】潤滑剤の粘性を上げ流動を抑制することで
潤滑剤の回転飛散を抑制することも検討されているが潤
滑剤の回転飛散の抑制と擦動強度の維持を両立するとい
う点では十分とは言えない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】記録媒体上の潤滑剤が
記録媒体と結合している向きに対して、水平方向(せん
断方向)に力を受けることが潤滑剤回転飛散の原因であ
る。潤滑剤は、記録媒体の回転により発生したせん断力
により外周方向へ移動してしまう。
【0011】従って潤滑剤の回転飛散抑制のためには記
録媒体が回転したときに、潤滑剤に働くせん断力を抑制
することが必要である。
【0012】
【課題を解決するための手段】潤滑剤の回転飛散抑制の
ためには、記録媒体が回転した時に潤滑剤に働くせん断
力の発生を抑制することが必要である。
【0013】そのために記録媒体の表面を、記録媒体の
回転半径方向に対して直角の向きに配置した。この結
果、記録媒体が回転しても潤滑剤の回転飛散は抑制され
る。
【0014】本発明に近い公知例としては、特開昭55
−101166号公報、及び特開昭59−213068
号公報が挙げられる。この公知例では、示されたタイプ
のヘッドでは記録媒体の高速回転(5,000rpm以
上)及びヘッドの接触走行(ヘッド/記録媒体間隔1μm
以下)には適さない。
【0015】また、ヘッドの取付け位置の都合上、記録
媒体を複数同心円上に配置して、少スペース/高密度化
することは不可能である。
【0016】本発明では、記録媒体が高速(7,000r
pm以上)で回転しても、ヘッドが記録媒体との間隔1
00μm以下で走行しても問題はない。また、一つの円
筒の中に複数の記録媒体を同心円状に形成できるため、
省スペース、高記録密度化が可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に本発明の概略図を示す。媒
体1が単体(a)と媒体1が複数搭載(b)の例を挙げてい
る。この装置は、モータ4により媒体1に回転を与え
る。回転している媒体に対して、ヘッドスライダ2は、
ヘッドアーム5に支持されて、アクチュエータ6により
媒体1の各シリンダへ移動する。そして媒体1上でデー
タのリード/ライトを行なう。
【0018】従来方式では、10,000rpm500
h後のLub膜厚は初期2.0nm→1.6nmに減少す
るが、本発明の方式では、500hも2.0nmのまま
であり潤滑剤が減少しないことを確認した。
【0019】(b)の例は、媒体1を複数搭載したもので
ある。データのリード/ライトには媒体1の一部分を使
用するのみであるため、媒体1円筒の中央部は空き空間
となる。そのため、この場所に径の小さい円筒型の媒体
1をさらに追加することが可能である。これにより装置
のデータ記憶容量をあげることが出来る。
【0020】図2に本発明の媒体の構成図を示す。本例
は磁気媒体について示している。円筒の外から内側に向
かって、円筒基板11、下地膜10、磁性膜9、保護膜
8、潤滑剤7が形成されている。
【0021】本例では、スパッタリング法による積層タ
イプの磁気媒体を示しているが、媒体としてはこれ以外
にも磁性体の塗布形成、またはメッキによる形成、そし
て、媒体の種類は、光媒体でも適用は可能である。
【0022】図3にデータのリード/ライト方式を示
す。データ転送の高速化、高記録密度化を図る為にリー
ド/ライトヘッドは媒体1上を低浮上するタイプのヘッ
ドスライダ2を使用する。媒体1がモータ4により回転
すると媒体1の回転方向に固定されているヘッドスライ
ダ2との間には空気膜が形成さる。これによりヘッドス
ライダ2は高さ数十nmで浮上をする。ヘッドスライダ
2は、媒体1との距離を数十nmに保ちながら、リード
/ライト素子が、媒体1へデータのリード/ライトを行
なう。
【0023】図4に媒体1のデータのライトパターンを
示す。
【0024】データは、ヘッドスライダ2により、図4
に示す様に媒体1に書き込まれる。そしてヘッドスライ
ダ2は、各トラックで記録されたデータを読む。
【0025】
【発明の効果】媒体1表面には、ヘッドスライダ2及び
媒体1のクラッシュ防止のために潤滑剤7が塗布されて
いる。この潤滑剤7は、ディスクの表面に於いてはディ
スクが回転する為に飛散してしてまい、装置の寿命を低
下させるといった問題が起こる。しかし本発明では、媒
体1の回転により潤滑剤7の飛散は発生しない。
【0026】そのため装置のヘッドスライダ2及び媒体
1のクラッシュを抑制することが可能となり、装置の摺
動信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の構造概略図である。
【図2】本発明の媒体の構成図である。
【図3】データリード/ライトの図である。
【図4】媒体のデータ記録パターン図である。
【符号の説明】
1…媒体、2…ヘッドスライダ、3…リード/ライト素
子、4…モータ、5…ヘッドアーム、6…アクチュエー
タ、7…潤滑剤、8…保護膜、9…磁性膜、10…下地
膜、11…基板、12…データトラック。
フロントページの続き (72)発明者 東 和文 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 Fターム(参考) 5D006 AA01 DA00 FA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒が回転して、円筒内壁に形成された
    磁気媒体にリード/ライトヘッド(以下、ヘッドと称す)
    が、データをリード/ライトすることを特徴とする磁気
    記録装置に使用される記録媒体に於いて、円筒型の記録
    媒体を複数、同心円状に配置された記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録媒体を搭載した磁
    気記録装置。
JP2000359478A 2000-11-21 2000-11-21 記録媒体及び磁気記憶装置 Pending JP2002157731A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005086149A1 (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Pioneer Corporation 円筒状記録媒体の製造方法

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